JP2008277967A - 情報処理装置および情報処理方法、プログラム、並びに記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを確実に検出する。
【解決手段】チャプター候補点検出部45は、無音検出部43による検出の結果と、シーンチェンジ検出部41による検出の結果および黒画検出部42による検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、CMの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出する。チャプター点決定部46は、チャプター候補点に基づいて、チャプター候補点間のテレビジョン放送が、CMであるか、または、番組であるかを判定し、チャプター候補点のうち、CMまたは番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、チャプター点として決定する。本発明は、例えば、録画装置に適用することができる。
【選択図】図2
【解決手段】チャプター候補点検出部45は、無音検出部43による検出の結果と、シーンチェンジ検出部41による検出の結果および黒画検出部42による検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、CMの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出する。チャプター点決定部46は、チャプター候補点に基づいて、チャプター候補点間のテレビジョン放送が、CMであるか、または、番組であるかを判定し、チャプター候補点のうち、CMまたは番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、チャプター点として決定する。本発明は、例えば、録画装置に適用することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、情報処理装置および情報処理方法、プログラム、並びに記録媒体に関し、特に、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを確実に検出することができるようにした情報処理装置および情報処理方法、プログラム、並びに記録媒体に関する。
例えば、録画されたテレビジョン放送を再生するとき、番組だけを連続して見たいというユーザの要望に対応して、コマーシャル(以下、CMという)を早送り、またはカットする、いわゆるCMカット機能付き録画装置が存在する。
このような録画装置は、所定のCM検出アルゴリズムでCMを検出し、そのCMの再生開始時刻と再生終了時刻をチャプター点として記憶しておき、そのチャプター点に基づいて、瞬時に、または高速に、CMを早送り再生する。
ところで、従来のCM検出アルゴリズムとしては、閾値を用いてテレビジョン放送の無音区間を判定し、その判定結果に基づいてCMを検出するものがある(例えば、特許文献1参照)。また、例えば、CMの音声多重モードはステレオモードである、各CMの開始時および終了時には0.1秒から2.0秒程度の無音区間が存在し、その無音区間には映像シーンが変化するシーンチェンジ点が存在する、各CMの所要時間は15秒の整数倍である等のCMの特徴を考慮して、その特徴を有する区間をCMとして検出するCM検出アルゴリズムもある。
さらに、欧米におけるテレビジョン放送では、番組とCMの間に、黒画またはブルー画のビデオフレームが存在するため、その特徴を有する区間をCMとして検出するCM検出アルゴリズムもある。なお、以下では、特に断りのない限り、フレームとは、ビデオフレームのことを指す。
しかしながら、従来のCM検出アルゴリズムでは、例えば、音声多重モードがモノラルモードであるCMのように、上述した特徴が含まれていないCMは検出することはできない。従って、例えば、CMの所要時間が14秒の整数倍に変更される、欧米において、番組とCMの間への黒画やブルー画のフレームの挿入が廃止されるなどといったように、従来のCM検出アルゴリズムにおいて用いられていたCMの特徴が変更または廃止される場合、従来のCM検出アルゴリズムでは、CMを検出することができなくなる。
また、欧州などでは、CMの所要時間が15秒の整数倍であるとは限らないため、従来のCM検出アルゴリズムでは、CMを検出することが困難であり、逆に、番組の中に所要時間が15秒の整数倍であるという特徴が含まれていた場合、その部分をCMとして誤って検出してしまう。
以上により、CMを確実に検出するためには、CM検出アルゴリズムで用いられるCMの特徴は、テレビジョン放送が放送される地域や、今後の動向によらず、普遍的であることが望ましい。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、テレビジョン放送に含まれるCMを確実に検出することができることができるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理装置は、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する情報処理装置において、前記テレビジョン放送の無音区間を検出する無音区間検出手段と、前記テレビジョン放送の映像のシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出手段と、前記テレビジョン放送の映像が黒画またはブルー画であることを検出する黒画ブルー画検出手段と、前記無音区間検出手段による検出の結果と、前記シーンチェンジ検出手段による検出の結果および前記黒画ブルー画検出手段による検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、前記コマーシャルの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出するチャプター候補点検出手段と、前記チャプター候補点に基づいて、前記チャプター候補点間のテレビジョン放送が、前記コマーシャルであるか、または、番組であるかを判定し、前記チャプター候補点のうち、前記コマーシャルまたは前記番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、前記チャプター点として決定する決定手段とを備える。
本発明の一側面の情報処理装置においては、前記チャプター候補点検出手段は、前記無音区間内であり、かつ、前記シーンチェンジが検出された再生時刻を、前記チャプター候補点として検出することができる。
本発明の一側面の情報処理装置においては、前記チャプター候補点検出手段は、1つの前記無音区間内に、前記シーンチェンジが検出された再生時刻が複数ある場合、その複数の再生時刻のうちの1つの再生時刻を、前記チャプター候補点として検出することができる。
本発明の一側面の情報処理装置においては、前記チャプター候補点検出手段は、前記無音区間内であり、かつ、前記黒画または前記ブルー画が検出された再生時刻を、前記チャプター候補点として検出することができる。
本発明の一側面の情報処理装置においては、前記チャプター候補点検出手段は、1つの前記無音区間内に、前記黒画または前記ブルー画が検出された再生時刻が複数ある場合、その複数の再生時刻のうちの1つの再生時刻を、前記チャプター候補点として検出することができる。
本発明の一側面の情報処理装置においては、前記チャプター候補点検出手段は、さらに、前記無音区間内であり、かつ、前記シーンチェンジが検出された再生時刻を、前記チャプター候補点として検出することができる。
本発明の一側面の情報処理装置においては、前記チャプター候補点検出手段は、1つの無音区間の間に、前記黒画または前記ブルー画が検出された再生時刻もしくは前記シーンチェンジが検出された再生時刻が複数ある場合、その複数の再生時刻のうちの1つの再生時刻を、前記チャプター候補点として検出することができる。
本発明の一側面の情報処理装置においては、前記決定手段は、前記チャプター候補点間の時間が、所定の時間より長い場合、そのチャプター候補点間のテレビジョン放送が前記番組であると判定し、前記チャプター候補点間の時間が、所定の時間以下である場合、そのチャプター候補点間のテレビジョン放送が前記コマーシャルであると判定することができる。
本発明の一側面の情報処理装置においては、前記無音区間検出手段は、前記テレビジョン放送の音声のレベルに対応する閾値を用いて、その閾値より音声のレベルが小さい区間を、前記無音区間として検出することができる。
本発明の一側面の情報処理装置においては、前記無音区間検出手段は、前記閾値を、前記テレビジョン放送の音声のレベルの最小値に基づいて設定することができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する情報処理装置の情報処理方法において、前記テレビジョン放送の無音区間を検出し、前記テレビジョン放送の映像のシーンチェンジを検出し、前記テレビジョン放送の映像が黒画またはブルー画であることを検出し、前記無音区間の検出の結果と、前記シーンチェンジの検出の結果および前記黒画またはブルー画の検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、前記コマーシャルの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出し、前記チャプター候補点に基づいて、前記チャプター候補点間のテレビジョン放送が、前記コマーシャルであるか、または、番組であるかを判定し、前記チャプター候補点のうち、前記コマーシャルまたは前記番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、前記チャプター点として決定するステップを含む。
本発明の一側面のプログラムおよび記録媒体に記録されているプログラムは、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する検出処理を、コンピュータに行わせるプログラムにおいて、前記テレビジョン放送の無音区間を検出し、前記テレビジョン放送の映像のシーンチェンジを検出し、前記テレビジョン放送の映像が黒画またはブルー画であることを検出し、前記無音区間の検出の結果と、前記シーンチェンジの検出の結果および前記黒画またはブルー画の検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、前記コマーシャルの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出し、前記チャプター候補点に基づいて、前記チャプター候補点間のテレビジョン放送が、前記コマーシャルであるか、または、番組であるかを判定し、前記チャプター候補点のうち、前記コマーシャルまたは前記番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、前記チャプター点として決定するステップを含む検出処理をコンピュータに行わせる。
本発明の一側面においては、テレビジョン放送の無音区間が検出され、テレビジョン放送の映像のシーンチェンジが検出され、テレビジョン放送の映像が黒画またはブルー画であることが検出され、無音区間の検出の結果と、シーンチェンジの検出の結果および黒画またはブルー画の検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、コマーシャルの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点が検出され、チャプター候補点に基づいて、チャプター候補点間のテレビジョン放送が、コマーシャルであるか、または、番組であるかが判定され、チャプター候補点のうち、コマーシャルまたは番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点が、チャプター点として決定される。
以上のように、本発明の一側面によれば、テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを確実に検出することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書又は図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書又は図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書又は図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理装置は、
テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する情報処理装置(例えば、図1の録画装置10)において、
前記テレビジョン放送の無音区間を検出する無音区間検出手段(例えば、図2の無音検出部43)と、
前記テレビジョン放送の映像のシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出手段(例えば、図2のシーンチェンジ検出部41)と、
前記テレビジョン放送の映像が黒画またはブルー画であることを検出する黒画ブルー画検出手段(例えば、図2の黒画検出部42)と、
前記無音区間検出手段による検出の結果と、前記シーンチェンジ検出手段による検出の結果および前記黒画ブルー画検出手段による検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、前記コマーシャルの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出するチャプター候補点検出手段(例えば、図2のチャプター候補点検出部45)と、
前記チャプター候補点に基づいて、前記チャプター候補点間のテレビジョン放送が、前記コマーシャルであるか、または、番組であるかを判定し、前記チャプター候補点のうち、前記コマーシャルまたは前記番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、前記チャプター点として決定する決定手段(例えば、図2のチャプター点決定部46)と
を備える。
テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する情報処理装置(例えば、図1の録画装置10)において、
前記テレビジョン放送の無音区間を検出する無音区間検出手段(例えば、図2の無音検出部43)と、
前記テレビジョン放送の映像のシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出手段(例えば、図2のシーンチェンジ検出部41)と、
前記テレビジョン放送の映像が黒画またはブルー画であることを検出する黒画ブルー画検出手段(例えば、図2の黒画検出部42)と、
前記無音区間検出手段による検出の結果と、前記シーンチェンジ検出手段による検出の結果および前記黒画ブルー画検出手段による検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、前記コマーシャルの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出するチャプター候補点検出手段(例えば、図2のチャプター候補点検出部45)と、
前記チャプター候補点に基づいて、前記チャプター候補点間のテレビジョン放送が、前記コマーシャルであるか、または、番組であるかを判定し、前記チャプター候補点のうち、前記コマーシャルまたは前記番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、前記チャプター点として決定する決定手段(例えば、図2のチャプター点決定部46)と
を備える。
本発明の一側面の情報処理方法は、
テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する情報処理装置(例えば、図1の録画装置10)の情報処理方法において、
前記テレビジョン放送の無音区間を検出し(例えば、図7のステップS28)、
前記テレビジョン放送の映像のシーンチェンジを検出し(例えば、図7のステップS22)、
前記テレビジョン放送の映像が黒画またはブルー画であることを検出し(例えば、図7のステップS25)、
前記無音区間の検出の結果と、前記シーンチェンジの検出の結果および前記黒画またはブルー画の検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、前記コマーシャルの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出し(例えば、図7のステップS30)、
前記チャプター候補点に基づいて、前記チャプター候補点間のテレビジョン放送が、前記コマーシャルであるか、または、番組であるかを判定し、前記チャプター候補点のうち、前記コマーシャルまたは前記番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、前記チャプター点として決定する(例えば、図8のステップS49)
ステップを含む。
テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する情報処理装置(例えば、図1の録画装置10)の情報処理方法において、
前記テレビジョン放送の無音区間を検出し(例えば、図7のステップS28)、
前記テレビジョン放送の映像のシーンチェンジを検出し(例えば、図7のステップS22)、
前記テレビジョン放送の映像が黒画またはブルー画であることを検出し(例えば、図7のステップS25)、
前記無音区間の検出の結果と、前記シーンチェンジの検出の結果および前記黒画またはブルー画の検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、前記コマーシャルの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出し(例えば、図7のステップS30)、
前記チャプター候補点に基づいて、前記チャプター候補点間のテレビジョン放送が、前記コマーシャルであるか、または、番組であるかを判定し、前記チャプター候補点のうち、前記コマーシャルまたは前記番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、前記チャプター点として決定する(例えば、図8のステップS49)
ステップを含む。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明を適用した録画装置10の一実施の形態の構成例について示している。
図1の録画装置10は、チューナ11、A/D(Analog/Digital)変換回路12、データ圧縮回路13、記録メディア14、チャプター点検出回路15、CPU(Central Processing Unit)16、データ伸張回路17、D/A(Digital/Analog)変換回路18、モニタ19、およびスピーカ20により構成される。
チューナ11は、図示せぬアンテナ端子を介して受信されるテレビジョン放送のRF(Radio Frequency)信号を復調し、その結果得られる映像と音声のアナログ信号を、A/D変換回路12に供給する。A/D変換回路12は、チューナ11から供給される、映像と音声のアナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換回路12は、その結果得られる映像のデジタル信号である映像データと、音声のデジタル信号である音声データを、データ圧縮回路13とチャプター点検出回路15に供給する。
データ圧縮回路13は、A/D変換回路12から供給される映像データと音声データからなる放送データを、所定の方式(例えば、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)方式)で圧縮符号化する。そして、データ圧縮回路13は、圧縮符号化後の放送データを、所定の変調方法で変調(例えば、EFM(Eight to Fourteen)変調)する。データ圧縮回路13は、変調の結果得られた変調信号を、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの記録メディア14に供給して記録させる。
チャプター点検出回路15は、A/D変換回路12から供給される映像データと音声データの特徴から、その映像データと音声データからなる放送データに対応するテレビジョン放送がCMであるか、または、番組であるかを判定する。チャプター点検出回路15は、その判定結果に基づいて、CMの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点を決定し、CPU16に通知する。
CPU16は、チャプター点検出回路15から通知されるチャプター点を記録メディア14に供給し、放送データに対応付けて記録させる。また、ユーザによりCMカット機能がオンにされている場合、CPU16は、ユーザから入力される再生の指令に対応して、記録メディア14を制御し、まず最初に、記録メディア14から再生対象とする放送データに対応するチャプター点を読み出す。次に、CPU16は、そのチャプター点に基づいて、記録メディア14を制御し、CMが早送り再生されるように、再生対象とする放送データを読み出して、データ伸張回路17に供給する。
一方、ユーザによりCMカット機能がオフにされている場合、CPU16は、ユーザから入力される再生の指令に対応して、記録メディア14を制御し、記録メディアから再生対象とする放送データを読み出して、データ伸張回路17に供給する。
データ伸張回路17は、記録メディア14から読み出された放送データを、所定の変調方法で復調(例えば、EFM復調)する。そして、データ伸張回路17は、復調後の放送データを、所定の方式(例えば、MPEG2方式)で復号し、その結果得られる放送データをD/A変換回路18に供給する。
D/A変換回路18は、デジタル信号である放送データを、アナログ信号である映像信号および音声信号に変換する。そして、D/A変換回路18は、その映像信号をモニタ19に供給するとともに、音声信号をスピーカ20に供給する。
モニタ19は、D/A変換回路18から供給される映像信号に基づいて、テレビジョン放送の映像を表示する。スピーカ20は、D/A変換回路18から供給される音声信号に基づいて、テレビジョン放送の音声を出力する。
図2は、図1のチャプター点検出回路15の詳細構成例を示している。
図2のチャプター点検出回路15は、シーンチェンジ検出部41、黒画検出部42、無音検出部43、計時部44、チャプター候補点検出部45、およびチャプター点決定部46により構成される。
なお、図1のA/D変換回路12から供給される映像データは、シーンチェンジ検出部41と、黒画検出部42に供給される。また、A/D変換回路12から供給される音声データは、無音検出部43に供給される。
シーンチェンジ検出部41は、フレームメモリ(図示せず)を備えている。そのフレームメモリには、A/D変換回路12から供給される1フレーム分の映像データが保持される。シーンチェンジ検出部41は、A/D変換回路12から供給されるフレーム単位の映像データ(以下、現フレーム映像データという)と、フレームメモリにより1フレーム時間(NTSC(National Television Standards Committee)方式の場合、1/30秒)だけ遅延されたフレーム単位の映像データ(以下、前フレーム映像データという)とを比較する。
シーンチェンジ検出部41は、前フレーム映像データから現フレーム映像データへの変化の度合が、所定の閾値以上である場合、映像のシーンチェンジを検出する。シーンチェンジ検出部41は、シーンチェンジを検出した場合、シーンチェンジの検出の有を表す情報として、例えば「1」をチャプター候補点検出部45に出力し、シーンチェンジを検出しなかった場合、シーンチェンジの検出の無を表す情報として、例えば「0」をチャプター候補点検出部45に出力する。
黒画検出部42は、A/D変換回路12から供給される現フレーム映像データの輝度レベルのフレーム単位の平均値と、予め決定されている閾値を比較する。黒画検出部42は、その平均値が閾値以下である場合、現フレーム映像データの映像が黒画であることを検出する。黒画検出部42は、現フレーム映像データが黒画であることを検出した場合、黒画の検出の有を表す情報として、例えば「1」をチャプター候補点検出部45に出力し、黒画を検出しなかった場合、黒画の検出の無を表す情報として、例えば「0」をチャプター候補点検出部45に供給する。
なお、黒画が連続して検出される場合、黒画検出部42は、最初の黒画に対してのみ、「1」をチャプター候補点検出部45に出力する。また、黒画検出部42が比較に用いる平均値は、フレーム単位の平均値に限定されず、任意の単位の平均値とすることができる。
無音検出部43は、A/D変換回路12から供給される音声データのうちの、左側の音声データと右側の音声データのそれぞれのレベルの絶対値の、オーディオフレーム単位の平均値と、閾値とを、それぞれ比較する。
なお、この閾値は、A/D変換回路12から供給される音声データのレベルの最小値に基づいて、無音検出部43により設定され、その最小値に応じて適応的に変化される。例えば、最初は、より高い値に閾値が設定され、その後、A/D変換回路12から供給された音声データのレベルの最小値が、その値よりも小さくなった場合には、その値に応じて、閾値が小さくされる。これにより、テレビジョン放送を放送する国や地域、テレビジョン放送の受信状態の違いに関わらず、テレビジョン放送の音声データのレベルの最小値に応じた最適な閾値を設定することができ、その結果、無音区間を確実に検出することができる。
無音検出部43は、例えば左右両方の音声データにおける平均値が、閾値より小さい場合、その音声データに対応する1オーディオフレーム時間を、無音区間として検出する。そして、無音検出部43は、無音区間を検出した場合、無音区間の有を表す情報として、例えば「1」をチャプター候補点検出部45に出力し、無音区間を検出しなかった場合、無音区間の無を表す情報として、例えば「0」をチャプター候補点検出部45に出力する。
なお、無音検出部43の検出に用いられる平均値は、オーディオフレーム単位の平均値に限定されず、任意の単位の平均値とすることができる。
計時部44は、A/D変換回路12から映像データと音声データが供給されてから現在までの時間を計時し、その時間を再生時刻として、チャプター候補点検出部45に供給する。
チャプター候補点検出部45は、シーンチェンジ検出部41から出力される値、または黒画検出部42から出力される値と、無音検出部43から出力される値とに基づいて、チャプター点の候補となるチャプター候補点を検出する。
具体的には、シーンチェンジ検出部41から出力される値と、黒画検出部42から出力される値がともに「1」である場合、即ち、無音区間内にシーンチェンジが検出された場合、または、黒画検出部42から出力される値と、無音検出部43から出力される値がともに「1」である場合、即ち、無音区間内に黒画が検出された場合の少なくとも一方の場合、チャプター候補点検出部45は、計時部44から供給される再生時刻を、チャプター候補点として検出する。そして、チャプター候補点検出部45は、チャプター候補点の検出を表す情報として、例えば「1」を、チャプター候補点とともに、チャプター点決定部46に供給する。
なお、シーンチェンジ検出部41は、上述したように、前フレーム映像データを用いてシーンチェンジを検出しているため、検出結果を表す値が、シーンチェンジの発生より1フレーム分遅れて出力される。
従って、シーンチェンジ検出部41から出力される値とともに、チャプター候補点の検出に用いられる無音検出部43から出力される値は、そのシーンチェンジ検出部41から出力される値に対応する無音検出部43から出力された値より、1フレーム前に出力された値である。また、このとき検出されるチャプター候補点が表す再生時刻は、計時部44から供給される再生時刻の1フレーム時間前の時刻である。
チャプター点決定部46は、チャプター候補点検出部45から供給される、隣接するチャプター候補点間の時間に基づいて、そのチャプター候補点間の放送データに対応するテレビジョン放送がCMであるか、または、番組であるかを判定する。そして、チャプター点決定部46は、CMまたは番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、チャプター点として決定し、そのチャプター点をCPU16(図1)に通知する。
次に、図3と図4を参照して、チャプター候補点検出部45によるチャプター候補点の検出について説明する。なお、図3と図4において、横軸は再生時刻を表し、上向きの矢印は、シーンチェンジ検出部41または黒画検出部42による検出の有、または、チャプター候補点検出部45により検出されるチャプター候補点を示している。
図3Aに示すように、テレビジョン放送において、フレーム51と、黒画のフレーム52の間、黒画のフレーム53と、フレーム54の間、およびフレーム55と56の間でシーンチェンジが発生しており、図3Bに示すように、再生時刻t0から再生時刻t7までの間が無音である場合、図3Cに示すように、例えば、再生時刻t0が含まれるフレーム51の終了時刻である再生時刻t1において、無音区間の検出が開始される。そして、再生時刻t7が含まれるフレーム57の終了時刻である再生時刻t8において、無音区間の検出が終了される。即ち、再生時刻t1からt7までの間、フレーム単位で無音区間が検出され、無音区間の検出の有を表す情報として、「1」がチャプター候補点検出部45に出力される。
また、図3Dに示すように、シーンチェンジ検出部41は、フレーム52の終了時刻である再生時刻t3において、黒画のフレーム52と、その前のフレーム51を用いて、フレーム51と52の間に発生したシーンチェンジを検出し、シーンチェンジの検出の有を表す情報として、「1」をチャプター候補点検出部45に出力する。
同様に、図3Dに示すように、シーンチェンジ検出部41は、フレーム54の終了時刻である再生時刻t4において、フレーム53と54の間に発生したシーンチェンジを検出し、フレーム56の終了時刻である再生時刻t6において、フレーム55と56の間に発生したシーンチェンジを検出し、「1」をチャプター候補点検出部45に出力する。
さらに、黒画検出部42は、黒画のフレーム52の終了時刻である再生時刻t2と、黒画のフレーム53の終了時刻である再生時刻t3において、現フレーム映像データの映像が黒画であることを検出するが、黒画のフレーム52と53は連続しているので、図3Eに示すように、黒画検出部42は、先頭の黒画のフレーム52の終了時刻である再生時刻t2においてのみ、黒画の検出を表す情報として、「1」をチャプター候補点検出部45に出力する。
以上のように、チャプター候補点検出部45に無音区間、シーンチェンジ、または黒画の検出を表す情報として「1」が出力されると、チャプター候補点検出部45は、図3Fに示すように、無音区間内であり、かつ、最初にシーンチェンジまたは黒画が検出された再生時刻t2を、チャプター候補点として検出する。
具体的には、上述したように、シーンチェンジの検出の有を表す情報としての「1」は、1フレーム分遅れて出力されるので、チャプター候補点検出部45は、まず最初に、図3Fに示すように、シーンチェンジが検出された再生時刻を、シーンチェンジ検出部41から「1」が出力されたときの再生時刻t4およびt6から、1フレーム時間前の再生時刻t3およびt5に変更する。
次に、チャプター候補点検出部45は、無音区間の有を表す情報としての「1」の出力が開始されたときの再生時刻t1、および、終了したときの再生時刻t8と、シーンチェンジが検出された変更後の再生時刻t3およびt5、または、黒画の有を表す情報としての「1」が出力されたときの再生時刻t2とに基づいて、無音区間内であり、かつ、シーンチェンジまたは黒画が検出された再生時刻t2,t3、およびt5を、チャプター候補点の候補として検出する。
そして、チャプター候補点検出部45は、チャプター候補点の候補である再生時刻t2,t3、およびt5のうち、先頭の再生時刻t2をチャプター候補点として検出する。
即ち、1つの無音区間内に、シーンチェンジまたは黒画が検出された再生時刻が複数ある場合、チャプター候補点検出部45は、無音区間内のすべての再生時刻をチャプター候補点として検出すると、1つの無音区間に対応する1つのCMの開始時または終了時において、複数のチャプター候補点が存在してしまう。そして、1つのCMの開始時または終了時に複数のチャプター候補点が存在すると、チャプター点決定部46は、隣接するチャプター候補点間の時間に基づいて、そのチャプター候補点間の放送データに対応するテレビジョン放送がCMであるか、または、番組であるかを正確に判定することができないという不都合が発生する。
従って、チャプター候補点検出部45は、1つの無音区間内において、シーンチェンジまたは黒画が検出された先頭の再生時刻t2のみをチャプター候補点として検出する。なお、1つの無音区間内において1つのチャプター候補点が検出されればよく、検出されるチャプター候補点は、先頭のものに限定されない。
また、図4Aに示すように、テレビジョン放送において、フレーム61と黒画のフレーム62の間、黒画のフレーム63と64の間、およびフレーム67と68の間でシーンチェンジが発生しており、図4Bに示すように、再生時刻t21から再生時刻t23までの間、および、再生時刻t26から再生時刻t28までの間の2つの区間が無音である場合、図4Cに示すように、黒画のフレーム62の終了時刻である再生時刻t22と、シーンチェンジが発生した再生時刻t27が、チャプター候補点として検出される。
具体的には、無音検出部43は、再生時刻t21が含まれるフレーム62の終了時刻である再生時刻t22から、再生時刻t23が含まれるフレーム63の終了時刻である再生時刻t24までの間、および再生時刻t26が含まれるフレーム67の終了時刻である再生時刻t27から、再生時刻t28が含まれるフレーム68の終了時刻である再生時刻t29までの間、「1」をチャプター候補点検出部45に出力する。
また、シーンチェンジ検出部41は、フレーム62の終了時刻である再生時刻t22、フレーム64の終了時刻であるt25、およびフレーム68の終了時刻である再生時刻t29において、それぞれ、フレーム61と黒画のフレーム62の間、黒画のフレーム63と64の間、フレーム67と68の間で発生したシーンチェンジを検出し、「1」をチャプター候補点検出部45に出力する。
さらに、黒画検出部42は、黒画のフレーム62の終了時刻である再生時刻t22と、黒画のフレーム63の終了時刻である再生時刻t24において、黒画を検出するが、黒画のフレーム62と63は連続しているので、先頭の黒画のフレーム62の終了時刻である再生時刻t22においてのみ、「1」をチャプター候補点検出部45に出力する。
そして、チャプター候補点検出部45は、無音検出部43と、シーンチェンジ検出部41または黒画検出部42とから出力される「1」に基づいて、無音区間が検出された再生時刻t22からt24までの時間内においてシーンチェンジまたは黒画が検出された先頭の再生時刻t22と、無音区間が検出された再生時刻t27からt29までの時間内においてシーンチェンジが検出された再生時刻t29の1フレーム前の再生時刻t27とを、チャプター候補点として検出する。
次に、図5を参照して、チャプター点決定部46によるチャプター点の決定について説明する。なお、図5において、横軸は再生時刻を表し、上向きの矢印は、チャプター候補点またはチャプター点を示している。
図5Aに示すように、再生時刻t41乃至t50がチャプター候補点として検出されている場合、チャプター点決定部46は、まず最初に、隣接する2つのチャプター候補点間の時間が、予め設定された所定の時間(例えば、60秒)より長いかどうかを判定する。なお、この所定の時間としては、任意の値を設定することができる。
チャプター点決定部46は、隣接する2つのチャプター候補点間の時間が、所定の時間より長いと判定した場合、チャプター候補点間の時間が長いと判定し、そのチャプター候補点間の放送データに対応するテレビジョン放送が番組であると判定する。一方、チャプター点決定部46は、隣接する2つのチャプター候補点間の時間が、所定の時間以下であると判定した場合、チャプター候補点間の時間が短いと判定し、そのチャプター候補点間の放送データに対応するテレビジョン放送がCMであると判定する。
図5の例では、図5Aに示すように、隣接するチャプター候補点である再生時刻t41とt42の間の時間、再生時刻t42とt43の間の時間、再生時刻t47とt48の間の時間、および再生時刻t48とt49の間の時間は長く、図5Bに示すように、チャプター点決定部46は、これらの時間の放送データに対応するテレビジョン放送は番組であると判定する。
また、図5Aに示すように、隣接するチャプター候補点である再生時刻t43とt44の間の時間、再生時刻t44とt45の間の時間、再生時刻t45とt46の間の時間、再生時刻t46とt47の間の時間、および再生時刻t49とt50の間の時間は短く、図5Bに示すように、チャプター点決定部46は、これらの時間の放送データに対応するテレビジョン放送はCMであると判定する。
次に、チャプター点決定部46は、番組およびCMの一方から他方に変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、チャプター点として決定する。具体的には、図5Cに示すように、チャプター点決定部46は、番組からCMに変化する再生時刻t43およびt49を表すチャプター候補点と、CMから番組に変化する再生時刻t47を表すチャプター候補点を、チャプター点として決定する。なお、チャプター点決定部46は、テレビジョン放送の先頭の再生時刻t41も、チャプター点として決定する。
以上のように、チャプター点決定部46は、番組およびCMの一方から他方に変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、チャプター点として決定するので、番組中やCM中の再生時刻に、誤ってチャプター点を設定することを防止し、CMの再生開始時刻または再生終了時刻に、確実にチャプター点を設定することができる。
次に、図6を参照して、図1の録画装置10における録画処理について説明する。この録画処理は、例えば、図示せぬアンテナ端子が、録画対象とするテレビジョン放送のRF信号を受信したとき、開始される。
ステップS11において、チューナ11は、図示せぬアンテナ端子を介して受信されたテレビジョン放送のRF信号を復調し、その結果得られる映像と音声のアナログ信号を、A/D変換回路12に供給する。ステップS12において、A/D変換回路12は、チューナ11から供給される、映像と音声のアナログ信号に対してA/D変換を行い、その結果得られる映像データと音声データを、データ圧縮回路13とチャプター点検出回路15に供給する。
ステップS13において、データ圧縮回路13は、A/D変換回路12から供給される映像データと音声データに対して、所定の方式での圧縮符号化、および、所定の変調方法での変調を行う。データ圧縮回路13は、その結果得られた放送データの変調信号を、記録メディア14に供給する。ステップS14において、記録メディア14は、データ圧縮回路13から供給される、放送データの変調信号を記録し、処理は終了する。
次に、図7を参照して、図2のチャプター点検出回路15におけるチャプター候補点検出処理について説明する。このチャプター候補点検出処理は、例えば、図6のステップS12の処理で、図1のA/D変換回路12から映像データと音声データがチャプター点検出回路15に供給されたとき、開始される。
ステップS21において、シーンチェンジ検出部41は、シーンチェンジが発生したかどうか、即ち、前フレーム映像データから現フレーム映像データへの変化の度合が、所定の閾値以上であるかどうかを判定する。ステップS21でシーンチェンジが発生したと判定された場合、ステップS22において、シーンチェンジ検出部41は、シーンチェンジを検出し、その検出の結果である検出の有を表す「1」をチャプター候補点検出部45に出力する。
一方、ステップS21で、シーンチェンジが発生していないと判定された場合、ステップS23において、シーンチェンジ検出部41は、シーンチェンジを検出せず、その検出の結果である検出の無を表す「0」をチャプター候補点検出部45に出力する。
ステップS22またはS23の処理後、ステップS24において、黒画検出部42は、現フレーム映像データの映像が黒画であるかどうか、即ち、現フレーム映像データの輝度レベルのフレーム単位の平均値が閾値以下であるかどうかを判定する。ステップS24で現フレーム映像データの映像が黒画であると判定された場合、ステップS25において、黒画検出部42は、現フレーム映像データの映像が黒画であることを検出し、その検出の結果である検出の有を表す「1」をチャプター候補点検出部45に出力する。
一方、ステップS24で、現フレーム映像データの映像が黒画ではないと判定された場合、ステップS26において、黒画検出部42は、現フレーム映像データの映像が黒画であることを検出せず、その検出の結果である検出の無を表す「0」をチャプター候補点検出部45に出力する。
ステップS25またはS26の処理後、ステップS27において、A/D変換回路12から供給される音声データの音声が無音であるかどうか、即ち、A/D変換回路12から供給される音声データのうちの、左側の音声データと右側の音声データのそれぞれのレベルの絶対値の、オーディオフレーム単位の平均値が、閾値より小さいかどうかを判定する。
ステップS27で、音声が無音であると判定された場合、ステップS28において、無音検出部43は、その音声に対応する1オーディオフレーム時間を無音区間として検出し、その検出の結果である検出の有を表す「1」をチャプター候補点検出部45に出力する。
一方、ステップS27で、音声が無音ではないと判定された場合、ステップS29において、無音検出部43は、その音声に対応する1オーディオフレーム時間を無音区間として検出せず、その検出の結果である検出の無を表す「0」をチャプター候補点検定部45に出力する。
ステップS28またはS29の処理後、ステップS30において、チャプター候補点検出部45は、シーンチェンジ検出部41から出力される値、または黒画検出部42から出力される値と、無音検出部43から出力される値とに基づいて、無音区間内であり、かつ、最初にシーンチェンジまたは黒画が検出された再生時刻を、チャプター候補点として検出する。そして、チャプター候補点検出部45は、そのチャプター候補点をチャプター点決定部46に供給し、処理は終了する。
次に、図8を参照して、図1の録画装置10におけるチャプター点決定処理について説明する。このチャプター点決定処理は、例えば、図1のA/D変換回路12からのチャプター点検出回路15への映像データと音声データの供給が開始されたとき、開始される。
ステップS41において、チャプター点決定部46は、内蔵するレジスタ(図示せず)に保持されている、後述するステップS45で現チャプター候補点PTSとされるチャプター候補点の1つ前のチャプター候補点である前チャプター候補点Rを0に設定する。
ステップS42において、チャプター点決定部46は、現チャプター候補点PTSと、前チャプター候補点Rの間の放送データに対応するテレビジョン放送がCMであるか、または、番組であるかを表すモードである現モードM2と、その1つ前のモードである前モードM1をリセットする。即ち、チャプター点決定部46は、現モードM2と前モードM1を0にする。
ステップS43において、チャプター点決定部46は、内蔵するレジスタに保持されている、後述するステップS45の判定に用いられる設定時間Tを60秒に設定する。ステップS44において、チャプター点決定部46は、図7のステップS30でチャプター候補点検出部45から、新たなチャプター候補点が供給されたかどうかを判定する。
ステップS44において、新たなチャプター候補点が供給されていないと判定された場合、処理は、ステップS45乃至S52をスキップして、ステップS53に進む。一方、ステップS44において、新たなチャプター候補点が供給されたと判定された場合、ステップS45において、チャプター点決定部46は、そのチャプター候補点を現チャプター候補点PTSとして、現チャプター候補点PTSから前チャプター候補点Rを減算した減算値が、設定時間T以下であるかどうかを判定する。
ステップS45で、減算値が設定時間T以下ではない、即ち減算値が設定時間Tより長いと判定された場合、ステップS46において、チャプター点決定部46は、内蔵するレジスタに保持されている現モードM2を、番組であることを表す番組モードに設定する。例えば、チャプター点決定部46は、現モードM2を、番組モードであることを表す情報としての「0」に設定する。
一方、ステップS45で、減算値が設定時間T以下であると判定された場合、ステップS47において、チャプター点決定部46は、内蔵するレジスタに保持されている現モードM2を、CMであることを表すCMモードに設定する。例えば、チャプター点決定部46は、現モードM2を、CMモードであることを表す情報としての「1」に設定する。
ステップS46またはS47の処理後、ステップS48において、チャプター点決定部46は、現モードM2と前モードM1が異なっているかどうかを判定する。ステップS48で、現モードM2と前モードM1が異なっていると判定された場合、即ち、前チャプター候補点RがCMまたは番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表す場合、ステップS49において、チャプター点決定部46は、前チャプター候補点Rを、チャプター点として決定し、CPU16に通知する。
ステップS50において、CPU16は、放送データに対応付けて、チャプター点決定部46から供給されるチャプター点を記録メディア14に記録させる。ステップS51において、チャプター点決定部46は、内蔵するレジスタに保持されている前チャプター候補点Rを、現チャプター候補点PTSに変更する。
ステップS52において、内蔵するレジスタに保持されている前モードM1を現モードM2に変更し、処理はステップS53に進む。ステップS53において、チャプター点決定部46は、録画を終了するかどうか、即ち、A/D変換回路12からの映像データと音声データの供給が停止されたかどうかを判定し、録画を終了しないと判定した場合、処理はステップS44に戻り、上述した処理が繰り返される。ステップS53において、録画を終了すると判定された場合、処理は終了する。
以上のように、チャプター点決定部46は、CMの所要時間は番組の所用時間に比べて短いという、より普遍的な特徴を用いて、チャプター候補点間の時間が設定時間Tより長いかどうかに応じて、そのチャプター候補点間の放送データに対応するテレビジョン放送が番組であるか、または、CMであるかを判定するので、設定時間Tとして最適な時間を設定することにより、その判定を的確に行うことができる。従って、番組およびCMの一方から他方に変化するチャプター候補点を、チャプター点として正確に決定することができる。
その結果、録画装置10においては、ユーザがCMカット機能をオンに設定して再生を指令することにより、CMの部分を正確に早送り再生することができ、番組のみを容易に視聴したいというユーザの要望を満たすことが可能となる。
なお、上述した説明では、黒画検出部42は、黒画を検出したが、ブルー画を検出するようにしてもよい。また、黒画が連続して検出される場合、黒画検出部42は、最初の黒画だけでなく、すべての黒画に対して「1」をチャプター候補点検出部45に出力してもよい。
また、図1の録画装置10は、例えばIPTV(Internet Protocol TeleVision)などによるデジタルテレビジョン放送を受信する場合、チューナ11を備えなくてもよい。さらに、図2のチャプター点検出回路15は、シーンチェンジ検出部41と黒画検出部42のうちのいずれか一方が備えられていればよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図9は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インターフェース205が接続されている。入出力インターフェース205には、キーボード、マウス、マイクロホン、リモートコントローラから送信されてくる指令を受信する受信部などよりなる入力部206、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部207、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部208、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部209、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動するドライブ210が接続されている。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インターフェース205およびバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータのCPU201が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア211に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インターフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
10 録画装置, 15 チャプター点検出回路, 41 シーンチェンジ検出部, 42 黒画検出部, 43 無音検出部, 45 チャプター候補点検出部, 46 チャプター点決定部
Claims (13)
- テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する情報処理装置において、
前記テレビジョン放送の無音区間を検出する無音区間検出手段と、
前記テレビジョン放送の映像のシーンチェンジを検出するシーンチェンジ検出手段と、
前記テレビジョン放送の映像が黒画またはブルー画であることを検出する黒画ブルー画検出手段と、
前記無音区間検出手段による検出の結果と、前記シーンチェンジ検出手段による検出の結果および前記黒画ブルー画検出手段による検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、前記コマーシャルの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出するチャプター候補点検出手段と、
前記チャプター候補点に基づいて、前記チャプター候補点間のテレビジョン放送が、前記コマーシャルであるか、または、番組であるかを判定し、前記チャプター候補点のうち、前記コマーシャルまたは前記番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、前記チャプター点として決定する決定手段と
を備える情報処理装置。 - 前記チャプター候補点検出手段は、前記無音区間内であり、かつ、前記シーンチェンジが検出された再生時刻を、前記チャプター候補点として検出する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記チャプター候補点検出手段は、1つの前記無音区間内に、前記シーンチェンジが検出された再生時刻が複数ある場合、その複数の再生時刻のうちの1つの再生時刻を、前記チャプター候補点として検出する
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記チャプター候補点検出手段は、前記無音区間内であり、かつ、前記黒画または前記ブルー画が検出された再生時刻を、前記チャプター候補点として検出する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記チャプター候補点検出手段は、1つの前記無音区間内に、前記黒画または前記ブルー画が検出された再生時刻が複数ある場合、その複数の再生時刻のうちの1つの再生時刻を、前記チャプター候補点として検出する
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記チャプター候補点検出手段は、さらに、前記無音区間内であり、かつ、前記シーンチェンジが検出された再生時刻を、前記チャプター候補点として検出する
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記チャプター候補点検出手段は、1つの無音区間の間に、前記黒画または前記ブルー画が検出された再生時刻もしくは前記シーンチェンジが検出された再生時刻が複数ある場合、その複数の再生時刻のうちの1つの再生時刻を、前記チャプター候補点として検出する
請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記決定手段は、前記チャプター候補点間の時間が、所定の時間より長い場合、そのチャプター候補点間のテレビジョン放送が前記番組であると判定し、前記チャプター候補点間の時間が、所定の時間以下である場合、そのチャプター候補点間のテレビジョン放送が前記コマーシャルであると判定する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記無音区間検出手段は、前記テレビジョン放送の音声のレベルに対応する閾値を用いて、その閾値より音声のレベルが小さい区間を、前記無音区間として検出する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記無音区間検出手段は、前記閾値を、前記テレビジョン放送の音声のレベルの最小値に基づいて設定する
請求項9に記載の情報処理装置。 - テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する情報処理装置の情報処理方法において、
前記テレビジョン放送の無音区間を検出し、
前記テレビジョン放送の映像のシーンチェンジを検出し、
前記テレビジョン放送の映像が黒画またはブルー画であることを検出し、
前記無音区間の検出の結果と、前記シーンチェンジの検出の結果および前記黒画またはブルー画の検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、前記コマーシャルの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出し、
前記チャプター候補点に基づいて、前記チャプター候補点間のテレビジョン放送が、前記コマーシャルであるか、または、番組であるかを判定し、前記チャプター候補点のうち、前記コマーシャルまたは前記番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、前記チャプター点として決定する
ステップを含む情報処理方法。 - テレビジョン放送に含まれるコマーシャルを検出する検出処理を、コンピュータに行わせるプログラムにおいて、
前記テレビジョン放送の無音区間を検出し、
前記テレビジョン放送の映像のシーンチェンジを検出し、
前記テレビジョン放送の映像が黒画またはブルー画であることを検出し、
前記無音区間の検出の結果と、前記シーンチェンジの検出の結果および前記黒画またはブルー画の検出の結果の少なくとも一方とに基づいて、前記コマーシャルの再生開始時刻または再生終了時刻を表すチャプター点の候補となるチャプター候補点を検出し、
前記チャプター候補点に基づいて、前記チャプター候補点間のテレビジョン放送が、前記コマーシャルであるか、または、番組であるかを判定し、前記チャプター候補点のうち、前記コマーシャルまたは前記番組の一方から他方へ変化する再生時刻を表すチャプター候補点を、前記チャプター点として決定する
ステップを含む検出処理をコンピュータに行わせるプログラム。 - 請求項12に記載のプログラムが記録されている記録媒体。
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