JP2002229535A - 映像処理装置 - Google Patents

映像処理装置

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JP2002229535A
JP2002229535A JP2001022833A JP2001022833A JP2002229535A JP 2002229535 A JP2002229535 A JP 2002229535A JP 2001022833 A JP2001022833 A JP 2001022833A JP 2001022833 A JP2001022833 A JP 2001022833A JP 2002229535 A JP2002229535 A JP 2002229535A
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Japan
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video
image
video processing
storage
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Application number
JP2001022833A
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English (en)
Inventor
Yuko Okayama
祐孝 岡山
Hideji Ito
秀二 伊藤
Nobuyuki Sato
信之 佐藤
Masataka Kobayashi
正隆 小林
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Hitachi Ltd
Hitachi Micro Software Systems Inc
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
Hitachi Micro Software Systems Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、映像蓄積配信システムを構成
する映像蓄積配信装置において、運用コストの低減およ
び効率的な映像配信を実現することである。 【解決手段】映像入力装置20から送信される映像情報
から、あらかじめ挿入された情報を検出して映像の蓄積
または圧縮または再圧縮の開始および終了を判定して、
自動的に映像を蓄積または圧縮または再圧縮するととも
に、インデックス(サムネイル)画像を抽出し、配信映像
を閲覧するクライアント端末30a〜cからの要求に応
じて、クライアント端末が指示したインデックス画像の
位置以降の映像のみを配信する映像蓄積は甥新装置1
0。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、VTRやビデオカ
メラから入力される映像を蓄積する映像蓄積装置に関す
る。この中でも特に、蓄積する映像を構成する画像の特
徴量から映像を抽出して出力する映像蓄積装置に関す
る。また、本発明は、蓄積された映像を構成する画像の
特徴量から映像を抽出して配信する映像配信装置にも関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、特開2000-36947号公
報には、映像データをファイル化する場合に、ファイル
化する映像データの開始画像と終了画像のタイムスタン
プを与え、タイムスタンプを用いて、その期間の映像デ
ータをファイル化する方法が記載されている。
【0003】さらに、特開平11-232186号公報には、配
信映像を閲覧する情報処理(クライアント)端末からの要
求に応じて、配信される映像を構成する静止画像のうち
一定間隔かつ一定枚数の静止画像群を映像の代わりに配
信し、その後のクライアント端末からの映像閲覧を指示
する要求に応じて映像を配信する方法が記載されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開2000-36947号公報
に記載の技術では、VTRやビデオカメラから入力され
る映像を1つ以上のファイルに格納することが可能であ
るが、あらかじめファイル化の開始と終了を示すタイム
スタンプを用意しておく必要があり、ファイル化(蓄積)
時に、蓄積装置に対しタイムスタンプを知らせる手段が
必要になる。
【0005】また、特開平11-232186号公報に記載の技
術では、映像を構成する静止画像群を配信することによ
り、クライアント端末のユーザ(映像閲覧者)は該映像の
内容を大まかに把握することができるが、該映像の内容
を的確に表現する静止画像の抽出について考慮されてい
ない。例えば、映像内の1つ1つのシーンはそれぞれ異な
る長さで構成されることが多い。該映像から一定間隔の
静止画像を抽出する方法では、あるシーンでは数多くの
静止画像が抽出され、別のシーンでは1つも静止画像が
抽出されない可能性がある。静止画像の抽出方法とし
て、シーンの切り替わりの先頭画像を抽出する方法もあ
るが、シーンの先頭画像が映像の特徴的な画像であると
は言い難い。さらに、特開平11-232186号公報に記載の
技術では、配信される静止画像群を閲覧後、該映像を再
生することになるが、前記静止画像群のある静止画像の
位置から該映像を再生することは考慮されていない。
【0006】本発明の目的は、VTRやビデオカメラ等
から入力される映像を蓄積または圧縮または再圧縮する
際、映像を構成する静止画像から特徴画像を抽出し、2
つの特徴画像に挟まれる静止画像群(映像)に対して蓄積
または圧縮または再圧縮するとともに、蓄積された映像
を配信する際、蓄積された映像からインデックス(サム
ネイル)画像を抽出して配信し、配信映像を閲覧するク
ライアント端末からの要求に応じて、クライアント端末
が指示したインデックス画像の近辺部分以降の映像を配
信することにより、効率的な映像の蓄積、配信を可能と
する映像蓄積配信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成をとる。本発明は、映像を構
成する画像のうち、所定の画像を検出し、検出された所
定の画像と所定の関係を有する画像に、予め定められた
処理を実行する画像蓄積装置である。所定の画像とは、
他の画像とは区別される特殊な画像であり、カラーバー
などが含まれる。なお、特殊な画像とは、検出するため
に特別な処置を加えた画像以外のものも含まれる。ま
た、所定の関係とは、時間的な関係が、検出された特殊
な画像の後に続くことが含まれる。また、予め定められ
た処理には、画像(映像)の蓄積、圧縮などが含まれる。
なお、画像蓄積装置には、映像を蓄積し他の装置に配信
する配信装置や送信された映像を蓄積するクライアント
装置などのコンピュータが含まれる。また、映像を受信
することができるVTR、ビデオカメラ、携帯電話が含
まれる。なお、より詳細な処理について、以下に記載す
る。
【0008】本発明は、VTRやビデオカメラ等から入
力される映像を自動的に蓄積または圧縮または再圧縮す
るために画像検出手段を設ける。前記入力される映像に
は、前記映像のファイル化または圧縮または再圧縮の開
始、終了を指示するための特殊な画像をあらかじめ挿入
しておく。特殊な画像とは、例えば、一般的に表示色調
整用に使用されるカラーバーや、ビデオテープに録画さ
れた映像の最初と最後に挿入される全体が黒色の画面等
が考えられる。また、前記特殊な画像を目視するため
に、前記特殊な画像を一定時間挿入してもよい。さら
に、前記入力される映像の垂直帰先期間に、前記映像の
ファイル化または圧縮または再圧縮の開始、終了を指示
するためのコードを多重するようにしてもよい。
【0009】前記画像検出手段は、前記入力される映像
から前記特殊な画像または前記コードを検出する。そし
て、前記画像検出手段を具備する映像蓄積配信装置は、
前記特殊な画像の後に表れる前記特殊な画像でない画像
からまたは前記コードが多重された画像から蓄積または
圧縮または再圧縮を開始する。さらに、映像を蓄積中ま
たは圧縮中または再圧縮中も前記画像検出手段は前記入
力される映像から前記特殊な画像または前記コードを検
出し、前記特殊な画像を検出した時点または前記コード
を検出した時点で蓄積または圧縮または再圧縮を終了す
る。
【0010】本発明は、蓄積された映像からインデック
ス画像群を生成するインデックス画像生成手段を設け
る。好ましくは、前記インデックス生成手段は、前記蓄
積された映像から文字テロップが挿入された画像をイン
デックス画像として抽出する機能を有する。好ましく
は、前記抽出されたインデックス画像は、解像度を縮小
(小さく)して、前記映像蓄積装置とネットワークを介し
て接続されるクライアント端末に配信される。また、前
記蓄積された映像と前記抽出されたインデックス画像と
の関連情報を生成する。好ましくは、前記関連情報は、
映像中のインデックス画像の位置を示す情報、例えば、
フレーム番号または時間である。
【0011】本発明は、映像配信手段を設け、前記クラ
イアント端末から配信されたインデックス画像を指示す
る情報が送られてくると、前記関連情報を参照し、該イ
ンデックス画像を含む映像を、該インデックス画像の位
置から前記クライアント端末へ配信する。好ましくは、
該インデックス画像の一定時間前の位置からの映像を配
信する。
【0012】本発明によれば、映像を蓄積または圧縮ま
たは再圧縮する場合、あらかじめ挿入された情報を検出
して、該情報に基づいて映像の蓄積または圧縮または再
圧縮の開始終了を判定できるので、映像を蓄積または圧
縮または再圧縮する操作において人間による操作を必要
とせず、前記映像を蓄積または圧縮または再圧縮する映
像蓄積配信システムにおいて運用コストを低減すること
ができる。さらに、蓄積された映像を配信する場合、蓄
積された映像からインデックス(サムネイル)画像を抽出
して配信し、配信映像を閲覧するクライアント端末から
の要求に応じて、クライアント端末が指示したインデッ
クス画像の近辺部分以降の映像のみを配信することがで
きるので、効率的な映像配信が可能となるとともに、ク
ライアント端末のユーザが配信映像を閲覧するときの利
便性を向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面を参照し
て説明する。図1は実施形態の映像蓄積配信装置を適用
した映像蓄積配信システムのシステム構成図である。
【0014】図1において、10は映像を蓄積し配信す
る映像蓄積配信装置、20はVTR、ビデオカメラ、N
TSCカメラ等、映像を映像蓄積配信装置20に入力す
るための映像入力装置、30aおよび30bおよび30
cは映像蓄積配信装置20から配信される映像および画
像を受信して表示するためのクライアント端末、40は
映像入力装置20から映像蓄積配信装置10へ映像を伝
送するためのケーブル、50は有線あるいは無線を用い
た通信網(電話回線、光ファイバー等)である。通信網
50は、公衆回線であってもよいし、専用回線であって
もよい。
【0015】図1では、30a〜30cの3つのクライ
アント端末を図示したが、通信網50に接続されるクラ
イアント端末数はこの限りではない。映像蓄積配信装置
10は、映像入力装置20から入力される映像をファイ
ル化し、内蔵するあるいは外部に接続される(図1に図
示していない)ストレージ装置に蓄積する。好ましく
は、前記入力される映像から少なくとも1つのファイル
を生成する。前記入力される映像は、MPEG等の映像
圧縮アルゴリズムを用いて圧縮されたデータであっても
よいし、非圧縮のデータであってもよい。好ましくは、
映像蓄積配信装置10は、前記入力される映像が非圧縮
である場合、MPEG等で圧縮する。好ましくは、映像
蓄積配信装置10は、前記入力される映像が圧縮されて
いる場合、異なる映像圧縮アルゴリズムを用いて再圧縮
するか、または同じ映像圧縮アルゴリズムを用いて異な
るビットレートに変換する。
【0016】映像蓄積配信装置10は、映像入力装置2
0から入力される映像から1つのファイルを作成して前
記ストレージ装置に蓄積し終えると、該ファイル化され
た映像のインデックス(サムネイル)画像を少なくとも
1つ生成して前記ストレージ装置に格納する。好ましく
は、インデックス画像は、前記蓄積された映像を構成す
る画像の解像度よりも小さい解像度に縮小され、JPE
G等の静止画像圧縮アルゴリズムで圧縮される。
【0017】映像蓄積配信装置10は、クライアント端
末30aまたは30bまたは30cからある蓄積映像の
閲覧を示す要求を受け取ると、前記蓄積映像と前記蓄積
映像に関連するすべてのインデックス画像とを要求元で
ある前記クライアント端末に配信する。前記クライアン
ト端末では、受信した前記蓄積映像と前記蓄積映像に関
連するインデックス画像とを前記クライアント端末が具
備する表示装置に表示する。前記クライアント端末のユ
ーザは、前記表示されたインデックス画像から再生した
いインデックス画像を選択すると、該インデックス画像
を示す情報が映像蓄積装置10に送られ、映像蓄積装置
10は、該インデックス画像の位置以降の映像を前記ク
ライアント端末に配信する。好ましくは、該インデック
ス画像の位置から一定時間前の画像の位置以降の映像を
配信する。
【0018】図2は、本実施形態を適応しうる映像蓄積
配信装置10のハードウェア構成図である。図2に示す
ように、映像蓄積配信装置10は、CPU(Central Pr
ocessing Unit)11と、主記憶12と、ストレージ装
置13と、画像入力装置14と、通信制御装置15とを
備える。そして、映像蓄積配信装置10の各構成要素は
バス16によって接続され、各構成要素間で必要な情報
が伝送可能なように構成されている。CPU11は、主
記憶12やストレージ装置13に、あらかじめ格納され
ているプログラムによって所定の処理を実行する。
【0019】主記憶12は、ワークエリアとして機能し
たり、必要なプログラムを格納するための手段であり、
例えば、前者に対してはRAM(Random Access Memor
y)、後者に対してはROM(Read Only Memory)など
によって実現される。ストレージ装置13は、映像入力
装置20から入力される映像やインデックス画像を蓄積
したり、映像蓄積配信装置10の動作を制御するための
プログラムを保存したりするための手段であり、例え
ば、RAID(Redundant Array of Independent Disk
s)、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブ(D
VD-RW (Digital Versatile Disc Rewritable)ドライ
ブ、DVR-Blueドライブ、CD-R(CD-Rewritable)ドライ
ブ、DVD‐RAMドライブ等)、磁気媒体ドライブ(フロッ
ピー(登録商標)ディスクドライブ等)、光磁気ディス
クドライブ(MO(Magneto-Optical Disk)ドライブ
等)などであるのが好ましいが、半導体記憶装置(RO
M、RAM等)であってもよい。
【0020】画像入力装置14は、映像入力装置20か
ら入力される映像を、該映像を構成する静止画像群とし
て主記憶12やストレージ装置13に取り込むための手
段であり、例えば、映像入力装置20から入力される映
像がアナログデータである場合にはビデオキャプチャ装
置(アナログデジタル変換機能を含む)、映像入力装置
20から入力される映像がデジタルデータである場合に
はデジタルビデオインターフェース装置等によって実現
される。
【0021】通信制御装置15は、電話線やLAN(Lo
cal Area Network)、WAN(WideArea Network)など
の通信網50を介して、同じく該通信網に接続される装
置と情報(データ)を送受信するための手段であり、例
えば、モデム、ネットワークアダプタ、無線送受信装置
などによって実現される。映像蓄積配信装置10を構成
する各要素のうち、データやプログラムの入出力と直接
関係がない装置がある場合には、その装置を図2の構成
からはずすことができる。
【0022】次に、映像蓄積配信装置10上で動作する
プログラムで実現される映像蓄積方法について説明す
る。
【0023】まず、本実施形態における映像蓄積方式を
実現する画像検出手段について説明する。映像入力装置
20から入力される映像は、例えば、図3に示す静止画
像列(P1〜P10)から構成される。図3において、
左の静止画像から右の静止画像に時間が流れているもの
とする。つまり、静止画像P1が時間的に一番早く現れ
る静止画像であり、静止画像P10が時間的に一番遅く
現れる静止画像である。また、該映像中にはカラーバー
を表現する静止画像(P3、P4、P5、P9、P1
0)が含まれており、画像検出手段は、このカラーバー
を表現する静止画像を検出して、該映像のストレージ装
置13への蓄積を制御することになる。図4に画像検出
手段の処理フローチャートを示す。本画像検出手段を実
現するプログラムは、主記憶12やストレージ装置13
に格納されており、CPU11が実行することによって
実現される。
【0024】図4に示すように、画像検出手段は、ま
ず、本プログラム中で使用する変数を初期化する(ステ
ップS11)。該変数の構成を図5に示す。
【0025】図5に示すように、該変数は、前フレーム
81と、現在フレーム82と、蓄積フラグ83とから構
成される。前フレーム81および現在フレーム82に
は、画像入力装置14から取込んだ静止画像がカラーバ
ーを表現する画像であるかどうかを示す情報が保持され
る。本実施形態では、カラーバーを表現する画像である
場合には「カラーバー」、そうでない場合には「画像」
と表現する。現在フレーム82には、画像入力装置14
から取込んだ静止画像の情報が保持され、前フレーム8
1には、新たに静止画像を画像入力装置14から取込ん
だときに現在フレーム81の内容がコピーされる。つま
り、直前に取込んだ静止画像の情報が保持される。蓄積
フラグ83には、画像入力装置14から取込んだ静止画
像をストレージ装置13に映像として蓄積するかどうか
を示す情報が保持される。本実施形態では、蓄積するの
であれば、「YES」、蓄積しないのであれば「NO」
と表現する。図4のステップS11では、前フレーム8
1を「画像」、現在フレーム82を「画像」、蓄積フラ
グ83を「NO」という情報でそれぞれ初期化する。
【0026】次に、画像検出手段は、画像入力装置14
から1枚の静止画像を取得し、主記憶12に格納する
(ステップS12)。このとき、前記静止画像が圧縮され
ているならば伸張する。そして、主記憶12に取込んだ
該静止画像がカラーバーを表現する画像かどうかを検出
する(ステップS13)。このとき、画像入力装置14
から取込まれる静止画像の色フォーマットはYUV
(Y:輝度成分、UV:色差成分)形式で表現されてお
り、YUV形式で表現されるデータをHSV(H:色相
成分、S:彩度成分、V:輝度成分)形式で表現される
データに変換する。YUV形式からHSV形式への変換
は、(1)式と、(2)式と、(3)式とから与えられ
る。 H = tan−1(V/U) (1)式 S = √(V+U) (2)式 V = Y (3)式 (1)式によると、一般的なカラーバーを構成する色を
表現するデータは、おおよそ、赤(H=113)、黄色
(H=173)、緑(H=225)、シアン(H=29
3)、青(H=353)、マゼンダ(H=45)とな
り、前記静止画像を構成するピクセルデータのうち、複
数の任意の位置のピクセルデータを抽出し、該データ群
と前記カラーバーの色情報(Hの値)とを比較すること
により、カラーバーを検出することができる。色相成分
(Hの値)で色情報を判定する場合、RGB(R:赤成
分、G:緑成分、B:青成分)形式やYUV形式で判定
するよりも確実に判定することができる。
【0027】そして、画像検出手段は、ステップS13
の判定結果をもとに前フレーム81および現在フレーム
82の内容を更新し(ステップS14)、ステップS1
3の判定結果(現在フレーム82の内容)が、「カラー
バー」であるかどうかを判断する(ステップS15)。
このとき、カラーバーでなければ(「画像」であれ
ば)、前フレーム81の内容を判定し(ステップS1
6)、「カラーバー」でなければ(「画像」であれ
ば)、蓄積フラグ83の内容が「YES」であれば前記
静止画像を現在蓄積中のファイルの格納してストレージ
装置13に蓄積し(ステップS17)、前フレーム81
の内容が「カラーバー」であれば、蓄積フラグ83の内
容を「YES」に更新し、新規にファイルを作成して、
前記静止画像を前記新規に作成したファイルに格納して
ストレージ装置13に蓄積する(ステップS18)。ス
テップS17およびステップS18において、前記静止
画像をファイルに格納する前に、モーションJPEGや
MPEG−2、MPEG−4、DV(Digital Video)
等のアルゴリズムで圧縮して格納する。
【0028】また、ステップS15において、現在フレ
ーム82の内容が「カラーバー」であれば、前フレーム
81の内容を判定し(ステップS19)、「カラーバ
ー」でなければ(「画像」であれば)、蓄積フラグ83
の内容を「NO」に更新し、現在蓄積中のファイルを閉
じる(ステップS20)。
【0029】そして、映像入力装置20から入力される
映像を構成する静止画像すべてについて処理を終了した
ならば(ステップS21)処理を終了し、そうでなけれ
ば、ステップS12〜ステップS21の処理を繰り返
す。
【0030】例えば、図3に示す静止画像列が画像入力
装置14から取込まれる場合、ステップS21における
前フレーム81、現在フレーム82、蓄積フラグ83の
内容は、それぞれ図6に示すようになる。図6は、静止
画像P2、P3、P4、P6、P7、P9を処理中にお
ける各変数を示すものである。これにより、静止画像P
6〜P8の静止画像列が1つの映像ファイルとしてスト
レージ装置13に圧縮されて蓄積されることになる。
【0031】このように、本画像検出手段により、あら
かじめ映像に挿入された情報を自動的に検出して映像の
蓄積開始終了を判定できるので、映像を蓄積する装置に
おいて人間による操作を必要とせず、本映像蓄積配信装
置を含む映像蓄積配信システムにおいて運用コストを低
減することができるようになる。
【0032】上述した実施形態では、あらかじめ映像に
挿入された情報をカラーバーとした場合について説明し
たが、前記情報は、画面全体が黒色の画像でも、文字テ
ロップを含む画像等でも、色情報で判別可能な画像であ
ればよい。また、前記情報は、映像の垂直帰先期間に多
重されたコードであってもよい。例えば、映像入力装置
10から入力される一般的な映像を構成する静止画像
は、図7に示す構造を取る。
【0033】図7において、映像データ84の上部には
複数ラインで構成される垂直帰先期間データ85が存在
する。この垂直帰先期間データ85の任意のラインに蓄
積開始終了を示すコードをあらかじめ多重しておく。こ
の場合、例えば、映像入力装置20から入力される映像
は、図8に示す静止画像列(P11〜P17)から構成
される。図8において、左の静止画像から右の静止画像
に時間が流れているものとする。つまり、静止画像P1
1が時間的に一番早く現れる静止画像であり、静止画像
P17が時間的に一番遅く現れる静止画像である。ま
た、該映像中には垂直帰先期間の任意のラインに蓄積開
始終了を示すコード(情報)が多重されている静止画像
(P13、P16)が含まれており、このコードを検出
して、該映像のストレージ装置13への蓄積を制御する
ようにする。
【0034】垂直帰先期間の任意のラインに蓄積開始終
了を示すコードが多重されている場合の画像検出手段の
処理フローチャートを図9に示す。本画像検出手段を実
現するプログラムは、主記憶12やストレージ装置13
に格納されており、CPU11が実行することによって
実現される。
【0035】図9に示すように、画像検出手段は、ま
ず、本プログラム中で使用する変数を初期化する(ステ
ップS22)。本画像検出手段で使用する変数は蓄積フ
ラグ83のみである。ステップS22では「NO」を設
定する。次に、画像入力装置14から1枚の静止画像を
取得し、主記憶12に格納する(ステップS23)。この
とき、前記静止画像が圧縮されているならば伸張する。
また、画像入力装置14は、映像データ84と垂直帰先
期間データ85とを分離して取込む機能を有しているこ
とが望ましく、映像データ84と垂直帰先期間データ8
5とを主記憶12上の異なる領域にそれぞれ格納する。
そして、主記憶12に取込んだ該静止画像の垂直帰先期
間データに蓄積開始終了コードが含まれているかどうか
を検出して、該コードを判定する(ステップS24)。
【0036】ステップS24において、垂直帰先期間デ
ータに蓄積開始終了コードが含まれており、該コードが
蓄積開始を示すコードならば、蓄積フラグ83の内容を
「YES」に更新し、新規にファイルを生成して前記静
止画像を新規に作成したファイルに格納してストレージ
装置13に蓄積する(ステップS25)。
【0037】ステップS24において、垂直帰先期間デ
ータに蓄積開始終了コードが含まれており、該コードが
蓄積終了を示すコードならば、蓄積フラグ83の内容を
「NO」に更新し、前記静止画像を蓄積した後、現在蓄
積中のファイルを閉じる(ステップS26)。
【0038】ステップS24において、垂直帰先期間デ
ータに蓄積開始終了コードが含まれていないならば、蓄
積フラグ83の内容が「YES」ならば前記静止画像を
現在蓄積中のファイルに格納してストレージ装置13に
蓄積する(ステップS27)。
【0039】ステップS25、ステップS26、ステッ
プS27において、前記静止画像をファイルに格納する
際、モーションJPEGやMPEG−2、MPEG−
4、DV(Digital Video)等のアルゴリズムで圧縮し
て格納する。
【0040】最後に、映像入力装置20から入力される
映像を構成する静止画像すべてについて処理を終了した
ならば(ステップS28)処理を終了し、そうでなけれ
ば、ステップS23〜ステップS28の処理を繰り返
す。
【0041】次に、本実施形態における映像蓄積方式を
実現するインデックス画像生成手段について説明する。
本インデックス画像生成手段は、図4におけるステップ
S20または図9におけるステップS26が実行された
後、実行される。
【0042】図10にインデックス画像生成手段の処理
フローチャートを示す。インデックス画像生成手段を実
現するプログラムは、主記憶12やストレージ装置13
に格納されており、CPU11が実行することによって
実現される。
【0043】図10に示すように、インデックス画像生
成手段は、まず、本プログラム中で使用する変数を初期
化する(ステップS31)。該変数の構成を図11に示
す。図11に示すように、該変数は、前フレーム86
と、現在フレーム87とから構成される。前フレーム8
6および現在フレーム87には、ステップS20または
ステップS26において閉じた映像ファイルを構成する
静止画像に文字テロップが挿入されているかどうかを示
す情報が保持される。本実施形態では、文字テロップが
挿入されている場合には「有」、そうでない場合には
「無」と表現する。現在フレーム87には、現在処理中
の静止画像の情報が保持され、前フレーム86には、前
記映像ファイルから新たに静止画像を取込んだときに現
在フレーム87の内容がコピーされる。つまり、直前に
取込んだ静止画像の情報が保持される。図10のステッ
プS31では、前フレーム86を「無」、現在フレーム
87を「無」という情報でそれぞれ初期化する。
【0044】次に、ステップS20またはステップS2
6において閉じたファイルを読み込む(ステップS3
2)。そして、映像ファイル中の静止画像を1枚主記憶
12に取り込み、該静止画像に文字テロップが含まれて
いるかどうかを判定する(ステップS33)。このと
き、該映像ファイルの先頭の静止画像から順次取り込
み、該静止画像が圧縮されているならば伸張する。ま
た、文字テロップが含まれているかどうかの判断は、上
述したようなHSV形式の色相成分により判断できる。
つまり、あらかじめ挿入される文字テロップの色を与え
ることにより、文字テロップ色と前記静止画像との色相
成分比較で行う。
【0045】次に、ステップS33の判定結果をもとに
前フレーム86および現在フレーム87の内容を更新し
(ステップS34)、ステップS33の判定結果(現在
フレーム87の内容)が「有」であるかどうかを判断す
る(ステップS35)。このとき、「有」であれば、前
フレーム86の内容を判定し(ステップS36)、
「有」でなければ、前記静止画像をあらかじめ与えられ
た解像度に縮小し、さらに、JPEG等のアルゴリズム
で圧縮し、静止画像ファイルとしてストレージ装置13
に蓄積する(ステップS37)。そして、インデックス
関連情報テーブルに前記静止画像ファイルの情報を追加
する(ステップS38)。インデックス関連情報テーブ
ル100の内容を図12に示す。
【0046】図12において、インデックス関連情報テ
ーブル100は、配信映像ファイル名88と、インデッ
クス画像ファイル名89と、位置90とから構成され
る。
【0047】配信映像ファイル名88には、後述する
(図10におけるステップS39で蓄積される)配信映
像ファイルのファイル名が設定される。インデックス画
像ファイル名89には、ステップS37で蓄積されたイ
ンデックス画像(静止画像)ファイルのファイル名が設
定される。位置90には、インデックス画像ファイル名
89が保持するインデックス画像ファイルの静止画像
の、配信映像ファイル名88が保持する配信映像ファイ
ル中の位置が設定される。該位置は、配信映像ファイル
の先頭画像からの時間あるいはフレーム数で表現され
る。本実施形態では、時間(秒)として表現する。
【0048】図10に戻り、前記静止画像を配信用映像
ファイルとして前記ファイルとは異なるファイルに格納
し、ストレージ装置13に蓄積する(ステップS3
9)。ここで、前記静止画像を前記配信用映像ファイル
に格納する際、配信映像用として、MPEG−4等のア
ルゴリズムで圧縮して格納する。
【0049】そして、前記閉じたファイルの映像を構成
する静止画像すべてについて処理を終了したならば(ス
テップS40)処理を終了し、そうでなければ、ステッ
プS33〜ステップS40の処理を繰り返す。
【0050】例えば、ステップS32において、図13
に示す静止画像列(P21〜P29)が取込まれるとす
る。図13において、左の静止画像から右の静止画像に
時間が流れているものとする。つまり、静止画像P21
が時間的に一番早く現れる静止画像であり、静止画像P
29が時間的に一番遅く現れる静止画像である。また、
該映像中には文字テロップが挿入されている静止画像
(P22、P23、P26、P27、P28)が含まれ
ており、本インデックス画像生成手段により、静止画像
P22およびP26が抽出され、静止画像P22および
P26からインデックス画像が生成される。
【0051】上述した実施形態では、インデックス画像
生成を、あらかじめ映像に挿入された文字テロップを検
出することで行ったが、インデックス画像生成は、映像
の垂直帰先期間にあらかじめ多重されたコードを検出す
るようにしてもよい。
【0052】次に、本実施形態における映像配信方式を
実現する映像配信手段について説明する。本映像配信手
段は、映像蓄積配信装置10がクライアント端末30a
またはクライアント端末30bまたはクライアント端末
30cからストレージ装置13に蓄積された配信映像の
再生要求を受け取ったときに実行される。
【0053】図14に映像配信手段の処理フローチャー
トを示す。映像配信手段を実現するプログラムは、主記
憶12やストレージ装置13に格納されており、CPU
11が実行することによって実現される。図14に示す
ように、映像配信手段は、まず、クライアント端末30
aまたはクライアント端末30bまたはクライアント端
末30cからストレージ装置13に蓄積された配信映像
の再生要求を受け取ると、該配信映像と該配信映像に関
連したインデックス画像を前記クライアント端末に配信
する(ステップS51)。このとき、該配信映像を配信
せず、該配信映像に関連したインデックス画像のみを前
記クライアント端末に配信してもよい。また、前記クラ
イアント端末からの再生要求には該配信映像のファイル
名が含まれているので、インデックス関連情報テーブル
100の内容から、前記ファイル名に関連したインデッ
クス画像ファイルを抽出することができる。
【0054】前記クライアント端末は、例えば、ステッ
プS51において配信された情報をもとに、図15に示
すような画面を、前記クライアント端末が具備する表示
装置に表示する。
【0055】図15において、91は前記配信された配
信映像を表示する領域であり、92a、92b、92c
は前記配信されたインデックス画像である。ここで、前
記クライアント端末のユーザが、インデックス画像92
aまたは92bまたは92cを選択すると、その情報が
映像蓄積配信装置10に送信される。
【0056】図14に戻り、映像配信手段は、次に、前
記クライアント端末からのインデックス画像選択情報を
受信したかどうかを判定し(ステップS52)、受信し
たならば、前記配信映像において、前記インデックス画
像選択情報が示すインデックス画像の位置以降の部分
を、前記クライアント端末に配信する(ステップ5
3)。このとき、前記インデックス画像選択情報が示す
インデックス画像の位置から、あらかじめ与えられた時
間(またはフレーム数)分さかのぼった位置以降の部分
を配信するようにしてもよい。例えば、前記配信映像の
ファイル名が“eizou2.mpg”であり、前記インデックス
画像選択情報が“index3.jpg”であり、前記あらかじめ
与えられた時間が30(秒)であるならば、前記配信映
像を、先頭から50秒以降の部分を配信することにな
る。
【0057】このように、インデックス画像生成手段お
よび映像配信手段により、蓄積された映像から1つ以上
のインデックス(サムネイル)画像を抽出して配信し、配
信映像を閲覧するクライアント端末からの要求に応じ
て、クライアント端末が指示したインデックス画像の近
辺部分以降の映像のみを配信することができるので、効
率的な映像配信が可能となるとともに、クライアント端
末のユーザが配信映像を閲覧するときの利便性を向上す
ることができる。
【0058】本実施形態では、映像の蓄積と配信を1つ
の装置で行うように構成したが、映像の蓄積と配信を異
なる装置で行うように構成してもよい。このときの前記
映像蓄積配信システムのシステム構成図は図16とな
る。映像蓄積配信装置10の代わりに、映像蓄積装置6
0と映像配信装置70とから構成される。また、映像蓄
積装置60と映像配信装置70とは、通信網80(電話
回線、光ファイバー等)により接続される。通信網80
は、通信網50と同一であっても、異なる通信網でもよ
い。
【0059】映像蓄積装置60のハードウェア構成図を
図17に示す。映像蓄積装置60は、CPU61と、主
記憶62と、ストレージ装置63と、画像入力装置64
と、ネットワーク制御装置65とを備える。そして、映
像蓄積装置60の各構成要素はバス66によって接続さ
れ、各構成要素間で必要な情報が伝送可能なように構成
されている。
【0060】CPU61、主記憶62と、ストレージ装
置63と、画像入力装置64は、それぞれCPU11、
主記憶12と、ストレージ装置13と、画像入力装置1
4と同一である。ネットワーク制御装置65は、電話線
やLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area
Network)などの通信網80を介して、同じく該通信網
に接続される映像配信装置と情報(データ)を送受信す
るための手段であり、例えば、モデム、ネットワークア
ダプタ、無線送受信装置などによって実現される。ま
た、通信網80と通信網50とが同一であれば、ネット
ワーク制御装置65は、通信制御装置15と同一であっ
てもよい。
【0061】また、前記画像検出手段は映像蓄積装置6
0上で実行される。つまり、前記画像検出手段を実現す
るプログラムは、主記憶62またはストレージ装置63
に格納されており、CPU61により実行される。映像
配信装置70のハードウェア構成図を図18に示す。映
像配信装置70は、CPU71と、主記憶72と、スト
レージ装置73と、ネットワーク制御装置74と、通信
制御装置75とを備える。そして、映像配信装置70の
各構成要素はバス75によって接続され、各構成要素間
で必要な情報が伝送可能なように構成されている。
【0062】CPU71、主記憶72と、ストレージ装
置73と、通信制御装置75は、それぞれCPU11、
主記憶12と、ストレージ装置13と、通信制御装置1
5と同一である。ネットワーク制御装置74は、ネット
ワーク制御装置65と同一である。また、通信網80と
通信網50とが同一であれば、ネットワーク制御装置7
4と通信制御装置75のうち、どちらか一方を具備して
いればよい。また、前記インデックス画像生成手段およ
び前記映像配信手段は映像配信装置70上で実行され
る。つまり、前記インデックス画像生成手段および前記
映像配信手段を実現するそれぞれのプログラムは、主記
憶72またはストレージ装置73に格納されており、C
PU71により実行される。また、図10のステップS
32においては、映像蓄積装置60のストレージ装置6
3に蓄積された映像ファイルを、通信網80を介して取
得することになる。
【0063】また、図1においては、映像入力装置20
と映像蓄積配信装置10とは、ケーブル40で接続する
構成としたが、図19に示すように通信網90(電話回
線、光ファイバー等)を介して接続するようにしてもよ
い。通信網90は、通信網50または通信網80とは、
同一の通信網でも、異なる通信網でもよい。また、この
場合、図2および図17における画像入力装置14およ
び画像入力装置64は、通信網90を介して映像を受信
するための受信装置(例えば、ネットワークアダプタや
モデム等)となる。
【0064】以上の実施の形態によれば、映像を蓄積ま
たは圧縮または再圧縮する場合、あらかじめ挿入された
情報を検出して映像の蓄積または圧縮または再圧縮の開
始および終了を判定できるので、映像を蓄積または圧縮
または再圧縮する操作において人間による操作を必要と
せず、前記映像を蓄積または圧縮または再圧縮する装置
を含む映像蓄積配信システムにおいて運用コストを低減
することができる。
【0065】さらに、蓄積された映像を配信する場合、
蓄積された映像からインデックス(サムネイル)画像を抽
出して配信し、配信映像を閲覧するクライアント端末か
らの要求に応じて、クライアント端末が指示したインデ
ックス画像の近辺部分以降の映像のみを配信することが
できるので、効率的な映像配信が可能となるとともに、
クライアント端末のユーザが配信映像を閲覧するときの
利便性を向上することができる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、入力される画像をより
効率よく、蓄積等の処理することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の映像蓄積配信システム構成図であ
る。
【図2】本実施形態の映像蓄積配信装置のハードウェア
構成図である。
【図3】本実施形態の画像検出手段における静止画像列
の説明図である。
【図4】本実施形態の画像検出手段の処理フローチャー
トを示す図である。
【図5】本実施形態の画像検出手段で使用する変数を示
す図である。
【図6】本実施形態の画像検出手段で使用する変数を示
す図である。
【図7】本実施形態の画像検出手段における静止画像構
成の説明図である。
【図8】本実施形態の画像検出手段における静止画像列
の説明図である。
【図9】本実施形態の画像検出手段の処理フローチャー
トを示す図である。
【図10】本実施形態のインデックス画像生成手段の処
理フローチャートを示す図である。
【図11】本実施形態のインデックス画像生成手段で使
用する変数を示す図である。
【図12】本実施形態のインデックス関連情報テーブル
の内容を示す図である。
【図13】本実施形態のインデックス画像生成手段にお
ける静止画像列の説明図である。
【図14】本実施形態の映像配信手段の処理フローチャ
ートを示す図である。
【図15】本実施形態のクライアント端末における表示
例の説明図である。
【図16】本実施形態の映像蓄積配信システム構成図で
ある。
【図17】本実施形態の映像蓄積装置のハードウェア構
成図である。
【図18】本実施形態の映像配信装置のハードウェア構
成図である。
【図19】本実施形態の映像蓄積配信システム構成図で
ある。
【符号の説明】
10…映像蓄積配信装置、11…CPU、12…主記
憶、13…ストレージ装置、14…画像入力装置、15
…通信制御装置、16…バス、20…映像入力装置、3
0a…クライアント端末、30b…クライアント端末、
30c…クライアント端末、40…ケーブル、50…通
信網、60…映像蓄積装置、61…CPU、62…主記
憶、63…ストレージ装置、64…画像入力装置、65
…ネットワーク制御装置、66…バス、70…映像配信
装置、71…CPU、72…主記憶、73…ストレージ
装置、74…ネットワーク制御装置、75…通信制御装
置、76…バス、80…通信網、90…通信網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 610 H04N 5/91 L (72)発明者 岡山 祐孝 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 伊藤 秀二 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 佐藤 信之 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 小林 正隆 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立マイクロソフトウェアシステム ズ内 Fターム(参考) 5C052 AB04 AC08 CC11 DD04 DD08 DD10 5C053 FA05 FA07 FA14 GB36 GB38 HA29 LA14 5C064 BA07 BB05 BC10 BC18 BC25 BD08 BD13 5C082 AA01 AA34 BA02 BA12 BD06 CA51 CB06 DA86 DA89 MM02 MM07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部機器から送信され、複数の画像から構
    成される映像を受信する受信手段と、前記複数の画像か
    ら、所定の性質を有する所定の画像を検出し、検出され
    た前記画像と所定の関係を有する画像に対して予め定め
    られた処理を実行する処理手段とを有することを特徴と
    する映像処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の映像処理装置において、
    前記所定の画像には、表示色調整に使用可能なカラーバ
    ー画像、黒色の画像および処理の開始または終了を示す
    コードが多重化された画像のうち少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする映像処理装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2のいずれかに記載の映像
    処理装置において、前記所定の関係を有する画像には、前
    記所定の画像と時間的に後につながりる画像が含まれる
    ことを特徴とする映像処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載の映像処
    理装置において、前記予め定められた処理には、当該映
    像処理装置が有する記憶装置に前記所定の関係を有する
    画像を蓄積するための処理、前記所定の関係を有する画
    像に対して圧縮化する処理および前記所定の関係を有す
    る画像を予め定められた装置に転送する処理のうち少な
    くとも1つを含むことを特徴とする映像処理装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の映像処理装置において、
    前記所定の関係を有する画像を蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積された画像を、ネットワークを介して接続され
    た映像処理装置に送信する送信手段をさらに有すること
    を特徴とする映像処理装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の映像処理装置において、
    蓄積された前記画像から当該蓄積された画像を代表する
    インデックス画像を生成するインデックス画像生成手段
    をさらに有することを特徴とする映像処理装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の映像処理装置において、
    前記送信手段は、前記インデックス画像を、前記ネット
    ワークを介して送信することを特徴とする映像処理装
    置。
  8. 【請求項8】請求項6または7のいずれかに記載の映像
    処理装置において、 前記インデックス画像生成手段は、蓄積された前記画像
    の少なくとも1つに対して解像度を縮小する処理を施す
    ことにより、前記インデックス画像を生成することを特
    徴とする映像処理装置。
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