JP3754715B2 - 協調作業システム及び前記システムにおけるデータ格納方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、複数のコンピュータ機器がネットワークを介してデータ交換を行ない、協調して作業を行なう協調作業システム及び前記システムにおけるデータ格納方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の各種コンピュータ機器及びネットワークの技術向上と、それらの急速な普及により、ワークステーションやパーソナル・コンピュータ等を端末装置として用いる協調作業システムが提案され、実現されつつある。
【0003】
このような協調作業システムは、そのシステムに参加する各コンピュータ機器間で、ネットワークを介して入出力を共有する、共有ホワイトボードシステムに代表される共有アプリケーション群から構成され、特に動画像や音声情報を共有するテレビ会議システム等に応用されている。
【0004】
図2は、これを実現する協調作業システム構成の一例を示す図である。
【0005】
同図において、16a乃至16cのそれぞれは同じ構成のコンピュータ機器で、ネットワーク通信路17を介して互いに接続されている。コンピュータ機器16aの構成を説明すると、10は中央処理部(CPU)で、記憶部13に記憶されている制御プログラムに従って機器全体の動作を制御している。11は表示器(CRT,LCD)、或はプリンタ等の印刷機器、更にはスピーカ等の音響出力部を含む出力部である。12は入力部で、例えばキーボード、ポインティングデバイス、ビデオカメラ、マイク等を含んでいる。13は、協調作業プログラム18等を記憶している記憶部、14はネットワークへのインターフェース(I/F)部である。これら各部は、内部バス15を介して相互に接続されている。
【0006】
以上の構成において、コンピュータ機器16は入力部12を介して入力されたキーボード入力、画像、音声、制御命令等のデータを、ネットワークインターフェース部14を介してネットワーク通信路17に送出する。また、他のコンピュータ機器からネットワーク通信路17に送出された各データをネットワークインタフェース部14を介して受信し、出力部11で表示、再生するとともに、それに基づく制御命令実行等を行う。ここで制御命令には協調作業(例えば会議等)の開始/終了命令、途中参加/退席命令、或は共有アプリケーションプログラムの起動/終了命令等を含む。このような協調作業システムを用いた協調作業を記録するためにビデオテープレコーダ等が用いられ、画像と音声が記録・再生されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このようなビデオテープレコーダ等を用いた記録は、その記録された情報全体が1つの記録となっているため、その中から必要な映像や音声情報を抜き出したり、或は参加者毎の発言や処理内容等の記録を取り出したり、特定のアプリケーションの記録だけを取り出すには、特別な編集作業が不可欠となっている。一般的に、このようなビデオテープに記録された情報は、その記録されているデータの量が多いにもかかわらず、検索用の情報が付加されていない。例えばこのようなシステムを用いた協調作業の参加者が途中で参加したり、或は退席した場合や、アプリケーションの起動/終了等は、必要なシーンを探す上での重要なポイントになるが、そのような参加者によるシステムに対する操作に関する情報が記録されない。
【0008】
従って、記録されている情報から、その参加者による操作を再現することはできない。また上述した編集作業を効率よく行うために、編集する前に、記録されたデータにキーワードやタグを付けることも行われてきたが、結局、そのビデオテープに記録されている全てのデータを一旦サーチしなければならなくなり、編集に要する作業量が変わらないか、逆に、その作業量が増大する等の問題があった。
【0009】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、協調作業の進行と同時にキーワードを付加しながら、その作業内容を順次記録することにより、その記録された作業を容易に再現できる協調作業システム及び前記システムにおけるデータ格納方法を提供することを目的とする。
【0010】
また本発明の他の目的は、協調作業により発生したデータに自動的にキーワードを付して記録できる協調作業システム及び前記システムにおけるデータ格納方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の協調作業システムは以下のような構成を備える。即ち、
複数のコンピュータ機器がネットワークを介してデータ交換を行ない、協調して作業を行なう協調作業システムであって、
前記コンピュータ機器のそれぞれより入力される協調作業のためのデータに該データを時間的に位置付ける時系列情報を付与する時系列情報付加手段と、
ネットワークを通過する協調作業のためのデータにキーワードを付与するキーワード付与手段と、
前記時系列情報及び前記キーワードが付与された前記協調作業のためのデータを格納する協調作業データ格納手段とを有し、
前記キーワード付与手段は、前記協調作業のデータが一定時間以上転送されなかった場合、思考中の「間」を表わすデータを検索用のキーワード・タグとして付与することを特徴とする。
また上記目的を達成するために本発明の協調作業システムにおけるデータ格納方法は以下のような工程を備える。即ち、
複数のコンピュータ機器がネットワークを介してデータ交換を行ない、協調して作業を行なう協調作業システムが実行するデータ格納方法であって、
時系列情報付加手段が、前記コンピュータ機器のそれぞれより入力される協調作業のためのデータに該データを時間的に位置付ける時系列情報を付与する時系列情報付加工程と、
キーワード付与手段が、ネットワークを通過する協調作業のためのデータにキーワードを付与するキーワード付与工程と、
格納手段が、前記時系列情報及び前記キーワードが付与された前記協調作業のためのデータを協調作業データ格納部に格納する格納工程とを有し、
前記キーワード付与工程では、前記協調作業のデータが一定時間以上転送されなかった場合、思考中の「間」を表わすデータを検索用のキーワード・タグとして付与することを特徴とする。
【0012】
【作用】
以上の構成において、コンピュータ機器のそれぞれより入力される協調作業のためのデータに該データを時間的に位置付ける時系列情報を付与し、ネットワークを通過する協調作業のためのデータに、その協調作業のデータが一定時間以上転送されなかった場合、思考中の「間」を表わすキーワード・タグを含むキーワードを付与し、これら時系列情報及びキーワードが付与された協調作業のためのデータを格納する。
【0013】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施例の協調作業システムの概略構成を示すブロック図で、前述の図2と共通する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0015】
20は、コンピュータ機器16a〜16cとほぼ同様の構成のコンピュータ機器であるが、協調作業データ記録用の記憶部28を有し、記憶部24には、他のコンピュータ機器16a〜16cのような協調作業プログラム18の代わりにデータ記録プログラム27が記憶され、このプログラムに従って動作しているデータ記録サーバ20である。また記憶部28には、記録したデータのインデックスを記憶しているインデックスファイル29が記憶されている。なお、協調作業データ用記憶部28は、記憶部24と同じものを用い、記憶部24内に領域を分けて実現してもよい。
【0016】
図3は、ネットワーク通信路17上を流れるデータの構造(プロトコル)30の一例を摸式的に示した図である。
【0017】
図3において、フィールド31はデータの種類を示し、音声データ、画像データ、命令データ、イベントの通知等を識別するための情報がセットされている。フィールド32にはデータの発信者を示す情報部分で、データを発信したコンピュータ機器や、その利用者を識別するための情報がセットされている。フィールド33は、データの発信時刻を示す情報部分、フィールド34は、そのデータの本体部分を示している。尚、このデータは、図3に示すフォーマットのまま、記憶部28に記録される。
【0018】
図4は、データ記録プログラム27が記録部28のインデックス・ファイル29に記録するインデックスのフォーマット40の一例を摸式的に示した図である。
【0019】
図4において、フィールド41はキーフィールドで、キーワード・タグが記録される。フィールド42はポインタフィールドで、データを記録しているファイル名が記録される。各インデックスは検索の高速化のためにキーフィールド41をキーとして、ソート、ハッシュ、二分木等の技法を用いてインデックス・ファイル29に記録される。データ記録プログラム27は、その内部に経過時間を計時するための2つのタイマ50,51を有している。これらのタイマの内、第1のタイマ50は協調作業の開始時からの経過時間を計る経過時間タイマであり、CPU21により設定された一定時間毎にアラームを発している。第2のタイマ51は、ネットワーク通信路17を流れるデータの間隔を計時するためのデータ間隔タイマであり、設定された一定時間毎にアラームを発している。これらいずれのタイマも、データ記録サーバ20が有する内部時計(タイマ52)による計時に従って時刻が進められる。また、これらタイマ50,51は、それぞれ独立にセット及びリセット操作が可能である。
【0020】
データ記録プログラム27は、受け取ったデータを、その受取った順にファイルに保存する。この順序を記録するために、シーケンス番号をファイル名とする。そして、このシーケンス番号を保持するために、データ記録プログラム27は整数値を保持するカウンタ53を内部に備えている。このカウンタ53は、初期値へのリセット操作と、値を一定値単位で増加させるインクリメント操作が可能である。
【0021】
以下、本実施例のデータ記録サーバ20におけるデータ記録プログラム27の動作を、図5及び図6を参照して詳しく説明する。
【0022】
まずステップS1で、2つのタイマ50,51をリセットし、ステップS2でカウンタ53をリセットする。次にステップS3でネットワーク17をモニタし、ステップS4で、データが転送されているか否かを判断する。このデータの到着の検出は、ステップS17で経過時間タイマ50が一定時間の経過を計時するか、或はステップS18で、タイマ52による計時により特定時刻になったか、或はステップS28で、データ間隔タイマ51が一定時間が経過したことを判断するまで繰り返し行われる。
【0023】
ステップS4でデータが転送されてくると、ステップS5に進み、データ間隔タイマ51をリセットする。次にステップS6に進み、データの種類の識別フィールド31を読み、そのデータが制御命令、例えば協調作業の開始/終了、参加者の追加/削除、共有アプリケーションを起動/終了命令等の制御命令かどうかを判断し、そうであればステップS7に進み、その命令をキーワード・タグとし、これをインデックス構造40のキーフィールド41に書込み、ポインタフィールド42に、カウンタ53の値を書き込む。このインデックスを二分木等の技法を用いてインデックスファイル29に追加する(S8)。次にステップS9に進み、カウンタ53の値を名前とするファイルを作成して、データを書き込み、ステップS10で、カウンタ53の内容をインクリメントする。そしてステップS11で、その制御命令が、協調作業の終了命令かどうかを判断し、そうでない時はステップS3のネットワークのモニタに戻るが、終了命令の時は、この処理を終了する。
【0024】
一方、ステップS6で制御命令以外のデータであった場合はステップS13に進み、データの種類と発信者、例えば参加者「甲」からの音声データであれば「甲からの音声」をキーワード・タグとし、これをインデックス構造40のキーフィールド41に書込むとともに、ポインタフィールド42に、カウンタ53の値を書き込む。そして、このインデックスを、二分木等の技法を用いてインデックスファイル29に追加する(S14)。次にステップS15に進み、カウンタ53の値を名前とするファイルを作成してデータを書き込み(S15)、ステップS16でカウンタ53をインクリメントしてステップS3のネットワークのモニタ処理に戻る。
【0025】
また、ステップS4で、ネットワークにデータが到着していなかった場合はステップS17以降に進み、以下のステップを実行する。
【0026】
ステップS17で、経過時間タイマ50に設定された所定時間、例えば10分を経過してタイマ50からアラームが発せられた場合はステップS23に進み、協調作業の開始から「10分経過」をキーワード・タグとし、これをインデックス構造40のキーフィールド41にセットし、次にポインタフィールド42にカウンタ53の値を書き込む。そしてステップS24に進み、このインデックスを二分木等の技法を用いてインデックスファイル29に追加する。次にステップS25に進み、カウンタ53の値を名前とするファイルを作成し、フィールド31にデータの種類「経過時間」、フィールド32は空、フィールド33に現在時刻、フィールド34に「経過時間10分」とするデータを書き込み(S25)、ステップS26でカウンタ53をインクリメントする。そしてステップS27で経過時間タイマ50をリセットし、ステップS3のネットワークのモニタ処理に戻る。
【0027】
ステップS17で、アラームが発生しない時はステップS18に進み、タイマ52が設定された特定時刻、例えば毎時“0分”・“30分”であるか否かを判断し、そうであればステップS19に進み、その絶対時刻、例えば15時30分をキーワード・タグとし、これをインデックス構造40のキーフィールド41に書込み、ポインタフィールド42にはカウンタ53の値を書き込む。そしてステップS20に進み、このインデックスを二分木等の技法を用いてインデックスファイル29に追加する。次ステップS21に進み、カウンタ53の値を名前とするファイルを作成し、フィールド31にデータの種類「時刻」、フィールド32は空、フィールド33に現在時刻、フィールド34に「15時30分」とするデータを書き込む。そしてステップS22に進み、カウンタ53をインクリメントし、ステップS3のネットワークのモニタ処理に戻る。
【0028】
更に、ステップS18で特定時刻でない時はステップS28に進み、データ間隔タイマ51からアラームが発せられたか否か、即ち、データが送られてこない時間が、設定されている所定時間以上継続したかどうかを判断し、そうであればステップS29に進み、参加者が思考中の「間」とするキーワード・タグを作成し、これをステップS30で、インデックス構造40のキーフィールド41にセットし、ポインタフィールド42にカウンタ53の値を書き込んでインデックスを生成する。そして、このインデックスを二分木等の技法を用いてインデックスファイル29に追加する。次にステップS31に進み、カウンタ53の値を名前とするファイルを作成し、フィールド31にデータの種類「間」、フィールド32は空、フィールド33に現在時刻、フィールド34に「間」とする時間データを書き込む。そして、ステップS32で、カウンタ53をインクリメントし、ステップS33で、データ間隔タイマ51をリセットし、ステップS3のネットワークのモニタ処理に戻る。
【0029】
尚、前述のステップS17、S18、S28のいずれにも該当しない場合は、ステップS3のネットワークのモニタ処理に戻り、協調作業の終了までこれを繰り返す。
【0030】
以上により、協調作業プログラムによりネットワークに送出されたデータは、データ記録サーバ20への到着順にシーケンスナンバーのファイル名が与えられて個別のファイルに記録される。これと同時に、データの発信者、データの種類、制御命令の種類、経過時間、絶対時刻、「間」等のキーワード・タグが、その協調作業の参加者による操作を必要とすることなく生成され、ファイルへのインデックスとして記録される。また、このインデックスを用いることにより、高速に該当するデータを検索することができる。
【0031】
こうしてファイルに記録されたデータは、ネットワークを介して転送されるデータ構造(プロトコル)のままなので、このファイルをそのまま協調作業プログラムに送出することによって、そのデータによる結果を再現することができる。更に、こうして作成されたファイルは時間順に名前が付けられているので、インデックスから検索されたファイルの前後のデータファイルを容易に得ることができる。よって、連続するデータファイルを協調作業プログラムに送出し、連続したシーンとして再現することもできる。
【0032】
尚、前述の本実施例では、複数のフィールドから1つのキーワード・タグを生成しているが、複数のフィールドのそれぞれからキーワード・タグを生成し、ポインタ・フィールド42を同じ値にしたインデックスを登録することも可能である。さらにインデックス・ファイルは、フィールド毎に別にしても、同じインデックスファイルにしてもよい。例えばデータの発信者フィールドからインデックスファイルを作成すると、発信者毎のデータの検索が高速に行なえる。特にインデックスファイルの作成にチェーンハッシュ技法を用いると、発信者毎のインデックスが時間順にポインタによって連結されるので、ある発信者からのデータを順に取り出すことが高速に行なえる。
【0033】
また本実施例では、データ記録サーバを協調作業を行なうコンピュータ機器とは別のコンピュータ機器にしているが、データ記録サーバの記憶部24に協調作業プログラムも置き、そのプログラムを動作させることで、データ記録サーバ20においても協調作業を行なうことが可能である。
[第2実施例]
第2の実施例は、前述の第1実施例のデータ記録サーバ20において、データ記録プログラム27がキーワード・タグと協調作業データを協調作業データ用記憶部28に記憶する操作を、データベース管理システムを用いて行うものである。ここで、この第2実施例を実現するシステム構成は、前述の図1とほぼ同一であるので、その図面を省略する。
【0034】
この第2実施例では、データ記録サーバ20の記憶部24のデータ記録プログラム27が、第2実施例に特有のデータ記録プログラムであり、記憶部24にデータベース管理システムが置かれてこれが動作することにより達成される。また、協調作業データ用記憶部28は、そのデータベース管理システムが管理している。
【0035】
この第2実施例では、協調作業データ用記憶部28に、インデックスファイル29の代わりにインデックスデータベースと、データが記録されるデータベースが置かれ、ともにデータベース管理システムが管理している。また第2実施例の記憶部24に記憶されているデータ記録プログラムは、受け取ったデータを、その受取った順にデータベースに保存する。この順序を記録するために、図3のデータ構造に、シーケンスナンバーを記録するフィールドを付加したデータ構造でデータベースに記録する。このシーケンスナンバーを保持するのは、データ記録プログラム27と同じくカウンタ53である。尚、この第2実施例におけるデータ記録プログラムの動作も、前述の第1実施例のデータ記録プログラム27の動作とほぼ同一であるので、前述の図5及び図6を参照して説明する。以下、前述の第1実施例のデータ記録プログラム27の動作と異なる動作についてのみ説明する。
【0036】
図5におけるステップS8及びステップS9のそれぞれは、以下のような処理に置き換えられる。
【0037】
まずステップS8に変えて、ステップS7で生成されたキーワード・タグとシーケンスナンバーを、協調作業データ用記憶部28のインデックス・データベースに記録する。このインデックスキーは、例えば「甲からの協調作業中断命令」等である。次にステップS9で作成されたインデックスキーが参照するデータベース内のデータレコードに、カウンタ53の値をシーケンスナンバーとして付加した上で、データを記憶するようにデータベース管理システムに問い合わせを発する。
【0038】
また、図5におけるステップS14及びステップS15のそれぞれは以下の処理に置き換えられる。
【0039】
まず、ステップS13で生成されたキーワード・タグとシーケンスナンバーをインデックス・データベースに記録する。ここで、インデックスキーは、例えば「甲からの音声データ」である。次にステップS15で、この作成されたインデックスキーが参照するデータベース内のデータレコードに、カウンタ53の値をシーケンスナンバーとして付加した上で、データを記憶するようにデータベース管理システムに問い合わせを発する。
【0040】
更に図6のステップS24及びステップS25のそれぞれは、以下の処理に置き換えられる。
【0041】
まず、ステップS23で生成されたキーワード・タグとシーケンスナンバーをインデックスデータベースに記録する。ここで、インデックスキーは、例えば「30分経過」である。次にステップS25で、この作成されたインデックスキーが参照するデータベース内のデータレコードに、カウンタ53の値をシーケンスナンバーとして付加した上で、そのデータを記憶するようにデータベース管理システムに問い合わせを発する。なお記録するデータの内容は、第1実施例のステップS25におけるデータと同じである。
【0042】
また図6のステップS20及びステップS21は、それぞれ以下の処理に置き換えられる。
【0043】
まずステップS19で生成されたキーワード・タグとシーケンスナンバーをインデックスデータベースに記録する。ここでインデックスキーは、例えば「15時30分」である。次にステップS21で、この作成されたインデックスキーが参照するデータベース内のデータレコードに、カウンタ53の値をシーケンスナンバーとして付加した上で、そのデータを記憶するようにデータベース管理システムに問い合わせを発する。なお、ここで記録するデータの内容は、第1実施例のステップS21と同じである。
【0044】
更に図6のステップS30及びステップS31は、それぞれ以下の処理に置き換えられる。
【0045】
ステップS29で生成されたキーワード・タグとシーケンスナンバーをインデックスデータベースに記録する。ここでインデックスキーは、例えば「間」である。次にステップS31で、この作成されたインデックスキーが参照するデータベース内のデータレコードに、カウンタ53の値をシーケンスナンバーとして付加した上で、データを記憶するようにデータベース管理システムに問い合わせを発する。なお、この記録するデータの内容は、前述の第1実施例のステップS31と同じである。
【0046】
このように第2実施例によれば、前述の第1の実施例の効果に加え、データベース管理システムの問い合わせ処理機能を用いて、効率のよいデータの検索が可能になる。尚、この第2実施例では、ネットワーク17を転送されるデータ構造30(図3)に、シーケンスナンバーフィールドを付加して、そのままデータベースに記録している。しかし、データ構造30の各フィールドのうち、31から33までの各フィールドの値の組およびシーケンスナンバーをキーとしてインデックスデータベースに記録し、データ本体であるフィールド34のみをデータベースに記録することも可能である。尚、ここで各フィールドの値の組によるキーは、例えば「協調作業中断命令・参加者甲・15:23・123」のようになる(123はシーケンスナンバーの例である)。この場合、データベースからデータを取り出す際には、インデックスデータベースのキーから、フィールド31から33までの値を分解して取り出し、更にデータベースからフィールド34(データ本体)を取り出して、データ構造30に再構成する。
【0047】
また、この第2実施例では、データの順序をデータ中のシーケンスナンバーフィールドによっている。しかし、本発明はこれに限定されるものでなく、オブジェクト指向データベース等の柔軟なデータ構造をとることのできるデータベース管理システムを用いた場合には、データに前後のデータを参照するポインタフィールドを設け、連続するデータを双方向リストにすることで、連続データの検索を高速にできる。
[第3実施例]
第3の実施例は、前述の第1実施例において、データ記録サーバ20が行っている操作を、各コンピュータ機器16a〜16cで分散して行うものである。
【0048】
図7は、本発明の第3施例を実現するシステム構成の一例を示す図である。
【0049】
同図において、前述の図1の構成と共通する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。コンピュータ機器16f〜16hのそれぞれの記憶部13には、協調作業プログラム18の他にデータ記録プログラム75が置かれ、動作している。またコンピュータ機器16f〜16hのそれぞれには協調作業データ用記憶部76が接続されており、協調作業データ用記憶部76上にはインデックスファイル77が置かれている。
【0050】
データ記録プログラム75の動作は、前述の第1実施例のデータ記録プログラム27の動作とほぼ同一であるので、前述の図5及び図6を参照して説明する。以下、前述の第1の実施例のデータ記録プログラム27と異なる動作についてのみ説明する。
【0051】
図5のステップS3に相当する処理では、ネットワークに対し自コンピュータ機器が送出したデータのみをモニタする。また各ステップでの協調作業記録用記憶部28への記録は協調作業データ用記憶部76への記録に、第1実施例のインデックスファイル29への記録はインデックスファイル77への記録に、それぞれ置き換える。また、2つのタイマ50,51およびカウンタ53は、コンピュータ機器16f〜16hのそれぞれのデータ記録プログラム75が受け持つものとする。
【0052】
本実施例では、コンピュータ機器毎、即ち、協調作業の参加者毎に、ネットワーク17に送出した協調作業のデータが時間順にシーケンスナンバーのファイル名を与えられた上で個別のファイルに記録され、インデックスファイルが作成される。こうして記録されたデータから、以下の手順で協調作業のシーンを再現することができる。
【0053】
まず自コンピュータ機器、もしくはネットワークを介して協調作業の他の参加者のコンピュータ機器の記録されたデータから、再現するシーンの基準になるデータを検索して取り出す。次に、そのデータの発信時刻フィールドの時刻を取り出し、協調作業に参加した全コンピュータ機器のデータから、その時刻の近傍のデータを検索して取り出す。こうして取出した全データを発信時刻フィールドの時刻の値で時間順にソートし、協調作業プログラム18に送出する。
【0054】
また、この第3実施例では、自コンピュータ機器で送出するデータのみをモニタして処理を行うので、コンピュータ機器にかかる負荷が低減される。また協調作業データ用記憶部76のメモリ容量も小容量で済むので、安価なシステムが構成できる。
【0055】
またネットワークに障害が生じた場合にも、少なくとも自コンピュータ機器の記録だけは残すことが可能である。
【0056】
さらに本実施例は第1の実施例と併用することによって、全体の記録とは別個に協調作業の参加者が個人用の記録を残すことができる。またテレビ会議等の協調作業において、会議に参加できない場合にメッセージ等を、この第3実施例を用いて記録しておき、実際のテレビ会議の際に記録したデータを再現してもらい、メッセージ等を伝えることも可能である。
[第4実施例]
第4の実施例は、第3の実施例で各コンピュータ機器で記録しているキーワード・タグのみを、データ記録サーバ20においても記録するものである。第4実施例を実現するシステム構成はほぼ図1と同一であるので、図1を参照して説明に使用する。尚、この第4実施例と前述の実施例で異なるのは以下の点である。コンピュータ機器16a〜16cの記憶部13に協調作業システムプログラム18の他にデータ記録プログラムが置かれて動作している点。また、各コンピュータ機器16a〜16cに協調作業データ用記憶部が接続されており、協調作業データ用記憶部にインデックスファイルが置かれている点。更に、データ記録サーバ20のデータ記録プログラムが本実施例独自のものである点である。
【0057】
尚、この実施例のデータ記録サーバ20に記憶されているデータ記録プログラムの動作は、前述の第3実施例のデータ記録プログラム75の動作とほぼ同一であるので、前述と同様に図5及び図6を参照して動作を説明する。ここでは、前述の第3実施例のデータ記録プログラム75による動作と異なる点についてのみ説明する。
【0058】
図5のステップS8,S14、図6のステップS20,S24,S30のそれぞれの直後に、以下のステップを追加する。
【0059】
まず、直前のステップで作成されたキーワード・タグと、カウンタ53の値(ファイル名)、発信者(自コンピュータ機器)を1組としたデータを、ネットワーク17を介してデータ記録サーバ20に送る。データ記録サーバ20のデータ記録プログラムは、このネットワーク17から送られてきたキーワードと発信者、識別子の組を読み出し、これをシーケンスナンバーによるファイル名のファイルとして時間順に協調作業データ用記憶部28へ記録する。更に、キーワードとファイル名からなるインデックスを、二分木等の技法を用いてインデックスファイル29に記録する。
【0060】
このように第4実施例では、前述の第3実施例による効果に加え、キーワード・タグがデータ記録サーバ20に集中しているので、データ記録サーバ20の1ヶ所に問い合わせるだけですむ効果がある。また、発信者とファイル名のデータから、コンピュータ機器16a〜16cで記録されている実際のデータのアクセスも可能であり、協調作業全体での時間順序も保たれていることから、各コンピュータ機器にデータの順序を問い合わせることなく、協調作業全体の再現も可能である。
[第5実施例]
次に本発明の第5実施例を説明する。この第5実施例は、前述の第1実施例の「間」キーワード・タグの付加方法の改良である。この第5実施例を実現するシステム構成は、前述の図1とほぼ同様であるので、図1を参照して説明する。尚、この第5実施例で異なるのは、データ記録サーバ20の記憶部24のデータ記録プログラム27が、この第5実施例に特有のデータ記録プログラムである点である。以下、この第5実施例のデータ記録プログラムの動作を、図8及び図9を参照して説明する。尚、図8及び図9において、ステップS41〜S44は図5のステップS1〜S4と同一であり、また、ステップS50〜S71は、図5及び図6のステップS5〜S27にほぼ同様である。
【0061】
図8のステップS44でデータが到着しているか否かを判断し、到着していた時はステップS45に進み、データ間隔タイマ51をチェックする。このタイマ51において、設定時間経過しておらず、タイマ51からアラームが発せられていない場合はそのままステップS50に進むが、アラームが発せられていた場合はステップS46に進み、参加者が思考中の「間」とするキーワード・タグとする。次にステップS47に進み、これをインデックス構造40(図4)のキーフィールド41に記録し、ポインタフィールド42にカウンタ53の値を書き込み、このインデックスを二分木等の技法を用いて、データ記録サーバ20のインデックスファイル29に追加する。
【0062】
次にステップS48に進み、カウンタ53の値を名前とするファイルを作成し、図3のフィールド31にデータの種類として「間」、フィールド32は空、フィールド33に現在時刻、フィールド34に「間」とする時間データを書き込む。そしてステップS49でカウンタ53をインクリメントしてステップS50に進む。
【0063】
このように第5実施例によれば、前述の第1実施例での効果に加え、データ間隔タイマ51に設定された時間の2倍以上の間隔があいた場合でも記録される「間」キーワード・タグが1つのみであるという効果が得られる。
[第6実施例]
次に本発明の第6実施例を説明する。この第6実施例は、前述の第1実施例において、協調作業のデータをデータ記録サーバ20の協調作業データ用記憶部28に記録していたのを、ビデオテープレコーダ等のデータ記録サーバ20の外部記録部に記録するものである。この第6実施例を実現するシステム構成を図10に示す。
【0064】
図10において、前述の図1と共通する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0065】
90は、第6実施例独自のデータ記録プログラムである。92はビデオテープレコーダや書き込み可能な光/光磁気ディスク等の外部記録部であり、データ記録サーバ20aの外部インタフェース部91を介して接続されている。外部記録部92は、カウンタ93を有し、経過時間やテープの使用量等に応じてインクリメントされる。このデータ記録サーバ20aと外部記録部92との間では、画像/音声データの他に、外部記録部92の制御命令やカウンタ93の値等がやりとりされる。尚、データ記録プログラム90の動作は、前述の第1実施例のデータ記録プログラム27の動作とほぼ同一であるので、図5及び図6を参照して説明する。以下、データ記録プログラム27と異なる動作についてのみ説明する。
【0066】
まず、データ記録プログラム90は、シーケンスナンバーを保持する第1実施例のカウンタ53を持たない。そして、図5のステップS2では、カウンタ53をリセットするのではなく、外部記録部92の初期化を行なう。これは、例えば外部記録部92のカウンタ93をリセットし、データ記録サーバ20aの出力部11への画像/音声出力を分配・変換し、外部記録部92へ逐次記録する動作、即ち、ビデオ録画/録音を開始する。
【0067】
また図5及び図6のステップS8,S14,S20,S24,S30では、直前のステップで生成されたキーワード・タグをインデックス構造40のキーフィールド41に書き込む。次にカウンタ53ではなく、外部記録部92のカウンタ93の値を読み出し、その値をポインタフィールド42に書き込む。このインデックスを二分木等の技法を用いてインデックスファイル29に記録する。尚、ここでカウンタ93は、外部記録部92によるカウントアップがほとんどなので、ステップS10,S16,S22,S26,S32は削除してもよい。そして、このプログラムの終了直前、即ち、ステップS12の直前に、データ記録サーバ20aの出力部11への画像/音声出力を分配・変換、および外部記録部92への記録を終了する処理を追加する。
【0068】
以上説明したように第6実施例によれば、コンピュータ機器の出力部に出力される協調作業の画像/音声が、ビデオテープレコーダ等の外部記録部に、作業終了まで連続して分配され、必要なデータ変換を行なった上で記録される。さらに前述の第1実施例と同じキーワード・タグが、外部記録部92のカウンタ93の値とともにインデックスファイルに記録される。これからインデックスファイルを検索し、これにより得られたカウンタの値の位置から外部記録部のデータを再生することで、協調作業の連続するシーンの画像/音声が再現される。なお、ステップS9,S15,S21,S25、S31を削除し、操作の再現を行なわず、動画像/音声の再現のみ可能にしてもよい。この場合、ネットワーク転送データ(プロトコル)の記録が不要になり、協調作業データ用記憶部28の容量が節約される。
【0069】
また、ビデオ録画/録音を、外部記録部92を用いて行なう例を示したが、出力部11の出力画面/音声をディジタル化し、協調作業データ用記憶部28内に記録しても構わない。この場合はカウンタ93の代わりに、データの記録位置、例えばデータ先頭からのオフセットバイト数を用いればよい。
【0070】
第6実施例では、大量の画像/音声の記録に安価な記録部や記録メディアを利用しつつ、キーワード・タグによるインデックスを利用できる効果がある。コンピュータ機器の外部の記録部を用いることにより、コンピュータ機器にかかる負荷が低減される効果もある。
【0071】
以上説明したように本実施例によれば、コンピュータ機器ネットワーク上の協調作業システムにおいて、協調作業の進行と同時に後の編集作業に有用なキーワードやタグをシステムが付加しながら協調作業の内容を順序を保って記録することにより、協調作業の再現を可能にするとともに、協調作業の円滑な進行と協調作業後の編集作業等の作業量を低減できる。
【0072】
また、本実施例における協調作業のデータは、ネットワークに送られた順序でそのまま記録されており、データの発信者、データの種類、制御命令の種類、経過時間、絶対時刻、「間」等のキーワード・タグを用いて、高速な検索が可能である。
【0073】
更に、こうして検索されたデータから、その前後のデータの検索も容易に行える。また、記録された連続したデータを協調作業プログラムに再送出することで協調作業のシーンの再現が可能である。
【0074】
このように本実施例によれば、従来、キーワード・タグを協調作業を行っている際に、データの記録と同時にキーワード・タグを付けるために、協調作業や思考が中断してしまったり、専任の書記が必要になるという問題があったが、本実施例により解消され、効率のよい協調作業が行なえる。
【0075】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、協調作業の進行と同時にキーワードを付加しながら、その作業内容を順次記録することにより、その記録された作業を容易に再現できる効果がある。
【0076】
また本発明によれば、協調作業により発生したデータに自動的にキーワードを付して記録できる効果がある。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の協調作業システムの構成図である。
【図2】従来の協調作業システムのシステム構成図である。
【図3】本実施例において、ネットワークを転送されるデータの構造の摸式図である。
【図4】本実施例の記憶部に記録されるデータの構造の摸式図である。
【図5】本発明の一実施例のデータ記録プログラムの動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例のデータ記録プログラムの動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施例の協調作業システムのシステム構成図である。
【図8】本発明の第5実施例におけるデータ記録プログラムの動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第5実施例におけるデータ記録プログラムの動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第6実施例における協調システムのシステム構成図である。
【符号の説明】
10,21 中央処理部(CPU)
11,22 出力部
12,23 入力部
13,24 記憶部
14,25 ネットワーク・インターフェース(I/F)部
16a〜16c コンピュータ機器
18 協調作業プログラム
20 データ記録サーバ
27,75,90 データ記録プログラム
28,76 協調作業データ用記憶部
29,77 インデックスファイル
50,51,52 タイマ
53,93 カウンタ
92 外部記録部
Claims (10)
- 複数のコンピュータ機器がネットワークを介してデータ交換を行ない、協調して作業を行なう協調作業システムであって、
前記コンピュータ機器のそれぞれより入力される協調作業のためのデータに該データを時間的に位置付ける時系列情報を付与する時系列情報付加手段と、
ネットワークを通過する協調作業のためのデータにキーワードを付与するキーワード付与手段と、
前記時系列情報及び前記キーワードが付与された前記協調作業のためのデータを格納する協調作業データ格納手段とを有し、
前記キーワード付与手段は、前記協調作業のデータが一定時間以上転送されなかった場合、思考中の「間」を表わすデータを検索用のキーワード・タグとして付与することを特徴とする協調作業システム。 - 前記キーワード付与手段は更に、ネットワークを転送されたデータの内容を加工して検索用キーワード・タグを生成することを特徴とする請求項1に記載の協調作業システム。
- 前記キーワード付与手段は更に、協調作業の開始からの経過時間を計時し、その計時した経過時間を検索用のキーワード・タグとして付与することを特徴とする請求項1に記載の協調作業システム。
- 前記キーワード付与手段は更に、協調作業中に時刻を計時し、その計時した時刻を検索用のキーワード・タグとすることを特徴とする請求項1に記載の協調作業システム。
- 前記協調作業データ格納手段は、データベース管理システムを使用することを特徴とする請求項1に記載の協調作業システム。
- 前記協調作業データ格納手段は、協調作業に参加する各コンピュータ上でデータを格納することを特徴とする請求項1に記載の協調作業システム。
- 前記協調作業データ格納手段は、検索用キーワード・タグを協調作業に参加する各コンピュータ上とデータ記録用計算機の両方に格納することを特徴とする請求項7に記載の協調作業システム。
- 前記協調作業データ格納手段は、前記コンピュータ機器の出力装置へのビデオイメージや音声を計算機外部の記録装置に動画と音声で記録することを特徴とする請求項1に記載の協調作業システム。
- 前記協調データ格納手段に記憶されたデータを、前記キーワードに基づいて検索する検索手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の協調作業システム。
- 複数のコンピュータ機器がネットワークを介してデータ交換を行ない、協調して作業を行なう協調作業システムが実行するデータ格納方法であって、
時系列情報付加手段が、前記コンピュータ機器のそれぞれより入力される協調作業のためのデータに該データを時間的に位置付ける時系列情報を付与する時系列情報付加工程と、
キーワード付与手段が、ネットワークを通過する協調作業のためのデータにキーワードを付与するキーワード付与工程と、
格納手段が、前記時系列情報及び前記キーワードが付与された前記協調作業のためのデータを協調作業データ格納部に格納する格納工程とを有し、
前記キーワード付与工程では、前記協調作業のデータが一定時間以上転送されなかった場合、思考中の「間」を表わすデータを検索用のキーワード・タグとして付与することを特徴とするデータ格納方法。
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