JP2002135728A - 録画再生装置 - Google Patents

録画再生装置

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JP2002135728A
JP2002135728A JP2000329237A JP2000329237A JP2002135728A JP 2002135728 A JP2002135728 A JP 2002135728A JP 2000329237 A JP2000329237 A JP 2000329237A JP 2000329237 A JP2000329237 A JP 2000329237A JP 2002135728 A JP2002135728 A JP 2002135728A
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JP2000329237A
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Yasutaka Tanaka
康隆 田中
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】煩雑な操作を行わなくても番組本編を連続して
見ることができ、且つ番組本編につづけて録画されてい
るCMが見れる録画再生装置を提供する。 【解決手段】録画開始時間から録画終了時間までの間に
受信手段で受信した放送波をディスク形状の記録媒体に
記録するとともに、該放送波における音声信号の変化か
らCMを検出する。再生時には番組本編を連続して再生
したのち、CMを再生する。したがって、ユーザに煩雑
な早送り操作を行わせることなく番組本編を連続して見
させることができ、且つ番組本編の途中に放送されてい
たコマーシャルメッセージ放送も特別な操作を行わせる
ことなく見させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、受信した放送波
を記録媒体に記録、所謂録画、するとともに、該記録媒
体に録画した放送波を再生する、ビデオデッキなどの録
画再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ局から放送されている放送
波(番組)を受信し、これをビデオテープ等の記録媒体
に記録(録画)するととともに、記録媒体に録画した番
組を再生するビデオデッキ等の録画再生装置があった。
最近では、上記番組をディジタルバーサタイルディスク
(以下、DVDと言う。)やハードディスク等のディス
ク形状の記録媒体に録画する録画再生装置も提案されて
いる。また、一般的な録画再生装置は、予め設定されて
いる予約録画開始時刻になると録画動作を開始し、予約
録画終了時刻になると録画動作を終了する、予約録画機
能を有していた。
【0003】ところで、殆どのテレビ局は番組本編の途
中にコマーシャル・メッセージ(以下、CMと言う。)
を挿入した形で番組の放送を行っている。このため、上
記予約録画機能等を用いて所望の番組を録画すると、該
番組本編の途中に挿入されているCMも録画されてお
り、再生時に番組本編のみ連続して再生することができ
なかった(番組本編の途中でCMが再生される。)。こ
のため、多くのユーザは、再生時にCMを早送りしてい
たが、この早送り操作が煩雑な操作であったことから、
録画した番組を落ちついて見ることができなかった。
【0004】そこで、受信した放送波が番組本編である
のか、CMであるのかを識別する機能を設けCMについ
ては記録媒体に録画しない装置や、記録媒体に録画した
放送波が番組本編であるのか、CMであるのかを識別す
る機能を設け、再生時にCMをスキップ、所謂早送り、
する装置が提案されている。
【0005】例えば、特開平5−282736号には、
番組本編に比べてCMの放送時間が短いことを利用し、
番組本編と同じ音声モードのCMを受信したときでも、
これを番組本編であると誤認識することなく該CMをカ
ットした録画が行える装置が提案されている。
【0006】また、特開平11−296930号には、
定期的に番組を予約録画するとき、初回の予約録画時に
該番組の音声モードを検出して記録し、2回目以降の予
約録画時に初回に記録した音声モードの期間のみ録画を
行う装置が開示されている。
【0007】また、特開平2−185781号には、マ
スタテープに録画した放送波の音量レベルに基づいて番
組とCMとを識別し、ダビングによりCMをカットした
編集テープを作成する装置が開示されている。
【0008】また、特許第2723657号には、再生
時に音声モードの変化に基づいて、記録媒体に記録され
ている放送波が番組本編であるのか、CMであるのかを
識別し、CMについてはスキップ(所謂、早送り)再生
する装置が開示されている。
【0009】さらに、特開平11−53783号には、
録画時に放送波の無音部と輝度変化部を同時に検出する
ことにより、番組本編とCMとの境目となった記録媒体
における記録位置を検知しておき、再生時にCM部分を
早送りする装置が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CMの
中にはユーザにとって有益なものもある。一方、上述し
た記録媒体にCMを録画しない装置では、ユーザは自分
自信にとって有益なCMが放送されていても、録画され
ていないので見ることができず、該CMから有益な情報
を得ることができない。
【0011】また、録画時にCMも録画しておき、再生
時にCM部分を早送りする装置では、ユーザは自分自信
にとって有益なCMを見ることはできるが、この有益な
CMが記録媒体のどこに録画されているのかを調べなけ
れば再生できないため、該CMを見るときの操作が非常
に面倒であった。
【0012】この発明の目的は、煩雑な操作を行わなく
ても番組本編を連続して見ることができ、且つ番組本編
につづけて録画されているCMが見れる録画再生装置を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の録画再生装置
は、上記課題を解決するために以下の構成を備えてい
る。
【0014】(1)放送波を受信する受信手段と、録画
開始時間および録画終了時間を設定する録画予約手段
と、上記録画開始時間から上記録画終了時間までの間
に、上記受信手段で受信した放送波をディスク形状の記
録媒体に記録する記録手段と、上記記録媒体に記録した
放送波を再生する再生手段と、を備えた録画再生装置に
おいて、上記録画開始時間から上記録画終了時間までの
間に上記受信手段で受信した一連の放送波について音声
信号の変化を検出し、該検出結果を用いてこの一連の放
送波からコマーシャルメッセージ放送を検出するコマー
シャルメッセージ検出手段を備え、上記再生手段は、上
記コマーシャルメッセージ検出手段により検出されたコ
マーシャルメッセージ放送以外を連続再生した後、上記
コマーシャルメッセージ放送を再生する。
【0015】この構成では、録画開始時間から録画終了
時間までの間に受信手段で受信した放送波をディスク形
状の記録媒体に記録する。また、コマーシャルメッセー
ジ検出手段が受信手段で受信した放送波について音声信
号の変化から、該放送波からコマーシャルメッセージ放
送を検出する。コマーシャルメッセージ放送以外の放送
波は番組本編である。再生手段は、コマーシャルメッセ
ージ放送以外、すなわち番組本編を連続再生したのち、
コマーシャルメッセージ放送を再生する。
【0016】したがって、ユーザに煩雑な早送り操作を
行わせることなく番組本編を連続して見せることがで
き、且つ番組本編の途中に放送されていたコマーシャル
メッセージ放送も特別な操作を行わせることなく見せる
ことができる。
【0017】また、上述のコマーシャルメッセージ検出
手段としては、例えば予め設定されている音声モードで
あれば番組本編であるとし、それ以外の音声モードであ
ればCMであるとする構成であってもよいし、音声レベ
ルの変化からコマーシャルメッセージ放送と番組本編と
を区別する構成であってもよい。
【0018】さらに、音声モードが一定である時間を計
測し、この時間からコマーシャルメッセージ放送と番組
本編とを区別する構成であってもよい。
【0019】(2)上記記録媒体は、上記コマーシャル
メッセージ放送を記録する記録領域と、それ以外の放送
波を記録する記録領域と、に分割されている。
【0020】この構成では、ディスク形状の記録媒体に
おけるコマーシャルメッセージ放送の記録領域と、コマ
ーシャルメッセージ放送以外の放送波を記録する領域と
を分割したので、再生時に記録媒体に記録されている放
送波を読み取る読取ヘッドの移動量を抑えることがで
き、読取エラーの発生率を低下させることができる。こ
れにより、装置本体の信頼性が向上できる。 (3)上記記録媒体に記録した上記コマーシャルメッセ
ージ放送のデータを所定の時間で分割し、ここで分割し
た複数のデータの中に同じものが複数あったとき、この
中の1つを有効とし、その他を無効にする無効データ検
出手段を備えている。
【0021】この構成では、同じコマーシャルメッセー
ジ放送については1つを有効とし、その他を無効にする
ことで、同じコマーシャルメッセージ放送が複数回再生
されることがない。
【0022】(4)上記記録手段は、上記無効データ検
出手段で無効としたデータが記録されている記録領域を
空領域にする。
【0023】この構成では、記録媒体の記録領域が有効
に利用できる。
【0024】(5)放送波を受信する受信手段と、録画
開始時間および録画終了時間を設定する録画予約手段
と、上記録画開始時間から上記録画終了時間までの間
に、上記受信手段で受信した放送波をテープ形状の記録
媒体に記録する記録手段と、上記記録媒体に記録した放
送波を再生する再生手段と、を備えた録画再生装置にお
いて、上記録画開始時間から上記録画終了時間までの間
に、上記受信手段が受信している放送波について音声信
号の変化を検出し、該検出結果を用いてこの放送波から
コマーシャルメッセージ放送を検出するコマーシャルメ
ッセージ検出手段を備え、上記記録手段は、上記録画開
始時間から録画終了時間までの間に上記受信手段で受信
したコマーシャルメッセージ放送を一時的に記録する一
時記録メモリを有し、上記記録手段は、上記コマーシャ
ルメッセージ放送でない放送波を上記テープ形状の記録
媒体に連続して記録した後、上記一時記録メモリに記録
しているコマーシャルメッセージ放送を上記テープ形状
の記録媒体に記録する。
【0025】この構成では、録画開始時間から上記録画
終了時間までの間に受信部で受信したコマーシャルメッ
セージ放送については一時的に一時記録メモリに記録さ
れ、コマーシャルメッセージ放送以外の部分については
テープ状の記録媒体に連続して記録される。テープ状の
記録媒体に対するコマーシャルメッセージ放送以外の部
分の記録を完了すると、一時記録メモリに記録したコマ
ーシャルメッセージ放送をこのテープ状の記録媒体に記
録する。
【0026】したがって、上記(1)と同様にユーザに
煩雑な早送り操作を行わせることなく番組本編を連続し
て見せることができ、且つ番組本編の途中に放送されて
いたコマーシャルメッセージ放送も特別な操作を行わせ
ることなく見せることができる。
【0027】(6)上記一時記録メモリに記録されてい
る上記コマーシャルメッセージ放送を所定の時間で分割
した複数のデータの中に同じ内容のものが複数あれば、
この中の1つを有効とし、その他を無効にする無効デー
タ検出手段を備えた。
【0028】この構成では、上記(3)と同様にテープ
状の記録媒体の記録領域を有効に利用することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の実施形態であ
る録画再生装置の構成を示すブロック図である。この実
施形態の録画再生装置1は、本体の動作を制御する制御
部2と、テレビ局から放送されている放送波を受信する
受信部3と、上記受信部3で受信した放送波をDVD−
RAM(ディジタルバーサタイルディスク)(以下、単
にDVDという。)に記録(録画)するとともに、該D
VDに記録されているデータ(録画データ)を再生する
記録/再生部4と、本体に対して入力操作を行う操作部
5と、記録/再生部4で再生された再生信号を出力する
出力部6と、を備えている。この実施形態の録画再生装
置1は、周知の予約録画機能を有している。予約録画開
始時間、予約録画終了時間等の設定は操作部5で行え
る。また、本体に対する入力操作が周知のリモコン装置
で行える構成を採用してもよい。
【0030】周知のように、殆どのテレビ局は番組本編
の途中にコマーシャル・メッセージ(以下、CMと言
う。)を挿入した番組放送を行っている。また、放送波
の音声信号には、ステレオ放送、2カ国語放送、モノラ
ル放送等、音声モードを示す情報が含まれている。受信
部3で受信した放送波が録画されるDVDは、装置本体
に対して着脱自在である。記録/再生部4は、本体にセ
ットされたDVDに対するデータの書き込み、および読
み取りを行うピックアップヘッド(以下、単にヘッド言
う。)を備えている。出力部6には、テレビ受像機等の
表示装置(不図示)が接続される。
【0031】この実施形態の録画再生装置1は、受信部
3で受信した放送波の音声信号の変化から受信した放送
波からCMを検出する機能を有している。例えば、予め
番組本編の音声モードを設定しておけば、設定されてい
る音声モードである放送波を番組本編とし、それ以外の
放送波をCMとして検出する機能を有している。なお、
上述したように放送波の音声信号には上記音声モードを
示す情報が含まれているので、この情報を読み取ること
で受信部3で受信した放送波がどの音声モードであるか
を検出することができる。
【0032】また、番組本編とCMとの間や、CMとC
Mとの間には無音区間があることを利用し、音声レベル
の変化、すなわち無音区間を検出し受信部3で受信した
放送波からCMを検出するように構成してもよい。
【0033】さらに、CMの放送時間が番組本編の連続
放送時間よりも短いことから、音声モードの変化および
音声モードが一定である(変化しなかった)時間を計測
し、これらの情報に基づいて受信部3で受信した放送波
からCMを検出するように構成してもよい。
【0034】なお、上記の構成を組み合わせて受信部3
で受信した放送波からCMを検出するように構成しても
よい。
【0035】以下、この実施形態の録画再生装置1の動
作について詳細に説明する。図2は、この実施形態の録
画再生装置における予約録画処理を示すフローチャート
である。この実施形態の録画再生装置1は上述のように
予約録画機能を有している。録画再生装置1は、予め設
定されている予約録画開始時刻になると(s1)、録画
処理を開始する(s2)。s2で開始した録画処理は予
め設定されている予約録画終了時刻になると停止される
(s3、s4)。
【0036】上記録画処理は、本体にセットされている
DVDの空き領域に受信部3で受信した放送波をディジ
タルデータに変換し記録する処理である。s4で録画処
理を停止すると、上記録画処理によりDVDに録画され
た全てのCMを検出する(s5)。このs5にかかる処
理では、上述のように音声信号の変化、例えば音声モー
ドの変化や音声レベルの変化を検出し、これに基づいて
DVDに録画された全てのCMを検出する。
【0037】録画再生装置1は、s5で検出したCMの
中に同じCMが2つ以上あれば、1つのCMを有効であ
るとし、それ以外を無効なCMであるとする無効CM検
出処理を行い(s6)、s6で無効であるとしたCM
(無効CM)が録画されているDVDの記録領域を空き
領域に設定する(s7)。s6にかかる処理の詳細につ
いては、後述する。
【0038】さらに、録画再生装置1は再生時にDVD
に録画した録画データについて、再生する順番を指示す
るインデックス情報を作成し、これをDVDの所定の記
録領域に記録する(s8、s9)。s9で作成されるイ
ンデックス情報について図3を参照しながら以下説明す
る。s2の録画処理では、受信部3において図3(A)
に示すように、番組本編1→CM1→番組本編2→CM
2→番組本編3→CM3の順番に放送波が受信され、D
VDに録画されたものとする。なお、CM1、CM2、
CM3に含まれるCMの本数は1本であってもよいし、
複数本であってもよい。また、s5ですでにDVDに録
画された録画データについて、どこにCMが録画されて
いるかが検出されている。
【0039】録画再生装置1は、再生の順番が番組本編
1→番組本編2→番組本編3→CM1→CM2→CM3
の順番となるインデックス情報を作成する。
【0040】また、CM1、CM2、CM3の中に同じ
CMがあり、s6およびs7で無効にしたCMがあれ
ば、そのCMについては上記インデックス情報に含めな
い。例えば、上記CM1とCM3とが同じCMであれ
ば、上記インデックス情報にはCM3の再生を指示する
データが存在しない(図3(C)参照)。
【0041】次に、s6にかかる無効CMの検出処理に
ついて説明する。上述したように番組本編とCMとの間
や、CMとCMとの間には無音区間が存在することか
ら、この無音区間を検出することで、DVDに録画され
たCMを検出することができる。例えば上記図3に示し
たCM1〜CM3が、それぞれ複数のCMからなる放送
波であったときでも、CMを1本ずつ検出することがで
きる。ここで、検出した個々のCMを比較することで無
効CMの検出が行える。
【0042】また、CMは一般に放送時間が10秒、1
5秒、20秒または30秒であることから、s5で検出
したCM(上記CM1〜CM3)を上記CMの放送時間
の公約数となる時間単位、例えば5秒単位、で分割し、
ここで分割した録画データ毎に比較しても、無効CMの
検出が行える。
【0043】例えば、図4(A)に示すCM−A、CM
−B、CM−A(CM−A、CM−Bは1本のCMであ
る。)、がDVDに録画されている場合、図4(B)に
示すように5秒単位で分割し、分割した個々のデータで
比較しても、無効CMを検出することができる。
【0044】次に、この実施形態にかかる録画再生装置
1の再生処理について説明する。図5は再生処理を示す
フローチャートである。録画再生装置1は、本体にセッ
トされているDVDの所定の記録領域に記録されている
インデックス情報を読み取り(s11)、このインデッ
クス情報に基づいてDVDに記録されている録画データ
を再生する(s12)。
【0045】上述のように、インデックス情報は番組本
編の連続再生を指示しているので、s12では番組本編
がCMによって中断されることなく再生される。また、
インデックス情報は番組本編の連続再生完了後にCMの
再生を指示しているので、番組本編の再生完了後に録画
されているCMが再生される。
【0046】このように、この実施形態の録画再生装置
1では、ユーザは特別な操作を行わなくても、番組本編
がCMによって中断されることなく連続して再生される
ので、おちついて録画した番組を見ることができる。ま
た、番組本編の再生完了後にCMが再生されるので、C
Mも見ることができる。
【0047】また、同じCMが複数本録画されたときで
も、そのうちの1本だけ有効にし、その他を無効CMと
したので、同じCMが何度も再生されるということもな
い。また、無効CMが録画されていた記録領域は空き領
域になるので、DVDの記録領域が有効に利用できる。
【0048】また、DVDにおける番組本編の記録領域
と、CMの記録領域とを分割してもよい。例えば、図6
に示すように、DVDの記録領域を内周側から、上述の
インデックス情報を記録するインデックス情報記録領域
11、番組本編を録画する番組本編記録領域12、およ
びCMを録画するCM記録領域13に分割してもよい。
【0049】通常TV局の番組放送では、番組本編の放
送時間がCMの放送時間の10倍〜15倍である。した
がって、番組本編記録領域12の記録容量は、CM記録
領域13の記録容量の10倍〜15倍程度にするのが好
ましい。
【0050】上述のように、DVDにおける番組本編の
記録領域と、CMの記録領域とを分割する場合、上記実
施形態と異なり録画時に受信部3で受信している放送波
について番組本編であるのか、CMであるのかを検出
し、DVDの適当な記録領域に記録しなければならな
い。このため、図2に示した処理と少し異なる処理を実
行しなければならない。図7にこの実施形態にかかる予
約録画処理のフローチャートを示す。なお、図7では図
2と同じ内容にステップについては、同じ番号(s*)
を付している。
【0051】図7から明らかなように、この録画再生装
置1ではs2で録画処理を開始すると、予約録画終了時
刻になるまで、受信部3で受信した放送波がCMである
かどうかを判定し(s11)、CMであればDVDのC
M記録領域13に録画し(s12)、番組本編であれば
(CMでなければ)DVDの番組本編記録領域12に録
画する(s13)。
【0052】また、s8で作成されたインデックス情報
は、s9でDVDのインデックス情報記録領域11に記
録される。
【0053】このように、この録画再生装置1では番組
本編が録画される記憶領域とCMとが録画される記憶領
域とを分けたので、再生処理時にDVDから録画データ
を読み取るヘッドの移動量が抑えられる。したがって、
読み取りエラーの発生率を抑えることができ、装置本体
の信頼性が向上できる。なお、再生処理は上述した図5
に示した処理と同じである。
【0054】また、上記実施形態ではDVDに録画する
録画再生装置を例にして本願発明を説明したが、本願発
明はハードディスク等、他のディスク形状の記録媒体に
放送波を録画する装置にも適用できる。
【0055】さらに、この発明の別の実施形態について
説明する。この実施形態の録画再生装置1は、テープ形
状の記録媒体、すなわちビデオテープに放送波を録画す
る装置である。図8は、この実施形態の録画再生装置の
構成を示すブロック図である。なお、図8では、図1と
同じ構成については同じ符号を付している。
【0056】この実施形態の録画再生装置1は、記録/
再生部4に一時記憶メモリ20を設けた点で上記実施形
態の装置と相違する。また、記録再生部4は、ディスク
形状の記録媒体(DVD等)を処理する構成ではなく、
ビデオテープを処理する構成である。一時記憶メモリ2
0には、後述するように受信部3で受信した放送波にお
けるCMの録画データが一時的に記憶される。
【0057】以下、この実施形態にかかる録画再生装置
1の動作について説明する。図9はこの実施形態の録画
再生装置1の予約録画処理を示すフローチャートであ
る。この実施形態の録画再生装置1も予約録画開始時刻
になると録画処理を開始する(s21、s22)。録画
処理を開始すると、受信部3で受信している放送波がC
Mであるか、番組本編であるかを識別し(s23)、C
Mであればこの放送波を一時記憶メモリ20に記憶する
(s24)。一方、番組本編であれば本体にセットされ
ているビデオテープに録画する(s25)。
【0058】なお、s24で一時記憶メモリ20に放送
波(CM)を記憶しているとき、ビデオテープへの記録
動作は停止されている。
【0059】録画再生装置1は、予約録画終了時刻にな
ると、録画処理を停止する(s26、s27)。その
後、一時記憶メモリ20に記憶されているCMの中に同
じCMが複数あれば、1つを有効としその他を無効CM
とする、上述の無効CM検出処理を行い(s28)、s
28で無効としなかったCMのデータをビデオテープに
録画して本処理を終了する(s29)。
【0060】上記説明から明らかなように、ビデオテー
プには番組本編が連続して録画され、番組本編の後ろに
つづけてCMが録画されている。また、同じCMがビデ
オテープに録画されることもない。したがって、このビ
デオテープを再生したときには、番組本編が連続して再
生され、番組本編の再生完了後にCMが再生されるの
で、上記実施形態の録画再生装置と同様の効果が得られ
る。
【0061】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、煩雑
な操作を行わなくても番組本編を連続して見ることがで
き、且つ番組本編につづけて録画されているCMも見る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である録画再生装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施形態である録画再生装置の予約
録画処理を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施形態である録画再生装置で作成
されるインデックス情報を説明する図である。
【図4】この発明の実施形態である録画再生装置におい
て同じCMを検出する方法を説明する図である。
【図5】この発明の別の実施形態である録画再生装置の
再生処理を示すフローチャートである。
【図6】DVDにおける記録領域を示す図である。
【図7】この発明の別の実施形態である録画再生装置の
予約録画処理を示すフローチャートである。
【図8】この発明の別の実施形態である録画再生装置の
構成を示す図である。
【図9】この発明の別の実施形態である録画再生装置の
予約録画処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1−録画再生装置 2−制御部 3−受信部 4−記録/再生部 11−インデックス情報記録領域 12−番組本編記録領域 13−CM記録領域 20−一時記録メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/85

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送波を受信する受信手段と、 録画開始時間および録画終了時間を設定する録画予約手
    段と、 上記録画開始時間から上記録画終了時間までの間に、上
    記受信手段で受信した放送波をディスク形状の記録媒体
    に記録する記録手段と、 上記記録媒体に記録した放送波を再生する再生手段と、
    を備えた録画再生装置において、 上記録画開始時間から上記録画終了時間までの間に上記
    受信手段で受信した一連の放送波について音声信号の変
    化を検出し、該検出結果を用いてこの一連の放送波から
    コマーシャルメッセージ放送を検出するコマーシャルメ
    ッセージ検出手段を備え、 上記再生手段は、上記コマーシャルメッセージ検出手段
    により検出されたコマーシャルメッセージ放送以外を連
    続再生した後、上記コマーシャルメッセージ放送を再生
    する録画再生装置。
  2. 【請求項2】 上記記録媒体は、上記コマーシャルメッ
    セージ放送を記録する記録領域と、それ以外の放送波を
    記録する記録領域と、に分割されている請求項1に記載
    の録画再生装置。
  3. 【請求項3】 上記記録媒体に記録した上記コマーシャ
    ルメッセージ放送のデータを所定の時間で分割し、ここ
    で分割した複数のデータの中に同じものが複数あったと
    き、この中の1つを有効とし、その他を無効にする無効
    データ検出手段を備えた請求項1または2に記載の録画
    再生装置。
  4. 【請求項4】 上記記録手段は、上記無効データ検出手
    段で無効としたデータが記録されている記録領域を空領
    域にする請求項3に記載の録画再生装置。
  5. 【請求項5】 放送波を受信する受信手段と、 録画開始時間および録画終了時間を設定する録画予約手
    段と、 上記録画開始時間から上記録画終了時間までの間に、上
    記受信手段で受信した放送波をテープ形状の記録媒体に
    記録する記録手段と、 上記記録媒体に記録した放送波を再生する再生手段と、
    を備えた録画再生装置において、 上記録画開始時間から上記録画終了時間までの間に、上
    記受信手段が受信している放送波について音声信号の変
    化を検出し、該検出結果を用いてこの放送波からコマー
    シャルメッセージ放送を検出するコマーシャルメッセー
    ジ検出手段を備え、 上記記録手段は、上記録画開始時間から録画終了時間ま
    での間に上記受信手段で受信したコマーシャルメッセー
    ジ放送を一時的に記録する一時記録メモリを有し、 上記記録手段は、上記コマーシャルメッセージ放送でな
    い放送波を上記テープ形状の記録媒体に連続して記録し
    た後、上記一時記録メモリに記録しているコマーシャル
    メッセージ放送を上記テープ形状の記録媒体に記録する
    録画再生装置。
  6. 【請求項6】 上記一時記録メモリに記録されている上
    記コマーシャルメッセージ放送を所定の時間で分割した
    複数のデータの中に同じ内容のものが複数あれば、この
    中の1つを有効とし、その他を無効にする無効データ検
    出手段を備えた請求項5に記載の録画再生装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008182401A (ja) * 2007-01-24 2008-08-07 Funai Electric Co Ltd 放送録画再生装置
JP2009015887A (ja) * 2007-06-29 2009-01-22 Toshiba Corp 情報記録再生装置及びデータ管理方法
JP2012084223A (ja) * 2011-12-08 2012-04-26 Toshiba Corp 情報記録再生装置及びデータ管理方法

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