JP6946028B2 - 建物 - Google Patents
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Description
また上記の構成では、外壁パネルのうち、梁の側面(厳密には、屋外側の側面)と対向する部分が、耐火材が取り付けられた断熱層となっている。これにより、梁周り(特に、梁と外壁パネルとの間)における耐火性能を効率よく確保することが可能となる。
また上記の構成では、外壁パネルの断熱層に設けられた枠部の延出部分に突出部分を設け、当該突出部分に耐火材を固定する。これにより、耐火材を適切に外壁パネルに固定することが可能となる。
また上記の構成では、枠部の延出部分に形成された凹部に、突出部分を有する金物を嵌め込むことで上記の延出部分に突出部分が設けられるようになる。このような構成であれば、耐火材を固定するためのスペースを容易に確保することが可能となる。
上記の構成では、外壁パネルの裏面のうち、耐火材によって構成される領域と、耐火材の周囲に位置する断熱層本体部によって構成される領域とが略面一となる。これにより、外壁パネルの取り扱い易さ(例えば、運搬し易さ)が向上する。
上記の構成では、H形鋼からなる梁のウェブ部のうち、屋外側に位置する側面が外壁パネルの裏側に配置された石膏ボードと対向する。このような構成であれば、梁周りの耐火性能を適切に確保することが可能となる。
上記の構成では、上下に並ぶ外壁パネルの間の隙間の屋内側開口をゴム製のシール剤によって塞ぐ。このようにパネル間の隙間の屋内側開口がゴム製のシール剤によって塞がれることで、建物の耐火性能を更に向上させることが可能となる。
先ず、図1を参照しながら本実施形態に係る建物(以下、建物1)について概略構造を説明する。建物1は、図1に示すように階層間に梁2を有する。この梁2は、鋼材からなり、厳密にはH形鋼からなる。梁2は、その直上にある階(上階)の床パネル6を上面に載せて支持する。また、梁2は、その直下に位置する階の天井パネル(不図示)や内壁パネル7を、金物(具体的には、後述の下側固定用金物4)を介して支持する。
次に、図1〜図5を参照しながら前述した外壁パネル3の構成、特に、上方の外壁パネル3の構成について説明する。建物1の外壁を構成する外壁パネル3は、いずれも、その厚み方向に複数の層を並べて構成された積層パネルである。具体的に説明すると、外壁パネル3は、図1及び図2に示すように、屋外側から順に、仕上げ材11、通気層12、屋外側断熱層13及び屋内側断熱層14を有する。
次に、図1及び図6を参照しながら、梁2周りの耐火構造について、その施工手順と共に説明する。梁2周りの耐火構造は、建物1が法令等によって定められた耐火基準を満たす上で必須なものであり、従来は、例えば梁2の下面及び両側面(ウェブ部2bの両側面)を被覆断熱材にて覆う(隠す)構成を採用してきた。
2 梁
2a フランジ部
2b ウェブ部
3 外壁パネル
4 下側固定用金物
4a 梁固定部
4b 外壁パネル固定部
4c 内壁パネル固定部
5 被覆断熱材(断熱材)
6 床パネル
7 内壁パネル
8 支持金物
9 上側固定用金物(固定用金物)
9a 梁固定部
9b 外壁パネル固定部
10 石膏ボード(耐火材)
11 仕上げ材
12 通気層
12a スペーサ
13 屋外側断熱層
14 屋内側断熱層
14a 断熱層本体部
14b パネルフレーム(枠部)
15 受け金物
16 突出部分
17 ベース部分
21 短辺部
22 長辺部(延出部分)
23 中間部(延出部分)
24 凹部
100 梁
101,102 フランジ部
103 ウェブ部
110 ロックウール板
111 梁挿入部
112 被覆部
B ビス(締結具)
M 目地(隙間)
P 溶接ピン
S 空間
T1 コーキング材
T2 シール剤
Claims (6)
- 鋼材からなる梁と、該梁の側方位置に配置された外壁パネルと、を有する建物であって、
前記梁のうち、下面及び前記建物の屋内側に位置する側面が断熱材によって覆われており、
前記梁のうち、前記建物の屋外側に位置する側面が前記外壁パネルの裏面に対向しており、
前記外壁パネルにおいて前記裏面の少なくとも一部をなす部分が耐火材によって構成され、
前記外壁パネルは、該外壁パネルの厚み方向に複数の層を並べて構成された積層パネルであり、
前記複数の層のうち、前記厚み方向において前記建物の屋内側に位置する層は、前記耐火材が取り付けられた断熱層であって、
前記断熱層は、断熱材からなる断熱層本体部と、該断熱層本体部を取り囲んだ金属製の枠部と、を有し、
前記枠部において鉛直方向に沿って延出する延出部分には、該延出部分と交差する方向に突出した突出部分が設けられており、
前記突出部分に前記耐火材が締結具によって固定され、
前記延出部分には、該延出部分の延出方向に沿って延びた凹部が形成されており、
前記突出部分を有する金物が前記凹部に嵌まり込むことで前記延出部分に前記突出部分が設けられており、
前記突出部分は、前記延出方向及び前記厚み方向と交差する方向に突出していることを特徴とする建物。 - 鋼材からなる梁と、該梁の側方位置に配置された外壁パネルと、を有する建物であって、
前記梁のうち、下面及び前記建物の屋内側に位置する側面が断熱材によって覆われており、
前記梁のうち、前記建物の屋外側に位置する側面が前記外壁パネルの裏面に対向しており、
前記外壁パネルにおいて前記裏面の少なくとも一部をなす部分が耐火材によって構成され、
前記外壁パネルは、該外壁パネルの厚み方向に複数の層を並べて構成された積層パネルであり、
前記複数の層のうち、前記厚み方向において前記建物の屋内側に位置する層は、前記耐火材が取り付けられた断熱層であって、
前記断熱層は、断熱材からなる断熱層本体部と、該断熱層本体部を取り囲んだ金属製の枠部と、を有し、
前記枠部は、短辺をなす一対の短辺部と、該短辺部の両端同士を連結している一対の長辺部とを有し、
前記枠部において鉛直方向に沿って延出する前記短辺部及び前記長辺部の一方には、前記一方と交差する方向に突出した突出部分が設けられており、
前記突出部分に前記耐火材が締結具によって固定されていることを特徴とする建物。 - 前記枠部は、断面C字状からなり、
前記一対の長辺部は、前記枠部において鉛直方向に沿って延出し、
前記突出部分は、
前記長辺部に設けられ、該長辺部から前記枠部の内側に向かって突出し、
前記厚み方向において前記耐火材と対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の建物。 - 前記突出部分に固定された状態の前記耐火材は、前記断熱層本体部のうち、前記耐火材の周囲に位置する部分とともに前記外壁パネルの前記裏面を構成し、
前記裏面のうち、前記耐火材によって構成される領域と、前記耐火材の周囲に位置する前記断熱層本体部によって構成される領域とが前記厚み方向において同じ位置に配置されるように前記耐火材が前記突出部分に固定されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の建物。 - 前記梁は、H形鋼からなり、
前記梁のフランジ部に前記外壁パネルが固定されており、
前記梁のウェブ部のうち、前記建物の屋外側に位置する側面が前記外壁パネルの前記裏面に対向しており、
前記外壁パネルにおいて前記裏面の少なくとも一部をなす部分が石膏ボードからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の建物。 - 前記外壁パネルは、固定用金物を介して前記梁の前記フランジ部に固定されており、
前記外壁パネルの下方位置には他の外壁パネルが配置されており、
前記外壁パネルと前記他の外壁パネルとの間には隙間が形成されており、
前記隙間の屋内側開口がゴム製のシール剤によって塞がれていることを特徴とする請求項5に記載の建物。
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