JP4937890B2 - パネル体の窓構造 - Google Patents
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Description
火災時においては温度上昇をうけて表面板が熱伸長する結果、前記折曲部位が窓枠に対して波打状に変形したり表面板の反り等によって窓枠と折曲部位の間に間隙が発生し、該間隙を通じて火炎が浸入することとなってドア本体自体を損傷する恐れがあった。また、前記折曲部位の波打や反り等の変形によりガラス板を保持するためのパッキンが浮き上がったりして溝から外れてしまう恐れもあった。
また、請求項2に係る発明は、請求項1の発明において上記係止片は、上記見込面部から突成した幅狭の支承部と該支承部の先端側に形成した幅広の係止部とで構成されていることを特徴とするものである。
また、請求項2の発明とすることにより、幅狭の支承部を曲げることで係止片の折曲作業を小さい力で行うことができてその作業効率が著しく向上するものである。
図において、1は鋼板製のドアパネルであって、該ドアパネル1は薄板鋼板から成る表面板2と裏面板3とを離間対設し、該対設空間にハニカムコア等の芯材1aを介装することにより方形状に形成されている。また、ドアパネル1には上記表面板2と裏面板3を貫設してなる空間部Sにガラス板Gを嵌装した窓部4が設けられており、これによって室内側に光を取り入れられるようにした窓付きパネルとして構成されている。
左右窓フレーム7は、表面板2に沿って延設した外側辺7aとドアパネル1の見込み幅略中間部に位置し外側辺7aと略平行状に対設した中間辺7cと、これら両辺の芯材1a側端部同志を外側連結辺7bで連結して断面視略コ字状のガラス嵌入溝7を形成し、さらに中間辺7c先端と裏面板3に沿って延設した内側辺7e先端とを内側連結辺7dを介して連結することで断面略S字状に形成されている。
一方、上下窓フレーム8は、表面板2に沿って延設した外側辺8aと裏面板3に沿って延設した内側辺8cとの端部同志をドアパネル1の見込み方向に設けた連結辺8bで連結することで断面略Z状に形成されている。
これによりガラス嵌入溝12と左右窓フレーム7に形成したガラス嵌入溝9とで窓部4の四周に連続する溝部が形成されている。
尚、見込み面部3bのうち四隅に位置する部位は、打ち抜き加工する際に予め切り欠き部(C)が施されており、見込み面部3bの折曲の際に該部位で皺が発生するのを防止し、曲げ加工の容易性を確保するようになっている。
一方、表面板2の窓部の加工は、図5に示すように、裏面版3と同様に空間部Sを形成する表面板2の縁部を裏面側に向けて打ち抜き折曲加工することによって上下左右に見込み面部2bがそれぞれ形成され、上下および左右に対向する見込み面部2bの先端には所定間隔を存して係止片5がそれぞれ突成されている。
係止片6は、支承部6bと該支承部6b先端に形成された係止部6aとで構成されており、係止部6aは見込み面部3bの先端に離間して突成した二条の支承部6b,6bで支持するように形成されているが、係止部6aの幅Wに対して支承部6bの幅wが小さい寸法に設定して支承部6bを人力による小さな力で折曲することができるようになっている。
尚、係止片6は図6(B)に記載したように係止部6aを一条の支承部6bで支持するようにして係止片6´としてもよいことは勿論であって、特に支承部6bの本数を制限するものではなく、要は小さな力で折曲することができるようなものであればよい。
一方、裏面板3は、窓部4の左右方向において左右の見込み面部3bが窓左右フレーム7の内側連結辺7dに沿って設けられ、さらに支承部6bを中間辺7c側に向けて折曲することにより係止部6aが中間辺7cに係止されるように構成されると共に、上下方向においては、裏面板3に形成した見込面部3bが上下窓フレーム8の連結辺8bに沿って当てがわれ、その上に装着した押縁10を螺子11により固定することによって見込面部3bは、連結辺6bと押縁10により挟持状に取り付けられ、これによって裏面板3は上下左右の窓フレーム7,8の内側辺7e,8cからドアパネル1の見込み方向に離隔することがないように構成されている。
ガラス嵌入溝9,12には、空間部Sを塞ぐガラス板Gがその四周縁部を嵌入され、該嵌入縁部の前後を難燃性材料で形成したガラスビード13で支持することにより嵌装されている。
また、係止片の折曲作業は幅狭の支承部を曲げることで小さい力で行うことができ、その作業効率が著しく向上するものである。
2 表面板
2a 見付面部
2b 見込面部
3 裏面板
3a 見付面部
3b 見込面部
4 窓部
5,6 係止片
5a,6a 係止部
7 左右窓フレーム
8 上下窓フレーム
10 押縁
Claims (2)
- パネル体を構成する表裏面板に貫設した空間部にガラス等の板体を嵌装して窓部を形成するに、上記空間部を表裏面板間に内設した窓フレームで区画する一方、該窓部は上記表裏面板の縁部を互いに見込み方向に対向して折曲した見込面部と、該見込面部先端に設けられる係止片とで構成し、
前記窓フレームには、前記板体の縁部が嵌入するガラス嵌入溝が形成され、
前記係止片は、前記ガラス嵌入溝内に折曲することで前記窓フレームに係止し、
前記ガラス嵌入溝には、前記折曲された係止片と、ガラス嵌入溝に嵌入する前記板体の縁部との間に位置して、板体を支持するガラスビードが嵌装されていることを特徴とするパネル体の窓構造。 - 上記係止片は、上記見込面部から突成した幅狭の支承部と該支承部の先端側に形成した幅広の係止部とで構成されていることを特徴とする請求項1記載のパネル体の窓構造。
Priority Applications (1)
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JP2007308644A JP4937890B2 (ja) | 2007-11-29 | 2007-11-29 | パネル体の窓構造 |
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JP2007308644A JP4937890B2 (ja) | 2007-11-29 | 2007-11-29 | パネル体の窓構造 |
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Family
ID=40865212
Family Applications (1)
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- 2007-11-29 JP JP2007308644A patent/JP4937890B2/ja active Active
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