JPH03252832A - ファイルサーバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はファイルサーバーに関し、詳シくハ、複数のア
クセス要求に対して記録メディアの交換を効率よく行な
うファイルサーバーに関する。

（従来の技術） 近時、事務処理のＯＡ　（Ｏｆｆｉｃｅ　Ａｕｔｏｍａ
ｔｉｏｎ）化に伴い、パーソナルコンピュータやファク
シミリ装置等の各種ＯＡ機器が幅広く利用されている。

これらのＯＡＱ器で処理されたデータは都市間あるいは
企業間に施設されたデータ回線網を介してデータ交換が
行なわれ、そのデータ通信量は増大傾向にある。そこで
、大容量のデータを一括して管理蓄積するファイルサー
バーが利用されている。

従来のファイルサーバーとしては、例えば光デイスクジ
ュークボックスを記録装置として接続しているものがあ
り、光デイスクジュークボックスに複数の光ディスクを
格納して大容量の記録メディアを構成している。このよ
うなファイルサーバーには複数のＯＡ機器がアクセスし
ており、ファイルサーバーを介してＯＡ機器間でデータ
の授受が行なわれる。但し、光デイスクジュークボック
スは格納している光ディスクの枚数よりも少ないディス
クドライブ機構しか内蔵していないので第８図に示すよ
うにファイルサーバー１に接続する光デイスクジューク
ボックス２内の光ディスク３．４に対して同時に複数の
ワークステーション５〜８からアクセス要求Ｉ〜■があ
った場合、これらのアクセス要求■〜■に対して例えば
光ディスク３から光ディスク４が順次ドライブ部９にセ
ットされてシーケンシャルに処理が実行される。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の光デイスクジュークボ
ックスを備えたファイルサーバーにあっては、複数の処
理要求が同時にあった場合、基本的に一つの処理要求に
対して該当する光ディスクを選択してドライブ部にセッ
トしてその処理要求に応答し、次の処理要求に該当する
光ディスクが違っていればディスク交換を行なって応答
するという動作を行なっていたため、そのディスク交換
時間が大きな負荷となって処理時間が大幅に長引いてし
まうという問題があった。

（発明の目的） そこで、本発明は、同時に複数のアクセス要求があった
場合、これらの要求内容に該当する記録メディア別に要
求内容をグループ分けし、該グループ分けした要求内容
毎に記録メディアにアクセスして複数の要求内容に対処
するとともに、記録メディア毎にそのアクセス傾向を解
析して記録メディア毎に待機時間を計算することにより
、記録メディアにアクセスする回数を減らして、データ
交換を効率良く行なうことができるファイルサーバーを
提供することを目的としている。

（発明の構成） 本発明は、上記目的を遠戚するため、複数の光ディスク
等の記録メディアを格納した記録装置と接続し、該記録
メディア毎に複数の所定のデータファイルを蓄積し、外
部のホスト装置からアクセスされて要求される所定のデ
ータファイルに関する処理要求を解析し、該解析結果に
基づいて該記録装置にアクセスして該当する記録メディ
アを選択して該要求されたデータファイルを該ホスト装
置に転送する等の種々の処理を実行するファイルサーバ
ーにおいて、前記ホスト装置からアクセスされる要求内
容を記録するアクセス要求記録手段と、所定期間に記録
した複数の該アクセス要求内容をその要求内容に該当す
る前記記録メディア別のグループに仕分ける要求内容仕
分手段と、該要求内容の仕分は結果に基づいて該各記録
メディアへのアクセス傾向を解析して前記記録装置に待
機させる記録メディアの待機時間を記録メディア毎に計
算する待機時間計算手段と、を設け、該要求内容のグル
ープ毎に前記記録装置にアクセスして該当する記録メデ
ィアを選択して前記データファイルの転送等の種々の処
理を実行するようにしたことを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

第１図〜第７図は本発明の一実施例を示す図である。

第１図はＬ　ＡＮ　（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎｅｔｗ
ｏｒｋ）　１１にファイルサーバー１２を接続した場合
の図であり、ＬＡＮＩＩには複数のワークステーション
１３〜１６が接続されている。

ファイルサーバー１２はＣＰＵ　（要求内容仕分手段、
待機時間計算手段）２１、ＲＯＭ２２およびＲＡＭ（ア
クセス要求記録手段）２３等を備えるとともに、光デイ
スクジュークボックス１７が接続されており、ＣＰＵ２
１はＲＯＭ２２内に格納されたプログラムに従って後述
する要求受付処理によって所定期間にワークステーショ
ン１３〜１６から入力される要求内容をＲＡＭ２３に記
録し、要求内容を解析してアクセスする光ディスク（記
録メディア）ＬＤ１＝ＬＤｎ別にグループ分けする。ま
た、ファイルサーバー１２は後述する要求内容の実行処
理によってグループ分けした要求内容数毎に光デイスク
ジュークボックス１７内のドライブ部１８に該当する光
ディスクをセットさせて要求内容の処理を実行する。ま
た、ファイルサーバー１２は記録した要求内容に基づい
て光ディスクＬＤＩ〜ＬＤｎ毎にアクセス傾向を解析し
、光デイスクジュークボックス１７内のドライブ部１８
に待機させる光ディスクＬＤ１〜ＬＤｎの待機時間を計
算する。

光デイスクジュークボックス１７は複数の光ディスクＬ
Ｄ１〜ＬＤｎと光ディスクＬＤＩ　〜ＬＤｎをドライブ
するドライブ部１Ｂを備えており、ファイルサーバー１
２からの制御信号によって駆動制御されてワークステー
ション１１〜１４との間でファイルサーバー１２を介し
てデータの授受が行なわれる。

次に、作用を説明する。

本実施例ではＬＡＮＩＩに接続されたファイルサーバー
１２にワークステーション（ホスト装置）１３〜１６か
ら同時にアクセスがあった場合の要求内容に対するファ
イルサーバー１２の受付処理および実行処理について第
２．３図に示すフローチャートに従って説明する。

まず、要求受付処理について第２図のフローチャートに
従って説明する。

ワークステーション１３〜１６からファイルサーバー１
２に所定ファイルデータの転送等の要求内容のアクセス
があったとすると、ファイルサーバー１２はこの要求内
容を解析して該当する光ディスクＬＤ１〜ＬＤｎがドラ
イブ部１８にセットされているか否かをチエツクする（
ステップＰＩ）。

該当する光ディスクＬＤＩ〜ＬＤｎがセットされている
場合にはその要求内容を第４図に示すようなＲＡＭ２３
内に設定する予備処理キエ′−エリアにキューイングし
て直ちに対応する処理を実行するために実行処理プロセ
スに移り（ステップＰ２）、セットされていなければそ
の要求内容を第５図（ａ）に示すようなＲＡＭ２３内に
設定する要求キューエリアにキューイングする（ステッ
プＰ３）。

次いで、この要求内容のアクセス回数が一定値以上にな
ったか否かをチエツクしくステップＰ４）、一定値以上
になっていなければステップＰｌに戻って次の要求のア
クセスを待ち、一定値以上になっていれば第５図（ｂ）
に示すようにこの要求内容に該当する光ディスクＬＤＩ
〜ＬＤｎ別に要求内容のグループ分けを行なう（ステッ
プＰ５）。

すなわち、要求内容に該当するデータファイルを蓄積す
るメディアが選択されてそのメディア毎に要求内容がま
とめられる０次いで、このグループ分けした要求内容の
アクセス回数に基づいて次式（１〉によって予備時間Ｔ
を計算し、第６図に示すフォーマットで処理キューにキ
ューイングする（ステップＰ６）。

Ｔ＝ＡＸｎｌ＋ＢＸｎ２−−（１） 但し、Ａ、Ｂニジステム毎により適当に設定される定数 ｎｌ：過去のアクセス回数（例え ば現在より過去１００回中の 該当する光ディスクに対す るアクセス回数） ｎ２ニゲループ内の要求回数 すなわち、予備時間Ｔは光ディスクＬＤＩ−ＬＤｎをド
ライブ部１８にセットした場合に待機させておく時間を
設定するものであり、アクセス傾向と現在の光ディスク
に対するアクセス要求回数によって計算するもので使用
頻度の高い光ディスクはど予備時間Ｔは長くなる。

次いで、ステップＰ１に戻って要求受付処理を継続する
とともに、要求受付処理の終了した要求内容から第３図
の実行処理に移る（ステップ２）。

次いで、第３図に示す実行処理のフローチャートについ
て説明する。

まず、第６図に示した処理キューによって該当する光デ
ィスクＬＤＩ〜ＬＤｎを選択してドライブ部１８にセッ
トしくステップｐＨ）、次いで、その処理キューに示さ
れた要求回数分だけ処理を実行する（ステップＰＬ２）
、この処理完了後上記受付要求処理で計算した予備時間
Ｔの開光ディスクＬＤＩ〜ＬＤｎをドライブ部１８にセ
ットしておき、予備処理キューに記録した要求内容を実
行する（ステップＰ１３）、すなわち、光ディスクＬＤ
Ｉ〜ＬＤｎからデータファイルをワークステーション１
３〜１６に転送する等の処理を実行する。また、予備処
理キューに要求がない場合は予備時間Ｔの間予備処理キ
ューに要求が記録されるのを待つ。

この予備時間待機した後、ステップｐＨに戻って次の光
ディスクＬＤＩ〜ＬＤｎグループの要求内容の処理を実
行する。なお、予備処理キューの対象となる光ディスク
ＬＤＩ〜ＬＤｎは要求受付処理により処理キューと必ず
同じものがセットされる。

上記受付要求処理における要求内容のグループ分けによ
り、ファイルサーバー１２から光デイスクジュークボッ
クス１７に対するアクセス回数が大幅に減少し、例えば
、３種類の光ディスクＬＤＩ〜ＬＤ３に対して第７図に
示すような順序で要求ｌ〜１０があった場合従来では８
回（○印部骨）の光ディスクＬＤＩ〜ＬＤｎの交換がド
ライブ部１８で行なわれるが、本実施例では３回の交換
で済むようになる。また、予備時間Ｔを光ディスクＬＤ
Ｉ〜ＬＤｎ毎に設定することにより、処理キューに対す
る処理を実行中に新たにら着信した要求が処理中の光デ
ィスクＬＤ１＝ＬＤｎに該当するものであった場合要求
キューを設定しなくても随時処理を実行することが可能
になる。これは特定の光ディスクＬＤＩ〜ＬＤｎに対す
る要求が多いシステムでは特に有効になる。

したがって、ファイルサーバー１２を利用してデータ交
換を行なう際に光ディスクＬＤＩ〜ＬＤｎの交換に伴う
無駄時間が大幅に短縮されてより効率の良いデータ交換
が可能になる。

（効果） 本発明によれば、同時に複数のアクセス要求があった場
合、これらの要求内容に該当する記録メディア別に要求
内容をグループ分けし、該グループ分けした要求内容毎
に記録メディアにアクセスして複数の要求内容に対処す
るとともに、記録メディア毎にそのアクセス傾向を解析
して待機させる記録メディアを選択しているので、ファ
イルサーバーが記録メディアにアクセスする回数を大幅
に減らすことができ、ファイルサーバーを利用するユー
ザーがデータ交換を効率良く行なうことができる

【図面の簡単な説明】

第１図〜第７図は本発明に係わるファイルサーバーの一
実施例を示す図であり、 第１図はそのファイルサーバーをＬＡＮに接続した場合
の全体構成図、 第２図はその受付要求処理のプログラムを示すフローチ
ャート、 第３図はその要求内容実行処理のプログラムを示すフロ
ーチャート、 第４図はその要求受付処理で要求が格納される予備処理
キューの一例を示す図、 第５図（ａ）、（ｂ）はその要求受付処理で仕分けされ
る要求内容の一例を示す図、 第６図はその要求内容実行処理で実行される処理キュー
の一例を示す図、 第７図はそのメディア交換が発生したときの一例を示す
図である。 第８図は従来のファイルサーバーにおけるアクセス要求
の状況を説明するためのシステムの図である。 １１・・・・・・ＬＡＮ、 １２・・・・・・ファイルサーバー １３〜１６・・・・・・ワークステーション（ホスト装
置）、 １７・・・・・・光デイスクジュークボックス（記録装
置）、 １８・・・・・・ドライブ部、 ２１・・・・・・ＣＰＵ　（要求内容仕分手段、待機時
間計算手段）、 ２２・・・・・・ＲＯＭ。 ２３・・・・・・ＲＡＭ　（アクセス要求記録手段）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の光ディスク等の記録メディアを格納した記録装置
   と接続し、該記録メディア毎に複数の所定のデータファ
   イルを蓄積し、外部のホスト装置からアクセスされて要
   求される所定のデータファイルに関する処理要求を解析
   し、該解析結果に基づいて該記録装置にアクセスして該
   当する記録メディアを選択して該要求されたデータファ
   イルを該ホスト装置に転送する等の種々の処理を実行す
   るファイルサーバーにおいて、前記ホスト装置からアク
   セスされる要求内容を記録するアクセス要求記録手段と
   、所定期間に記録した複数の該アクセス要求内容をその
   要求内容に該当する前記記録メディア別のグループに仕
   分ける要求内容仕分手段と、該要求内容の仕分け結果に
   基づいて該各記録メディアへのアクセス傾向を解析して
   前記記録装置に待機させる記録メディアの待機時間を記
   録メディア毎に計算する待機時間計算手段と、を設け、
   該要求内容のグループ毎に前記記録装置にアクセスして
   該当する記録メディアを選択して前記データファイルの
   転送等の種々の処理を実行するようにしたことを特徴と
   するファイルサーバー。