JP5236383B2 - 把手付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、把手付き容器(合成樹脂製容器)に関するものであり、該容器の外観形状に影響を与えず、なおかつ把手が邪魔になることなしに効率的なライン搬送、箱詰め、商品陳列等を実現しようとするものである。
酒類や飲料、醤油等を入れる容器としては、近年、2軸延伸ブロー成形によって成形された合成樹脂製のブローボトルが用いられている。
かかる容器は充填容量も様々ものが提供されているが、例えば比較的大容量のボトルであっては片手で保持するのは困難であることから別途に作製した把手をブロー成形に際してボトルの胴体部分に固定して一体化を図るようにしている(例えば特許文献1参照)。
[特許文献1]特公平4−36939号公報
ところで、この種のボトルは、把手の、胴体部分からの張り出しを避ける(把手の部分が邪魔になり効率的な箱詰めや商品陳列ができない)ため、該胴体部分に凹部を設け、その凹部に把手を取り付ける工夫がなされているところ、係るボトルにあっては、外観形状のデザインに制約を受けることがあり、充填容量を大きくすることにも影響を及ぼす問題を残していた。
本発明の課題は、容器の外観形状に大きな影響を与えず、なおかつ効率的なライン搬送、箱詰め、商品陳列が実現できる外観形状がすっきりした把手付き容器を提案するところにある。
本発明は、容器の胴体部分を形成する周壁に把手を備えた容器であって、
該把手は、周壁に突設された基部に着脱可能に固定保持されるベースと、このベースの対向縁部にそれぞれヒンジを介して折り返し可能に連結され、折り返し端の突き合わせによって把持部を形成する窓孔付きの一対の扁平フレームからなり、
該扁平フレームの窓孔縁部に、各扁平フレームに相互に連係して該扁平フレームの折り返し姿勢を維持するストッパーを設け、
前記基部は、扁平フレームの折り返しに際して該扁平フレームの折り返し姿勢を維持するための、該扁平フレームに設けられた凹部に適合する凸部、又は、該扁平フレームに設けられた凸部に適合する凹部を有することを特徴とする把手付き容器である。
上記の構成になる把手付きの容器において、ストッパーは、一方の扁平フレームにヒンジを介して傾倒可能に保持された係止片と、他方の扁平フレームにヒンジを介して傾倒可能に保持され、該係止片と連係する係止片にて構成することができる。
また、扁平フレームには、折り返し端の突き合わせ部位に、把持部の背面にて平坦面を形成する板状部材を設けるのが好ましい。
また、ベースは、該ベース又は基部に設けた凸部を、該基部又はベースに設けた凹部に差し入れ、ベースを基部に対して相対的に回動させることによって該基部に抜け止め連結した連結手段を適用する。
容器の胴体部分を形成する周壁には、把手のベース、扁平フレームの輪郭形状に適合する輪郭形状を有し、該ベース、扁平フレームを胴体部分の外表面に沿わせて配置、収納し、例えば、胴体部分の外表面とベース、扁平フレームの外表面とを面一にする区画凹所を形成しておくことができ、該区画凹所の縁部には扁平フレームの折り返し端に係合して扁平フレームの収納姿勢を保持する爪部を形成しておくのが望ましい。
把手を、容器の周壁に固定されるベースと、折り返し可能な扁平フレームとによって構成することにより、該扁平フレームを容器の周壁に沿わせた収納姿勢に保持することが可能となり、容器の使用前においてはライン搬送、商品の箱詰め、陳列において該把手が邪魔になることがないすっきりした外観を呈することになる。
また、ベースを、周壁に設けた基部から取り外すことができるため分別回収が可能であり、さらに、容器の外観形状に影響を与えることがないのでデザインの多様化が可能となる。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう把手付き容器の実施の形態を角型ボトルについて示した図である。
図における1は合成樹脂からなる容器である。この容器1はその上端部に内容物を排出するキャップ付きの注出栓1aが設けられており、短辺側の周壁1bにはフランジ付きの基部1cが形成されている。
また、2は容器1の胴体部分を形成する周壁1bに設けられた把手である。この把手2は、板状のベース2a(基部1cを入れ込む開口2aを有している)と、このベース2aの対向縁部にそれぞれヒンジhを介して折り返し可能に連結される扁平フレーム2b、2cによって構成されている。ベース2a及び基部1cの何れか一方に凸部を設け、もう一方に該凸部に適合する凹部を設け、該凸部を凹部に差し入れるとともに、ベース2aを基部1cに対して相対的に、例えば90°回動させることによりベース2aを基部1cに抜け止め連結する(抜け止め連結を解除するにはベース2aを基部1cに対して相対的に、抜け止め連結する場合とは逆向きに90°回動させて引き抜く)。この扁平フレーム2b、2cには指を通すための窓孔2d、2eが設けられており、扁平フレーム2b、2cを図2に示すように折り返し、その折り返し端2b、2cを突き合わせることによって把持部を形成する。
3は扁平フレーム2b、2cの窓孔2d、2eの縁部(ヒンジhに最も近い側の縁部)に設けられたストッパーである。このストッパー3は突起を有し、ヒンジhを介して傾倒可能な舌片3aと、この舌片3aの突起に適合する貫通孔を有しヒンジhを介して傾倒可能な舌片3bからなっており、舌片3aの突起を、もう一方の舌片3bの貫通孔に嵌合させることにより扁平フレーム2b、2cの折り返し姿勢を維持することができるようになっている。ストッパー3としてこの例では突起、貫通孔を備えた舌片3a、3bを適用した場合について示したが、ストッパー3は突起と貫通孔を設けたものには限定されない。
4は扁平フレーム2bの窓孔2dの縁部(ヒンジhから最も遠い側の縁部)に設けられ、ヒンジhを介して傾倒(揺動)可能な板状部材である。この板状部材4の先端部には、もう一方の扁平フレーム2cに設けられた突起に連係する爪部4aが設けられており、扁平フレーム2b、2cの折り返しに際して爪部4aを突起に連係させることにより把持部の内側(折り返し端の直近に位置する窓孔の縁部)に平坦面Cを形成するものであり、これにより把手を把持する際に指の当たりを改善してなじみやすくする。
また、5a、5bは扁平フレーム2b、2cの基端に設けられた凸部、6a、6bは基部1cに設けられ、凸部5a、5bに嵌合する凹部である。この凸部5a、5b、凹部6a、6bは、図3に示すように、扁平フレーム2b、2cを折り返した際に嵌合するものであって、ストッパー3が機能していない状態であっても各扁平フレーム2b、2cの折り返し姿勢を確実に維持するとともに、ベース2aの、基部1cに対する回動を阻止して容器の胴体部分からの把手2の不用意な脱落を防止する。
さらに、7は周壁1bに設けられ、ベース2a、扁平フレーム2b、2cの厚さと同等の深さを持った区画凹所である(図2、4参照)。この区画凹所7は図4に示すように、ベース2a、扁平フレーム2b、2cの輪郭形状に適合する輪郭形状を有しており、該ベース2a、扁平フレーム2b、2cを、周壁1bの外表面に沿わせて配置、収納し胴体部分の外表面とベース、扁平フレームの外表面とを面一(表面レベルを同一にすること)にするものであり、該区画凹所7の縁部には、扁平フレーム2b、2cの折り返し端2b、2cに係合して扁平フレーム2b、2cの収納姿勢を保持する爪部7a(図3参照)が形成されている。区画凹所7は、ベース2a、扁平フレーム2b、2cの厚さと同等の深さを有するものとすることができるが、該深さは適宜変更される。
上記の構成になる把手付きの容器は、商品の流通段階では、図1に示すように胴体部分から把手が突き出しておらず、すっきりした外観を呈しており、効率的なライン搬送、箱詰め、陳列が可能となる。また、容器の使用段階では図2に示すように容器1の胴体部分から把手が張り出した状態になるので、手軽に容器を持つことができ使い勝手がよく、内容物が注ぎやすい。
把手2のベース2aは基部1cとの抜け止め連結を解除して引き抜くことにより基部1から簡単に取り外すことができるので容器の廃棄に際して素材毎の分別が行え、有効資源の回収を図ることもできる。
図5は本発明にしたがう把手の他の例を要部について示した図である。扁平フレーム2b、2cの折り返し端2b、2cには該折り返し端2b、2cが相互に突き合わさった時に把持部の背面に平坦面が形成される三角の断面形状をなす厚肉部tを設けておくことも可能であり、これにより板状部材7が不要となり形状の簡素化が可能となる。
また、ストッパー3として、突起を有する舌片3aを設けた場合においては、扁平フレーム2b、2cが区画凹所7において収納されているとき、その突出代によっては該突起が周壁1bに突き当たることも想定されるので、その場合には上掲図3の仮想線で示すように周壁1bに該突起を入れ込むことができる凹部8を形成しておくのがよい。
把手2は基本的には合成樹脂を材料とする射出形成によって形成される単一物品にて構成される。
外観形状に影響を与えず、なおかつ効率的なライン搬送、箱詰め、商品陳列等が実現できる把手付き容器が提供できる。
本発明にしたがう把手付き容器の実施の形態を示した図である。 図1に示した容器の使用状態を示した図である。 図1に示した容器の使用状態の説明図である。 図1に示した容器の胴体部分を形成する周壁を示した図である。 把手の他の例を示した図である。
符号の説明
1 容器
1a 注出栓
1b 周壁
2 把手
2a ベース
2b 扁平フレーム
2c 扁平フレーム
2d 窓孔
2e 窓孔
3 ストッパー
3a 舌片
3b 舌片
4 板状部材
5a 凸部
5b 凸部
6a 凹部
6b 凹部
7 区画凹所
7a 爪部
7b 爪部
8 凹部

Claims (6)

  1. 容器の胴体部分を形成する周壁に把手を備えた容器であって、
    該把手は、周壁に突設された基部に着脱可能に固定保持されるベースと、このベースの対向縁部にそれぞれヒンジを介して折り返し可能に連結され、折り返し端の突き合わせによって把持部を形成する窓孔付きの一対の扁平フレームからなり、
    該扁平フレームの窓孔縁部に、各扁平フレームに相互に連係して該扁平フレームの折り返し姿勢を維持するストッパーを設け、
    前記基部は、扁平フレームの折り返しに際して該扁平フレームの折り返し姿勢を維持するための、該扁平フレームに設けられた凹部に適合する凸部、又は、該扁平フレームに設けられた凸部に適合する凹部を有することを特徴とする把手付き容器。
  2. 前記ストッパーが、一方の扁平フレームにヒンジを介して傾倒可能に保持された係止片と、他方の扁平フレームにヒンジを介して傾倒可能に保持され、該係止片と連係する係止片からなる、請求項1記載の把手付き容器。
  3. 前記扁平フレームは、折り返し端の突き合わせ部位に、把持部の背面にて平坦面を形成する板状部材を有する、請求項1又は2記載の把手付き容器。
  4. 前記ベースは、該ベース又は基部に設けた凸部を、該基部又はベースに設けた凹部に差し入れ、ベースを基部に対して相対的に回動させることによって該基部に抜け止め連結したものである、請求項1〜3の何れかに記載の把手付き容器。
  5. 容器の胴体部分を形成する周壁は、把手のベース、扁平フレームの輪郭形状に適合する輪郭形状を有し、該ベース、扁平フレームを胴体部分の外表面に沿わせて配置、収納する区画凹所を有する、請求項1〜4の何れかに記載の把手付き容器。
  6. 前記区画凹所は、扁平フレームの折り返し端に係合して扁平フレームの収納姿勢を保持する爪部を有する、請求項5に記載の把手付き容器。
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