JP2009076979A - 動画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】符号誤りの影響により部分的に動画像フレームを復号できなくても、誤り区間を正常な区間と確実に識別して常に適切なショット分割を行えるようにする。
【解決手段】PTS比較部103により現行フレームとその直前の先行フレームとの間のPTS差分値が閾値THe以内か否かを判定する。そして、閾値THe以内であれば欠落フレームはないと見なし、特徴量比較部104で上記フレーム間の画像特徴量の類似度を判定し、類似度が閾値以上の場合に現行フレームの画像特徴量とPTSを画像変化点を表す情報としてメモリに記憶する。これに対しPTS差分値が閾値THeを超えている場合には欠落フレームがあると見なし、エラー特徴量生成部106により特有の画像特徴量を生成する。そして、この特有の画像特徴量を、先行フレームのPTSに閾値THeを加算した値と共に、画像変化点を表す情報としてメモリに記憶する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、動画像の内容が切り替わる画像変化点を検出し、この検出された画像変化点により分割された部分動画像を生成する動画像処理装置に関する。
高性能なパーソナル・コンピュータやハードディスクレコーダの普及により、映像・動画像をデジタル化して保存する技術が発達してきている。この技術は、ハードウェア、ソフトウェアの形態で実現されており、また業務用に限らず家庭用のハードウェア等においても実現されている。具体的には、例えばパーソナル・コンピュータ内、またはレコーダ内のハードディスクに映像を記録する。このため、目的の番組を少ない待ち時間で再生開始できる、不要番組の限定的削除が容易であるなど、従来のビデオテープにはなかったメリットがある。このような利便性の向上により、録画等の操作をより簡単に行うことができるようになってきた。
その一方で、大量の映像等が記録されると、所望の場面の検索が困難になるという問題が生じた。このような問題は、早送り機能などを用いて番組をいわゆる「飛ばし見」することにより検索時間を短縮することで対処可能である。しかし、このような「飛ばし見」は、例えば数秒に1フレームといったように番組内容の構造と無関係な物理的な単位で表示フレームを間引きするため、興味ある場面を行き過ぎてしまうという新たな問題が生じる。
そこで、このような問題を解決するために、画像処理技術を用いて動画像中の画像が切り替わる画像変化点(以後カットと称する)を検出して、このカットを境界点として動画像を複数の部分動画像(以後ショットと称する)に分割し、このショット単位で動画像の「飛ばし見」を可能にする技術研究や製品開発がなされている(例えば、特許文献1を参照。)。この技術を使用すると、例えばコマーシャルと番組本編、ニュース番組の話題転換点など、番組内容に即した分割が可能となる。
さらに、上記のように分割されたショット間の類似度を計測することにより類似ショットをグループ化してメタショットを生成し、このメタショットをチャプタとして使用するようにした技術も提案されている(例えば、特許文献2を参照。)。
特開平9−270006号公報 特開2005−130416号公報
ところがこのような従来提案された技術では、例えば伝送路上において動画像ストリームに誤りが発生し、その結果映像フレームが部分的に復号できなくなると、画像変化点を正しく検出できなくなって適切なショット分割を行えなくなるおそれがある。これは、特に携帯電話機などの携帯端末を用いて地上デジタル放送の1セグメント放送(以後ワンセグ放送と呼称する)を受信する場合に発生する確率が高く、改善が望まれていた。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、符号誤りの影響により部分的に動画像フレームを復号できなくても、誤り区間を正常な区間と確実に識別して常に適切なショット分割を行えるようにした動画像処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一観点は、動画像復号部から第1の周期で出力される復号後の動画像フレームをもとに、当該動画像フレームの内容が切り替わる画像変化点を表す情報を生成する動画像処理装置において、上記動画像復号部から動画像フレームが出力されるごとにこの現行フレームの画像特徴量を算出すると共に、当該現行フレームの表示指定時刻とその直前の先行フレームの表示指定時刻との差分を計算して、この計算された差分が上記第1の周期に対応して設定された第1の閾値以内であるか否かを判定する。そして、この判定の結果、上記表示指定時刻の差分が上記第1の閾値以内の場合には、上記現行フレームとその直前の先行フレームとの間の画像特徴量の類似度を算出して、当該類似度が予め設定された判定値以上であれば上記現行フレームの画像特徴量をその表示指定時刻と共に画像変化点を表す情報としてメモリに記憶する。これに対し、上記表示指定時刻の差分が上記第1の閾値を超えている場合には、欠落フレームに代わる代替フレームを表す特有の画像特徴量を生成し、この特有の画像特徴量を上記先行フレームの表示指定時刻と上記現行フレームの表示指定時刻との間に設定される代替フレーム用の表示指定時刻と共に画像変化点を表す情報として上記メモリに記憶するように構成したものである。
したがってこの発明の一観点によれば、例えば伝送路上で動画像ストリームに伝送エラーが発生し、その影響により動画像復号部から出力される動画像フレームの一部が欠落したとすると、この動画像フレームの欠落が動画像フレーム間の表示指定時刻差をもとに検出される。そして、欠落が検出されると、代替フレームを表す特有の画像特徴量が生成され、この特有の画像特徴量が、先行フレームの表示指定時刻と上記現行フレームの表示指定時刻との間に設定される代替フレーム用の表示指定時刻と共に、画像変化点を表す情報としてメモリに記憶される。したがって、このメモリに記憶された情報をもとに部分動画像(ショット)の分割を行う場合に、欠落フレームが存在するエラー区間を先行するショットに含めることなく独立したショットとして分割することが可能となる。
すなわちこの発明によれば、符号誤りの影響により部分的に動画像フレームを復号できなくても、誤り区間を正常な区間と確実に識別して常に適切なショット分割を行うことができる動画像処理装置を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明の第1の実施形態に係わる動画像処理装置を備えた携帯端末の構成を示すブロック図である。
図示しない基地局から送信された無線信号は、アンテナ11で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)12を介して受信回路(RX)13に入力される。受信回路13は、上記受信された無線信号を周波数シンセサイザ(SYN)14から出力された局部発振信号とミキシングして中間周波信号に周波数変換(ダウンコンバート)する。そして、このダウンコンバートされた中間周波信号を直交復調して受信ベースバンド信号を出力する。なお、上記周波数シンセサイザ14から発生される局部発振信号の周波数は、制御ユニット23から出力される制御信号SYCによって指示される。
上記受信ベースバンド信号はCDMA信号処理ユニット16に入力される。CDMA信号処理ユニット16はRAKE受信機を備える。RAKE受信機では、上記受信ベースバンド信号に含まれる複数のパスがそれぞれ拡散符号により逆拡散処理される。そして、この逆拡散処理された各パスの信号が位相を調停されたのち合成される。かくして、所定の伝送フォーマットの受信パケットデータが得られる。この受信パケットデータは圧縮伸長処理ユニット(以後コンパンダと称する)17に入力される。
コンパンダ17は、上記CDMA信号処理ユニット16から出力された受信パケットデータを多重分離部によりメディアごとに分離する。そして、この分離されたメディアごとのデータに対しそれぞれ復号処理を行う。例えば、通話モードにおいては、受信パケットデータに含まれている通話音声などのオーディオデータをスピーチコーデックにより復号する。またテレビジョン電話モードのように、受信パケットデータにビデオデータが含まれていれば、このビデオデータをビデオコーデックにより復号する。
上記復号処理により得られたデジタルオーディオ信号はPCM符号処理ユニット(以後PCMコーデックと称する)18に供給される。PCMコーデック18は、コンパンダ17から出力されたデジタルオーディオ信号をPCM復号してアナログオーディオ信号を出力する。このアナログオーディオ信号は、受話増幅器19にて増幅されたのちスピーカ20より出力される。
上記コンパンダ17により復号されたデジタルビデオ信号は、制御ユニット23に入力される。制御ユニット23は、上記コンパンダ17から出力されたデジタルビデオ信号を、ビデオRAMを介してディスプレイ29に表示する。なお、制御ユニット23は、受信されたビデオデータばかりでなく、図示しないカメラにより撮像されたビデオデータについてもビデオRAMを介してディスプレイ29に表示する。
一方、通話モードにおいて、マイクロホン21に入力された話者の音声信号は、送話増幅器22により適正レベルまで増幅されたのち、PCMコーデック18によりPCM符号化処理が施されてデジタルオーディオ信号となり、コンパンダ17に入力される。また、図示しないカメラから出力されるビデオ信号は、制御ユニット23によりデジタル化されてコンパンダ17に入力される。なお、制御ユニット23において作成された電子メールも、制御ユニット23からコンパンダ17に入力される。
コンパンダ17は、PCMコーデック18から出力されたデジタルオーディオ信号より入力音声のエネルギ量を検出し、この検出結果に基づいて送信データレートを決定する。そして、上記デジタルオーディオ信号を上記送信データレートに応じたフォーマットの信号に符号化し、これによりオーディオデータを生成する。また、制御ユニット23から出力されたデジタルビデオ信号を符号化してビデオデータを生成する。そして、これらのオーディオデータ及びビデオデータを多重分離部で所定の伝送フォーマットに従いパケット化し、この送信パケットデータをCDMA信号処理ユニット16へ出力する。
CDMA信号処理ユニット16は、上記コンパンダ17から出力された送信パケットデータに対し、送信チャネルに割り当てられた拡散符号を用いてスペクトラム拡散処理を施す。そして、その出力信号を送信回路(TX)15へ出力する。送信回路15は、上記スペクトラム拡散された信号をQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)方式等のデジタル変調方式を使用して変調する。そして、この変調により生成された送信信号を、周波数シンセサイザ14から発生される局部発振信号と合成して無線信号に周波数変換する。そして、制御ユニット23により指示される送信電力レベルとなるように上記無線信号を高周波増幅する。この増幅された無線信号は、アンテナ共用器12を介してアンテナ11に供給され、このアンテナ11から基地局へ向けて送信される。
また、この実施形態の携帯端末はワンセグ放送受信機30を備えている。ワンセグ放送30は、地上デジタル放送の1セグメント放送(ワンセグ放送)信号をアンテナ31を介して受信するもので、受信されたワンセグ放送信号を制御ユニット23に入力する。制御ユニット23は、上記入力されたワンセグ放送信号を動画像ストリームとオーディオストリームに分離した後それぞれ復号する。そして、復号された動画像信号をディスプレイ29に表示する。またそれと共に、復号されたデジタルオーディオ信号をPCMコーデック18に供給する。上記デジタルオーディオ信号は、PCMコーデック18によりアナログオーディオ信号に変換された後、受話増幅器19を介してスピーカ20から出力される。
さらに、この実施形態の携帯端末は外部メモリインタフェース27を備えている。この外部メモリインタフェース27は、メモリカード28を着脱することが可能なスロットを備える。そして、制御ユニット23の制御の下、スロットに挿着されたメモリカード28から映像コンテンツデータを読み出す。制御ユニット23は上記読み出された映像コンテンツデータを復号再生してディスプレイ29に表示する。
なお、25はバッテリを、また26は電源回路を示す。電源回路は、バッテリ25の出力をもとに所定の動作電源電圧Vccを生成して各回路部に供給する。バッテリ25は図示しない充電回路により充電される。また記憶ユニット24は、例えばEEPROM又はハードディスクを記憶媒体として使用したものである。
ところで、制御ユニット23は例えばマイクロコンピュータ(CPU;Central Processing Unit)を備えたもので、この発明に係わる動画像処理装置を構成する機能として次のような機能を備えている。図2はその機能構成を示すブロック図である。
すなわち、制御ユニット23は、動画像復号部101と、特徴量算出部102と、PTS比較部103と、特徴量比較部104と、特徴量記憶部105と、エラー特徴量生成部106を備えている。これらの機能はいずれもアプリケーション・プログラムを上記マイクロコンピュータに実行させることにより実現される。なお、上記各機能のうち動画像復号部101の機能はコンパンダ17内に設けられたビデオデコーダにより実現してもよく、また特徴量記憶部105は記憶ユニット24内に設けてもよい。
動画像復号部101は、ワンセグ放送信号から分離された動画像ストリームを、例えばITUT H.264方式に従い復号する。そして、復号された動画像フレームと、当該動画像フレームの表示指定時刻を表すPTS(Presentation Time Stamp)を、一定のフレーム周期で出力する。なお、ワンセグ放送の場合、上記動画像フレームのフレーム周期は1/15秒に設定されている。
特徴量算出部102は、上記動画像復号部101から動画像フレームが1フレーム出力されるごとに、当該現行フレームの画像の特徴量を計算する。画像特徴量の計算方法としては、例えばフレームに属する画素の色相値から36分割のヒスグラムを計算し、この計算された36分割のヒストグラムそれぞれの度数を要素としたベクトルを計算して、このベクトルを画像特徴量とする方法が用いられる。なお、この画像特徴量の計算方法は特願平9−270006号公報に詳しく述べられている。
PTS比較部103は、上記動画像復号部101から動画像フレームが1フレーム出力されるごとに、当該現行フレームに付与されたPTS(curPTS)と、その直前の先行フレームに付与されたPTS(prevPTS)との差分値を計算する。そして、この差分値を予め設定した第1の閾値THeと比較し、差分値が第1の閾値THe以下であるか否かを判定する。
特徴量比較部104は、上記PTS比較部103により差分値が第1の閾値THe以下であると判定された場合に、上記特徴量算出部102により算出された現行フレームの画像特徴量と先行フレームの画像特徴量との間の類似度を算出し、この類似度を閾値と比較することにより上記現行フレームが画像変化点(カット)であるか否かを判定する。
エラー特徴量生成部106は、上記PTS比較部103により差分値が第1の閾値THeより大きいと判定された場合に、先行フレームと現行フレームとの間に欠落フレームが存在するものと見なし、当該欠落フレームに代わるエラー表示用フレームを表す特有の画像特徴量を生成する。特有の画像特徴量は、一般にサービスで運用されない輝度信号から算出されるもので、例えば白色雑音画像から抽出される特徴量や、黒色画像、淡色画像またはカラーバーから抽出される特徴量等が用いられる。
特徴量記憶部105は、上記特徴量比較部104により現行フレームが画像変化点(カット)であると判定された場合に、当該現行フレームの画像特徴量と当該現行フレームのPTSを、画像変化点を表す情報としてメモリに記憶させる。また特徴量記憶部105は、上記エラー特徴量生成部106により生成されたエラー表示用フレームの画像特徴量と、先行フレームに上記閾値THeを加算した時刻を、画像変化点を表す情報としてメモリに記憶させる。
次に、以上のように構成された動画像処理装置の動作を説明する。図3はその動作手順と動作内容を示すフローチャートである。
動画像復号部101では、ワンセグ放送信号から分離された動画像ストリームがH.264方式に従い復号され、復号された動画像フレームが当該動画像フレームのPTSと共に一定のフレーム周期で出力される(ステップS31)。
上記動画像フレームの1フレームが出力されると、特徴量算出部102では、例えば当該出力された動画像フレーム(現行フレーム)について画素ごとにその色相値から36分割のヒストグラムが計算され、さらにこの36分割のヒストグラムそれぞれの度数を要素としたベクトルが計算されて、この計算されたベクトルが現行フレームの画像特徴量として一時保持される(ステップS32)。
次にPTS比較部103では、上記現行フレームのPTS(curPTS)とその直前の先行フレームのPTS(prevPTS)との差分が算出され、この差分値が閾値THe以下であるか否かが判定される(ステップS33)。このとき閾値THeは、画像変化点(カット)を検出する対象フレーム周期に対応して設定される。例えば、ワンセグ放送により放送された動画像データのすべてのフレームに対しカット検出を行うのであれば、当該動画像フレームの周期に対応して閾値THeは1/15秒、もしくはそれ以上の値に設定される。なお、以下の例では閾値THeを1/15秒として説明する。
したがって、上記判定処理において、上記先行フレームから現行フレームまでのPTSの差が1/15秒以内であれば、先行フレームと現行フレームとの間でフレームの欠落は発生していないと判定され、以後欠落フレームがないときのカット検出処理が行われる。これに対し上記先行フレームから現行フレームまでのPTSの差が1/15秒を超えていれば、先行フレームと現行フレームとの間でフレームの欠落が発生していると判定され、以後欠落フレームが発生したときの強制的なカット挿入処理が行われる。
以上の欠落フレームの有無に応じた処理をそれぞれ具体的に説明する。
(1)フレームの欠落が発生していないときの処理
上記PTS比較部103により欠落フレームがないと判定されると、特徴量比較部104においてカット検出処理が以下のように行われる(ステップS34)。
すなわち、特徴量比較部104では、上記特徴量算出部102により算出された現行フレームの画像特徴量と先行フレームの画像特徴量との間の類似度が算出され、この類似度が閾値と比較される。そして、類似度が閾値以上であれば、上記現行フレームが画像変化点(カット)であるとステップS35で判定され、当該現行フレームの画像特徴量とPTSが上記画像変化点を示す情報として特徴量記憶部105によりメモリに記憶される(ステップS36)。
これに対し類似度が閾値未満であれば、現行フレームは画像変化点(カット)でないとステップS35で判定され、メモリへの現行フレームの画像特徴量の記憶は行われない。なお、以上の処理が終了すると、最後にPTS比較部103において保存してある先行フレームのPTS(curPTS)が、上記現行フレームのPTS(prevPTS)に更新される(ステップS37)。
例えば、いま動画像復号部101から図4(a)に示すような動画像フレームが出力されたとする。この場合、動画像フレームは1/15秒周期でフレーム欠落を生じることなく出力されているので、PTS比較部103ではフレームの欠落が発生していないと判定され、上記カット検出処理が行われる。
例えば、現行フレームを動画像フレームF02、その直前の先行フレームを動画像フレームF01とした場合、両フレームの画像の内容は共に“○”であるため画像特徴量の類似度は閾値未満となる。このため、上記現行フレームF02は画像変化点とは見なされず、その画像特徴量はメモリに記憶されない。
これに対し現行フレームを動画像フレームF03、その直前の先行フレームを動画像フレームF02とした場合、動画像フレームF02の画像の内容は“○”であるが動画像フレームF03の画像の内容は“☆”であるため、両フレーム間の画像特徴量の類似度は閾値以上となる。このため、上記現行フレームF03は画像変化点と見なされ、その画像特徴量がPTSと共にメモリに記憶される。
以下同様に、各動画像フレームごとにその一つ前のフレームとの間で画像特徴量の類似度が判定され、その結果類似度が閾値以上であれば当該現行フレームが画像変化点であると判定されてその画像特徴量がPTSと共にメモリに記憶され、一方か類似度が閾値未満であれば当該現行フレームは画像変化点ではないと判定されて画像特徴量の記憶は行われない。
(2)フレームの欠落が発生したときの処理
上記PTS比較部103により欠落フレームがあると判定されると、エラー特徴量生成部106により欠落フレームに代わるエラー表示用フレームを表す特有の画像特徴量が生成される(ステップS38)。例えば、白色雑音画像から抽出される特徴量が上記特有の画像特徴量として生成される。具体的には、白色雑音画像から抽出した画像特徴量を表すデータを制御ユニット23内のメモリに予め記憶しておき、このメモリから上記白色雑音画像から抽出した画像特徴量のデータを読み出すことにより実現される。
そして、上記生成された特有の画像特徴量は、先行フレームのPTS(prevPTS)に上記閾値THeを加算したPTSの推定値と共に、特徴量記憶部105によりメモリに記憶される(ステップS39)。また、それと共に特徴量記憶部105では、上記特徴量算出部102により算出された現行フレームの画像特徴量が当該現行フレームのPTSと共にメモリに記憶される(ステップS40)。なお、以上の処理後にPTS比較部103では、保存してある先行フレームのPTS(curPTS)が上記現行フレームのPTS(prevPTS)に更新される(ステップS37)。
いま動画像復号部101から図4(c)に示すような動画像フレームが出力されたとする。この場合、動画像フレームF08とその一つ前の動画像フレームF02との間のPTS差分値はTHeより大きくなる。このため、PTS比較部103ではフレームF02とフレームF08との間でフレームの欠落が発生したと判定される。
欠落フレームがあると判定されると、上記したようにエラー特徴量生成部106により欠落フレームに代わるエラー表示用フレームFeを表す特有の画像特徴量、例えば白色雑音画像から抽出される画像特徴量が生成される。さらに、上記先行フレームである動画像フレームF02のPTS02に閾値THeが加算される。そして、上記白色雑音画像から抽出される画像特徴量と上記エラー表示用フレームのPTSeが、画像変化点を表す情報としてメモリに記憶される。また、それと共に上記現行フレームF08の画像特徴量とPTS08が画像変化点を表す情報としてメモリに記憶される。図4(d)はこのようにして記憶された画像変化点を表す情報を示す。
以上説明したように第1の実施形態では、動画像復号部101から現行フレーム出力されるごとに、PTS比較部103において当該現行フレームとその直前の先行フレームとの間のPTS差分値が閾値THe以内であるか否かを判定する。この判定の結果、PTS差分値が閾値THe以内であれば欠落フレームは無いと見なし、特徴量比較部104により上記現行フレームと先行フレームとの間の画像特徴量の類似度を判定して、類似度が閾値以上の場合に当該現行フレームの画像特徴量とPTSを、画像変化点を表す情報としてメモリに記憶する。これに対し、PTS差分値が閾値THeを超えている場合には欠落フレームがあると見なし、エラー特徴量生成部106によりエラー表示用フレームFeを表す特有の画像特徴量を生成する。そして、このエラー表示用フレームFeを表す特有の画像特徴量を、先行フレームのPTSに閾値THeを加算することにより生成した上記エラー表示用フレームのPTSeと共に、画像変化点を表す情報としてメモリに記憶するようにしている。
したがって、例えば伝送路上で動画像ストリームに伝送エラーが発生し、その影響により動画像復号部101から出力される動画像フレームの一部が欠落したとしても、エラー表示用フレームFeを表す特有の画像特徴量が、先行フレームのPTSに閾値THeを加算することにより生成した上記エラー表示用フレームのPTSeと共に、画像変化点を表す情報としてメモリに記憶される。このため、メモリに記憶された情報をもとに部分動画像(ショット)の分割を行う場合に、例えば図4(c)に示したように欠落フレームが存在するエラー区間を先行するショットに含めることなく独立したショットとして分割することが可能となる。
ちなみに、フレーム欠落の判定と、フレームが欠落した場合の画像切替点を表す情報の記憶処理を行わない従来の場合には、図4(b)に示すように欠落フレームが存在するエラー区間が先行するショット1に含まれてしまい、正確なショット分割が行えなくなる。
(第2の実施形態)
この発明の第2の実施形態は、動画像復号部から復号動作時の瞬時リフレッシュ(IDR;Instantaneous Decoding Refresh)ピクチャに対応するリフレッシュフレームのみを出力するようにして、このリフレッシュフレームをカット検出の対象とする。さらに、現行フレームとその直前の先行フレームとの間のPTS差分値がIDR周期と等しいか否かを判定し、PTS差分値がIDR周期と等しい場合に上記現行フレームと先行フレーム間の画像特徴量の類似度をもとに画像変化点の有無を判定し、PTS差分値がIDR周期と等しくない場合には上記現行フレームの画像特徴量とPTSを無条件に画像変化点を示す情報として記憶するようにしたものである。
図5はこの発明の第2の実施形態に係わる動画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図2と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
動画像処理装置としての制御ユニット23′は、第2のPTS比較部107をさらに備えている。この第2のPTS比較部107は、第1のPTS比較部103により現行フレームと直前の先行フレームとの間のPTS差分値が閾値THe以内と判定された場合に、当該PTS差分値が閾値THcと等しいか否かを判定する。ここで、閾値THcはIDR周期に対応する値に設定される。また、閾値THeもIDR周期に対応する値、もしくはそれ以上の値に設定される。
そして第2のPTS比較部107は、PTS差分値が閾値THcと等しい場合に、特徴量比較部104に対しフレーム間の画像特徴量の類似度判定を行わせ、この判定の結果類似度が閾値以上であれば現行フレームの画像特徴量とPTSを画像変化点を表す情報としてメモリに記憶させる。これに対し、PTS差分値が閾値THcより短い場合には、現行フレームのIDRは周期的に挿入されたIDRではなく動画像中にシーンチェンジが発生したために挿入されたIDRであると判断して、上記現行フレームの画像特徴量とPTSを無条件に画像変化点を表す情報としてメモリに記憶する。
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。図6はその動作手順と制御内容を示すフローチャートである。
動画像復号部101′では、ワンセグ放送信号から分離された動画像ストリームがH.264方式に従い復号され、さらにこの復号された動画像フレームのうちIDRに対応するリフレッシュフレームのみが当該リフレッシュフレームのPTSと共に一定のIDR周期で出力される(ステップS51)。上記リフレッシュフレームが出力されると特徴量算出部102では、例えば当該出力されたリフレッシュフレーム(現行フレーム)についてその画像特徴量が算出され、この算出された画像特徴量が一時保持される(ステップS52)。
次に第1のPTS比較部103′では、上記現行フレームのPTS(curPTS)とその直前の先行フレームのPTS(prevPTS)との差分値が算出され、この差分値が閾値THe以下であるか否かが判定される(ステップS53)。このとき閾値THeは、前記第1の実施形態とは異なり、ワンセグ放送により放送される動画像フレームのうちIDRの周期に対応して2秒に設定される。
したがって、上記判定処理において、上記先行フレームから現行フレームまでのPTSの差が2秒以内であれば、先行フレームと現行フレームとの間でリフレッシュフレームの欠落は発生していないと判定される。例えば、図6(a)に示すようにIDRに相当する各リフレッシュフレームIDR00,IDR01,…間のPTS時間差がいずれも閾値THe(=IDR周期)以内であれば、欠落フレームはないと判定される。
これに対し上記先行フレームから現行フレームまでのPTSの差が2秒を超えている場合には、当該先行フレームと現行フレームとの間でリフレッシュフレームの欠落が発生していると判定される。例えば、図6(b)のリフレッシュフレームIDR01とリフレッシュフレームIDR03との間のように、PTS時間差が閾値THe(=IDR周期)を超えている場合には、当該先行フレームIDR01と現行フレームIDR03との間でリフレッシュフレームの欠落が発生していると判定される。
上記第1のPTS比較部103′によりフレームの欠落が発生していないと判定されると、次に第2のPTS比較部107により上記PTS差分値が閾値THcと等しいか否かが判定される(ステップS54)。ここで、閾値THcはIDR周期に対応する値に設定される。上記比較の結果、例えば図6(a)のリフレッシュフレームIDR00〜IDR04のようにPTS差分値が閾値THcと等しければ、現行フレームのIDRは周期的に挿入されたIDRであると見なされ、以後次のようにカット検出処理が行われる(ステップS55)。
すなわち、特徴量比較部104により、上記特徴量算出部102により算出された現行フレームの画像特徴量と先行フレームの画像特徴量との間の類似度が算出され、この類似度が閾値と比較される。そして、類似度が閾値以上であれば、上記現行フレームが画像変化点(カット)であるとステップS56判定され、当該現行フレームの画像特徴量とPTSが上記画像変化点を示す情報として特徴量記憶部105によりメモリに記憶される(ステップS57)。
これに対し類似度が閾値未満であれば、現行フレームは画像変化点(カット)でないとステップS56により判定され、メモリへの現行フレームの画像特徴量の記憶は行われない。なお、以上の処理が終了すると、最後にPTS比較部103において保存してある先行フレームのPTS(curPTS)が、上記現行フレームのPTS(prevPTS)に更新される(ステップS58)。
一方、上記第2のPTS比較部107による比較の結果、例えば図6(a)のリフレッシュフレームIDR04とIDR05との間のようにPTS差分値が閾値THcより短ければ、現行フレームのIDRは周期的に挿入されたIDRではなく、動画像中にシーンチェンジが発生したために挿入されたIDRであると見なされ、上記現行フレームの画像特徴量とそのPTSが、特徴量記憶部105により無条件に画像変化点を表す情報としてメモリに記憶される(ステップS62)。したがって、この場合にはステップS55〜ステップS56によるカット検出のための処理が省略され、その分制御ユニット23′の処理負荷が軽減されて消費電力も低減される。
次に、上記第1のPTS比較部103′の比較の結果、欠落フレームがあると判定されたとする。この場合には、エラー特徴量生成部106により欠落フレームに代わるエラー表示用フレームを表す特有の画像特徴量が生成される(ステップS59)。例えば、白色雑音画像から抽出される特徴量が上記特有の画像特徴量として生成される。具体的には、白色雑音画像から抽出した画像特徴量を表すデータを制御ユニット23′内のメモリに予め記憶しておき、このメモリから上記白色雑音画像から抽出した画像特徴量のデータを読み出すことにより実現される。
そして、上記生成された特有の画像特徴量は、先行フレームのPTS(prevPTS)に上記閾値THe(=IDR周期)を加算した時刻値と共に、特徴量記憶部105によりメモリに記憶される(ステップS60)。また、それと共に特徴量記憶部105では、上記特徴量算出部102により算出された現行フレームの画像特徴量が当該現行フレームのPTSと共にメモリに記憶される(ステップS61)。なお、以上の処理後に第1及び第2のPTS比較部103′,107では、保存してある先行フレームのPTS(curPTS)が上記現行フレームのPTS(prevPTS)に更新される(ステップS58)。
例えば、図6(b)に示すようにリフレッシュフレームIDR03において、その直前のフレームIDR01との間に欠落フレームがあると判定されたとすると、エラー特徴量生成部106により欠落フレームに代わるエラー表示用フレームIDReを表す特有の画像特徴量が生成され、この生成された特有の画像特徴量が、先行フレームIDR01のPTS01に上記閾値THe(=IDR周期)を加算することにより生成した上記エラー表示用フレームのと共に、特徴量記憶部105によりメモリに記憶される。
図6(c)は以上のようにしてメモリに記憶された画像切替点を表す情報の一例を示すものである。
以上説明したように第2の実施形態によれば、前記第1の実施形態と同様に、伝送路上で動画像ストリームに伝送エラーが発生し、その影響により動画像復号部101から出力されるリフレッシュフレームの一部が欠落したとしても、エラー表示用フレームIDReを表す特有の画像特徴量が、先行フレームのPTSに閾値THeを加算することにより生成した上記エラー表示用フレームと共に、画像変化点を表す情報としてメモリに記憶される。このため、メモリに記憶された情報をもとに部分動画像(ショット)の分割を行う場合に、例えば図6(b)に示したように欠落フレームが存在するエラー区間を先行するショットに含めることなく独立したショットとして分割することが可能となる。
また第2の実施形態では、上記第1のPTS比較部103′によりフレームの欠落が発生していないと判定された場合に、次に第2のPTS比較部107により上記PTS差分値が閾値THcと等しいか否かが判定される。そして、PTS差分値が閾値THcより短ければ、現行フレームのIDRは周期的に挿入されたIDRではなく、動画像中にシーンチェンジが発生したために挿入されたIDRであると判定され、上記現行フレームの画像特徴量とそのPTSが無条件に画像変化点を表す情報としてメモリに記憶される。したがって、この場合にはカット検出のための処理が省略され、その分制御ユニット23′の処理負荷が軽減されて消費電力を低減することができる。
(その他の実施形態)
前記各実施形態では、ワンセグ放送受信機30により受信された動画像ストリームについて画像変化点の検出及びショット分割を行う場合を例にとって説明した。しかし、それに限定されるものではなく、図1に示すようにワンセグ放送受信機30により受信された動画像ストリームデータを一旦メモリカード等の外部記憶媒体28に記憶させ、この外部記憶媒体28から動画像ストリームデータを外部メモリインタフェース27を介して制御ユニット23に取り込み、この取り込んだ動画像ストリームデータに対し前記第1又は第2の実施形態で述べた処理を行うようにしてもよい。また、上記外部記憶媒体28に記憶された動画像ストリームデータは、他の携帯端末や放送受信機により受信されたものを記憶したものでもよい。
その他、動画像処理装置の構成や処理手順、動画像ストリームの符号化方式の種類、動画像符号化装置が設けられる端末装置の種類とその構成などについても、この発明の要旨を意脱しない範囲で種々変形して実施できる。
要するにこの発明は、上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
この発明の第1の実施形態に係わる動画像処理装置を備えた携帯端末の構成を示すブロック図である。 図1に示した携帯端末の制御ユニットが有する動画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 図2に示した動画像処理装置による処理手順と処理内容を示すフローチャートである。 図2に示した動画像処理装置による処理動作の一例を説明するための図である。 この発明の第2の実施形態に係わる動画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 図5に示した動画像処理装置による処理手順と処理内容を示すフローチャートである。 図5に示した動画像処理装置による処理動作の一例を説明するための図である。
符号の説明
10…入力デバイス、11…アンテナ、12…アンテナ共用器(DUP)、13…受信回路(RX)、14…周波数シンセサイザ(SYN)、15…送信回路(TX)、16…CDMA信号処理ユニット、17…圧縮/伸長処理ユニット(コンパンダ)、18…PCM符号処理ユニット(PCMコーデック)、19…受話増幅器、20…スピーカ、21…マイクロホン、22…送話増幅器、23,23′…制御ユニット、24…記憶ユニット、25…バッテリ、26…電源回路、27…外部メモリインタフェース、28…メモリカード、29…表示器、30…ワンセグ放送受信機、31…放送受信用のアンテナ、101,101′…動画像復号部、102…特徴量算出部、103…PTS比較部、103′…第1のPTS比較部、104…特徴量比較部、105…特徴量記憶部、106…エラー特徴量生成部、107…第2のPTS比較部。

Claims (3)

  1. 動画像復号部から第1の周期で出力される復号後の動画像フレームをもとに、当該動画像フレームの内容が切り替わる画像変化点を表す情報を生成する動画像処理装置において、
    前記動画像復号部から動画像フレームが出力されるごとに、その画像の特徴量を算出する手段と、
    前記動画像復号部から動画像フレームが出力されるごとに、当該現行フレームの表示指定時刻と、当該現行フレームの直前の先行フレームの表示指定時刻との差分を計算し、この計算された差分が前記第1の周期に対応して設定された第1の閾値以内であるか否かを判定する手段と、
    前記計算された表示指定時刻の差分が前記第1の閾値以内であると判定された場合に、前記現行フレームと先行フレームとの間の画像特徴量の類似度を算出し、この算出された類似度が予め設定された判定値以上であるか否かを判定する手段と、
    前記算出された類似度が判定値以上と判定された場合に、前記現行フレームの画像特徴量をその表示指定時刻と共に画像変化点を表す情報としてメモリに記憶する手段と、
    前記計算された表示指定時刻の差分が前記第1の閾値を超えていると判定された場合に、欠落フレームに代わる代替フレームを表す特有の画像特徴量を生成する手段と、
    前記生成された特有の画像特徴量を、前記先行フレームの表示指定時刻と前記現行フレームの表示指定時刻との間に設定される代替フレーム用の表示指定時刻と共に画像変化点を表す情報として前記メモリに記憶する手段と
    を具備することを特徴とする動画像処理装置。
  2. 前記特有の画像特徴量を生成する手段は、白色雑音画像から抽出される画像特徴量を予め記憶しておき、この記憶された画像特徴量を読み出して前記特有の画像特徴量とすることを特徴とする請求項1記載の動画像処理装置。
  3. 前記動画像復号部が復号後の動画像フレームのうちリフレッシュフレームのみを出力する機能を備えている場合に、
    前記計算された表示時刻の差分が前記第1の閾値以内であると判定された場合に、現行リフレッシュフレームの表示指定時刻と、当該現行リフレッシュフレームの直前の先行リフレッシュフレームの表示指定時刻との差分を計算し、この計算された差分が前記リフレッシュフレームの出力周期に対応して設定された第2の閾値と等しいか否かを判定する手段と、
    前記計算された表示指定時刻の差分が前記第2の閾値と等しくないと判定された場合に、前記現行リフレッシュフレームの画像特徴量をその表示指定時刻と共に画像変化点を表す情報としてメモリに記憶する手段と
    を、さらに具備することを特徴とする請求項1記載の動画像処理装置。
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