JP4939337B2 - 環境用作業機基台 - Google Patents

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Description

本発明は、主に屋外で使用されるエンジン駆動発電機、溶接機、圧縮機、およびポンプ等のエンジン駆動作業機に取り付けられる環境用作業機基台に関し、詳しくは、燃料タンク、エンジン、配管等から漏洩した燃料やオイル等の液体が外部に流出することを防止する環境用作業機基台に関するものである。
エンジン駆動作業機として、例えば工事現場において各種の負荷装置に電力を供給するエンジン駆動発電機がある。エンジン駆動発電機は、エンジンと、エンジンにより駆動される発電機本体およびその他の補器類などから構成され、これらの構成要素を防音ケースに収容することにより、エンジン等の騒音が外部に漏れるのを防止するように構成されている。そして、防音ケースは鋼板からなり、内部に吸音材が貼られている。
このようなエンジン駆動発電機において、何らかの理由によってエンジンの燃料や潤滑用のオイル、冷却用水(クーラント)などが防音ケースの内部で漏洩、飛散すると、防音ケース内部が漏洩物で汚染されるとともに、漏洩物が防音ケースの外部に漏出することがある。そして、防音ケースの外部に漏出した漏洩物が、周囲の環境を汚染することになり、土壌、河川等、外部環境に悪影響を及ぼすことになる。したがって、防音ケースの内部に漏洩した漏洩物が防音ケースの外部に漏出しないようにすることが課題となっていた。
そこで、これら漏洩物が防音ケースの外部に漏出しないように、例えばエンジン駆動発電機などの作業機が設置されるベースの下部に大容量燃料タンク(以下、ビッグタンクと称する)を備えるとともに、漏洩物の外部への漏出を防止する機能を有する環境用作業機基台(以下、環境ベースと称する)を設けることによって、防音ケース外部への漏洩物の漏出を防止する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3300923号公報
しかしながら、特許文献1に開示されるような、ビッグタンク付きの環境ベースを備えたエンジン駆動発電機などのエンジン駆動作業機は、専用機として設計されるためビッグタンク付き環境ベースを、他の機器と相互に利用することができないという問題がある。
また、エンジン駆動作業機を長時間使用しない場合、ビッグタンクは不要であるため、ビッグタンク付き環境ベースは作業機から取り外して保管するが、環境ベースをエンジン駆動作業機に固定する固定機構や燃料給油口などが上部に備わっているため、環境ベースを積み重ねることができないという問題がある。
そこで本発明は、ビッグタンクを有し、エンジン駆動作業機に着脱可能に取り付けられるとともに、エンジン駆動作業機から取り外したときは、安定して積み重ねられる環境用作業機基台を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1にかかる発明は、ベース上に、エンジンと、前記エンジンによって駆動される作業機本体と、前記エンジンを駆動するための燃料を貯留する第1の燃料タンクと、を含んで構成されるエンジン駆動型作業機に着脱可能に取り付けられ、前記ベースの下方に配置され、床板と、前記床板の周囲に設けられて前記ベースを載置する上面部を有する枠部材を含んで構成され、前記枠部材の内側には、前記第1の燃料タンクより容量大きく、前記燃料を給油する給油口を上部に備える第2の燃料タンクが固定され、前記床板と前記枠部材とで形成される領域の容量が、前記第1の燃料タンクの容量と前記第2の燃料タンクの容量との合計より大きく、前記給油口は貫通孔の周囲を壁状のフィラーネックが取り囲んで形成され、前記第2の燃料タンクに給油する前記燃料を案内する案内手段が前記フィラーネックに着脱自在に取り付けられるとともに、当該フィラーネックが前記上面部より低く形成されることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によると、エンジン駆動型作業機に備わる第1の燃料タンクより大きな第2の燃料タンクを備え、第1の燃料タンクと第2の燃料タンクの容量の合計より大きな容量の環境用作業機基台をエンジン駆動型作業機に着脱自在に取り付けられ、エンジン駆動型作業機からの漏洩物を環境用作業機基台に溜めることができる。
また、第2の燃料タンクの給油口に案内手段を取り付けることで、給油口から離れた場所から給油する燃料を案内することができるとともに、案内手段を取り外すことができる。
また、請求項2にかかる発明は、前記環境用作業機基台を積み重ねたときに、上側になる前記環境用作業機基台の水平方向の動きを規制する横ずれ防止手段を、前記枠部材の上部に備えることを特徴とする。
請求項2にかかる発明によると、積み重ねた環境用作業機基台の水平移動を規制できるため、安定して環境用作業機基台を積み重ねることができる。
また、請求項3にかかる発明は、前記第2の燃料タンクには、内部に貯留される燃料を前記第2の燃料タンクの外部に排出するドレン口が備わり、前記枠部材には、前記ドレン口と連通して、前記第2の燃料タンクの内部に貯留される前記燃料を前記環境用作業機基台の外部に排出するフュエルコックと、前記枠部材と前記床板とで形成される領域と前記環境用作業機基台の外部とを連通し、前記枠部材と前記床板とで形成される領域に溜まった漏洩物を前記環境用作業機基台の外部に排出するドレンコックと、が並行に備わるドレン部が形成され、前記床板は、前記ドレン部に向かって下るように傾斜し、さらに、前記第2の燃料タンクが前記ドレン口に向かって下るように傾斜していることを特徴とする。
請求項3にかかる発明によると、第2の燃料タンクに貯留される燃料と、環境用作業機基台の内部に溜まる漏洩物を環境用作業機基台の外部に排出できるとともに、床板がドレン部に向かって下るように傾斜していることから、排出する燃料や漏洩物がドレン部に向かって流れるため、効率よく排出できる。
また、請求項4にかかる発明は、前記ドレン部の下方には、受皿が備わることを特徴とする。
請求項4にかかる発明によると、ドレン部の下方には受皿が備わるため、フュエルコックから排出される燃料やドレンコックから排出される漏洩物を、受皿で受け止めることができ、環境用作業機基台の周囲環境の汚染を防止することができる。
さらに、受皿をドレンコックの下方に設けることで、下方から加えられる外力がドレン部に直接作用することがなく、ドレン部を保護できるという効果を有する。
また、請求項5にかかる発明は、前記ドレンコックの排出管の少なくとも最下部が、前記床板の上面と同等もしくは前記床板の上面より下側になっていることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、前記フィラーネックが、前記ベースに固定されるフィラーチューブとフィラーホースを介して接続されることを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、前記エンジン、前記第1の燃料タンク、前記作業機本体および前記第2の燃料タンクから漏洩して前記床板と前記枠部材とで形成される領域に貯留する漏洩物の量を検出するセンサが備わっていることを特徴とする。
本発明にかかる、大容量の第2の燃料タンク付き環境用作業機基台は、取り付ける機器を限定しないので、環境用作業機基台に対応した機器を設計する必要がない。さらには、第2の燃料タンクが必要ない場合は、従来の環境用作業機基台を取り付けることができる。
第2の燃料タンク付きの環境用作業機基台であっても、漏洩物を溜めるスペースが確保してあることから、防音ケースの内部に漏洩した漏洩物を、環境用作業機基台内に溜めることができるとともに、防音ケースの外部への漏出を防ぐことができる。そして、第2の燃料タンク内に貯留される燃料及び環境用作業機基台内に溜まった漏洩物を外部に排出するドレン部が備わり、床板がドレン部に向けて下るように傾斜しているため、第2の燃料タンク内に貯留される燃料及び環境用作業機基台に溜まった漏洩物を効率よく環境用作業機基台の外部に排出できる。
また、本発明にかかる第2の燃料タンク付き環境用作業機基台は、安定して上下に積み重ねることができるので、少ない保管スペースで多数の環境用作業機基台を保管できる。
さらに、本発明にかかる第2の燃料タンク付き環境用作業機基台は、標準の燃料タンクが備わるエンジン駆動作業機に装着でき、エンジンに供給する燃料を、第1の燃料タンクから供給する状態と、第2の燃料ビッグタンクから供給する状態とを切り換えることができるため、長時間の運転が可能になる。
以上のように、本発明によれば、第2の燃料タンクを有し、エンジン駆動作業機に着脱可能に取り付けられるとともに、エンジン駆動作業機から取り外したときは、安定して積み重ねられる環境用作業機基台を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、適宜図を用いて詳細に説明する。本発明が適用される環境用作業機基台を取り付けるエンジン駆動型作業機は限定されるものではないが、実施形態としてエンジン駆動型発電機(以下、単に発電機と称する)を例にして説明する。
図1の(a)は、本実施形態にかかる発電機の構成を示す図であり、図1の(b)は、制御部を示す図である。ここで、図1の(a)は図示しない防音カバーを外した状態を示す。図1の(a)に示すように、本実施形態にかかる発電機1は、エンジン1aと発電機本体(作業機本体)1cとがベース2に固定される。そして、エンジン1aの回転を出力する出力軸1dと発電機本体1cとが接続されて、エンジン1aの回転によって発電機本体1cが駆動され発電される構成となっている。
さらに発電機1には、制御部1eが備わっている。図1の(b)に示すように、制御部1eには、燃料タンク1bが貯留する燃料の量を、例えばデジタル式に表示する残量表示部1e1、残量表示部1e1に残量を表示するタンクを、燃料タンク1bとビッグタンク4とで切り換える切換えスイッチ1e2、第1表示灯1e4と第2表示灯1e5を含んでなる漏洩量表示部1e3、発電機本体1cが出力する周波数や電圧等を設定する発電制御部1e6、発電機1の運転をON/OFFする電源スイッチ1e7、などから構成される。
図1の(a)に戻って、燃料タンク1b(請求項に記載の第1の燃料タンクに相当する)はエンジン1aに接続され、例えば軽油などの燃料をエンジン1aに供給する。その他、図示はしないが、エンジン1aや発電機本体1cの駆動を制御する装置、エンジン1aへの燃料供給を管理するための装置およびエンジン冷却装置(以下、まとめて補機類と称する)などがベース2に固定されて備わる。
そして、ベース2の下方には、ビッグタンク4(請求項に記載の第2の燃料タンクに相当する)を備える環境ベース3(請求項に記載の環境用作業機基台に相当する)が固定される。
図2は、ベースを示す斜視図である。ベース2は、例えば、板金部材からなる方形状の床板21の相対する2つの端部を垂直に曲げ起こして、壁部21a、21aを形成する。さらに、壁部21aと直角に交わる両端部には、2つの壁用部材20、20が固定される。壁用部材20は、例えば断面が略コの字状の部材であって、その長さは床板21の壁部21a、21aの間隔に略等しく、幅の寸法は、壁部21aの高さの寸法以上とする。そして、外側が開口するように、かつ、壁部21aの上端部と壁用部材20の上端部とが一致するように、床板21の端部に溶接などによって固定される。
このような構造によって、ベース2の壁用部材20が固定される側には、外部に向かってフランジ部20aが形成される。
また、以下の説明において、発電機1(図1の(a)参照)は、エンジン1aが右側に、発電機本体1cが左側にくるように見る側を正面Fとし、正面Fに相対する側を背面Bとする。さらに、正面からみて、右側を右面R、左側を左面Lとする。また、右面Rと左面Lとをまとめて、両側面と称する場合もある。
そして、両側面の間の長さを幅、正面Fから背面Bに向かった長さを奥行きと称する。
図2に示すベース2においては、正面Fと背面Bとに、壁用部材20が固定され左面Lと右面Rとに壁部21aが構成される位置関係とする。
床板21には、詳細は後記するが、台座状の固定部21dが壁用部材20と略平行に固定される。
また、2つの壁用部材20、20の間には、固定部21dの上方に、壁部21aに平行になるように、例えば断面がコの字状の棒材が横架され、開口部を下に向けて固定されてエンジン固定台座22が形成される。エンジン1a(図1の(a)参照)は、エンジン固定台座22に載置され、例えば、防振ゴムを介して図示しないボルトとナットで固定するなどの適当な手段で固定される。
さらに、2つの壁用部材20、20の間には、固定部21dの上方に、エンジン固定台座22と平行になるように、例えば断面がコの字状の棒材が横架され、開口部を下に向けて固定されて発電機本体固定台座23が形成される。発電機本体1c(図1の(a)参照)は、発電機本体固定台座23に載置され、例えば、防振ゴムを介して図示しないボルトとナットで固定するなどの適当な手段で固定される。
そして、ベース2の床板21には、少なくとも1つの排出口21cが開口している。排出口21cは、床板21を貫通して、ベース2に固定されるエンジン1a(図1の(a)参照)、発電機本体1b(図1の(a)参照)などからの漏洩物を床板21の下方に排出する。
ベース2の下方には、図1の(a)に示すように環境ベース3が固定されるため、排出口21cから排出された漏洩物は、環境ベース3に溜まることになる。
なお、図1の(a)に示す環境ベース3を固定しない場合、図示しない蓋材を、例えばねじ止めなどで固定して、排出口21cを塞ぐ構造とすれば、環境ベース3を固定しない状態であっても、漏洩物が発電機1(図1の(a)参照)の外部に漏出することを防止できる。
図3は、環境ベースを示す図であって、図3の(a)は、環境ベースの斜視図、(b)は、環境ベースを右面から見た図、(c)は、図3の(a)におけるX1−X1断面図である。
図3の(a)に示すように、環境ベース3は、上方が開口した箱型の部材であって、その平面形状は、図2に示すベース2の平面形状と略等しい。このように、平面形状がベース2の平面形状と略等しいことから、ベース2を環境ベース3に載置することができる。
ここで、環境ベース3の正面F、背面B、左面L、右面Rをベース2と同じ方向に設定する。さらに、ベース2と同様に、右面Rと左面Lとをまとめて、両側面と称する場合もある。そして、両側面の間の長さを幅、正面Fから背面Bに向かった長さを奥行きと称する。
環境ベース3は、方形状の例えば板金からなる部材の両端を垂直に曲げ起こして、右側面32および左側面33を形成し、右側面32と左側面33の間に底面31(床板)を形成する。さらに、底面31、右側面32、左側面33の正面F側の端部および背面B側の端部に、側面34、34を固定して上面が開口している箱状の形状を形成する。ここで、右側面32、左側面33および側面34、34とで、請求項に記載の枠部材を形成する。
図3の(b)に示すように、側面34は、例えば断面が略コの字の部材とする。そして、下端部を上方向に折り曲げ、脚部34bを形成する。そして、環境ベース3の底面31が、2つの側面34の間にあって、それぞれの脚部34bの上端に載置される構成とする。側面34は、底面31、右側面32、左側面33(図3の(a)参照)の端部に連続溶接などで固定して、開口部が水密構造を有する環境ベース3を構成する。このように、開口部が水密構造を有することで、環境ベース3の開口部内に溜まる液体状の漏洩物が環境ベース3の外部に漏出することを防止できる。
図3の(a)に戻って、右側面32の上端部は、環境ベース3の内側に向かって折り曲げられ、底面31と平行な上面部32aを形成する。同様に、左側面33の上端部も環境ベース3の内側に向かって折り曲げられ、上面部33aを形成する。また、側面34においては、コの字の上端側で上面部34aを形成する。
底面31の環境ベース3の内部側には、ビッグタンク4(図1の(a)参照)が固定される取付ベース31b、31cが固定される。取付ベース31bは、環境ベース3の奥行きと略等しい長さを有する部材であって、右側面32および左側面33に略平行に固定される。取付ベース31bの断面形状は、図3の(c)に示すように、リブ31b2と、リブ31b2と直角に折れ曲がる平面部31b1と、平面部31b1をさらに直角に曲げ起こした壁部31b3とから形成され、リブ31b2が底面31に垂直に固定される。取付ベース31bは、右側面32側と、左側面33側とに1つずつ備わり、平面部31b1が環境ベース3の内側になるように固定される。取付ベース31bを固定する方法は限定されるものではなく、例えば溶接などで固定すればよい。
また、取付ベース31cは、取付ベース31bと同等の長さを有する部材であって、2つの取付ベース31bの間に、取付ベース31bと略平行に固定される。取付ベース31cの断面形状は、図3の(c)に示すように、リブ31c2と、リブ31c2と直角に折れ曲がる平面部31c1とから形成され、リブ31c2が底面31に垂直に固定される。そして、後記するように、ビッグタンク4(図4の(b)参照)は、取付ベース31bの平面部31b1および取付ベース31cの平面部31c1に載置されることから、取付ベース31bの平面部31b1と取付ベース31cの平面部31c1は、その高さが等しくなるように構成される。さらに、図4の(b)に示すように、ビッグタンク4は2つの取付ベース31bの壁部31b3の間に固定されることから、2つの取付ベース31b、31bは、壁部31b3の間隔が、ビッグタンク4の長さになるように固定される。
図4は、環境ベースに備わるビッグタンクを示す図であって、(a)はビッグタンクを固定する態様を示す斜視図である。図4の(a)に示すようにビッグタンク4は、上部に本体給油口41aを備える、略直方体の形状を有する中空の部材であって、環境ベース3の開口部に固定される。
ビッグタンク4には、内部に貯留する燃料を吸い上げるためのサクションパイプ42が備わる。サクションパイプ42は、例えば中空のパイプ状の部材であって、一端はビッグタンク4の内部にあって、他端はビッグタンク4の外部にある。そして、ビッグタンク4の内部と外部とを貫通することで、ビッグタンク4の外部にある端部から、ビッグタンク4の内部に貯留する燃料を吸い上げることができる。なお、サクションパイプ42は、ビッグタンク4の外部にある端部を略球形に膨らませることで、サクションパイプ42に接続される図示しないホースを抜けにくくすることができる。
また、ビッグタンク4には、エンジン1a(図1の(a)参照)から戻る燃料をビッグタンク4の内部に戻すためのリターンパイプ44が備わる。リターンパイプ44は、例えば中空のパイプ状の部材であって、一端はビッグタンク4の内部にあって、他端はビッグタンク4の外部にある。そして、ビッグタンク4の内部と外部とを貫通することで、ビッグタンク4の外部にある端部から流入する燃料を、ビッグタンク4の内部に戻すことができる。なお、リターンパイプ44は、ビッグタンク4の外部にある端部を略球形に膨らませることで、リターンパイプ44に接続される図示しないホースを抜けにくくすることができる。
さらに、ビッグタンク4の底部に近い側面には、ドレン口43が備わる。ドレン口43は、例えば中空のパイプ状の部材であって、一端はビッグタンク4の内部にあって、他端はビッグタンク4の外部にある。そして、ビッグタンク4の内部と外部とを貫通することで、ビッグタンク4の内部に貯留する燃料を排出することができる。
そして、ドレン口43のビッグタンク4の外部にある端部を、環境ベース3に備わる、後記するフュエルコック36と排出ホース36c(図5の(b)参照)で接続することで、ビッグタンク4内部に貯留する燃料を環境ベース3の外部に排出することができる。図4の(b)は、ビッグタンクを固定した状態における、図4の(a)のX2−X2断面図である。
図4の(b)に示すように、ビッグタンク4は、環境ベース3の底面31に固定される取付ベース31b、31cの平面部31b1、31c1(図3の(c)参照)に載置されて固定される。固定方法は限定されるものではなく、例えば溶接などで固定すればよい。そして、ビッグタンク4の高さは、環境ベース3の底面31から、側面34の上面部34aまでの高さより小さくする。このようにすることで、ビッグタンク4を環境ベース3の底面31に固定したときに、ビッグタンク4は、側面34の上面部34aより低く固定される。
また、図4の(b)に示すように、ビッグタンク4の長さは、右側面32から左側面33までの距離より短い長さとする。そして、ビッグタンク4と右側面32との間に、空間を確保し、漏洩物貯留部3aとする。図1の(a)に示すようにベース2に環境ベース3を固定した場合に、ベース2に固定されるエンジン1a、燃料タンク1b、発電機本体1cおよびビッグタンク4などから漏洩物が漏洩したとき、漏洩物貯留部3aは、その漏洩物を貯留する空間となる。
漏洩物としては、エンジン1a(図1の(a)参照)を駆動する燃料や潤滑用のオイル、冷却用水(クーラント)などが考えられるが、燃料タンク1b(図1の(a)参照)とビッグタンク4に貯留される燃料の量が一番多いと考えられる。そこで、漏洩物貯留部3aの容量は、燃料タンク1bの容量より大きくする。このように構成することで、底面31、右側面32、左側面33および側面34、34とで囲まれた領域の容量は、ビッグタンク4の容量と燃料タンク1bの容量との合計より大きくなる。そして、燃料タンク1bに貯留される燃料が漏洩しても、漏洩した燃料は漏洩物貯留部3aに貯留され、環境ベース3の外部に漏出することがない。したがって、環境ベース3が固定された発電機1(図1の(a)参照)の周囲を汚染することがないという、優れた効果を奏する。
また、漏洩物貯留部3aには、貯留する漏洩物の量を検出するセンサを備え、前記した制御部1e(図1の(a)参照)に送信する機能を有してもよい。
漏洩物貯留部3aに貯留される漏洩物の量を検出するためのセンサは、特に限定するものではないが、例えば、図4の(b)に示すように、漏洩物の液面に浮かぶフロート3a1を、右側面32に鉛直方向に回転可能に備わるアーム3a2に固定し、そのアーム3a2が回転する角度を角度センサ3a3で検出する構成とすればよい。
このような構成のため、漏洩物貯留部3aに備わる角度センサ3a3と、制御部1e(図1の(a)参照)は、図示しない信号線を介して接続される。そして、漏洩物貯留部3aの角度センサ3a3と制御部1eを接続する信号線は、少なくとも1箇所を着脱自在のコネクタで接続する構造とすれば、後記するようにビッグタンク4を備える環境ベース3をベース2(図1の(a)参照)から取り外した場合であっても、容易に切り離すことができる。
そして、制御部1e(図1の(a)参照)は、送信された漏洩物の量を漏洩量表示部1e3(図1の(b)参照)に備わる第1表示灯1e4および第2表示灯1e5(図1の(b)参照)で表示する。
例えば、漏洩物貯留部3aに貯留する漏洩物の量に第1の閾値と第1の閾値より大きな第2の閾値を設けて、漏洩物の量が第1の閾値未満のときは、制御部1eは、第1表示灯1e4および第2表示灯1e5を消灯し、漏洩物の量が第1の閾値以上、第2の閾値未満のときは、制御部1eは第1表示灯1e4のみを点灯する。さらに、漏洩物の量が第2の閾値以上になったときに、制御部は第2表示灯1e5を点灯する。
このように、第1表示灯1e4と第2表示灯1e5を点灯することで、発電機1(図1の(a)参照)を管理する管理者は、漏洩物貯留部3aに貯留する漏洩物の量を知ることができる。
図5は、環境ベースのドレンコックとフュエルコックを示す図であって、(a)は、環境ベースを右側面の側から見た図である。図5の(a)に示すように、環境ベース3の右側面32の底面31側にはドレンコック35が備わる。ドレンコック35は、例えばコックレバー35aの操作によって右側面32の内面にある漏洩物貯留部3a(図4の(b)参照)と外部とを遮断したり開放したりする機能を有し、漏洩物貯留部3aと外部とを開放することで、漏洩物貯留部3aに貯留する漏洩物を、環境ベース3の外部に排出できる。
なお、ドレンコック35の下方には、受皿32bが備わる構造であってもよい。受皿32bは、例えば断面がコの字状の部材を、開口側を上方にむけて底面31に固定し、その端部はドレンコック35の端部よりも右側面32から突出した構造とする。このような構造の受皿32bを有することによって、ドレンコック35から漏出する漏洩物がある場合でも、受皿32bによって受け止められ、環境ベース3を設置する周囲の環境を汚染することが防止できる。
図5の(b)は、図5の(a)におけるX3−X3断面図である。ドレンコック35の構造は限定するものではないが、例えば図5の(b)に示すように、右側面32を貫通する円筒状の排出管35cに備わる弁体35bの回転によって、排出管35cを開閉する構造が考えられる。弁体35bは、排出管35cの外部に備わるコックレバー35aと一体に回転する構造とすれば、例えば手動でコックレバー35aを操作することで、排出管35cを開閉できる。そして、排出管35cを開くと、漏洩物貯留部3aと環境ベース3の外部との通路に相当する排出管35cが開放するため、漏洩物貯留部3aに貯留する漏洩物を環境ベース3の外部に排出できる。
また、図5の(b)に示すように、ドレンコック35は、排出管35cの内側の少なくとも最下部が、底面31(図5の(a)参照)の上面と同等の位置もしくは、底面31の上面より下側になるように固定してもよい。このように固定することで、底面31とドレンコック35との境界に漏洩物が溜まることを防ぐことができ、漏洩物貯留部3aに貯留する漏洩物を完全に排出することができる。
また、右側面32には、フュエルコック36が備わる。フュエルコック36は、ビッグタンク4(図4の(a)参照)に貯留される燃料を、環境ベース3の外部に排出する機能を有する。そして、ドレンコック35とフュエルコック36とでドレン部37を形成する。さらに、受皿32bは、ドレンコック35の下方からフュエルコック36の下方に延びるように備わる。すなわち、ドレン部37の下方に受皿32bが備わることになる。このように、受皿32bがフュエルコック36の下方にも備わることで、ビッグタンク4(図4の(a)参照)からフュエルコック36を介して燃料を環境ベース3の外部に排出する際に、フュエルコック36から燃料が漏出した場合であっても、受皿32bで受け止めることができ、環境ベース3を設置する周囲の環境を汚染することが防止できる。
さらに、受皿32bを強固に固定することによって、下方から加えられる外力からドレン部37を保護することができる。ドレン部37を形成するドレンコック35とフュエルコック36は、右側面32から突出しているため、下方に障害物があると、例えば搬送時や設置時にその障害物とドレン部37が接触する場合がある。そして、障害物と接触することでドレン部37に下方から外力が加えられ、ドレン部37が破損することがある。
受皿32bをドレン部37の下方に、強固に固定することで、障害物がドレン部37に接触することを防止できる。すなわち、下方から加えられる外力が受皿32bによって遮断され、ドレン部37に直接作用しないことから、ドレン部37を保護することができる。
図5の(c)は、図5の(a)におけるX4−X4断面図である。
フュエルコック36の構造は限定するものではないが、例えば図5の(c)に示すように、右側面32に円筒状の排出管36bを貫通させ、漏洩物貯留部3aと環境ベース3の外部とを連通する。さらに、排出管36bの外部側端部の内径には、ねじ溝を加工する。そして、排出管36bのねじ溝と螺合するねじ部を有するキャップ36aを締めこむことで、排出管36bを閉鎖する構造とすればよい。このような構造にすると、キャップ36aの着脱によって、フュエルコック36を開閉することができる。
そして、排出管36bの漏洩物貯留部3a側には、例えばゴムなどの弾性部材からなる排出ホース36cをはめ込み、ビッグタンク4のドレン口43(図4の(a)参照)と連通するように連結すればよい。
以上のように、ビッグタンク4のドレン口43(図4の(a)参照)とフュエルコック36とは排出ホース36cを介して連結され、キャップ36aを取り外すことで、ビッグタンク4に貯留する燃料を環境ベース3の外部に排出することができる。
ここで、環境ベース3の底面31(図3の(a)参照)が、ドレン部37の側に向かって低くなるように傾斜する構造としてもよい。このような構造によって底面31は、ドレン部37に向かって下るように傾斜する。
図6の(a)は、環境ベースを正面の側から見た図、(b)は、環境ベースを右面の側から見た図である。図6の(a)に破線で示すように、底面31は、左面Lの側から右面Rの側に向かって下るように傾斜している。このように底面31が傾斜することで、漏洩物貯留部3aに溜まる漏洩物は、ドレンコック35に向かって流れ、漏洩物貯留部3aに溜まる漏洩物をドレンコック35から効率よく排出できる。また、ビッグタンク4を、底面31の傾斜に沿って固定すれば、ビッグタンク4はドレン口43に向かって下るように傾斜することになり、ビッグタンク4に貯留される燃料はドレン口43に向かって流れる。したがって、ビッグタンク4に貯留される燃料は、ドレン口43から効率よく排出されるとともに、フュエルコック36に向かって流れることから、環境ベース3の外部に効率よく排出できる。
さらに、図6の(b)に示すように、底面31は、正面Fの側からドレンコック35に向かって下るように傾斜し、さらに、背面Bの側からドレンコック35に向かって下るように傾斜してもよい。このように底面31が傾斜することで、漏洩物貯留部3aに貯留される漏洩物はドレンコック35に向かって流れるため、ドレンコック35を開いたときに、漏洩物を排出しやすくなる。したがって、環境ベース3の漏洩物を効率よく排出でき、内部に漏洩物が残留しにくくなる。
そして、図5の(b)に示すように、ドレンコック35の排出管35cの内側の少なくとも最下部を、底面31(図5の(a)参照)の上面と同等の位置もしくは、底面31の上面より下側になるように固定することで、漏洩物貯留部3aに貯留される漏洩物をさらに効率よく排出できる。
図7は、ビッグタンクに備わる給油部の構成を示す図であって、(a)は、給油部の構成を示す図、(b)は、フィラーチューブの構成を示す図、(c)は、環境ベースに固定されたビッグタンクを、正面からみた一部破断図である。図7の(a)に示すように、給油部41は、ビッグタンク4の本体に開口している本体給油口41aと、本体給油口41aに接続されるフィラーホース41b(案内手段)と、フィラーホース41bによって本体給油口41aと連結されるフィラーチューブ41c(案内手段)と、フィラーチューブ41cに着脱自在に取り付けられるフィラーキャップ41dとから構成される。
本体給油口41aは、ビッグタンク4に開口している例えば円形の貫通孔であって、その周囲を壁状に取り囲むフィラーネック41a1が備わる。フィラーネック41a1は、ビッグタンク4の表面に凸状に固定されている。
フィラーホース41bは、例えばゴムなどの弾性部材で形成される円筒状の部材であって、その内径はフィラーネック41a1の外径と略等しく、フィラーネック41a1に嵌まり込んで連結される。
フィラーチューブ41cは、例えば、ビッグタンク4と同等の素材で形成される、円筒状の部材であって、その外径は、フィラーネック41a1の外径と等しい。そして、フィラーネック41a1に連結されるフィラーホース41bの、反対側に嵌まり込んで、フィラーホース41bに連結される。すなわち、フィラーネック41a1とフィラーチューブ41cとは、フィラーホース41bを介して連結される。
フィラーキャップ41dは、一端が閉口している円筒状の部材であって、開口している部分の内径は、フィラーチューブ41cの外径と略等しい。そして、フィラーキャップ41dは、フィラーチューブ41cの端部に取り付けられ、開口部を閉鎖する機能を有する。なお、フィラーチューブ41cの外径と、フィラーネック41a1の外径とは、略等しいことから、フィラーキャップ41dはフィラーネック41a1にも取り付けられ、本体給油口41aを閉鎖することができる。
また、図示はしないが、フィラーネック41a1にフィラーホース41bをはめ込んだ後に、フィラーホース41bの外側から、例えばバンドなどの固定部材で固定することによって、より確実にフィラーネック41a1とフィラーホース41bを固定することができる。さらに、フィラーホース41bにフィラーチューブ41cをはめ込んだ後に、フィラーホース41bの外側から、例えばバンドなどの固定部材で固定することによって、より確実にフィラーチューブ41cとフィラーホース41bを固定することができる。
図7の(b)に示すように、フィラーチューブ41cの外周には、固定板41c1が突設される。固定板41c1は、薄い板状の部材であって、フィラーチューブ41cの外周面に垂直に固定される。そして固定板41c1には少なくとも1つの貫通穴41c2が貫通している(図7の(b)には、2つの貫通穴が貫通している例を示す)。
図7の(c)に示すように、フィラーキャップ41dが取り付けられたフィラーチューブ41cを、フィラーホース41bを介してフィラーネック41a1に連結することで、フィラーチューブ41cの先端部は、環境ベース3の上面部34aより上方に位置する。
以上のように構成されるビッグタンク4を固定する環境ベース3は、ベース2の下部に固定される。図8は、環境ベースとベースを固定する態様を示す図である。環境ベース3をベース2の下部に固定する方法は限定されるものではないが、例えば図8に示すように、フランジ部20aに少なくとも1つの貫通穴20a1を設け、環境ベース3の上面部34aにも、少なくとも1つの貫通穴34a1を設ける。そして、貫通穴34a1の下方、すなわち上面部34aの下方に、ナットNを、ねじ穴が貫通穴34a1と連通するように溶接などの固定手段で固定する。
さらに、ベース2のフランジ部20aを環境ベース3の上面部34aに載置したとき、フランジ部20aの貫通穴20a1の位置と環境ベース3の上面部34aの貫通穴34a1の位置とが一致するように配置する。そして、例えばボルトBをフランジ部20aの貫通穴20a1から環境ベース3の貫通穴34a1に挿通して、ナットN等に螺合して固定すればよい。
ここで、図7の(c)に示すように、ビッグタンク4のフィラーネック41a1にフィラーチューブ41cを連結することで、フィラーチューブ41cの先端部を、環境ベース3の上面部34aより上方に位置することができる。そこで、本実施形態においては、環境ベース3の上方にベース2(図8参照)を固定したとき、フィラーチューブ41cの先端部が床板21より上方に位置するようにする。図9は、ベースと環境ベースを固定した状態の、図8におけるX5−X5断面図である。図9に示すように、本実施形態にかかる発電機1(図1の(a)参照)は、ビッグタンク4のフィラーネック41a1に、フィラーホース41bを介して連結されるフィラーチューブ41cの先端がベース2の床板21より上方に位置し、フィラーチューブ41cの先端に備わるフィラーキャップ41dが床板21より上方になる構成とする。そのため、ベース2の床板21には、表裏貫通する給油口穴21bを設ける。そして、フィラーホース41bを給油口穴21bに貫通させ、フィラーホース41bの上方からフィラーキャップ41dが取り付けられたフィラーチューブ41cをフィラーホース41bに嵌め込むことで、フィラーキャップ41dが床板21より上方に位置する構造とする。
このように、フィラーキャップ41dが床板21より上方に位置する構造にすることで、フィラーチューブ41cに取り付けられるフィラーキャップ41dは、ベース2の上方から着脱可能になる。ベース2は、上方に開口した箱型形状の部材であるから、ベース2の外部からフィラーキャップ41dを着脱することが可能になる。
さらに、フィラーホース41bを例えばゴムなどの弾性部材で形成することによって、例えば床板21に設けられる給油口穴21bの位置がずれた場合であっても、フィラーホース41bを給油口穴21bに通すことができる。
また、図9に示すように、床板21には、フィラーチューブ41cの固定板41c1を固定する台座状の固定部21dが備わる。固定部21dは、例えば断面がコの字の部材を、開口部が下側になるように配置することで床板21の上方に平面部21d1を有するように固定される部材であって、壁用部材20(図8参照)と略平行になるように配置される。そして、給油口穴21bを貫通するフィラーホース41bにフィラーチューブ41cを嵌め込んだときの、固定板41c1の高さと平面部21d1の高さが同等になるように構成される。
また、固定部21dの平面部21d1には図示しないが、フィラーチューブ41cの固定板41c1に設けられる貫通穴41c2(図7の(b)参照)と同数の貫通穴が、フィラーチューブ41cをフィラーホース41bに嵌め込んだときに、固定板41c1の貫通穴41c2と連通するように設けられる。
さらに、固定部21dの平面部21d1の下方、すなわち床板21の側には、図示しない貫通穴とねじ穴が連通するように、ナットNが溶接などの固定手段で固定される。
図9に示すようにフィラーチューブ41cおよび固定部21dを構成して、固定板41c1の貫通穴41c2(図7の(b)参照)が固定部21dの図示しない貫通穴と同じ位置になるように、フィラーチューブ41cを床板21の上方から給油口穴21bに貫通させる。そして、固定板41c1の貫通穴41c2の上方から、ボルトBを挿通してナットNに固定することで、固定板41c1を床板21に固定できる。
以上のように、固定板41c1を床板21に固定することで、フィラーチューブ41cが床板21に固定されることから、例えばフィラーチューブ41cからビッグタンク4に燃料を給油する際にも、フィラーチューブ41cが揺れることなく確実に給油することができる。
以上、図1の(a)に示すように、本実施形態にかかる発電機1には、ビッグタンク4付きの環境ベース3を取り付けられるため、燃料タンク1bに加えて、図4の(a)に示すビッグタンク4を備えることができ、エンジン1aに燃料を供給するタンクを選択することができる。そのため、発電機1には、エンジン1aに燃料を供給する経路を切り換えるための三方弁が備わる。
図10は、エンジンに供給される燃料の経路を示す図である。図10に示すように、本実施形態にかかる発電機1には、ビッグタンク4を備えることができ、エンジン1aに燃料を供給するタンクを、燃料タンク1bおよびビッグタンク4の一方から選択することができる構成とする。そこで、図10に示すように、燃料タンク1bからエンジン1aに燃料を供給する供給路の途中に、三方弁5を備える。三方弁5は、2つの入力端5a(第1入力端5a1および第2入力端5a2)と1つの出力端5bを有し、例えば手動で動作される図示しない弁体によって、2つの入力端5aのうちの1つが出力端5bと連通するように切り換えることで、燃料の供給路を切り換えることができる。
図10に示すように、エンジン1aに燃料を供給する供給路F3は、三方弁5の出力端5bに接続され、三方弁5を介して燃料が供給される。そして、燃料タンク1bから給油される第1給油路F1が三方弁5の第1入力端5a1に接続され、ビッグタンク4から給油される第2給油路F2が三方弁5の第2入力端5a2に接続される。そして、三方弁5は例えば図示しないレバーを手動で操作することによって、第1入力端5a1と出力端5bとが連通する状態と、第2入力端5a2と出力端5bとが連通する状態とを切り換えることができる。
エンジン1aは、例えば燃料を吸引する図示しないポンプを備えることで、三方弁5の出力端5bと連通する入力端5aに接続されるタンクから燃料の供給を受けることができる。すなわち、第1給油路F1と出力端5bとが連通した状態のときには、エンジン1aは、燃料タンク1bから燃料の供給を受けることができ、第2給油路F2と出力端5bとが連通した状態のときには、エンジン1aは、ビッグタンク4から燃料の供給を受けることができる。
ここで、図1の(a)に示す燃料タンク1bには、貯留する燃料の量を検出するための図示しないセンサが備わり、制御部1eに備わる残量表示部1e1(図1の(b)参照)に、燃料タンク1bが貯留する燃料の残量を表示することができる。したがって、発電機1の運転を管理する管理者は、燃料タンク1bが貯留する燃料が少なくなったときに、三方弁5(図10参照)を操作して、ビッグタンク4からエンジン1aに燃料を供給するように切り換えることで、エンジン1aを長時間運転させることができる。貯留する燃料の量を検出するためのセンサは特に限定するものではないが、例えば漏洩物貯留部3a(図4の(b)参照)に備わるセンサと同等のセンサなどであればよい。
なお、ビッグタンク4(図10参照)にも、図示はしないが燃料タンク1b(図10参照)と同等のセンサを備え、ビッグタンク4が貯留する燃料の量を制御部1e(図1の(a)参照)が検出して、残量表示部1e1(図1の(b)参照)にビッグタンク4が貯留する燃料の残量を表示する構成としてもよい。
この場合、ビッグタンク4からエンジン1aに燃料を供給するように切り換えたときに、例えば制御部1eに備わる切換えスイッチ1e2(図1の(b)参照)を切り換えることで、残量表示部1e1はビッグタンク4の残量を表示する構成とすればよい。
このような構成のため、ビッグタンク4(図10参照)に備わる図示しないセンサと、制御部1e(図1の(a)参照)は、図示しない信号線を介して接続される。そして、ビッグタンク4の図示しないセンサと制御部1eを接続する信号線は、少なくとも1箇所を着脱自在のコネクタで接続する構造とすれば、後記するようにビッグタンク4を備える環境ベース3(図1の(a)参照)をベース2(図1の(a)参照)から取り外した場合であっても、容易に切り離すことができる。
また、本実施形態にかかる発電機1(図1の(a)参照)を長時間にわたって運転する必要がない場合は、ビッグタンク4が備わる環境ベース3(図4の(a)参照)を発電機1から取り外すことができる。そして、本実施形態においては、取り外した環境ベース3を安定に積み重ねて保管できる。図11の(a)は、フィラーキャップをフィラーネックに取り付けたことを示す一部破断図、(b)は、環境ベースを積み重ねた図である。
図7の(c)に示すように、ビッグタンク4の給油部41のフィラーキャップ41dは、環境ベース3の上面部34aより上方に位置する。しかしながら、本実施形態において、フィラーキャップ41dは、前記のように図7の(a)に示すフィラーネック41a1にも取り付け可能な構造となっている。したがって、図11の(a)に示すように、フィラーネック41a1からフィラーホース41b(図7の(a)参照)を取り外し、フィラーネック41a1にフィラーキャップ41dを取り付けることで、フィラーキャップ41dを環境ベース3の上面部34aより下方に位置することができる。そして、図11の(b)に示すように、環境ベース3を積み重ねることができる。
図12の(a)は、横ずれ防止板の構造を示す図、(b)は、環境ベースを積み重ねた状態を右面の側からみた図、(c)は、環境ベースを積み重ねた状態を左面の側からみた図である。
図12の(a)に示すように、環境ベース3の右側面32の上面部32aには、上面視が略コの字型の横ずれ防止板3b(横ずれ防止手段)が、開口側を環境ベース3の左側面33側に向けて固定される。横ずれ防止板3bの正面Fから背面Bに向かう長さは、環境ベース3の脚部34b、34bの間隔に略等しく、高さは、脚部34b、34bの高さより低いとする。このような構造とすることで、図12の(b)に示すように、環境ベース3の側面34の上面部34aにほかの環境ベース3を載置したとき、下方に位置する環境ベース3の横ずれ防止板3bが上方に位置する環境ベース3の脚部34bの間に嵌まり込む。
このように、横ずれ防止板3bが環境ベース3の脚部34bの間に嵌まり込むことで、積み重ねた環境ベース3の右側面32側の水平方向(奥行きの方向)の移動を規制することができる。したがって、右側面32側の横ずれを防止することができ、安定して環境ベース3を積み重ねることができる。
さらに、図12の(a)に示すように、環境ベース3の左側面33の上部面33aには、2つの横ずれ防止板3c、3c(横ずれ防止手段)が固定される。
横ずれ防止板3cは、例えば断面がL字型の部材であって、L字型の一方が、上面部33aに垂直に起立するように固定される。起立する部分の高さは、環境ベース3の脚部34b、34bの高さより低いとする。そして、2つの横ずれ防止板3c、3cは、起立する部分の距離が、環境ベース3の脚部34b、34bの間隔に略等しくなるように、上面部33aに固定される。このような構造とすることで、図12の(c)に示すように、環境ベース3の側面34の上面部34aにほかの環境ベース3を載置したとき、下方に位置する環境ベース3の2つの横ずれ防止板3c、3cが上方に位置する環境ベース3の脚部34bの間に嵌まり込む。
このように、2つの横ずれ防止板3cが環境ベース3の脚部34bの間に嵌まり込むことで、積み重ねた環境ベース3の左側面33側の水平方向(奥行きの方向)の移動を規制することができる。したがって、左側面33側の横ずれを防止することができ、安定して環境ベース3を積み重ねることができる。
以上のように、環境ベース3の上面部32aに横ずれ防止板3bを設け、上面部33aに2つの横ずれ防止板3c、3cを設けることで、環境ベース3を積み重ねたときに、横ずれの発生を防止でき、安定して環境ベース3を積み重ねることができるという、優れた効果を奏する。
このように、本発明にかかる環境ベースは、エンジン駆動作業機に容易に着脱可能に取り付けられるとともに、エンジン駆動作業機から取り外したときは、安定して積み重ねられるという、優れた効果を奏する。
(a)は、本実施形態にかかる発電機の構成を示す図、(b)は、制御部を示す図である。 ベースを示す斜視図である。 (a)は、環境ベースの斜視図、(b)は、環境ベースを右面から見た図、(c)は、図3の(a)におけるX1−X1断面図である。 (a)はビッグタンクを固定する態様を示す斜視図、(b)は、図4の(a)におけるX2−X2断面図である。 (a)は、環境ベースを右側面の側から見た図、(b)は、図5の(a)におけるX3−X3断面図、(c)は、図5の(a)におけるX4−X4断面図である。 (a)は、環境ベースを正面の側から見た図、(b)は、環境ベースを右面の側から見た図である。 (a)は、給油部の構成を示す図、(b)は、フィラーチューブの構成を示す図、(c)は、環境ベースに固定されたビッグタンクを、正面からみた一部破断図である。 環境ベースとベースを固定する態様を示す図である。 ベースと環境ベースを固定した状態の、図8におけるX5−X5断面図である。 エンジンに供給される燃料の経路を示す図である。 (a)は、フィラーキャップをフィラーネックに取り付けたことを示す一部破断図、(b)は、環境ベースを積み重ねた図である。 (a)は、横ずれ防止板の構造を示す図、(b)は、環境ベースを積み重ねた状態を右面の側からみた図、(c)は、環境ベースを積み重ねた状態を左面の側からみた図である。
符号の説明
1 発電機(エンジン駆動型作業機)
1a エンジン
1b 燃料タンク(第1の燃料タンク)
1c 発電機本体
2 ベース
3 環境ベース(環境用作業機基台)
3b 横ずれ防止板(横ずれ防止手段)
3c 横ずれ防止板(横ずれ防止手段)
4 ビッグタンク(第2の燃料タンク)
31 底面(床板)
32 右側面(枠部材)
32b 受皿
33 左側面(枠部材)
34 側面(枠部材)
35 ドレンコック
36 フュエルコック
37 ドレン部
41 給油部
41a 本体給油口(給油口)
41a1 フィラーネック
41b フィラーホース(案内手段)
41c フィラーチューブ(案内手段)

Claims (7)

  1. ベース上に、エンジンと、前記エンジンによって駆動される作業機本体と、前記エンジンを駆動するための燃料を貯留する第1の燃料タンクと、を含んで構成されるエンジン駆動型作業機に着脱可能に取り付けられ、
    前記ベースの下方に配置され、床板と、前記床板の周囲に設けられて前記ベースを載置する上面部を有する枠部材を含んで構成され、
    前記枠部材の内側には、前記第1の燃料タンクより容量大きく、前記燃料を給油する給油口を上部に備える第2の燃料タンクが固定され、
    前記床板と前記枠部材とで形成される領域の容量が、前記第1の燃料タンクの容量と前記第2の燃料タンクの容量との合計より大きく、
    前記給油口は貫通孔の周囲を壁状のフィラーネックが取り囲んで形成され、前記第2の燃料タンクに給油する前記燃料を案内する案内手段が前記フィラーネックに着脱自在に取り付けられるとともに、当該フィラーネックが前記上面部より低く形成されることを特徴とする環境用作業機基台。
  2. 前記環境用作業機基台を積み重ねたときに、上側になる前記環境用作業機基台の水平方向の動きを規制する横ずれ防止手段を、前記枠部材の上部に備えることを特徴とする請求項1に記載の環境用作業機基台。
  3. 前記第2の燃料タンクには、内部に貯留される燃料を前記第2の燃料タンクの外部に排出するドレン口が備わり、
    前記枠部材には、前記ドレン口と連通して、前記第2の燃料タンクの内部に貯留される前記燃料を前記環境用作業機基台の外部に排出するフュエルコックと、
    前記枠部材と前記床板とで形成される領域と前記環境用作業機基台の外部とを連通し、
    前記枠部材と前記床板とで形成される領域に溜まった漏洩物を前記環境用作業機基台の外部に排出するドレンコックと、が並行に備わるドレン部が形成され、
    前記床板は、前記ドレン部に向かって下るように傾斜し、さらに、前記第2の燃料タンクが前記ドレン口に向かって下るように傾斜していることを特徴とする請求項1もしくは請求項2に記載の環境用作業機基台。
  4. 前記ドレン部の下方には、受皿が備わることを特徴とする請求項に記載の環境用作業機基台。
  5. 前記ドレンコックの排出管の少なくとも最下部が、前記床板の上面と同等もしくは前記床板の上面より下側になっていることを特徴とする請求項3もしくは請求項4に記載の環境用作業機基台。
  6. 前記フィラーネックが、前記ベースに固定されるフィラーチューブとフィラーホースを介して接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の環境用作業機基台。
  7. 前記エンジン、前記第1の燃料タンク、前記作業機本体および前記第2の燃料タンクから漏洩して前記床板と前記枠部材とで形成される領域に貯留する漏洩物の量を検出するセンサが備わっていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の環境用作業機基台。
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