JP7421399B2 - 外壁構造 - Google Patents
外壁構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7421399B2 JP7421399B2 JP2020059843A JP2020059843A JP7421399B2 JP 7421399 B2 JP7421399 B2 JP 7421399B2 JP 2020059843 A JP2020059843 A JP 2020059843A JP 2020059843 A JP2020059843 A JP 2020059843A JP 7421399 B2 JP7421399 B2 JP 7421399B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- column
- wall
- space
- indoor side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 97
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 79
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 79
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 claims description 41
- 239000011449 brick Substances 0.000 claims description 32
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 18
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 9
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 7
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 13
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 5
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 2
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000011121 hardwood Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 239000004795 extruded polystyrene foam Substances 0.000 description 1
- 239000003063 flame retardant Substances 0.000 description 1
- 229910052602 gypsum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010440 gypsum Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 150000002989 phenols Chemical class 0.000 description 1
- 229920006327 polystyrene foam Polymers 0.000 description 1
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
建物ユニットの外壁を形成する部位の両端部に鋼管柱が立設され、
前記建物ユニットの外壁を形成する部位は、屋外に面する外装材と、屋内に面する内装材と、前記外装材と前記内装材との間の壁内空間に充填された一般部断熱材と、を備える。
そして、前記鋼管柱の前記壁内空間を向いた空間側側面に対向して間柱が設けられ、
前記間柱には、屋外側に、前記外装材が固定され、屋内側には、上下方向に間隔を空けて、複数の木レンガが設けられているとともに、上下方向で前記木レンガ同士の間に、前記一般部断熱材が充填されている。
また、前記木レンガに前記壁内空間で上下方向に延在された縦桟が固定され、
前記縦桟の屋内側に、前記内装材が固定されている。
前記縦桟の前記鋼管柱側の側面に、前記鋼管柱の屋内側を向いた屋内側面と対向する第二の縦桟が離間された状態で固定され、
前記第二の縦桟の屋内側に前記内装材と隣接させて第二の内装材が固定されている。
前記鋼管柱の前記屋内側面と前記第二の内装材と前記第二の縦桟との間に形成される空間部分に、前記鋼管柱の前記屋内側面を覆う柱前面断熱材が設けられている。
前記間柱および前記木レンガは、前記鋼管柱の前記空間側側面との間に隙間を介して配置され、
前記隙間に、前記鋼管柱の前記空間側側面の全面を覆う柱側面断熱材が、前記柱側面断熱材のみで前記隙間を埋めるように設けられている。
前記柱前面断熱材および前記柱側面断熱材は、フェノールフォーム製の発泡系プラスチック断熱材である。
前記建物ユニットが並設されて、各建物ユニットに設けられた前記鋼管柱が並設され、
前記柱前面断熱材は、並設された一対の前記鋼管柱の前記屋内側面に跨って設けられている。
(外壁構造の全体構成)
図1は、本実施の形態1の外壁構造を有した外壁WOを示す斜視図である。この外壁WOは、複数の建物ユニットUを組み合わせて構築した建物Hに設けられている。
外装材21は、縦桟23に連結して壁内空間WSに立設された柱添え間柱31および一般部間柱32と、鋼管柱11に取り付けられた外装材下地金物33に固定されている。
また、内装材22は、外壁WOの壁内空間WSに立設された縦桟23に固定されている。
縦桟23は、横に並んだ一対のものが、図2に示すように、鋼管柱11の屋内側かつ一般部側の角部の近傍であって、一般部内装材22aと柱部内装材22bとの継ぎ目と、一般部内装材22a同士の継ぎ目を挟んで並設されている。なお、一対の縦桟23、23は、図3に示すように、ステンレスビスなどの内装材下地用留付材23bにより結合されている。また、図1に示すように、離れて配置された縦桟23は、横桟24により連結されている。
内装材22は、図3、図4に拡大して示すように、一般部内装材22aおよび柱部内装材22bが、それぞれ、縦桟23、23にステンレスビスなどの内装材固定用留付材23aにより直接固定されている。
外壁WOの一般部では、図1に示すように、内装材22と外装材21との間に設けられた壁内空間WSに一般部断熱材41が設けられている。また、この一般部断熱材41は、木レンガ25、26が設けられた箇所では、上下方向で木レンガ25,26同士の間に形成された空間部分に充填されている。なお、この一般部断熱材41としては、例えば、グラスウールが用いられている。
鋼管柱11、11の周囲には、図3に示すように、柱前面断熱材42aと柱側面断熱材42bとが設けられている。
次に、実施の形態1の外壁構造の作用として、外壁WOの鋼管柱11の周辺の構成の取付手順について説明する。
まず、建物ユニットUを製造する工場での作業を説明する。
工場では、予め、柱添え間柱31に所定間隔で木レンガ25を取り付ける。そして、この木レンガ25が取り付けられた柱添え間柱31を、鋼管柱11の脇に10mm程度の隙間を空けて配置し、その上下端部を床梁12と天井梁13とにボルト(不図示)により取り付ける。
そして、上下に離れて配置された木レンガ25どうしの間に、一般部断熱材41を充填させる。
その後、木レンガ25に、一対の縦桟23、23の一方を内装材下地用留付材23bにより固定する。
工場での作業は、以上のとおりである。
建築現場では、建物ユニットUを基礎FOの上に設置する。この建物ユニットUの設置により、隣り合う建物ユニットUの鋼管柱11どうしが図3に示すように、横方向に並設される。
そして、フェノールフォーム製の柱前面断熱材42aを、縦桟23、23の間において、鋼管柱11、11の屋内側側面11dに当接して取り付ける。
以下に、実施の形態1の外壁構造の効果を説明する。
(1)実施の形態1の外壁構造は、建物ユニットUの外壁WOを形成する部位の両端部に鋼管柱11が立設され、建物ユニットUの外壁WOを形成する部位は、屋外に面する外装材21と、屋内に面する内装材22と、外装材21と内装材22との間の壁内空間WSに充填された一般部断熱材41と、を備える。
そして、鋼管柱11の壁内空間WSを向いた空間側側面11bに対向して柱添え間柱31が設けられ、柱添え間柱31には、屋外側に一般部外装材21aが固定され、屋内側には、上下方向に間隔を空けて、複数の木レンガ25が設けられているとともに、上下方向で木レンガ25同士の間には、一般部断熱材41が充填されている。
また、木レンガ25に壁内空間WSで上下方向に延在された縦桟23が固定され、縦桟23に、鋼管柱11の屋内側を向いた屋内側側面11dとの間に間隔を空けた位置で、柱部内装材22bが固定されている。
さらに、鋼管柱11の屋内側側面11dと柱部内装材22bとの間に、鋼管柱11の屋内側側面11dを覆う柱前面断熱材42aが設けられている。
そして、柱添え間柱31および木レンガ25は、鋼管柱11の空間側側面11bとの間に隙間を介して配置され、この隙間に、鋼管柱11の空間側側面11bを覆う柱側面断熱材42bが設けられている。
また、実施の形態では、発泡系プラスチック断熱材として、フェノールフォーム製の断熱材を示したが、これに限定されずポリスチレンフォーム製のものや、ウレタンフォーム製のものを用いることもできる。
11b :空間側側面
11d :屋内側側面
21 :外装材
22 :内装材
23 :縦桟
25 :木レンガ
31 :柱添え間柱
41 :一般部断熱材
42a :柱前面断熱材
42b :柱側面断熱材
U :建物ユニット
WO :外壁
WS :壁内空間
Claims (1)
- 建物ユニットの外壁を形成する部位の両端部に鋼管柱が立設され、
前記建物ユニットの外壁を形成する部位は、屋外に面する外装材と、屋内に面する内装材と、前記外装材と前記内装材との間の壁内空間に充填された一般部断熱材と、を備え、
前記鋼管柱の前記壁内空間を向いた空間側側面に対向して間柱が設けられ、
前記間柱には、屋外側に、前記外装材が固定され、屋内側には、上下方向に間隔を空けて、複数の木レンガが設けられているとともに、上下方向で前記木レンガ同士の間に、前記一般部断熱材が充填され、
前記木レンガに前記壁内空間で上下方向に延在された縦桟が固定され、
前記縦桟の屋内側に、前記内装材が固定され、
前記縦桟の前記鋼管柱側の側面に、前記鋼管柱の屋内側を向いた屋内側面と対向する第二の縦桟が離間された状態で固定され、
前記第二の縦桟の屋内側に前記内装材と隣接させて第二の内装材が固定され、
前記鋼管柱の前記屋内側面と前記第二の内装材と前記第二の縦桟との間に形成される空間部分に、前記鋼管柱の前記屋内側面を覆う柱前面断熱材が設けられ、
前記間柱および前記木レンガは、前記鋼管柱の前記空間側側面との間に隙間を介して配置され、
前記隙間に、前記鋼管柱の前記空間側側面の全面を覆う柱側面断熱材が、前記柱側面断熱材のみで前記隙間を埋めるように設けられ、
前記柱前面断熱材および前記柱側面断熱材は、フェノールフォーム製の発泡系プラスチック断熱材であり、
前記建物ユニットが並設されて、各建物ユニットに設けられた前記鋼管柱が並設され、
前記柱前面断熱材は、並設された一対の前記鋼管柱の前記屋内側面に跨って設けられている外壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020059843A JP7421399B2 (ja) | 2020-03-30 | 2020-03-30 | 外壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020059843A JP7421399B2 (ja) | 2020-03-30 | 2020-03-30 | 外壁構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021156114A JP2021156114A (ja) | 2021-10-07 |
JP7421399B2 true JP7421399B2 (ja) | 2024-01-24 |
Family
ID=77917593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020059843A Active JP7421399B2 (ja) | 2020-03-30 | 2020-03-30 | 外壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7421399B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010265665A (ja) | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 外壁構造 |
JP2011012465A (ja) | 2009-07-02 | 2011-01-20 | Toyota Motor Corp | 建物構造及びユニット建物 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11100920A (ja) * | 1997-09-29 | 1999-04-13 | Sekisui Chem Co Ltd | 内壁パネルの取付構造 |
-
2020
- 2020-03-30 JP JP2020059843A patent/JP7421399B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010265665A (ja) | 2009-05-14 | 2010-11-25 | Sekisui Chem Co Ltd | 外壁構造 |
JP2011012465A (ja) | 2009-07-02 | 2011-01-20 | Toyota Motor Corp | 建物構造及びユニット建物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021156114A (ja) | 2021-10-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2020256016A1 (ja) | 建築物の外壁構造、断熱構造及び断熱方法 | |
JP6349207B2 (ja) | バルコニーの耐火構造 | |
JP7421399B2 (ja) | 外壁構造 | |
JP5411037B2 (ja) | 鉄骨併用鉄筋コンクリート壁式構造建築物の断熱構造 | |
JP7222746B2 (ja) | 間仕切りユニット、及びこの間仕切りユニットを用いた間仕切り構造 | |
JP5965685B2 (ja) | 梁の断熱構造及び建物の断熱ライン形成方法 | |
JP5714161B1 (ja) | 壁パネルの接合構造及び壁パネルの接合方法 | |
JP6616586B2 (ja) | 建物の界壁構造 | |
JP7331631B2 (ja) | 基礎断熱構造 | |
JP6353304B2 (ja) | 建物 | |
JP6422694B2 (ja) | 建物 | |
JP7074534B2 (ja) | 仮設建物の壁構造とその施工方法 | |
JP6963997B2 (ja) | 仮設建物の壁構造 | |
JP7176851B2 (ja) | 建物の壁構造 | |
JP4381537B2 (ja) | ユニット式建物およびその組立方法 | |
JP7176857B2 (ja) | 額縁の取付構造及び建物 | |
JP4878090B2 (ja) | 壁床接合構造 | |
JP4081204B2 (ja) | ユニット建物 | |
JP2024083154A (ja) | 耐力壁構造及び建物 | |
JP5964623B2 (ja) | 梁床断熱部材及び梁の断熱構造 | |
JPH0748885A (ja) | 耐火壁体の構造 | |
JP2015209699A (ja) | 壁構造及び木造建物 | |
JP5588215B2 (ja) | 浴室設置方法 | |
JP2019210598A (ja) | 壁下地装置及びこれを用いた壁下地施工方法 | |
JP2003034982A (ja) | 一般住宅 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221220 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231107 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20231109 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20231219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240112 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7421399 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |