JP4818867B2 - 二重容器 - Google Patents

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本発明は、外装容器と、この外装容器の中に取り替え自在に収容される内容器とを備えた二重容器に関するものである。
この種の二重容器として、例えば特許文献1に示されるように、内容物が充填された内容器と、この内容器が開口部から内部に収容される外装容器と、を備えたものが提案されている。ここで、前記内容器には上方に突出する取出筒部が備えられていて、この取出筒部に吐出口やポンプ等の吐出部材を装着して、この吐出部材を介して内容物を取り出すように構成されている。
この構成の二重容器においては、内容器に充填されていた内容物を使い切ったときには、内容物が充填されている新たな内容器に取り替えることにより、外装容器を再利用することができる。
特開2004−307048号公報
ところで、特許文献1に記載された二重容器においては、外装容器の内周面に雌ネジ部が設けられるとともに内容器の外周面に雄ネジ部が形成され、内容器と外装容器とを相対的に回転させることで内容器を外装容器に固定する構成とされているので、内容器の取替え作業が消費者にとって煩わしいものであった。また、内容器を外装容器内で回転させる必要があり、内容器の断面形状が制限されてしまう。詳述すると、内容器は、外装容器の断面の内接円よりも小さな半径の外接円を有する断面形状とする必要があるため、内容器の収容量を考慮した場合には、内容器及び外装容器を断面円形とせざるを得ず、外装容器及び内容器を自由にデザインすることができない。
また、内容物が充填されている新たな内容器には、通常、前記取出筒部を閉塞する保護キャップが螺着されている。特許文献1に記載された二重容器において、外装容器内に内容器を収容した状態で保護キャップを取り外す場合には、保護キャップを回転させた際に外装容器と内容器とが相対的に回転してしまい、外装容器と内容器との固定が緩んでしまうおそれがあった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、内容器の取り替え作業を容易に行うことができるとともに、外装容器と内容器とを確実に固定できる二重容器を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の二重容器は、固定筒部を有する外装容器と、この固定筒部を通じて前記外装容器内に収容される内容器と、前記固定筒部に被着されるカバー部と、を備えた二重容器であって、前記内容器には、前記固定筒部に嵌合される嵌入筒部が設けられ、該嵌入筒部の一部に、外周側に向けて突出する係合爪部を備えるとともに内周側に向けて折り曲がるように弾性変形可能なベンド部が形成されており、前記固定筒部の内周面には、前記係合爪部と係合可能な係止部が形成され、前記係合爪部と前記係止部とが互いに係合することで、前記内容器が前記外装容器内に固定される構成とされており、前記カバー部には、前記内容器を収容した前記外装容器の固定筒部に被着された際に、前記ベンド部の内周側に位置して前記ベンド部の前記弾性変形を規制する規制壁が設けられていることを特徴としている。
この構成の二重容器においては、内容器を、固定筒部を通じて外装容器内に挿入して前記固定筒部と前記嵌入筒部とを嵌合させるとともにベンド部の係合爪部と固定筒部の係止部とを互いに係合させることにより、内容器を外装容器内に収容して固定することができるので、内容器の収容作業を簡単に、かつ、確実に行うことができる。一方、内容器を取り出す場合には、ベンド部を内周側に折り曲げるように弾性変形させることで前記係止部と前記係合爪部との係合を解除できるので、内容器の取り外し作業を簡単に行うことができる。したがって、内容器の取替え作業を容易に、かつ、確実に行うことができる。
さらに、前記内容器を収容した前記外装容器にカバー部が被着されており、該カバー部に前記ベンド部の前記弾性変形を規制する規制壁が設けられているので、内容器を外装容器に収容した状態で使用する際に、ベンド部が内周側に折り曲がるように弾性変形して係合爪部と係止部との係合が解除されることがなく、外装容器と内容器とを確実に固定することができる。
また、内容器と外装容器とを相対的に回転させて固定する構成とされていないので、内容器を外装容器内で回転させる必要がなく、外装容器及び内容器に対するデザイン上の制限が少ない。
ここで、前記固定筒部の内周面及び前記嵌入筒部の外周面の一方に、前記嵌入筒部の嵌入方向に沿って延びるリブ部を形成し、前記固定筒部の内周面及び前記嵌入筒部の外周面の他方に、前記リブ部と嵌合可能な溝部を形成してもよい。
この場合、例えば固定筒部及び嵌入筒部が断面円形に形成されていても、前記リブと前記溝部との嵌合により、これら固定筒部及び嵌入筒部の相対的な回転を防止することができる。したがって、前記内容器を収容した状態で保護キャップを取り外すために回転させた場合でも、内容器と外装容器との固定が緩むことがない。
また、前記嵌入筒部に、一対の前記ベンド部を周方向において互いに対向する位置に設け、前記固定筒部に、一対の前記ベンド部の前記係合爪部と係合可能な一対の前記係止部を周方向において互いに対向する位置に設けてもよい。
この場合、係合爪部と係止部とが係合した部分が、周方向の互いに対向する位置にそれぞれ配置されることになり、内容器と外装容器とをさらに確実に固定することができる。しかも、これら一対のベンド部を2つの指で挟むように操作することでそれぞれ内周側に折り曲げるように弾性変形させて係合爪部と係止部との係合を解除できるので、内容器の取り外しをさらに容易に、かつ、確実に行うことができる。
本発明に係る二重容器によれば、ベンド部の係合爪部と固定筒部の係止部とを係合させることで外装容器と内容器とを固定しているので、外装容器と内容器とを相対的に回転させて固定する必要がなく、内容器の取り替え作業を容易に行うことができる。また、規制壁によってベンド部の弾性変形が防止され、使用中に係合爪部と係止部との係合が解除されることがなく、外装容器と内容器とを確実に固定できる。
以下に、本発明の実施形態について添付した図面を参照にして説明する。図1から図4 に、本発明の実施形態である二重容器を示す。
本実施形態である二重容器1は、固定筒部11を有する外装容器10と、この外装容器10の中に収容される内容器20と、前記固定筒部11に被着されるカバー部50を有する吐出ユニット40と、を備えている。
外装容器10は、軸線Lに沿って延びる有底円筒状をなしており、その上端部分は、外径が一段小径とされた固定筒部11とされている。
この固定筒部11の内周面には、外周側に向けて一段凹んだ係止凹部12が形成されている。本実施形態では、固定筒部11に一対の係止凹部12が設けられており、これら一対の係止凹部12が断面円形をなす固定筒部11の軸線Lを挟んで対向する位置にそれぞれ配置されている。また、この固定筒部11の内周面には、軸線Lに平行に延びる複数の溝部13が形成されている。
この外装容器10の中に取り替え可能に収容される内容器20は、上方に向けて開口する容器本体21と、この容器本体21の上端部に配置されたリング部22とを備えている。リング部22の外周端部分には、上方に向けて曲げ起こされて軸線Mと平行に延びる嵌入筒部23が形成されている。この嵌入筒部23の外径は、前記固定筒部11の内径と略同一径とされている。
嵌入筒部23の上端部分には、径方向外側に向けて突出して周方向に沿って延びるガイド凸部24が形成されており、嵌入筒部23の外周面には、このガイド凸部24の下端面から軸線M方向に平行に延びる複数のリブ部25が形成されている。
そして、嵌入筒部23には、軸線M方向に平行に延びる一対のスリット26、26によってベンド部27が画成されている。このベンド部27は、リング部22との付け根部分を支点として内周側に向けて折り曲がるように弾性変形可能に構成されている。このベンド部27には、外周側に向けて突出する係合爪部28が、周方向に沿って延びるように形成されている。この係合爪部28は、上方に向かうにしたがい次第に外周側に突出するように傾斜するテーパ部28Aを備えている。なお、本実施形態においては、ベンド部27に、前記ガイド凸部24と前記係合爪部28とが互いに平行に延びるように形成されている。
ここで、嵌入筒部23には、一対のベンド部27が設けられており、これら一対のベンド部27が断面円形をなす嵌入筒部23の周方向において軸線Mを挟んで対向する位置にそれぞれ配置されている。
また、前記リング部22には、その中心部分から上方に向けて軸線Mに沿って突出し、外周面に雄ネジが形成された取出筒部29が設けられている。
なお、この内容器20は、図2に示すように、前記取出筒部29の外周面に形成された雄ネジに保護キャップ30が螺着された状態で保管、流通されるものである。
吐出ユニット40は、軸線Nに沿って延びる多段円筒状をなすユニット本体41に、前記内容器20の内容物を外部へ吐出する吐出部としてのポンプ44が固定されて構成されている。
ユニット本体41の下方部分が、外装容器10の固定筒部11に被着されるカバー部50とされ、ユニット本体41の上方部分が、前記内容器20の取出筒部29に被着されるキャップ部42とされている。
キャップ部42の上端には軸線Nに直交するように天面部42Aが配置されていて、この天面部42Aの軸線N近傍には装着孔が穿設され、天面部42Aの上面には、上方に向けて環状に突出したガイド筒部43が形成されている。
このキャップ部42の内周面には、前記取出筒部29の雄ネジに螺着可能な雌ネジが形成されている。
ポンプ44は、ポンプ本体45と、上下動可能に配置されるとともに吐出口47Aを備えたポンプヘッド47と、ポンプ本体45から下方に向けて延びるパイプ部48とを有している。また、ポンプ本体45の上端部には、径方向外側に向けて張り出した鍔部45Aが設けられている。なお、この鍔部45Aの外径は、前記キャップ部42の内径と略同一に設定されている。
このポンプ44は、前記ポンプヘッド47がキャップ部42の装着孔から上方に向けて突出してガイド筒部43の内周側に配置されるとともに、キャップ部42の天面部42Aに前記鍔部45Aが密着させられた状態でユニット本体41に固定される。このように固定されることで、このポンプ44のパイプ部48がユニット本体41の軸線Nに沿って延びるように配置され、ポンプヘッド47はガイド筒部43に案内されて軸線N方向に往復移動するように構成される。
なお、本実施形態においては、キャップ部42の下端側外周面に径方向外側に向けて膨出した膨出部42Bが形成されており、ポンプヘッド47を保護するためのオーバキャップ49が、その下端部分を前記膨出部42Bに係合させることで固定されている。
カバー部50は、外周壁51と環状天板部52とを備えており、外周壁51の内径は、前記固定筒部11の外径と略同一径とされ、固定筒部11と摺動可能な構成とされている。また、このカバー部50には、環状天板部52から下方に向けてカバー部50の外周壁51と平行に延びる規制壁53が設けられている。規制壁53と外周壁51との間には、前記固定筒部11及び前記嵌入筒部23に嵌合可能な空間が形成されており、規制壁53は、内容器20のベンド部27の内周側に位置するように構成されている。
次に、この二重容器1において、保護キャップ30が螺着された内容器20を外装容器10内に収容して固定する手順について説明する。まず、内容器20を、固定筒部11を通じて外装容器10内に挿入する。そして、ベンド部27の係合爪部28と固定筒部11の係止凹部12との周方向位置が一致するように、かつ、リブ部25と溝部13とが嵌合するようにして、内容器20の嵌入筒部23を外装容器10の固定筒部11に嵌入させる。このとき、前記ベンド部27は、係合爪部28のテーパ部28Aが固定筒部11の内周面に当接されることにより、内周側に折り曲げられるように弾性変形されつつ、外装容器10内へと挿入される。係止爪部28が固定筒部11の係止凹部12と相対する位置において、ベンド部27が弾性復帰して、係合爪部28が係止凹部12内に入り込み、係止爪部28と係止凹部12とが互いに係合される。
この内容器20を外装容器10の中に収容した状態においては、固定筒部11の上端面に前記嵌入筒部23のガイド凸部24が掛止されることによって、内容器20は外装容器10内に懸垂状態で固定される。ここで、外装容器10の軸線Lと内容器20の軸線Mとが一致する。
この状態で、取出筒部29に被着された保護キャップ30を回動させて取り外し、内容器20を開封し、吐出ユニット40を装着する。パイプ部48が取出筒部29を通して内容器20の内部に挿入される。ここで、カバー部50が固定筒部11に被着されて固定筒部11の外周面とカバー部50の外周壁51の内周面とが摺動しつつ回動され、前記取出筒部29の雄ネジにキャップ部42が螺着される。そして、前記ベンド部27の内周側に、カバー部50の規制壁53が配置される。
次に、内容器20を外装容器10から取り外す手順について説明する。まず、吐出ユニット40を回転させて取り外す。そして、嵌入筒部23の周方向において対向するように配置された一対のベンド部27をそれぞれ内周側に向けて折り曲げるように弾性変形させる。これにより、係合爪部28と係止凹部12との係合を解除し、内容器20を外装容器10から取り出す。
この構成の二重容器1は、オーバキャップ49を取り外してポンプヘッド47を押圧することにより、内容器20の内容物がパイプ部48を通じて吸い上げられ、吐出口47Aから外部へ吐出されて使用される。
本実施形態である二重容器1においては、内容器20を、固定筒部11を通じて外装容器10内に挿入して固定筒部11と嵌入筒部23とを嵌合させ、ベンド部27の係合爪部28と固定筒部11の係止凹部12とを互いに係合させることにより、内容器20を外装容器10内に収容して固定することができるので、内容器20の収容作業を簡単に、かつ、確実に行うことができる。
また、内容器20を取り外す際には、ベンド部27を内周側に折り曲げるように弾性変形させて係止凹部12と係合爪部28との係合を解除することができるので、内容器20の取り外し作業を簡単に行うことができる。
さらに、本実施形態では、一対のベンド部27が嵌入筒部23の周方向において対向する位置に形成され、固定筒部11に一対のベンド部27の係合爪部28と係合可能な一対の係止凹部12が形成されているので、内容器20と外装容器10とをさらに確実に固定することができる。さらに、一対のベンド部27を2つの指で挟むように操作することで内周側に折り曲げるように弾性変形させて係合爪部28と係止凹部12との係合を解除することができ、内容器20の取り外しをさらに容易に、かつ、確実に行うことができる。
また、吐出ユニット40に、固定筒部11に被着されるカバー部50が設けられており、このカバー部50に、ベンド部27の内周側に位置してベンド部27の前記弾性変形を規制する規制壁53が形成されているので、内容器20を外装容器10に収容した状態で使用する際に、ベンド部27の係合爪部28と固定筒部11の係止凹部12との係合が解除されることがなく、内容器20と外装容器10とを確実に固定することができる。
また、内容器20を回転させて外装容器10に固定する構成とされていないので、内容器20を外装容器10内で回転させる必要がなく、外装容器10及び内容器20に対するデザイン上の制約が少ない。
さらに、嵌入筒部23の外周面に、軸線Mに沿って延びるリブ部25が形成され、固定筒部11の内周面に、このリブ部25と嵌合可能な溝部13が形成されているので、内容器20の取出筒部29に被着された保護キャップ30を取り外す際に、断面円形に形成された固定筒部11と嵌入筒部23との相対的な回転を防止することができ、保護キャップ30をスムーズに取り外すことができる。
以上、本発明の実施形態である二重容器1について説明したが、本発明の技術的範囲はこれに限定されることはなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、ベンド部27を、平行な2つのスリット26、26によって画成したものとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば、図5に示すように、ベンド部27を、軸線Mに平行に延びるスリット26Aと周方向に沿って延びるスリット26Bとで画成して、周方向の一端を支点として弾性変形可能な構成としてもよい。この場合、嵌入筒部23の高さを高くしなくても押圧する部分(力点)と支点との距離を大きく取ることが可能となり、小さな力でベンド部27を弾性変形させることができる。
さらに、固定筒部11に被着されるカバー部50と取出筒部29に被着されるキャップ部42とが一体に形成されたものとして説明したが、これに限定されることはなく、図6に示すように、カバー部50とキャップ部42とを別体に形成してもよい。この場合には、カバー部50を回転させる必要がなくなるので、カバー部50、固定筒部11、嵌入筒部23を断面円形以外の形状、例えば断面楕円形や断面多角形等の他の形状とすることができ、意匠性を向上させることが可能となる。
また、カバー部50とキャップ部42とを別体に形成した場合には、螺合や凹凸の嵌合等によって、カバー部50を固定筒部11に固定する構成としてもよい。
また、吐出部としてポンプを備えたもので説明したが、実施形態の構成に限定されることはなく、例えばパイプ部を有さないポンプであっても良いし、さらには、吐出口を有する吐出キャップを被着したものや内容物を噴霧するスプレーや櫛状物に泡を吐出するようなものであってもよい。
さらに、外装容器についても有底円筒状をなすものとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば底部を有さない筒状などの任意の形状とすることができる。
また、嵌入筒部の外周面にリブ部を形成するとともに嵌入筒部の外周面に溝部を形成したものとして説明したが、逆に、固定筒部の内周面にリブ部を形成し、嵌入筒部の外周面に溝部を形成してもよい。また、嵌入筒部の外周面及び嵌入筒部の外周面ともにリブ部を形成して、これらリブ部の係合によって回転防止を図ってもよい。
内容器の取り替え作業を容易に行うことができるとともに、外装容器と内容器とを確実に固定できる二重容器を提供することができる。
本発明の実施形態である二重容器の側面断面説明図である。 図1に示す二重容器に備えられた内容器の側面断面図である。 図2に示す内容器に形成されたベンド部の詳細説明図である。 図1に示す二重容器に備えられた外装容器の側面断面図である。 本発明の他の例である二重容器に備えられた内容器の側面断面図である。 本発明の他の例である二重容器の側面断面図である。
符号の説明
1 二重容器
10 外装容器
11 固定筒部
12 係止凹部(係止部)
13 溝部
20 内容器
23 嵌入筒部
25 リブ部
27 ベンド部
28 係合爪部
50 カバー部
52 規制壁

Claims (3)

  1. 固定筒部を有する外装容器と、この固定筒部を通じて前記外装容器内に収容される内容器と、前記固定筒部に被着されるカバー部と、を備えた二重容器であって、
    前記内容器には、前記固定筒部に嵌合される嵌入筒部が設けられ、該嵌入筒部の一部に、外周側に向けて突出する係合爪部を備えるとともに内周側に向けて折り曲がるように弾性変形可能なベンド部が形成されており、
    前記固定筒部の内周面には、前記係合爪部と係合可能な係止部が形成され、前記係合爪部と前記係止部とが互いに係合することで、前記内容器が前記外装容器内に固定される構成とされており、
    前記カバー部には、前記内容器を収容した前記外装容器の固定筒部に被着された際に、前記ベンド部の内周側に位置して前記ベンド部の前記弾性変形を規制する規制壁が設けられていることを特徴とする二重容器。
  2. 請求項1に記載の二重容器において、
    前記固定筒部の内周面及び前記嵌入筒部の外周面の一方には、前記嵌入筒部の嵌入方向に沿って延びるリブ部が形成され、前記固定筒部の内周面及び前記嵌入筒部の外周面の他方には、前記リブ部と嵌合可能な溝部が形成されていることを特徴とする二重容器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の二重容器において、
    前記嵌入筒部には、一対の前記ベンド部が周方向において互いに対向する位置に設けられ、前記固定筒部には、一対の前記ベンド部の前記係合爪部と係合可能な一対の前記係止部が周方向において互いに対向する位置に設けられていることを特徴とする二重容器。
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