JP3300923B2 - エンジン駆動型作業機 - Google Patents
エンジン駆動型作業機Info
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Description
電機またはエンジン駆動型圧縮機等のエンジン駆動型作
業機(以下、「作業機」という)に関するものである。
ジンで駆動される発電機や圧縮機等の作業機が使用され
ている。以下、この種の作業機として、エンジン駆動型
発電機(以下、「発電機」という)を例にあげて説明す
る。
きない場所で用いられるため、トラック等の搬送手段に
より設置場所にまで搬送され、各種機械の駆動電源とし
て利用される。そのため、搬送手段への発電機の積み降
ろしや、設置場所の移動(以下、「積み降ろし等」とい
う)を頻繁に行う必要があるが、従来の発電機のほとん
どは、上部に吊り上げ部材を有して、クレーン等で吊り
上げる構造であり、クレーンがないと積み降ろし等がで
きなかった。
めには、軽量、小型であることが好ましいものであり、
そのような要望を満たすためには、燃料タンクの容量も
自ずと制限せざるをえないことになっていた。しかし、
作業現場によっては、長時間連続的に発電機の運転を行
いたいという要請がある場合も存在しており、その場合
には、小容量の燃料タンクを有する発電機よりも、大容
量の燃料タンクを有する発電機が必要とされる。
すように、エンジンE’と当該エンジンE’により駆動
される発電機本体G’とを載置するための基台B’の内
部に、大燃料の燃料タンクT’を設けた発電機も存在し
ている。しかし、軽量、小型化をねらいとしている汎用
型の発電機と比べて、構造的に余裕空間がないエンジン
E’及び発電機本体G’の下に大容量の燃料タンクT’
を設置するため、基台B’の高さ寸法を大きくせざるを
えず、異なる設計にしなければならないという問題点を
有していた。また、他の対応を行った発電機としては、
図8に示すように基台B’’と大燃料の燃料タンク
T’’を溶接により接合しているものが存在している。
この場合には、基台B’’の変形亀裂が生じた場合には
補修ができず、さらに、基台B’’の変形を防止するた
めには必要以上に剛性を高めなければならないことか
ら、軽量、小型化が難しい等の各種問題点を有してい
た。
の油類や、冷却水などの漏洩物が発電機内で漏洩する
と、発電機内部から漏洩物が外部に漏出するため、設置
面を汚してしまい、外部環境に悪影響を及ぼすことにな
っていた。
ぞれの問題点を除くためになされたものであり、クレー
ンを用いることなしで積み降ろし等が可能であり、さら
に、簡易な構造で大容量の燃料タンクを装備可能である
とともに、外部への漏洩物の漏出を防止することが可能
であるエンジン駆動型作業機を提供することを目的とす
るものである。
のエンジン駆動型作業機は、少なくとも、エンジンと、
前記エンジンにより駆動される作業機本体とを基台上に
備えているエンジン駆動型作業機において、そり部材を
有するとともに、牽引用部材を掛止するための掛止部が
形成されている搬送用架台を、前記基台下部に備えてい
ることを特徴としている。ここで、そり部材とは、エン
ジン駆動型作業機を牽引する場合に、設置面との間に働
く抵抗力を軽減させ、容易に牽引を行うことができるよ
うに形成された部材であり、雪上等で走行等を行う際に
用いられる部材に限定されるものではない。
の掛止部が形成されている搬送用架台を備えているた
め、前記掛止部に牽引用部材を掛止させ、牽引手段によ
り牽引して作業を行うことができるため、クレーンを用
いることなく、エンジン駆動型作業機の積み降ろし等の
作業を行うことができる。さらに、搬送用架台はそり部
材を有しているため、設置面上を容易に牽引することが
できる。
記載のエンジン駆動型作業機において、前記搬送用架台
にフォーク装置の爪部を挿入するための挿入部が形成さ
れていることを特徴としている。
架台にフォーク装置の爪部を挿入するための挿入部が形
成されていることから、クレーンを用いることなく、フ
ォークリフト等のフォーク装置によりエンジン駆動型作
業機の積み降ろし等の作業を行うことができる。
又は請求項2記載のエンジン駆動型作業機において、前
記搬送用架台に凹部を形成するとともに、前記凹部に燃
料タンクが挿設されていることを特徴としている。
架台に形成された凹部に燃料タンクが挿設されているこ
とから、当該搬送用架台を含まない作業機を大型化する
ことなく、大容量の燃料タンクを装備することができ
る。
乃至請求項3記載のエンジン駆動型作業機において、前
記搬送用架台の底面部を遮蔽する遮蔽手段を設けること
により、前記底面部から漏洩物が漏出しないようにした
ことを特徴としている。ここで、前記遮蔽手段は、燃料
タンクの下方に設けることが、燃料タンクからの漏洩物
の漏出を防止するために好ましいものである。
架台の底面部を遮蔽する遮蔽手段を設けることにより、
前記底面部から漏洩物が漏出して設置面を汚すことを防
止し、外部環境に悪影響を与えることを防ぐことができ
る。
て、図面を参照して詳細に説明する。図1ないし図3に
示すように、本発明の発電機は、本体部Hと搬送用架台
Kと大容量燃料タンクTとから構成されている。
を使用するものであり、作業機本体である発電機本体G
と、当該発電機本体Gに、後端の出力軸が連結されたエ
ンジンEとから、その主要部が構成されており、これら
の装置が基台となるベースB上に配設されている。上記
エンジンEの前端の回転軸にはラジエータファン11が
軸着されており、当該ラジエータファン11に対置する
位置にはラジエータ12が設けられている。また、ベー
スBの前方部には、標準燃料タンク13が固設されてい
る。さらに、エンジンEに一次排気管14を介して接続
されている排気マフラ16と、排気マフラ16に取り付
けられている二次排気管15が設けられている。
に収納されており、ボンネット17のフロントフレーム
17aの内側には、標準燃料タンク13に燃料を補給す
るための燃料供給口13aが設けられている。また、ボ
ンネット17上部には、排風出口19(図2)が設けら
れている。なお、ベースBを形成する溝形鋼からなるベ
ース部材18の下部フランジの所定位置には、アンカー
ボルトを挿通するための貫通孔(図示せず)が穿設され
ている。
用部材を掛止するための掛止孔部22を備えたそり部材
である一対の横フレーム21を連結するようにして、牽
引用部材を掛止するための掛止丸棒23、フォークリフ
ト65の爪部65a(図6)を挿入するための挿入部3
0を形成するためのパイプ材31,底面部K1を遮蔽す
る遮蔽手段であるドレーンパン24、および、前記横フ
レーム21に溶接されている燃料タンク取付台46が設
けられている。
いるとともに、前後両端における下方隅角部は、側面視
で三角形断面の部分が大きく切り取られている舟形形状
を有しており、牽引時に設置面との間に働く抵抗が緩和
されるように形成されている。横フレーム21の両端に
おける上方隅角部には、牽引用部材であるワイヤロープ
62(図5)のフック(図示せず)を掛止するための掛
止孔部22が形成されている。さらに、他の掛止部であ
る掛止丸棒23が、前記掛止孔部22の下部位置に取り
付けられている。前記掛止孔部22および掛止丸棒23
から形成される掛止部は、横フレーム21の前後両端部
に設けられているので、前方、後方の両方向(図1にお
ける左右方向)から牽引することができるようになって
いる。
ークリフト65の爪部65aを挿入して発電機を支持す
ることができるように、挿入部30(本実施例では2箇
所)が形成されている。当該挿入部30は、一対の横フ
レーム21の所定位置に設けられた孔部に、中空矩形断
面を有するパイプ材31を溶接することにより取り付け
られている。前記挿入部30に関しても、横フレーム2
1の両端側に貫通して設けられているので、左右両方向
(図1における手前および奥行き方向)からフォークリ
フト65の爪部65aを挿入することができるようにな
っている。なお、前記挿入部30は、使用されるフォー
クリフト65の爪部65aの間隔および発電機の重心等
を考慮して、その位置が定められることはいうまでもな
い。また、前記挿入部30は付随的には、搬送用架台K
を構造的に補強する役割をも果たしている。
の間の空間において、略全長および全幅にわたり、天部
を開放させた凹部K2を形成するようにドレーンパン2
4が設けられている。当該ドレーンパン24は、複数の
鋼板24a,24b,24cが接合されることにより形
成されており、当該複数の鋼板24a,24b,24c
は双方の横フレーム21にも溶接により接合されてい
る。前記接合部は、シリコンシーリングすることにより
シール性が確保されているため、搬送用架台Kの底面部
K1の全域を完全に遮蔽しており、当該底面部K1から
漏洩物が漏出しないようになっている。なお、後述する
大燃料タンクTは、前記凹部K2により側面部および底
面部を取り囲まれる態様で挿設されている。
隅各部は、全幅にわたり、横フレーム21の形状と略相
似した傾斜部24yおよび垂直部24zを有する形状に
形成されており、軟弱な設置面上を牽引する時に盛り上
がった土砂や異物による抵抗を緩和するように構成され
ている。したがって、搬送用架台Kは、前後両端部の全
幅にわたり、傾斜面を有することになる。
通し、ドレーンパン24に滞溜した漏洩物を機外に排出
するためのドレーンパイプ25が、各横フレーム21の
前方低端部に貫設されている。当該ドレーンパイプ25
には、ドレーンプラグ27がネジ込まれているので、そ
のドレーンプラグ27を外して漏洩物を機外に排出可能
であり、また、配管を接続することにより、漏洩物を所
定の場所へも排出可能となっている。さらに、前記掛止
丸棒23とドレーンパン24の垂直部24zは、前記掛
止丸棒23の両端と中央に牽引用部材を掛止可能である
とともに、当該牽引用部材がずれることがないように、
2枚の補強板26により、最小限必要な間隙を設けて接
合されている。
カバー41により被装されている。当該架台カバー41
は、上面部が所定の傾斜を有して形成されているととも
に、中央部には、大容量燃料タンクTの給油部を挿設す
るための開口部41aが設けられている。また、搬送用
架台Kの後方側の上面端部は、タンクカバー45により
被装されている。当該タンクカバー45の隅角部には、
大容量燃料タンクTに設けられている燃料ゲージ55を
挿設するための孔部45aが形成されている。
には、ベースBとの接合を行うための貫通孔21aが穿
設されており、ベース部材18に穿設されているアンカ
ーボルトを挿通するための貫通孔(図示せず)と横フレ
ーム21に形成されている貫通孔21aにボルト(図示
せず)を挿着することにより両者は接合されている。
よび挿入部30の下方には、牽引時における横フレーム
21の摩耗を防止するために、それぞれ断面略く字形状
の補強部材29Aおよび平板の補強部材29Bが付設さ
れている。また、ドレーンパン24を構成する鋼板24
aの隅各部の全幅にわたり、牽引時における鋼板24a
の摩耗を防止するために、断面略く字形状の補強部材2
9Cが付設されている。さらに、2本のパイプ材31の
側面部の全幅にわたり、牽引時における抵抗を軽減する
ために、傾斜板33が付設されている。
タンクTについて説明する。図3および図4に示すよう
に、大容量燃料タンクTは直方体形状の箱体であり、前
記一対の横フレーム21とドレーンパン24により搬送
用架台Kに形成されている凹部K2内に挿設されてい
る。当該凹部K2は、横幅が双方の横フレーム21間の
間隔、長さは横フレーム21の略全長、深さは横フレー
ム21の略高さである大きなスペースを有している。当
該大容量燃料タンクTは、横フレーム21の所定位置に
付設されている燃料タンク取付台46上に載置されてお
り、さらに、タンクバンド54により、その周囲の複数
箇所を抱持されている。
横フレーム21に設けた燃料ドレーン部28とに、長め
の燃料ホース(図示せず)を取り付けてあるので、両ド
レーン部T1,28をつなぐ配管作業後に、前記大燃料
タンクTを搬送用架台Kに組み込むことができる。した
がって、搬送用架台Kからの大燃料タンクTの取り付
け、取り外しが容易であるため、大燃料タンクTの掃除
等が容易である。
設されている標準燃料タンク13と、搬送用架台Kに挿
設されている大容量燃料タンクTとが存在する。双方の
燃料タンクは接続配管を介して連通しており、大容量燃
料タンクTは他の接続配管(ともに図示せず)によりエ
ンジンEに接続されている。なお、標準燃料タンク13
とエンジンE、および、大容量燃料タンクTとエンジン
Eの双方をそれぞれ別々に接続し、切替可能とすること
も可能である。
央部から、側面視でL字形状を有する燃料供給管51が
取り付けられており、その先端部の燃料供給口51aに
はキャップ52が被嵌されている。また、前記燃料供給
管51に略並列となるように、側面視および平面視でL
字形状を有するエア抜きパイプ53が設けられており、
その先端部は燃料供給口51aの近傍に取り付けられて
いる。前記燃料供給管51およびエア抜きパイプ53
は、前記架台カバー41の開口部41aを貫通して外部
に突出しているため、外部から容易に給油できるように
なっている。
には燃料ゲージ55が設けられており、当該燃料ゲージ
55は、前記タンクカバー45の孔部45aを貫通して
外部に突出しており、外部から目視可能になっている。
説明する。まず、図5(a)を参照して、牽引手段61
により、発電機をトラック等の搬送手段60から降ろす
方法について説明する。なお、作業にあたっては、予め
搬送手段60の荷台に渡板63を設置しておく必要があ
ることは言うまでもない。この場合には、所望の搬送方
向側に設けられている搬送用架台Kの掛止孔部22(ま
たは掛止丸棒23)の所定位置に、一端が牽引手段61
に取り付けられているワイヤロープ62のフック(図示
せず)を掛止し、当該ワイヤロープ62を牽引手段61
により牽引することにより所定の位置にまで移動させる
ことができる。
60に発電機の積み込みを行う場合にも、前記作業と同
様の方法で、搬送手段60の荷台上に移動させることが
できる。すなわち、搬送用架台Kの掛止孔部22(また
は掛止丸棒23)の所定位置に、搬送手段60上に設け
られている牽引手段であるウインチ64に捲回されてい
るワイヤロープ62の一端のフック(図示せず)を掛止
する。そして、当該ワイヤロープ62をウインチ64に
より牽引することにより、発電機を搬送手段60の荷台
上にまで移動させることができる。
を吊り上げることにより行っていた積み降ろし作業等
を、クレーンを用いることなく行うことができる。な
お、ワイヤロープ62のフックは、掛止孔部22、掛止
丸棒23の中央部、両端部等の複数箇所に掛止すること
ができるため、適宜選択することにより最適な牽引が可
能であり、加えて、ワイヤロープ62は、補強板26の
間隙によりずれを防止することができるため、牽引時の
作業性、安全性を増すことができる。
前記補強板26を介してドレーンパン24に伝達される
ことになるため、当該掛止丸棒23に加わる牽引力によ
る荷重が軽減される。加えて、前記掛止丸棒23とドレ
ーンパン24の垂直部24zは、2枚の補強板26によ
り接合されているため、当該補強板26が、設置面上の
土砂等を遮蔽する役割を果たす。すなわち、軟弱な設置
面上において、発電機を牽引した場合に、泥等の軟弱な
土砂や異物が盛り上がり、当該土砂等がドレーンパン2
4内に侵入することを防止することができる。
電機を搬送手段60に積載する方法について説明する。
図6に示すように、この場合には、フォークリフト65
の爪部65aが、発電機の挿入部30に挿入可能となる
適切な位置に、フォークリフト65を移動させる。そし
て、当該爪部65aを挿入部30に挿入し、爪部65a
により発電機を支持しながら、当該フォークリフト65
を所望の位置まで移動させることにより、その作業を行
うことができる。この時、吊り上げ作業により、発電機
がバランスを崩して多少傾いた場合であっても、フォー
クリフト65の爪部65aは、挿入部30に確実に挿入
されているので、発電機が滑動等することはない。
合についても、同様の方法で行うことができる。したが
って、従来のように、発電機の積み降ろし作業時におい
て、一旦クレーンを用いて発電機を吊り上げて、ベース
下面をフォークリフト65の爪部65a上に載置すると
いう作業を不要とすることができるため、より容易かつ
安全に作業を行うことができる。
該凹部K2に大容量燃料タンクTが挿設されていること
から、発電機の本体部Hを大型化することなく、標準燃
料タンク13に加えて大容量燃料タンクTを搭載するこ
とができる。これにより、簡易な構造で、標準燃料タン
ク13の容量に大容量燃料タンクTの容量を加えた燃料
を装備することができるため、発電機の本体部Hは小型
の汎用型のままであり、燃料配管を変えるだけで、長時
間の運転を行うことができる。
架台Kの横フレーム21に、直接溶接接合されているわ
けではなく、燃料タンク取付台46およびタンクバンド
54により支持されている。したがって、従来のよう
に、横フレーム21の剛性を必要以上に高めるといった
対策を講じる必要がなく、発電機を軽量、小型化するこ
とができる。さらに、構造的に余裕空間がない汎用型の
発電機のエンジン及び発電機本体の下に大容量の燃料タ
ンクを設置することがないため、ベースの高さ寸法を大
きくすることがなく、使用する汎用型発電機を異なる設
計にしなければならないといった不都合をなくすことが
できる。
の油類や、冷却水などの漏洩物が発電機内部で漏洩した
場合あるいは、排風出口19から雨水等が浸入した場
合、搬送用架台Kの底面部K1にはドレーンパン24が
設けられているため、漏洩物は、順次下方に落下し、最
終的にはドレーンパン24上に滞溜することになる。ま
た、大容量燃料タンクTの燃料供給口51aより溢れ出
た燃料は、架台カバー41に形成されている開口部41
aを通過してドレーンパン24上に滞留するとともに、
大容量タンクT自体から漏出した燃料もドレーンパン2
4上に滞留することになる。したがって、各種の漏洩物
は、設置面上に直接排出されることがないため、外部環
境を汚染等することがなく、作業現場を良好な状態に保
つことができる。さらに、ドレーンパン24上に滞留し
ている漏洩物は、適時、ドレーンパイプ25にネジ込ま
れたドレーンプラグ27を外すか、または、ドレーンパ
イプ25に接続された配管(図示せず)を通して外部に
排出され、必要により適切な処理が施されることにな
る。
通常一般的に使用される汎用型の総ての発電機に搬送用
架台Kを連結して用いることが可能であり、簡易な構造
により、前記の各効果を奏することができる。
一例を説明した。しかし、本発明は、前記実施形態に限
られず、前記の各構成要素については、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で、適宜設計変更が可能である。特に、
そり部材は、作業機の牽引を容易に行うことが可能とな
るように形成されていればよく、前記舟形形状の部材に
限定されることはない。したがって、溝形鋼の前後両端
部を上方に屈曲させて弓形形状に形成するなど、種々の
形態で形成することが可能である。
ン駆動型作業機であれば、前記の説明に用いた発電機に
限られず、圧縮機、溶接機、ポンプ等の一般的に使用さ
れている総ての作業機において適用可能である。なお、
前記大容量タンクは、必ずしも設ける必要がないもので
あり、その場合には、搬送用架台に形成される空間部
(凹部)を最小限にすることにより、搬送用架台の小型
化を図ることが可能となる。
ンを用いることなく、牽引手段やフォーク装置を使用し
て、容易にエンジン駆動型作業機の積み降ろし等の作業
を行うことができる。また、本発明によれば、搬送用架
台を含まない作業機を大型化することなく、大容量の燃
料タンクを搭載することができる。さらに、本発明によ
れば、前記搬送用架台の底面部から漏出物が漏出するこ
とを防止することができるため、作業現場における外部
環境に悪影響を及ぼすことがないという効果を有する。
使用される総ての汎用型作業機の構造を変えることな
く、燃料配管を変えるだけで、搬送用架台を連結して用
いることが可能である。そのため、簡易な構造により、
前記の各効果を奏するという顕著な効果を有する。
す側面図である。
す斜視図である。
は図3(a)におけるB−B線断面図である。
図3(b)におけるC−C線断面図である。
ら降ろす方法を示す説明図であり、(b)は牽引手段を
用いて発電機を搬送手段に積み込む方法を示す説明図で
ある。
載する方法を示す説明図である。
様の一実施形態を示す側面図である。
様の他の実施形態を示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも、エンジンと、前記エンジン
により駆動される作業機本体とを基台上に備えているエ
ンジン駆動型作業機において、 そり部材を有するとともに、牽引用部材を掛止するため
の掛止部が形成されている搬送用架台を、前記基台下部
に備えていることを特徴とするエンジン駆動型作業機。 - 【請求項2】 前記搬送用架台にフォーク装置の爪部を
挿入するための挿入部が形成されていることを特徴とす
る請求項1記載のエンジン駆動型作業機。 - 【請求項3】 前記搬送用架台に凹部を形成するととも
に、前記凹部に燃料タンクが挿設されていることを特徴
とする請求項1又は請求項2記載のエンジン駆動型作業
機。 - 【請求項4】 前記搬送用架台の底面部を遮蔽する遮蔽
手段を設けることにより、前記底面部から漏洩物が漏出
しないようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項
3記載のエンジン駆動型作業機。
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1999
- 1999-03-17 JP JP07193999A patent/JP3300923B2/ja not_active Expired - Lifetime
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