JP2001309302A - デジタル信号高速再生方法及びデジタル信号高速再生装置 - Google Patents

デジタル信号高速再生方法及びデジタル信号高速再生装置

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JP2001309302A
JP2001309302A JP2000119849A JP2000119849A JP2001309302A JP 2001309302 A JP2001309302 A JP 2001309302A JP 2000119849 A JP2000119849 A JP 2000119849A JP 2000119849 A JP2000119849 A JP 2000119849A JP 2001309302 A JP2001309302 A JP 2001309302A
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Masahiko Sato
正彦 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEGデコード機能を備えていないディス
クレコーダ等のレコーダに記録されているデータであっ
ても高速再生できるようにするデジタル信号高速再生方
法及びデジタル信号高速再生装置を提供する。 【解決手段】 MPEGデコード機能を有しないレコー
ダと該レコーダからの信号を復調するデコーダとからな
り、正方向の高速再生を行う時にはレコーダ側はGOP
の2倍又はそれ以上の時間分の再生をすると共に任意の
部分を正方向に飛ばし、次にGOPの2倍又はそれ以上
の時間分の再生をするという操作を繰り返し、デコーダ
側はレコーダ側の再生出力に含まれるIピクチャ画像を
静止画として出力し、このIピクチャ画像を次のIピク
チャの復調まで維持するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号高速
再生方法及びデジタル信号高速再生装置に関する。詳し
くは、MPEG方式のデジタル信号のデコーダとレコー
ダが分離独立している場合に記録されているMPEG方
式のデジタル信号を高速再生するデジタル信号高速再生
方法及びデジタル信号高速再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりデジタル信号の動画像を取り扱
う方法としてMPEG方式が用いられている。MPEG
は画像信号の圧縮技術に関する動画像符号化方式の国際
規格であり、その中のMPEG2方式は、デジタル放
送、通信、蓄積メディアや高品質テレビ等の様々な分野
で共通にデジタル信号の動画像を取り扱うことができ
る。
【0003】このMPEG2方式では、画像を圧縮し符
号化するので、この符号化された信号を復元側で正しく
受けることができるように送られる順番などのデータ構
造が定められている。
【0004】図6に示すように、1つのプログラム全体
を符号化した画像信号をシーケンスといい、シーケンス
は1つ以上のGOP(Group Of Pictur
e)から構成され、1つのGOPは、動画像信号を構成
する1枚のフレーム(静止画面)に相当するピクチャで
構成され、必ず1つ以上のピクチャを含んでいる。
【0005】ピクチャの種類には、フレーム内の符号化
を行うIピクチャと、過去のフレームのみを用いて前方
向の動き補償予測を行うPピクチャと、過去と未来両方
のフレームを用いて双方向の動き補償予測を行うBピク
チャがあり、各GOPの先頭は必ずIピクチャから始ま
るように規定されている。
【0006】MPEG信号はこのように規定されている
ため、一度記録したMPEGの画像信号を順方向又は逆
方向に高速再生する場合には、時間軸上において前後の
フレーム情報を用いるBピクチャとPピクチャは、前後
の相関が崩れるので使用することができず、他のフレー
ム情報を使用せずに自フレーム内を符号化しているIピ
クチャのみを検出して高速再生を行っている。
【0007】例えば、図7に示すように、現在再生して
いるGOP3内のピクチャから次のGOP4内にあるI
ピクチャを検出して再生し、GOP6のIピクチャを検
出するまで再生し続けるというように、高速再生を開始
するとあるGOPのIピクチャを検出して再生し、この
GOPから複数のGOPを飛ばして次のIピクチャを検
出するまで、先に検出したIピクチャの再生を継続する
方法により高速再生が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デジタ
ルチューナとMPEG信号のデコーダを内蔵しないレコ
ーダで構成される装置において、記録したMPEG信号
を高速再生しようとする場合、MPEG信号を記録して
いるレコーダと、この信号を復号化するデコーダがそれ
ぞれの装置に分離独立しており、レコーダ側でピクチャ
の種別が識別できないので高速再生を行えない為、画像
の検索時間がかかってしまうという問題がある。
【0009】従って、MPEG信号のデコーダとレコー
ダが分離独立しているような構成の装置において、記録
された画像を高速再生できるようにすることに解決しな
ければならない課題を有する。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るデジタル信号高速再生方法及びデジタ
ル高速再生装置は次に示す構成にすることである。
【0011】(1)MPEGデコード機能を有しないレ
コーダと該レコーダからの信号を復調するデコーダとか
らなり、正方向の高速再生を行う時には前記レコーダ側
はGOPの2倍又はそれ以上の時間分の再生をすると共
に任意の部分を正方向に飛ばし、次にGOPの2倍又は
それ以上の時間分の再生をするという操作を繰り返し、
前記デコーダ側は前記レコーダ側の再生出力に含まれる
Iピクチャ画像を静止画として出力し、該Iピクチャ画
像を次のIピクチャの復調まで維持するようにしたこと
を特徴とするデジタル信号高速再生方法。 (2)前記GOPの2倍又はそれ以上の時間分の再生
は、少なくとも記録時よりも高速であることを特徴とす
る(1)に記載のデジタル信号高速再生方法。 (3)前記レコーダは、ディスク媒体による記録装置で
あることを特徴とする(1)に記載のデジタル信号高速
再生方法。 (4)前記デコーダはチューナであることを特徴とする
(1)に記載のデジタル信号高速再生方法。
【0012】(5)MPEGデコード機能を有しないレ
コーダと該レコーダからの信号を復調するデコーダとか
らなり、逆方向の高速再生を行う時には前記レコーダ側
はGOPの2倍又はそれ以上の時間分の再生をすると共
に任意の部分を逆方向に飛ばし、次にGOPの2倍又は
それ以上の時間分の再生をするという操作を繰り返し、
前記デコーダ側は前記レコーダ側の再生出力に含まれる
Iピクチャ画像を静止画として出力し、該Iピクチャ画
像を次のIピクチャの復調まで維持するようにしたこと
を特徴とするデジタル信号高速再生方法。 (6)前記GOPの2倍又はそれ以上の時間分の再生
は、少なくとも記録時よりも高速であることを特徴とす
る(5)に記載のデジタル信号高速再生方法。 (7)前記レコーダは、ディスク媒体による記録装置で
あることを特徴とする(5)に記載のデジタル信号高速
再生方法。 (8)前記デコーダはチューナであることを特徴とする
(5)に記載のデジタル信号高速再生方法。
【0013】(9)MPEGデコード機能を有しないレ
コーダと該レコーダからの信号を復調するデコーダとか
らなり、前記レコーダは、正方向の高速再生を行う時に
はGOPの2倍又はそれ以上の時間分の再生をすると共
に任意の部分を正方向に飛ばし、次にGOPの2倍又は
それ以上の時間分の部分を再生するという操作を繰り返
し、前記デコーダは、前記レコーダからの再生出力に含
まれるIピクチャ画像を静止画として出力すると共に、
該Iピクチャ画像を次のIピクチャの復調まで維持する
ことを特徴とするデジタル信号高速再生装置。 (10)前記GOPの2倍又はそれ以上の時間分の再生
は、少なくとも記録時よりも高速であることを特徴とす
る(9)に記載のデジタル信号高速再生装置。 (11)前記レコーダは、ディスク媒体による記録装置
であることを特徴とする(9)に記載のデジタル信号高
速再生装置。 (12)前記デコーダはチューナであることを特徴とす
る(9)に記載のデジタル信号高速再生装置。
【0014】(13)MPEGデコード機能を有しない
レコーダと該レコーダからの信号を復調するデコーダと
からなり、前記レコーダ側は、逆方向の高速再生を行う
時にはGOPの2倍又はそれ以上の時間分の再生をする
と共に任意の部分を逆方向に飛ばし、次にGOPの2倍
又はそれ以上の時間分の再生をするという操作を繰り返
し、前記デコーダ側は前記レコーダ側の再生出力に含ま
れるIピクチャ画像を静止画として出力すると共に、該
Iピクチャ画像を次のIピクチャの復調まで維持するこ
とを特徴とするデジタル信号高速再生装置。 (14)前記GOPの2倍又はそれ以上の時間分の再生
は、少なくとも記録時よりも高速であることを特徴とす
る(13)に記載のデジタル信号高速再生装置。 (15)前記レコーダは、ディスク媒体による記録装置
であることを特徴とする(13)に記載のデジタル信号
高速再生装置。 (16)前記デコーダはチューナであることを特徴とす
る(13)に記載のデジタル信号高速再生装置。
【0015】このように、再生する際には、GOPの2
倍又はそれ以上の時間分の再生をすると共に、任意の部
分を正逆方向に飛ばし、次に同じくGOPの2倍又はそ
れ以上の時間分の再生をすると共に、再生をした部分に
含まれるIピクチャを静止画として維持するようにした
ことにより、MPEGデコード機能を有しないレコーダ
であっても高速再生を実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るデジタル信号
高速再生方法及びデジタル信号高速再生装置の実施の形
態を図面を参照して説明する。
【0017】このデジタル信号は、デジタル放送で用い
られるMPEG2方式のデジタル信号であり、このMP
EG2方式の信号はTS(トランスポートストリーム)
という方式のストリームで形成され、このTSは、図2
に示すように、TSパケットと呼ばれる画像パケット4
1、音声パケット42及び制御用のPSI(Progr
am Specific Information)パ
ケット43の3種類の固定長パケット(188バイト)
が複数個集まって構成されている。
【0018】TSパケットの構成は、図3に示すような
4バイト固定長のパケットヘッダー部51と、可変長の
アダプテーションフィールド53と、ペイロード54と
から構成されている。
【0019】パケットヘッダー部51にはPID(パケ
ット識別子)52が付随しており、このPID52を参
照することによりTSパケットの画像/音声の種類が判
別される。又、アダプテーションフィールド53とペイ
ロード54はどちらか一方又は両方存在する場合があ
り、その有無もパケットヘッダー部51内のフラグで示
される。アダプテーションフィールド53は、符号化し
たときの基準信号の再現情報や固定長(188バイト)
にするための調整などを行う。ペイロード54には、プ
ログラム全体の画像や音声情報が分割されて納められて
おり、納められた情報内容により画像パケット41、音
声パケット42とに区別される(図2参照)。又、TS
は1つのストリームで複数のプログラムを送信できるの
で、ストリーム内でのプログラムとそのプログラムを構
成している画像、音声パケットとの関係を表すための情
報を記述しておく必要がある。これら情報がペイロード
54内に納められているパケットがPSI(制御)パケ
ット43である(図2参照)。
【0020】このようなTSでけいせいされている信号
を再生するデジタル信号高速再生装置は、図1に示すよ
うに、MPEG信号を受信して復号化するデコーダであ
るチューナ10と、MPEGデコード機能を有していな
いレコーダであるディスクレコーダ20とからなる。
【0021】チューナ10は、MPEG信号を受信する
チューナ部11と、受信したMPEG信号(TSパケッ
ト)の音声/画像を分別するDMUX部12と、分別し
た信号を復号化するデコード部13と、信号を入出力す
るデジタルバスIF(インターフェース)部14とから
構成されている。
【0022】ディスクレコーダ20は、MPEG信号を
記録するハードディスク等の記録媒体からなる記録部2
1と、記録部21を制御するディスクコントローラ等か
らなる制御部22と、信号を入出力するデジタルバスI
F(インターフェース)部23とから構成されている。
この記録部21はハードディスク又はリムーバブルディ
スクで形成されている。
【0023】このような構成からなるチューナ10及び
ディスクデコーダ20からなる装置において、レコーダ
であるディスクレコーダ20は、正方向の高速再生を行
う時にはGOPの2倍又はそれ以上の時間分の再生をす
ると共に任意の部分を正方向に飛ばし、次にGOPの2
倍又はそれ以上の時間分の部分を再生するという操作を
繰り返し、デコーダであるチューナ10は、ディスクレ
コーダ20からの再生出力に含まれるIピクチャ画像を
静止画として出力すると共に、このIピクチャ画像を次
のIピクチャの復調まで維持する。
【0024】もう一つの特徴として、レコーダであるデ
ィスクレコーダ20側は、逆方向の高速再生を行う時に
はGOPの2倍又はそれ以上の時間分の再生をすると共
に任意の部分を逆方向に飛ばし、次にGOPの2倍又は
それ以上の時間分の再生をするという操作を繰り返し、
デコーダのチューナ10側はディスクレコーダ20側の
再生出力に含まれるIピクチャ画像を静止画として出力
すると共に、このIピクチャ画像を次のIピクチャの復
調まで維持する。
【0025】このような機能を有する装置において、こ
のチューナ10のデジタルバスIF14とディスクレコ
ーダ20のデジタルバスIF23とをバスライン30で
接続し、デジタル放送(MPEG信号)を受信して記録
する時の動作を説明する。
【0026】先ず、チューナ10のチューナ部11でデ
ジタル放送信号(MPEG2信号)が受信されDMUX
部12に送られる。
【0027】DMUX部12は、PSIパケット43
(図2参照)の情報を解析し、受信したTSパケットの
PID51(図3参照)の情報により画像パケット4
1、音声パケット42を分別してデコード部12とデジ
タルバスIF14に送る。
【0028】デコード部13では、送られてきた画像パ
ケット41と音声パケット42から元の音声信号と画像
信号に復号化して再生する。
【0029】一方、デジタルバスIF14は、DMUX
部12から送られてきた画像パケット41、音声パケッ
ト42をバスライン30を介して接続されているディス
クレコーダ20へ送り出す。
【0030】ディスクレコーダ20は、チューナ10か
らの画像パケット41、音声パケット42をデジタルバ
スIF23を介して受け取り、制御部22の制御信号に
従い、記録部21へ記録する。
【0031】次に、このようにディスクレコーダ20に
記録されたMPEG信号(TSパケット)を高速再生す
る場合を説明する。例えば、1つのプログラム全体の符
号化した画像信号であるシーケンス(図6参照)が、図
4に示すように、単位時間tのGOP1〜GOP8まで
あるプログラムを高速再生(2倍速)する場合を説明す
る。
【0032】現在、GOP2内のBピクチャが再生され
ており、正方向へ高速再生する場合は、まず、チューナ
10からディスクレコーダ20に対して高速再生を実行
するコマンドを送る。
【0033】このコマンドはバスライン30を介し、デ
ィスクレコーダ20の制御部22に送られ、制御部22
はGOPの単位時間tの2倍の時間(速度)で記録して
あるTSパケット、つまり、画像パケットや音声パケッ
トを出力するように記録部21に指示を送る。
【0034】記録部21は、制御部22に従って現在再
生しているBピクチャ以降のピクチャを構成するTSパ
ケットをGOP単位時間tの2倍の時間(速度)でデジ
タルバスIF23に出力する。この出力されたTSパケ
ットは、バスライン30を介して接続されたチューナ1
0へ送られ、チューナ10のバスIF14とDMUX部
12を介してデコード部13へ送られる。
【0035】デコード部13は、図4に示すTSパケッ
トである画像パケットの中で、現在再生中のGOP1内
のBピクチャから、GOP単位時間tの2倍先の時間に
あるGOP3内のIピクチャを検出して復号化する。復
号化されたGOP4のIピクチャ画像は静止画として再
生される。引き続いて高速再生を行うので、この静止画
(GOP3のIピクチャ)を次のIピクチャとなるGO
P6内のIピクチャを検出するまで再生し続け、この間
の他ピクチャは全て飛ばしてしまう。このようにGOP
単位時間tの2倍以上の時間で再生を行うことにより、
現在再生中の任意のピクチャ位置の画像から必ず1つ以
上のGOPが含まれることになり、GOP内に1つ以上
含まれるIピクチャを確実に検出し復号化することで高
速再生を行う。
【0036】次に、図1に示す同装置で逆方向に高速再
生する場合について説明する。チューナ10からディス
クレコーダ20に対して逆方向の高速再生を実行するコ
マンドを送り、ディスクレコーダ20のデコード部13
へTSパケットが送られるまでの過程は、前述の正方向
での高速再生の時と同様であるためその過程の説明は省
略する。
【0037】ディスクレコーダ20から送られてきたT
Sパケットである画像パケットを受け取ったデコード部
13は、図5に示すように、先ず、Iピクチャを検出す
る為に順方向の時と同様に、現在再生しているGOP4
のBピクチャから順方向にGOP単位時間tの2倍の時
間にあるGOP6のIピクチャを検出して復号化する。
そして、このGOP6のIピクチャを静止画として再生
している間に逆方向に遡り、次のIピクチャ検出される
までこの静止画を再生し続ける。順方向の時と同様にこ
の間の逆方向に向かう時の他ピクチャは全て飛ばすこと
になる。そして、時間軸に対して逆方向にIピクチャの
検出を繰り返すことにより高速再生を行う。
【0038】尚、チューナ10からディスクレコーダ2
0に対して高速再生を行うための指示コマンドを送って
いるが、コマンドによらずディスクレコーダ20自身が
ステータスを検出して再生している場合や、ステータス
ではなくストリームを監視して再生を行っている場合に
おいても、本発明の方法によってIピクチャを検出する
ことにより同様の高速再生を行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、MPEGデコード
機能を持たないレコーダに記録されたTSパケットを少
なくともGOPの2倍以上の時間でデコーダを有するチ
ューナ等へ出力することにより、現在の再生されている
画像(ピクチャ)以降に必ず1つ以上のIピクチャが含
まれるので、このIピクチャのみをデコーダで検出し、
静止画像として再生してゆくことで、MPEGデコード
機能を持たないレコーダによる順方向又は逆方向の高速
再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル信号高速再生装置の構成
図である。
【図2】MPEG2方式のトランスポートストリーム
(TS)のストリーム構成を示す説明図である。
【図3】MPEG2方式のTSパケットの構成を示す構
成図である。
【図4】本発明に係るデジタル信号高速再生装置に記録
したMPEG2方式のデジタル信号を順方向に高速再生
する時の概念図である。
【図5】本発明に係るデジタル信号高速再生装置に記録
したMPEG2方式のデジタル信号を逆方向に高速再生
する時の概念図である。
【図6】MPEG2方式の画像信号のデータ構造を表す
概念図である。
【図7】従来の高速再生の方法を説明する為の概念図で
ある。
【符号の説明】
10;チューナ(デコーダ)、11;チューナ部、1
2;DMUX部、13;デコード部、14;デジタルバ
スIF、20;ディスクレコーダ(レコーダ)、21;
記録部、22;制御部、23;デジタルバスIF、3
0;バスライン、40;トランスポートストリーム(T
S)、41;画像パケット、42;音声パケット、4
3;PSIパケット(制御)、50;TSパケット、5
1;ヘッダー部、52;PID、53;アダプテーショ
ンフィールド、54;ペイロード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/93 H04N 5/91 L 7/32 5/93 Z 7/137 Z

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPEGデコード機能を有しないレコー
    ダと該レコーダからの信号を復調するデコーダとからな
    り、正方向の高速再生を行う時には前記レコーダ側はG
    OPの2倍又はそれ以上の時間分の再生をすると共に任
    意の部分を正方向に飛ばし、次にGOPの2倍又はそれ
    以上の時間分の再生をするという操作を繰り返し、前記
    デコーダ側は前記レコーダ側の再生出力に含まれるIピ
    クチャ画像を静止画として出力し、該Iピクチャ画像を
    次のIピクチャの復調まで維持するようにしたことを特
    徴とするデジタル信号高速再生方法。
  2. 【請求項2】 前記GOPの2倍又はそれ以上の時間分
    の再生は、少なくとも記録時よりも高速であることを特
    徴とする請求項1に記載のデジタル信号高速再生方法。
  3. 【請求項3】 前記レコーダは、ディスク媒体による記
    録装置であることを特徴とする請求項1に記載のデジタ
    ル信号高速再生方法。
  4. 【請求項4】 前記デコーダはチューナであることを特
    徴とする請求項1に記載のデジタル信号高速再生方法。
  5. 【請求項5】 MPEGデコード機能を有しないレコー
    ダと該レコーダからの信号を復調するデコーダとからな
    り、逆方向の高速再生を行う時には前記レコーダ側はG
    OPの2倍又はそれ以上の時間分の再生をすると共に任
    意の部分を逆方向に飛ばし、次にGOPの2倍又はそれ
    以上の時間分の再生をするという操作を繰り返し、前記
    デコーダ側は前記レコーダ側の再生出力に含まれるIピ
    クチャ画像を静止画として出力し、該Iピクチャ画像を
    次のIピクチャの復調まで維持するようにしたことを特
    徴とするデジタル信号高速再生方法。
  6. 【請求項6】 前記GOPの2倍又はそれ以上の時間分
    の再生は、少なくとも記録時よりも高速であることを特
    徴とする請求項5に記載のデジタル信号高速再生方法。
  7. 【請求項7】 前記レコーダは、ディスク媒体による記
    録装置であることを特徴とする請求項5に記載のデジタ
    ル信号高速再生方法。
  8. 【請求項8】 前記デコーダはチューナであることを特
    徴とする請求項5に記載のデジタル信号高速再生方法。
  9. 【請求項9】 MPEGデコード機能を有しないレコー
    ダと該レコーダからの信号を復調するデコーダとからな
    り、前記レコーダは、正方向の高速再生を行う時にはG
    OPの2倍又はそれ以上の時間分の再生をすると共に任
    意の部分を正方向に飛ばし、次にGOPの2倍又はそれ
    以上の時間分の部分を再生するという操作を繰り返し、
    前記デコーダは、前記レコーダからの再生出力に含まれ
    るIピクチャ画像を静止画として出力すると共に、該I
    ピクチャ画像を次のIピクチャの復調まで維持すること
    を特徴とするデジタル信号高速再生装置。
  10. 【請求項10】 前記GOPの2倍又はそれ以上の時間
    分の再生は、少なくとも記録時よりも高速であることを
    特徴とする請求項9に記載のデジタル信号高速再生装
    置。
  11. 【請求項11】 前記レコーダは、ディスク媒体による
    記録装置であることを特徴とする請求項9に記載のデジ
    タル信号高速再生装置。
  12. 【請求項12】 前記デコーダはチューナであることを
    特徴とする請求項9に記載のデジタル信号高速再生装
    置。
  13. 【請求項13】 MPEGデコード機能を有しないレコ
    ーダと該レコーダからの信号を復調するデコーダとから
    なり、前記レコーダ側は、逆方向の高速再生を行う時に
    はGOPの2倍又はそれ以上の時間分の再生をすると共
    に任意の部分を逆方向に飛ばし、次にGOPの2倍又は
    それ以上の時間分の再生をするという操作を繰り返し、
    前記デコーダ側は前記レコーダ側の再生出力に含まれる
    Iピクチャ画像を静止画として出力すると共に、該Iピ
    クチャ画像を次のIピクチャの復調まで維持することを
    特徴とするデジタル信号高速再生装置。
  14. 【請求項14】 前記GOPの2倍又はそれ以上の時間
    分の再生は、少なくとも記録時よりも高速であることを
    特徴とする請求項13に記載のデジタル信号高速再生装
    置。
  15. 【請求項15】 前記レコーダは、ディスク媒体による
    記録装置であることを特徴とする請求項13に記載のデ
    ジタル信号高速再生装置。
  16. 【請求項16】 前記デコーダはチューナであることを
    特徴とする請求項13に記載のデジタル信号高速再生装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100793235B1 (ko) 2006-09-28 2008-01-10 엘지전자 주식회사 디지털 비디오 레코더에서의 라이브 역 클립 디스플레이방법
JP2013175259A (ja) * 2012-02-27 2013-09-05 Alpine Electronics Inc 情報再生装置および早送り/早戻し再生方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100793235B1 (ko) 2006-09-28 2008-01-10 엘지전자 주식회사 디지털 비디오 레코더에서의 라이브 역 클립 디스플레이방법
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