JP2018053542A - カーテンウォールの施工方法及びカーテンウォール - Google Patents

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Abstract

【課題】カーテンウォールを施工する際の施工性を向上させたカーテンウォールの施工方法、及び,カーテンウォールを提供すること。【解決手段】縦枠30と横枠と方立10と無目とにより枠組みされ複数の開口部を形成する枠体と、開口部に納められるガラスと、縦枠30に配置される押縁と、を備え、各方立10は、複数の部材により構成されず、一体的に構成された一部材により構成されるカーテンウォールである。カーテンウォールは、縦枠30と方立10とに跨がるように配置され、縦枠30と方立10とを連結する連結部材15と、連結部材15を縦枠30と方立10とにそれぞれ固定するビス153、154と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、カーテンウォールの施工方法及びカーテンウォールに関する。
従来より、方立や無目によって区画された開口部にガラスが配置された建具が知られている。開口部に設けられる枠体に配置されたガラスと枠体との間には、シール材が設けられ、建具において気密性が確保される。このような建具には、防火性能が確保されることが求められており、また例えば、延焼のおそれのある部分の窓部と、延焼のおそれのある部分以外の窓部とで、異なる構成を有するカーテンウォールが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−095973号公報
上記公報に記載されているカーテンウォールの窓部においては、ガラスを挿入する枠体の縦枠のガラス保持溝が左右方向に深く構成されており、縦枠と方立とのクリアランスは少ない。このため、枠体を上方から方立に差し込むようにして入れ、ガラスを横けんどんによりガラス保持溝に配置し、ガラスを配置させた後に、押縁を取り付けていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、カーテンウォールを施工する際の施工性を向上させたカーテンウォールの施工方法、及び,カーテンウォールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、躯体に支持され、上下に延びる少なくとも一対の方立(例えば、後述の方立10)と、前記方立を連結する下無目(例えば、後述の無目20)と、該方立と前記下無目とで囲まれる領域に縦枠(例えば、後述の縦枠30)及び横枠(例えば、後述の横枠50)を枠組みした枠体を横けんどんにより配置させ、前記縦枠と前記方立とを連結する枠固定工程と、前記枠体にガラス(例えば、後述のガラス70)を配置するガラス配置工程と、前記縦枠に押縁(例えば、後述の縦押縁34、44)を配置する押縁配置工程と、を有する、カーテンウォールの施工方法を提供する。
また、前記枠固定工程では、前記縦枠と前記方立とに跨がるように連結部材(例えば、後述の連結部材15)を配置し、前記連結部材を前記縦枠と前記方立とに連結することが好ましい。
また、本発明は、躯体に支持される方立(例えば、後述の方立10)と、前記方立に固定される縦枠(例えば、後述の縦枠30)と横枠(例えば、後述の横枠50)とを有する枠体と、前記枠体に配置されるガラス(例えば、後述のガラス70)と、前記縦枠に配置される押縁(例えば、後述の縦押縁34、44)と、を備え、前記縦枠と前記方立とに跨がるように配置され、前記縦枠と前記方立とを連結する連結部材(例えば、後述の連結部材15)と、前記連結部材は前記縦枠と前記方立とにそれぞれ固定されるカーテンウォールを提供する。
本発明によれば、カーテンウォールを施工する際の施工性を向上させたカーテンウォールの施工方法、及び,カーテンウォールを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る建具を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る建具を示す縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る建具を示す横断面図である。 本発明の一実施形態に係る建具の連結部材を示す拡大横断面図である。 本発明の一実施形態に係る建具の縦枠及び下枠を示す要部縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る建具の下枠及び縦枠を示す要部横断面図である。 本発明の一実施形態に係る建具の縦枠、横枠、及び、加熱発泡材を示す概略図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る建具を示す正面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る建具を示す縦断面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る建具を示す横断面図である。図4は、本発明の一実施形態に係る建具の連結部材を示す拡大横断面図である。図5は、本発明の一実施形態に係る建具の縦枠及び下枠を示す要部縦断面図である。図6は、本発明の一実施形態に係る建具の下枠及び縦枠を示す要部横断面図である。図7は、本発明の一実施形態に係る建具の縦枠、横枠、及び、加熱発泡材を示す概略図である。
なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物の外壁として納められた建具1を構成するカーテンウォールの横枠50(上枠51、下枠61)、縦枠30(左縦枠31、右縦枠41)の長手方向(すなわち、ガラス70の面内方向)を意味し、「見込方向」とは、屋内外方向(すなわち、奥行き方向)を意味する。
建具1は、具体的には、建物の外壁を構成するカーテンウォールであり、方立10と、無目20と、縦枠30と、横枠50と、ガラス70と、バッカー材81と、加熱発泡材86と、縦押縁34、44と、横押縁54、64と、を備えている。方立10は、縦方向に延びており、見付方向としての左右方向に所定間隔で複数配列されている。方立10は、それぞれ複数の部材により構成されず、一体的に構成された一部材により構成されている。即ち、例えば、ガラス70やバッカー材81等を配置させる前に方立10の一部の部材を取外し、ガラス70やバッカー材81等を配置させた後に、再び取り外した部材を組付けるような構成を、方立10は有していない。無目20は、方立10に直交する横方向に延びて上下方向に所定間隔で複数配列されている。方立10と無目20とにより、格子状の枠部が構成され、複数の開口部1001が形成されている。
縦枠30は、方立10に対して固定されている。横枠50は、縦枠30と縦勝ちに構成され、上枠51と下枠61を有しており、それぞれ無目20に対して固定されている。ガラス70は、縦押縁34、44(図3参照)が固定された縦枠30と、横押縁54、64(図2参照)が固定された横枠50と、方立10と、無目20と、により枠組みされた枠体の、複数の開口部1001に配置されている。
以下、建具1について詳細に説明する。
方立10は、図3に示すように、方立本体部11と、延出フランジ部12とを有している。方立本体部11は、方立10において屋内側に位置しており、図3に示す水平面で切った断面である横断面では、中空の長方形状を有している。方立本体部11の内部には、横断面でコの字形状を有す内壁部材13が、方立本体部11の両側面を掛け渡すように、ビス131によって固定されて設けられている。延出フランジ部12は、方立本体部11から見込み方向であって屋外側へ延び、屋外側の先端部が見付方向へ所定の幅で広がるT字形状を有しており、T字形状と方立本体部11の一部とにより見付方向に開口するコの字状の縦枠挿入溝101が形成されている。
上側の無目21は、図2に示されるように、無目本体22と、外側延出部23とを有している。無目本体22は、中空に形成されている。外側延出部23は、無目本体22から屋外側へ延びており、屋外側の端部の近傍には、L字状に下方向へ突出し、上枠51に係合する上枠係合部231が設けられている。また、外側延出部23の屋外側の端部は、上方向へ延び、無目21の上側に固定される横押縁233が固定される上側横押縁固定部232を構成する。
無目26は、図2に示すように、無目本体27と、外側延出部28とを有している。無目本体27は、中空に形成されている。外側延出部28は、無目本体27から屋外側へ延びており、屋外の方向へ向かう途中の位置には、L字状に上方向へ突出し、下枠61に係合する下枠係合部281が設けられている。また、外側延出部28の下部には、L字状に下方向へ複数突出し、無目26の下側に固定される横押縁283に係合する下側横押縁係合部282が複数設けられている。
上枠51は、図2に示すように、屋内側に配置され中空部を有するホロー構造である上枠本体部52と、上枠本体部52の上部から屋外側に延設され、ガラス70の上端部を保持する溝531を形成する上枠ガラス保持部53と、を有する。上枠ガラス保持部53の上面には、L字状に上方へ突出する無目係合部532が設けられている。無目係合部532は、上枠係合部231に係合している。上枠ガラス保持部53の屋外側の端部には、横押縁54が固定されている。上枠51は、例えば、アルミニウムを押し出し成形により形成される。
下枠61は、屋内側に配置された下枠本体部62と、下枠本体部62から屋外側に延設され、ガラス70の下端部を保持する溝631を形成する下枠ガラス保持部63と、を有する。下枠ガラス保持部63の下面には、L字状に下方へ突出する無目係合部632が設けられている。無目係合部632は、下枠係合部282に係合している。下枠ガラス保持部63の屋外側の端部には、横押縁64が固定される。上枠51及び下枠61は、例えば、アルミニウムを押し出し成形により形成される。
下枠61には、一対のセッティングブロック611が設けられている。セッティングブロック611は、図5に示すように、所定の厚さを有する直方体形状のアルミニウム合金部612と、アルミニウム合金部612の上面の全面を覆うように配置された板状のゴム板状部613と、を有している。セッティングブロック611は、縦枠30に接続されている下枠61の近傍の部分にそれぞれ1つずつ計2つ固定されており、図2に示すように、ゴム板状部613の上面にガラス70が載置された状態とされる。なお、図6においては、セッティングブロック611は1つのみ現われている。
縦枠30は、左右対称の形状を有しているため、屋内側から見て左側の縦枠30(左縦枠31)のみ説明し、右側の縦枠30(右縦枠41)については、説明を省略する。
図3に示すように、縦枠31は、屋内側に配置され中空部を有するホロー構造である縦枠本体部32と、縦枠本体部32の左端部から屋外側に延設され、ガラス70の左端部を保持する溝331を形成する左縦枠ガラス保持部33と、を有する。左縦枠ガラス保持部33の屋外側の端部には、縦押縁34が固定される。左縦枠ガラス保持部33の溝331には、ガラス70が配置されるが、縦押縁34が左縦枠31に固定されて、ガラス70は左縦枠31に対して固定される。このため、見付方向における溝331の深さは、浅く構成されている。また、右縦枠41は、縦枠30と横枠50とが組み付けられ一体とされた状態で、横けんどんにより、隣接する方立10の間に挿入されて配置可能に、右縦枠41と方立10の延出フランジ部12との間には、十分なクリアランス(見付方向である図3の左右方向における縦枠挿入溝101の幅)が確保されている。左縦枠31は、例えば、アルミニウムを押し出し成形により形成される。
縦枠30と方立10とは、連結部材15によって連結されている。連結部材15は、図4に示すように、横断面で、方立側側壁151と縦枠側壁152とを有するL字形状を有しするアルミニウム製の金具によって構成されている。方立側側壁151、縦枠側壁152は、それぞれ上下方向に延びており、方立側側壁151は、複数のビス153によって方立10の方立本体部11に固定され、縦枠側壁152は、複数のビス154によって左縦枠31の縦枠本体部32に固定されている。これにより、連結部材15は、左縦枠31と方立10とに跨がるように配置され、左縦枠31と方立10とを連結する。
L字形状の連結部材15の両端部155、156は、フック形状を有している。連結部材15には、カバー部材16が固定される。カバー部材16は、図4に示すように、横断面がL字形状を有しており、カバー部材16の両端部は、図4において下方向へ延びる
上方延出被係止部161、下方延出被係止部162を有している。上方延出被係止部161、下方延出被係止部162は、フック形状を有する連結部材15の両端部155、156に係止され、これにより、カバー部材16が連結部材15を覆うように、連結部材15に固定される。
図2等に示すように、ガラス70は、それぞれ長方形状に形成された屋内側の板ガラス71と、屋外側の網入り板ガラス72と、これら2枚の板ガラスで挟持されたスペーサ73と、を備える複層ガラスである。この複層ガラスで構成されたガラス70は、優れた断熱性を有する。
図2に示すように、ガラス70の上端部は、上枠51の上枠ガラス保持部53の溝531に配置されている。溝531内において、ガラス70の上端部は、不燃性の材料により構成されたバッカー材81によって挟まれている。更に、バッカー材81の下方には、上枠51とガラス70とバッカー材81とに囲まれた空間に配置され、上枠51とガラス70との間をシールするシール材85が塗工されて配置されている。バッカー材81は、ガラス70の左右方向における両端部、ガラス70の上端部、及び、下端部に沿って配置されているが、ガラス70の左右方向における両端部に配置されたバッカー材81は、ガラス70の左右方向における両端部の上下方向における長さ、又は、左縦枠31、右縦枠41とほぼ同じ長さで形成されている。また、ガラス70の上端部、及び、下端部に沿って配置されたバッカー材81は、ガラス70の上端部、下端部とほぼ同じ長さ、又は、上枠51、下枠61とほぼ同じ長さで形成されている。枠体50の上枠51とガラス70とシール材85とに囲まれた空間(溝531内の空間)に配置されている。上枠51においてバッカー材81は、シール材85の上端部から上枠51、横押縁54にそれぞれ設けられた爪部512、542に至るまで配置されており、爪部512、542により、爪部512、542よりも上方へ移動することが抑えられて位置決めがなされている。
ガラス70の下端部は、下枠61の下枠ガラス保持部63の溝631に配置されている。溝631内において、ガラス70の下端部は、不燃性の材料により構成されたバッカー材81によって挟まれている。更に、バッカー材81の上方には、下枠61とガラス70との間をシールするシール材85が塗工されて配置されている。バッカー材81は、枠体の下枠61とガラス70とシール材85とに囲まれた溝631内の空間に配置されており、枠体の下枠61とガラス70とバッカー材81とに囲まれた溝631内の空間には、加熱発泡材86が配置されている。
下枠61においてバッカー材81は、シール材85の下端部から、下枠61の溝631を形成している下枠ガラス保持部63の一部及び横押縁64の部分であって、上下方向に延びる溝631を形成する内面の部分である見付面635、645に当接した状態で、見付面635、645の下端から見込み方向へ折れ曲がり見込み面633、643を形成する角部の部分、及び、当該見込み面633、643に至るまで配置されており、当該見込み面633、643の一部に当接している。即ち、バッカー材81は、上下方向に延びる下枠61及び横押縁64の見付面635、645と、下枠61及び横押縁64の見込み面633、643とに当接した状態で、配置されている。
図3に示すように、ガラス70の左端部は、左縦枠31の左縦枠ガラス保持部33の溝331に配置されている。溝331内において、ガラス70の左端部は、不燃性の材料により構成されたバッカー材81によって挟まれている。更に、バッカー材81の右方には、左縦枠31とガラス70との間をシールするシール材85が塗工されて配置されている。バッカー材81は、枠体の左縦枠31とガラス70とシール材85とに囲まれた溝331内の空間に配置されており、枠体の左縦枠31とガラス70とバッカー材81とに囲まれた溝331内の空間には、図5、図6等に示すように、加熱発泡材86が配置されている。
左縦枠31において屋外側のバッカー材81は、シール材85の左端部から、左縦枠31の溝331を形成している縦押縁34の部分であって、左右方向に延びる溝331の内面を形成する部分である見付面345に当接した状態で、見付面345の左端から見込み方向へ折れ曲がり見込み面343を形成する角部の部分、及び、当該見込み面343に至るまで配置されており、当該見込み面343の一部に当接している。即ち、屋外側のバッカー材81は、左右方向に延びる縦押縁34の見付面345と、縦押縁34の見込み面343とに当接した状態で配置されている。
左縦枠31において屋内側のバッカー材81は、シール材85の左端部から、左縦枠本体部32の部分であって、左右方向に延びる溝331の内面を形成する部分である見付面335に当接した状態で、ガラス70の小口面よりも見付面335側、すなわち左縦枠31の左縦枠ガラス保持部33の見込み面333に至るまで配置されており、例えば、当該見込み面333の一部に当接している。即ち、バッカー材81は、左右方向に延びる左縦枠31の左縦枠本体部32の見付面335と、左縦枠31の見込み面333とに当接した状態で、配置されている。
ガラス70の右端部は、右縦枠41の右縦枠ガラス保持部43の溝431に配置されている。溝431内において、ガラス70の右端部は、不燃性の材料により構成されたバッカー材81によって挟まれている。更に、バッカー材81の左方には、左縦枠31とガラス70との間をシールするシール材85が塗工されて配置されている。即ち、バッカー材81は、枠体の右縦枠41とガラス70とシール材85とに囲まれた溝431内の空間に配置されており、枠体の右縦枠41とガラス70とバッカー材81とに囲まれた溝431内の空間には、図6等に示すように、加熱発泡材86が配置されている。
右縦枠41において屋外側のバッカー材81は、シール材85の右端部から、右縦枠41の溝431を形成している縦押縁44の部分であって、左右方向に延びる溝431の内面を形成する部分である見付面445に当接した状態で、見付面445の右端から見込み方向へ折れ曲がり見込み面443を形成する角部の部分、及び、当該見込み面443に至るまで配置されており、当該見込み面443の一部に当接している。即ち、屋外側のバッカー材81は、左右方向に延びる縦押縁44の見付面445と、縦押縁44の見込み面443とに当接した状態で配置されている。
右縦枠41において屋内側のバッカー材81は、シール材85の右端部から、右縦枠ガラス保持部43の部分であって、左右方向に延びる溝431の内面を形成している部分である見付面435に当接した状態で、ガラス70の小口面よりも見付面435側、すなわち右縦枠41の右縦枠ガラス保持部43の見込み面433に至るまで配置されており、例えば、当該見込み面433の一部に当接している。即ち、バッカー材81は、左右方向に延びる右縦枠41の右縦枠本体部42の溝431を形成している見付面435と、右縦枠41の見込み面433とに当接した状態で、配置されている。
加熱発泡材86は、下枠61及び縦枠30に設けられている。加熱発泡材86は、図6に示すように、下枠61のセッティングブロック611よりも見込み方向における幅が短い帯状を有している。加熱発泡材86は、左側のセッティングブロック611の左端部から、下枠61の左端部に至るまで延びて左縦枠31に至るとともに、右側のセッティングブロック611の右端部から、下枠61の右端部に至るまで延びて右縦枠41に至る。そして、図7に示すように、枠30である左縦枠31、右縦枠41の下端部と横枠50としての下枠61の端部とにそれぞれ跨がるように配置され、左縦枠31、右縦枠41に沿って上方向へ延びて、縦枠30の中央位置近傍まで配置されている。中央位置近傍とは、縦枠30の中央位置だけでなく、中央位置よりも上もしくは下に加熱発泡材が配置されているものを含む。例えば、本実施形態では、上下方向における縦枠30の中央位置よりも少し上の位置に至るまで延びて配置されている。より具体的には、例えば、縦枠30の高さ約2600mmに対して1400mm程度、つまり中央位置よりも上まで配置している。
即ち、ガラス70及び縦枠30を3等分し、上から上部、中部、下部とした場合に、加熱発泡材86は、ガラス70の上部の縁部に対向する、上枠51及び縦枠30の上部の位置には配置されておらず、ガラス70の中部及び下部の縁部に対向する縦枠30の位置に配置されている。加熱発泡材86は、ねじ862によって下枠61、縦枠30に固定されている。
次に、建具1の施工方法について説明する。
建具1の施工方法は、枠固定工程と、第1バッカー材配置工程と、ガラス配置工程と、押縁配置工程と、第2バッカー材配置工程と、シール工程と、を含み、この順で実施される。
枠固定工程では、複数の部材により構成されず、一体的に構成された方立10と、無目20と、により枠組みされた枠部の開口部1001に、一体とされた縦枠30及び横枠50を横けんどんにより配置させ、縦枠30と方立10とを連結する。
具体的には、先ず、方立10と無目20(下無目20)とを組付けることにより、方立10と無目20とによりコの字状の枠部が構成され、複数の開口部1001が形成される。次に、縦枠30と横枠50とを組み付けることにより、長方形状の枠部材を形成し、下枠61と縦枠30(左縦枠31、右縦枠41)とに跨がるように、縦枠30の下部及び中部、及び、下枠61に加熱発泡材86を設ける。
次に、枠部材を枠部の開口部1001へ横けんどんにより挿入して配置させる。即ち、互いに組み付け合わされて一体とされた縦枠30及び横枠50の右縦枠41を、図3の右側の方立10の縦枠挿入溝101に挿入する。次に、左縦枠31を図3の左側の方立10の縦枠挿入溝101に挿入する。これにより、枠部材(一体とされた縦枠30及び横枠50)が枠部の開口部1001に配置される。
次に、連結部材15の方立側側壁151(図4参照)を方立10の方立本体部11に対向させ、連結部材15の縦枠側壁152を、左縦枠31においては左縦枠31の左縦枠本体部32に対向させ、右縦枠41においては右縦枠41の右縦枠本体部42に対向させて、縦枠30と方立10とに跨がるように連結部材15を配置する。そして、連結部材15の方立側側壁151を方立10の方立本体部11にビス153により固定し、連結部材15の縦枠側壁152を、左縦枠31においては左縦枠31の左縦枠本体部32に、右縦枠41においては右縦枠41の右縦枠本体部42に、ビス154により固定する。これにより、縦枠30と方立10とは、連結部材15によって連結される。そして無目20(上無目20)が組付けられることにより、方立10と無目20と縦枠30と横枠50とにより構成される枠体が組み付けられる。以上が枠固定工程である。
次に、第1バッカー材配置工程を行う。第1バッカー材配置工程では、複数の開口部1001を形成する枠体のうちの下枠61、左縦枠31、右縦枠41において、見付面335、435、535、635、及び、見込み面333、343、433、443、633、643に跨がるように、第1のバッカー材81を当接させて第1のバッカー材81を配置するとともに、上枠51においてもバッカー材81を配置する。
具体的には、第1のバッカー材としての屋内側のバッカー材81は、上枠51の上枠ガラス保持部53において、ガラス70の上端部が見込み方向屋内側において対向する位置と、下枠61の下枠ガラス保持部63において、ガラス70の下端部が見込み方向屋内側において対向する位置と、左縦枠31の左縦枠ガラス保持部33において、ガラス70の左端部が見込み方向屋内側において対向する位置と、右縦枠41の右縦枠ガラス保持部43において、ガラス70の右端部が見込み方向屋内側において対向する位置とに、それぞれ上枠51、下枠61、左縦枠31、右縦枠41の長手方向に沿って、それぞれの一端部から他端部に至るまで接着により固定されて配置される。
この際、上枠51においては、図2に示すように、屋内側のバッカー材81は、上下方向に延びる上枠51の見付面535と、上枠51の爪部512とに当接した状態で配置される。下枠61においては、屋内側のバッカー材81は、上下方向に延びる下枠61の見付面635と、下枠61の見込み面633とに当接した状態で配置される。また、左縦枠31においては、屋内側のバッカー材81は、図3に示すように、左右方向に延びる左縦枠31の見付面335と、左縦枠31の見込み面333とに当接した状態で配置される。また、右縦枠41においては、屋内側のバッカー材81は、左右方向に延びる右縦枠41の見付面435と、右縦枠41の見込み面433とに当接した状態で配置される。以上が第1バッカー材配置工程である。
次に、ガラス配置工程を行う。ガラス配置工程では、第1のバッカー材としての屋内側のバッカー材81に、ガラス70の縁部を当接させて、縦枠30と横枠50と方立10と無目20とにより枠組みされた枠体の複数の開口部1001に、ガラス70を配置する。
具体的には、ガラス70の上端部の縁部を上枠ガラス保持部53に配置された屋内側のバッカー材81に当接させ、ガラス70の下端部の縁部を下枠ガラス保持部63に配置された屋内側のバッカー材81に当接させ、ガラス70の左端部の縁部を左縦枠ガラス保持部33に配置された屋内側のバッカー材81に当接させ、ガラス70の右端部の縁部を右縦枠ガラス保持部43に配置された屋内側のバッカー材81に当接させる。以上がガラス配置工程である。
次に、押縁配置工程を行う。押縁配置工程では枠体に押縁を配置する。
具体的には、横押縁54、64を上枠51、下枠61にそれぞれ配置して取り付け固定する。また、縦押縁34、44を左縦枠31、右縦枠41にそれぞれ配置して取り付け固定する。以上が押縁配置工程である。
次に、第2バッカー材配置工程を行う。第2バッカー材配置工程では、ガラス70の縁部、及び、枠体の見付面に第2のバッカー材としての屋外側のバッカー材81を当接させて、第2のバッカー材を配置する。
具体的には、第2のバッカー材としての屋外側のバッカー材81を、ガラス70の上端部、下端部、左端部、右端部の各端縁と、横押縁54、64、縦押縁34、44との間に挿入する。これにより、上枠51においては、屋外側のバッカー材81は、上下方向に延びる横押縁54の見付面545と、横押縁54の爪部542とに当接した状態で配置される。また、下枠61においては、屋外側のバッカー材81は、上下方向に延びる横押縁64の見付面645と、横押縁64の見込み面643とに当接した状態で配置される。また、左縦枠31においては、屋外側のバッカー材81は、左右方向に延びる縦押縁34の見付面345と、縦押縁34の見込み面343とに当接した状態で配置される。また、右縦枠41においては、屋外側のバッカー材81は、左右方向に延びる縦押縁44の見付面445と、縦押縁44の見込み面443とに当接した状態で、配置される。以上が第2バッカー材配置工程である。
次に、シール工程を行う。シール工程では、シール材85をガラス70と枠体との間に配置する。
具体的には、上枠51においては、上枠51の上枠本体部52と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工すると共に、上枠51に固定された横押縁54と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工する。
また、下枠61においては、下枠61の下枠ガラス保持部63と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工すると共に、下枠61に固定された横押縁64と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工する。
また、左縦枠31においては、左縦枠31の左縦枠本体部32と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工すると共に、左縦枠31に固定された縦押縁34と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工する。
また、右縦枠41においては、右縦枠41の右縦枠本体部42と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工すると共に、右縦枠41に固定された縦押縁44と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工する。
いずれのシール材85の塗工においても、見付方向(上枠51及び下枠61においては上下方向、左縦枠31、右縦枠41においては左右方向)における各シール材85の寸法がほぼ同一になるように、シール材85の量が調整されて塗工が行なわれる。以上がシール工程である。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態による建具1は、パネルとしてのガラス70を保持する枠体(縦枠30、横枠50、方立10、無目20)と、ガラス70と室内見付片又は室外見付片との間に配置されるバッカー材81と、バッカー材81及び前記ガラス70と室内見付片又は室外見付片とで囲まれる領域に配置されるシール材85と、を備える。バッカー材81は、見込片を構成する見込み面333、433、633に至るまで配置されている。
これにより、バッカー材81を支持する支持片としての爪部512、542を用いない下枠61、左縦枠31、及び、右縦枠41においては、バッカー材81は、見込み面333、433、633、及び、見付面335、435、535、635に当接し、且つ、見付方向におけるバッカー材81の奥行きを余裕がある寸法とすることができる。このため、同方向におけるシール材85の寸法を考慮しても、火災時に十分にガラス70の保持に有効な防火用バッカーのサイズを確保でき、また、2つの面(見込み面及び見付面)に当接した状態とされている。
この結果、火災時にバッカー材81が変形していない状態でガラス70に密着してガラス70を保持することができる。例えばカーテンウォールのサッシのように、サイズの大きなサッシの場合であっても、炎によるガラス70の変形を抑制し、予め想定していたガラス70の保持を想定したとおりに行なうことが可能となり、防火性能を満足させることができる。このため、建具1において、火災時に炎により発泡してガラス70を支持する加熱発泡材86を極力少なくして、即ち、本実施形態のように、加熱発泡材86を、縦枠30の下部、中部、及び下枠61の両端部分のみに配置させて、火災時にガラス70を想定していたとおりに支持することが可能となる。
また、枠体は縦枠30と横枠50とを有し、少なくともバッカー材81は、縦枠30の見込み面333、433、633に至るまで配置されている。このため、ガラスウォール等の縦に長いガラスを、大きなサイズのバッカー材81によって確実に支持することが可能となる。
また、本実施形態による建具1の施工方法では、パネルとしてのガラス70を保持する枠体の室内見付片を構成する見付面435、535、635及び見込片を構成する見込み面433、533、633に跨がるように、第1のバッカー材81を当接させて第1のバッカー材81を配置する第1バッカー材配置工程と、第1のバッカー材81に、ガラス70の縁部を当接させてガラス70を配置させるパネル配置工程と、ガラス70の縁部、及び、室外見付片としての枠体に固定された縦押縁34、44、横押縁54、64の見付面345、445、545、645に第2のバッカー材81を当接させて、第2のバッカー材81を配置する第2バッカー材配置工程と、シール材85を、第1のバッカー材81又は第2のバッカー材81と、ガラス70と、見付面435、535、635又は縦押縁34、44、横押縁54、64と、で囲まれる領域に配置するシール工程と、を有する。
これにより、バッカー材81を支持する支持片としての爪部512、542を用いない下枠61、左縦枠31、及び、右縦枠41においては、見付方向におけるバッカー材81の奥行きを余裕がある寸法とした建具1を施工することができる。
このため、建具1において、同方向におけるシール材85の寸法を考慮しても、火災時に十分にガラス70の保持に有効な防火用バッカーのサイズを確保でき、また、2つの面(見込み面及び見付面)に当接した状態とされている。
この結果、サイズの大きなガラス70及び枠体を有する建具1の場合であっても、炎によるガラス70の変形を抑制し、予め想定していたガラス70の保持を想定したとおりに行うことが可能となり、防火性能を満足させることができる。このため、建具1において、火災時に炎により発泡してガラス70を支持する加熱発泡材86を極力少なくして、即ち、本実施形態のように、加熱発泡材86を、縦枠30の下部、中部、及び下枠61の両端部分のみに配置させて、火災時にガラス70を想定していたとおりに支持することが可能となる。
また、本実施形態による建具1は、枠体と、枠体に配置されるガラス70と、枠体とガラス70とに囲まれた空間に配置された加熱発泡材86と、を備える。
加熱発泡材86は、ガラス70の高さ方向におる中間位置近傍まで配置されている。
これにより、加熱時に枠体は溶融(軟化)し、ガラス70が自重で撓むことによりガラス70と枠体との間に隙間が空くが、この隙間に有効に機能する部分、即ち、火災時に隙間が発生しやすい部分であるガラスの中部から下部にかけての部分にのみ、加熱発泡材86を取付けることにより、必要以上に加熱発泡材86を使用することを回避することができ、防火性能を落とさず、安価なカーテンウォールにより構成される防火サッシを供給することが可能となる。特に、バッカー材81により、火災時のガラス70の変形を確実に抑制することができるため、必要な量に加熱発泡材86の量を抑えることが可能である。
また、加熱発泡材86は、ガラス70の高さ方向における中間位置よりも上方まで配置されている。これにより、加熱発泡材86を十分な量とすることが可能となる。
また、枠体は、縦枠30と横枠50とを有し、加熱発泡材86は、縦枠30の下端部と、横枠50の端部と、に跨がるように配置されている。
これにより、アルミニウム製の縦枠30と横枠50とが接続されている部分においては、アルミニウム同士が接触しているいわゆるメタルタッチのため、隙間が存在するが、この部分において、加熱発泡材86が十分に配置されているため、火災時に、加熱発泡材86が隙間を埋めて塞ぐことが可能となる。
また、本実施形態によるカーテンウォール1の施工方法は、躯体に支持され、上下に延びる一対の方立10と、方立を連結する下無目20(無目20)と、方立10と下無目20とで囲まれる領域に縦枠30及び横枠50を枠組みした枠体を横けんどんにより配置させ、縦枠30と方立10とを連結する枠固定工程と、枠体にガラス70を配置するガラス配置工程と、縦枠30に縦押縁34、44を配置する押縁配置工程と、を有する。
これにより、縦枠30と横枠50とを組み付けた枠部材としてのFIXユニットを、横けんどんにて施工でき、従来のように、枠体を上方から入れた後に、ガラス70を横けんどんによりガラス保持溝331、431、531、631に配置したり、方立10の一部を外れるようにしたりして、ガラス70を配置させる場合と比較して、施工の効率を向上させることが可能となる。
また、前記枠固定工程では、縦枠30と方立10とに跨がるように連結部材15を配置し、連結部材15を縦枠30と方立10とに連結する。このため、ビス153、154による、連結部材15を介しての縦枠30と方立10との固定により、方立10や縦枠30等の変形が抑えられたカーテンウォール1を施工することができる。
また、本実施形態によるカーテンウォール1は、躯体に支持される方立10と、方立10に固定される縦枠30と横枠50とを有する枠体と、枠体に配置されるガラス70と、縦枠30に配置される縦押縁34、44と、を備え、縦枠30と方立10とに跨がるように配置され、縦枠30と方立10とを連結する連結部材15と、連結部材15は縦枠30と方立10とにそれぞれ固定される。
これにより、縦枠30に縦押縁34、44を配置する構成としたことにより、ガラス70を配置させる縦枠30の溝を浅くでき、これにより、縦枠30と方立10とのクリアランスを大きく確保することができる。このため、縦枠30と横枠50とを組み付けた枠部材としてのFIXユニットを、横けんどんにて施工でき、施工の効率を向上させることが可能である。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
例えば、枠体の構成は、上記本実施形態における枠体の構成に限定されない。例えば、縦枠30及び横枠50(上枠51、下枠61)に代えて、縦框及び横框が用いられてもよい。
また、本実施形態では、横押縁54、64及び縦押縁を有していたが、この構成に限定されない。例えば、横押縁54、64を有していなくてもよい。
また、本実施形態では、連結部材15をビスで方立10と縦枠30とに固定することにより、方立10と縦枠30とを連結したが、この構成に限定されない。
また、バッカー材81を、ガラス70の端縁部をコの字状に取囲むような形状としてもよい。即ち、ガラス70の端縁部において、ガラス70の屋内側からガラス70の屋外側へ跨がってガラス70の端縁部を覆うように、バッカー材81を配置してもよい。
また、本実施形態では、建具は、カーテンウォールにより構成されたが、これに限定されない。例えば、大型のサッシ等により構成されてもよい。
また、加熱発泡材はガラスの縁部に対向してガラスの縁部に固定されていてもよい。また、バッカー材は、少なくとも縦枠の見込み面に至るまで配置されていればよい。
また、本実施形態ではガラス70においては、網入り板ガラス72を屋外側としたが、外観意匠を考慮して屋内側を網入り板ガラス72としてもよい。
1…カーテンウォール(建具)
10…方立
15…連結部材
20…無目
30…縦枠
34、44…縦押縁
50…横枠
70…ガラス
81…バッカー材(第1のバッカー材、第2のバッカー材)
85…シール材
86…加熱発泡材
153、154…ビス
333、433、633…見込み面
335、435、535、635…見付面
1001…開口部

Claims (3)

  1. 躯体に支持され、上下に延びる少なくとも一対の方立と、前記方立を連結する下無目と、該方立と前記下無目とで囲まれる領域に縦枠及び横枠を枠組みした枠体を横けんどんにより配置させ、前記縦枠と前記方立とを連結する枠固定工程と、
    前記枠体にガラスを配置するガラス配置工程と、
    前記縦枠に押縁を配置する押縁配置工程と、を有する、カーテンウォールの施工方法。
  2. 前記枠固定工程では、前記縦枠と前記方立とに跨がるように連結部材を配置し、前記連結部材を前記縦枠と前記方立とに連結する請求項1に記載のカーテンウォールの施工方法。
  3. 躯体に支持される方立と、
    前記方立に固定される縦枠と横枠とを有する枠体と、
    前記枠体に配置されるガラスと、
    前記縦枠に配置される押縁と、を備え、
    前記縦枠と前記方立とに跨がるように配置され、前記縦枠と前記方立とを連結する連結部材と、
    前記連結部材は前記縦枠と前記方立とにそれぞれ固定されるカーテンウォール。
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