JP4975421B2 - 把手付ボトル容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ボトル本体に把手部材が装着されて構成される把手付ボトル容器に関するものである。
従来、前述の把手付ボトル容器としては、例えば特許文献1に開示されているように、円筒状をなす係合凸部が形成されたボトル本体と、前記係合凸部と係合可能な係止口が設けられた把手部材とを有するものが提案されている。この把手付ボトル容器は、前記係合凸部に径方向外側へ向けて突出する複数の係止片が設けられており、係合凸部を係止口に挿入してボトル本体と把手部材とを相対的に回転させ、係止口と係止片とを係合させてボトル本体と把手部材とを固定する構成とされている。
実公平4−33241号公報
しかしながら、特許文献1に記載の把手付ボトル容器においては、ボトル本体から突出する係合凸部が円筒状に形成されているので、把手部を把持して取り扱う際に把手部材が回転してボトル本体から外れてしまうおそれがあった。把手部材がボトル本体から外れた場合、ボトル本体が落下してボトル容器が破損したり内容物が漏洩したりするなどのトラブルが発生してしまう。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、ボトル本体と把手部材とを確実に固定できる把手付ボトル容器を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の把手付ボトル容器は、ボトル本体に凸設された係合凸部に把手部材が装着されて構成される把手付ボトル容器において、前記把手部材は、前記係合凸部を挿入可能な装着孔部を備えた装着部とこの装着部から延びる把手部とを有し、前記係合凸部を前記装着孔部に挿入して前記ボトル本体に対して相対的に回転させることにより前記ボトル本体に装着され、前記ボトル本体には、前記把手部材が装着された状態で、前記把手部を収容して前記ボトル本体と前記把手部材との相対回転を防止する回転防止手段が設けられ、前記把手部材が前記ボトル本体に装着された状態で、前記装着孔部と前記係合凸部とは、それぞれの上下部分が互いに圧接されるように構成され、前記係合凸部には、前記把手部材が前記ボトル本体に装着された状態で、前記装着孔部に圧接する一対の軸方向圧接部および一対の側方圧接部が備えられ、前記一対の軸方向圧接部は、当該係合凸部の上下部分に各別に配置され、前記軸方向圧接部と前記側方圧接部とは、当該係合凸部の突出方向に対向する側から見て90°間隔で交互に配置されていることを特徴としている。
この構成の把手付ボトル容器においては、前記ボトル本体に、前記把手部材が装着された状態で前記ボトル本体と前記把手部材との相対回転を防止する回転防止手段が設けられているので、把手部材を、その装着孔部に前記係合凸部を挿入して前記ボトル本体に対して相対的に回転させることによって前記ボトル本体に装着する構成としても、ボトル本体と把手部材とが容易に外れてしまうことを防止できる。
したがって、把手部材を把持した際にボトル本体が落下してボトル容器が破損したり内容物が漏洩したりするなどのトラブルを未然に防止することができる。
ここで、前記把手部を、前記ボトル本体に装着された状態で、前記装着部の上下端からそれぞれ延びるように設けて、前記回転防止手段として、前記把手部を係止可能な係止凹部を、前記ボトル本体のうち前記係合凸部の上方および下方の少なくとも一方に設けてもよい。
この場合、装着部の上下端からそれぞれ延びる把手部を、前記ボトル本体のうち前記係合凸部の上方および下方の少なくとも一方に設けられた係止凹部に係止させることにより、ボトル本体と把手部材との相対回転を確実に防止することができる。
また、前記装着孔部を、その断面が概略円形をなすものとし、前記係合凸部に、前記把手部材を装着した際に装着孔部の内壁面によって弾性変形させられる弾性変形部を設けてもよい。
この場合、装着孔部が断面概略円形とされているために係合凸部に対して相対回転しやすいものの回転防止手段が設けられているので、前記把手部材を確実に装着することができる。よって、装着孔部を断面概略円形とした形状が簡単な把手部材を適用することができ、把手部材を低コストで製造することが可能となる。また、係合凸部に装着孔部の内壁面によって弾性変形させられる弾性変形部が設けられているので、係合凸部と装着孔部とを圧接させて確実に把手部材を装着することができるとともに、把手部材とボトル本体との相対回転をより確実に防止することができる。
本発明によれば、ボトル本体と把手部材との相対回転を防止することにより、ボトル本体と把手部材とを確実に固定できる。
以下に、本発明の第1の実施形態について添付した図面を参照して説明する。図1から図3に、本発明の第1の実施形態である把手付ボトル容器を示す。
本実施形態である把手付ボトル容器1は、ボトル本体10と、このボトル本体10に装着される把手部材40とを有している。
ボトル本体10は、中心軸線Lに沿って延びる概略矩形筒状をなす胴部11と、この胴部11の下端部に連設される底部12と、前記胴部11の上端部に連設されて上側に向かうにしたがい漸次断面積が小さくなるように構成された肩部13と、この肩部13の上端部に連設されて上方に向けて延在した口部14とを備えている。これら、胴部11、底部12、肩部13及び口部14は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂により中心軸線Lを共通軸として一体に形成されている。
胴部11は、中心軸線Lを挟んで互いに対向する一対の短辺側壁面11A、11A及び一対の長辺側壁面11B、11Bを備えている。このうち一対の短辺側壁面11A、11Aには、それぞれこの胴部11の周方向に延びる凹溝15が中心軸線L方向に間隔をあけて複数(本実施形態では、図1に示すように4つ)形成されている。
また、一対の長辺側壁面11B、11Bには、短辺側壁面11Aと同様に周方向に延びる凹溝16が複数(本実施形態では、図2に示すように4つ)形成されるとともに、これらの凹溝16に重なるようにして減圧吸収パネル17がそれぞれ設けられており、これら減圧吸収パネル17の内側に、胴部11の周方向に延びる凹溝18が中心軸線L方向に間隔をあけて複数(本実施形態では、図2に示すように3つ)形成されている。
ここで、胴部11において、一方側(図2において右側)の短辺側壁面11Aの上部から肩部13にわたる部分には、ボトル本体10の内側に向けて凹んだ凹部20が設けられている。この凹部20は、中心軸線Lと平行に延びる垂直壁21を有しており、この垂直壁21の上端には肩部13に連なる段状部22が形成されるとともに、下端には胴部11に連なる傾斜面部23が形成されている。
この凹部20には、垂直壁21から一方側に向けて突出するように係合凸部30が凸設されている。
係合凸部30は、その突出方向に対向する側から見て図1および図3に示すように、円の上下方向中央部が径方向内側に向けて凹んだ形状をなしている。詳述すると、係合凸部30の上下部分が、それぞれ上下方向に向けて凸となる凸曲部31とされ、前記上下方向と90°で交差する部分はそれぞれ径方向内側に向けて凹んだ凹曲部32とされている。ここで、凸曲部31がなす凸曲線は、後述する把手部材40の装着孔部44の内径と略同一径の円弧とされている。
この係合凸部30には、垂直壁21との間に深さが一定の係合溝33が形成され、この係合溝33の上下部分には、それぞれ上下方向に向けて凸となる弾性変形部34が設けられている。
そして、係合凸部30の下方に位置する傾斜面部23には、ボトル本体10内方に向けて凹むとともに、短辺側壁面11Aに対向する側から見て中心軸線L方向に延びる係止凹部24が形成されている。なお、この係止凹部24は、後述する把手部42の一部を収容可能な幅および深さとされている。
次に、把手部材40について説明する。把手部材40は、概略円板状をなす装着部41と、この装着部41から延設された把手部42とを備えており、これら装着部41と把手部42とが一体成形されている。詳述すると、把手部42は、装着部材40をボトル本体10に装着した状態において、装着部41の上下端からそれぞれ延設されるとともに、上端から延設された部分と下端から延設された部分が、係合凸部30から離間した位置で中心軸線L方向に延びるようにして接続されている。これにより、把手部材40は、側面視して図2に示すように環状をなしている。なお、この装着部41と把手部42との上端接続部分には、前記凹部20の上端に設けられた段状部22の外面形状に沿った形状の段部43が形成されている。
装着部41には、断面概略円形をなす装着孔部44が形成されている。ここで、装着孔44の上下部分(前記把手部42が接続された部分)には、径方向内側に向けて突出した押圧部45が設けられている。この押圧部45の突出高さは、前記係合凸部30の凹曲部32の凹み量よりも小さく設定されている。
このような把手部材40が、以下のようにしてボトル本体10に装着されることにより、本実施形態である把手付ボトル容器1が構成される。
まず、図3に示すように、把手部材40をボトル本体10の中心軸線Lに対して90°で交差するように、つまり、把手部材40の押圧部45が、前記係合凸部30の凹曲部32に対向するように配置する。ここで、係合凸部30の凸曲部31がなす凸曲線が把手部材40の装着孔部44の内径と略同一径の円弧とされるとともに、押圧部45の突出高さが前記係合凸部30の凹曲部32の凹み量よりも小さく設定されているので、装着孔部44に係合凸部30を挿入することが可能となる。
このように装着孔部44に係合凸部30を挿入した後に、把手部材40を90°回転させると、係合凸部30の弾性変形部34は、装着孔部44の押圧部45によって押圧されて係合凸部30の径方向内側に凹むように弾性変形させられ、装着孔部44と係合凸部30とが圧接される。これにより、ボトル本体10に把手部材40が装着される。
そして、把手部42のうち装着部41の下端から延設されている部分が、凹部20の傾斜面部23に形成された係止凹部24に収容される。
このようにして、本実施形態である把手付ボトル容器1が構成される。なお、把手部材40が装着された状態においては、図1に示すように、把手部材40は胴部11の下部の外周部分よりも内側に位置するように構成されている。
このような構成とされた把手付ボトル容器1においては、把手部材40をボトル本体10に装着した状態において、把手部42のうち装着部41の下端から延設されている部分がボトル本体10に設けられた係止凹部24に嵌入されているので、把手部材40が係合凸部30に対して相対的に回転しようとしても、把手部42の一部が係止凹部24に係止されて相対回転が防止される。したがって、把手部42を把持して取り扱った場合でも、ボトル本体10と把手部材40とが容易に外れてしまうことを防止でき、ボトル本体10が落下して内容物が漏洩するなどのトラブルを未然に防止することができる。
また、係止凹部24によって把手部材40およびボトル本体10の相対回転が防止されているので、本実施形態のように、把手部材40の装着孔部44を断面概略円形に形成するとともに係合凸部30をこの装着孔部44に挿入可能な円の一部を切り欠いた形状としても把手部材40が不意に外れてしまうことを防止できる。よって、これら係合凸部30および把手部材40を比較的簡単な形状とすることができ、把手部材40およびボトル本体10を低コストで製作することが可能となる。
さらに、係合凸部30の係合溝33の上下部分に装着孔部44の押圧部45によって弾性変形させられる弾性変形部34が設けられているので、係合凸部30と装着孔部44とを圧接させて確実に把手部材40を固定することができるとともに、圧接によりボトル本体10と把手部材40との相対回転をより確実に防止することができる。また、把手部材40の上下方向位置が強固に固定されるので、把手部42を把持して持ち上げて把手部材40に上下方向に沿った荷重が作用してもボトル本体10と把手部材40とが外れてしまうことを防止できる。
次に、本発明の第2の実施形態について図4を参照にして説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第2の実施形態においては、係合凸部30および装着孔部44の形状が第1の実施形態と異なっている。
ボトル本体10に設けられた凹部20の下端には胴部11に連なる傾斜面部23が形成されており、この傾斜面部23に、把手部42の一部を収容可能な幅および深さとされた係止凹部24が設けられている。
そして、本実施形態においては、凹部20の垂直壁21には、断面八角形状をなす係合凸部30が凸設されている。
係合凸部30は、中心軸線Lに沿って延びる一対の側方圧接部36、36と、ボトル本体10の外面に沿った方向において中心軸線Lに直交する方向に延びる一対の軸方向圧接部37、37と、これら側方圧接部36と軸方向圧接部37とを接続する4つの斜辺部38とを備えている。これら4つの斜辺部38のうち対向する一対の斜辺部38、38同士も互いに平行に配置されている。
ここで、側方圧接部36、36同士の間隔は、対向する一対の斜辺部38、38同士の間隔よりも大きく設定されている。また、側方圧接部36の長さは、前記斜辺部38よりも短く、かつ、軸方向圧接部37よりも長く設定されている。
また、この係合凸部30には、垂直壁21との間に係合溝33が形成されている。
把手部材40は、概略矩形平板状をなす装着部41と、この装着部41の表面に立設された把手部42とを備えており、これら装着部41と把手部42とが一体成形されている。装着部41には、断面概略矩形状をなす装着孔部44が形成されている。ここで、装着孔44の長辺同士の間隔は、前記係合凸部30の側方圧接部36、36同士の間隔と略同一とされ、係合凸部30の対向する一対の斜辺部38、38同士の間隔よりも大きく設定されている。また、装着孔部44の短辺同士の間隔は、前記係合凸部30の軸方向圧接部37、37同士の間隔と略同一とされている。
装着部41の裏面には、装着孔部44の内周縁部から装着孔部44の内周側に向けて突出するように環状係止部47が形成されている。この環状係止部47の長辺同士の間隔は、前記係合凸部30の斜辺部38、38同士の間隔と略同一とされている。また、環状係止部47の短辺同士の間隔は、係合凸部30の軸方向圧接部37、37同士の間隔よりも小さく設定されている。
このような把手部材40をボトル本体10の中心軸線Lに対して傾くように、つまり、把手部材40の装着孔部44の長辺が、係合凸部30の一対の斜辺部38、38と平行となるように配置する。ここで、環状係止部47の長辺同士の間隔は、前記係合凸部30の対向する一対の斜辺部38、38同士の間隔と略同一とされるとともに、装着孔部44の長辺同士の間隔が係合凸部30の対向する一対の斜辺部38、38同士の間隔よりも大きく設定されているので、装着孔部44に係合凸部30を挿入することが可能となる。
このように装着孔部44に係合凸部30を挿入した状態において、把手部材40を回転させて装着孔部44の長辺がボトル本体10の中心軸線Lと平行になるように配置する。すると、装着孔部44の一対の短辺部分が係合凸部30の軸方向圧接部37、37にそれぞれ圧接されるとともに、装着孔部44の一対の長辺部分が係合凸部30の側方圧接部36、36にそれぞれ圧接される。また、前記環状係止部47と係合凸部30の係合溝33とが互いに係合される。これにより、ボトル本体10に把手部材30が装着される。
このようにして、本実施形態である把手付ボトル容器1が構成される。なお、把手部材40が装着された状態においては、図1に示すように、把手部材40は胴部11の下部の外周部分よりも内側に位置するように構成されている。
この構成の把手付ボトル容器1においては、係合凸部30が断面八角形状をなし、装着孔部44が断面概略矩形状をなしているので、係合凸部30と装着孔部44とを圧接させた状態においてこれらが容易に相対的に回転することがなくなる。さらに、回転防止手段として係止凹部24が設けられているので、ボトル本体10と把手部材40との相対回転を確実に防止することができる。
したがって、把手部42を把持して取り扱った場合でも、ボトル本体10と把手部材40とが不意に外れてしまうことを防止できる。
また、一対の側方圧接部36、36と一対の軸方向圧接部37、37との4つの圧接部によって係合凸部30と装着孔部44とが互いに圧接されているので、ボトル本体10と把手部材40とを強固に固定することができる。また、一対の軸方向圧接部37、37によって把手部材40の上下位置が強固に固定されるので、把手部42を把持して持ち上げて、把手部材40に上下方向に沿った荷重が作用してもボトル本体10と把手部材40とが外れてしまうことを防止できる。さらに、90°間隔で配置された4つの圧接部で圧接されて固定されているので、係合凸部30と装着孔部44とが相対的に容易に回転することを一層確実に防止できる。
以上、本発明の実施形態である把手付ボトル容器について説明したが、本発明の技術的範囲はこれに限定されることはなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態においては、係止凹部24をボトル本体10のうち係合凸部30の下方に位置する傾斜面部23にのみ設けたものとして説明したが、これに限定されることはなく、係合凸部30の上方(例えば段状部22)にのみに設けてもよいし、係合凸部30の上方および下方にそれぞれ設けてもよい。
さらに、把手部材の形状や構成は、本実施形態に限定されることはなく、適宜設定することができる。但し、ボトル本体に凸設された係合凸部を挿入可能、かつ、ボトル本体と把手部材とを相対的に回転させることで、把手部材がボトル本体に装着されるように構成されている必要がある。
また、胴部が概略矩形筒状をなすボトル本体を有するものとして説明したが、これに限定されることはなく、胴部が円筒状をなしていてもよい。
さらに、把手部材は、本実施形態のように一体成形されたものであってもよいし、一体成形されたヒンジ部を備えた部材を2つ折りにして貼り合わせるようにして成形されたものであってもよい。
ボトル本体と把手部材とを確実に固定して、取扱い時にボトル本体が落下することを防止可能な把手付ボトル容器を提供することができる。
本発明の実施形態である把手付ボトル容器の側面図である。 図1に示す把手付ボトル容器を構成するボトル本体の側面図である。 図2に示すボトル本体の係合凸部を正面からみた正面図である。 図1に示す把手付ボトル容器を構成する把手部材の正面図である。
符号の説明
1 把手付ボトル容器
10 ボトル本体
24 係止凹部(回転防止手段)
30 係合凸部
34 弾性変形部
40 把手部材
41 装着部
42 把手部
44 装着孔部

Claims (3)

  1. ボトル本体に凸設された係合凸部に把手部材が装着されて構成される把手付ボトル容器において、
    前記把手部材は、前記係合凸部を挿入可能な装着孔部を備えた装着部とこの装着部から延びる把手部とを有し、前記係合凸部を前記装着孔部に挿入して前記ボトル本体に対して相対的に回転させることにより前記ボトル本体に装着され、
    前記ボトル本体には、前記把手部材が装着された状態で、前記把手部を収容して前記ボトル本体と前記把手部材との相対回転を防止する回転防止手段が設けられ、
    前記把手部材が前記ボトル本体に装着された状態で、前記装着孔部と前記係合凸部とは、それぞれの上下部分が互いに圧接されるように構成され
    前記係合凸部には、前記把手部材が前記ボトル本体に装着された状態で、前記装着孔部に圧接する一対の軸方向圧接部および一対の側方圧接部が備えられ、
    前記一対の軸方向圧接部は、当該係合凸部の上下部分に各別に配置され、
    前記軸方向圧接部と前記側方圧接部とは、当該係合凸部の突出方向に対向する側から見て90°間隔で交互に配置されていることを特徴とする把手付ボトル容器。
  2. 請求項1に記載の把手付ボトル容器において、
    前記把手部は、前記把手部材が前記ボトル本体に装着された状態で、前記装着部の上下端からそれぞれ延びるように設けられており、
    前記回転防止手段として、前記把手部を係止可能な係止凹部が、前記ボトル本体のうち前記係合凸部の上方および下方の少なくとも一方に設けられていることを特徴とする把手付ボトル容器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の把手付ボトル容器において、
    前記装着孔部は、その断面が概略円形をなしており、
    前記係合凸部には、前記把手部材を装着した際に装着孔部の内壁面により弾性変形させられる弾性変形部が設けられていることを特徴とする把手付ボトル容器。
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