JPH09284706A - 信号処理方法及び装置 - Google Patents
信号処理方法及び装置Info
- Publication number
- JPH09284706A JPH09284706A JP8096943A JP9694396A JPH09284706A JP H09284706 A JPH09284706 A JP H09284706A JP 8096943 A JP8096943 A JP 8096943A JP 9694396 A JP9694396 A JP 9694396A JP H09284706 A JPH09284706 A JP H09284706A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commercial
- silent
- interval
- circuit
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録されたテレビジョン放送番組等からコマ
ーシャル部分を除いて再生するための信号処理方法及び
装置を提供すること。 【解決手段】 録画されたテレビジョン放送番組の音声
信号に含まれる無音部分の繰り返しを検出して、コマー
シャルであるか否かの判断をし、コマーシャルであると
判断した時は、そのコマーシャルの始めの位置とコマー
シャルの長さ、又はコマーシャルの開始位置と終了位置
を求め、その結果を記録媒体上又は別途設けた記憶装置
に記憶しておく。再生時には、上記記憶に従ってコマー
シャルの部分をとばして再生するようにする。
ーシャル部分を除いて再生するための信号処理方法及び
装置を提供すること。 【解決手段】 録画されたテレビジョン放送番組の音声
信号に含まれる無音部分の繰り返しを検出して、コマー
シャルであるか否かの判断をし、コマーシャルであると
判断した時は、そのコマーシャルの始めの位置とコマー
シャルの長さ、又はコマーシャルの開始位置と終了位置
を求め、その結果を記録媒体上又は別途設けた記憶装置
に記憶しておく。再生時には、上記記憶に従ってコマー
シャルの部分をとばして再生するようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン放送
信号等の信号中の音声信号を基に、その信号中に含まれ
るコマーシャル部分を検出して、検出したコマーシャル
部分をカットして見たい部分のみを再生するための信号
処理装置に関する。
信号等の信号中の音声信号を基に、その信号中に含まれ
るコマーシャル部分を検出して、検出したコマーシャル
部分をカットして見たい部分のみを再生するための信号
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビジョン放送番組等におい
て、その番組の合間に挿入されたコマーシャルをカット
して放送番組のみを再生することができる装置が開発さ
れている。それらの装置においては、TV放送信号中の
音声信号がステレオ放送モードになっているか二ヵ国語
放送モードになっているかによって、それぞれコマーシ
ャル部分であるか、それ以外の部分(通常は映画)であ
るかの区別を行って、コマーシャル部分については、そ
れをカットする方式であった。
て、その番組の合間に挿入されたコマーシャルをカット
して放送番組のみを再生することができる装置が開発さ
れている。それらの装置においては、TV放送信号中の
音声信号がステレオ放送モードになっているか二ヵ国語
放送モードになっているかによって、それぞれコマーシ
ャル部分であるか、それ以外の部分(通常は映画)であ
るかの区別を行って、コマーシャル部分については、そ
れをカットする方式であった。
【0003】この従来の方式について、図7を参照し
て、簡単に説明すると、アンテナ21から入力した信号
は、チューナ22、映像検波回路23、及び映像系信号
処理回路25を通り、通常の方法で、CRT27上に映
像を映しだすとともに、音声検波回路24、音声系信号
処理回路26を通してスピーカ28から音声が出力され
る。
て、簡単に説明すると、アンテナ21から入力した信号
は、チューナ22、映像検波回路23、及び映像系信号
処理回路25を通り、通常の方法で、CRT27上に映
像を映しだすとともに、音声検波回路24、音声系信号
処理回路26を通してスピーカ28から音声が出力され
る。
【0004】ところで、映画番組の放送においては、モ
ノラルやバイリンガルで放送されることが殆どであるの
に対し、コマーシャルはステレオで放送されることが殆
どである。従って、テレビジョン放送の音声多重モード
を監視することで、コマーシャルのスタートポイントと
エンドポイントを認識することができる。
ノラルやバイリンガルで放送されることが殆どであるの
に対し、コマーシャルはステレオで放送されることが殆
どである。従って、テレビジョン放送の音声多重モード
を監視することで、コマーシャルのスタートポイントと
エンドポイントを認識することができる。
【0005】そこで、従来のコマーシャル検出回路は、
音声系信号処理回路に対してコマーシャル検出のための
信号処理を行う回路29を設け、ステレオモードを検出
して、コマーシャル部分であることを認識し、それをコ
マーシャルカットに利用している。
音声系信号処理回路に対してコマーシャル検出のための
信号処理を行う回路29を設け、ステレオモードを検出
して、コマーシャル部分であることを認識し、それをコ
マーシャルカットに利用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】映像信号に含まれるコ
マーシャルの部分をカットして映画番組等の映像信号を
再生することのできるVTR装置を実用的な製品として
実現するには、単に特定の条件下でのみコマーシャルカ
ットが可能であるというのでは不充分であって、どのよ
うな条件下でもコマーシャルカットをして再生すること
ができるようにしなければならない。
マーシャルの部分をカットして映画番組等の映像信号を
再生することのできるVTR装置を実用的な製品として
実現するには、単に特定の条件下でのみコマーシャルカ
ットが可能であるというのでは不充分であって、どのよ
うな条件下でもコマーシャルカットをして再生すること
ができるようにしなければならない。
【0007】しかし、従来のコマーシャルカットの方法
は、テレビジョン放送信号の中の音声信号がステレオ放
送の時、コマーシャル部分であると認識し、二ヵ国語放
送の時、それ以外の部分(通常は映画)であると認識す
る方法であったため、ステレオ放送の映画番組やAM放
送やFM放送等では、コマーシャル部分をカットできな
かった。
は、テレビジョン放送信号の中の音声信号がステレオ放
送の時、コマーシャル部分であると認識し、二ヵ国語放
送の時、それ以外の部分(通常は映画)であると認識す
る方法であったため、ステレオ放送の映画番組やAM放
送やFM放送等では、コマーシャル部分をカットできな
かった。
【0008】そこで、本発明は従来のこの欠点を克服す
るためになされたものであって、特にステレオ放送の映
画番組などでもコマーシャル部分と映画の部分が区別で
き、さらにAM放送やFM放送などでもコマーシャルカ
ットが可能な信号処理装置を提供することを課題とす
る。
るためになされたものであって、特にステレオ放送の映
画番組などでもコマーシャル部分と映画の部分が区別で
き、さらにAM放送やFM放送などでもコマーシャルカ
ットが可能な信号処理装置を提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明においては、テレビジョン放送信号を子細
に調べた結果、原テレビジョン放送信号の中に、コマー
シャルの間隔程度の周期で無音部分が定期的に来ること
がわかった。そこで、この無音部分を検出することによ
り、ステレオ放送の映画番組に付いても、コマーシャル
部分と映画の部分の区別ができ、さらに、AM放送やF
M放送等でもコマーシャルカットができることが解っ
た。
めに、本発明においては、テレビジョン放送信号を子細
に調べた結果、原テレビジョン放送信号の中に、コマー
シャルの間隔程度の周期で無音部分が定期的に来ること
がわかった。そこで、この無音部分を検出することによ
り、ステレオ放送の映画番組に付いても、コマーシャル
部分と映画の部分の区別ができ、さらに、AM放送やF
M放送等でもコマーシャルカットができることが解っ
た。
【0010】従って、本発明の信号処理方法及び装置に
おいては、テレビジョン信号中の音声信号を基にして、
原信号中のコマーシャルの間隔程度の周期で定期的に来
る無音部分を検出することによって、そのテレビジョン
信号に含まれるコマーシャル部分を識別し、そのコマー
シャル部分をカットして再生するようにする。
おいては、テレビジョン信号中の音声信号を基にして、
原信号中のコマーシャルの間隔程度の周期で定期的に来
る無音部分を検出することによって、そのテレビジョン
信号に含まれるコマーシャル部分を識別し、そのコマー
シャル部分をカットして再生するようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の信号処理装置の具体的な
実施の形態について、以下に図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるテレビジョン放送信号中のコマー
シャル位置を検出するための信号処理装置のシステム構
成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施
形態によるシステムは、無音位置検出回路1、無音間隔
検出回路2、コマーシャル位置検出回路3、コマーシャ
ル位置記録回路4から成る。
実施の形態について、以下に図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるテレビジョン放送信号中のコマー
シャル位置を検出するための信号処理装置のシステム構
成を示すブロック図である。同図に示すように、本実施
形態によるシステムは、無音位置検出回路1、無音間隔
検出回路2、コマーシャル位置検出回路3、コマーシャ
ル位置記録回路4から成る。
【0012】無音位置検出回路1は、コマーシャルの開
始及び終了時の無音区間を検出するためのものである。
この回路は、図4に示すように、全波整流器6、エンベ
ロープ(包絡線)検出器7、コンパレータ(比較器)
8、及び無音検出器9からなる。
始及び終了時の無音区間を検出するためのものである。
この回路は、図4に示すように、全波整流器6、エンベ
ロープ(包絡線)検出器7、コンパレータ(比較器)
8、及び無音検出器9からなる。
【0013】全波整流器6は、その入力に供給されるテ
レビジョン放送の音声信号のエンベロープを全波整流ま
たは半波整流してエンベロープを出力し、そのエンベロ
ープをエンベロープ検出器7で検出し、その結果をコン
パレータに供給する。コンパレータ8はこの信号を閾値
と比較して閾値以下の部分を検出する。閾値(スレッシ
ョルドレベル)は、放送受信中の最も低いレベルからs
デシベル(例えば6デシベル)上のレベルを採用する。
レビジョン放送の音声信号のエンベロープを全波整流ま
たは半波整流してエンベロープを出力し、そのエンベロ
ープをエンベロープ検出器7で検出し、その結果をコン
パレータに供給する。コンパレータ8はこの信号を閾値
と比較して閾値以下の部分を検出する。閾値(スレッシ
ョルドレベル)は、放送受信中の最も低いレベルからs
デシベル(例えば6デシベル)上のレベルを採用する。
【0014】エンベロープ検出器7で検出された信号の
値が閾値以下となる部分が連続して予め定められた値a
秒(例えば0.5秒)以上、且つb秒(例えば5秒)以
下であれば、これを無音として検出する。こうして検出
された無音の存在する位置が、図1の無音位置検出回路
1で検出されて、無音間隔検出回路2に送られる。
値が閾値以下となる部分が連続して予め定められた値a
秒(例えば0.5秒)以上、且つb秒(例えば5秒)以
下であれば、これを無音として検出する。こうして検出
された無音の存在する位置が、図1の無音位置検出回路
1で検出されて、無音間隔検出回路2に送られる。
【0015】無音間隔検出回路2は、無音位置検出回路
1からのデータを基に、無音部分同士の間隔を検出す
る。即ち、或る時点で無音を検出してから次に無音を検
出するまでの間の長さを計測する。
1からのデータを基に、無音部分同士の間隔を検出す
る。即ち、或る時点で無音を検出してから次に無音を検
出するまでの間の長さを計測する。
【0016】コマーシャル位置検出回路3は、コマーシ
ャルが予め決められた枠内で放送されるので、通常決ま
った間隔毎にコマーシャルが切り替わるという特徴を利
用して、コマーシャル間隔が正しいか否かを検出するも
のである。
ャルが予め決められた枠内で放送されるので、通常決ま
った間隔毎にコマーシャルが切り替わるという特徴を利
用して、コマーシャル間隔が正しいか否かを検出するも
のである。
【0017】無音部分を検出すると、それを基にそれ以
降の無音部分がc秒(例えば2.5秒)の倍数間隔c*
e秒(例えば130秒)(誤差はd秒、例えば1秒)以
内にf回(例えば3回)以上来るかどうかをチェックす
る。
降の無音部分がc秒(例えば2.5秒)の倍数間隔c*
e秒(例えば130秒)(誤差はd秒、例えば1秒)以
内にf回(例えば3回)以上来るかどうかをチェックす
る。
【0018】以上すべての項目を満足した場合、無音部
分に挟まれている部分をコマーシャル部分と判断する。
以上、全てディジタルでもアナログでも処理が可能であ
る。
分に挟まれている部分をコマーシャル部分と判断する。
以上、全てディジタルでもアナログでも処理が可能であ
る。
【0019】コマーシャル位置記録回路4は、コマーシ
ャル位置検出回路3から送られて来る情報に基づいてコ
マーシャル開始位置とコマーシャルの長さ又はコマーシ
ャル終了位置を求め、それ等のデータを記録媒体上また
は記録装置に記録する。
ャル位置検出回路3から送られて来る情報に基づいてコ
マーシャル開始位置とコマーシャルの長さ又はコマーシ
ャル終了位置を求め、それ等のデータを記録媒体上また
は記録装置に記録する。
【0020】次に、図5を参照して図1の回路の無音位
置検出回路1及び無音間隔検出回路部分の動作を説明す
る。ここでは、2つの変数TILとTIHが用いられて
いる。TILは無音である期間を示す変数であり、TI
Hは有音である期間を示す変数である。
置検出回路1及び無音間隔検出回路部分の動作を説明す
る。ここでは、2つの変数TILとTIHが用いられて
いる。TILは無音である期間を示す変数であり、TI
Hは有音である期間を示す変数である。
【0021】動作開始時に無音であるとすると、TIH
は0であり、TILは或正の整数である。ステップS2
において、無音か否かの判断が行なわれる。もし有音で
あればステップS4に進みTIHに1を加算してTIH
=1にし、ステップS6に進む。ここで、TIH=1か
否かの判断が行なわれ、yesならばステップS8に進
む。
は0であり、TILは或正の整数である。ステップS2
において、無音か否かの判断が行なわれる。もし有音で
あればステップS4に進みTIHに1を加算してTIH
=1にし、ステップS6に進む。ここで、TIH=1か
否かの判断が行なわれ、yesならばステップS8に進
む。
【0022】ステップS8においては、TILの値と、
有音開始のタイムコードを出力し、その後TILをTI
L=0にセットする。ステップS2に戻って、無音か否
かの判断が行なわれる。有音であれば再びステップS4
に進み、TIHに1が加算される。即ちTIH=2とな
る。ステップS6でTIH=1かどうかの判断がおこな
われるが、答えはnoであるからステップS2に戻る。
有音開始のタイムコードを出力し、その後TILをTI
L=0にセットする。ステップS2に戻って、無音か否
かの判断が行なわれる。有音であれば再びステップS4
に進み、TIHに1が加算される。即ちTIH=2とな
る。ステップS6でTIH=1かどうかの判断がおこな
われるが、答えはnoであるからステップS2に戻る。
【0023】その後、有音が続く限りステップS2,S
4,S6,S2‥‥が繰り返されTIHの値は1づつ加
算される。
4,S6,S2‥‥が繰り返されTIHの値は1づつ加
算される。
【0024】さて、ステップS2に無音か否かの判断が
行われた結果yesと判断されると、ステップS3に進
み、TILに1を加算する。有音から初めて無音に変わ
った時はTIL=0に1が加算されるので、TIL=1
となる。したがって、次のステップS5においてTIL
=1かどうかの判断でyesという答えがでるので、ス
テップS7に進み、TIHの値と無音開始のタイムコー
ドを出力し、その後TIH=0にセットする。
行われた結果yesと判断されると、ステップS3に進
み、TILに1を加算する。有音から初めて無音に変わ
った時はTIL=0に1が加算されるので、TIL=1
となる。したがって、次のステップS5においてTIL
=1かどうかの判断でyesという答えがでるので、ス
テップS7に進み、TIHの値と無音開始のタイムコー
ドを出力し、その後TIH=0にセットする。
【0025】その処理が終わるとステップS2に戻り、
無音が続く限り、ステップS2,S3,S5,S2‥‥
のループで動作が繰り返され、TILの値は1づつ加算
されていく。そうして、再び有音となれば上述と同じ動
作が繰り返される。
無音が続く限り、ステップS2,S3,S5,S2‥‥
のループで動作が繰り返され、TILの値は1づつ加算
されていく。そうして、再び有音となれば上述と同じ動
作が繰り返される。
【0026】次に、図6を参照して、コマーシャル位置
検出回路3の動作について説明する。先ずステップS1
で動作開始すると、ステップS2に進み、初期値の設定
をする。この時、n番目の有音期間TIHnをDに代入
し、ステップS3に進む。
検出回路3の動作について説明する。先ずステップS1
で動作開始すると、ステップS2に進み、初期値の設定
をする。この時、n番目の有音期間TIHnをDに代入
し、ステップS3に進む。
【0027】ステップS3において、上記Dと前記c
(無音期間の単位長さ)に整数mを掛けた値cmとを比
較して前者が後者よりも大きいか否かの判断を行う。そ
の結果がyes即ちD>cmであれば、ステップS8に
進み、mの値を1つ増やす。引き続きステップS9に進
みmの値が予め定められた倍数eを越えたか否かの判断
を行う。
(無音期間の単位長さ)に整数mを掛けた値cmとを比
較して前者が後者よりも大きいか否かの判断を行う。そ
の結果がyes即ちD>cmであれば、ステップS8に
進み、mの値を1つ増やす。引き続きステップS9に進
みmの値が予め定められた倍数eを越えたか否かの判断
を行う。
【0028】mがe以下であれば、ステップS3に戻
り、前述と同じ動作を繰り返す。mの値が増加して、c
mがD以上になるとステップS4に進んでmの値を1だ
け減らし、Dに前回の無音レベルの長さTILn−1を
加算し、ステップS5に進む。前回の無音期間がある程
度の長さで存在すれば、ステップS5における判定結果
はyesとなり、ステップS6に進み、pに1を加算
し、ステップS7に進む。もし、ステップS5において
判定結果がnoであれば、ステップS7に進む。
り、前述と同じ動作を繰り返す。mの値が増加して、c
mがD以上になるとステップS4に進んでmの値を1だ
け減らし、Dに前回の無音レベルの長さTILn−1を
加算し、ステップS5に進む。前回の無音期間がある程
度の長さで存在すれば、ステップS5における判定結果
はyesとなり、ステップS6に進み、pに1を加算
し、ステップS7に進む。もし、ステップS5において
判定結果がnoであれば、ステップS7に進む。
【0029】ステップS7において、Dに前回の有音期
間の長さを加算して、ステップS3に戻る。ここで、D
>cmの判定結果がnoならば再びステップS4〜S7
のループが繰り返される。また、D>cmの判定結果が
yesならば再びS8,S9のループが繰り返される。
間の長さを加算して、ステップS3に戻る。ここで、D
>cmの判定結果がnoならば再びステップS4〜S7
のループが繰り返される。また、D>cmの判定結果が
yesならば再びS8,S9のループが繰り返される。
【0030】こうして、mの値が増加してステップS9
における判定m>eがyesになると、ステップS10
に進む。S10においては、この時のpの値が前述のf
(無音部分の来た回数の設定値)を越えたか否かを判定
し、越えていればコマーシャルであると認識し、ステッ
プS11に進んでコマーシャル位置検出を行う。
における判定m>eがyesになると、ステップS10
に進む。S10においては、この時のpの値が前述のf
(無音部分の来た回数の設定値)を越えたか否かを判定
し、越えていればコマーシャルであると認識し、ステッ
プS11に進んでコマーシャル位置検出を行う。
【0031】図2は、コマーシャルカット再生装置のシ
ステム構成を示す。コマーシャル位置記録回路4は、図
1に示したコマーシャル位置記録回路である。同図に示
すトリックプレイ・コントローラ10は、このコマーシ
ャル位置記録回路4から読み出したデータを基に原テレ
ビジョン放送番組に含まれるコマーシャル部分をカット
して再生するようにプレーヤ11に指示を出す。プレー
ヤ11はその指示に従って記録されたテレビジョン放送
番組を再生する。
ステム構成を示す。コマーシャル位置記録回路4は、図
1に示したコマーシャル位置記録回路である。同図に示
すトリックプレイ・コントローラ10は、このコマーシ
ャル位置記録回路4から読み出したデータを基に原テレ
ビジョン放送番組に含まれるコマーシャル部分をカット
して再生するようにプレーヤ11に指示を出す。プレー
ヤ11はその指示に従って記録されたテレビジョン放送
番組を再生する。
【0032】テレビ放送の場合は、上記に加えて、これ
までに行われていた音声受信でのステレオ放送と二ヵ国
語放送の切り替わり目や、図3に示すように、入力映像
信号も認識材料として併用することができる。
までに行われていた音声受信でのステレオ放送と二ヵ国
語放送の切り替わり目や、図3に示すように、入力映像
信号も認識材料として併用することができる。
【0033】図3において、シーン切換位置検出ブロッ
クは、フレーム間の差分データを監視し、変化のピーク
を検出して、シーン切換と判断したり、フレーム全体が
ブラックレベルとなったフレームをシーン切換と判断す
る。この判断結果は、図1のコマーシャル位置検出ブロ
ックへ送られる。音による検出と映像による検出で共に
候補があがった位置をコマーシャル位置記録ブロックへ
記録する。
クは、フレーム間の差分データを監視し、変化のピーク
を検出して、シーン切換と判断したり、フレーム全体が
ブラックレベルとなったフレームをシーン切換と判断す
る。この判断結果は、図1のコマーシャル位置検出ブロ
ックへ送られる。音による検出と映像による検出で共に
候補があがった位置をコマーシャル位置記録ブロックへ
記録する。
【0034】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなとおり、本発
明では、原信号の無音部分がコマーシャルの間隔程度の
周期で定期的に来ることを検出することであるから、ス
テレオ放送の映画番組などでもコマーシャル部分と映画
部分が認識でき、さらに、AM放送やFM放送などでも
コマーシャルカットできるように改善された。
明では、原信号の無音部分がコマーシャルの間隔程度の
周期で定期的に来ることを検出することであるから、ス
テレオ放送の映画番組などでもコマーシャル部分と映画
部分が認識でき、さらに、AM放送やFM放送などでも
コマーシャルカットできるように改善された。
【0035】従って、この信号処理装置においては、そ
の効果が発揮され、コマーシャルカットをして再生する
装置では、ステレオ放送の映画番組等でもコマーシャル
部分と映画の部分が認識でき、さらに、AM放送やFM
放送などでもコマーシャルカットできるようになり、こ
れまでよりも応用範囲が広がる。
の効果が発揮され、コマーシャルカットをして再生する
装置では、ステレオ放送の映画番組等でもコマーシャル
部分と映画の部分が認識でき、さらに、AM放送やFM
放送などでもコマーシャルカットできるようになり、こ
れまでよりも応用範囲が広がる。
【図1】入力音声信号を基にコマーシャルの位置を検出
する回路のブロック図である。
する回路のブロック図である。
【図2】検出したデータを基にコマーシャルカット等の
トリックプレイをしながら再生する回路のブロック図で
ある。
トリックプレイをしながら再生する回路のブロック図で
ある。
【図3】テレビ放送等の受信中に画面データを基にシー
ン切換検出する回路のブロック図である。
ン切換検出する回路のブロック図である。
【図4】図1の無音位置検出回路1の詳細な回路を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】図1の回路の無音間隔検出2の部分の動作フロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】図1の回路のコマーシャル位置検出3の部分の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図7】従来のコマーシャルカット方式を示すシステム
ブロック図である。
ブロック図である。
1 無音位置検出回路、2 無音間隔検出回路、3 コ
マーシャル位置検出回路、4 コマーシャル位置記録回
路
マーシャル位置検出回路、4 コマーシャル位置記録回
路
Claims (3)
- 【請求項1】 録画されたテレビジョン放送等のコマー
シャルを含む放送番組からコマーシャル部分を除いて再
生するための信号処理方法であって、 原信号中の音声信号の無音位置を検出するステップと、 隣接する複数の無音位置の間の間隔を検出するステップ
と、 無音位置の間隔と繰り返しに基いてコマーシャルである
ことを認識し、その位置を決定するステップと、 コマーシャル位置を記憶しておくステップと、を含む信
号処理方法。 - 【請求項2】 録画されたテレビジョン放送等のコマー
シャルを含む放送番組からコマーシャル部分を除いて再
生するための信号処理装置であって、 原信号中の音声信号の無音位置を検出する無音位置検出
回路と、 隣接する複数の無音位置の間の間隔を検出する無音間隔
検出回路と、 無音位置の間隔と繰り返しに基いてコマーシャルである
ことを認識し、その位置を決定するコマーシャル位置検
出回路と、 コマーシャル位置を記憶しておくためのコマーシャル位
置記録回路と、を備えた信号処理装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の信号処理装置におい
て、該装置が更に、 原信号中の映像信号のシーン切換位置を検出するシーン
切換位置検出回路と、 該シーン切換位置検出回路からの出力を受けてコマーシ
ャルであることを認識し、その位置を検出するコマーシ
ャル位置検出回路と、を備え、音声によるコマーシャル
位置検出結果と併用するようにした信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8096943A JPH09284706A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 信号処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8096943A JPH09284706A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 信号処理方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09284706A true JPH09284706A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14178409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8096943A Pending JPH09284706A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | 信号処理方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09284706A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999056280A1 (fr) * | 1998-04-27 | 1999-11-04 | Hitachi, Ltd. | Enregistreur-lecteur |
JP2003058429A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-28 | Sony Corp | 情報記録装置、情報再生装置、および情報記録方法、情報再生方法、並びにコンピュータ・プログラム |
US7190415B2 (en) | 2001-09-06 | 2007-03-13 | Fujitsu Ten Limited | Digital broadcasting receiver |
US7214868B2 (en) | 2002-12-12 | 2007-05-08 | Sony Corporation | Acoustic signal processing apparatus and method, signal recording apparatus and method and program |
JP2007226956A (ja) * | 1998-04-27 | 2007-09-06 | Hitachi Ltd | 記録再生装置 |
EP2150046A1 (en) | 2008-07-31 | 2010-02-03 | Fujitsu Limited | Video reproducing device and video reproducing method |
EP2150040A1 (en) | 2008-07-31 | 2010-02-03 | Fujitsu Limited | Video reproducing device and video reproducing method |
US20100281499A1 (en) * | 1999-11-18 | 2010-11-04 | Harville Michael L | Iterative, maximally probable, batch-mode commercial detection for audiovisual content |
US8370724B2 (en) | 2009-01-16 | 2013-02-05 | Sony Corporation | Audio reproduction device, information reproduction system, audio reproduction method, and program |
-
1996
- 1996-04-18 JP JP8096943A patent/JPH09284706A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8326122B2 (en) | 1998-04-27 | 2012-12-04 | Hitachi, Ltd. | Recorder/reproducer |
JP2007226956A (ja) * | 1998-04-27 | 2007-09-06 | Hitachi Ltd | 記録再生装置 |
WO1999056280A1 (fr) * | 1998-04-27 | 1999-11-04 | Hitachi, Ltd. | Enregistreur-lecteur |
JP2012104216A (ja) * | 1998-04-27 | 2012-05-31 | Hitachi Ltd | ディジタル記録再生装置 |
US7457513B2 (en) | 1998-04-27 | 2008-11-25 | Hitachi, Ltd. | Recorder/reproducer |
JP2009151922A (ja) * | 1998-04-27 | 2009-07-09 | Hitachi Ltd | 記録再生装置 |
US8630536B2 (en) * | 1999-11-18 | 2014-01-14 | Interval Licensing Llc | Iterative, maximally probable, batch-mode commercial detection for audiovisual content |
US20100281499A1 (en) * | 1999-11-18 | 2010-11-04 | Harville Michael L | Iterative, maximally probable, batch-mode commercial detection for audiovisual content |
JP4649797B2 (ja) * | 2001-08-09 | 2011-03-16 | ソニー株式会社 | 情報記録装置、情報再生装置、および情報記録方法、情報再生方法、並びにコンピュータ・プログラム |
JP2003058429A (ja) * | 2001-08-09 | 2003-02-28 | Sony Corp | 情報記録装置、情報再生装置、および情報記録方法、情報再生方法、並びにコンピュータ・プログラム |
US7190415B2 (en) | 2001-09-06 | 2007-03-13 | Fujitsu Ten Limited | Digital broadcasting receiver |
US7214868B2 (en) | 2002-12-12 | 2007-05-08 | Sony Corporation | Acoustic signal processing apparatus and method, signal recording apparatus and method and program |
EP2150046A1 (en) | 2008-07-31 | 2010-02-03 | Fujitsu Limited | Video reproducing device and video reproducing method |
EP2150040A1 (en) | 2008-07-31 | 2010-02-03 | Fujitsu Limited | Video reproducing device and video reproducing method |
US8494345B2 (en) | 2008-07-31 | 2013-07-23 | Fujitsu Limited | Video reproducing device and video reproducing method |
US8370724B2 (en) | 2009-01-16 | 2013-02-05 | Sony Corporation | Audio reproduction device, information reproduction system, audio reproduction method, and program |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3332756B2 (ja) | テレビジョン放送信号の記録再生装置 | |
US6347185B1 (en) | Apparatus and method for recording audio/video signal and detected feature information thereof | |
JP4026100B2 (ja) | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 | |
JP4178629B2 (ja) | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 | |
JP2000165806A (ja) | 情報処理装置および方法、並びに提供媒体 | |
JP2002044572A (ja) | 情報信号処理装置及び情報信号処理方法および情報信号記録装置 | |
JP4029487B2 (ja) | 記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、ならびに、記録媒体 | |
EP1906661A2 (en) | Picture recorder and commercial message detection method | |
JP2008277967A (ja) | 情報処理装置および情報処理方法、プログラム、並びに記録媒体 | |
JPH09284706A (ja) | 信号処理方法及び装置 | |
US8078033B2 (en) | Recording apparatus | |
WO2007069379A1 (ja) | タイムシフト視聴時に即時に提供すべき放送を優先する放送受信装置 | |
JP2858758B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JP2000069414A (ja) | 記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、ならびに、cm検出方法 | |
JP2002247516A (ja) | 記録装置、再生装置および記録再生装置 | |
JP4158250B2 (ja) | 情報記録再生装置および方法、並びに提供媒体 | |
JP3138235B2 (ja) | テレビジョン放送の記録再生装置 | |
JP2002135728A (ja) | 録画再生装置 | |
KR0144333B1 (ko) | 음성 다중 신호 녹화 및 재생 방법 | |
US7062148B1 (en) | Apparatus and method of controlling playback according to program ratings | |
JP2954553B2 (ja) | 記録装置および再生装置 | |
JP3162005B2 (ja) | 情報記録装置およびその方法 | |
JP3089164U (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP3072282U (ja) | テレビジョン放送信号の記録再生装置 | |
WO2004047109A1 (en) | Video abstracting |