JP3414486B2 - ノードの通信装置 - Google Patents

ノードの通信装置

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JP3414486B2 JP07947794A JP7947794A JP3414486B2 JP 3414486 B2 JP3414486 B2 JP 3414486B2 JP 07947794 A JP07947794 A JP 07947794A JP 7947794 A JP7947794 A JP 7947794A JP 3414486 B2 JP3414486 B2 JP 3414486B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネットワークに接続
されたノードにおける通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに、ノードとしてVTRな
どの電子機器が接続されている場合、コマンドが例えば
パケットの形で電子機器に到着すると、その電子機器の
メインマイコンに割り込みがかかり、そのメインマイコ
ンが到着したコマンドを処理するようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、メインマイ
コンが、コマンドの到着ごとにその処理を行うと、当然
のことながら、メインマイコンの通常処理の効率が低下
してしまう。
【0004】また、ノードが例えばVTRであるとすれ
ば、VTRの編集などは1フィールド期間が最小単位と
なるため、コマンド処理も1フィールドに1回である。
さらに、ネットワークを通じてメインマイコンにコマン
ドが送られてくるとき、これはメインマイコンの通常処
理に対して非同期である。
【0005】したがって、ネットワークからメインマイ
コンに問い合わせのコマンドが送られたとき、メインマ
イコンがそのコマンドを受け付けるまでに、最大で1フ
ィールド期間の時間がかかり、メインマイコンがその問
い合わせのコマンドに対する応答のデータをネットワー
クに出力するまでに、やはり最大で1フィールド期間の
時間がかかることになる。この結果、ネットワークから
メインマイコンに問い合わせのコマンドが送られてから
応答が得られるまでに、最悪の場合、2フィールド期
間、すなわち、約33.3m秒の時間がかかってしまい、応
答が著しく遅くなってしまう。
【0006】しかも、問い合わせのコマンドが多数のノ
ードから一斉に来た場合には、応答が遅れるだけでな
く、メインマイコンの処理効率が、そのノードの数に比
例して大幅に低下してしまう。
【0007】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、ネットワーク1に接続されたノード2A〜2Cにお
いて、このノード2A〜2Cの処理あるいは制御の中心
的な役割を持つメインマイクロコンピュータ21と、ノ
ードに関する情報を、メインマイクロコンピュータ21
から定期的に受信してバッファに保持する別のマイクロ
コンピュータ22とを設ける。そして、この別のマイク
ロコンピュータ22は、ネットワーク1から送られてき
たコマンドがノード2A〜2Cに関する情報を要求する
コマンドのときには、バッファに保持されている情報の
うちの該当する情報を返送するようにしたものである。
【0009】
【作用】ネットワーク1からコマンドが送られてくる
と、そのコマンドがマイクロコンピュータ22により処
理され、回答を必要とするコマンドのときには、メイン
マイクロコンピュータ21から定期通信を通じて得てい
る情報から回答し、ノード2Aの状態の変化を要求する
コマンドのときには、定期通信を通じてメインマイクロ
コンピュータ21に送信し、ノード2Aをそのコマンド
にしたがった状態に制御する。
【0010】
【実施例】図1に示す例においては、ネットワークに3
つのノードが接続されている場合である。そして、1は
そのネットワーク、2A〜2Cはそのノードで、この例
においては、ノード2A〜2CはVTRである。
【0011】そして、VTR2A〜2Cは、それぞれが
第1〜第3のマイクロコンピュータ21〜23を有す
る。この場合、第1のマイコン21は、制御の中心的な
役割を持つメインマイコンであり、このマイコン21に
よりVTR2A〜2Cにおける本来の処理、すなわち、
通常処理が実行される。また、そのマイコン21の搭載
されているVTRの動作状態などを示す内部情報を、そ
のマイコン21が有している。
【0012】また、第2のマイコン22は問い合わせ処
理用のマイコンであり、これはシリアル通信ラインを通
じてマイコン21に接続され、これらマイコン21、2
2の間で、通信が定期的に、例えば1フィールド期間ご
とに、行われる。そして、この定期通信により、そのマ
イコン21、22の搭載されているVTRの動作状態な
どを示す内部情報が、マイコン21からマイコン22に
伝送され、マイコン22にそのVTRの内部情報が保持
されるとともに、逐次、更新される。また、その定期通
信により、ネットワーク1からのコマンドのうち、所定
のものがマイコン22からマイコン21に転送される。
【0013】さらに、第3のマイコン23は通信処理用
のマイコンであり、このマイコン23を通じてVTR2
A〜2Cは、ネットワーク1との間における通信が実現
される。なお、この例においては、ネットワークプロト
コルはP1394、コマンドプロトコルはD2Bであ
り、通信処理マイコン23はP1394で規定されたパ
ケットの送受信を行うものである。
【0014】そして、VTR2A〜2Cの間でコマンド
をアクセスする場合、これは次のように行われる。すな
わち、例えばVTR2AからVTR2Cにコマンドを発
行する場合を例に採ると、そのコマンドが、VTR2A
のメインマイコン21から出力され、直接、あるいは問
い合わせ処理マイコン22を通じて通信処理マイコン2
3に供給されてP1394パケットに変換され、このパ
ケットがネットワーク1に出力される。
【0015】すると、このネットワーク1に送り出され
たパケットは、その送り先のVTR2Cの通信処理マイ
コン23により受信され、問い合わせ用処理マイコン2
2に割り込みがかけられる。そして、問い合わせ処理マ
イコン22に割り込みがかかると、そのマイコン22に
おいて、例えば図2に示す割り込み処理ルーチン100
が実行される。
【0016】すなわち、マイコン22に割り込みがかか
ると、マイコン22の処理は、ルーチン100のステッ
プ101からスタートし、次にステップ102におい
て、通信処理マイコン23の受信バッファの内容が読み
出されてパケットが取り出され、ステップ103におい
て、ステップ102で取り出されたパケットが、コマン
ドであるかどうかが判別される。
【0017】そして、その取り出されたパケットがコマ
ンドのときには、処理はステップ103からステップ1
04に進み、このステップ104において、そのコマン
ドが、VTRのテープカウンタの値の問い合わせなどの
ように、VTRの現在の状態を問い合わせるコマンドで
あるか、それとも、再生や停止などを指示するコマンド
のように、VTRの現在の状態を変化させるコマンドで
あるかが判別される。
【0018】そして、コマンドが前者、すなわち、VT
Rの現在の状態を問い合わせるコマンドのときには、処
理はステップ104からステップ105に進み、このス
テップ105において、マイコン22とマイコン21と
の定期通信により入手している内部情報から、問い合わ
せの応答のデータ(問い合わせの回答に該当するデー
タ)が取り出され、次にステップ106において、ステ
ップ105で取り出された応答のデータが、通信処理用
のマイコン23に転送され、その後、ステップ107に
おいて、このルーチン100を終了する。
【0019】また、このとき、通信処理マイコン23に
おいては、ステップ106により応答のデータが問い合
わせ処理マイコン22から転送されてくると、これを規
定のパケットの形に整えてネットワーク1に出力する。
【0020】一方、ステップ104において、コマンド
が後者、すなわち、VTRの現在の状態を変化させるコ
マンドのときには、処理はステップ104からステップ
111に進み、このステップ111において、そのコマ
ンドが通信用バッファにセットされる。そして、次に、
マイコン22の処理はステップ112に進み、このステ
ップ112において、処理中であることを示すビジー信
号BUSYを通信処理マイコン23に出力され、その後、ス
テップ107により、このルーチン100を終了する。
【0021】すると、この場合、ステップ111で通信
バッファにセットされたコマンドは、マイコン21と、
マイコン22との間の定期通信を通じて、メインマイコ
ン21に転送され、メインマイコン21は、通常処理の
中で、転送されてきたコマンドを処理し、そのコマンド
の処理を終了したら、これを必要に応じて定期通信を通
じてマイコン22に通知し、さらに、通信処理マイコン
23を通じてネットワーク1に出力する。
【0022】また、ステップ103において、ステップ
102で取り出されたパケットがコマンドではないとき
には、処理はステップ103からステップ121に進
み、このステップ121において、その取り出されたパ
ケットに対応する必要な処理が実行され、その後、ステ
ップ107において、このルーチン100を終了する。
【0023】こうして、VTR2A〜2Cには、問い合
わせ処理用のマイコン22〜22を設け、これがメイン
マイコン21〜21との間で定期的な通信を行ってVT
R2A〜2Cの情報を保持しているとともに、そのマイ
コン22〜22がネットワーク1からのコマンドを処理
しているので、ネットワーク1を通じて問い合わせのコ
マンドが送られてきても、直ちに応答のデータを送り返
すことができる。
【0024】しかも、その問い合わせのコマンドや応答
のデータの処理中であっても、メインマイコン21〜2
1に割り込みのかかることがなく、したがって、通常処
理を続けることができるので、その処理効率の低下がな
い。
【0025】また、送られてきたコマンドがVTRの現
在の状態を変化させるコマンドのときには、問い合わせ
処理マイコン22が直ちにビジー信号BUSYを返送してい
るので、ネットワーク1への返答に遅れを生じることが
ないとともに、メインマイコン21の処理が中断するこ
ともない。さらに、このときのコマンドは、問い合わせ
処理マイコン22と、メインマイコン21との間の次の
定期通信のとき、マイコン21に転送されるので、送ら
れてきたコマンドに対するメインマイコン21の処理
は、メインマイコン21がネットワーク1を直接アクセ
スする場合と同等となる。
【0026】なお、上述において、処理能力に余裕のあ
るマイコンを使用する場合には、問い合わせ処理マイコ
ン22の処理と、通信処理マイコン23の処理とを、1
つのマイコンにより実行することができる。また、上述
においては、メインマイコン21と、問い合わせ処理マ
イコン22との間におけるコマンドや情報の通信を、シ
リアルの通信ラインにより行うとしたが、両方のマイコ
ンに対して共有のメモリを設け、このメモリを通じてコ
マンドや情報を通信することもできる。さらに、その通
信の周期も、メインマイコン21に許される範囲で、任
意に変更することができる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、VTR2A〜2Cに
は、問い合わせ処理用のマイコン22〜22を設け、こ
れがメインマイコン21〜21との間で定期的な通信を
行ってVTR2A〜2Cの情報を保持しているととも
に、そのマイコン22〜22がネットワーク1からのコ
マンドを処理しているので、ネットワーク1を通じて問
い合わせのコマンドが送られてきても、直ちに応答のデ
ータを送り返すことができる。
【0028】しかも、その問い合わせのコマンドや応答
のデータの処理中であっても、メインマイコン21〜2
1に割り込みのかかることがなく、したがって、通常処
理を続けることができるので、その処理効率の低下がな
い。
【0029】また、送られてきたコマンドがVTRの現
在の状態を変化させるコマンドのときには、問い合わせ
処理マイコン22が直ちにビジー信号BUSYを返送してい
るので、ネットワーク1への返答に遅れを生じることが
ないとともに、メインマイコン21の処理が中断するこ
ともない。さらに、このときのコマンドは、問い合わせ
処理マイコン22と、メインマイコン21との間の次の
定期通信のとき、マイコン21に転送されるので、送ら
れてきたコマンドに対するメインマイコン21の処理
は、メインマイコン21がネットワーク1を直接アクセ
スする場合と同等となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一例を示す系統図である。
【図2】割り込み処理ルーチンの一例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2A〜2C VTR(ノード) 21 メインマイクロコンピュータ 22 問い合わせ処理マイクロコンピュータ 23 通信処理マイクロコンピュータ 100 割り込み処理ルーチン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/40 - 12/417 H04L 12/44 - 12/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続された複数のノードに
    おいて、 上記複数のノードのそれぞれは、 処理あるいは制御の中心的な役割を持ち、自ノードに関
    する情報を出力する第1のマイクロコンピュータと、 上記自ノードに関する情報を、上記第1のマイクロコン
    ピュータから定期的に受信してバッファに保持する第2
    のマイクロコンピュタと、 上記ネットワークを通じてノード間の通信を処理する第
    3のマイクロコンピュータとを有し、 上記第2のマイクロコンピュータは、上記ネットワーク
    から送られてきたコマンドが上記自ノードに関する情報
    を要求するコマンドのときには、上記バッファに保持さ
    れている情報のうちの該当する情報を、上記コマンドを
    送ってきたノードに返送するようにしたノードの通信装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のノードの通信装置におい
    て、 上記第2のマイクロコンピュータは、 上記第1のマイクロコンピュータに定期的な送信を行
    い、 上記ネットワークから送られてきたコマンドが上記自ノ
    ードの状態の変化を要求するコマンドのときには、この
    コマンドを、上記定期的な送信を通じて上記第1のマイ
    クロコンピュータに送信するようにしたノードの通信装
    置。
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