JPH08153077A - 協調作業システム - Google Patents

協調作業システム

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JPH08153077A
JPH08153077A JP29699694A JP29699694A JPH08153077A JP H08153077 A JPH08153077 A JP H08153077A JP 29699694 A JP29699694 A JP 29699694A JP 29699694 A JP29699694 A JP 29699694A JP H08153077 A JPH08153077 A JP H08153077A
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Multi Processors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 協調作業の進行と同時にキーワードを付加し
ながら、その作業内容を順次記録することにより、その
記録された作業を容易に再現できる協調作業システムを
提供することを目的とする。 【構成】 複数のコンピュータ機器16a〜16cを接
続するネットワーク17を介してデータ交換を行ない、
協調して作業を行なう協調作業システムであって、コン
ピュータ機器16a〜16cのそれぞれより入力される
協調作業のためのデータを時間的に位置付けるカウンタ
53の計数値を付与し、ネットワークを通過するデータ
に、データキーワード、命令キーワード、時刻キーワー
ド或は経過時間キーワード等を付与する。こうしてカウ
ンタ53による計数値及びキーワードが付与された協調
作業のためのデータを協調作業データ用記憶部28に格
納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のコンピュータ機
器を接続したネットワークを介してデータ交換を行う協
調作業システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の各種コンピュータ機器及びネット
ワークの技術向上と、それらの急速な普及により、ワー
クステーションやパーソナル・コンピュータ等を端末装
置として用いる協調作業システムが提案され、実現され
つつある。
【0003】このような協調作業システムは、そのシス
テムに参加する各コンピュータ機器間で、ネットワーク
を介して入出力を共有する、共有ホワイトボードシステ
ムに代表される共有アプリケーション群から構成され、
特に動画像や音声情報を共有するテレビ会議システム等
に応用されている。
【0004】図2は、これを実現する協調作業システム
構成の一例を示す図である。
【0005】同図において、16a乃至16cのそれぞ
れは同じ構成のコンピュータ機器で、ネットワーク通信
路17を介して互いに接続されている。コンピュータ機
器16aの構成を説明すると、10は中央処理部(CP
U)で、記憶部13に記憶されている制御プログラムに
従って機器全体の動作を制御している。11は表示器
(CRT,LCD)、或はプリンタ等の印刷機器、更に
はスピーカ等の音響出力部を含む出力部である。12は
入力部で、例えばキーボード、ポインティングデバイ
ス、ビデオカメラ、マイク等を含んでいる。13は、協
調作業プログラム18等を記憶している記憶部、14は
ネットワークへのインターフェース(I/F)部であ
る。これら各部は、内部バス15を介して相互に接続さ
れている。
【0006】以上の構成において、コンピュータ機器1
6は入力部12を介して入力されたキーボード入力、画
像、音声、制御命令等のデータを、ネットワークインタ
ーフェース部14を介してネットワーク通信路17に送
出する。また、他のコンピュータ機器からネットワーク
通信路17に送出された各データをネットワークインタ
フェース部14を介して受信し、出力部11で表示、再
生するとともに、それに基づく制御命令実行等を行う。
ここで制御命令には協調作業(例えば会議等)の開始/
終了命令、途中参加/退席命令、或は共有アプリケーシ
ョンプログラムの起動/終了命令等を含む。このような
協調作業システムを用いた協調作業を記録するためにビ
デオテープレコーダ等が用いられ、画像と音声が記録・
再生されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなビ
デオテープレコーダ等を用いた記録は、その記録された
情報全体が1つの記録となっているため、その中から必
要な映像や音声情報を抜き出したり、或は参加者毎の発
言や処理内容等の記録を取り出したり、特定のアプリケ
ーションの記録だけを取り出すには、特別な編集作業が
不可欠となっている。一般的に、このようなビデオテー
プに記録された情報は、その記録されているデータの量
が多いにもかかわらず、検索用の情報が付加されていな
い。例えばこのようなシステムを用いた協調作業の参加
者が途中で参加したり、或は退席した場合や、アプリケ
ーションの起動/終了等は、必要なシーンを探す上での
重要なポイントになるが、そのような参加者によるシス
テムに対する操作に関する情報が記録されない。
【0008】従って、記録されている情報から、その参
加者による操作を再現することはできない。また上述し
た編集作業を効率よく行うために、編集する前に、記録
されたデータにキーワードやタグを付けることも行われ
てきたが、結局、そのビデオテープに記録されている全
てのデータを一旦サーチしなければならなくなり、編集
に要する作業量が変わらないか、逆に、その作業量が増
大する等の問題があった。
【0009】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、協調作業の進行と同時にキーワードを付加しなが
ら、その作業内容を順次記録することにより、その記録
された作業を容易に再現できる協調作業システムを提供
することを目的とする。
【0010】また本発明の他の目的は、協調作業により
発生したデータに自動的にキーワードを付して記録でき
る協調作業システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の協調作業システムは以下のような構成を備え
る。即ち、複数のコンピュータ機器を接続するネットワ
ークを介してデータ交換を行ない、協調して作業を行な
う協調作業システムであって、前記コンピュータ機器の
それぞれより入力される協調作業のためのデータを時間
的に位置付ける時系列情報を付与する時系列情報付加手
段と、ネットワークを通過するデータにキーワードを付
与するキーワード付与手段と、前記時系列情報及び前記
キーワードが付与された前記協調作業のためのデータを
格納する協調作業データ格納手段とを有する。
【0012】
【作用】以上の構成において、コンピュータ機器のそれ
ぞれより入力される協調作業のためのデータを時間的に
位置付ける時系列情報を付与し、またネットワークを通
過するデータにキーワードを付与し、これら時系列情報
及びキーワードが付与された協調作業のためのデータを
格納する。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例の協調作業シス
テムの概略構成を示すブロック図で、前述の図2と共通
する部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0015】20は、コンピュータ機器16a〜16c
とほぼ同様の構成のコンピュータ機器であるが、協調作
業データ記録用の記憶部28を有し、記憶部24には、
他のコンピュータ機器16a〜16cのような協調作業
プログラム18の代わりにデータ記録プログラム27が
記憶され、このプログラムに従って動作しているデータ
記録サーバ20である。また記憶部28には、記録した
データのインデックスを記憶しているインデックスファ
イル29が記憶されている。なお、協調作業データ用記
憶部28は、記憶部24と同じものを用い、記憶部24
内に領域を分けて実現してもよい。
【0016】図3は、ネットワーク通信路17上を流れ
るデータの構造(プロトコル)30の一例を摸式的に示
した図である。
【0017】図3において、フィールド31はデータの
種類を示し、音声データ、画像データ、命令データ、イ
ベントの通知等を識別するための情報がセットされてい
る。フィールド32にはデータの発信者を示す情報部分
で、データを発信したコンピュータ機器や、その利用者
を識別するための情報がセットされている。フィールド
33は、データの発信時刻を示す情報部分、フィールド
34は、そのデータの本体部分を示している。尚、この
データは、図3に示すフォーマットのまま、記憶部28
に記録される。
【0018】図4は、データ記録プログラム27が記録
部28のインデックス・ファイル29に記録するインデ
ックスのフォーマット40の一例を摸式的に示した図で
ある。
【0019】図4において、フィールド41はキーフィ
ールドで、キーワード・タグが記録される。フィールド
42はポインタフィールドで、データを記録しているフ
ァイル名が記録される。各インデックスは検索の高速化
のためにキーフィールド41をキーとして、ソート、ハ
ッシュ、二分木等の技法を用いてインデックス・ファイ
ル29に記録される。データ記録プログラム27は、そ
の内部に経過時間を計時するための2つのタイマ50,
51を有している。これらのタイマの内、第1のタイマ
50は協調作業の開始時からの経過時間を計る経過時間
タイマであり、CPU21により設定された一定時間毎
にアラームを発している。第2のタイマ51は、ネット
ワーク通信路17を流れるデータの間隔を計時するため
のデータ間隔タイマであり、設定された一定時間毎にア
ラームを発している。これらいずれのタイマも、データ
記録サーバ20が有する内部時計(タイマ52)による
計時に従って時刻が進められる。また、これらタイマ5
0,51は、それぞれ独立にセット及びリセット操作が
可能である。
【0020】データ記録プログラム27は、受け取った
データを、その受取った順にファイルに保存する。この
順序を記録するために、シーケンス番号をファイル名と
する。そして、このシーケンス番号を保持するために、
データ記録プログラム27は整数値を保持するカウンタ
53を内部に備えている。このカウンタ53は、初期値
へのリセット操作と、値を一定値単位で増加させるイン
クリメント操作が可能である。
【0021】以下、本実施例のデータ記録サーバ20に
おけるデータ記録プログラム27の動作を、図5及び図
6を参照して詳しく説明する。
【0022】まずステップS1で、2つのタイマ50,
51をリセットし、ステップS2でカウンタ53をリセ
ットする。次にステップS3でネットワーク17をモニ
タし、ステップS4で、データが転送されているか否か
を判断する。このデータの到着の検出は、ステップS1
7で経過時間タイマ50が一定時間の経過を計時する
か、或はステップS18で、タイマ52による計時によ
り特定時刻になったか、或はステップS28で、データ
間隔タイマ51が一定時間が経過したことを判断するま
で繰り返し行われる。
【0023】ステップS4でデータが転送されてくる
と、ステップS5に進み、データ間隔タイマ51をリセ
ットする。次にステップS6に進み、データの種類の識
別フィールド31を読み、そのデータが制御命令、例え
ば協調作業の開始/終了、参加者の追加/削除、共有ア
プリケーションを起動/終了命令等の制御命令かどうか
を判断し、そうであればステップS7に進み、その命令
をキーワード・タグとし、これをインデックス構造40
のキーフィールド41に書込み、ポインタフィールド4
2に、カウンタ53の値を書き込む。このインデックス
を二分木等の技法を用いてインデックスファイル29に
追加する(S8)。次にステップS9に進み、カウンタ
53の値を名前とするファイルを作成して、データを書
き込み、ステップS10で、カウンタ53の内容をイン
クリメントする。そしてステップS11で、その制御命
令が、協調作業の終了命令かどうかを判断し、そうでな
い時はステップS3のネットワークのモニタに戻るが、
終了命令の時は、この処理を終了する。
【0024】一方、ステップS6で制御命令以外のデー
タであった場合はステップS13に進み、データの種類
と発信者、例えば参加者「甲」からの音声データであれ
ば「甲からの音声」をキーワード・タグとし、これをイ
ンデックス構造40のキーフィールド41に書込むとと
もに、ポインタフィールド42に、カウンタ53の値を
書き込む。そして、このインデックスを、二分木等の技
法を用いてインデックスファイル29に追加する(S1
4)。次にステップS15に進み、カウンタ53の値を
名前とするファイルを作成してデータを書き込み(S1
5)、ステップS16でカウンタ53をインクリメント
してステップS3のネットワークのモニタ処理に戻る。
【0025】また、ステップS4で、ネットワークにデ
ータが到着していなかった場合はステップS17以降に
進み、以下のステップを実行する。
【0026】ステップS17で、経過時間タイマ50に
設定された所定時間、例えば10分を経過してタイマ5
0からアラームが発せられた場合はステップS23に進
み、協調作業の開始から「10分経過」をキーワード・
タグとし、これをインデックス構造40のキーフィール
ド41にセットし、次にポインタフィールド42にカウ
ンタ53の値を書き込む。そしてステップS24に進
み、このインデックスを二分木等の技法を用いてインデ
ックスファイル29に追加する。次にステップS25に
進み、カウンタ53の値を名前とするファイルを作成
し、フィールド31にデータの種類「経過時間」、フィ
ールド32は空、フィールド33に現在時刻、フィール
ド34に「経過時間10分」とするデータを書き込み
(S25)、ステップS26でカウンタ53をインクリ
メントする。そしてステップS27で経過時間タイマ5
0をリセットし、ステップS3のネットワークのモニタ
処理に戻る。
【0027】ステップS17で、アラームが発生しない
時はステップS18に進み、タイマ52が設定された特
定時刻、例えば毎時“0分”・“30分”であるか否か
を判断し、そうであればステップS19に進み、その絶
対時刻、例えば15時30分をキーワード・タグとし、
これをインデックス構造40のキーフィールド41に書
込み、ポインタフィールド42にはカウンタ53の値を
書き込む。そしてステップS20に進み、このインデッ
クスを二分木等の技法を用いてインデックスファイル2
9に追加する。次ステップS21に進み、カウンタ53
の値を名前とするファイルを作成し、フィールド31に
データの種類「時刻」、フィールド32は空、フィール
ド33に現在時刻、フィールド34に「15時30分」
とするデータを書き込む。そしてステップS22に進
み、カウンタ53をインクリメントし、ステップS3の
ネットワークのモニタ処理に戻る。
【0028】更に、ステップS18で特定時刻でない時
はステップS28に進み、データ間隔タイマ51からア
ラームが発せられたか否か、即ち、データが送られてこ
ない時間が、設定されている所定時間以上継続したかど
うかを判断し、そうであればステップS29に進み、参
加者が思考中の「間」とするキーワード・タグを作成
し、これをステップS30で、インデックス構造40の
キーフィールド41にセットし、ポインタフィールド4
2にカウンタ53の値を書き込んでインデックスを生成
する。そして、このインデックスを二分木等の技法を用
いてインデックスファイル29に追加する。次にステッ
プS31に進み、カウンタ53の値を名前とするファイ
ルを作成し、フィールド31にデータの種類「間」、フ
ィールド32は空、フィールド33に現在時刻、フィー
ルド34に「間」とする時間データを書き込む。そし
て、ステップS32で、カウンタ53をインクリメント
し、ステップS33で、データ間隔タイマ51をリセッ
トし、ステップS3のネットワークのモニタ処理に戻
る。
【0029】尚、前述のステップS17、S18、S2
8のいずれにも該当しない場合は、ステップS3のネッ
トワークのモニタ処理に戻り、協調作業の終了までこれ
を繰り返す。
【0030】以上により、協調作業プログラムによりネ
ットワークに送出されたデータは、データ記録サーバ2
0への到着順にシーケンスナンバーのファイル名が与え
られて個別のファイルに記録される。これと同時に、デ
ータの発信者、データの種類、制御命令の種類、経過時
間、絶対時刻、「間」等のキーワード・タグが、その協
調作業の参加者による操作を必要とすることなく生成さ
れ、ファイルへのインデックスとして記録される。ま
た、このインデックスを用いることにより、高速に該当
するデータを検索することができる。
【0031】こうしてファイルに記録されたデータは、
ネットワークを介して転送されるデータ構造(プロトコ
ル)のままなので、このファイルをそのまま協調作業プ
ログラムに送出することによって、そのデータによる結
果を再現することができる。更に、こうして作成された
ファイルは時間順に名前が付けられているので、インデ
ックスから検索されたファイルの前後のデータファイル
を容易に得ることができる。よって、連続するデータフ
ァイルを協調作業プログラムに送出し、連続したシーン
として再現することもできる。
【0032】尚、前述の本実施例では、複数のフィール
ドから1つのキーワード・タグを生成しているが、複数
のフィールドのそれぞれからキーワード・タグを生成
し、ポインタ・フィールド42を同じ値にしたインデッ
クスを登録することも可能である。さらにインデックス
・ファイルは、フィールド毎に別にしても、同じインデ
ックスファイルにしてもよい。例えばデータの発信者フ
ィールドからインデックスファイルを作成すると、発信
者毎のデータの検索が高速に行なえる。特にインデック
スファイルの作成にチェーンハッシュ技法を用いると、
発信者毎のインデックスが時間順にポインタによって連
結されるので、ある発信者からのデータを順に取り出す
ことが高速に行なえる。
【0033】また本実施例では、データ記録サーバを協
調作業を行なうコンピュータ機器とは別のコンピュータ
機器にしているが、データ記録サーバの記憶部24に協
調作業プログラムも置き、そのプログラムを動作させる
ことで、データ記録サーバ20においても協調作業を行
なうことが可能である。 [第2実施例]第2の実施例は、前述の第1実施例のデ
ータ記録サーバ20において、データ記録プログラム2
7がキーワード・タグと協調作業データを協調作業デー
タ用記憶部28に記憶する操作を、データベース管理シ
ステムを用いて行うものである。ここで、この第2実施
例を実現するシステム構成は、前述の図1とほぼ同一で
あるので、その図面を省略する。
【0034】この第2実施例では、データ記録サーバ2
0の記憶部24のデータ記録プログラム27が、第2実
施例に特有のデータ記録プログラムであり、記憶部24
にデータベース管理システムが置かれてこれが動作する
ことにより達成される。また、協調作業データ用記憶部
28は、そのデータベース管理システムが管理してい
る。
【0035】この第2実施例では、協調作業データ用記
憶部28に、インデックスファイル29の代わりにイン
デックスデータベースと、データが記録されるデータベ
ースが置かれ、ともにデータベース管理システムが管理
している。また第2実施例の記憶部24に記憶されてい
るデータ記録プログラムは、受け取ったデータを、その
受取った順にデータベースに保存する。この順序を記録
するために、図3のデータ構造に、シーケンスナンバー
を記録するフィールドを付加したデータ構造でデータベ
ースに記録する。このシーケンスナンバーを保持するの
は、データ記録プログラム27と同じくカウンタ53で
ある。尚、この第2実施例におけるデータ記録プログラ
ムの動作も、前述の第1実施例のデータ記録プログラム
27の動作とほぼ同一であるので、前述の図5及び図6
を参照して説明する。以下、前述の第1実施例のデータ
記録プログラム27の動作と異なる動作についてのみ説
明する。
【0036】図5におけるステップS8及びステップS
9のそれぞれは、以下のような処理に置き換えられる。
【0037】まずステップS8に変えて、ステップS7
で生成されたキーワード・タグとシーケンスナンバー
を、協調作業データ用記憶部28のインデックス・デー
タベースに記録する。このインデックスキーは、例えば
「甲からの協調作業中断命令」等である。次にステップ
S9で作成されたインデックスキーが参照するデータベ
ース内のデータレコードに、カウンタ53の値をシーケ
ンスナンバーとして付加した上で、データを記憶するよ
うにデータベース管理システムに問い合わせを発する。
【0038】また、図5におけるステップS14及びス
テップS15のそれぞれは以下の処理に置き換えられ
る。
【0039】まず、ステップS13で生成されたキーワ
ード・タグとシーケンスナンバーをインデックス・デー
タベースに記録する。ここで、インデックスキーは、例
えば「甲からの音声データ」である。次にステップS1
5で、この作成されたインデックスキーが参照するデー
タベース内のデータレコードに、カウンタ53の値をシ
ーケンスナンバーとして付加した上で、データを記憶す
るようにデータベース管理システムに問い合わせを発す
る。
【0040】更に図6のステップS24及びステップS
25のそれぞれは、以下の処理に置き換えられる。
【0041】まず、ステップS23で生成されたキーワ
ード・タグとシーケンスナンバーをインデックスデータ
ベースに記録する。ここで、インデックスキーは、例え
ば「30分経過」である。次にステップS25で、この
作成されたインデックスキーが参照するデータベース内
のデータレコードに、カウンタ53の値をシーケンスナ
ンバーとして付加した上で、そのデータを記憶するよう
にデータベース管理システムに問い合わせを発する。な
お記録するデータの内容は、第1実施例のステップS2
5におけるデータと同じである。
【0042】また図6のステップS20及びステップS
21は、それぞれ以下の処理に置き換えられる。
【0043】まずステップS19で生成されたキーワー
ド・タグとシーケンスナンバーをインデックスデータベ
ースに記録する。ここでインデックスキーは、例えば
「15時30分」である。次にステップS21で、この
作成されたインデックスキーが参照するデータベース内
のデータレコードに、カウンタ53の値をシーケンスナ
ンバーとして付加した上で、そのデータを記憶するよう
にデータベース管理システムに問い合わせを発する。な
お、ここで記録するデータの内容は、第1実施例のステ
ップS21と同じである。
【0044】更に図6のステップS30及びステップS
31は、それぞれ以下の処理に置き換えられる。
【0045】ステップS29で生成されたキーワード・
タグとシーケンスナンバーをインデックスデータベース
に記録する。ここでインデックスキーは、例えば「間」
である。次にステップS31で、この作成されたインデ
ックスキーが参照するデータベース内のデータレコード
に、カウンタ53の値をシーケンスナンバーとして付加
した上で、データを記憶するようにデータベース管理シ
ステムに問い合わせを発する。なお、この記録するデー
タの内容は、前述の第1実施例のステップS31と同じ
である。
【0046】このように第2実施例によれば、前述の第
1の実施例の効果に加え、データベース管理システムの
問い合わせ処理機能を用いて、効率のよいデータの検索
が可能になる。尚、この第2実施例では、ネットワーク
17を転送されるデータ構造30(図3)に、シーケン
スナンバーフィールドを付加して、そのままデータベー
スに記録している。しかし、データ構造30の各フィー
ルドのうち、31から33までの各フィールドの値の組
およびシーケンスナンバーをキーとしてインデックスデ
ータベースに記録し、データ本体であるフィールド34
のみをデータベースに記録することも可能である。尚、
ここで各フィールドの値の組によるキーは、例えば「協
調作業中断命令・参加者甲・15:23・123」のよ
うになる(123はシーケンスナンバーの例である)。
この場合、データベースからデータを取り出す際には、
インデックスデータベースのキーから、フィールド31
から33までの値を分解して取り出し、更にデータベー
スからフィールド34(データ本体)を取り出して、デ
ータ構造30に再構成する。
【0047】また、この第2実施例では、データの順序
をデータ中のシーケンスナンバーフィールドによってい
る。しかし、本発明はこれに限定されるものでなく、オ
ブジェクト指向データベース等の柔軟なデータ構造をと
ることのできるデータベース管理システムを用いた場合
には、データに前後のデータを参照するポインタフィー
ルドを設け、連続するデータを双方向リストにすること
で、連続データの検索を高速にできる。 [第3実施例]第3の実施例は、前述の第1実施例にお
いて、データ記録サーバ20が行っている操作を、各コ
ンピュータ機器16a〜16cで分散して行うものであ
る。
【0048】図7は、本発明の第3施例を実現するシス
テム構成の一例を示す図である。
【0049】同図において、前述の図1の構成と共通す
る部分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。コ
ンピュータ機器16f〜16hのそれぞれの記憶部13
には、協調作業プログラム18の他にデータ記録プログ
ラム75が置かれ、動作している。またコンピュータ機
器16f〜16hのそれぞれには協調作業データ用記憶
部76が接続されており、協調作業データ用記憶部76
上にはインデックスファイル77が置かれている。
【0050】データ記録プログラム75の動作は、前述
の第1実施例のデータ記録プログラム27の動作とほぼ
同一であるので、前述の図5及び図6を参照して説明す
る。以下、前述の第1の実施例のデータ記録プログラム
27と異なる動作についてのみ説明する。
【0051】図5のステップS3に相当する処理では、
ネットワークに対し自コンピュータ機器が送出したデー
タのみをモニタする。また各ステップでの協調作業記録
用記憶部28への記録は協調作業データ用記憶部76へ
の記録に、第1実施例のインデックスファイル29への
記録はインデックスファイル77への記録に、それぞれ
置き換える。また、2つのタイマ50,51およびカウ
ンタ53は、コンピュータ機器16f〜16hのそれぞ
れのデータ記録プログラム75が受け持つものとする。
【0052】本実施例では、コンピュータ機器毎、即
ち、協調作業の参加者毎に、ネットワーク17に送出し
た協調作業のデータが時間順にシーケンスナンバーのフ
ァイル名を与えられた上で個別のファイルに記録され、
インデックスファイルが作成される。こうして記録され
たデータから、以下の手順で協調作業のシーンを再現す
ることができる。
【0053】まず自コンピュータ機器、もしくはネット
ワークを介して協調作業の他の参加者のコンピュータ機
器の記録されたデータから、再現するシーンの基準にな
るデータを検索して取り出す。次に、そのデータの発信
時刻フィールドの時刻を取り出し、協調作業に参加した
全コンピュータ機器のデータから、その時刻の近傍のデ
ータを検索して取り出す。こうして取出した全データを
発信時刻フィールドの時刻の値で時間順にソートし、協
調作業プログラム18に送出する。
【0054】また、この第3実施例では、自コンピュー
タ機器で送出するデータのみをモニタして処理を行うの
で、コンピュータ機器にかかる負荷が低減される。また
協調作業データ用記憶部76のメモリ容量も小容量で済
むので、安価なシステムが構成できる。
【0055】またネットワークに障害が生じた場合に
も、少なくとも自コンピュータ機器の記録だけは残すこ
とが可能である。
【0056】さらに本実施例は第1の実施例と併用する
ことによって、全体の記録とは別個に協調作業の参加者
が個人用の記録を残すことができる。またテレビ会議等
の協調作業において、会議に参加できない場合にメッセ
ージ等を、この第3実施例を用いて記録しておき、実際
のテレビ会議の際に記録したデータを再現してもらい、
メッセージ等を伝えることも可能である。 [第4実施例]第4の実施例は、第3の実施例で各コン
ピュータ機器で記録しているキーワード・タグのみを、
データ記録サーバ20においても記録するものである。
第4実施例を実現するシステム構成はほぼ図1と同一で
あるので、図1を参照して説明に使用する。尚、この第
4実施例と前述の実施例で異なるのは以下の点である。
コンピュータ機器16a〜16cの記憶部13に協調作
業システムプログラム18の他にデータ記録プログラム
が置かれて動作している点。また、各コンピュータ機器
16a〜16cに協調作業データ用記憶部が接続されて
おり、協調作業データ用記憶部にインデックスファイル
が置かれている点。更に、データ記録サーバ20のデー
タ記録プログラムが本実施例独自のものである点であ
る。
【0057】尚、この実施例のデータ記録サーバ20に
記憶されているデータ記録プログラムの動作は、前述の
第3実施例のデータ記録プログラム75の動作とほぼ同
一であるので、前述と同様に図5及び図6を参照して動
作を説明する。ここでは、前述の第3実施例のデータ記
録プログラム75による動作と異なる点についてのみ説
明する。
【0058】図5のステップS8,S14、図6のステ
ップS20,S24,S30のそれぞれの直後に、以下
のステップを追加する。
【0059】まず、直前のステップで作成されたキーワ
ード・タグと、カウンタ53の値(ファイル名)、発信
者(自コンピュータ機器)を1組としたデータを、ネッ
トワーク17を介してデータ記録サーバ20に送る。デ
ータ記録サーバ20のデータ記録プログラムは、このネ
ットワーク17から送られてきたキーワードと発信者、
識別子の組を読み出し、これをシーケンスナンバーによ
るファイル名のファイルとして時間順に協調作業データ
用記憶部28へ記録する。更に、キーワードとファイル
名からなるインデックスを、二分木等の技法を用いてイ
ンデックスファイル29に記録する。
【0060】このように第4実施例では、前述の第3実
施例による効果に加え、キーワード・タグがデータ記録
サーバ20に集中しているので、データ記録サーバ20
の1ヶ所に問い合わせるだけですむ効果がある。また、
発信者とファイル名のデータから、コンピュータ機器1
6a〜16cで記録されている実際のデータのアクセス
も可能であり、協調作業全体での時間順序も保たれてい
ることから、各コンピュータ機器にデータの順序を問い
合わせることなく、協調作業全体の再現も可能である。 [第5実施例]次に本発明の第5実施例を説明する。こ
の第5実施例は、前述の第1実施例の「間」キーワード
・タグの付加方法の改良である。この第5実施例を実現
するシステム構成は、前述の図1とほぼ同様であるの
で、図1を参照して説明する。尚、この第5実施例で異
なるのは、データ記録サーバ20の記憶部24のデータ
記録プログラム27が、この第5実施例に特有のデータ
記録プログラムである点である。以下、この第5実施例
のデータ記録プログラムの動作を、図8及び図9を参照
して説明する。尚、図8及び図9において、ステップS
41〜S44は図5のステップS1〜S4と同一であ
り、また、ステップS50〜S71は、図5及び図6の
ステップS5〜S27にほぼ同様である。
【0061】図8のステップS44でデータが到着して
いるか否かを判断し、到着していた時はステップS45
に進み、データ間隔タイマ51をチェックする。このタ
イマ51において、設定時間経過しておらず、タイマ5
1からアラームが発せられていない場合はそのままステ
ップS50に進むが、アラームが発せられていた場合は
ステップS46に進み、参加者が思考中の「間」とする
キーワード・タグとする。次にステップS47に進み、
これをインデックス構造40(図4)のキーフィールド
41に記録し、ポインタフィールド42にカウンタ53
の値を書き込み、このインデックスを二分木等の技法を
用いて、データ記録サーバ20のインデックスファイル
29に追加する。
【0062】次にステップS48に進み、カウンタ53
の値を名前とするファイルを作成し、図3のフィールド
31にデータの種類として「間」、フィールド32は
空、フィールド33に現在時刻、フィールド34に
「間」とする時間データを書き込む。そしてステップS
49でカウンタ53をインクリメントしてステップS5
0に進む。
【0063】このように第5実施例によれば、前述の第
1実施例での効果に加え、データ間隔タイマ51に設定
された時間の2倍以上の間隔があいた場合でも記録され
る「間」キーワード・タグが1つのみであるという効果
が得られる。 [第6実施例]次に本発明の第6実施例を説明する。こ
の第6実施例は、前述の第1実施例において、協調作業
のデータをデータ記録サーバ20の協調作業データ用記
憶部28に記録していたのを、ビデオテープレコーダ等
のデータ記録サーバ20の外部記録部に記録するもので
ある。この第6実施例を実現するシステム構成を図10
に示す。
【0064】図10において、前述の図1と共通する部
分は同じ番号で示し、それらの説明を省略する。
【0065】90は、第6実施例独自のデータ記録プロ
グラムである。92はビデオテープレコーダや書き込み
可能な光/光磁気ディスク等の外部記録部であり、デー
タ記録サーバ20aの外部インタフェース部91を介し
て接続されている。外部記録部92は、カウンタ93を
有し、経過時間やテープの使用量等に応じてインクリメ
ントされる。このデータ記録サーバ20aと外部記録部
92との間では、画像/音声データの他に、外部記録部
92の制御命令やカウンタ93の値等がやりとりされ
る。尚、データ記録プログラム90の動作は、前述の第
1実施例のデータ記録プログラム27の動作とほぼ同一
であるので、図5及び図6を参照して説明する。以下、
データ記録プログラム27と異なる動作についてのみ説
明する。
【0066】まず、データ記録プログラム90は、シー
ケンスナンバーを保持する第1実施例のカウンタ53を
持たない。そして、図5のステップS2では、カウンタ
53をリセットするのではなく、外部記録部92の初期
化を行なう。これは、例えば外部記録部92のカウンタ
93をリセットし、データ記録サーバ20aの出力部1
1への画像/音声出力を分配・変換し、外部記録部92
へ逐次記録する動作、即ち、ビデオ録画/録音を開始す
る。
【0067】また図5及び図6のステップS8,S1
4,S20,S24,S30では、直前のステップで生
成されたキーワード・タグをインデックス構造40のキ
ーフィールド41に書き込む。次にカウンタ53ではな
く、外部記録部92のカウンタ93の値を読み出し、そ
の値をポインタフィールド42に書き込む。このインデ
ックスを二分木等の技法を用いてインデックスファイル
29に記録する。尚、ここでカウンタ93は、外部記録
部92によるカウントアップがほとんどなので、ステッ
プS10,S16,S22,S26,S32は削除して
もよい。そして、このプログラムの終了直前、即ち、ス
テップS12の直前に、データ記録サーバ20aの出力
部11への画像/音声出力を分配・変換、および外部記
録部92への記録を終了する処理を追加する。
【0068】以上説明したように第6実施例によれば、
コンピュータ機器の出力部に出力される協調作業の画像
/音声が、ビデオテープレコーダ等の外部記録部に、作
業終了まで連続して分配され、必要なデータ変換を行な
った上で記録される。さらに前述の第1実施例と同じキ
ーワード・タグが、外部記録部92のカウンタ93の値
とともにインデックスファイルに記録される。これから
インデックスファイルを検索し、これにより得られたカ
ウンタの値の位置から外部記録部のデータを再生するこ
とで、協調作業の連続するシーンの画像/音声が再現さ
れる。なお、ステップS9,S15,S21,S25、
S31を削除し、操作の再現を行なわず、動画像/音声
の再現のみ可能にしてもよい。この場合、ネットワーク
転送データ(プロトコル)の記録が不要になり、協調作
業データ用記憶部28の容量が節約される。
【0069】また、ビデオ録画/録音を、外部記録部9
2を用いて行なう例を示したが、出力部11の出力画面
/音声をディジタル化し、協調作業データ用記憶部28
内に記録しても構わない。この場合はカウンタ93の代
わりに、データの記録位置、例えばデータ先頭からのオ
フセットバイト数を用いればよい。
【0070】第6実施例では、大量の画像/音声の記録
に安価な記録部や記録メディアを利用しつつ、キーワー
ド・タグによるインデックスを利用できる効果がある。
コンピュータ機器の外部の記録部を用いることにより、
コンピュータ機器にかかる負荷が低減される効果もあ
る。
【0071】以上説明したように本実施例によれば、コ
ンピュータ機器ネットワーク上の協調作業システムにお
いて、協調作業の進行と同時に後の編集作業に有用なキ
ーワードやタグをシステムが付加しながら協調作業の内
容を順序を保って記録することにより、協調作業の再現
を可能にするとともに、協調作業の円滑な進行と協調作
業後の編集作業等の作業量を低減できる。
【0072】また、本実施例における協調作業のデータ
は、ネットワークに送られた順序でそのまま記録されて
おり、データの発信者、データの種類、制御命令の種
類、経過時間、絶対時刻、「間」等のキーワード・タグ
を用いて、高速な検索が可能である。
【0073】更に、こうして検索されたデータから、そ
の前後のデータの検索も容易に行える。また、記録され
た連続したデータを協調作業プログラムに再送出するこ
とで協調作業のシーンの再現が可能である。
【0074】このように本実施例によれば、従来、キー
ワード・タグを協調作業を行っている際に、データの記
録と同時にキーワード・タグを付けるために、協調作業
や思考が中断してしまったり、専任の書記が必要になる
という問題があったが、本実施例により解消され、効率
のよい協調作業が行なえる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、協
調作業の進行と同時にキーワードを付加しながら、その
作業内容を順次記録することにより、その記録された作
業を容易に再現できる効果がある。
【0076】また本発明によれば、協調作業により発生
したデータに自動的にキーワードを付して記録できる効
果がある。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の協調作業システムの構成図
である。
【図2】従来の協調作業システムのシステム構成図であ
る。
【図3】本実施例において、ネットワークを転送される
データの構造の摸式図である。
【図4】本実施例の記憶部に記録されるデータの構造の
摸式図である。
【図5】本発明の一実施例のデータ記録プログラムの動
作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施例のデータ記録プログラムの動
作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施例の協調作業システムのシス
テム構成図である。
【図8】本発明の第5実施例におけるデータ記録プログ
ラムの動作を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第5実施例におけるデータ記録プログ
ラムの動作を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第6実施例における協調システムの
システム構成図である。
【符号の説明】
10,21 中央処理部(CPU) 11,22 出力部 12,23 入力部 13,24 記憶部 14,25 ネットワーク・インターフェース(I/
F)部 16a〜16c コンピュータ機器 18 協調作業プログラム 20 データ記録サーバ 27,75,90 データ記録プログラム 28,76 協調作業データ用記憶部 29,77 インデックスファイル 50,51,52 タイマ 53,93 カウンタ 92 外部記録部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンピュータ機器を接続するネッ
    トワークを介してデータ交換を行ない、協調して作業を
    行なう協調作業システムであって、 前記コンピュータ機器のそれぞれより入力される協調作
    業のためのデータを時間的に位置付ける時系列情報を付
    与する時系列情報付加手段と、 ネットワークを通過するデータにキーワードを付与する
    キーワード付与手段と、 前記時系列情報及び前記キーワードが付与された前記協
    調作業のためのデータを格納する協調作業データ格納手
    段と、を有することを特徴とする協調作業システム。
  2. 【請求項2】 前記キーワード付与手段は、ネットワー
    クを転送されたデータの内容を加工して検索用キーワー
    ド・タグを生成することを特徴とする請求項1に記載の
    協調作業システム。
  3. 【請求項3】 前記キーワード付加手段は、協調作業の
    経過時間を所定周期で計時し、その計時した経過時間を
    検索用のキーワード・タグとして付与することを特徴と
    する請求項1に記載の協調作業システム。
  4. 【請求項4】 前記キーワード付加手段は、協調作業中
    に経過する時刻を所定周期で計時し、その計時した時刻
    を検索用のキーワード・タグとすることを特徴とする請
    求項1に記載の協調作業システム。
  5. 【請求項5】 前記キーワード付加手段は、前記協調作
    業のデータが一定時間以上転送されなかった場合、思考
    中の「間」を検索用のキーワード・タグとすることを特
    徴とする請求項1に記載の協調作業システム。
  6. 【請求項6】 前記協調作業データ格納手段は、データ
    ベース管理システムを使用することを特徴とする請求項
    1に記載の協調作業システム。
  7. 【請求項7】 前記協調作業データ格納手段は、協調作
    業に参加する各計算機上でデータを格納することを特徴
    とする請求項1に記載の協調作業システム。
  8. 【請求項8】 前記協調作業データ格納手段は、検索用
    キーワード・タグを協調作業に参加する各計算機上とデ
    ータ記録用計算機の両方に格納することを特徴とする請
    求項7に記載の協調作業システム。
  9. 【請求項9】 前記キーワード付加手段は、協調作業の
    データの間隔が一定時間を越えていることを思考中の
    「間」の検索用キーワード・タグとすることを特徴とす
    る請求項1に記載の協調作業システム。
  10. 【請求項10】 前記協調作業データ格納手段は、前記
    コンピュータ機器の出力装置へのビデオイメージや音声
    を計算機外部の記録装置に動画と音声で記録することを
    特徴とする請求項1に記載の協調作業システム。
  11. 【請求項11】 前記協調データ格納手段に記憶された
    データを、前記キーワードに基づいて検索する検索手段
    を更に有することを特徴とする請求項1〜10のいずれ
    か1項に記載の協調作業システム。
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