JPH10245075A - 発泡製剤を包んだ包装体 - Google Patents

発泡製剤を包んだ包装体

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JPH10245075A
JPH10245075A JP9049081A JP4908197A JPH10245075A JP H10245075 A JPH10245075 A JP H10245075A JP 9049081 A JP9049081 A JP 9049081A JP 4908197 A JP4908197 A JP 4908197A JP H10245075 A JPH10245075 A JP H10245075A
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soluble polymer
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Hiroshi Kawai
博 河合
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保存安定性がよく、しかも取り扱いが便利で
あり、貯蔵や輸送が容易で、発泡製剤を包んだ包装体の
まま直接使用が可能であり、作業時間の短縮、省力化が
可能となるような前記発泡製剤を包んだ包装体を提供す
ること。 【解決手段】 少なくとも炭酸塩および/または炭酸水
素塩と、水溶性固体酸および有効成分を含有する固体状
組成物からなる発泡製剤を水溶性高分子フィルムなどの
包材で包んだ、少なくとも1つのガス抜き孔を有する包
装体であって、水に入れると浮上し、前記包材が水に溶
解すると前記発泡製剤が沈降してガスを発生しつつ徐々
に溶解して前記有効成分を拡散するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発泡製剤を包んだ包
装体に関するものであり、さらに詳しくは発泡性顆粒剤
あるいは発泡性錠剤などの形態の発泡製剤を水溶性高分
子フィルムあるいはシート製包材で包んだ包装体であっ
て、貯蔵や輸送が容易で、使用時に水に入れると有効成
分を容易に溶解して拡散させることができる包装体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、農薬、入浴剤、殺菌剤、殺虫剤、
入れ歯洗浄剤、肥料、植物成長調整剤などの有効成分が
粉末、ペレット状、錠剤などの形態であるため、水に対
して溶解したり、拡散するのに手間と時間がかかるとい
う問題を改善するために、有効成分に炭酸塩や炭酸水素
塩、および水溶性固体酸を配合し、例えば顆粒剤または
錠剤とし、これを水中に入れると反応して炭酸ガスが発
生し、含有された有効成分が水に溶解するようにした発
泡製剤が知られている。
【0003】農業用の発泡製剤の例としては、例えば、
除草成分、界面活性剤、発泡剤、結合剤などを含有する
水田除草用錠剤またはカプセル(特開平3−22320
3号公報)、農薬活性成分、炭酸塩、水溶性固体酸およ
び高沸点溶剤からなる水面施用発泡性農薬製剤(特開平
5−85901号公報)、農薬活性成分、炭酸塩もしく
は炭酸水素塩、固体酸および酸化ホウ素からなる安定化
された発泡性農薬製剤(特開平6−211604号公
報)、炭酸塩、炭酸水素塩、水溶性固体酸、酵母菌抽出
物を含有する植物用発泡製剤(本発明人による特願平8
−112811号明細書)などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の発泡製
剤は水中に入れると底に沈み、底で水と反応して炭酸ガ
スが発生するので底における有効成分濃度が高くなり、
均一に拡散させるためには攪拌する必要があった。ま
た、例えば農業用の発泡製剤の場合は、水田などに投入
すると、発泡製剤が柔らかい泥中に埋まることがあり、
泥中の有効成分濃度が高くなり、水中に均一に溶解させ
て拡散させることができないという問題があった。本発
明の目的は、保存安定性がよく、しかも取り扱いが便利
であり、貯蔵や輸送が容易で、発泡製剤を包んだ包装体
のまま直接使用が可能であり、作業時間の短縮、省力化
が可能となるような、しかも、使用時に水に入れてもす
ぐには底に沈まず、水に投入しても底に埋まったりする
ことがなく、例えば湛水条件下の水田においては直接投
込み施用することができ、攪拌などを行わなくても有効
成分を容易に溶解して拡散させることができる包装体を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる問題に
ついて鋭意研究した結果、発泡製剤を水溶性高分子フィ
ルムやシート製包材で包み、この包装体にガス抜き孔を
開けておき、しかも水中に入れた時には浮上するように
設計しておくと、貯蔵や輸送時に例えば包材に吸着した
水分と反応して少量のガスが発生しても、ガスはこのガ
ス抜き孔から外部に出るので包装体が膨らんだりせずに
安定に保存、輸送ができ、使用時に例えば水に投入して
も底に埋まったりすることがなくなり、そしてこのガス
抜き孔から内部に入る水と反応して多量のガスが発生す
るとガスはこのガス抜き孔から外部に出るので包装体は
適当に膨張して水によく浮上し、その内に包材が水に溶
解すると初めて発泡製剤が多量の水と反応して多量のガ
スが発生するので、攪拌などを行わなくても有効成分を
容易に均一に溶解・拡散できることを見いだし、本発明
を成すに至った。
【0006】本発明の請求項1の発明は、少なくとも炭
酸塩および/または炭酸水素塩と、水溶性固体酸および
有効成分を含有する固体状組成物からなる発泡製剤を水
溶性高分子フィルムあるいはシート製包材で包んだ、少
なくとも1つのガス抜き孔を有する包装体であって、水
に入れると浮上し、前記ガス抜き孔から水が内部に進入
するとガスが発生して膨らんで浮上を続け、前記包材が
水に溶解すると前記発泡製剤が沈降してガスを発生しつ
つ徐々に溶解して前記有効成分を拡散するようにしたこ
とを特徴とする発泡製剤を包んだ包装体である。
【0007】本発明の請求項2の発明は、請求項1記載
の包装体において、前記水溶性高分子が部分ケン化ポリ
ビニルアルコール、変性ポリビニルアルコール、ポリエ
チレンオキシド、メチルセルロースフィルムから選ばれ
る水溶性高分子であることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3の発明は、請求項1ある
いは請求項2記載の包装体において、表面に凹凸模様を
施した水溶性高分子フィルムあるいはシート製包材を用
いることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4の発明は、請求項1ない
し請求項3記載の包装体において、前記有効成分が酵母
菌抽出物および/またはメチオニン、あるいはさらに農
薬活性成分、肥料成分、界面活性剤から選ばれる少なく
とも1種以上を含有するものであることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項5の発明は、請求項1ない
し請求項4記載の包装体において、前記発泡製剤が顆粒
剤、錠剤、粉末のいずれかであることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明において使用する炭酸塩や
炭酸水素塩は特に限定されるものではなく、具体的に
は、例えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシ
ウム、炭酸アンモニウム、セスキ炭酸ナトリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素アンモニ
ウム、セスキ炭酸カリウム、セスキ炭酸アンモニウム、
炭酸リチウム、炭酸水素リチウム等が挙げられ、特に炭
酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウムが好ましく用いられ
る。これらは単独で用いてもよく、2種以上を任意の割
合で組み合わせて用いてもよい。
【0012】また、本発明において使用する水溶性固体
酸としては特に限定されるものではなく、具体的には、
例えばクエン酸、マレイン酸、コハク酸、リンゴ酸、ア
スコルビン酸、フマル酸、酒石酸、シュウ酸、マロン
酸、アジピン酸、ホウ酸、リン酸二水素ナトリウム、リ
ン酸二水素カリウム等が挙げられるが、特にクエン酸、
マレイン酸、リンゴ酸、アスコルビン酸、フマル酸、リ
ン酸二水素ナトリウムが好ましく用いることができる。
これらの水溶性固体酸は、それぞれ単独で用いてもよ
く、2種以上を任意の割合で組み合わせて用いてもよ
い。
【0013】炭酸塩および/または炭酸水素塩、および
水溶性固体酸の合計含有量は本発明の植物用発泡製剤の
全重量に対して5〜99.999重量%の範囲であり、
より好ましくは、10〜90重量%、さらに好ましくは
20〜80重量%の範囲である。また、炭酸塩および/
または炭酸水素塩と、水溶性固体酸の重量比は1:10
〜10:1の範囲であり、より好ましくは3:7〜7:
3の範囲である。重量比が1:10〜10:1の範囲を
超えると、反応したときの炭酸ガスの発生量が少なくな
り、その他の成分の拡散性が悪くなる。しかも溶解した
水の性質が強い酸性や、アルカリ性になり易くなるため
好ましくない。
【0014】本発明において使用する有効成分は、農業
用、養魚など漁業用、プール用、入浴用、クーリングタ
ワー用、鑑賞魚用など使用する目的により異なるので特
に限定されるものではなく、具体的には例えば、除草成
分、殺菌剤、殺虫剤、農薬活性成分、肥料、飼料、抗生
物質、ビタミン、植物成長調整剤、酵母菌抽出物、L−
メチオニン、D−メチオニン、DL−メチオニンなどの
メチオニン、香料組成物を含む入浴剤、入れ歯洗浄剤な
どを挙げることができる。
【0015】前記酵母菌抽出物とは酵母菌をアルコール
などの適当な抽出溶媒を用いて抽出処理を行いそれを乾
燥して得られるものであり、具体例として、市販の微生
物培養用酵母エキスや食品添加物用の酵母エキスなどを
挙げることができる。
【0016】また、本発明で使用する発泡製剤に対し
て、水に対する溶解性、分散性を大きく損なわない範囲
において、結合剤、鉱物質微粉末、吸収性微粉末、分解
阻止剤、滑剤、着色剤、増量剤、崩壊剤、乾燥剤、薬害
軽減剤等を適宜含有することができる。
【0017】本発明でいう製剤とは、顆粒剤、錠剤、粉
末、カプセルなどを包含する。
【0018】本発明において使用する水溶性高分子は、
天然水溶性高分子でも合成水溶性高分子でもあるいはこ
れらの混合物でもよい。合成水溶性高分子としては、例
えばポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリメタク
リル酸、ポリイタコン酸、ポリビニルアルコール、ポリ
エチレンオキシド、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
メチルエーテル、あるいはマレイン酸、フマル酸、クロ
トン酸、アニコット酸などを他のモノマーと共重合した
水溶性高分子などを挙げることができる。天然水溶性高
分子としては、例えば各種の澱粉、蛋白質、セルロー
ス、カルボキシメチルセルロース、水溶性紙などを挙げ
ることができる。部分ケン化ポリビニルアルコール、変
性ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキシド、メチ
ルセルロースフィルムなどは好ましく使用できる。これ
らの水溶性高分子はいずれも生分解性を有するので、環
境にやさしく、安全である。
【0019】本発明においては、水溶性高分子を用いて
作られたフィルムあるいはシート製の包材で粉末状、顆
粒剤、または錠剤状などの発泡製剤を包む。発泡製剤や
包装体の重量、大きさ、形状、フィルムやシートの厚
さ、包み方、またガス抜き孔の数や大きさ、配置、形状
などは特に限定されず、また、錠剤状の発泡製剤を用い
る場合、本発明の包装体中に包む数は1個でも、2個以
上でもよく特に限定されない。しかし、包装体を水中に
入れた時には浮上するようにし、貯蔵や輸送時に水分と
反応して少量のガスが発生しても、ガスがこのガス抜き
孔から外部に出るようにし、そして包装体を水中に入れ
た時このガス抜き孔から水が内部に入って反応して多量
のガスが発生してもこのガスをガス抜き孔から外部に出
すようにして、包装体が破壊されないようにし、前記フ
ィルムやシート製包材が溶解するまでは包装体を適当に
膨張して水によく浮上するように設計することが肝要で
ある。
【0020】本発明の包装体は1個あるいは2個以上の
適当な複数個まとめて公知の方法、装置などを用いて密
封包装して貯蔵・運搬中などに湿気や水分と接触しない
ようにすることが好ましく、使用時にこの密封包装した
ものから取り出してそのまま使用する。
【0021】図1に本発明の包装体の一実施例を示す。
1は包装体であり、この包装体1は、40μm厚程度の
水溶性高分子フィルム[部分ケン化ポリビニルアルコー
ル、商品名:エバール、(株)クラレ製]2を管状にし
て長手方向にヒートシール3したものの底部をヒートシ
ール4した袋(幅8cm×長さ11.5cm)の開口部
から錠剤状の下記発泡製剤5(直径5cm×高さ1.5
cmの円筒状発泡製剤。重量約40g)を1個入れた
後、この開口部をヒートシール6したものであり、2個
のガス抜き孔7(直径約2mm)が設けられている。こ
のガス抜き孔7は予め前記フィルム2に設けておいて
も、あるいは前記フィルム2で発泡製剤5を包んだ後に
形成してもよい。
【0022】発泡製剤:酵母菌抽出物(特願平8−11
2811号明細書の実施例1に記載のもの)10部、炭
酸水素ナトリウム35部、クエン酸35部、DL−メチ
オニン5部、乳糖15部を均一に混合し、マイクロサン
プルミル(細川工業株式会社製)で混合粉砕後、組成物
40gを打錠機(菊水株式会社製)を用いて圧縮成形に
より成形した。
【0023】前記水溶性高分子フィルム2の表面はエン
ボス加工によって細かい凹凸模様を施してある。このよ
うな凹凸模様を施しておくと、包装体1を使用時に手で
持ったとき、ベタ付き感がなくさらっとした感を与える
ので好ましい。図1のAは包装体1のフィルム2の表面
の一部を拡大して示す説明図であり、12は凸部を示
し、13は凹部を示す。
【0024】図2(a)〜(d)に、本発明の包装体を
水に入れた時の状態を示す。 (a):本発明の発泡製剤5を包んだ包装体1を水に投
入すると、自重により一旦は水中に沈む場合もあるが、
水面に浮上する。したがって、図示しない水底が水田の
場合のように柔らかい泥状であっても包装体1が埋まる
ことがない。 (b):ガス抜き孔7から水が内部に入って反応して多
量のガス8が発生してもこのガス8をガス抜き孔7から
外部に出す(矢印で示す)ようにすると包装体1が発生
したガスにより膨らみ過ぎて破壊されることがなく、包
装体1は適当に膨張して約40秒程度(フィルムの厚さ
などを変えることによりさらに長くすることもできる)
は水によく浮上する。 (c):包装体1のフィルムの一部が溶解すると、発泡
製剤5は包装体1からでて多量の水と反応して多量のガ
ス8を発生しながら、沈降して行く。 (d):底9に沈降した発泡製剤5は引き続き周囲の多
量の水と反応して多量のガス8を発生し、全部溶解する
まで発泡を続け、このようにして攪拌などを行わなくて
も有効成分が均一に溶解し、均一に広く拡散される。残
りのフィルムも徐々に水に溶解しガスにより拡散され、
形態を残さなくなる。このフィルムは生分解性を有する
ので残留して環境を汚染することがない。
【0025】図3に、本発明の包装体を田に入れた時の
状態を示す。稲10を生育している広い水田11に本発
明の包装体1を直接、手撒きや、散粒機によって4個投
入した例を示す。発泡製剤を包んだ包装体1のまま直接
投入するので、作業時間の短縮、省力化が可能となる
上、水に投入しても底に埋まったりすることがなく、有
効成分を水中に容易に溶解して拡散させることができ
る。例えば、湛水条件下の水田に10アール当たり2〜
200個、好ましくは5〜20個の錠剤を直接施用す
る。溶解、拡散に要する時間は、数分〜数時間程度と短
いため、特殊な機械を必要とせず、しかも直接水田に入
ることなく畦畔などから投げ込めばよいので、作業の
面、保管の面、輸送の面からも利用価値の高いものであ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明の包装体は、保存安定性がよく、
しかも取り扱いが便利であり、貯蔵や輸送が容易で、発
泡製剤を包んだ包装体のまま直接使用が可能であり、作
業時間の短縮、省力化が可能となる。しかも、使用時に
水に入れてもすぐには底に沈まず、水に投入しても底に
埋まったりすることがなく、例えば湛水条件下の水田に
おいては直接投込み施用することができ、攪拌などを行
わなくても有効成分を容易に溶解して拡散させることが
できる。本発明の包装体は、有効成分を替えることによ
り、例えば、農業用、養魚など漁業用、プール用、入浴
用、クーリングタワー用、鑑賞魚用など多くの用途に使
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の包装体の一実施例を示す説明図であ
る。
【図2】 (a)は本発明の包装体を水に投入して、水
面に浮上した状態を示し、(b)は本発明の包装体が発
生したガスにより膨らむが破壊されず、水によく浮上す
る状態を示し、(c)は本発明の包装体のフィルムの一
部が溶解し、発泡製剤が包装体からでて多量の水と反応
して多量のガスを発生しながら、沈降して行く状態を示
し、(d)は水田の底に沈降した発泡製剤が発泡し、全
部溶解するまで発泡を続け、有効成分が均一に広く拡散
される状態を示す。
【図3】 本発明の包装体を水田に入れた時の状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 本発明の包装体 2 水溶性高分子フィルム 3、4、6、ヒートシール部 5 発泡製剤 7 ガス抜き孔 8 ガス 9 底 10 稲 11 水田 12 凸部 13 凹部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも炭酸塩および/または炭酸水
    素塩と、水溶性固体酸および有効成分を含有する固体状
    組成物からなる発泡製剤を水溶性高分子フィルムあるい
    はシート製包材で包んだ、少なくとも1つのガス抜き孔
    を有する包装体であって、水に入れると浮上し、前記ガ
    ス抜き孔から水が内部に進入するとガスが発生して膨ら
    んで浮上を続け、前記包材が水に溶解すると前記発泡製
    剤が沈降してガスを発生しつつ徐々に溶解して前記有効
    成分を拡散するようにしたことを特徴とする発泡製剤を
    包んだ包装体。
  2. 【請求項2】 前記水溶性高分子が部分ケン化ポリビニ
    ルアルコール、変性ポリビニルアルコール、ポリエチレ
    ンオキシド、メチルセルロースフィルムから選ばれる水
    溶性高分子であることを特徴とする請求項1記載の包装
    体。
  3. 【請求項3】 表面に凹凸模様を施した水溶性高分子フ
    ィルムあるいはシート製包材を用いることを特徴とする
    請求項1あるいは請求項2記載の包装体。
  4. 【請求項4】 前記有効成分が酵母菌抽出物および/ま
    たはメチオニン、あるいはさらに農薬活性成分、肥料成
    分、界面活性剤から選ばれる少なくとも1種以上を含有
    するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項
    3記載の包装体。
  5. 【請求項5】 前記発泡製剤が顆粒剤、錠剤、粉末のい
    ずれかであることを特徴とする請求項1ないし請求項4
    記載の包装体。
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