JP3279517B2 - ネットワーク管理システムにおけるイベント処理方法、ネットワーク管理システム - Google Patents

ネットワーク管理システムにおけるイベント処理方法、ネットワーク管理システム

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JP3279517B2
JP3279517B2 JP05366798A JP5366798A JP3279517B2 JP 3279517 B2 JP3279517 B2 JP 3279517B2 JP 05366798 A JP05366798 A JP 05366798A JP 5366798 A JP5366798 A JP 5366798A JP 3279517 B2 JP3279517 B2 JP 3279517B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つ以上の被管理
装置と、これら被管理装置を管理する1つ以上のネット
ワーク管理装置と、これらネットワーク管理装置を管理
する統合ネットワーク管理装置を有するネットワーク管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図5を参照すると、従来例のネットワー
ク管理システムは、被管理装置3’と、被管理装置3’
を管理するネットワーク管理装置2’と、ネットワーク
管理装置2’を管理する統合ネットワーク管理装置1’
で構成されている。
【0003】被管理装置3’はネットワーク管理装置
2’のイベント処理部23へイベントを送信する。イベ
ント処理部23では受信イベントをイベント蓄積部2
4、出力部26へ転送し、イベントの蓄積・表示を行
う。また、イベントをイベントフィルター部27でフィ
ルタリングし、条件に合致したイベントのみを統合ネッ
トワーク管理装置1’のイベント処理部14に転送す
る。イベントフィルタリング条件はオペレータが入力受
付部11、イベント制御部12を経由してネットワーク
管理装置2’のイベントフィルター部27に設定する。
イベントフィルター部27からイベントを転送された統
合ネットワーク管理装置1’のイベント処理部14は受
信イベントをイベント蓄積部15、出力部16へ転送
し、イベントの蓄積・表示を行う。
【0004】全体として、単位時間当たりのイベント数
が多いとオペレータが判断した場合、統合ネットワーク
管理装置1’のイベント処理部14が処理するイベント
数を減らすため、オペレータがフィルタリング条件をネ
ットワーク管理装置2’のイベントフィルター部27に
設定するものである。また、予め単位時間当たりのイベ
ント数幅毎にフィルタリング条件を用意しておき、オペ
レーターの介入なしに、対応するフィルタリング条件を
ネットワーク管理装置2’のイベントフィルター部26
に設定するものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
には、次のような問題点があった。
【0006】第1の問題点はフィルタリング条件を満た
さなかったイベントを統合ネットワーク管理装置で認識
できないことである。その理由は、統合ネットワーク管
理装置からフィルタリング条件を満たさなかったイベン
トを取得する手段がないためである。
【0007】第2の問題点はフィルタリング条件を決定
するのに時間がかかるということである。その理由は、
イベント増加原因を特定してから、該原因に対応したフ
ィルタリングを行わなければ、効果的なフィルタリング
ができないからである。
【0008】第3の問題点は、フィルタリング機能その
ものの開発に手間がかかるということである。その理由
は、イベント増加原因に対応し得る様々な種類のフィル
タリングを行わなければ、効果的なフィルタリングがで
きないからである。
【0009】本発明の目的は、フィルタリング機能を廃
し、統合ネットワーク管理装置のイベント処理負荷を減
らすイベント処理方法と、ネットワーク管理システムを
提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のイベント処理方
法は、ネットワーク管理装置において、被管理装置から
受信した単位時間当たりのイベント数を計数し、該イベ
ント数を予め与えられたイベント数閾値と比較する段階
と、イベント数がイベント数閾値を越えていた場合、一
定期間内に受信したイベントをサマリイベントとして統
合ネットワーク管理装置へ送信する段階と、送信されて
きたサマリイベントを統合ネットワーク管理装置内で表
示する段階と、前回の比較結果が、イベント数がイベン
ト数閾値を越えた閾値超であり、今回の比較結果が、イ
ベント数がイベント数閾値を越えていない閾値非超の場
合、前記ネットワーク管理装置が前記統合ネットワーク
管理装置からのログアウト要求によりログアウト処理を
行い、また前回の比較結果が閾値非超で、今回の比較結
果が閾値超の場合、前記ネットワーク管理装置が前記統
合ネットワーク管理装置からのログイン要求によりログ
イン処理を行う段階を有する。
【0011】また、本発明のネットワーク管理システム
は、ネットワーク管理装置が、被管理装置から受信した
単位時間当たりのイベントを計数し、該イベント数を
予め与えられたイベント数閾値と比較するイベント計数
手段と、イベント数がイベント数閾値を越えていた場
合、一定期間内に受信したイベントをサマリイベントと
して統合ネットワーク管理装置へ送信するサマリイベン
ト処理手段を有し、統合ネットワーク管理装置が、送信
されてきたサマリイベントを装置内に表示するイベント
処理手段を有し、前記イベント計数手段は、今回の比較
結果が前回の比較結果と異なる場合、状態変更を前記統
合ネットワーク管理装置に通信する手段を含み、前記ネ
ットワーク管理装置は前記統合ネットワーク管理装置か
らのログアウト/ログイン要求によりログアウト/ログ
イン処理を行う手段を有し、前記統合ネットワーク管理
装置は、前回の比較結果が、イベント数がイベント数閾
値を越え、今回の比較結果が、イベント数がイベント数
閾値を超えていないとき、ログアウトを、前回の比較結
果が、イベント数がイベント数閾値を越えておらず、今
回の比較結果が、イベント数がイベント数閾値を越えて
いる場合、ログインを前記ネットワーク管理装置に要求
する手段を有する。
【0012】本発明は、被管理装置からネットワーク管
理装置を経由して統合ネットワーク管理装置へイベント
を送信する場合、単位時間当たりの該イベント数が増加
したときに、該イベントの統合ネットワーク管理装置へ
の通知を、ネットワーク管理装置においてサマリイベン
ト通知に置き換え、ネットワーク管理装置におけるイベ
ント表示を統合ネットワーク管理装置で行うものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1を参照すると、本発明の一実施形態の
ネットワーク管理システムは、被管理装置3と、被管理
装置3を管理するネットワーク管理装置2と、ネットワ
ーク管理装置2を管理する統合ネットワーク管理装置1
で構成されている。
【0015】統合ネットワーク管理装置1は入力受付部
11とイベント制御部12とリモートアクセス部13と
イベント処理部14とイベント蓄積部15と出力部16
から構成されている。
【0016】入力受付部11はオペレータからのイベン
ト数閾値を受け付ける。イベント制御部12はイベント
数閾値をネットワーク管理装置2のイベント計数部25
に通知し、またイベント計数部25から閾値超/非超の
通知を受け、リモートアクセス部13にログイン/ログ
アウトを要求する。リモートアクセス部13はイベント
制御部12からの要求でネットワーク管理装置2のリモ
ートアクセス部21にログイン/ログアウトを要求し、
またネットワーク管理装置2のリモートアクセス部21
からのイベント表示情報(詳細イベント情報)を受け付
け、出力部16に表示要求を行う。イベント処理部14
はネットワーク管理装置2のイベント処理部23とサマ
リイベント処理部22からそれぞれイベント、サマリイ
ベントを受け付け、表示を出力部16に、蓄積をイベン
ト蓄積部15に要求する。イベント蓄積部15はイベン
ト処理部14からの要求に応じてイベントおよびサマリ
イベントを蓄積する。出力部16はイベント処理部14
とリモートアクセス部13からの要求でイベントとサマ
リイベントを表示する。
【0017】ネットワーク管理装置2はリモートアクセ
ス部21とサマリイベント処理部22とイベント処理部
23とイベント蓄積部24とイベント計数部25と出力
部26から構成されている。
【0018】リモートアクセス部21は統合ネットワー
ク管理装置1のリモートアクセス部13からのログイン
/ログアウト要求を受け付け、またイベント表示要求を
イベント処理部23へ通知し、またイベント処理部23
からのイベント表示情報を統合ネットワーク管理装置1
のリモートアクセス部13へ送信する。サマリイベント
処理部22はイベント処理部23からのイベントを一定
期間受信し、1つのサマリイベントとして統合ネットワ
ーク管理装置1のイベント処理部14へ送信する。サマ
リイベントにはイベントとの対応がとれるよう1サマリ
イベント毎に該サマリイベントに含まれる最初と最後の
イベントのタイムスタンプを記しておく。イベント処理
部23はイベント計数部25からイベントを受信し、表
示を出力部26に、蓄積をイベント蓄積部24に、サマ
リイベントの生成をサマリイベント処理部22にそれぞ
れ要求する。また、リモートアクセス部21からの統合
ネットワーク管理装置1へのイベント表示要求を受け付
け、イベント表示情報をリモートアクセス部21へ送信
する。イベント蓄積部24はイベント処理部23からの
要求に応じてイベントを蓄積する。イベント計数部25
は被管理装置3からのイベントを受信し、イベント処理
部23に送信する。また、イベント数閾値を統合ネット
ワーク管理装置1のイベント制御部12から受信し、セ
ーブする。イベント計数部25はイベント受信時には単
位時間当たりのイベント数を計数し、該イベント数をイ
ベント数閾値と比較し、閾値超/非超情報をイベント処
理部23と統合ネットワーク管理装置1のイベント制御
部12へ通知する。出力部26はイベント処理部23か
らの要求でイベントを表示する。
【0019】次に、図1と図2を参照して本実施形態の
動作について詳細に説明する。
【0020】統合ネットワーク管理装置1において、オ
ペレータからイベント数閾値の入力があると、これを入
力受付部11で受け付け、イベント制御部12がネット
ワーク管理装置2のイベント計数部25へ通知する(ス
テップ41、ステップ42)。
【0021】ネットワーク管理装置2のイベント計数部
25は受信したイベント数閾値をセーブする(ステップ
43)。
【0022】ネットワーク管理装置2のイベント計数部
25はイベントを受信し、単位時間当たりのイベント数
を計算し、イベント数閾値との大小を判定し、計算前に
有していた閾値超または非超状態の情報と比較する(ス
テップ41、ステップ44)。
【0023】1)状態が閾値超で、今回の計算結果も閾
値超の場合 ネットワーク管理装置2においてイベント計数部25は
イベントをイベント処理部23へ送信し、イベント処理
部23はイベント表示要求を出力部26に通知し、表示
処理を行い、イベント蓄積要求をイベント蓄積部24に
通知しイベント蓄積処理を行う。また、サマリイベント
要求をサマリイベント処理部22に行う(ステップ4
5)。サマリイベント処理部22はイベント処理部23
からのイベントを一定期間受信し、1つのサマリイベン
トとして統合ネットワーク管理装置1のイベント処理部
14へ送信する。サマリイベントにはイベントとの対応
がとれるよう1サマリイベント毎に該サマリイベントに
含まれる最初と最後のイベントのタイムスタンプを記し
ておく(ステップ46)。
【0024】統合ネットワーク管理装置1においては、
イベント処理部14はネットワーク管理装置2のサマリ
イベント処理部22からサマリイベントを受け付け、表
示要求を出力部16に通知し表示処理を行い、蓄積要求
をイベント蓄積部15に通知しイベント蓄積処理を行う
(ステップ47)。
【0025】 2)状態が閾値超で、今回の計算結果が閾値非超の場合 ネットワーク管理装置2において、イベント計数部25
は状態を閾値非超とする(ステップ48)。次に、統合
ネットワーク管理装置1のイベント制御部12へ状態
変更を通知する(ステップ49)。次に、イベントをイ
ベント処理部23へ送信し、イベント処理部23はイベ
ント表示要求を出力部26に通知し表示処理を行い、イ
ベント蓄積要求をイベント蓄積部24に通知しイベント
蓄積処理を行う。また、イベントを統合ネットワーク管
理装置1のイベント処理部14へ送信する。リモートア
クセス部21は統合ネットワーク管理装置1のリモート
アクセス部13からログアウト要求を受けつけ、ログア
ウト処理を行う(ステップ50)。
【0026】統合ネットワーク管理装置1においては、
イベント制御部14はネットワーク管理装置2のイベン
ト計数部25から閾値非超への状態変換通知を受け取
り、リモートアクセス部13にログアウト要求ネットワ
ーク管理装置2からログアウトする(ステップ51)。
イベント処理部14はネットワーク管理装置2のイベン
ト処理部23からのイベントを受け付け、表示要求を出
力部16に通知し表示処理を行い、蓄積要求をイベント
蓄積部15に通知しイベント蓄積処理を行う(ステップ
52)。
【0027】3)状態が閾値非超で、今回の計算結果が
閾値超の場合 ネットワーク管理装置2において、イベント計数部25
は状態を閾値超とする(ステップ53)。次に、統合ネ
ットワーク管理装置1のイベント制御部12へ状態変更
を通知する(ステップ54)。次に、イベントをイベン
ト処理部23へ送信し、イベント処理部23はイベント
表示要求を出力部26に通知し表示処理を行い、イベン
ト蓄積要求をイベント蓄積部24に通知しイベント蓄積
処理を行う。また、イベントをサマリイベント処理部2
2へ送信する(ステップ55)。サマリイベント処理部
22はイベント処理部23からのイベントを一定期間受
信し、サマリイベントとして統合ネットワーク管理装置
1のイベント処理部14へ送信する。サマリイベントに
はイベントとの対応がとれるよう1サマリイベント毎に
該サマリイベントに含まれる最初と最後のイベントのタ
イムスタンプを記しておく。また、サマリイベントを統
合ネットワーク管理装置1のイベント処理部14へ送信
する(ステップ56)。リモートアクセス部21は統合
ネットワーク管理装置1のリモートアクセス部13から
ログイン要求を受け付け、ログイン処理を行い、イベン
ト処理部23にイベント表示情報要求をし、イベント処
理部23ではリモートアクセス部21経由でイベント表
示情報を統合ネットワーク管理装置1のリモートアクセ
ス部13へ送信する(ステップ57)。
【0028】統合ネットワーク管理装置1においては、
イベント処理部12はネットワーク管理装置2のイベン
ト計数部25から閾値超への状態変化通知を受け、リモ
ートアクセス部13にログイン要求とイベント表示要求
を行う。リモートアクセス部13はネットワーク管理装
置2のリモートアクセス部21にログイン要求とイベン
ト表示要求を行い、リモートアクセス部21からイベン
ト表示情報を受け、出力部16へ要求し、イベントを表
示する(ステップ58)。イベント処理部14はネット
ワーク管理装置2のサマリイベント処理部22からのサ
マリイベントを受け付け、表示要求を出力部16に通知
し表示処理を行い、蓄積要求をイベント蓄積部15に通
知しイベント蓄積処理を行う(ステップ59)。
【0029】4)状態が閾値非超で今回の計算結果も閾
値非超の場合 イベント計数部25はイベントをイベント処理部23へ
送信し、イベント処理部23はイベント表示要求を出力
部26に通知し表示処理を行い、イベント蓄積要求をイ
ベント蓄積部24に通知しイベント蓄積処理を行う。ま
た、イベントを統合ネットワーク管理装置1のイベント
処理部14へ送信する(ステップ60)。
【0030】統合ネットワーク管理装置に1において
は、イベント処理部14はネットワーク管理装置2のイ
ベント処理部23からのイベントを受け付け、表示要求
を出力部16に通知し表示処理を行い、蓄積要求をイベ
ント蓄積部15に通知しイベント蓄積処理を行う(ステ
ップ61)。
【0031】図3を参照すると、本発明の他の実施形態
のネットワーク管理システムは、統合ネットワーク管理
装置1において、イベント制御部12とイベント蓄積部
15のイベント処理部14へのアクセスの追加、イベン
ト処理部14のリモートアクセス部13へのアクセスの
追加があるという点で図1に示された構成と異なる。ま
た、ネットワーク管理装置2において、イベント蓄積部
24のイベント処理部23へのアクセスの追加があると
いう点で図1に示された構成と異なる。統合ネットワー
ク管理装置1において、イベント制御部12は入力受付
部11からサマリイベント対応イベント群表示要求を通
知され、イベント処理部14に該要求を通知する機能が
追加されている。
【0032】イベント処理部14はイベント制御部12
からのサマリイベント対応イベント群表示要求を受け、
イベント蓄積部15に該当サマリイベント検索要求を行
い、その結果該当サマリイベント内容を取得し、イベン
ト検索条件を組立て、統合ネットワーク管理装置1のリ
モートアクセス部13とネットワーク管理装置2のリモ
ートアクセス部21を経由してイベント処理部23へイ
ベント群検索要求を出す機能が追加されている。ネット
ワーク管理装置2において、イベント処理部23はリモ
ートアクセス部21からイベント群検索要求を受け、イ
ベント蓄積部24にイベント群検索要求を行い、その結
果イベント群を取得し、リモートアクセス部21にイベ
ント群情報を送信し、統合ネットワーク管理装置1へイ
ベント群表示を要求する。
【0033】オペレータがあるサマリイベントを選択
し、または検索要求(時間指定等)し、イベント処理部
14はイベント畜積部15から該当サマリイベントを抽
出し、該当サマリイベントに対応する詳細イベントの検
索表示要求をネットワーク管理装置2に行う。イベント
の検索条件の例としては、例えば、オペレータ指定のサ
マリイベントが8時〜9時の間の詳細イベントを圧縮し
たものであれば、ネットワーク管理装置2に対し、8時
〜9時の間の詳細イベントの表示要求を行う。
【0034】次に、図3と図4を参照して本実施形態の
動作について詳細に説明する。
【0035】図4においては、オペレータからのサマリ
対応イベント群表示要求に対応し、ステップ62、ステ
ップ63、ステップ64、ステップ65が追加になり、
およびオペレータからのサマリ対応イベント群表示終了
要求に対応し、ステップ66、ステップ67、ステップ
68が図2に追加になっている。
【0036】統合ネットワーク管理装置1において、オ
ペレータからサマリイベント対応イベント群表示要求の
入力があると、入力受付部11はイベント制御部12を
経由してイベント処理部14へサマリイベント対応イベ
ント群表示要求を通知する。イベント処理部14はイベ
ント制御部12からのサマリイベント対応イベント群表
示要求を受け、イベント蓄積部15にサマリイベント検
索要求を出し、その結果該当サマリイベント内容を取得
し、イベント検索条件を組立て、リモートアクセス部1
3にイベント群検索要求を出す(ステップ63)。
【0037】イベント群検索要求を受けたリモートアク
セス部13は、ネットワーク管理装置2のリモートアク
セス部21にログインし、イベント処理部23へイベン
ト群検索要求を出す(ステップ64)。イベント処理部
23からのイベント群表示情報をリモートアクセス部2
1経由で受信した統合ネットワーク管理装置1のリモー
トアクセス部13は出力部16にイベント群表示要求を
行い、出力部16はイベント群を表示する(ステップ6
5)。
【0038】統合ネットワーク管理装置1において、オ
ペレータからサマリイベント対応イベント群表示要求の
入力があると、ネットワーク管理装置2においては、イ
ベント処理部23はリモートアクセス部21からイベン
ト群検索要求を受け、イベント蓄積部24にイベント群
検索要求を行い、その結果イベント群を取得し、リモー
トアクセス部21にイベント群表示情報を送信し、統合
ネットワーク管理装置1へイベント群の表示を要求する
(ステップ62)。
【0039】統合ネットワーク管理装置1において、オ
ペレータからサマリイベント対応イベント群表示終了要
求の入力があると、入力受付部11はイベント制御部1
2、リモートアクセス部13、ネットワーク管理装置2
のリモートアクセス部21を経由してイベント処理部2
3にサマリイベント対応イベント群表示終了要求を行う
(ステップ67)。統合ネットワーク管理装置1のイベ
ント制御部12はリモートアクセス部13にログアウト
を依頼し、リモートアクセス部13はネットワーク管理
装置2のリモートアクセス部21とのセッションをログ
アウトする(ステップ68)。
【0040】統合ネットワーク管理装置1において、オ
ペレータからサマリイベント対応イベント群表示終了要
求入力があると、ネットワーク管理装置2においては、
イベント処理部23はリモートアクセス部21からサマ
リイベント対応イベント群表示終了要求を受け、処理を
終了する。また、リモートアクセス部21は統合ネット
ワーク管理装置1のリモートアクセス部13からログア
ウト要求を受け付け、ログアウトを行う(ステップ6
6)。
【0041】以上の実施形態では、1つのネットワーク
管理装置、1つの被管理装置を用いる場合について説明
したが、ネットワーク管理装置の数と被管理装置の数に
ついては制限がない。また、以上の実施形態では、第1
階層に配置されたネットワーク管理装置群を第2階層に
配置された統合ネットワーク管理装置が管理する場合に
ついて説明したが、この階層数には制限がない。すなわ
ち隣接するn階層およびn−1階層においては、n階層
に配置されたネットワーク管理装置を統合ネットワーク
管理装置としては、n−1階層に配置されたネットワー
ク管理装置を管理する。
【0042】なお、ネットワーク管理装置2、統合ネッ
トワーク管理装置1内の処理はそれぞれネットワーク管
理プログラム、統合ネットワーク管理プログラムとし
て、CD−ROM、FD、半導体メモリ等の記録媒体に
記録しておき、コンピュータが記録媒体から各プログラ
ムを読み出して実行するようにしてもよい。
【0043】
【効果の説明】以上説明したように、本発明は下記のよ
うな効果がある。
【0044】1)統合ネットワーク管理装置において、
単位時間当たりのイベント数が多いことに伴うCPU負
荷を軽減できる。その理由は、ネットワーク管理装置に
おいて、単位時間当たりのイベント数が多い場合、複数
のイベントをまとめて1つのサマリイベントとして統合
ネットワーク管理装置に通知するからである。
【0045】2)統合ネットワーク管理装置において、
単位時間当たりのイベント数が多いときにサマリイベン
トを受信する場合、CPU負荷が増大することなく、サ
マリイベントを構成する個々のイベントを表示できる。
その理由は統合ネットワーク管理装置からネットワーク
管理装置へログインセッションを張ることで、ネットワ
ーク管理装置のイベント表示イメージを統合ネットワー
ク管理装置にも表示可能とするからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のネットワーク管理シ
ステムの構成図である。
【図2】図1の実施形態の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図3】本発明の第2の実施形態のネットワーク管理シ
ステムの構成図である。
【図4】図3の実施形態の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図5】ネットワークシステムの従来例の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 統合ネットワーク管理装置 2 ネットワーク管理装置 3 被管理装置 11 入力受付部 12 イベント制御部 13 リモートアクセス部 14 イベント処理部 15 イベント蓄積部 16 出力部 21 リモートアクセス部 22 サマリイベント処理部 23 イベント処理部 24 イベント蓄積部 25 イベント計数部 26 出力部 27 イベントフィルタ部 41〜68 ステップ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−183932(JP,A) 特開 平9−91250(JP,A) 特開 平9−288628(JP,A) 特開 平9−247144(JP,A) 信学技報 IN94−126(1994−11) P.29−P.35 太田聡「ATM網バー チャルパスにおけるセル損失特性の最適 モニタ (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 13/00 351 G06F 9/06 G06F 12/00 545 H04L 12/24 H04L 12/26 H04L 12/28

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つ以上の被管理装置と、該被管理装置
    を管理する1つ以上のネットワーク管理装置と、該ネッ
    トワーク管理装置を管理する統合ネットワーク管理装置
    を有するネットワーク管理システムにおけるイベント処
    理方法であって、 前記ネットワーク管理装置において、前記被管理装置か
    ら受信した単位時間当たりのイベント数を計数し、該イ
    ベント数を予め与えられたイベント数閾値と比較する段
    階と、 前記イベント数が前記イベント数閾値を越えていた場
    合、一定期間内に受信したイベントをサマリイベントと
    して前記ネットワーク管理装置から前記統合ネットワー
    ク管理装置へ送信する段階と、 送信されてきたサマリイベントを前記統合ネットワーク
    管理装置内で表示する段階と、前回の比較結果が、イベント数がイベント数閾値を越え
    た閾値超であり、今回の比較結果が、イベント数がイベ
    ント数閾値を越えていない閾値非超の場合、前記ネット
    ワーク管理装置が前記統合ネットワーク管理装置からの
    ログアウト要求によりログアウト処理を行い、また前回
    の比較結果が閾値非超で、今回の比較結果が閾値超の場
    合、前記ネットワーク管理装置が前記統合ネットワーク
    管理装置からのログイン要求によりログイン処理を行う
    段階とを 有する、ネットワーク管理システムにおけるイ
    ベント処理方法。
  2. 【請求項2】 1サマリイベント毎に該サマリイベント
    に含まれる最初と最後のイベントのタイムスタンプを記
    しておく段階をさらに有する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記統合ネットワーク管理装置におい
    て、オペレータからサマリイベント対応イベント群表示
    要求の入力があると、イベントを蓄積しているイベント
    蓄積部に該当サマリイベントの検索要求を行い、該当サ
    マリイベントの内容を取得しイベント検索条件を組立
    て、前記ネットワーク管理装置へイベント群検索要求を
    行う段階と、 前記ネットワーク管理装置が、前記イベント群検索要求
    に応答して該当イベント群をイベント蓄積部から検索し
    て、前記統合ネットワーク管理装置へ送信する段階と、 前記統合ネットワーク管理装置が、送信されてきた前記
    イベント群を表示する段階とをさらに有する請求項1
    たは2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記統合ネットワーク管理装置におい
    て、オペレータからサマリイベント対応イベント群表示
    終了要求の入力があると、前記ネットワーク管理装置に
    サマリイベント対応イベント群表示終了要求を行う段階
    と、 前記ネットワーク管理装置が前記サマリイベント対応イ
    ベント群表示終了要求を受け、ログアウトを行い、処理
    を終了する段階をさらに有する請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 1つ以上の被管理装置と、該被管理装置
    を管理する1つ以上のネットワーク管理装置と、該ネッ
    トワーク管理装置を管理する統合ネットワーク管理装置
    を有するネットワーク管理システムにおいて、 前記ネットワーク管理装置が、前記被管理装置から受信
    した単位時間当たりのイベントを計数し、該イベント
    数を予め与えられたイベント数閾値と比較するイベント
    計数手段と、前記イベント数が前記イベント数閾値を越
    えていた場合、一定期間内に受信したイベントをサマリ
    イベントとして前記統合ネットワーク管理装置へ送信す
    るサマリイベント処理手段を有し、 前記統合ネットワーク管理装置が、送信されてきたサマ
    リイベントを装置内に表示するイベント処理手段を有
    し、前記イベント計数手段は、イベント数と前記イベント数
    閾値の今回の比較結果が前回の比較結果と異なる場合、
    状態変更を前記統合ネットワーク管理装置に通信する手
    段を含み、前記ネットワーク管理装置は前記統合ネット
    ワーク管理装置からのログアウト/ログイン要求により
    ログアウト/ログイン処理を行う手段を有し、前記統合
    ネットワーク管理装置は、前回の比較結果が、イベント
    数が前記イベント数閾値を越え、今回の比較結果が、イ
    ベント数が前記イベント数閾値を超えていないとき、ロ
    グアウトを、前回の比較結果が、イベント数が前記イベ
    ント数閾値を越えておらず、今回の比較結果が、イベン
    ト数が前記イベント数閾値を越えている場合、ログイン
    を前記ネットワーク管理装置に要求する手段を有す るこ
    とを特徴とするネットワーク管理システム。
  6. 【請求項6】 前記サマリイベント処理手段は、1サマ
    リイベント毎に該サマリイベントに含まれる最初と最後
    イベントのタイムスタンを記す、請求項5記載のシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記統合ネットワーク管理装置は、オペ
    レータからのサマリイベント対応イベント群表示要求を
    入力する手段と、前記サマリイベント対応イベント群表
    示要求が入力されると、イベント蓄積部から該当サマリ
    イベントの内容を取得し、イベント検索条件を組立て、
    前記ネットワーク管理装置へイベント群検索要求を出す
    手段と、前記イベント群検索要求に基づいて前記ネット
    ワーク管理装置で得られ、送信されてきたイベント群を
    表示する手段を有し、 前記ネットワーク管理装置は、前記イベント群検索要求
    により該当イベント群をイベント蓄積部から検索して、
    前記統合ネットワーク管理装置へ送信する手段を有す
    る、請求項5または6記載のシステム。
  8. 【請求項8】 前記統合ネットワーク管理装置は、オペ
    レータからサマリイベント対応イベント群表示終了の入
    力があると、前記ネットワーク管理装置にサマリイベン
    ト対応イベント群表示終了要求を行う手段を有し、前記
    ネットワーク管理装置は、前記サマリイベント対応イベ
    ント群表示終了要求を受けログアウトを行う手段を有す
    る、請求項7記載のシステム。
  9. 【請求項9】 1つ以上の被管理装置と、該被管理装置
    を管理する1つ以上のネットワーク管理装置と、該ネッ
    トワーク管理装置を管理する統合ネットワーク管理装置
    を有し、 前記ネットワーク管理装置は、イベントを蓄積するイベ
    ント蓄積部と、イベントを表示する出力部と、前記被管
    理装置からのイベントを受信し、単位時間当たりに受信
    したイベントを計数し、イベント数が予め定められたイ
    ベント数閾値を越えた場合閾値超、越えなかった場合閾
    値非超の情報を出力するイベント計数部と、前記イベン
    ト計数部からイベントを受信し、表示を前記出力部に、
    蓄積を前記イベント蓄積部に要求し、イベント数が前記
    イベント数閾値を越えたときサマリイベント生成要求を
    出し、イベント表示要求を受け付けてイベント表示情報
    を送信するイベント処理部と、前記サマリイベント生成
    要求により、前記イベント処理部からのイベントを一定
    期間受信し、1つのサマリイベントとして前記統合ネッ
    トワーク管理装置へ送信するサマリイベント処理部と、
    前記統合ネットワーク管理装置からログイン/ログアウ
    ト要求を受け付け、ログイン/ログアウト処理を行い、
    イベント表示要求を前記イベント処理部へ通知し、また
    前記イベント処理部からのイベント表示情報を前記統合
    ネットワーク装置へ送信するリモートアクセス部を含
    み、 前記統合ネットワーク管理装置は、オペレータからイベ
    ント数閾値を受け付ける入力受付部と、前記イベント数
    閾値を前記ネットワーク管理装置のイベント計数部に通
    知し、また前記イベント数計数部から前記閾値超/閾値
    非超の通知を受け、イベント数と前記イベント数閾値の
    前回の比較結果が、イベント数が前記イベント数閾値を
    越え、今回の比較結果が、イベント数が前記イベント数
    閾値を超えていないとき、ログアウトの要求を、前回の
    比較結果が、イベント数が前記イベント数閾値を越えて
    おらず、今回の比較結果が、イベント数が前記イベント
    数閾値を越えている場合、ログインの要求を出すイベン
    ト制御部と、イベントとサマリイベントをそれぞれ蓄
    積、表示するイベント蓄積部、出力部と、前記イベント
    制御部からの要求でログイン/ログアウト要求を前記ネ
    ットワーク管理装置のリモートアクセス部に行い、また
    前記ネットワーク管理装置のリモートアクセス部からイ
    ベント表示情報を受け付け、前記出力部へ表示要求を出
    すリモートアクセス部と、前記ネットワーク管理装置の
    イベント処理部、サマリイベント処理部からそれぞれイ
    ベント、サマリイベントを受け付け、表示を前記出力部
    に、蓄積を前記イベント蓄積部に要求するイベント処理
    部を含むネットワーク管理システム。
  10. 【請求項10】 前記統合ネットワーク管理装置におい
    て、前記入力受付部はオペレータからサマリイベント対
    応イベント群表示要求の入力があると、前記イベント処
    理部はこれを受け、前記イベント蓄積部にサマリイベン
    ト検索要求を出し、その結果該当サマリイベント内容を
    取得し、イベント検索条件を組立て、前記リモートアク
    セス部にイベント群検索要求を出し、イベント群検索要
    求を受けたリモートアクセス部は前記ネットワーク管理
    装置のリモートアクセス部にログインし、また該リモー
    トアクセス部からイベント群表示情報を受信すると、前
    記出力部にイベント群表示要求を行い、 前記ネットワーク管理装置において、前記イベント処理
    部は前記リモートアクセス部からイベント群検索要求を
    受け、その結果イベント群を取得し、前記リモートアク
    セス部にイベント群表示情報を送信する、請求項9記載
    のシステム。
  11. 【請求項11】 前記統合ネットワーク管理装置におい
    て、前記入力受付部はオペレータからサマリイベント対
    応イベント群表示終了要求の入力があると、前記イベン
    ト制御部、前記リモートアクセス部を経由して前記ネッ
    トワーク管理装置にサマリイベント対応イベント群表示
    終了要求を行い、また前記イベント制御部は前記リモー
    トアクセス部にログアウトを依頼し、前記リモートアク
    セス部は前記ネットワーク管理装置のリモートアクセス
    部とのセッションをログアウトし、 前記ネットワーク管理装置において、前記イベント処理
    部は前記リモートアクセス部からサマリイベント対応イ
    ベント群表示終了要求を受け、処理を終了し、また前記
    リモートアクセス部は前記統合ネットワーク管理装置か
    らログアウト要求を受け付け、ログアウトを行う、請求
    項10記載のシステム。
  12. 【請求項12】 被管理装置からのイベントを受信し、
    単位時間当たりに受信したイベントを計数し、イベント
    数が予め定められたイベント数閾値を越えた場合閾値
    超、越えなかった場合閾値非超の情報を出力するイベン
    ト計数処理と、前記イベント計数処理からイベントを受
    信し、表示を出力部に、蓄積をイベント蓄積部に蓄積
    し、イベント数が前記イベント数閾値を越えたときサマ
    リイベント生成要求を出し、イベント表示要求を受け付
    けてイベント表示情報を送信するイベント処理と、前記
    サマリイベント生成要求により、前記イベント処理から
    のイベントを一定期間受信し、1つのサマリイベントと
    して統合ネットワーク管理装置へ送信するサマリイベン
    ト処理と、前記統合ネットワーク管理装置からログイン
    /ログアウト要求を受け付け、ログイン/ログアウト処
    理を行い、イベント表示要求を前記イベント処理へ通知
    し、また前記イベント処理からのイベント表示情報を前
    記統合ネットワーク装置へ送信するリモートアクセス処
    理をコンピュータに実行させるためのネットワーク管理
    プログラムおよび、 オペレータからイベント数閾値を受け付ける入力受付処
    理と、前記イベント数閾値を前記ネットワーク管理プロ
    グラムのイベント計数処理に通知し、また前記イベント
    数計数処理から前記閾値超/閾値非超の通知を受け、
    ベント数と前記イベント数閾値の前回の比較結果が、イ
    ベント数が前記イベント数閾値を越え、今回の比較結果
    が、イベント数が前記イベント数閾値を超えていないと
    き、ログアウトの要求を、前回の比較結果が、イベント
    数が前記イベント数閾値を越えておらず、今回の比較結
    果が、イベント数が前記イベント数閾値を越えている場
    合、ログインの要求を出すイベント制御処理と、前記イ
    ベント制御処理からの要求でログイン/ログアウト要求
    を前記ネットワーク管理プログラムのリモートアクセス
    処理に行い、また前記ネットワーク管理プログラムのリ
    モートアクセス処理からイベント表示情報を受け付け、
    出力部へ表示要求を出すリモートアクセス処理と、前記
    ネットワーク管理プログラムのイベント処理、サマリイ
    ベント処理からそれぞれイベント、サマリイベントを受
    け付け、表示を前記出力部に、蓄積をイベント蓄積部に
    要求するイベント処理をコンピュータに実行させるため
    の統合ネットワーク管理プログラムを記録した記録媒
    体。
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