JP2000069414A - 記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、ならびに、cm検出方法 - Google Patents

記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、ならびに、cm検出方法

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JP2000069414A
JP2000069414A JP10230737A JP23073798A JP2000069414A JP 2000069414 A JP2000069414 A JP 2000069414A JP 10230737 A JP10230737 A JP 10230737A JP 23073798 A JP23073798 A JP 23073798A JP 2000069414 A JP2000069414 A JP 2000069414A
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Masanari Miyata
勝成 宮田
Daisuke Hiranaka
大介 平中
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Original Assignee
Sony Corp
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0112Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level one of the standards corresponding to a cinematograph film standard

Abstract

(57)【要約】 【課題】 CM検出の性能を高くして、より確実にCM
カットを行えるようにする。 【解決手段】 1フィールド置いて同一映像が現れるフ
ィールドが検出されたらフィールド一致フラグを立て
(図4C)、このフィールド一致フラグが5フィールド
毎に現れていれば、その映像がテレシネ変換映像である
としてテレシネ検出フラグを立てる(図4D)。CM映
像はテレシネ変換映像ではないので、フィルム映像から
CMに切り替わる点A’から数フィールド遅延してテレ
シネ検出フラグが下げられる(点M)。一方、映像信号
に基づきシーンチェンジ点が、音声信号に基づき無音区
間がそれぞれ検出され、テレシネ変換映像に基づくCM
検出による遅延分が補正されフィールドが遡られた点
(点L)の付近に、これらシーンチェンジ点と無音区間
がある場合、その点をCM開始点とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録された番組
中のCM部分を再生しないようにできる記録装置および
記録方法、再生装置および再生方法、ならびに、CM検
出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭用のビデオテープレコーダでテレビ
ジョン放送による番組などを録画する際には、通常、番
組中に挿入されて放映されるコマーシャル(以下、CM
と称する)画像も、本編の番組画像と共に記録媒体に記
録される。そのため、再生時には、番組本編の内容と直
接的な関係を有さないCM画像が番組中に挿入されたか
たちで再生される。記録画像の再生中に一々CM画像を
見るのは煩わしいと感じているユーザは、少なくなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、従来から、
再生時にこのCM画像を自動的に検出し、キャンセルす
る方法がいくつか提案されていた。例えば、CM検出を
行う情報として、音声信号におけるモノラル/ステレオ
/音声多重を識別する情報を用いていた。すなわち、本
編とCMとでこれらの信号が切り替わることを利用して
CM検出を行う。しかしながら、この従来の方法では、
本編とCMとで音声信号の形式が同一である場合には、
CM検出が行えないという問題点があった。
【0004】一例として、映画の放映を考えた場合、C
Mや邦画は、ステレオ音声形式で放映される場合が多
い。一方、洋画は、音声多重形式や字幕付きのステレオ
音声形式で放映される場合が多い。音声多重形式の洋画
中に挿入されたCMは、上述の方法で検出可能である。
ところが、邦画中に挿入されたCMや、字幕付きステレ
オ音声形式の洋画に挿入されたCMは、本編とCMとが
共にステレオ音声形式なので、CM部分を検出できない
という問題点があった。
【0005】したがって、この発明の目的は、CM検出
性能がより高い記録装置および記録方法、再生装置およ
び再生方法、ならびに、CM検出方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決するために、記録された番組中のCM部分を再
生しないようにできる記録装置において、供給された映
像信号のテレシネ変換された部分を検出するテレシネ検
出手段と、テレシネ検出手段による検出結果に基づきC
M部分を検出するCM検出手段と、CM検出手段により
検出されたCM検出情報を記録媒体に記録するCM検出
情報記録手段とを有することを特徴とする記録装置であ
る。
【0007】また、この発明は、記録媒体に記録された
映像音声信号を再生する再生装置において、記録媒体か
ら映像音声信号を再生する再生手段と、映像信号中のテ
レシネ変換映像の検出結果に基づき映像音声信号中のC
M部分を検出した検出結果であるCM検出情報を記録媒
体から読み出すCM検出情報読み出し手段と、CM検出
情報読み出し手段によって読み出されたCM検出情報に
基づき、映像音声信号中のCM部分を飛ばして再生する
ように再生手段を制御する制御手段とを有することを特
徴とする再生装置である。
【0008】また、この発明は、記録された番組中のC
M部分を再生しないようにできる記録方法において、供
給された映像信号のテレシネ変換された部分を検出する
テレシネ検出のステップと、テレシネ検出のステップに
よる検出結果に基づきCM部分を検出するCM検出のス
テップと、CM検出のステップにより検出されたCM検
出情報を記録媒体に記録するCM検出情報記録のステッ
プとを有することを特徴とする記録方法である。
【0009】また、この発明は、記録媒体に記録された
映像音声信号を再生する再生方法において、記録媒体か
ら映像音声信号を再生する再生のステップと、映像信号
中のテレシネ変換映像の検出結果に基づき映像音声信号
中のCM部分を検出した検出結果であるCM検出情報を
記録媒体から読み出すCM検出情報読み出しのステップ
と、CM検出情報読み出しのステップによって読み出さ
れたCM検出情報に基づき、記録媒体から再生された映
像音声信号中のCM部分を飛ばして再生するように再生
のステップを制御する制御のステップとを有することを
特徴とする再生方法である。
【0010】また、この発明は、映像音声信号中のCM
部分を検出するCM検出方法において、映像信号中のテ
レシネ変換された部分を検出するテレシネ検出のステッ
プと、テレシネ検出のステップによる検出結果に基づき
CM部分を検出するCM検出のステップと、CM検出の
ステップにより検出されたCM検出情報を記録媒体に記
録するCM検出情報記録のステップとを有することを特
徴とするCM検出方法である。
【0011】上述したように、この発明による記録装置
および方法では、供給された映像信号のテレシネ変換さ
れた部分を検出して、この検出結果に基づきCM部分の
検出を行っているため、コマーシャル映像と映画などの
フィルム映像とが切り替わる点を検出することができ
る。
【0012】また、この発明による再生装置および方法
では、記録媒体に記録された、映像信号のテレシネ変換
映像を検出した検出結果に基づくCM検出情報に基づ
き、CM部分を飛ばして再生するようにしているため、
フィルム映像に挿入されているCM部分をキャンセルし
て再生することができる。
【0013】また、この発明によるCM検出方法では、
映像信号中のテレシネ変換された部分を検出して、この
検出結果に基づきCM部分の検出を行っているため、コ
マーシャル映像と映画などのフィルム映像とが切り替わ
る点を検出することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて説明する。この一実施形態では、CM映像の検出
を、従来のCMと番組本編との音声信号形式の違いに基
づく検出結果と、24コマ/秒のフィルム映像を、60
フィールド/秒のテレビジョン放送用の映像信号に変換
する際に行われるテレシネ変換の検出結果との両方で行
う。これにより、本編がフィルム映像の場合のCM検出
性能の向上が図られる。
【0015】先ず、理解を容易とするために、図1を用
いてテレシネ変換について説明する。映画などのフィル
ム映像は、1秒間に24コマの映像から成る。一方、テ
レビジョン映像は、1秒間に60フィールドの映像から
成る。したがって、フィルム映像に基づく映像をテレビ
ジョン映像として表示することができるようにするため
には、フィルム映像の1秒当たりの映像枚数を、24枚
から60枚へと変換しなければならない。このような変
換を、テレシネ変換(あるいは3:2プルダウン)と称
する。
【0016】フィルム映像の1コマである映像A1から
は、テレビジョン映像のODDフィールドB1と、EV
ENフィールドB2とが作られ、順に表示される。フィ
ルム映像の次の1コマである映像A2からは、同様にし
てテレビジョン映像のODDフィールドB3とEVEN
フィールドB4とが作られ、順に表示される。そして、
テレビジョン映像の次のODDフィールドB5として、
フィールドB3が繰り返し用いられる。
【0017】フィルム映像のさらに次の1コマである映
像A3からは、テレビジョン映像のEVENフィールド
B6とODDフィールドB7とが作られ、順に表示され
る。そして、フィルム映像のその次の1コマである映像
A4からは、テレビジョン映像のEVENフィールドB
8とODDフィールドB9が作られると共に、EVEN
フィールドB8が次のEVENフィールドB10として
繰り返し用いられ、これらが順に表示される。
【0018】以後は、上述のパターンが繰り返される。
テレシネ変換では、このように、5フレームに2回の割
合で片フィールドが繰り返される。これにより、フィル
ム映像の2コマからテレビジョン映像の5フィールドが
作られ、24コマ/秒のフィルム映像が60フィールド
/秒のテレビジョン映像に変換される。
【0019】図2は、この実施の一形態による記録再生
装置の構成の一例を示す。テレビジョン放送電波がアン
テナ1で受信され、チューナ2に供給される。チューナ
2では、アンテナ1で受信されるテレビジョン放送電波
の選局を行い、受信された電波を検波ならびに増幅す
る。チューナ2の出力は、スイッチ回路4を介して映像
信号処理ブロック5および音声信号処理ブロック9に供
給される。
【0020】なお、映像信号処理ブロック5および音声
信号処理ブロック9へは、スイッチ回路4を切り替える
ことにより、外部入力端子3から信号を供給することも
できる。外部入力は、この例に限定されず、例えば映像
信号および音声信号とを予め分離して、後述するA/D
変換器6,10にそれぞれ入力するようにしてもよい。
【0021】映像信号処理ブロック5では、供給された
信号から映像信号が取り出され、取り出された信号に対
してAGC(Auto Gain Control) 処理や輝度/色信号に
関する処理などが行われる。映像信号処理ブロック5か
ら出力された映像信号は、A/D変換器6でディジタル
映像データに変換され、映像信号圧縮ブロック7に供給
されると共に、CM検出ブロック13に供給される。
【0022】映像信号圧縮ブロック7に供給された映像
データは、所定の方式、例えばDCT(Discrete Cosine
Transform) と、動きベクトルによる予測符号化を用い
た圧縮符号化方式である、MPEG(Moving Picture Ex
perts Group)2方式にて圧縮符号化される。圧縮符号化
された映像データは、メモリ8に溜め込まれる。メモリ
8は、記録媒体に記録する際のバッファメモリである。
【0023】一方、音声信号処理ブロック9では、供給
された信号から音声信号が取り出され、A/D変換器1
0に供給される。また、音声信号処理ブロック9では、
供給された信号に重畳されているパイロット信号に基づ
き、その音声信号がモノラル/ステレオ/音声多重のう
ちの何れの形式であるかが判断される。この判断結果
は、音声信号情報としてCM検出ブロック13に供給さ
れる。
【0024】音声信号処理ブロック9から出力された音
声信号は、A/D変換器10でディジタル音声データに
変換される。A/D変換器10から出力された音声デー
タは、音声信号圧縮ブロック11に供給されると共に、
CM検出ブロック13に供給される。
【0025】音声信号圧縮ブロック11に供給された音
声データは、所定の方式、例えば映像データの圧縮符号
化方式に対応して、MPEGオーディオ方式で以て圧縮
符号化される。圧縮符号化された音声データは、メモリ
12に溜め込まれる。メモリ12は、記録媒体に記録す
る際のバッファメモリである。
【0026】ところで、この記録再生装置の全体は、マ
イクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)17
によって制御される。マイコン17は、CPUや、予め
プログラムなどが記憶されたROM、ワークメモリとし
てのRAMなどからなる。また、操作部16には、再生
/記録/停止/早送り/早戻しといった、この記録再生
装置を操作するための各種のキーが設けられる。さら
に、操作部16には、CMカットモードを制御するため
のキーも、設けられる。各種キーに対応した信号が操作
部16からマイコン17に供給される。マイコン17で
は、この信号に基づいて、この記録再生装置の各部に対
して対応する指示を出す。
【0027】上述のメモリ8および12、後述するメモ
リ21および26の書き込み/読み出しは、マイコン1
7からの指示に基づくメモリコントローラ18の制御に
基づきなされる。メモリコントローラ18は、各メモリ
に対して読み出し/書き込みの際のアドレスやタイミン
グなどの指示を出す。
【0028】また、マイコン17は、ディスクコントロ
ーラ19に対して指示を出すことで、図示されないサー
ボシステムなどの制御を行い、後述する記録再生ブロッ
ク15における書き込み/読み出しなどを制御する。
【0029】メモリ8および12にそれぞれ溜め込まれ
た映像データおよび音声データは、マイコン17の指示
に基づくメモリコントローラ18の制御によって、所定
のタイミングで読み出され、バス50を介して記録用変
調ブロック14に供給される。記録用変調ブロック14
では、供給された信号に対してエラー訂正符号化を行
う。そして、エラー訂正符号化された信号に対して、例
えばEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調を施し
て記録に適した信号に変換する。変換された記録信号
は、記録再生ブロック15に供給される。
【0030】記録信号は、記録再生ブロック15で、マ
イコン17の指示に基づくディスクコントローラ19の
制御により、例えば光磁気ディスクからなるディスク状
記録媒体(以下、ディスクと略称する)40に対して書
き込まれ、記録される。記録は、ディスク40上に予め
記録されている位置情報、例えばタイムコードに基づい
てなされる。
【0031】一方、CM検出ブロック13では、供給さ
れた音声信号情報,映像データおよび音声データに基づ
き、CM部分の検出を行う。検出結果は、CM検出結果
情報として出力され、バス50および記録用変調ブロッ
ク14を介して、記録再生ブロック15に供給される。
そして、例えば、タイムコードとして、CM部分の記録
位置情報がディスク40における所定領域、例えばTO
C(Table Of Contents) 領域として定められた領域に書
き込まれる。
【0032】マイコン17の指示に基づくディスクコン
トローラ19の制御により、ディスク40に記録された
データが再生される。ディスク40から再生された再生
信号は、記録再生ブロック14から再生用復調ブロック
20に供給される。再生用復調ブロック20では、再生
信号に対して記録時の変調方式に対応した復調処理、こ
の例ではEFM復調を施す。そして、記録時に施された
エラー訂正符号が復号化されてエラー訂正がなされ、映
像データおよび音声データとして出力される。映像デー
タおよび音声データは、バス50を介して、それぞれメ
モリ21およびメモリ26に溜め込まれる。
【0033】メモリ21から読み出された映像データ
は、映像信号伸長ブロック22に供給される。そして、
記録時に施された圧縮符号化(この例では、MPEG2
方式)を解かれる。圧縮符号化を解かれた映像データ
は、D/A変換器23でアナログ形式の映像信号に変換
され、映像信号処理ブロック24に供給される。映像信
号処理ブロック24では、供給された映像信号に対して
エンファシス処理など所定の処理が施される。映像信号
は、コンポジット信号として映像信号処理ブロック24
から出力され、モニタ25で再生映像として映出され
る。
【0034】一方、メモリ26から読み出された音声デ
ータは、音声信号伸長ブロック27で記録時に施された
圧縮符号化(この例ではMPEGオーディオ)を解か
れ、D/A変換器28でアナログ形式の音声信号に変換
され、音声信号処理ブロック29に供給される。そし
て、音声信号処理ブロック29で、音質調整や増幅など
の処理をされ、スピーカ30によって再生される。
【0035】上述の、ディスク40からの映像および音
声信号の再生に先立って、ディスク40のTOC領域に
記録されたTOC情報が再生される。再生されたTOC
情報は、再生用復調ブロック20に供給されて上述した
ような処理をされ、CM検出結果情報として出力され
る。CM検出結果情報は、バス50を介してマイコン1
7に供給され、マイコン17内のメモリに記憶される。
【0036】映像および音声の再生時には、操作部16
で所定の操作を行うことにより、CM検出結果情報に基
づきCMカットを行うことができる。すなわち、ディス
ク40のTOC領域から再生されたCM検出結果情報に
より、CM部分に対応するタイムコードが得られる。マ
イコン17では、このCM検出結果情報から得られたタ
イムコードに基づきメモリコントローラ18に指示を出
し、CM部分を読み飛ばすようにメモリ21および26
の読み出し制御を行う。
【0037】図3は、CM検出ブロック13の構成を、
より詳細に示す。A/D変換器6から出力された映像デ
ータは、複数フィールド分がメモリ31に溜め込まれる
と共に、テレシネ検出器32およびシーンチェンジ検出
器33にそれぞれ供給される。また、メモリ31から読
み出された映像データがテレシネ検出器32およびシー
ンチェンジ検出器33にそれぞれ検出される。
【0038】このCM検出ブロック13では、テレシネ
検出器32において、A/D変換器6から直接的に供給
された映像データと、メモリ31から2フィールド分遅
延されて読み出された映像データとを比較する。そし
て、これら2フィールドの映像データが一致しているか
どうかを調べる。さらに、これら2フィールドの一致が
5フィールド毎に規則的に発生しているかどうかを調べ
る。
【0039】図1を用いて既に説明したように、テレシ
ネ変換が行われた映像では、例えば図1に示すフィール
ドB3およびB5、フィールドB8およびB10のよう
に、同一のフィールド映像が繰り返し、1フィールドを
おいて挿入され、さらに、これが5フィールド毎に繰り
返される。そこで、このパターンを検出することによ
り、テレシネ変換が行われた映像データを検出すること
が可能となる。テレシネ変換された映像データがテレシ
ネ変換器32で検出されると、テレシネ検出器32から
CM検出器35に対して、テレシネ検出フラグが供給さ
れる。
【0040】シーンチェンジ検出器33では、映像デー
タのシーンチェンジ点が検出される。例えば、A/D変
換器6から直接的に供給された映像データと、メモリ3
1から1フィールド分遅延されて読み出されたとがシー
ンチェンジ検出器33で比較される。そして、両者のヒ
ストグラムを比較して、所定以上の差異が有る場合に、
これら2フィールド間でシーンチェンジがあったと判断
される。シーンチェンジ検出結果は、CM検出器35に
供給される。
【0041】一方、A/D変換器10から出力された音
声データが無音検出器34に供給される。無音検出器3
4では、音声データ中の無音区間を検出する。例えば、
音声データのエンベロープをとることで、無音区間の検
出がなされる。検出結果は、CM検出器35に供給され
る。また、音声信号処理ブロック9から出力された音声
信号情報がCM検出器35に供給される。
【0042】CM検出器35では、供給されたこれらの
情報、すなわち、テレシネ検出フラグ,シーンチェンジ
検出結果,無音区間情報および音声信号情報に基づき、
CM区間の検出を行う。CM区間は、例えばCM開始点
およびCM終了点のタイムコードとして得られ、一旦、
検出結果用メモリ36に記憶される。メモリ36に溜め
込まれたCM区間情報は、所定のタイミングで読み出さ
れ、バス50,記録用変調ブロック14を介して記録再
生ブロック15に供給され、ディスク40のTOC領域
に書き込まれる。なお、CM検出器35による処理は、
マイコン17で行うようにすることもできる。
【0043】図4および図5は、上述のCM検出器35
でのCM検出動作を、さらに詳細に示す。なお、以下で
は、従来から行われていた、音声信号がモノラル/ステ
レオ/音声多重の何れであるかを示す、音声信号情報に
基づくCM検出では不可能であった、本編(フィルム映
像)とCMとが共にステレオ音声である場合について説
明する。
【0044】図4は、CMの開始点を検出する場合の一
例の処理を示す。図4Aは、番組内容の時間的な変化を
示し、点Aで本編からCMへと遷移していることが示さ
れている。この点Aがすなわちシーンチェンジ点であ
り、シーンチェンジ検出器33からシーンチェンジがあ
ったことを示す検出結果が出力される。また、この点A
では、短時間、無音区間が発生する。無音区間は、無音
検出器34で検出され、検出結果が出力される。
【0045】図4Bは、映像データのフィールドを示
し、上側が奇数(ODD)フィールドであり、下側が偶
数(EVEN)フィールドである。ODフィールドとE
VENフィールドとからなる2フィールドで、1フレー
ムが構成される。数字は、フィルム映像の場合はコマの
識別を示し、テレビジョン映像の場合はフレームの識別
を示す。本編は、フィルム映像であるため、テレシネ変
換されて放映されており、フィールドHおよびI、フィ
ールドJおよびKのように、1フィールドおいて繰り返
される2フィールドが存在する。そして、このパターン
が5フィールド間隔で繰り返される。
【0046】テレシネ検出器32で、A/D変換器6か
ら直接的に供給された映像データと、メモリ31から2
フィールド分遅延されて読み出された映像データとが比
較され、1フィールドおいて繰り返される映像の検出が
行われる。
【0047】この検出は、片フィールド毎、すなわち、
ODDおよびEVENフィールドのそれぞれについて、
1フィールドおいて互いに一致するフィールドが存在す
るかどうかによって検出される。例えば、メモリ31か
ら読み出された片フィールドの映像について、連続する
2フィールドの差分の絶対値が最小となる2フィールド
が互いに一致する2フィールドとして選ばれる。この処
理を、ODDおよびEVENフィールドについて、それ
ぞれ行う。なお、2フィールドの差分の絶対値は、例え
ば、2フィールド間で対応する画素毎に差分の絶対値を
取り、その値のフィールドとしての総和をとることで得
られる。
【0048】このようにしてフィールドの一致が検出さ
れると、一致が検出された次のフィールドにフィールド
一致フラグが立てられる(図4C)。このフィールド一
致フラグが5フィールド毎に立てられているかどうかを
さらに検出する。フィールド一致検出フラグが5フィー
ルド毎に立てられていることが検出されている区間で
は、図4Dに示される、テレシネ検出フラグが’H’状
態にされている。
【0049】CM検出器35では、テレシネ検出フラグ
に加え、シーンチェンジ検出器33でのシーンチェンジ
検出結果と、無音検出器34での無音検出結果とに基づ
き、CM開始点を判定する。このとき、フィールド一致
フラグは、テレシネ変換によるフィールド一致が検出さ
れたフィールドの次のフィールドに立てられる。したが
って、そのフィールド一致フラグが立てられたフィール
ドがテレシネ変換によるものであるかどうかは、少なく
とも、さらに5フィールド先を見ないと知ることができ
ない。図4では、点Mの時点で、点Lがテレシネ変換に
よるパターンの終端であることがわかる。点Mから点L
までの時間は、検出遅延時間とされる。そこで、CM検
出器35では、例えば、点Mの時刻からこの検出遅延時
間だけ遡った時点の付近にある、シーンチェンジ点で、
且つ、無音区間である点LがCM開始点と判定される。
【0050】図5は、CM終了点を検出する場合の一例
の処理を示す。図5Aは、番組内容の時間的な変化を示
し、点A’でCMから本編へと遷移していることが示さ
れている。この点A’がすなわちシーンチェンジ点であ
り、シーンチェンジ検出器33からシーンチェンジがあ
ったことを示す検出結果が出力される。また、この点
A’では、短時間、無音区間が発生する。無音区間は、
無音検出器34で検出され、検出結果が出力される。な
お、図5A,図5部B,図5Cおよび図5Dそれぞれの
意味は、上述の図4A,図4B,図4Cおよび図4Dに
各々対応している。
【0051】CM映像では、テレシネ変換が施されてい
ない。そのため、2フィールド分の映像で1フレームが
完結し、フレームを跨いで2つのフィールド映像が一致
するフィールド一致が発生しない。したがって、フィー
ルド一致フラグおよびテレシネ検出フラグが共に’L’
とされている。ところが、点A’でCMから本編に切り
替わると、本編はフィルム映像であるためテレシネ変換
が施されており、フィールドNおよびO、フィールドP
およびQのように、1フィールド置いて繰り返されるフ
ィールドが5フィールド毎に発生する。
【0052】テレシネ検出器32で、1フィールド置い
て繰り返されるフィールドN,Oが検出され、図5Cの
ようにフィールド一致フラグが立てられる。そして、例
えば、次に同様な一致(フィールドP,Q)が検出され
てフィールド一致フラグが立てられ、5フィールド毎の
フィールド一致が確定したとされれば、CM中は’L’
であったテレシネ検出フラグが’H’とされる(図5D
の点S)。
【0053】CM検出器35では、テレシネ検出フラグ
に加え、シーンチェンジ検出器33でのシーンチェンジ
検出結果と、無音検出器34での無音検出結果とに基づ
き、CM開始点を判定する。この場合も、上述のCM開
始点の決定の際と同様に、5フィールド毎にフィールド
一致フラグが現れるのパターンを見て、テレシネ検出フ
ラグが’H’にされため、検出遅延時間が発生する。そ
こで、CM検出器35では、例えば、点Sの時刻からこ
の検出遅延時間だけ遡った時点の付近にある、シーンチ
ェンジ点で、且つ、無音区間である点RがCM終了点と
判定される。
【0054】CM開始点あるいは終了点を決定する際の
検出遅延時間は、要求される検出精度などに応じて、適
宜に設定が可能である。上述の例では、テレシネ検出器
32において、例えばCM開始点の検出では、予定され
た点でフィールド一致が検出されない場合に、直ちにテ
レシネ検出フラグを’H’から’L’へと落としてい
る。同様に、CM終了点の検出では、5フィールド毎の
フィールド一致が検出された場合に、直ちにテレシネ検
出フラグを’L’から’H’へと上げている。
【0055】一方、実際の映像においては、テレシネ変
換後の編集によって5フィールド毎のフィールド一致と
いう規則性が乱れてしまっている場合や、静止画が連続
している部分をテレシネ変換によるフィールド一致と誤
検出してしまう場合など、様々な誤検出の要因が生じう
る。このような誤検出に対応するためには、CM開始点
あるいは終了点の判定期間を、より長くすればよい。そ
れと共に、補正すべき検出遅延時間を、判定期間を長く
した分に対応して長くする。
【0056】なお、CM検出器35では、本編の音声が
モノラルあるいは音声多重であって、CMがステレオで
ある場合には、音声信号処理ブロック9から供給される
音声信号情報に基づき、CM検出を行う。これは、従来
方式と同様の方法で以てなされるため、ここでの詳細な
説明は省略する。
【0057】図6は、CM検出器35で得られるCM検
出結果情報の例を示す。このように、検出されたCM毎
に順に番号が付され、対応するCM開始時間とCM終了
時間とがタイムコードとして得られる。タイムコード
は、この例では、ディスク40上の位置に対応され、時
(h)/分(m)/秒(s)/フレーム(f)で表され
る。
【0058】なお、上述したように、ディスク40への
データの書き込みは、マイコン17によって制御されて
おり、マイコン17は、記録信号をディスク40上のど
の位置に記録するかを常に把握している。例えば、マイ
コン17およびディスクコントローラ19は、図示され
ない読み取り機構によって、ディスク40上に予め記録
された位置情報を読み取りつつ、所定位置に記録データ
を書き込む。CM検出結果情報は、図示しないが、マイ
コン17およびメモリコントローラ18の制御により、
ディスク40上への対応データの記録位置に対応付けら
れて、検出結果用メモリ36に記憶される。
【0059】図7は、図6に示されるCM検出結果情報
の、ディスク40に対する記録の際のフォーマットの一
例を示す。図7Aに示されるように、ディスク40の最
内周側には、ディスク40に記録された内容のインデッ
クス情報が記録される領域41が設けられ、この領域4
1は、例えばTOC(Table Of Contents) 領域41と称
される。CM検出結果は、例えば、CM検出結果情報を
示すヘッダに続けて、CM番号,CM開始時間およびC
M終了時間が繰り返されて、このTOC領域41に記録
される。
【0060】この、図7に示されるCM検出結果情報の
記録フォーマットは、一例であって、これに限定される
ものではない。また、CM検出結果情報は、TOC領域
41ではなく他の領域に記録するようにできる。なお、
図示しないが、本編およびCMの映像データは、TOC
領域41の外側から記録される。
【0061】再生時には、ディスク40が記録再生ブロ
ック15にセットされ、先ず、TOC領域41に記録さ
れた内容が読み出される。そして、操作部16の所定の
操作に基づきCMカットが指定されると、TOC領域4
1中のCM検出結果情報に記されたCM開始時間および
CM終了時間に基づき、メモリコントローラ18により
メモリ21および26の読み出しが制御され、CM区間
がカットされる。
【0062】CMカットは、再生時に限らず記録時に行
うようにもできる。この場合には、上述した検出遅延時
間を補正するために、例えば少なくとも検出遅延時間分
のデータを保持するためのバッファメモリが必要にな
る。
【0063】なお、上述では、記録媒体としてディスク
を用いるように説明しているが、これはこの例に限定さ
れない。記録媒体は、特に限定されず、例えば半導体メ
モリやハードディスク、さらには磁気テープを用いるよ
うにできる。
【0064】また、映像信号圧縮ブロック7には、テレ
シネ検出器やシーンチェンジ検出器を内蔵し、映像デー
タを効率よく圧縮符号化するようにしたものもある。こ
のような場合、これら内蔵されたテレシネ検出器やシー
ンチェンジ検出器を、CM検出用として利用するように
してもよい。
【0065】例えば、映像データの圧縮符号化にMPE
G2を用いている場合、圧縮符号化の際にテレシネ変換
が検出されて、繰り返しフィールドが除去され、そのこ
とを示すフラグがデータに付される。これにより、効率
よく圧縮符号化を行うことができる。このときのテレシ
ネ変換の検出結果を、CM検出の際に用いる。
【0066】さらに、上述では、CM検出結果情報をデ
ィスク40のTOC領域41に記録するようにしている
が、これはこの例に限らず、記録再生装置本体に不揮発
性メモリなどの記憶手段を設け、このメモリに対してC
M検出結果情報を記録するようにしてもよい。例えば、
図2の構成において検出結果用メモリ36を不揮発性メ
モリとして、CM検出器35から出力されたCM検出結
果情報を記憶させる。この場合、CM検出結果情報をデ
ィスク40のTOC領域41に記録しないようにでき
る。
【0067】さらにまた、CM検出結果情報は、ディス
ク40が記録再生ブロック15からイジェクトされる際
にTOC領域41に記録するようにしてもよい。この場
合、ディスク40が記録再生ブロック15にセットされ
ている間、CM検出結果情報は、検出結果用メモリ36
に溜め込まれ、ディスク40のTOC領域41には記録
しない。
【0068】また、上述では、音声信号がモノラル/ス
テレオ/音声多重のうちの何れであるかを示す音声信号
情報だけを用いて検出を行う、従来方式によるCM検出
と、この発明によるCM検出とを組み合わせるように説
明したが、これはこの例に限らず、他のCM検出方式と
この発明によるCM検出とを組み合わせるようにしても
よい。
【0069】さらに、TOC領域41に記録されたCM
検出結果情報に基づき、ディスク40に本編と共に記録
されたCM部分を削除することも可能である。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、従来から利用されている、音声信号のモノラル/ス
テレオ/音声多重を示す情報に加えて、フィルム映像を
テレビジョン映像に変換する際に行われるテレシネ変換
(3:2プルダウン)を検出し、このテレシネ変換の検
出結果情報も利用してCM検出を行っている。これによ
り、本編がフィルム映像の場合のCM検出の性能を向上
させることができる効果がある。
【0071】特に、この発明を用いることで、本編とC
Mとが共にステレオ音声だったために、音声信号情報の
みを用いた従来の方法では不可能だった、邦画中のCM
検出が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレシネ変換(3:2プルダウン)を説明する
ための図である。
【図2】実施の一形態による記録再生装置の構成の一例
を示すブロック図である。
【図3】CM検出ブロックの構成をより詳細に示すブロ
ック図である。
【図4】CMの開始点を検出する場合の一例の処理を示
す略線図である。
【図5】CMの終了点を検出する場合の一例の処理を示
す略線図である。
【図6】CM検出結果情報の例を示す略線図である。
【図7】CM検出結果情報をディスクに記録する際のフ
ォーマットの一例を示す略線図である。
【符号の説明】
5・・・映像信号処理ブロック、6・・・A/D変換
器、7・・・映像信号圧縮ブロック、8・・・メモリ、
9・・・音声信号処理ブロック、10・・・A/D変換
器、11・・・音声信号圧縮ブロック、12・・・メモ
リ、13・・・CM検出ブロック、15・・・記録再生
ブロック、17・・・マイコン、18・・・メモリコン
トローラ、19・・・ディスクコントローラ、21・・
・メモリ、26・・・メモリ、31・・・メモリ、32
・・・テレシネ検出器、33・・・シーンチェンジ検出
器、34・・・無音検出器、35・・・CM検出器、3
6・・・検出結果用メモリ36、40・・・ディスク、
41・・・TOC領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA25 GA14 GB06 GB09 GB11 GB15 GB19 GB21 GB22 GB37 GB38 GB40 JA22 JA24 JA30 KA01 KA03 KA05 KA08 KA16 KA22 KA24 LA06 LA07 LA20 5D110 AA17 BB06 CA05 CB07 CD06 CD19 CD27 CF11 CJ02 CJ14 CJ17

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録された番組中のCM部分を再生しな
    いようにできる記録装置において、 供給された映像信号のテレシネ変換された部分を検出す
    るテレシネ検出手段と、 上記テレシネ検出手段による検出結果に基づきCM部分
    を検出するCM検出手段と、 上記CM検出手段により検出されたCM検出情報を記録
    媒体に記録するCM検出情報記録手段とを有することを
    特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の記録装置において、 上記映像信号のシーンが切り替わるシーンチェンジ点を
    検出するシーンチェンジ検出手段と、 上記テレシネ検出手段によるテレシネ検出に要した検出
    時間分を遡ることで検出遅延補正を行う検出遅延補正手
    段とをさらに有し、 上記CM検出手段は、上記検出遅延補正手段により遡ら
    れた点の付近にある上記シーンチェンジ検出手段により
    検出された上記シーンチェンジ点を、上記CM部分と上
    記テレシネ変換された映像とが切り替わる点として検出
    することを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の記録装置において、 上記映像信号に伴う音声信号の無音部分を検出する無音
    部分検出手段と、 上記テレシネ検出手段によるテレシネ検出に要した検出
    時間分を遡ることで検出遅延補正を行う検出遅延補正手
    段とをさらに有し、 上記CM検出手段は、上記検出遅延補正手段により遡ら
    れた点の付近にある上記無音部分検出手段により検出さ
    れた上記無音部分を、上記CM部分と上記テレシネ変換
    された映像とが切り替わる点として検出することを特徴
    とする記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の記録装置において、 上記映像信号のシーンが切り替わるシーンチェンジ点を
    検出するシーンチェンジ検出手段と、 上記映像信号に伴う音声信号の無音部分を検出する無音
    部分検出手段と、 上記テレシネ検出手段によるテレシネ検出に要した検出
    時間分を遡ることで検出遅延補正を行う検出遅延補正手
    段とをさらに有し、 上記CM検出手段は、上記検出遅延補正手段により遡ら
    れた点の付近に上記シーンチェンジ検出手段により検出
    された上記シーンチェンジ点が有り、且つ、上記遡られ
    た点の付近に上記無音部分検出手段により検出された上
    記無音部分が有る場合に、上記遡られた点を上記CM部
    分と上記テレシネ変換された映像とが切り替わる点とし
    て検出することを特徴とする記録装置。
  5. 【請求項5】 記録媒体に記録された映像音声信号を再
    生する再生装置において、 記録媒体から映像音声信号を再生する再生手段と、 映像信号中のテレシネ変換映像の検出結果に基づき上記
    映像音声信号中のCM部分を検出した検出結果であるC
    M検出情報を記録媒体から読み出すCM検出情報読み出
    し手段と、 上記CM検出情報読み出し手段によって読み出された上
    記CM検出情報に基づき、上記映像音声信号中の上記C
    M部分を飛ばして再生するように上記再生手段を制御す
    る制御手段とを有することを特徴とする再生装置。
  6. 【請求項6】 記録された番組中のCM部分を再生しな
    いようにできる記録方法において、 供給された映像信号のテレシネ変換された部分を検出す
    るテレシネ検出のステップと、 上記テレシネ検出のステップによる検出結果に基づきC
    M部分を検出するCM検出のステップと、 上記CM検出のステップにより検出されたCM検出情報
    を記録媒体に記録するCM検出情報記録のステップとを
    有することを特徴とする記録方法。
  7. 【請求項7】 記録媒体に記録された映像音声信号を再
    生する再生方法において、 記録媒体から映像音声信号を再生する再生のステップ
    と、 映像信号中のテレシネ変換映像の検出結果に基づき上記
    映像音声信号中のCM部分を検出した検出結果であるC
    M検出情報を記録媒体から読み出すCM検出情報読み出
    しのステップと、 上記CM検出情報読み出しのステップによって読み出さ
    れた上記CM検出情報に基づき、上記記録媒体から再生
    された上記映像音声信号中の上記CM部分を飛ばして再
    生するように上記再生のステップを制御する制御のステ
    ップとを有することを特徴とする再生方法。
  8. 【請求項8】 映像音声信号中のCM部分を検出するC
    M検出方法において、 映像信号中のテレシネ変換された部分を検出するテレシ
    ネ検出のステップと、 上記テレシネ検出のステップによる検出結果に基づきC
    M部分を検出するCM検出のステップと、 上記CM検出のステップにより検出されたCM検出情報
    を記録媒体に記録するCM検出情報記録のステップとを
    有することを特徴とするCM検出方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のCM検出方法におい
    て、 上記映像信号のシーンが切り替わるシーンチェンジ点を
    検出するシーンチェンジ検出のステップと、 上記テレシネ検出のステップによるテレシネ検出に要し
    た検出時間分を遡ることで検出遅延補正を行う検出遅延
    補正のステップとをさらに有し、 上記CM検出のステップは、上記検出遅延補正のステッ
    プにより遡られた点の付近にある上記シーンチェンジ検
    出ステップにより検出された上記シーンチェンジ点を、
    上記CM部分と上記テレシネ変換された映像とが切り替
    わる点として検出することを特徴とするCM検出方法。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のCM検出方法におい
    て、 上記映像信号に伴う音声信号の無音部分を検出する無音
    部分検出のステップと、 上記テレシネ検出のステップによるテレシネ検出に要し
    た検出時間分を遡ることで検出遅延補正を行う検出遅延
    補正のステップとをさらに有し、 上記CM検出のステップは、上記検出遅延補正のステッ
    プにより遡られた点の付近にある上記無音部分検出のス
    テップにより検出された上記無音部分を、上記CM部分
    と上記テレシネ変換された映像とが切り替わる点として
    検出することを特徴とするCM検出方法。
  11. 【請求項11】 請求項8に記載のCM検出方法におい
    て、 上記映像信号のシーンが切り替わるシーンチェンジ点を
    検出するシーンチェンジ検出のステップと、 上記映像信号に伴う音声信号の無音部分を検出する無音
    部分検出のステップと、 上記テレシネ検出のステップによるテレシネ検出に要し
    た検出時間分を遡ることで検出遅延補正を行う検出遅延
    補正のステップとをさらに有し、 上記CM検出のステップは、上記検出遅延補正のステッ
    プにより遡られた点の付近に上記シーンチェンジ検出の
    ステップにより検出された上記シーンチェンジ点が有
    り、且つ、上記遡られた点の付近に上記無音部分検出の
    ステップにより検出された上記無音部分が有る場合に、
    上記遡られた点を上記CM部分と上記テレシネ変換され
    た映像とが切り替わる点として検出することを特徴とす
    るCM検出方法。
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