JPH11194978A - 伝送データの優先度制御方式 - Google Patents

伝送データの優先度制御方式

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JPH11194978A
JPH11194978A JP10000753A JP75398A JPH11194978A JP H11194978 A JPH11194978 A JP H11194978A JP 10000753 A JP10000753 A JP 10000753A JP 75398 A JP75398 A JP 75398A JP H11194978 A JPH11194978 A JP H11194978A
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JP
Japan
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transmission
data
priority
transmission data
control method
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Application number
JP10000753A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Azuma
弘 吾妻
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ伝送プログラムの制御下でデータを複
数のコンピュータ装置に伝送する際、送信優先度を任意
の時点で人意的に変更する。 【解決手段】 ディスプレイ入出力装置(優先度変更手
段1)に伝送データを表示して、任意の時点で対象伝送
データの優先度変更を行うか対象伝送データより優先度
の高い伝送データを保留中に変更する。これによって、
対象伝送データの優先度を動的に変更して、対象伝送デ
ータを確実に最優先で伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ間の
データ伝送制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ間でデータ伝送を
行う際には、データ伝送の優先度変更、送信保留及び送
信保留解除、並びに送信の最適化等のデータ伝送の効率
化について考慮する必要がある。つまり、コンピュータ
間データ伝送の優先度を最適に制御する必要がある。
【0003】このようなコンピュータ間データ伝送にお
ける制御として、例えば、オンライン業務におけるデー
タ伝送制御が記載された特開昭61−095468号公
報(以下従来技術1という)が知られている。ここで
は、端末制御装置が伝送ブロック送信時間間隔に応じて
データ伝送を行っており、端末装置からの送信要求等に
基づいて伝送ブロック送信時間間隔を動的に変更して、
オンライン業務の特性に応じた効率のよいデータ送信を
行っている。
【0004】さらに、特開昭57−201353号公報
(以下従来技術2という)には、複数のステーションを
備えるシステムにおけるデータ伝送制御が記載されてお
り、ここでは、任意に設定可能な優先レベルに応じて送
信権獲得の優先度制御を行っている。そして、システム
の物理的構成に無関係に緊急度の高いステーションのデ
ータ伝送を優先的に行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来技術1
では、前述のように、端末装置からの送信要求等に応じ
て伝送ブロック送信時間間隔を動的に変更している。従
来技術2では、任意に設定された優先レベルに応じて送
信権獲得の優先度制御を行っており、任意の時点で人意
的に優先ベルを変更できない。従って、データ伝送プロ
グラムでデータ伝送制御を行う場合、送信優先度制御に
おいて優先度を人意的に変更できないという問題点があ
る。
【0006】本発明の目的は、データ伝送プログラムの
制御下でデータを複数のコンピュータに伝送する際、送
信優先度を任意の時点で人意的に変更できることのでき
る優先度制御方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、コンピ
ュータ間でデータ伝送を行う際伝送データの優先度を制
御する制御方式であって、送信側コンピュータには前記
伝送データを管理する制御テーブルが備えられ、前記伝
送データには伝送データ名、伝送宛先、データ件数、及
び伝送優先度が規定され、前記制御テーブルには前記伝
送データ名、伝送宛先、データ件数、及び優先度が制御
情報として格納されており、さらに、前記制御情報に応
じて前記伝送データの伝送優先順位を動的に変更する変
更手段が備えられていることを特徴とする伝送データの
優先度制御方式が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1を参照して、複数のコンピュータ装置
(図示せず)が相互に接続されてシステムが構成させて
いる。各コンピュータ装置には、伝送データを取得する
伝送データ取得手段1と、伝送データを制御テーブル
(図示せず)に格納する制御テーブル格納手段2と、コ
ンソール又は端末等の入力装置であり優先度変更を指令
する優先度変更手段3と、変更された優先度に基づいて
制御を行う伝送データ優先度制御手段4と、制御テーブ
ルの優先に従って伝送するデータ伝送手段5とを備えて
いる。
【0010】ここで用いられるコンピュータ装置は、例
えば、伝送データを記憶する主記憶装置及び外部記憶装
置、コンソール又は端末等のディスプレイ入出力装置、
及びプログラム制御によって動作するデータ処理装置
(ともに図示せず)を備えており、ディスプレイ入出力
装置が優先度変更手段3に対応する。そして、データ処
理装置は、データ伝送プログラムによって伝送データ取
得手段1、制御テーブル格納手段2、伝送データ優先度
制御手段4、及びデータ伝送手段5として動作する。
【0011】この例では、制御テーブルは、記憶装置に
設定されており、例えば、図2に示す構成を備えてい
る。図示のように、制御テーブルは、伝送データ名欄、
伝送先欄、データ件数欄、優先度欄、伝送開始日時欄、
伝送終了日時欄、及び伝送状態欄を備えている。そし
て、伝送データ名欄にはデータ名が、例えば、データ1
乃至nとし格納され、伝送先欄には伝送先がA乃至Dと
して格納される。この例では、コンピュータ装置は少な
くとも5台備えられており、コンピュータ装置Eからコ
ンピュータ装置A乃至Dにデータを伝送する例が記載さ
れている。データ件数欄にはデータ件数がn0 乃至nn
として格納される。優先度欄、伝送開始日時欄、及び伝
送終了日時欄にはそれぞれ優先度、伝送開始日時、及び
伝送終了日時が格納される。そして、伝送状態欄には、
後述するようにして、例えば、“保留中”、“伝送
中”、“伝送済”、又は“伝送待ち”が記載される。
【0012】次に、図1及び図2を参照して、本発明に
よる優先度制御方式について説明する。
【0013】ここでは、コンピュータ装置Eからコンピ
ュータ装置A乃至Dにデータを伝送する場合について説
明する。相手コンピュータ装置に伝送すべきデータが発
生すると、発生通知がデータ伝送プログラムに通知さ
れ、伝送データ取得手段1で記憶媒体から伝送データを
取得して制御テーブル格納手段2に渡す。相手コンピュ
ータ装置に伝送されるデータは伝送データ取得手段1に
よって記憶媒体(主記憶装置及び外部記憶装置)から取
得され、制御テーブル格納手段2に渡される。
【0014】制御テーブル格納手段2は、伝送データ取
得手段1から渡されたデータを検索して、伝送データ
名、伝送宛先、データ件数、及び優先度を制御テーブル
に設定するとともに伝送状態を伝送待ちとしてを制御テ
ーブルに設定する。
【0015】優先度変更手段3は、前述のようにコンソ
ール又は端末等のディスプレイ入出力装置であり、優先
度変更手段3には、図2に示す制御テーブル情報が表示
される。例えば、伝送待ち、伝送中、保留中と伝送済の
処理日のデータが表示される。優先度を任意の時点で変
更する際には、オペレータは制御テーブル情報を見て必
要に応じて優先度を変更するとともに伝送状態を伝送保
留又は伝送保留解除に変更して、優先度変更手段3から
変更情報(優先度変更情報)を入力する。なお、伝送中
または伝送済のデータに関しては入力しても変更されな
い。
【0016】伝送保留状態とする際には、例えば、当該
データが大量のデータ件数であり、そのため、伝送時間
が長時間になる場合に、伝送状態を伝送保留状態に変更
して伝送を一時停止しておき、他の伝送データが少くな
った空きの時に伝送保留解除して伝送を再開する場合に
設定される。つまり、大量のデータ件数で伝送時間が多
く必要なデータは、伝送の閑散時間に伝送できるように
伝送状態を保留中にする。これによって、一時的に伝送
のスケジュールから除外する。伝送状態が保留中のデー
タを伝送する際には、伝送保留解除を入力して、伝送状
態を伝送待ちに変更して伝送スケジュールに組み入れ
る。
【0017】伝送データ優先度制御手段4は、優先度変
更手段3から変更情報を受けて、制御テーブルに変更情
報として設定する。一方、優先度変更手段3から変更情
報が入力されなかった場合には、伝送データ優先度制御
手段4は、制御テーブルにおいて、伝送状態が伝送待ち
状態であるデータを検索して、自動的に相手コンピュー
タ装置に均等に伝送するように優先度を動的に変更して
変更情報を生成する。そして、この変更情報は制御テー
ブル中の対象伝送データの優先度欄に設定される。つま
り、伝送データ優先度制御手段4は、データ件数を比較
して、複数の相手コンピュータ装置に均等にデータ伝送
が行われるように優先度を動的に変更して変更情報とし
て制御テーブル中の伝送対象データの優先度欄に設定す
る。言い換えると、複数の相手コンピュータ装置に均等
にデータ伝送が行われるようにデータ件数を比較して同
一のデータ件数に近くなるように優先度がすでに変更さ
れたデータ以外のデータに対して優先度を動的に変更す
る。これによって、常に複数の相手コンピュータ装置に
データ伝送を行い伝送の効率化を計ることができる。
【0018】データ伝送手段5は、制御テーブルを検索
して伝送状態が伝送待ち状態でかつ優先度が最優先の伝
送データを取得して伝送宛先で示す相手コンピュータ装
置に伝送する。この際、データ伝送手段5は、制御テー
ブル中の伝送対象データの伝送開始日時欄に伝送開始日
時(年月日時分秒)を設定するとともに伝送状態欄に伝
送中を設定して伝送データを相手コンピュータ装置に伝
送する。対象データ件数の伝送を終了すると、データ伝
送手段5は、制御テーブル中の対象データの伝送終了日
時に伝送終了日時(年月日時分秒)を設定するとともに
伝送状態欄に伝送済を設定してデータ伝送を終了する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、任意
の時点で伝送データの優先度をを最優先にするか又は対
象外の伝送データを保留中にするようにしたから、複数
コンピュータ装置にデータを伝送する際、又は特定のコ
ンピュータ装置にデータ伝送する際、後から伝送スケジ
ュールされたデータでも、確実に最優先で伝送できると
いう効果がある。
【0020】さらに、本発明では、伝送待ちのデータを
伝送する際には、データ件数を比較して、同一データ件
数を複数のコンピュータ装置に伝送するように優先度の
調整を行っているから、伝送の効率化が計れるばかりで
なく、複数コンピュータ装置に伝送する際、一方のコン
ピュータ装置には常時伝送中であるが他方のコンピュー
タ装置は伝送していない等の不具合を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による優先度制御方式の一例を説明する
ための図である。
【図2】本発明で用いられる制御テーブルを説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 伝送データ取得手段 2 制御テーブル格納手段 3 優先度変更手段 4 伝送データ優先度制御手段 5 データ伝送手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ間でデータ伝送を行う際伝
    送データの優先度を制御する制御方式であって、送信側
    コンピュータには前記伝送データを管理する制御テーブ
    ルが備えられ、前記伝送データには伝送データ名、伝送
    宛先、データ件数、及び伝送優先度が規定され、前記制
    御テーブルには前記伝送データ名、伝送宛先、データ件
    数、及び優先度が制御情報として格納されており、さら
    に、前記制御情報に応じて前記伝送データの伝送優先順
    位を動的に変更する変更手段が備えられていることを特
    徴とする伝送データの優先度制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された伝送データの優先
    度制御方式において、前記変更手段は前記優先度を変更
    して前記伝送優先順位を動的に変更するようにしたこと
    を特徴とする伝送データの優先度制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された伝送データの優先
    度制御方式において、受信側コンピュータに伝送すべき
    データが発生すると、記憶媒体から伝送データを取得す
    る伝送データ取得手段と、該伝送データを検索して、前
    記伝送データ名、前記伝送宛先、前記データ件数、及び
    前記伝送優先度を制御テーブルに設定するとともに前記
    伝送状態情報を伝送待ちとする制御テーブル格納手段と
    を有することを特徴とする伝送データの優先度制御方
    式。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された伝送データの優先
    度制御方式において、前記変更手段は前記優先度の変更
    を指示する優先度変更手段と、該優先度変更手段の指示
    に応じて前記制御テーブルの優先度を変更する伝送デー
    タ優先度変更手段と、前記制御テーブルを参照して前記
    伝送状態情報が前記伝送待ちである伝送データについて
    前記優先度に応じてデータ伝送を行うデータ伝送手段と
    を有することを特徴とする伝送データの優先度制御方
    式。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載された伝送データの優先
    度制御方式において、前記制御テーブルには前記伝送デ
    ータの伝送状態を示す伝送状態情報が格納されており、
    該伝送状態情報は伝送待ち、伝送中、保留中、又は伝送
    済みのいずれかを表し、受信側コンピュータに伝送すべ
    きデータが発生すると、記憶媒体から伝送データを取得
    する伝送データ取得手段と、該伝送データを検索して、
    前記伝送データ名、前記伝送宛先、前記データ件数、及
    び前記伝送優先度を制御テーブルに設定するとともに前
    記伝送状態情報を伝送待ちとする制御テーブル格納手段
    とを有することを特徴とする伝送データの優先度制御方
    式。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された伝送データの優先
    度制御方式において、前記伝送データの伝送状態情報を
    前記送信保留とし一方該送信保留を解除して前記伝送待
    ちとする優先度変更手段が備えられていることを特徴と
    する伝送データの優先度制御方式。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載された伝送データの優先
    度制御方式において、複数の受信側コンピュータに伝送
    データを送信する際、前記変更手段は前記伝送状態が前
    記伝送待ちである伝送データを検索して前記複数の受信
    側コンピュータに均等に伝送データを伝送するように前
    記優先度を動的に変更するようにしたことを特徴とする
    伝送データの優先度制御方式。
JP10000753A 1998-01-06 1998-01-06 伝送データの優先度制御方式 Pending JPH11194978A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4360795A1 (en) * 2022-10-31 2024-05-01 Diakont S.r.l. Welding cell, use thereof and welding method performed thereby

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4360795A1 (en) * 2022-10-31 2024-05-01 Diakont S.r.l. Welding cell, use thereof and welding method performed thereby

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020123