JP4942622B2 - ストッパー付ポンプ容器 - Google Patents

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本発明は、内容物を吐出するためのポンプ装置と、ポンプ装置を作動させるトリガーレバーと、トリガーレバーを引いた状態で固定するストッパーとを備えるトリガー式のストッパー付ポンプ容器及びストッパーに関する。
トリガー式のポンプ容器は、トリガーの操作部を容器側に引くことによりポンプ装置を作動させて、容器本体の収容部に収容された内容物を吐出ノズルから吐出させる容器である。またトリガー式のポンプ容器では、輸送中や使用時における意に反する吐出や不用意な吐出を回避できるように、吐出ノズルの吐出口やトリガーの操作部を覆うことによって操作部の動きをロックするストッパーを、ロック及びその解除を簡便に行い得るように設けたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、例えばポンプディスペンサーとして、押し下げヘッドを押し下げた状態で容器本体側へ係止させて、出荷時の包装等が嵩張るの回避すると共に、バージン機構を施した縦型ポンプ容器が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−341767号公報 特開2006−89110号公報
トリガー式のポンプ容器についても、流通過程において例えば包装状態の容積が嵩ばらないようにすることが望ましいが、特許文献1に記載のストッパーでは、トリガーの操作部を引かれた状態でロックしておくことは困難である。また、特許文献2に記載の押し下げた状態に押し下げヘッドを保持する機構は、トリガー式のポンプ容器にそのまま適用することが困難であると共に、バージン機構を兼ねているため、組みつけが容易ではない。
本発明は、トリガー式のポンプ容器のトリガーの操作部を、引かれた状態に容易に保持しておくことができると共に、組みつけを容易に行うことのできるストッパー付ポンプ容器及びストッパーを提供することを目的とする。
本発明は、内容物を吐出するポンプ装置と、該ポンプ装置を作動させるトリガーレバーと、該トリガーレバーを引かれた状態で固定するストッパーとを備えるトリガー式のストッパー付ポンプ容器であって、前記ストッパーは、前記トリガーレバーを挟んだ両側に配置される一対の側壁部と、該一対の側壁部の間に介在して設けられ、引かれた状態の前記トリガーレバーを係止固定するレバー係止部と、該一対の側壁部に各々設けられ、前記トリガーレバーを前記レバー係止部に係止した状態で容器の外周部分に着脱可能に係合する係合部とを有するストッパー付ポンプ容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明は、上記ストッパー付ポンプ容器に用いるストッパーであって、前記トリガーレバーを挟んだ両側に配置される一対の側壁部と、該一対の側壁部の間に介在して設けられ、引かれた状態の前記トリガーレバーを係止固定するレバー係止部と、該一対の側壁部に各々設けられ、前記トリガーレバーを前記レバー係止部に係止した状態で、前記側壁部を容器の外周部分に着脱可能に係合する係合部とを有するストッパーを提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のストッパー付ポンプ容器又はストッパーによれば、トリガー式のポンプ容器のトリガーの操作部を、引かれた状態に容易に保持しておくことができると共に、組みつけを容易に行うことができる。
以下に、本発明のストッパー付ポンプ容器について、その好ましい一実施形態を図面を参照しながら説明する。図1及び図2に示す本実施形態のストッパー付ポンプ容器10は、トリガーレバー11の操作部12による移動方向Xが、ポンプ装置13の吐出ノズル14からの吐出方向Yと略垂直になった、いわゆる縦型トリガー容器であって、チューブ状の容器本体15と、容器本体15の口部15aに装着固定された、トリガーレバー11によって作動するポンプ装置13と、ストッパー16とを備えている。
このような縦型トリガー式のポンプ容器では、吐出ノズルからの吐出方向がトリガーレバーの操作部の引き方向と逆方向となっている通常の横型トリガー式のポンプ容器と比較して、引かれていない状態でのトリガーレバー11の操作部12の容器本体15からの張り出し量が大きくなる(図4参照)。
本実施形態のポンプ容器10は、ストッパー16を組みつけることにより、トリガーレバー11の操作部12を引かれた状態に保持して、特に、例えば包装した流通過程において、容積が嵩ばらないようにして、容器全体のコンパクト化を容易に図ることができるようにすることを目的として採用されたものである。
そして、本実施形態のストッパー付ポンプ容器10は、内容物を吐出するポンプ装置13と、ポンプ装置13を作動させるトリガーレバー11と、トリガーレバー11を引かれた状態で固定するストッパー16とを備えるトリガー式のポンプ容器であって、ストッパー16は、図3にも示すように、トリガーレバー11を挟んだ両側に配置される一対の側壁部17と、これらの一対の側壁部17の間に介在して設けられ、引かれた状態のトリガーレバー11を係止固定するレバー係止部18と、一対の側壁部17に各々設けられ、トリガーレバー11をレバー係止部18に係止した状態で容器10の外周部分に着脱可能に係合する係合部19とを有している。
また、本実施形態では、容器本体15の収容部15bと吐出ノズル14とがポンプ装置13を挟んで上下に配置されると共に、吐出ノズル14の吐出方向Yが容器本体15の収容部15bと反対側となっており、トリガーレバー11は、レバー係止部18に係止固定された状態において、操作部12が容器本体15の側方に延設していると共に、吐出ノズル14を挟んだ操作部12とは反対側の基端部20が容器10の上部に回動可能に連結している。
本実施形態では、ポンプ装置13が装着固定される容器本体15は、可撓性を有するシート材料からなり、口部15aとは反対側の端部が閉塞されたチューブ状の筒状体である。
容器本体15の収容部15bには、酸化により劣化する内容物(図示せず)が収容されている。そのような内容物としては、例えば、2剤式染毛剤の第1剤が挙げられる。容器本体15の収容部15bに収容されている内容物は、ポンプ装置13のポンプ作用によって吸引され、吐出ノズル14から吐出される。
容器本体15は、酸素により劣化する内容物を収容した場合に該内容物の劣化を防止するために、酸素バリア性を有するシート材料からなる。そのようなシート材料としては、例えばアルミラミネート樹脂が挙げられる。容器本体15は、例えば内径が10〜50mm程度、高さ(長さ)が70〜200mm程度の円筒状に形成される。
本実施形態では、ポンプ装置13は、一般にポリオレフィン樹脂等の合成樹脂からなり、図4にも示すように、ポンプ本体21と吐出ノズル14とを備えている。
ポンプ本体21は、その内部に、計量室22を含む公知のポンプ機構を備える。具体的には、円筒状のシリンダー23、シリンダー23の内面を密着摺動するピストン24、シリンダー23の下端部に設けられた吸入弁25、ピストン24の下端部に設けられた吐出弁26等を備える。またポンプ本体21は、ステム27、ステム押さえ28、スプリング29、スプリング押さえ30等を備えている。
ポンプ本体21は、シリンダー23によってその外殻部が構成されている。シリンダー23の外周面23aは、容器本体15の口部15aの内径と同じか、僅かに大きい外径を有している。これによって、シリンダー23の外周面23aは、ポンプ本体21が容器本体15の口部15aに挿入装着された際に、口部15aの内周面と強固に密着する。またシリンダー23の外周面23aは、ヒートシール性を有するポリオレフィン樹脂等からなる。これによって、容器本体15の口部15aにポンプ本体21を装着した後に、公知のヒートシール手段を用いて容器本体15の外側からヒートシールを施すことにより、シリンダー23の外周面23aと容器本体15の口部15aの内周面とを、気密な状態で強固に密着接合することが可能になる。これらによって、ポンプ本体21は、シリンダー23の外周面23aを口部15aの内周面に密着させ、容器本体15のシート材料で覆われた状態で、口部15aに固定されるようになっている。
ポンプ装置13は、前述のように、ポリオレフィン樹脂等の合成樹脂からなるが、このような材料から形成されたポンプ装置13は、それ自体が酸素バリア性を有していない。而して、本実施形態のポンプ装置13では、計量室22に、容器本体15の収容部15bに収容された内容物に対して不活性なガスが充填されている。ここでいう「不活性」とは、内容物に対する相対的なものである。具体的には、染毛剤等の酸素により劣化する内容物に対して不活性なガスとしては、例えば窒素ガス、ヘリウムガスが挙げられる。
吐出ノズル14は、スプリング押さえ30に一体として接合されることにより、ポンプ本体21から上方に突出して設けられており、スプリング押さえ30及びステム27を介してピストン24に連結されている。本実施形態では、吐出ノズル14は、トリガーレバー11による操作によって押圧されることにより、ピストン24をシリンダー23に対して密着摺動させ、そのポンプ作用によって、容器本体15から吸入弁25を介して内容物を計量室22に吸引する。そして、計量室22に吸引された内容物を、吐出弁26を介して、吐出ノズル14の先端のノズル開口14aから必要量吐出させる。
本実施形態では、容器本体15の上端部分の外周面を覆うようにして、把持ホルダ31が取り付けられている。把持ホルダ31は、相当の保形剛性を有する筒状部材であって、容器本体15の上端部分に装着されることにより、柔軟なチューブ状の容器本体15を補強して、トリガーレバー11を操作する際の把持力を強固に支持する。なお、把持ホルダ31を容器本体15の上端部分に装着するための手段としては、例えば、凸部を凹部に嵌め込むことによる嵌着や、雄ネジと雌ネジとをネジ込むことによる螺着等が挙げられる。本実施形態においては、嵌着が用いられている。
また、本実施形態では、把持ホルダ31の一部が上方に突出して軸支部31aを形成しており、この軸支部31aに、トリガーレバー11が、回動可能にピン結合される。
トリガーレバー11は、操作部12と押圧部32とからなる略直角に屈曲したくの字形状を有しており、その基端部20が把持ホルダ31の軸支部31aに回動可能に軸支されている。トリガーレバー11の基端部20から横方向に延設される押圧部32の中央部分には、吐出ノズル14を貫通させて上方に突出させる切欠き穴40が形成されている。また押圧部32の例えば切欠き穴40の周囲の部分には、押圧凸部(図示せず。)が設けられている。この押圧凸部によって、トリガーレバー11の操作部12を容器本体15側に引く操作を行う際に、スプリング29の付勢力に抗してスプリング押さえ30を押し下げ、これに伴って、吐出ノズル14と共にステム27及びピストン24を下方に押し下げることができるようになっている。
トリガーレバー11の操作部12は、押圧部32から略直角に屈曲した部分である。操作部12は、把持ホルダ31を把持しつつトリガーレバー11を操作する際に、手指を掛けて容器本体15側に引く操作を行い易いように、若干内側に湾曲した形状を備えている。
そして、本実施形態のポンプ容器10では、特に縦型トリガー式の容器であることから、図4に示すように、トリガーレバー11が引かれていない開放状態では、トリガーレバー11の操作部12は、容器10から大きく張り出した状態となる。このままの状態で、例えば包装等がなされて流通過程におかれると、容積が嵩ばって好ましくない。したがって、本実施形態では、図1及び図2示すように、ストッパー16を組みつけ、トリガーレバー11の操作部12を引かれた状態に保持することにより、特に流通過程において、容器全体のコンパクト化を図ることができるようにしている。
本実施形態では、ストッパー16は、図3にも示すように、トリガーレバー11を挟んだ両側に配置される一対の側壁部17と、一対の側壁部17の間に介在して設けられ、引いた状態のトリガーレバー11を係止固定するレバー係止部18と、一対の側壁部17に各々設けられ、トリガーレバーをレバー係止部18に係止した状態で、側壁部17を容器の外周部分に着脱可能に係合する係合部19とを有している。
また、本実施形態では、トリガーレバー11は、その押圧部32の上面がストッパー16のレバー係止部18に当接することにより、引かれた状態でレバー係止部18に係止固定されるようになっている。
本実施形態では、ストッパー16は、好ましくはガスバリア性(酸素バリア性)を有する材質の材料として、例えばエチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂を用いて、一対の側壁部17とレバー係止部18とが、コの字断面形状を有するように一体として形成されている。ストッパー16がガスバリア性を有する材質の材料を用いて形成されることにより、容器本体15及び吐出ノズル14を含めた容器全体のガスバリア性をさらに向上させることが可能になる。
側壁部17は、レバー係止部18側の傾斜部17aと、接続稜線部33を挟んで傾斜部17aと連接する平行部17bとからなる。各側壁部17には、接続稜線部33の近傍部分を除いて、傾斜部17aと平行部17bとに跨って切り込み34を入れることにより、この切り込み34によって傾斜部17a及び平行部17bから切り離された係合部19が形成されている。
係合部19は、切り込み34によって傾斜部17a及び平行部17bから切り離された平板状の部分であって、平行部17bに沿って配置されることにより、その接続稜線部33よりも上方の部分が、押圧部19aとして、傾斜部17aから離間した状態で片持ち状に設けられる。また係合部19は、接続稜線部33の近傍部分において平行部17bと接合しており、この接合部35を中心として、シーソー状に傾くように揺動できるようになっている。
さらに、係合部19には、その下端部分に、内側に突出する部分を有する横長形状の係合爪36が設けられている。例えば各係合部19の接続稜線部33よりも下方の部分19bを両側から同時に内側に押し込むことにより、係合爪36を、容器本体15の上端部分に装着した把持ホルダ31の下端縁部31bに係合係止させる(図1参照)。これによって、トリガーレバー11をレバー係止部18に当接係止した状態で、ストッパー16を容器10の上部外周部分に固定しておくことが可能になる。またストッパー16が容器10の上部外周部分に固定された状態から、例えば各係合部19の押圧部19aを両側から同時に内側に押し込むことにより、係合部19の接続稜線部33よりも下方の部分19bが外側に開くことになる。これによって、係合爪36の把持ホルダ31の下端縁部31bへの係合状態を解除して、ストッパー16を容器10から取り外すことが可能になる。
ストッパー16のレバー係止部18は、一対の側壁部17の上端縁部を繋ぐようにして設けられた矩形平板形状の部分である。レバー係止部18は、ストッパー16を容器10の上部外周部分に装着固定した際に、トリガーレバー11の押圧部32を下方に押し込むようにしつつ、ポンプ装置13のスプリング29からの弾性付勢力によって、押圧部32の上面を当該レバー係止部18の下面に当接させる。これによって、操作部12が引かれた状態でトリガーレバー11を係止することが可能になる。なお、トリガーレバー11がレバー係止部18によって係止されて操作部12が引かれている状態には、操作部12を完全に引ききって全く動けない状態の他、ポンプ装置13が作動しない程度の遊びを持って引かれた状態を含むことは勿論である。
ストッパー16の装着により、トリガーレバー11が引かれた状態で固定される。すなわちピストン24が押され、シリンダー23内部の計量室22の体積が小さくなり吸入弁25と吐出弁26が接近し閉じた状態で固定されている。
また、本実施形態では、レバー係止部18の中央部分から上方に突出して、有天円筒形状のノズル格納部37が設けられている。本実施形態では、ノズル格納部37は、吐出ノズル14の蓋を兼ねるようになっている。ノズル格納部37は、ストッパー16が容器10の上部外周部分に装着固定された際に、トリガーレバー11の押圧部32を貫通して上方に突出する吐出ノズル14を収納する。吐出ノズル14がノズル格納部37に収納されることにより、吐出ノズル14のノズル開口14aを閉塞して、例えば吐出ノズル14の内部に滞留する内容物の固化を防止することが可能になる。
そして、上述の構成を備える本実施形態のストッパー16及びストッパー付ポンプ容器10によれば、トリガーレバー11の操作部12を、引かれた状態に容易に保持しておくことができると共に、ストッパー16の組みつけを容易に行うことができる。
すなわち、本実施形態によれば、ストッパー16は、トリガーレバー11の両側に配置される一対の側壁部17と、一対の側壁部17の間に介在して設けられて引かれた状態のトリガーレバー11を係止固定するレバー係止部18と、トリガーレバー11をレバー係止部18に係止した状態で容器本体15(把持ホルダ31)の外周部分に着脱可能に係合する係合部19とからなる。したがって、レバー係止部18の下面に、ポンプ装置13のスプリング29の弾性付勢力によってトリガーレバー11の押圧部32の上面を当接係止させた状態で、係合部19の係合爪36を把持ホルダ31の下端縁部31bに係合することにより、ストッパー16を容器10に容易に組み付けることが可能になると共に、トリガーレバー11のレバー係止部18への係止状態によって、トリガーレバー11の操作部12を、図1及び図2に示すように、引かれた状態で、且つ容器本体15の側面に沿って大きく張り出すことなく配置された状態で強固に保持することが可能になる。これによって、特に流通過程において、容積が嵩ばらないようにして、容器全体のコンパクト化を容易に図ることが可能になる。
また、計量室22の体積を小さくし、弁25,26を固定した状態に維持していることで、流通過程での空気の出入りを遮断でき、実使用時においても計量室22内に内容物を極力保持しない状態で保存することができるため空気中の酸素による劣化を抑制することが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、引かれた状態のトリガーレバーを係止固定するストッパーのレバー係止部は、トリガーレバーを当接係止する平板状の部分である必要は必ずしもなく、例えば嵌合係止する凹嵌部等によるものであっても良い。また、ストッパーの係合部が係合する容器の外周部分は、把持ホルダの下端縁部である必要は必ずしもない。さらに、本発明のストッパー付ポンプ容器は、トリガーレバーの操作部による移動方向が、ポンプ装置の吐出ノズルからの吐出方向と略垂直になった、いわゆる縦型トリガー容器である必要は必ずしもなく、例えばストッパーを横方向から装着して、吐出ノズルからの吐出方向がトリガーレバーの操作部の引き方向と逆方向となっている、わゆる横型トリガー式のポンプ容器に適用することもできる。さらにまた、例えば特願2007−164926に示す、2剤式のポンプ容器に適用することもできる。
また、ストッパー16は、その形状を種々変更して形成することができる。例えば、図5(a)に示すように、一対の側壁部17をレバー係止部18よりも上方に延設させて、三角形の断面形状を有すると共に、レバー係止部18よりも上方部分を格納室38として吐出ノズル14を収納できるようにした形状に形成することもできる。また、例えば、図5(b)に示すように、一対の側壁部17を平行に配置して、コの字断面形状を有すると共に、レバー係止部18よりも上方部分に中空六面体形状の格納室39を設けて吐出ノズル14を収納できるようにした形状に形成することもできる。
本発明の好ましい一実施形態に係るストッパー付ポンプ容器の要部を示す正面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るストッパー付ポンプ容器の要部を、ストッパーを透視して示す断面図である。 ストッパーの斜視図である。 ストッパーを取り外した上体のストッパー付ポンプ容器の要部を示す正面図である。 ストッパーの他の形態を例示する斜視図である。
符号の説明
10 ストッパー付ポンプ容器
11 トリガーレバー
12 トリガーレバーの操作部
13 ポンプ装置
14 吐出ノズル
15 容器本体
15a 容器本体の口部
15b 容器本体の収容部
16 ストッパー
17 側壁部
18 レバー係止部
19 係合部
20 トリガーレバーの基端部
21 ポンプ本体
23 シリンダー
29 スプリング
30 スプリング押さえ
31 把持ホルダ
31a 把持ホルダの軸支部
31b 把持ホルダの下端縁部
32 トリガーレバーの押圧部
36 係合爪
37 ノズル格納部

Claims (8)

  1. 内容物を吐出するポンプ装置と、該ポンプ装置を作動させるトリガーレバーと、該トリガーレバーを引かれた状態で固定するストッパーとを備えるトリガー式のストッパー付ポンプ容器であって、
    前記ストッパーは、前記トリガーレバーを挟んだ両側に配置される一対の側壁部と、該一対の側壁部の間に介在して設けられ、引かれた状態の前記トリガーレバーを係止固定するレバー係止部と、該一対の側壁部に各々設けられ、前記トリガーレバーを前記レバー係止部に係止した状態で容器の外周部分に着脱可能に係合する係合部とを有するストッパー付ポンプ容器。
  2. 前記トリガーレバーは、前記レバー係止部に当接することにより、引かれた状態で前記レバー係止部に係止固定される請求項1記載のストッパー付ポンプ容器。
  3. 前記一対の側壁部と前記レバー係止部とが、コの字断面形状を有するように一体として形成されている請求項1又は2記載のストッパー付ポンプ容器。
  4. 前記レバー係止部は、ノズル格納部を備える請求項1〜3のいずれかに記載のストッパー付ポンプ容器。
  5. 前記ノズル格納部が、吐出ノズルの蓋を兼ねる請求項4記載のストッパー付ポンプ容器。
  6. 前記ストッパーは、ガスバリア性を有する材質の材料を用いて形成される請求項1〜5のいずれかに記載のストッパー付ポンプ容器。
  7. 容器本体の収容部と吐出ノズルとが前記ポンプ装置を挟んで上下に配置されると共に、前記吐出ノズルの吐出方向が前記収容部と反対側となっており、前記トリガーレバーは、前記レバー係止部に係止固定された状態において、操作部が容器本体の側方に延設すると共に、前記吐出ノズルを挟んだ前記操作部とは反対側の基端部が容器の上部に回動可能に連結している請求項1〜6のいずれかに記載のストッパー付ポンプ容器。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載のストッパー付ポンプ容器に用いるストッパーであって、
    前記トリガーレバーを挟んだ両側に配置される一対の側壁部と、該一対の側壁部の間に介在して設けられ、引いた状態の前記トリガーレバーを係止固定するレバー係止部と、該一対の側壁部に各々設けられ、前記トリガーレバーを前記レバー係止部に係止した状態で、前記側壁部を容器の外周部分に着脱可能に係合する係合部とを有するストッパー。
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