JP5923024B2 - 二重窓形成用具 - Google Patents

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Description

本発明は、既設の窓板に第2窓板を追加して取り付け、二重窓を形成するための二重窓形成用具である。
従来、既設の窓板に対し、断熱や紫外線防止や遮音等の観点からもう一枚窓板を追加して取り付け、二重窓を形成する施工がある。その一例としては、所定の厚みを有するスペーサ部材を既設窓板の周縁部に両面テープや瞬間接着剤などで取り付けておき、そのスペーサ部材上にさらに第2窓板を両面テープなどで貼り付けるような工法が知られている。両面テープ等を用いるのは、鉛直に起立している既設窓板に対してスペーサ部材や追加する第2窓板を仮固定することが難しく、短時間で固定しなければならないからである。
かかる施工は、窓が小さければともかく、一般的に二重窓が必要とされる程度の大きさの窓になると、熟練が必要となる。なぜならば、両面テープを皺なく直線的に貼る作業や、第2窓板を傾くことなく整然と両面テープに貼り付ける作業が、途中でやり直しのきかない極めて難しい作業だからである。
また、既設窓板に貼り付けられた両面テープが見えるため、外観上好ましくないという欠点もある。
そこで、断面z字型のクリップを利用して、第2窓板を外表面から押さえつけることで、第2窓板をスペーサ上に固定する構造が考えられている(特許文献1参照)。
しかしながら、このような構造では、スペーサ上に第2窓板を押さえつけておき、その状態でクリップの一端を弾性変形させながら窓枠と既設窓板との間に無理矢理差し込むか、あるいは、クリップを先に窓枠に差し込んだ状態で第2窓板を湾曲させながらスペーサとクリップとの間に挟み込む作業が必要となる。
これらの作業は、決して容易であるとは言えず、しかも、その作業工程で過大な力が作用して窓枠や既設窓板、第2窓板等を損傷させる恐れもあって、実際に施工可能かどうかすら疑問である。
さらに、スペーサを既設窓板に両面テープ等で取り付けなければならず、このことに起因する作業性や外観性についての問題点は何ら解決されていない。外観性について言えば、クリップが露出することも大きな問題である。
特開2011−252328号公報
本発明は、上記問題を一挙に解決すべくなされたものであって、既設の窓板に対して、極めて容易に、しかも見栄え良く第2の窓板を追加取付できるようにすることをその主たる所期課題とするものである。
すなわち本発明に係る二重窓形成用具は、窓枠に周囲を支持された既設窓板に対して第2窓板を追加して取り付け、二重窓を形成するためのものであって、以下の構成要件を具備している。(1)前記既設窓板と前記第2窓板との間に配置されるスペーサ部材。このスペーサ部材には、前記第2窓板の裏面外周縁部が載置される載置面が形成してある。(2)一端部に形成した第1差込部が前記窓枠と前記既設窓板との間に差し込まれるとともに、他端部に形成した第2差込部が前記スペーサ部材に設けた差込凹部に差し込まれて、該スペーサ部材を前記窓枠の内周縁に沿うように取り付ける差込部材。前記差込凹部が、開口幅が前記第2差込部の厚みよりも小さく、前記窓枠の各辺それぞれに複数の前記差込部材が取り付けられる。(3)前記第2窓板の表面外周縁部に接触する接触面が設けられており、前記スペーサ部材に係合することによって該接触面と前記載置面との間で第2窓板を挟み込んで保持する挟込部材。
このようなものであれば、窓枠の内周縁に沿って取り付けられたスペーサ部材の載置面に対して、施工者が第2窓板を押えつけた状態で、挟込部材を第2窓板の厚み方向からスペーサ部材に係合させるだけで二重窓を形成することができるので、無理なく極めて容易に施工できる。
また、両面テープや接着剤が不要なので、施工途中でのやり直しも可能であり、見栄えにおいても有利である。
さらに見栄えを良くするためには、窓板の平面方向から見て、前記スペーサ部材又は前記挟込部材が、前記差込部材の窓枠側から窓板側へ突出した突出部分を略被うことが好ましい。
具体的な構成としては、差込部材が、スペーサ部材の外側面と窓枠の内周縁との間に挟み込まれるようにして既設窓板に対して起立配置される連結板を具備し、該連結板における既設窓板側の一端から前記第1差込部が窓枠に向かって延伸するように設けてあり、該連結板の他端から前記第2差込部がスペーサ部材に向かって延伸するように設けたものを挙げることができる。
このようなものであれば、形成された二重窓を表裏いずれの方向から見ても、差込部材は、その連結板の端面を除いてほとんど見えないので、見栄えを損なうことがない。
スペーサ部材に挟込部材を厚み方向から取り付けると同時にスペーサ部材と挟込部材との間で第2窓板を挟み込むためには、前記スペーサ部材と挟込部材とを係合させるための係合構造が、前記スペーサ部材と挟込部材のいずれか一方に設けられ、前記第2窓板よりも窓枠側において前記第2窓板と垂直に形成された係合凹部と、前記スペーサ部材及び前記挟込部材の他方に設けられ、前記係合凹部と嵌合する係合凸部とを有することが好ましい。
前記スペーサ部材及び挟込部材が、前記窓枠の内周縁に沿って周回して取り付けられるものであれば、スペーサ部材及び差込部材が窓枠のように見えるので外観上の違和感を生じさせることがないし、気密性も向上する。また、それに伴い、断熱性や遮音性の向上も図れる。
前記スペーサ部材及び挟込部材が、直線長尺状をなすとともに等横断面形状をなすものであれば、窓枠の各辺の長さに応じて切断することにより、任意の大きさの窓に対応して二重窓を形成することができる。
上述したように本発明によれば、既設の窓板に対して、極めて容易に、しかも見栄え良く第2の窓板を追加して取り付けることができる。
本発明の一実施形態における二重窓形成用具によって形成された二重窓を示す全体斜視図。 同実施形態における二重窓形成用具の斜視断面図(図1におけるA−A線断面図)。 同実施形態における二重窓の断面図。 同実施形態における二重窓形成用具の断面図。 同実施形態における2枚の第2窓板を用いた二重窓の断面図。 変形実施形態における二重窓形成用具の断面図。 変形実施形態における二重窓形成用具の断面図。 変形実施形態における二重窓形成用具の断面図。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る二重窓形成用具4は、図1に示すように、既設の一重窓に、第2窓板3を追加して取り付けて二重窓100を形成する際に用いられるものである。
ここでの既設の一重窓は、図1及び図2に示すように、矩形状をなす窓枠1と、この窓枠1に外周縁が嵌め込まれた例えばガラス製の窓板2(以下、既設窓板2という)とからなるものである。
窓枠1は、既設窓板2を差し込む差込口が内側に開口する金属製の窓枠本体12と、窓枠本体12と既設窓板2との隙間に充填されて既設窓板2をガタなく保持するゴム等の樹脂部材11とから構成されている。
第2窓板3は、既設窓板2よりやや小さな矩形状をなすものであり、ここでは例えば1mm程度の厚さを有するポリカーボネイト板を用いている。
しかして、二重窓形成用具4は、図2〜図4に示すように、既設窓板2と第2窓板3との間に配置されるスペーサ部材41と、スペーサ部材41を窓枠1の内周縁に沿うように取り付けるための差込部材42と、スペーサ部材41に係合することによって該スペーサ部材41との間で第2窓板3を挟み込んで保持する挟込部材43とからなる。
以下に、各部材について図2〜図4を参照して説明する。
スペーサ部材41は、例えば塩化ビニル等の若干の弾性変形可能な樹脂からなり、既設窓板2と接触する底面411と、第2窓板3の裏面外周縁部が載置される載置面412とが形成される等横断面形状をなす直線長尺状のものである。
この載置面412の一端からは起立面416が形成してあり、この起立面416によって、載置面412に載置された第2窓板3は外方への動きが規制される。
前記スペーサ部材41は、窓枠1の内周縁に沿って、既設窓板2と第2窓板3との間に周回して配置され、既設窓板2と第2窓板3との間に断熱や遮音の効果を有する空間S1を形成する。
差込部材42は、例えばステンレス等の金属からなる一枚の平板を屈曲させたものであり、連結板423と、連結板423の一端から垂直に延伸する第1差込部421と、連結板423の他端から垂直に第1差込部421とは反対に延伸する第2差込部422とからなるものである。
前記第1差込部421は、既設窓板2の表面に沿って窓枠1と既設窓板2との間に差し込まれるものであり、このことによって、この差込部材42は窓枠1に取り付けられる。この取付状態では、第1差込部421は窓枠1内に埋没し、連結板423及び第2差込部422のみが露出する。
なお、本実施形態では、差込部材42は、窓枠1の各辺に対して少なくとも1つ以上が取り付けられる。
第2差込部422は、スペーサ部材41の外側面長手方向に沿って延びる溝状をなす差込凹部413に差し込まれるものであり、このことによって、スペーサ部材41が差込部材42を介して窓枠1に取り付けられる。
前記差込凹部413は、開口幅が第2差込部422の厚みよりも小さく、奥に行くにつれ幅が大きくなる形状をなしている。
したがって、第2差込部422が差し込まれると、スペーサ部材41は、差込凹部413の開口幅が広がるように弾性変形して、該第2差込部422を厚み方向から挟み込むこととなる。
また、この差込凹部413の奥行き寸法は、第2差込部422の長さ寸法以上であり、第2差込部422は前記差込凹部413に差し込まれることにより略完全にスペーサ部材41内に埋没する。
連結板423は、第1差込部421が窓枠1と既設窓板2との間に差し込まれ、第2差込部422が差込凹部413に差し込まれた状態において、スペーサ部材41の外側面と窓枠1の内周縁との間に挟み込まれるようにして既設窓板2に対して起立配置されるものである。
挟込部材43は、等横断面形状をなす直線長尺状のものであり、塩化ビニル等の樹脂で形成されている。
この挟込部材43には、第2窓板3の表面外周縁部に接触する接触面431が設けられており、厚み方向からスペーサ部材41に係合することによって該接触面431とスペーサ部材41の載置面412との間で第2窓板3を挟み込んで固定するものである。
挟込部材43をスペーサ部材41に係合させるための係合機構は、スペーサ部材41の長手方向に沿って延びる溝状の係合凹部414と、挟込部材43の長手方向に沿って延び、係合凹部414と係合する突条状の係合凸部432とからなる。
より詳細には、前記係合凸部432の各外側面には、特に図4に示すように、断面半円状の係止突条433が長手方向に沿って延び、係合凹部414の各内側面には係止突条433と係合する係止溝415が長手方向に沿って延びるように設けられている。
この係合機構により、スペーサ部材41と挟込部材43とが係合されるとともに第2窓板3を挟み込んだ状態において、挟込部材43の上面は、窓枠1から平面方向にはみ出すことのないように形成されている。
なお、係合凹部414をはさんで逆側にも第2載置面412’が形成されており、係合凸部432より外側にも第2接触面431’が形成されている。
また、載置面412の下方には、断面略矩形状に切り欠いた空間が形成されている。
次に、本実施形態に係る二重窓形成用具4を用いて二重窓100を形成する手順の一例について、図2及び図4を参照して、以下に述べる。
始めに、準備された数種類の長さを有するスペーサ部材41及び挟込部材43の標準品と窓枠1との長さを比較し、長さに差がある場合は、各部材を窓枠1の長さに応じた長さに切断する。
次に、窓枠1と既設窓板2との間に差込部材42の第1差込部421を差し込み、窓枠1の上下左右に対して1枚以上の差込部材42を取り付ける。
続いて、窓枠1に取り付けられた複数の差込部材42の第2差込部422をスペーサ部材41の差込凹部413で挟み込み、差込部材42にスペーサ部材41を取り付ける。
このように取り付けられたスペーサ部材41は、窓枠1の内周縁に沿って周回して配置され、窓枠1の内側でスペーサ部材41の載置面412も枠状をなす。
そこで、枠状を成す載置面412の外周よりも小さい外周を有する第2窓板3を載置面412に載置する。
この状態において、第2窓板3の側周面よりも外側には間隙S2(図3参照)が形成される。
最後に、載置面412に対して第2窓板3を押えつけた状態で、スペーサ部材41の係合凹部414に挟込部材43の係合凸部432を挟みこんで係合させ、第2窓板3を載置面412と接触面431との間で厚み方向から挟み込み保持して二重窓100を形成する。
以上のように構成した本実施形態に係る二重窓形成用具4によれば、窓枠1の内周縁に沿って取り付けられたスペーサ部材41の載置面412に対して、施工者が第2窓板3を押さえつけた状態で、挟込部材43を第2窓板3の厚み方向からスペーサ部材41に係合させるだけで二重窓100を形成することができるので、施工が容易である。
また、両面テープや接着剤を必要としないため、施工途中でのやり直しも可能であり、見栄えにおいても有利である。
第2窓板3が載置面412に載置された状態において、スペーサ部材41は、第2窓板3によって内方への動きが規制され、該スペーサ部材41に向かって延伸する第2差込部422によって平面方向への動きが規制されるため、第2窓板3が載置面412に載置されている限り外れることはない。
また、挟込部材43がスペーサ部材41に係合した状態において、スペーサ部材41の載置面412と挟込部材43の接触面431とで第2窓板3が厚み方向から挟み込まれるため、挟込部材43が外れない限り、第2窓板3が外れることはない。
即ち、スペーサ部材41は、施工が進むにつれて、堅固に取り付けられることとなり、二重窓100が形成された状態においては、挟込部材43が外れない限りスペーサ部材41が外れることはない。
また、挟込部材43の取り付けにおいて、係合凸部432と係合凹部414が嵌合するとともに、係止突条433と係止溝415とが係合するため、スペーサ部材41に取り付けられた挟込部材43が簡単に外れることはない。
さらに、スペーサ部材41の取り付けにおいて、連結板423の長さがスペーサ部材41の差込凹部413から底面411までの距離とはほぼ等しく形成されているため、スペーサ部材41は差込部材42と既設窓板2との間でガタ無く取り付けられる。
以上のように、二重窓100を形成する施工において、各部材を堅固に取り付けることが可能である。
施工の容易性に関して言えば、差込凹部413の開口幅が第2差込部422の厚みよりも小さく、奥に行くにつれ幅が大きくなる形状であるため、スペーサ部材41を窓枠1の上辺に取り付けても容易に脱落することはなく、施工者はスペーサ部材41を取り付け後に、該スペーサ部材41から手を離して次の施工に取り掛かることが可能である。
また、差込凹部413が長手方向に沿って形成されているため、窓枠1に対して長手方向の任意の位置に取り付けた差込部材42の第2差込部422を差込凹部413で容易に挟み込むことができる。
形成された二重窓100の見栄えに関して言えば、連結板423が既設窓板2に対して起立配置されているため、二重窓100を表裏いずれの方向から見ても、差込部材42は、その連結板423の端面を除いてほとんど見えないので、見栄えを損なうことがない。
また、第2窓板3の外周が載置面412の外周よりも小さいため、第2窓板3の側周面よりも外側に間隙S2が形成され、第2窓板3が温度変化により熱膨張しても湾曲することはなく、第2窓板3の変形により見栄えが損なわれることもない。
さらに、スペーサ部材41及び挟込部材43が窓枠1の内周縁を周回して配置されるため、これらの部材が窓枠のように見え、外観上の違和感を生じさせることがないし、さらには、空間S1の気密性も向上して断熱性や遮音性の向上も図れる。
第2窓板3を追加して取り付ける既設の一重窓に関して言えば、スペーサ部材41と挟込部材43とが係合されるとともに第2窓板3を挟み込んだ状態において、挟込部材43の上面が、窓枠1から平面方向にはみ出すことのないように形成されているため、既設の一重窓が引き違い窓の場合であっても窓の開閉を阻害することなく二重窓100を形成することができる。
また、係合凹部414より外側にも載置面412が形成されており、係合凸部432より外側にも接触面431が形成されているため、既設窓板2が大きい場合でも、図5に示すように、スペーサ部材41を既設窓板2の中央に配置することで、既設窓板2に対して2枚の第2窓板3を追加して取り付けて二重窓100を形成することができる。
部材の製造に関して言えば、スペーサ部材41に断面略矩形状に切り欠いた空間が形成されているため、部材の軽量化や材料費の削減を図れる。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。
例えば、載置面412は、係合凹部414の外側及び内側に形成されているが、図6に示すように、係合機構の内側にのみ形成されるようにしてもよい。
差込部材42は、一枚板を2度屈曲させた形状を成しているが、図7に示すように、一枚板を1度屈曲させ、第1差込部421と第2差込部422とが垂直に形成されるものであってもよい。
また、本実施形態では、複数の差込部材42を窓枠1の各辺に取り付けているが、1つの線形長尺状を成す差込部材42を窓枠1の各辺に取り付けるようにしてもよい。
スペーサ部材41及び挟込部材43が窓枠1の内周縁に沿って周回して設けられていたが、窓枠1の内周縁に間欠的に設けられても良い。
このように設けることで、空間S1の気密性は劣るが、材料の削減が可能となる。
スペーサ部材41と挟込部材43とを係合するための係合機構は、スペーサ部材41に設けられた係合凹部414と、挟込部材43に設けられた係合凸部432とを有しているが、図8に示すように、スペーサ部材41に設けられた係合凸部414と、挟込部材43に設けられた係合凹部432とを有していてもよい。
挟込部材43は、本実施形態のように一体ものである必要はなく、接触面431を有する部材を螺子などでスペーサ部材41に固定する構成であってもよい。
差込凹部413は、本実施形態では、長手方向に形成された凹溝であったが、第1差込部421が差し込まれる複数の孔が長手方向に間欠的に設けられたものであってもよい。
また、本実施形態の施工手順は、差込部材42を窓枠1と既設窓板2との間に差し込み、該差込部材42にスペーサ部材41を取り付けているが、スペーサ部材41に差込部材42を取り付けてから、差込部材42を窓枠1と既設窓板2との間に差し込む施工手順であってもよい。
その他、本発明は前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であるのは言うまでもない。
1・・・窓枠
2・・・既設窓板
3・・・第2窓板
4・・・二重窓形成用具
41・・・スペーサ部材
42・・・差込部材
43・・・挟込部材
412・・・載置面
413・・・差込凹部
421・・・第1差込部
422・・・第2差込部
431・・・接触面

Claims (6)

  1. 窓枠に周囲を支持された既設窓板に第2窓板を追加して取り付け、二重窓を形成するための二重窓形成用具であって、
    前記既設窓板の外周縁部と前記第2窓板の外周縁部との間に配置されるスペーサ部材と、
    一端部に形成した第1差込部が前記窓枠と前記既設窓板との間に差し込まれるとともに、他端部に形成した第2差込部が前記スペーサ部材に設けた差込凹部に差し込まれて、該スペーサ部材を前記窓枠の内周縁に沿うように取り付ける差込部材と、
    前記スペーサ部材に係合することによって前記スペーサ部材との間で第2窓板を厚み方向から挟み込んで保持する挟込部材とを具備し、
    前記差込凹部が、開口幅が前記第2差込部の厚みよりも小さいことを特徴とする二重窓形成用具。
  2. 前記スペーサ部材又は前記挟込部材が、前記差込部材の窓枠から内方へ突出した突出部分を略被うことを特徴とする請求項1記載の二重窓形成用具。
  3. 差込部材が、スペーサ部材の外側面と窓枠の内周縁との間に挟み込まれるようにして既設窓板に対して起立配置される連結板を具備し、該連結板における既設窓板側の一端から前記第1差込部が窓枠に向かって延伸するように設けてあるとともに、該連結板の他端から前記第2差込部が前記スペーサ部材に向かって延伸するように設けてあるものであることを特徴とする請求項1又は2記載の二重窓形成用具。
  4. 前記スペーサ部材と挟込部材とを係合させるための係合構造が、前記スペーサ部材と挟込部材のいずれか一方に設けられ、前記第2窓板よりも窓枠側において前記第2窓板と垂直に形成された係合凹部と、前記スペーサ部材及び前記挟込部材の他方に設けられ、前記係合凹部と嵌合する係合凸部とを有することを特徴とする請求項1乃至3のうち何れか一項に記載の二重窓形成用具。
  5. 前記スペーサ部材及び挟込部材が、前記窓枠の内周縁に沿って周回して取り付けられるものであることを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか一項に記載の二重窓形成用具。
  6. 前記スペーサ部材及び挟込部材が、直線長尺状をなすとともに等横断面形状をなすものであることを特徴とする請求項1乃至5のうち何れか一項に記載の二重窓形成用具。
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