JP2002033712A - パケット処理装置及びそのパケット出力方法 - Google Patents

パケット処理装置及びそのパケット出力方法

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JP2002033712A
JP2002033712A JP2000215939A JP2000215939A JP2002033712A JP 2002033712 A JP2002033712 A JP 2002033712A JP 2000215939 A JP2000215939 A JP 2000215939A JP 2000215939 A JP2000215939 A JP 2000215939A JP 2002033712 A JP2002033712 A JP 2002033712A
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Hiroko Sugimoto
博子 杉本
Tomohiko Kitamura
朋彦 北村
Masahiro Ishii
雅博 石井
Toshiyuki Ishioka
敏幸 石岡
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常再生と同一構成および同一データで特殊
再生を実現可能としたパケット処理装置を提供する。 【解決手段】 記録時間カウンタは、所定のクロックに
従って記録時間をカウントする。タイムスタンプ付加手
段は、上記記録時間カウンタのカウント値をタイムスタ
ンプ情報としてパケットに付加する。記録手段は、上記
タイムスタンプ情報が付加されたパケットを記録する。
一方、再生時間カウンタは、上記記録時間カウンタの特
定数倍のカウント動作速度で再生時間をカウントする。
タイムスタンプ一致検出手段は、上記記録手段から読み
出したパケットに付加されているタイムスタンプ情報が
上記再生時間カウンタのカウント値と一致することを検
出する。再生対象パケット出力手段は、上記タイムスタ
ンプ一致検出手段が検出したパケットを再生対象のパケ
ットとして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット処理装置
に関し、特に、早送り再生やスロー再生などの特殊再生
が可能なパケット処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報伝達の手段がデジタル化され
つつある。既に放送分野では、そのメリットが多大なこ
とから、アナログ放送からデジタル放送へ移行しつつあ
る。デジタル放送のアナログ放送に対するメリットとし
ては、多チャンネル化、高画質化等が容易であることが
挙げられ、さらに双方向通信のサービスまで視野に入れ
られている。この背景には、特に画像、音声等のデジタ
ルデータの規格化による影響が大きく、既にMPEG
(Moving Picture Experts Group) によりMPEG1
(CD−ROM等の記録メディアのための動画圧縮)、
MPEG2(HDTV(High Definition TeleVision)
の制作、送出に対応した動画圧縮)、MPEG4(低速
ネットワークに対応した動画圧縮)等が制定されてい
る。このような中、例えば放送分野では、上記MPEG
2を用いてデータを送信(放送)し、受信側ではアンテ
ナやケーブル等を介してSTB(Set Top Box)と呼ばれ
るMPEG2のデコード機能を備えた端末にて上記デー
タを受信し再生する。
【0003】以下に図6、図7を用いてデジタル放送時
のMPEG2規格に沿ったデータの送信から再生までの
概要を説明する。図6におけるデータ送信側601にお
いて、放送に用いられるビデオデータ、オーディオデー
タ、プライベートデータはそれぞれコード化されてES
(Elementary Stream)602と呼ばれる。尚、上記ES
のなかで、共通のタイムベースを持ったものはプログラ
ムと呼ばれる。
【0004】まず上記データ送信側601では、上記E
S602を分割し、制御情報であるヘッダを付加して、
複数のPES(Packetized Elementary Stream) 603
を生成する。上記ヘッダの情報としては、ESの長さ、
PESの長さ等が含まれる。続いて上記PESはパケッ
ト情報フィールド、アダプテーションフィールドといっ
たヘッダが付加された、MPEG2−TS(MPEG2-Tran
sport Stream) という188バイト固定長のパケット
(以下「TSパケット」という)に分割される。ここ
で、上記PESはそれぞれビデオデータ、オーディオデ
ータ、プライベートデータ等から構成されているため、
上記TSパケットには、どのPESのデータであるかを
判別するための情報が、パケット情報フィールドにPI
D(Packet Identification )として含まれ、同一の番
号が与えられる。
【0005】分割された上記TSパケットは、各送信方
法に基づいてさらに細かく分割されるなどして送信デー
タとして多重化して送信(放送)されることになる。
尚、MPEG2規格の中には上記MPEG2−TSとは
異なり一つのプログラムより構成されるMPEG2−P
S(MPEG2-Program Stream) があるが、上記放送等では
複数のプログラムを含むことができるMPEG2−TS
が用いられる。図7に示すのは、上記放送が、通信衛星
701を介して行われる場合の受信例である。
【0006】データ受信側605では、上記STB70
2が上記送信データを例えばアンテナ703等を介して
受信し、該データをTSデコーダ704が受け取ること
になる。TSデコーダ704では、TSパケットの上記
パケット情報フィールドに含まれている上記PIDを基
に、必要であるTSパケット(即ち、例えばユーザに選
択された番組を構成する放送の動画と音声等)を選択し
てPES607を復元し、AVデコーダ705のそれぞ
れビデオデコード部706、オーディオデコード部70
7にて再生してTV等にて出力する。尚、再生時にはシ
ステムデコード部708よりの制御情報を基にタイミン
グ制御が行われる。以上の方法(方式)により、デジタ
ル放送を受信・再生することが可能となっている。
【0007】デジタル放送の送受信については以上であ
るが、更に、上記デジタル放送を従来のアナログ放送と
同様に記録可能とした装置が求められる。
【0008】ところで、MPEGでは、ビデオデータの
データ量を削減するために、符合化する画像と、その前
後の画像(以下「参照画像」という)との間で差分を取
って振幅の小さい情報に変換する方法を採用している。
【0009】ここで、上記「符号化を行う画像」の単位
はピクチャと呼ばれ、このピクチャは、画像の参照方法
によってI・P・Bの3種類に分類される。すなわち、
図8に示すように、Iピクチャ(フレーム内符号化画
像)は、復号化のために必要な情報が全てそのピクチャ
内に符合化されているため、画像の参照を行わない。こ
れに対し、Pピクチャ(フレーム間順方向予測符合化画
像)は、直前に復号化したIピクチャ又はPピクチャを
参照画像とし、Bピクチャ(双方向予測符合化画像)
は、直前と直後に存在するIピクチャ又はPピクチャを
参照画像とする。
【0010】このようなことから、MPEGストリーム
の早送り再生を実現する方法としては、単独で復号化可
能なIピクチャのみを連続して再生するのが一般的であ
る。すなわち、早送り再生を実現するにはピクチャを間
引く必要があるため、Iピクチャ又はPピクチャを参照
しなければ復号化できないBピクチャ及びPピクチャを
間引くようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記従来の早
送り再生方法を採用した装置において、例えばハードデ
ィスクやリムーバブルメディア等の記録手段にMPEG
ストリームを記録する場合は、Iピクチャの検出を容易
にするために、上記記録手段におけるIピクチャの記録
位置を予め決めておいたり、記録対象であるパケットの
うちIピクチャの含まれるパケットに所定の情報を付加
しておく必要がある。
【0012】すなわち、上記従来技術によれば、特殊再
生を実現するための追加機能が必要であったり、取り扱
うデータを特殊再生ためのデータとする必要があった。
【0013】本発明は、上記従来の事情に基づいて提案
されたものであって、通常再生と同一構成および同一デ
ータで特殊再生を実現可能としたパケット処理装置を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の手段を採用している。すなわち、本
発明は、図1に示すように、入力されたパケットを記録
手段6に記録するとともに、この記録手段6からパケッ
トを読み出して出力するパケット処理装置を前提として
いる。
【0015】ここで、記録時間カウンタ2は、所定のク
ロックに従って記録時間をカウントする。また、タイム
スタンプ付加手段3は、上記記録時間カウンタ2のカウ
ント値をタイムスタンプ情報としてパケットに付加す
る。更に、記録手段6は、上記タイムスタンプ情報が付
加されたパケットを記録する。
【0016】一方、再生時間カウンタ9は、上記記録時
間カウンタ2の特定数倍のカウント動作速度で再生時間
をカウントする。また、タイムスタンプ一致検出手段8
は、上記記録手段6から読み出したパケットに付加され
ているタイムスタンプ情報が上記再生時間カウンタ9の
カウント値と一致することを検出する。更に、再生対象
パケット出力手段11は、上記タイムスタンプ一致検出
手段8が検出したパケットを再生対象のパケットとして
出力する。
【0017】従って、上記特定数倍として“1”が設定
されている場合は、記録時と同じレートで再生対象のパ
ケットが再生対象パケット出力手段11から出力される
ため通常再生となる。また、上記特定数倍として“2”
が設定されている場合は、記録時の2倍のレートで再生
対象のパケットが再生対象パケット出力手段11から出
力されるため2倍速再生となる。更に、上記特定数倍と
して“0.5”が設定されている場合は、記録時の0.
5倍のレートで再生対象のパケットが再生対象パケット
出力手段11から出力されるためスロー再生となる。
【0018】以上のようなパケット処理装置を、上記従
来技術において説明したTSデコーダ704に内蔵した
STB702では、再生対象のパケット出力以後の処理
(すなわち、このTSデコーダ704でPESを復元し
てからAVデコーダ705でビデオデータ・オーディオ
データを出力するまでの処理)については、従来技術を
変更する必要がない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明を適用したパケット処理装
置のブロック図であり、以下その構成を動作とともに説
明する。なお、このパケット処理装置は、上記従来技術
において説明したSTB702のTSデコーダ704に
内蔵されていることを前提とする。また、当該STB7
02のAVデコーダ705は、データ中の時間情報(例
えば“PTS:Presentation Time Stamp ”等)に依存しな
い再生機能を備えていることを前提とする。
【0021】まず、チャンネル(1) の放送を録画するた
めにユーザが所定の手順でSTB702を操作すること
によって、このSTB702が備えるユーザインターフ
ェイス制御手段(図示せず)から記録開始の指示が出さ
れると、この指示を受け付けた記録対象パケット選択手
段1は、図3に示すように、多重化されたTSパケ
ットの中からチャンネル(1) に係るTSパケットを選択
してタイムスタンプ付加手段3に出力する。なお、チャ
ンネル(1) に係るTSパケットであるか否かは、そのパ
ケット情報フィールドに設定されているPID(Packet
Identification )に基づいて判断することができる。
【0022】また、上記記録開始の指示が出されると、
STB702が備えるクロックに従って記録時間カウン
タ2がカウント動作を開始し、この記録時間カウンタ2
のカウント値がタイムスタンプ付加手段3に出力される
ようになっている。
【0023】ここで、タイムスタンプ付加手段3は、図
3に示すように、上記記録対象パケット選択手段1か
ら入力されるTSパケットに対し、その入力タイミング
で上記記録時間カウンタ2から入力されるカウント値を
タイムスタンプ情報として付加した後、このTSパケッ
トを記録用メモリ4に一時格納する。
【0024】これによって、データ転送制御手段5は、
図3に示すように、上記のようにタイムスタンプ情報
の付加されたTSパケットを記録用メモリ4から順に読
み出して、例えばハードディスクやリムーバブルメディ
ア等の記録手段6に書き込む。
【0025】一方、上記のように録画したチャンネル
(1) の放送を再生するためにユーザが所定の手順でST
B702を操作することによって、このSTB702が
備えるユーザインターフェイス制御手段(図示せず)か
ら再生開始の指示が出されると、この指示を受け付けた
データ転送制御手段5は、タイムスタンプ情報の付加さ
れたTSパケットを記録手段6から読み出して再生用メ
モリ7に一時格納する(このように記録手段6から読み
出されるTSパケットの順序は、この記録手段6に書き
込まれた順序と同じである)。
【0026】また、上記再生開始の指示が出されると、
再生時間カウンタ9がカウント動作を開始し、この再生
時間カウンタ9のカウント値がタイムスタンプ一致検出
手段8に出力されるようになっている。
【0027】ここで、上記再生時間カウンタ9のカウン
ト動作速度は、動作速度設定手段10によって、記録時
間カウンタ2のカウント動作速度のn倍(n:0より大
きい有理数)に設定可能となっており、その設定内容
は、STB702のユーザが指示した再生方式に基づ
く。すなわち、STB702のユーザが通常再生を指示
した場合には“1”が、2倍速再生を指示した場合には
“2”が、スロー再生を指示した場合には例えば“0.
5”が、それぞれ上記“n”として設定されるようにな
っている。
【0028】そして、タイムスタンプ一致検出手段8
は、図3に示すように、上記データ転送制御手段5に
よって再生用メモリ7に一時格納されたTSパケットに
付加されているタイムスタンプ情報が、上記再生時間カ
ウンタ9のカウント値と一致することを検出し、このよ
うに検出したTSパケットを再生対象パケット出力手段
11に出力する。
【0029】ここで、再生対象パケット出力手段11
は、上記タイムスタンプ一致検出手段8から入力される
TSパケットのタイムスタンプ情報を外したうえで、こ
のTSパケットを、その入力タイミングを保ったままで
再生対象パケットとして出力するようになっている。
【0030】従って、通常再生が指示されたことにより
上記“n”に“1”が設定されている場合は、図3に
示すように、記録時と同じレートで再生対象のTSパケ
ットが再生対象パケット出力手段11から出力されるこ
とになる。また、2倍速再生が指示されたことにより上
記“n”に“2”が設定されている場合は、図4に示
すように、記録時の2倍のレートで再生対象のTSパケ
ットが再生対象パケット出力手段11から出力されるこ
とになる。更に、スロー再生が指示されたことにより上
記“n”に“0.5”が設定されている場合は、図5
に示すように、記録時の0.5倍のレートで再生対象の
TSパケットが再生対象パケット出力手段11から出力
されることになる。
【0031】なお、図3〜5に示す横軸は時間の経過を
示す(但し、この横軸は“記録処理”には適用しな
い)。すなわち、図3・図4・図5では、異なる
幅でTSパケットを示しているが、この幅は、TSパケ
ットのデータ量を意味するものではなく、TSパケット
の出力に要する時間を意味する。
【0032】以上のように、本発明では、STB702
のTSデコーダ704においてTSパケットの出力タイ
ミングを制御することで早送り再生やスロー再生などの
特殊再生を実現するようにしているため、以後の処理
(すなわち、このTSデコーダ704でPESを復元し
てからAVデコーダ705でビデオデータ・オーディオ
データを出力するまでの処理)については、従来技術を
変更する必要がない。
【0033】また、本発明には、PESの状態ではなく
TSの状態で記録するようにしているため放送の再現が
簡単であるという効果もある。すなわち、映像及び音声
と文字等のデータとを連動させて再生したい場合、TS
デコードされた後の状態(PESの状態)で記録してお
くと上記連動のための特別な仕組みが必要となるのに対
し、本発明のようにTSの状態で記録しておくと上記連
動のための特別な仕組みは不要である。また、デジタル
VHS等の外部機器へストリームを出力する際は、TS
を出力する必要があるため、PESの状態で記録してお
くとTSにエンコードしなおす仕組みが必要となる(本
発明のようにTSの状態で記録しておくと、TSにエン
コードしなおす仕組みが不要となることはいうまでもな
い)。
【0034】また更に、本発明によれば、録画時間を短
縮することを目的に通常のm倍(m>1)のレートでパ
ケットを伝送する録画専用の放送にも、特別な構成を追
加することなく対応することができる。すなわち、この
ように放送されるパケットは、記録なしでリアルタイム
再生することができないため、一旦、上記と同様の手順
で記録手段6に記録するようにし、その後このパケット
を再生する際には、記録時の1/m倍の速度で再生時間
カウンタ9を動作させれば通常再生とすることができ
る。
【0035】なお、上記の説明では、記録時間カウンタ
2のカウント動作はSTB702が備えるクロックに従
うこととしているが、本発明はこれに限定されるもので
はない。すなわち、記録時間カウンタ2のカウント動作
速度と、上記“n”に“1”が設定された場合の再生時
間カウンタ9のカウント動作速度とが同一である以上、
上記と同様の効果が得られる。
【0036】また、記録時間カウンタ2は記録開始の指
示を受け付けた時点からカウント動作を開始し、再生時
間カウンタ9は再生開始の指示を受け付けた時点からカ
ウント動作を開始することとしているが、本発明はこれ
に限定されるものではない。すなわち、本発明では、タ
イムスタンプ情報によってTSパケットの出力タイミン
グ(出力間隔)を制御できればよいため、これらカウン
タ2・9がカウント動作を開始する時点を例えば当該S
TB702の電源投入時としても、上記と同様の効果が
得られる。
【0037】更に、図2に示すように、上記タイムスタ
ンプ一致検出手段8の前段に、上記記録手段6から読み
出したパケットの中から特定のデータを含むパケットの
みを再生対象のパケットとして抽出する再生対象パケッ
ト抽出手段12を備えるようにしてもよい。このように
すれば、例えば映像のみ再生すればよい状況下では、タ
イムスタンプ情報の付加されたTSパケットが再生用メ
モリ7上に一時格納された状態で、ビデオデータの含ま
れるTSパケットのみを上記再生対象パケット抽出手段
12が抽出してタイムスタンプ一致検出手段8に出力す
ることが可能となる結果、再生対象として出力するパケ
ットの量を削減することができる。もちろん、この再生
対象パケット抽出手段12が抽出するのはビデオデータ
だけに限定されるものではなく、例えば、このビデオデ
ータの中から更にIピクチャのみを抽出するようにして
もよい。但し、この場合は、TSの状態でIピクチャを
識別する技術が必要となるが、このような技術は本発明
の主眼とするところではないので、ここでは詳しい説明
を省略する。
【0038】また更に、図2に示すように、上記タイム
スタンプ一致検出手段8または上記再生対象パケット抽
出手段12の前段に、スキップ幅設定手段14によって
設定された間隔でスキップして記録手段6からパケット
を読み出す読み出しスキップ手段13を備えるようにし
ていもよい。このようにすれば、早送り再生時におい
て、タイムスタンプ一致検出手段8が一致検出対象とす
るTSパケット量または再生対象パケット抽出手段12
が抽出対象とするTSパケット量を削減することができ
る。
【0039】また更に、上記では、本発明を適用したパ
ケット処理装置がTSデコーダ704に内蔵されている
ことを前提に説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではない。例えば、本発明を適用したパケット処理装
置とTSデコーダ704とが別体であっても、このパケ
ット処理装置における処理がPESを復元する処理の前
段にある限り、上記と同様の効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明では、TSパケッ
トの出力タイミングを制御することで早送り再生やスロ
ー再生などの特殊再生を実現するようにしているため、
以後の処理については従来技術を変更する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したパケット処理装置のブロック
【図2】本発明を適用したパケット処理装置の他のブロ
ック図
【図3】本発明における通常再生時のパケット処理を示
す図
【図4】本発明における2倍速再生時のパケット処理を
示す図
【図5】本発明におけるスロー再生時のパケット処理を
示す図
【図6】デジタル放送のデータ送信から再生までのパケ
ット構成を示す図
【図7】デジタル放送の受信から再生までを示す概要図
【図8】ピクチャの説明図
【符号の説明】
1 記録対象パケット選択手段 2 記録時間カウンタ 3 タイムスタンプ付加手段 4 記録用メモリ 5 データ転送制御手段 6 記録手段 7 再生用メモリ 8 タイムスタンプ一致検出手段 9 再生時間カウンタ 10 動作速度設定手段 11 再生対象パケット出力手段 12 再生対象パケット抽出手段 13 読み出しスキップ手段 14 スキップ幅設定手段 702 STB 704 TSデコーダ 705 AVデコーダ
フロントページの続き (72)発明者 石井 雅博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石岡 敏幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C053 FA20 FA22 FA23 FA25 GB04 GB37 HA23 HA24 JA22 JA30 KA18 KA20 KA24 KA30 5C059 KK00 MA00 MA05 PP05 RB02 RB10 RC04 SS02 SS16 SS17 TA71 TC00 TC24 TD07 TD11 UA10 5K028 AA14 EE03 EE08 KK01 LL12 MM05 NN01 RR02 SS24 5K030 GA05 HA08 HB01 HB03 KA06 KA13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたパケットを記録手段に記録す
    るとともに、該記録手段からパケットを読み出して出力
    するパケット処理装置において、 所定のクロックに従って記録時間をカウントする記録時
    間カウンタと、 上記記録時間カウンタのカウント値をタイムスタンプ情
    報としてパケットに付加するタイムスタンプ付加手段
    と、 上記タイムスタンプ情報が付加されたパケットを記録す
    る記録手段と、 上記記録時間カウンタの特定数倍のカウント動作速度で
    再生時間をカウントする再生時間カウンタと、 上記記録手段から読み出したパケットに付加されている
    タイムスタンプ情報が上記再生時間カウンタのカウント
    値と一致することを検出するタイムスタンプ一致検出手
    段と、 上記タイムスタンプ一致検出手段が検出したパケットを
    再生対象のパケットとして出力する再生対象パケット出
    力手段と、 を備えたことを特徴とするパケット処理装置。
  2. 【請求項2】 更に、上記タイムスタンプ付加手段の前
    段に、入力されたパケットの中から特定チャネルのパケ
    ットのみを記録対象のパケットとして選択する記録対象
    パケット選択手段を備えた請求項1に記載のパケット処
    理装置。
  3. 【請求項3】 更に、上記タイムスタンプ一致検出手段
    の前段に、上記記録手段から読み出したパケットの中か
    ら特定のデータを含むパケットのみを再生対象のパケッ
    トとして抽出する再生対象パケット抽出手段を備えた請
    求項1又は2に記載のパケット処理装置。
  4. 【請求項4】 上記特定のデータがフレーム内符号化画
    像である請求項3に記載のパケット処理装置。
  5. 【請求項5】 更に、上記タイムスタンプ一致検出手段
    または上記再生対象パケット抽出手段の前段に、所定の
    間隔でスキップして上記記録手段からパケットを読み出
    す読み出しスキップ手段を備えた請求項1〜4のいずれ
    かに記載のパケット処理装置。
  6. 【請求項6】 入力されたパケットを記録手段に記録す
    るとともに、該記録手段からパケットを読み出して出力
    するパケット処理装置のパケット出力方法において、 所定のクロックに従って記録時間をカウントする記録時
    間カウンタのカウンタ値をタイムスタンプ情報としてパ
    ケットに付加したうえで記録手段に記録するとともに、
    該記録手段から読み出したパケットに付加されているタ
    イムスタンプ情報が上記再生時間カウンタのカウント値
    と一致することを検出したとき、該検出したパケットを
    再生対象のパケットとして出力することを特徴とするパ
    ケット処理装置のパケット出力方法。
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