JP2005244523A - ネットワーク会議システム、会議端末および会議サーバ - Google Patents

ネットワーク会議システム、会議端末および会議サーバ Download PDF

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Abstract

【課題】 会議録(議事録)の作成を行わなくても、保存されている会議データを効率的に利用できるようにする。
【解決手段】 リアルタイム会議中のシーン2において、発表者Aが重要な発言をしたとする。参加者Bおよび参加者Cは、時刻t4、t5において、チャプター挿入ボタンを押下する(S1−1,S1−2)。会議サーバでは、時刻t4,t5から、所定時間だけ時間を戻し(ステップS2−1,S2−2)、その戻った時点(t2、t3)において、見出し(手動挿入チャプター)HCP2,HCP3を設定する。あるいは、その時点の直前にある時間区切り(すなわち、CP4)を特定し、その時点に見出しHCP1を設定する(S4)。これにより、発表者Aの重要な発言がなされるシーン2の前に、見出しが設定される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ネットワーク会議システム、会議端末および会議サーバに関する。
電子会議システムでは、電子会議の内容(マルチメディアデータ)を保存しておくことにより、後に、会議内容を再現することが可能となる。
但し、保存されている会議データのすべてを確認するのは非効率的である。そこで、電子会議の内容を編集した会議録(議事録)を作成することとし、その会議録を作成する際に、会議録作成支援装置を利用する従来技術がある(特許文献1参照)。
特開平7−182365号公報
上記の従来技術では、会議録作成支援装置による支援があるとはいえ、電子会議の内容を編集した会議録(議事録)を作成することは、かなりの重労働であり、時間がかかる。
また、会議録(議事録)の精度を高めるためには、結局、過去の会議内容をすべて見直すことが必要となる。
すなわち、会議内容(マルチメディアデータ)をすべて保存していたとしても、後に、その保存されている会議データを有効利用するためには、多くの手間がかかることになる。
本発明が解消しようとする課題としては、会議録(議事録)の作成を行わなくても、保存されている会議データを効率的に利用できるようにし、ネットワーク会議システムの使い勝手を向上させることが一例として挙げられる。
請求項1に記載のネットワーク会議システムは、リアルタイム会議データを時系列に配置して構成されるリアルタイム会議データファイルと、前記リアルタイム会議データファイルを検索するために使用され、時刻情報と、見出し情報と、前記リアルタイム会議データファイルにアクセスするための情報とが対応づけられて構成されるインデックスファイルと、を有する会議サーバと、前記会議サーバにネットワークを介して接続されたクライアントとしての会議端末と、によって構成され、前記リアルタイム会議の終了後において、前記インデックスファイルの前記見出し情報に基づいて前記リアルタイム会議データファイルにアクセスし、所望のリアルタイム会議データを読み出して前記会議端末上で再生することが可能なサーバ・クライアント方式のネットワーク会議システムであって、前記会議端末は、見出し挿入要求を手動入力するための手動入力手段を備え、前記会議サーバは、 前記リアルタイム会議の参加者が、前記リアルタイム会議の進行中に、前記会議端末の前記手動入力手段を介して見出し挿入要求を入力した場合、前記見出し挿入要求の入力時刻よりも以前にさかのぼった時刻を特定し、その特定された時点において手動挿入による見出しを設定し、その設定した見出しの情報を前記インデックスファイルに記録することを特徴とする。
請求項5に記載の会議端末は、請求項1〜請求項3記載のネットワーク会議システムにおいて使用される前記見出し挿入要求を入力するための前記手動入力手段を有することを特徴とする。
請求項6に記載の会議サーバは、請求項1〜請求項3記載のネットワーク会議システムにおいて使用される前記リアルタイム会議データファイルおよび前記インデックスファイルの生成および管理機能を有することを特徴とする。
請求項7に記載の会議サーバは、請求項4記載のネットワーク会議システムにおいて使用される、前記インデックスファイルの検索機能、前記インデックスファイルの前記見出し情報の一覧の送信機能、および、前記指定された前記見出しに対応する時刻以降の前記リアルタイム会議データファイルの送信機能を有することを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態のネットワーク会議システムの特徴的な構成と、リアルタイム会議の実行およびリアルタイム会議データの記録動作の概要を説明するためのブロック図である。また、図2は、リアルタイム会議データの再生時における動作の概要を説明するための図である。
図1に示されるように、本実施の形態のネットワーク会議システムは、複数の会議端末140a〜140nを、ネットワーク130を介して会議サーバ100に接続してなる、サーバ・クライアント方式のシステムである。
会議サーバ100は、リアルタイム会議で発生するマルチメディアデータを統括的に処理するリアルタイム会議処理部110と、リアルタイム会議データ(マルチメディアデータ)を、随時、蓄積する会議データ蓄積部120と、を有している。
ここで、会議データ蓄積部120は、マルチメディアデータを、所定形式のファイル(リアルタイム会議データファイル124)として保存する。
また、会議データ蓄積部120では、リアルタイム会議データファイル124に効率的にアクセスすることを可能とするために、会議データインデックスファイル122も生成する。
会議データインデックスファイル122には、時刻情報(タイムスタンプ)の他、見出し(チャプター)情報、および、リアルタイム会議データファイル124へのアクセス情報(参照先のアドレス情報)が含まれる。
会議の参加者は、予め、会議サーバ100に会議予約をしておき、会議開始時刻になると、会議端末140a〜140bから会議サーバ100にアクセスして会議に参加し、リアルタイム会議処理部110との間で、会議データの送受信を行う。
リアルタイム会議データ(マルチメディアデータ)は、随時、会議データ蓄積部120に蓄積される。すなわち、会議の進行と併行して、リアルタイム会議データファイル124および会議データインデックスファイル122が生成され、保存される。
また、リアルタイム会議データの再生時には、図2に示すように、会議端末140a〜140nは、会議データ蓄積部120にアクセスし、会議データインデックスファイル122を参照する。
すなわち、この会議データインデックスファイル122に記録されている見出し一覧を参照し、所望の見出しを指定する。
すると、その見出しが設定された時刻以降のリアルタイム会議データファイル124が読み出され、会議端末140a〜140nに送られ、各会議端末上で、会議データが再生される。
会議データインデックスファイル122に基づいて作成された見出し一覧を参照することにより、会議端末のユーザは、その会議の重要な箇所(重要な場面)の数、およびその場面が発生した時刻(あるいは会議開始からの経過時間)等をすぐに知ることができる。
したがって、その見出し一覧は、実質的に議事録の役目を果たす。また、この会議データインデックスファイル122は、会議中に自動的に生成されるため、会議後に、議事録を作成する手間を省くことができる。
また、会議データインデックスファイル122を参照することで、リアルタイム会議データファイル124に効率的にアクセスし、所望の箇所の会議データを再生することができる。したがって、保存されているリアルタイム会議データファイルの有効利用を図ることができる。
図3は、本実施の形態のネットワーク会議システムにおける特徴的な動作(手動挿入による見出しの設定に関する具体的な動作)を説明するための図である。この図3の一番上に示されているCP0〜CP14は、時間軸上において、所定の時間間隔で設けられた時間区切り(時間チャプター)である。
この時間区切り(時間チャプター)は、手動で挿入される見出し(「手動挿入チャプター」、あるいは、「手動挿入による見出し」と表記する)を設定する際の基準となる。
図3の上側には、リアルタイム会議中の動作が示されている。
図示されるように、シーン1、シーン2、シーン3と、画面が切り替わっていく。ここで、シーンに2では、発表者(プレゼンテーションを行う者)がAであり、シーン3では、発表者がBに変更される。
このような発表者の変更や、参照している資料のページ変更があったことは、自動的に記録しておく必要がある。したがって、時刻t6において、発表者変更を示す、自動挿入チャプター(「自動挿入による見出し」と表記する場合もある)ACPが設定される。
また、シーン2において、発表者Aが重要な発言をしたとする。参加者Bおよび参加者Cは、その重要なシーン2に見出し(手動挿入チャプター)を設定するべく、それぞれ、時刻t4、t5において、自己の会議端末に備わっているチャプター挿入ボタン(図6参照)を押下する(ステップS1−1,S1−2)。
しかし、チャプター挿入ボタンを押下した時点では、すでに重要なシーン2は、過去のものとなっている。
そこで、会議サーバでは、時刻t4,t5から、所定時間(例えば、30秒)だけ時間を戻し(ステップS2−1,S2−2)、その戻った時点(t2、t3)を特定する。
この時間軸上をさかのぼった時点(t2,t3)に、見出し(手動挿入チャプター)HCP2,HCP3を設定すれば、発表者Aの重要な発言がなされるシーン2の前に、見出しを設定することが可能となる。
ただし、ハードウエアの処理上、任意の時点に見出しを設定可能とするのは面倒である(ハードウエアの負担が重い)。
また、多数の参加者が、少しだけずれたタイミングでいっせいに見出し挿入要求を発信した場合、その挿入要求の数だけ、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)を設定することになり、この点でも負担が重く、非効率的であるともいえる。
したがって、より好ましい態様では、あらかじめ所定の時間間隔で時間区切り(時間チャプター)CP0〜CP14を時間軸上に設けておき、見出し挿入要求があった場合には、所定時間(例えば、30秒)だけ時間を戻し、その戻った時点の直前にある時間区切り(時間チャプター)の箇所(時点)に見出しを設定する。
つまり、図3において、所定時間の時間戻しによって特定される時点(時刻t2、t3)から、さらに時間を戻し(ステップS3−1、S3−2)、時間区切り(時間チャプター)CP4の時点(時刻t1)において、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)を設定する(ステップS4)。
これにより、複数の参加者から、見出し挿入要求があった場合でも、見出しを一つの時点(時刻)に集約することができる。
また、時間区切り(時間チャプター)は、所定の時間間隔で挿入されることがシステム上、決まっているため、その時間区切り(時間チャプター)を見出し設定の基準とすることで、見出しを設定する際のハードウエアの負担も軽減される。
このように設定された手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)HCP1(HCP2,HCP3)、自動挿入チャプター(発表者変更やページ変更等の変化を記録しておくために自動的に挿入されるチャプター)ACP、および、時間区切り(時間チャプター)CP0〜CP14は、会議サーバ100(図1参照)内の会議データインデックスファイル122に記録される。
図3の下側には、リアルタイム会議データの再生時の動作が示される。
リアルタイム会議データの再生を行う者には、会議端末140a〜140n(図2参照)を介して、見出し一覧(この一覧には、見出しがつけられた時刻情報を含む)が提示される。
この見出し一覧は、時間区切り(時間チャプター)の情報を除いたチャプター情報(つまり、“手動挿入による見出し”、および、“自動挿入による見出し”の各情報)に基づいて作成される。この見出し一覧は、実質的に、議事録として機能する。
そして、その者が、特定の見出し(手動挿入チャプター)を指定すると(ステップS5)、その者が指定した見出しHCP1に対応する時刻t1以降の、リアルタイム会議データファイル124(図2参照)が会議サーバ100(図2参照)にて読み出される。
読み出されたリアルタイム会議データファイルは、会議端末に送られ、そして、その会議端末上で、再生される(ステップS6)。
このように、リアルタイム会議の最中に、参加者が、重要だと感じるシーンがあった場合、見出しの手動挿入要求を、各自の会議端末から会議サーバに送ることで、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)を、適切な時点(すなわち、そのシーンが生じる前の時点)において設定することができる。
そして、会議終了後においては、会議端末のユーザが、見出し一覧を参照し、特定の見出し(手動挿入チャプターや自動挿入チャプター)を指定することで、該当するリアルタイム会議データファイルを再生することができる。
図4は、時間区切り(時間チャプター)と自動挿入チャプター(発表者変更やページ変更等の変化を記録しておくために自動的に挿入されるチャプター)をインデックスファイルに記録する動作、およびインデックスファイルとリアルタイム会議データファイルとの対応関係を説明するための図である。
図4の上側に示されるように、時間区切り(時間チャプター)CP26〜CP29は、10秒間隔で設定される。
図示されるように、CP26は、会議開始より10分20秒後に設定され、以下同様に、CP27〜CP29が、10秒間隔で設定される。
また、自動設定チャプターACP1は、会議開始から10分26秒経過した時点における発表者変更を記録するために設定される。
自動設定チャプターACP2は、会議開始から10分47秒経過した時点におけるページ変更を記録するために設定される。
図4の左下には、会議データインデックスファイル122の内容が示される。
図示されるように、会議データインデックスファイル122には、番号、時刻、イベント内容、参照先情報(例えば、リアルタイム会議データファイル124のファイル先頭から何バイト目かを示す情報)が、互いに対応づけられた形式で記録される。
時間区切り(時間チャプター)を記録する場合には、「イベント内容」の欄には、“CP26”というように、時間区切り(時間チャプター)の番号が記載される。
また、自動設定チャプター(ACP1,ACP2)を記録する場合には、「イベント内容」の欄には、“発表者変更”、“ページ変更”等、自動設定チャプターを挿入する原因となった事項が記載される。
また、図4の右下に示されるように、リアルタイム会議データファイル124は、番号、時刻および会議データが対応づけられた形式のファイルである。
会議データインデックスファイル122を参照することで、発表者変更やページ変更がいつ行われたのかを知ることができる。また、参照先のリンクをたどることで、発表者変更があったときの会議内容を記録したファイルに、直ちにアクセスすることが可能となる。
図5は、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)をインデックスファイルに記録する動作、およびインデックスファイルとリアルタイム会議データファイルとの対応関係を説明するための図である。
図4と同様に、時間区切り(時間チャプター)CP44〜CP50は、会議の開始時点から10秒毎に設定される。
また、会議開始から28分45秒後に発表者変更が発生し、これに伴い、自動挿入チャプターACP3が設定される。
会議開始から29分48秒後に、会議参加者が、チャプター挿入ボタン(図6参照)が押下する。
会議サーバでは、そのボタンの押下を検出し、そのボタン押下の時刻から30秒だけ時間を戻す。これにより、会議開始から29分18秒後の時点に戻る。
次に、その時点の直前にある時間区切り(時間チャプター)CP46を特定する。そして、会議開始から29分18秒後の時点から、さらに、CP46に対応する時点(会議開始から29分10秒後の時点)まで時間を戻す。この時点が、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)を設定する時点となる。
このように、会議サーバでは、時間戻し処理が行われるため、手動挿入による見出しを、適切な時点に設定することができる。
ここで、会議データインデックスファイル122には、見出し(手動挿入チャプター)が設定された時刻(会議開始から29分10秒経過した時点を示す情報)と、その見出し(手動挿入チャプター)の挿入要求を発信した参加者名と、リアルタイム会議データファイル124へのアクセス情報とが、対応付けられて記録される。なお、参加者名は、“イベント内容”の欄に記載される。
また、リアルタイム会議データファイル124は、番号、時刻および会議データが対応づけられた形式のファイルである。
会議データインデックスファイル122が保持する情報のうち、発表者変更等に関する自動挿入チャプターの情報と、重要なシーンを特定するために手動挿入される見出し(手動挿入チャプター)の情報は、会議の要点を示す情報であり、これを一覧表として会議後に回覧することで、議事録を回覧したのと同様の効果を得ることができる。
すなわち、見出し一覧(チャプター一覧)を参照することで、発表者変更等がいつ行われたのか、および、誰がいつ、見出し(手動挿入チャプター)を設定したかを知ることができる。そして、参照先のリンクをたどることで、それらのチャプターが設定された時点における会議内容を記録したリアルタイム会議データファイル124に、直ちにアクセスすることが可能となる。
(第2の実施形態)
図6は、本発明の第2の実施形態のネットワーク会議システム(および、システムの構成要素の各々)の具体的な構成を示すブロック図である。図6において、図1,図2と同じ部分には、同じ符号が付してある。
図6の下側に示されるように、会議端末140cは、通信部142と、映像/音声処理部144と、会議処理部146と、入出力インタフェース148と、チャプター設定ボタン(手動挿入による見出しの設定手段)150と、モニタ152と、マイク154と、を備えている。
なお、図示しないが、この他に、ポイントカーソルを操作するためのマウスや、参加者自身の画像を撮影するためのカメラも設けられる。他の会議端末(140a,140b)の構成も同じである。
各会議端末140a〜140cは、ネットワーク130を介して、会議サーバ100と接続される。
会議サーバ100は、通信部102と、映像/音声処理部104と、会議の予約や参加者の認証等を行う会議管理部106と、リアルタイム会議処理部110(データインタフェース111、コマンド検出部112、チャプター挿入要求検出部113を有する)と、リアルタイム会議データファイル生成部114(データインタフェース115、タイムスタンプ付加部116、記録部117、チャプター管理部118を有する)と、時計部119と、ユーザリストファイル121と、会議データインデックスファイル122と、インデックスファイル生成部123(インデックスファイル情報管理部125、時間戻し部126、メモリ127を有する)と、リアルタイム会議データファイル124を蓄積する蓄積部(ハードディスク等)128と、会議データインデックスファイル122を検索するための検索部129と、リアルタイム会議データファイル124の再生を制御する再生制御部131と、を有する。
リアルタイム会議処理部110のデータインタフェース111は、リアルタイム会議のデータ(マルチメディアデータ)を、リアルタイム会議データファイル生成部114に送信する。
また、コマンド検出部112は、発表者変更、資料のページ変更等を通知するコマンドを検出する。
また、チャプター挿入要求検出部113は、会議端末(140a〜140n)のチャプター挿入ボタン150が押下され、見出し(手動挿入チャプター)の設定要求が発信されると、これを検出する働きをする。
リアルタイム会議データファイル生成部114のデータインタフェース115は、リアルタイム会議処理部110から送られてくるリアルタイム会議のデータを受信し、タイムスタンプ付加部116は、その会議データにタイムスタンプ(時刻情報)を付加し、記録部117は、その会議データを蓄積部(ハードディスク等)128に記録する。
また、リアルタイム会議データファイル生成部114のチャプター管理部118は、時間区切り(時間チャプター)の設定、自動挿入される見出し(自動挿入チャプター)の設定、および、手動で設定される見出し(手動挿入チャプター)の設定タイミングを生成し、各チャプターの設定を、インデックスファイル生成部123に指示する働きをする。
また、インデックスファイル生成部123における、インデックスファイル情報管理部125は、会議データインデックスファイル122に記録すべき種々の情報を一元的に管理し、インデックスファイルを作成する働きをする。
また、時間戻し部は、先に説明した“時間戻し処理”を実行する働きをする。なお、メモリ127は、各種の情報を一時的に保持する働きをする。
また、図6に示される会議データインデックスファイル122は、番号、時刻(タイムスタンプ)、イベント内容、付属情報およびポインタからなる。
「イベント内容」の欄には、図4、図5で説明したとおり、“発表者変更”や“ページ変更”など、会議内容の変更の原因事項が記載される。
また、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)の設定の場合には、その見出し挿入要求を最初に発信した“参加者の名前”が記載される。
また、「付加情報」の欄には、「イベント内容」に付随する情報が記載される。例えば、「イベント内容」が“発表者変更”であれば、変更後の新発表者の名前が記載される。
また、「イベント内容」が手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)の設定の場合には、“ユーザ識別フラグ”が記載される。
このユーザ識別フラグは、同一のシーンに対して複数の見出し設定要求があったとき、その要求を発信した参加者全員を識別できるようにしたフラグである。
すなわち、各参加者に1ビットのフラグビットが割り当てられる。例えば、参加者がA〜Cの3名いるとした場合、フラグのビット数を3ビットとし、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)の設定要求を発信した者に対応するビットを“1”とし、それ以外を“0”とする。これにより、誰が、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)の設定を希望したかを、簡単に記録することができる。
また、「ポインタ」は、各チャプターに対応するリアルタイム会議データの蓄積番地を示す情報である。
すなわち、リアルタイム会議データファイル124の先頭から何バイト目にアクセスすればよいかを示す情報である。映像情報用のポインタと、音声情報用の2つのポインタが必要である。
また、再生制御部131は、会議終了後に、会議端末(140a〜140n)から蓄積されている会議データの再生要求があると、まず、検索部129に指示して、会議データインデックスファイル122の中から、時間区切り(時間チャプター)を除く他のチャプター(自動挿入チャプターおよび手動挿入チャプター)を検索し、時刻情報、イベント内容および付属情報を抽出し、見出し一覧を作成する。
そして、通信部102を介して、会議データの再生要求を発信した会議端末(140a〜140n)に送信する。
その見出し一覧は、会議端末(140a〜140n)のモニタ152上に表示される。
会議データの再生希望者が、特定の見出しを指定すると、その情報が、会議サーバ100の再生制御部131に伝達され、再生制御部131は、会議データインデックスファイル122のポインタ(リンク)を参照して、指定された見出しに対応するリアルタイム会議データを読み出し、会議端末(140a〜140n)に送信する。これにより、所望の会議内容が、モニタ152上に再現される。
これにより、保存されているリアルタイム会議データファイル124に、効率的にアクセスすることが可能となり、その有効利用を促進することができる。
次に、図7〜図10を参照して、図6に示されるネットワーク会議システムの具体的な動作手順を説明する。
図7は、図6に示されるネットワーク会議システムの会議サーバにおいて、インデックスファイルに時間区切り(時間チャプター)を記録する場合の動作手順を示すタイミング図である。
各会議端末(140a〜140b)からは、随時、会議データが送信され(S10)、その会議データはリアルタイム会議処理部110からリアルタイム会議データファイル生成部114に随時、送られる(S11)。そして、タイムスタンプが付されたリアルタイム会議データは、蓄積部128に蓄積される。
一方、リアルタイム会議データファイル生成部114のチャプター管理部118では、会議データインデックスファイル122に、時間区切り(時間チャプター)を記録するかを判定する(S12)。
すなわち、時間区切り(時間チャプター)は、会議開始時点から10秒間隔で設定されるため、チャプター管理部118は、時計部119から出力される時刻情報を参照し、時間区切り(時間チャプター)の設定時点が到来したか否かを判定する。
そして、時間区切り(時間チャプター)の設定時点となると、リアルタイム会議データファイル生成部114のチャプター管理部118から、時間チャプター設定要求が発出される(S13)。
インデックスファイル生成部123のインデックスファイル情報管理部125は、会議データインデックスファイル122に、新たに、「タイムスタンプ(会議開始時点からのオフセット値)」、「イベント内容」および「ポインタ」を追加して、会議データインデックスファイル122を更新する(S14)。
そして、インデックスファイル情報管理部125は、リアルタイム会議データファイル生成部114のチャプター管理部118に、時間チャプター設定応答(設定結果、設定時点を示すタイムスタンプ情報等を含む)を返信する(S15)。
リアルタイム会議データファイル生成部114のチャプター管理部118は、タイムスタンプ情報を、その時点の最新のタイムスタンプ情報として、一時的に保持する(S16)。
以下、同様の動作を繰り返し行う(S17,S18)。
図8は、図6に示されるネットワーク会議システムの会議サーバにおいて、インデックスファイルに、自動挿入による見出し(自動挿入チャプター)を記録する場合の動作手順を示すタイミング図である。
発表者変更、システムのモード変更、ページ変更、ファイル配信、または発言者の途中参加等の事態が生じた場合(S20)、そのことを示すコマンドが、会議端末(140a〜140c)から、会議サーバ100のリアルタイム会議処理部110に送られ(S21)、続いて、そのコマンドの内容がリアルタイム会議データファイル生成部114に送られる(S22)。
次に、リアルタイム会議データファイル生成部114のチャプター管理部118は、インデックスファイル生成部123に、自動挿入チャプターの設定通知(タイムスタンプ、イベント内容および付属情報を含む)を送る(S23)。
インデックスファイル生成部123のインデックスファイル情報管理部125は、会議データインデックスファイル122に、新たに、「タイムスタンプ(会議開始時点からのオフセット値)」、「イベント内容」、「付属情報」および「ポインタ」を追加して、会議データインデックスファイル122を更新する(S24)。
次に、今回のコマンドが、発表者途中参加を示すコマンドであったかを調べ(S25)、その途中参加者が、ユーザリストファイル121に未だ登録されていないかどうかを調べ(S26)、そうであるときは、その途中参加者の識別番号(ID)を、ユーザリストファイル121に追記する(S27)。
図9は、図6に示されるネットワーク会議システムの会議サーバにおいて、インデックスファイルに、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)を記録する場合の動作手順を示すタイミング図である。
会議の途中で、参加者(例えば、議長)が重要なシーンであると判断した場合に、チャプター挿入ボタン150を押す。これに伴い、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)の設定要求が会議端末(140a〜140c)から会議サーバ100に送信される(S30)。
その要求があった事実は、リアルタイム会議処理部110からリアルタイム会議データファイル生成部114に通知される(S31)。
リアルタイム会議データファイル生成部114のチャプター管理部118は、インデックスファイル生成部123に、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)の設定を指示する(S32)。
インデックスファイル生成部123の時間戻し部126は、時間軸上で、一定時間(例えば、30秒)の時間戻しを行う(S33)。すなわち、現在の時刻情報から一定時間の減算処理を行う。
そして、インデックスファイル情報管理部125は、時間を戻した時点の直前にある時間区切り(時間チャプター)を特定し、これにより、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)の設定時点を決定する(S34)。このとき、インデックスファイル情報管理部125は、会議データインデックスファイル122を参照する。
続いて、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)の設定時点の情報(タイムスタンプやポインタ)を取得する(S35)。
続いて、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)を設定しようとする時点において、すでに、手動挿入チャプターが設定されているかを調べる(S36)。つまり、複数の参加者が、タイミングを少しずらして、見出し設定要求を発信した場合には、このような事態が想定されるため、このことをチェックするものである。
すでに、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)が設定されている場合には、その見出し挿入要求を発信した者が複数いるということを意味する。
この場合には、会議データインデックスファイル122の「付属情報」の欄に記録されているユーザ識別フラグの、該当者のビットを“0”から“1”に変化させ(これにより、その見出し設定を要求した者が誰であるかの情報が追加されることになる)、会議データインデックスファイル122を上書き更新する(S38)。
また、S36の結果がNoである場合には、会議データインデックスファイル122の「イベント内容」を“手動挿入”とし、かつ、その見出し設定要求を発信した者を特定するために、その者の識別フラグの1ビットを“0”から“1”に変化させる(S37)。
このようにして、会議データインデックスファイル122が更新される。
以上、インデックスファイルを随時、更新するための構成、動作、手順について説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、種々、変形可能である。
例えば、会議クライアントアプリは専用アプリでも、WEBブラウザ上で動作するアプリでも良い。
また、リアルタイム会議データファイルは、1つのファイルでも、分割されたファイルでもよい。ただし、複数のファイルに分割することで、一つのファイルの読み出し、書き込みを、容易かつ迅速に行えるようになる。
また、リアルタイム会議データを蓄積する部分は、会議サーバとは別のサーバ上にあってもよい。ただし、この場合には、会議サーバと別のサーバとの間における制御情報の授受が必要となる。
また、インデックスファイルの形式に関し、時刻情報(タイムスタンプ)を記録しないようにしてデータ量を減少させたり、あるいは、イベント内容を補足する情報を追加して、リアルタイム会議データファイルに、より正確にアクセスできるようにしてもよい。
また、インデックスファイルに、その会議に固有の識別番号を付与して管理するという手法を採用してもよい。
また、会議の参加者が、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)の設定を行う場合に、チャプター挿入ボタンを押している時間や、単位時間あたりの押下回数等に応じて、時間軸上で時間を戻す場合の戻し量を加減できるようにすることもできる。この場合、ユーザの使い勝手が、さらに向上する。
次に、保存されているリアルタイム会議データを再生する場合の動作手順について説明する。
図10は、図6のネットワーク会議システムにおいて、保存されているリアルタイム会議データファイルを会議端末上で再生する場合の動作手順を示すフロー図である。
会議端末(140a〜140c)のユーザは、モニタ152(図6参照)上で、メニューを表示し(S40)、“会議再生”を選択する(S41)。
その会議端末は、会議サーバ100に、会議再生モードで接続される(S42)。
会議サーバ100の再生制御部131は、まず、再生可能な会議一覧を、その会議端末に送信する(S43)。
その会議一覧は、会議端末上のモニタ152上に表示され(S44)、ユーザが、再生したい会議を選択すると(S45)、その選択された会議の識別情報が通知される(S46)。
これを受けて、会議サーバ100の再生制御部131は、検索部129に指示して、会議データインデックスファイル122の中から、必要な見出し情報(すなわち、時間チャプターを除く、自動挿入による見出し(自動挿入チャプター)および手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)の情報)を抽出させ、抽出された情報をまとめて一覧表を作成し、その見出しの一覧表を、会議端末に送信する(S47)。
その見出し一覧はモニタ152上に表示され(S47)、ユーザは、その中から、一つの見出しを選択する(S48)。
これに伴い、会議端末から、会議名、再生を望む見出し(チャプター)および再生コマンドが、会議サーバに送信される(S49)。
会議サーバ100の再生制御部131は、会議データインデックスファイル122のポインタ(リンク情報)を参照し、蓄積部128に保存されているリアルタイム会議データファイル124を検索し、該当する箇所のリアルタイム会議データを読み出す(S50)。
次に、読み出したリアルタイム会議データを、会議端末に送信する(S51)。
そして、会議端末上で、リアルタイム会議データが再生される(S52)。
このように、インデックスファイルを活用することで、保存されているリアルタイム会議データファイルに、容易にアクセスすることが可能となり、会議データの有効利用が促進される。
また、インデックスファイルは、会議の進行中に随時、更新され、かつ、そのインデックスファイルから抽出された見出しの一覧表が議事録の役目を果たすことから、議事録作成の手間を省くことができる。
リアルタイム会議データを再生するための構成や動作に関しては、上記の実施の形態に限定されるものではなく、種々、変形可能である。
例えば、図10では、まず、会議の一覧を送信し、次に、見出しの一覧表を送信しているが、これらを同時に送信してもよい。
また、見出しの一覧表を作成するに際し、例えば、特定のイベントに関連する見出しのみを抽出して作成したり、特定の参加者が設定した見出しのみを抽出して作成するようにしてもよい。
また、複数の参加者が、同一の場面に関し、見出し(チャプター)設定を希望している場合は、その場面の重要度が高いと考えられる。したがって、見出し設定を希望した者の数が、所定の閾値を越えるという条件を満たす見出しのみを抽出し、見出しの一覧表を作成するようにしてもよい。
また、会議サーバから会議端末に、会議データを送信する方式に関し、会議サーバ側から会議データをバースト送信し、会議クライアント側で、タイムスタンプ通りに会議を再生するような方式を採用してもよい。
また、リアルタイム会議データの再生中に、再度、見出し一覧を会議端末上に表示し、新たな会議再生開始ポイント指定することを可能とすることもできる。このようにすれば、ユーザが見たい箇所(ユーザが見たいと感じる見出しの箇所)だけを、会議端末上で、次々と再生することができ、効率的な再生が実現される。
以上説明したように、上記実施の形態におけるネットワーク会議システムは、リアルタイム会議データを時系列に配置して構成されるリアルタイム会議データファイル124と、リアルタイム会議データファイル124を検索するために使用され、時刻情報と、見出し情報と、リアルタイム会議データファイル124にアクセスするための情報とが対応づけられて構成される会議データインデックスファイル122と、を有する会議サーバ100と、会議サーバ100にネットワーク130を介して接続されたクライアントとしての会議端末140a〜140nと、によって構成され、リアルタイム会議の終了後において、会議データインデックスファイル122の見出し情報に基づいてリアルタイム会議データファイル124にアクセスし、所望のリアルタイム会議データを読み出して会議端末140a〜140n上で再生することが可能なサーバ・クライアント方式のネットワーク会議システムであり、会議端末140a〜140nは、見出し挿入要求を手動入力するための手動入力手段を備え、 会議サーバ100は、リアルタイム会議の参加者が、リアルタイム会議の進行中に、会議端末140a〜140nの手動入力手段を介して見出し挿入要求を入力した場合、見出し挿入要求の入力時刻よりも以前にさかのぼった時刻を特定し、その特定された時点において手動挿入による見出しを設定し、その設定した見出しの情報を会議データインデックスファイル122に記録する。
このような、ネットワーク会議システムによれば、会議の参加者が、会議中において重要なポイントであると感じた時点で、見出し挿入要求を発信すれば、適正な時点に見出しを設定することができる。すなわち、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)の設定が可能となる。これにより、議事録(会議録)を作成しなくても、保存されているリアルタイム会議データファイルに容易にアクセスすることができるようになる。
また、会議終了後において、直ちに、見出し一覧を配布することができる。その見出し一覧を見ることで、重要な箇所(重要なシーン)の数、およびそのシーンが発生した時刻(あるいは会議開始からの経過時間)をすぐに知ることができる。
会議の参加者は、会議後において、その会議の重要なシーンに即時にアクセスし、そのシーンを再生することが可能となる。検索の手間が省けるため、効率的な回覧が可能となる。
また、会議に不参加の人が、本発明の回覧、再生機能を利用することにより、短時間に会議内容を把握することができる。
したがって、ネットワーク会議システムの使い勝手、利便性が向上する。
本発明の第1の実施の形態のネットワーク会議システムの特徴的な構成と、リアルタイム会議の実行およびリアルタイム会議データの記録動作の概要を説明するためのブロック図である。 リアルタイム会議データの再生時における動作の概要を説明するための図である。 本発明の第1の実施の形態のネットワーク会議システムにおける特徴的な動作(見出し設定に関する具体的な動作)を説明するための図である。 時間区切り(時間チャプター)と自動挿入チャプター(発表者変更やページ変更等の変化を記録しておくために自動的に挿入されるチャプター)をインデックスファイルに記録する動作、およびインデックスファイルとリアルタイム会議データファイルとの対応関係を説明するための図である。 見出し(手動挿入チャプター)をインデックスファイルに記録する動作、およびインデックスファイルとリアルタイム会議データファイルとの対応関係を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態のネットワーク会議システム(および、システムの構成要素の各々)の具体的な構成を示すブロック図である。 図6に示されるネットワーク会議システムの会議サーバにおいて、インデックスファイルに時間区切り(時間チャプター)を記録する場合の動作手順を示すタイミング図である。 図6に示されるネットワーク会議システムの会議サーバにおいて、インデックスファイルに、自動挿入による見出し(自動挿入チャプター)を記録する場合の動作手順を示すタイミング図である。 図6に示されるネットワーク会議システムの会議サーバにおいて、インデックスファイルに、手動挿入による見出し(手動挿入チャプター)を記録する場合の動作手順を示すタイミング図である。 図6のネットワーク会議システムにおいて、保存されているリアルタイム会議データファイルを会議端末上で再生する場合の動作手順を示すフロー図である。
符号の説明
100 会議サーバ
102 通信部
104 映像/音声処理部
106 会議管理部
110 リアルタイム会議処理部
111 データインタフェース
112 コマンド検出部
113 チャプター挿入要求検出部
114 リアルタイム会議データファイル生成部
115 データインタフェース
116 タイムスタンプ付加部
117 記録部
118 チャプター管理部
119 時計部
121 ユーザリストファイル
122 会議データインデックスファイル
123 インデックスファイル生成部
124 リアルタイム会議データファイル
125 インデックスファイル情報管理部
126 時間戻し部
127 メモリ
128 蓄積部(ハードディスク等)
129 検索部
130 ネットワーク
131 再生制御部
140a〜140n 会議端末
142 通信部
144 映像/音声処理部
146 会議処理部
148 入出力インタフェース
150 チャプター設定ボタン
152 モニタ
154 マイク

Claims (7)

  1. リアルタイム会議データを時系列に配置して構成されるリアルタイム会議データファイルと、
    前記リアルタイム会議データファイルを検索するために使用され、時刻情報と、見出し情報と、前記リアルタイム会議データファイルにアクセスするための情報とが対応づけられて構成されるインデックスファイルと、を有する会議サーバと、
    前記会議サーバにネットワークを介して接続されたクライアントとしての会議端末と、によって構成され、
    前記リアルタイム会議の終了後において、前記インデックスファイルの前記見出し情報に基づいて前記リアルタイム会議データファイルにアクセスし、所望のリアルタイム会議データを読み出して前記会議端末上で再生することが可能なサーバ・クライアント方式のネットワーク会議システムであって、
    前記会議端末は、
    見出し挿入要求を手動入力するための手動入力手段を備え、
    前記会議サーバは、
    前記リアルタイム会議の参加者が、前記リアルタイム会議の進行中に、前記会議端末の前記手動入力手段を介して見出し挿入要求を入力した場合、前記見出し挿入要求の入力時刻よりも以前にさかのぼった時刻を特定し、その特定された時点において手動挿入による見出しを設定し、その設定した見出しの情報を前記インデックスファイルに記録することを特徴とするネットワーク会議システム。
  2. 前記会議サーバは、
    時間軸上において、前記リアルタイム会議の開始時点から所定の時間間隔で時間区切りを設定していき、そして、前記手動入力手段を介して前記見出し挿入要求が入力されると、時間軸上において、その入力時点から所定時間だけさかのぼり、そのさかのぼった時点の直前に設定されている前記時間区切りを特定し、その特定された時間区切りに対応する時刻において前記手動挿入による見出しを設定することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク会議システム。
  3. 前記手動入力手段を介して入力される情報に対応して、前記見出し挿入要求の入力時点からさかのぼる前記所定時間の長さが変化することを特徴とする請求項2に記載のネットワーク会議システム。
  4. 前記リアルタイム会議の終了後において、前記リアルタイム会議データファイルの再生希望者が、前記会議端末から前記会議サーバに再生要求を送信すると、
    前記会議サーバは、前記インデックスファイルの前記見出し情報の一覧を前記再生希望者の前記会議端末に送り、
    前記再生希望者が、前記会議端末上で、前記見出し情報の一覧を参照して所望の見出しを指定すると、その指定情報が前記会議サーバに送られ、
    前記会議サーバは、指定された見出しの設定時刻以降の前記リアルタイム会議データファイルを読み出して前記会議端末に送り、その会議端末上で、リアルタイム会議データファイルの再生が行われることを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク会議システム。
  5. 請求項1〜3に記載のネットワーク会議システムにおいて使用される前記見出し挿入要求を入力するための前記手動入力手段を有することを特徴とする会議端末。
  6. 請求項1〜3に記載のネットワーク会議システムにおいて使用される前記リアルタイム会議データファイルおよび前記インデックスファイルの生成および管理機能を有することを特徴とする会議サーバ。
  7. 請求項4に記載のネットワーク会議システムにおいて使用される前記インデックスファイルの検索機能、前記インデックスファイルの前記見出し情報の一覧の送信機能、および、前記指定された前記見出しに対応する時刻以降の前記リアルタイム会議データファイルの送信機能を有することを特徴とする会議サーバ。

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