JP4943914B2 - 農業用組成物粒剤の散布容器およびこれを用いる散布方法 - Google Patents

農業用組成物粒剤の散布容器およびこれを用いる散布方法 Download PDF

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Description

本発明は、農業用組成物粒剤の散布容器及びその散布方法に関し、更に詳細には、特定の性質を有する浮遊性農薬製剤の散布容器及びその散布方法に関するものである。
現在の水稲栽培においては、育苗箱で苗を育て本田へ移植する方法が主体となっており、水稲の苗移植前後に病害虫や雑草防除を目的として様々な農薬が使われている。農薬の剤型としては特に粒剤を使用する場合が多く、粒剤の施用に際しては均一な散布が求められており、現在、様々な散布容器が使用されている。
例えば、農薬粒剤の散布容器としては、特許文献1には円筒の底面に小孔を設け、微粒剤が特定の速度で流出するように調節した農薬微粒剤の散布容器が開示されている。また、特許文献2には農薬粒剤散布容器に円形の平面の蓋をし、該蓋は該平面に該農薬組成物を流出させるために直線状に配列した円孔の列を1ないし3列持ち、該円孔の列が該蓋の直径の片側に、該直径に並行に配列されており、且つ該円孔の各々が該粒剤散布装置に入れた粒剤の直径又は長径よりより大きい径を持つことを特徴とする蓋に関する考案が開示されている。さらに、特許文献3には、特許文献2を改良した散布速度及び散布幅の大きい散布容器が、特許文献4及び特許文献5には農薬粒剤包装用の袋又は箱の一部に小孔を設けた散布用包装容器が開示されている。
上記特許文献1〜3に記載された散布容器は農薬微粒剤或いは農薬粒剤を自然落下により局所的に散布するためのものであり、また包装容器からの詰め代えが必要である。上記特許文献4及び5に記載された発明は包装容器として使用できるが、いずれも農薬製剤を孔から自然落下させ、とくに、特許文献4は土壌や水田局所的な場所、特許文献5は主に面積の小さな育苗箱等への散布を目的としたものである。
すなわち、上記の容器はいずれも、農薬微粒剤或いは農薬粒剤を限定的な範囲で自然落下的に散布することには適していても、広い範囲に均一に散布するには、その散布容器の形状や散布用吐出孔の形状・大きさ・数などの制約により効果的に散布できるものではなかった。
その点、特許文献6に記載の散布容器は、詰め替えが不要であるのみならず、特定の性質を有する浮遊性農薬製剤を振り出して水田に効率よく散布することができるものである。とりわけ、後述する特定の性質を有する浮遊性農薬製剤は、各粒が水面に浮遊しながら有効成分を拡散する性質を有している点に特徴を有しており、かかる浮遊性農薬製剤の特徴を最大限生かすためには、当該製剤を水田にある程度の広さに散布することが望ましく、特許文献6に記載の散布容器はこのような広範囲の散布に適したものである。しかしながら、該容器を用いた場合であっても、振り出し毎に吐出する農薬粒剤の量にバラツキがあったり、散布終了後にも容器内に農薬粒剤が残存してしまう等の問題が見られた。
実開昭61−12381号公報 実開平7−28082号公報 特開平10−324376号公報 特開平7−264963号公報 特開平10−257846号公報 特開2000−300143号公報
そこで本発明は、農業用組成物粒剤の散布容器のかかる欠点を克服し、特定の農業用組成物粒剤を広く且つ均一な範囲に振り出し散布することができるとともに、振り出し毎に吐出する農薬粒剤の量にバラツキが生じず、散布終了後にも容器内に農薬粒剤が残存しにくい散布容器の提供をその課題とするものである。
本発明は、内蓋によって封止された開口部を備えた5〜8角柱状の容器体と、該開口部に着脱自在に形成された外蓋とからなる農業用組成物粒剤の充填兼散布容器であって、該容器体は角柱状に形成された部分より縮径して形成された把持部をその下部に備えるとともに、前記内蓋には農業用組成物粒剤の吐出口が内蓋中心より偏心して1個設けられていることを特徴とする農業用組成物粒剤散布容器である。
すなわち、本発明の農業用組成物粒剤の散布容器は、容器体の形状および、吐出口の形状・大きさ・数・位置を農業用組成物粒剤の振り出し散布に最適なものとしているため、該粒剤を簡便に遠くへ散布することができ、また振り出し回数も少なく、振り出し散布毎の散布量のバラツキが少ないため効率よく均一に水田面へ散布することができる。また、散布終了後に農薬粒剤が容器内に残存してしまうこともなく粒剤を無駄なく使い切ることが可能であり、さらに、本発明の農業用組成物粒剤の散布容器は包装容器も兼ねているため、農薬等の散布容器への詰め替えが不要であり、労力の低減化も可能である。
以下、本発明の農業用組成物粒剤の散布容器の実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は、本発明に係る農業用組成物粒剤の保管時の散布容器の斜視図、図2は同散布容器の正面図、図3は同散布容器の外蓋を外して吐出口を開封した状態を示す斜視図、図4は図3の状態における平面図である。図中、1は容器体、2は外蓋、10は角柱部、11は把持部、12は開口部、13は内蓋部、14は吐出口、111は凹部、121はネジ部、141は吐出口の内蓋外周側の端部をそれぞれ示す。図に示すように、容器体1は内蓋部13によって封止された開口部12をその上端に有しており、保管時には、開口部12には外蓋2が装着されている。
容器体1は、図に示すように、6角柱に形成された角柱部10を有し、該角柱部10の上部はその上端部より開口部10に向けて徐々に径がすぼまっていく略円柱形状に形成されている。また、その下方には角柱部10の径を絞り込むように把持部12が形成されている。より詳しくは、把持部12は、容器体1の全長(高さ)のおよそ3分の1よりもやや下の位置から容器体1の底部に向けて、正面視または側面視で容器体1の中心に向けて緩やかな曲線を描く括れ状に形成されている。すなわち、把持部12は、散布時に容器を片手で握りやすいように、角柱部10よりも径が小さく、また、把持部12の上下よりも中央付近の径がややすぼまった略円柱形状に形成されており、更に、その全面にわたって、容器の把持をより確実にするための滑り止めとして機能する凹部111が同間隔をあけて溝状に形成されている。なお、かかる凹部111は滑り止めとしての機能を有していれば、凹部のみならず、凸状に形成してもよい。
本発明の散布容器形状は本実施態様の6角柱に限られるものではないが、振り出し散布時に遠心力等の作用で、容器内で粒剤が螺旋運動を起こしてスムーズな吐出の妨げにならないよう、5角〜8角の角柱形状とすることが好ましい。また、角柱部はその上端が開口部から0cm〜7cmに位置し、角柱部の長さは容器体全長の60〜80%、より好ましくは50〜75%である。さらに、その寸法に関しては、特に制約されるものではないが、その使用し易さの点から、太さが30mmから100mm、好ましくは40mmから70mmであり、高さ(長さ)は200mmから500mm、好ましくは250mmから400mmである。
容器体1の材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレンやABSなどの合成樹脂や、紙、プラスチック、アルミニウム等の金属あるいは紙にプラスチックをラミネートしたもの等が挙げられる。紙にプラスチックをラミネートする場合、層間に酸化ケイ素、アルミニウム等を存在させても良い。
図4に示すように、開口部12は内蓋部13によって封止されており、更に、内蓋部13には、農業用組成物粒剤を散布するための吐出口14が該内蓋部13の中心より偏心して1個設けられている。より具体的には、ラグビーボール断面形状に形成された吐出口14が、内蓋13の外周寄りに一箇所設けられている。このように、吐出口を内蓋13の中心ではなく、外周寄りに偏心して設けることにより、容器体内の粒剤の残量にかかわらず均一に散布することができるとともに、散布終了後に容器内に農薬粒剤が残存することがなく使い切ることができる。なお、吐出口14の形状はラグビーボール断面形状に限定されず、例えば、図5の円形、図6の楕円形状などでも良い。
吐出口14の位置は内蓋13の外周付近に位置することが好ましく、より詳しくは、吐出の内蓋外周側の端部141と内蓋外周との最短の距離が0mm〜農業用組成物粒剤の短径+1mm程度に設置することが好ましい。すなわち、吐出口の位置が内蓋外周から離れすぎると、粒剤を振り出した場合、充填された粒剤が半分以下になった時点から排出の1回あたりの吐出量にバラツキが生じるためである。
また、本発明においては、吐出口14の面積(以下、「吐出面積」という;面積A)に対する内蓋13の面積(面積B)から吐出面積Aを引いた面積(以下、「阻止面積」という;面積(B−A))の比(以下、「吐出口比」という)が、粒剤の散布量および散布均一性と密接に関連する。すなわち、散布時には、吐出口14からのみ粒剤が吐出され、それ以外からは吐出されないため、散布量を増やすためには吐出口14を大きくすること、すなわち吐出口比を大きくすることが必要である。しかし一方、吐出口14を大きくすると散布容器中の粒剤が数回の散布操作で消失してしまうため、均一に散布できないと共に効率的ではない。従って、散布量と散布回数を考慮した上で、吐出口比を決める必要がある。
この吐出孔と平均粒径との好適な関係は、例えば短径が3〜7mm、長径が短径の1〜3倍、見掛け比重が0.3以上1.0未満の粒剤を、10a当たり250g散布する場合は、吐出孔の面積は4〜8cm、好ましくは4.5〜7.5cm程度、さらに好ましくは5.3〜7.1cm程度とすることが望ましい。上記の条件で吐出孔の面積が8cmを超える場合は、1回当たりの吐出量が多すぎて均一に散布することが難しく、また、4cm未満では1回当たりの吐出量が少なすぎることがある。なお、ここで、「見かけ比重」とは、粒子間の空隙を含んだ単位堆積当たりの質量のことをいう。以下同様とする。
内蓋13の材質は、特に限定されるものではないが、例えば散布容器と同じ材質を用いてもよく、散布容器を成型する際に一体成型するか、あるいは別途用意したものを散布容器の上面開口部に接着剤を用いて、又は、ヒートシールないし電磁誘導加熱シールにより取り付けることもできる。吐出口14は、内蓋13の一部を開口して形成されているが、製品の出荷時には、吐出口14そのものは封止されていることが望ましい。すなわち、図7に示すように、吐出口14全体を覆って貼付できるシール材15で予め吐出口14を封止しておき、使用時にはシール材15を剥がして開封する。かかるシール材は、吐出口全体を封止できるものであれば特に制約されるものではないが、その材質は例えば紙類、ポリエステルフィルム等のプラスチック類、アルミ蒸着ポリエステルフィルム等のプラスチック類をアルミニウム等の金属で加工したもの又は金属箔などであり、これらに粘着剤を塗布したものである。本発明において使用する粘着剤は、農薬輸送中及び倉庫に保管中に自然に剥がれず、散布する際には容易に剥がすことが可能なものであれば、再接着可能なものでもまた、再接着不可能なものであっても特に制約なく使用することができる。市販されている接着剤の例としては、アクリル系の糊粘着剤PA−T1(リンテック株式会社製)、感圧性接着剤BPS−4627−6(東洋インキ製造株式会社製)等が挙げられる。かかるシール材は吐出口付近のみ、または内蓋全体に貼付けられていてもよい。更に、吐出口を封止する別の例としては、内蓋自身にミシン線を1個の吐出孔を開設できるように設け、使用時にこのミシン線に沿って切り取って吐出口を設けるものでもよい。
外蓋2の立ち上がり内周面には、ネジ溝部が形成されており、該ネジ溝部と開口部10のネジ部121が螺合することにより、外蓋2を開口部12に着脱することができる。外蓋2はねじ込み式のほか、かぶせ式のものでもよい。
本発明の散布容器に充填散布される粒剤は、短径が0.6〜2mm、長径がその1〜3倍程度の従来のものであってもよいが、より好ましくは短径が3〜7mm、長径がその1〜3程度の豆つぶ剤(「豆つぶ」は登録商標)と呼ばれるものである。この粒剤の形状は曲面で構成された外的形状を有していれば特に制約はなく、例えば球状、円柱状、タワラ状、まゆ状、楕円形等の何れであってもよい。豆つぶ剤の具体例については、例えば、特開2000−302602号公報、特開2000−319105号公報、又は、特開2001−114603号公報等に記載されている。
次に、本発明の散布容器による粒剤の散布方法について説明する。まず、粒剤の散布容器の内蓋13のシール材15を剥がすか或いはミシン目に沿って吐出口を開封し、次いで本発明の散布容器の把持部12を持って弧を描くように前方に振り出すこと(以下、「手振り」という)により、吐出口14から粒剤を散布する。
粒剤を散布するための手振り動作は、省力化の点からは少ない程良いが、圃場全体に均一に散布するためには、ある程度の手振り動作の回数が必要となる。この手振り動作の回数は、粒剤の大きさ、粒剤中の薬剤の水溶性、土壌吸収性、拡散性等により異なるが、一般には10aの水田の場合、1個の散布容器で、10〜35回程度であり、より好ましくは15〜25回である。15〜25回の散布であれば、後述する浮遊性粒剤を使用した場合、該粒剤の最大の能力を発揮することができる。
また、手振り動作で散布できる距離は、充填する粒剤として後述する浮遊性農薬製剤の粒剤を用いた場合、個人差もあるが、5〜7m程度までは特に過大な労力を伴わずに散布することができる
本発明の散布容器に充填する粒剤は、前記の通り、農薬、肥料等を有効成分であれば特に制約はないが、特に好ましく充填される粒剤の例としては、成分として農薬有効成分、界面活性剤、固体担体、水面浮遊性付与剤および必要に応じてその他補助剤を含有する浮遊性農薬製剤が挙げられる。
この浮遊性農薬製剤で用いられる農薬有効成分としては、固体あるいは液体状の何れでも用いることができ、この農薬活性成分は水に難溶性あるいは易溶性であってもよく、例えば、除草剤、殺菌剤、殺虫剤、植物成調節剤等の農薬活性成分が用いられるが、とりわけ水面施用において有用な農薬活性成分が好適である。また、界面活性剤も、農薬製剤に一般的に用いられるものが使用でき、例えば、ポリエチレングリコール高級脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル、ソルビタンモノアルキレート、アセチレンアルコール及びアセチレンジオール並びにそれらのアルキレンオキシドを付加物等のノニオン性界面活性剤、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホン酸塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸塩及びその縮合物、アルキル硫酸エステル塩、アルキル燐酸エステル塩、アルキルアリール硫酸エステル塩、アルキルアリール燐酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアリールフェニルエーテル燐酸エステル塩、ポリカルボン酸型高分子活性剤等のアニオン性界面活性剤等、さらにはシリコーン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤、アセチレン系界面活性剤を挙げることができる。
さらに、上記浮遊性農薬製剤で用いられる固体担体としては、水溶性あるいは非水溶性の固形担体を用いることができ、水溶性固形担体としては、例えば、硫酸アンモニウム、重炭酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウム、塩化カリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、クエン酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム等の有機又は無機酸塩類、クエン酸、コハク酸等の有機酸類、蔗糖、チクトース等の糖類、尿素等を挙げることができる。また、非水溶性固形担体としては一般的には鉱物質微粉が用いられ、例えば、クレー類、炭酸カルシウム、ベントナイト、タルク、珪藻土、ステアリン酸カルシウム、ホワイトカーボン等を挙げることができる。
また、水面浮遊性付与剤は、粒状の浮遊製剤を散布した際、各粒が水中に沈むことなく、水面に浮遊する性質を付与するもので、独立した1個または複数個の気室を有する物質である。具体的には、例えば、真珠岩や黒曜石よりなるパーライト、シラスよりなる発泡シラス、アルミノシリケート系で焼成してなるフィライト、珪酸ソーダあるいは硼砂を発泡させたマイクロバルーン、軽石、粒状珪藻土、粒状活性炭、木粉、コルク粉、フェノール樹脂よりなるフェノールマイクロバルーン、エポキシ樹脂よりなるエコスフェアー、ポリウレタンよりなるポリウレタンフォーム、ポリアクリロニトリル、ポリ塩化ビニリデンよりなるマイクロスフェアー等が挙げられるが、中でもマイクロスフェアーが好適である。マイクロスフェアーは、それ自体の浮力によって水面に浮遊させる性質を付与するのではなく、これを用いて成形する際、非常に多くの空気を造粒物に混入させることができ、即ち、非常に少ない含有量でも効果が高いこと、又、紫外線によって中空構造が容易に破壊されるため、いつまでも水面を漂うことがない点で好ましい。
この浮遊性農薬製剤は、より好ましくは次の条件(1)〜(3)を満足するように成形されたものである。
(1)1粒あたりの重量が0.03g〜0.3g、見掛け比重が0.3以上1.0未満。
(2)1粒の短径が3〜7mm、短径と長径の比率が1〜3、曲面で構成された外的形状を有する。
(3)水面に浮いた農業用組成物粒剤が水面を浮遊及び拡散し、崩壊分散するまでの時間が30分以内である。
(4)好ましくはその1粒当たりの圧縮崩壊強度は0.1kgf以上である。
本発明の散布容器は、その状態で販売されるものであり、購入後、外蓋をはずし、内蓋のシール材を剥離することにより、すぐに圃場に散布することができるものであるから、詰め替えの操作がいらず、安全性が高いものである。また、手振りにより散布することができるから、ある程度の広さに散布することは容易であり、かつ、調整された吐出孔の存在により、均一に散布することができるから、散布方法としても有利なものである。さらに、充填する粒剤として浮遊性農薬製剤を用い、水田に散布した場合には、散布の均一性と農業用組成物粒剤の浮遊性及び拡散性とが相まって、容易に水田全体に農薬を散布することが可能となる。
次に実施例を挙げ、本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれら実施例等に何ら制約されるものではない。
実 施 例 1
上部角柱部が、一辺38mm、長さ(高さ)200mmの6画柱構造を有し、その下部の把持部が直径70mm長さ80mmの円柱状であるポリエチレン製容器を調製した。この容器に、短径5mm、長径8mm、見掛け比重が0.37の農業用組成物粒剤250gを充填した。さらに、ポリエチレン−アルミニウムラミネートシートに直径28mmの円形の吐出口を開口部外周から4mmの位置に設け、該吐出口を同材質のシートで粘着剤により貼り付けシールしたものを、シールした面を外側に容器開口部にヒートシールし、農薬粒剤が充填された散布容器を得た。
実 施 例 2
上部角柱部が、一辺45mm、長さ(高さ)200mmの5画柱構造を有し、その下部の把持部が直径70mm長さ80mmの円柱状であるポリエチレン製容器を調製した。この容器に、短径5mm、長径8mm、見掛け比重が0.37の農業用組成物粒剤250gを充填した。さらに、ポリエチレン−アルミニウムラミネートシートに直径28mmの円形の吐出口を開口部外周から4mmの位置に設け、該吐出口を同材質のシートで粘着剤により貼り付けシールしたものを、シールした面を外側に容器開口部にヒートシールし、農薬粒剤が充填された散布容器を得た。
実 施 例 3
上部角柱部が、一辺29mm、長さ(高さ)200mmの8画柱構造を有し、その下部の把持部が直径70mm長さ80mmの円柱状であるポリエチレン製容器を調製した。この容器に、短径5mm、長径8mm、見掛け比重が0.37の農業用組成物粒剤250gを充填した。さらに、ポリエチレン−アルミニウムラミネートシートに直径28mmの円形の吐出口を開口部外周から4mmの位置に設け、該吐出口を同材質のシートで粘着剤により貼り付けシールしたものを、シールした面を外側に容器開口部にヒートシールし、農薬粒剤が充填された散布容器を得た。
比 較 例 1
上部角柱部が、一辺55mm、長さ(高さ)200mmの4画柱構造を有し、その下部の把持部が直径70mm長さ80mmの円柱状であるポリエチレン製容器を調製した。この容器に、短径5mm、長径8mm、見掛け比重が0.37の農業用組成物粒剤250gを充填した。さらに、ポリエチレン−アルミニウムラミネートシートに直径28mmの円形の吐出口を開口部外周から4mmの位置に設け、該吐出口を同材質のシートで粘着剤により貼り付けシールしたものを、シールした面を外側に容器開口部にヒートシールし、農薬粒剤が充填された散布容器を得た。
比 較 例 2
上部角柱部が、一辺20mm、長さ(高さ)200mmの12画柱構造を有し、その下部の把持部が直径70mm長さ80mmの円柱状であるポリエチレン製容器を調製した。この容器に、短径5mm、長径8mm、見掛け比重が0.37の農業用組成物粒剤250gを充填した。さらに、直径28mmの円形の孔を吐出面の外周面から4mmの位置に設けたポリエチレン−アルミニウムラミネートシートに同材質のシートを、粘着剤を用いて貼り付けて孔の部分をシールし、孔が開いている面を内側に円柱状容器の上面にヒートシールし、農薬粒剤が充填された散布容器を得た。
比 較 例 3
直径70mm長さ(高さ)280mmの円柱状であるポリエチレン製容器を調製した。この容器に、短径5mm、長径8mm、見掛け比重が0.37の農業用組成物粒剤250gを充填した。さらに、直径28mmの円形の孔を吐出面の外周面から4mmの位置に設けたポリエチレン−アルミニウムラミネートシートに同材質のシートを、粘着剤を用いて貼り付けて孔の部分をシールし、孔が開いている面を内側に円柱状容器の上面にヒートシールし、農薬粒剤が充填された散布容器を得た。
試 験 例 1
試験者3人に各々、前記実施例1に記載した容器に準じて吐出口の直径がそれぞれ22mm、24mm、26mm、28mm、30mmの容器を準備した。吐出口のシールを剥がし、内側から外側に振りぬくよう(テニスのバックハンドの要領)にして散布した。散布容器内残量が10gになるまで繰り返し、振り出した回数を測定した。
また農業用組成物粒剤の見掛け比重が0.45のものを用いて、前記と同様に測定した。
結果を表1に示した。
Figure 0004943914
本試験例から、吐出口の孔の直径は28mm程度が好ましいことがわかる。
試 験 例 2
試験者3人に各々、前記実施例1〜3及び比較例1〜3に記載した容器のシールを剥がし、内側から外側に振りぬくよう(テニスのバックハンドの要領)にして散布した。一振り毎に散布された重量を測定し、1回の吐出量(g)を算出し、散布容器内残量が10g以下になるまで繰り返した。得られた吐出量から個々の変動係数を式1によって求めた。
[式1] 変動係数=(標準偏差/平均値)×100
さらに3人の変動係数の平均値を、容器の散布均一性(安定した吐出性)を表す指標とした。
結果を表2に示した。
Figure 0004943914
本試験からは、変動係数が少ないほど、吐出量が安定していると考えられるため、5角〜8角柱が好ましいことが判明した。
試 験 例 3
試験者3人に各々、前記実施例1に記載した容器に準じて吐出口の直径が28mmであって、吐出孔が内蓋外周から0,2,4,6,8、15、21mmに位置する容器を準備した。吐出口のシールを剥がし、内側から外側に振りぬくよう(テニスのバックハンドの要領)にして散布した。散布容器内残量が10gになるまで繰り返し、振り出した回数を測定した。結果を表3に示した。
Figure 0004943914
本試験からは、吐出孔の内蓋外周からの距離は0〜6mm、すなわち、0mm〜農業用組成物粒剤の短径+1mmが好ましいことが判明した。
試 験 例 4
水平な土地に粒剤を透過しない程度のメッシュを有する網を水平に広げ、実施例1で製造した、粒剤の散布容器から上面のシールを剥がした後、この容器の把持部を手で握り、弧を描くように前方に振り出して、散布容器内残量が10gになるまで繰り返し、各地点に散布された粒剤の量を測定した。この結果を表4〜表6に示す。
Figure 0004943914
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本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器の斜視図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器の正面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器の外蓋を外し吐出口が開封された状態を示す斜視図。 図3の状態の平面図。 図3の状態で吐出口の形状が異なる態様の平面図。 図3の状態で吐出口の形状が異なる態様の平面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器の外蓋を外し吐出口がシール材にて封止された状態を示す平面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器の右側面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器の外蓋を取り付けた状態を示す平面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器の底面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器のA−A断面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器のB−B断面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器のC−C断面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器のD−D断面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器の外蓋を外した状態の正面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器の外蓋を外した状態の背面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器の外蓋を外した状態の左側面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器の外蓋を外した状態の右側面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器のG−G断面図。 本発明に係る農業用組成物粒剤散布容器のH−H断面図。
符号の説明
1 … … 容器体
2 … … 外蓋
10 … … 角柱部
11 … … 把持部
12 … … 開口部
13 … … 内蓋部
14 … … 吐出口
111 … … 凹部
121 … … ネジ部
141 … … 吐出口の内蓋外周側の端部

Claims (8)

  1. 内蓋によって封止された開口部を備えた5〜8角柱状の容器体と、該開口部に着脱自在に形成された外蓋とからなる農業用組成物粒剤の充填兼散布容器であって、該容器体は角柱状に形成された部分より縮径して形成された把持部をその下部に備えるとともに、前記内蓋には農業用組成物粒剤の吐出口が内蓋中心より偏心して1個設けられていることを特徴とする農業用組成物粒剤散布容器。
  2. 前記吐出口が4〜8cmの面積を有する、円、楕円、ラグビーボール断面形状のいずれかの形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の農業用組成物粒剤散布容器。
  3. 前記吐出口が紙、プラスチックフィルムまたは金属フィルムに粘着剤を塗布したシール材によって開封自在に封止されていることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の農業用組成物粒剤散布容器。
  4. 前記吐出口の内蓋外周側の端部と内蓋外周との最短の距離が0mm〜農業用組成物粒剤の短径+1mmであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の農業用組成物粒剤散布容器。
  5. 農業用組成物粒剤の散布容器が紙、プラスチック、金属又は紙にプラスチックをラミネートした材質のもので構成される請求項1ないし4のいずれかに記載の農業用組成物粒剤散布容器。
  6. 散布される農業用組成物粒剤が、(1)1粒あたりの重量が0.03g〜0.3g、見掛け比重が0.3以上1.0未満であって、(2)1粒の短径が3〜7mm、短径と長径の比率が1〜3、曲面で構成された外的形状を有し、かつ、(3)水面に浮いた農業用組成物粒剤が水面を浮遊及び拡散し、崩壊分散するまでの時間が30分以内であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の農業用組成物粒剤散布容器。
  7. 請求項3ないし6のいずれかに記載の農業用組成物粒剤の散布容器のシール材を剥がし、前記吐出口から農業用組成物粒剤を振り出して散布することを特徴とする農業用組成物粒剤散布方法
  8. 散布する動作が、前記散布容器の下部を持って、弧を描くように前方に振り出し、かつ、水田に対し15〜25回振りだすことを特徴とする請求項7に記載の農業用組成物粒剤散布方法。
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