JP4936564B2 - 介護補助具 - Google Patents

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本発明は、介護者等が把持部を把持して、被介護者等の立ち上り及び歩行等を補助するための使用に適した介護補助具に関する。
高齢化に伴い、例えば、被介護者が、ベッドから車椅子へ、あるいは車椅子から自動車へ、と移動する際の補助を介護者が行う機会が年々増加している。その際多くの場合は、介護者が被介護者の身体の一部(例えば、脇又は腰周辺等)を直接支えることによって移動等の補助が行われる。また、移動等を行う際の被介護者及び介護者の身体への負担を少しでも軽減するために下記の特許文献1及び特許文献2のような介護補助具が提供されている。
しかしながら、介護者が被介護者の身体の一部を直接支えて移動等の補助を行う場合、介護者の身体的特徴(身長、体格、性別等)や経験の違いによって支持姿勢が変化してしまう。その結果、被介護者の支持姿勢や支持部への力のかかり具合が不安定になり、身体の一部を局所的に圧迫して痛みを伴ってしまうという問題があった。また、介護者にとっても両手及び両腕の力に頼って被介護者の身体を支えることで無理な姿勢を強いられ腰痛等を発症する恐れがあった。
また、従来の介護補助具は、介護者が被介護者を支えるための持ち手が生地製のベルト状のものであり、持ち手の幅が細いため、被介護者の体重がかかると介護者の手が局所的に圧迫され、また、手首の自由度が少ないため、支持姿勢の変化に応じた力加減が難しく、手にかかる負担が大きくなる。
特許第4105748号公報 特開2002−028196号公報
本発明は、従来の介護体制、及び従来の介護補助具に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものである。本発明は、被介護者に素早く着脱可能で、且つ介護者の身体的特徴や経験の違いに関係なく両者の身体への負担を軽減して安全に被介護者の移動等の補助を行うことが可能な介護補助具を提供することを課題とする。具体的には、被介護者の身体の一部及び介護者の手を局所的に圧迫することなく、介護者が支持姿勢の変化に応じた力加減をすることができる安全性に優れた介護補助具を提供することにある。
本発明に係る介護補助具は、被介護者の立ち上がりや歩行等を補助するために被介護者に装着される介護補助具であって、被介護者の腰部背面に位置するように設けられた被介護者を支持するために介護者に把持される把持部と、一方の内面端部及び他方の外面端部に設けられた係止手段とを備え、被介護者の腰部に巻き付けて腰周りを支持するための腰帯部と、前記把持部を挿通させるために設けられた複数の挿通孔をそれぞれの先端部に備え、被介護者の背後股下から大腿部付け根を経由し腰部背面まで巻き回して前記把持部を前記挿通孔の一に選択的に挿通させるために前記腰帯部の下辺一部から下方に隣接して延出する2本の巻帯部と、から成り、前記2本の巻帯部が、被介護者の股下で互いに交差するように装着されることを特徴としている。
また、本発明に係る介護補助具は、前記把持部が、介護者が把持するための把持部材と、該把持部材を前記腰帯部に支持するための支持部材とを備えて成り、前記把持部材が前記支持部材に前記腰帯部の面方向と平行な軸廻りに回動自在に支持されていることを特徴としている。
また、本発明に係る介護補助具は、前記把持部材が前記支持部材に前記腰帯部の面方向と垂直な軸廻りに回動自在に支持されていることを特徴としている。
また、本発明に係る介護補助具は、前記腰帯部が、該腰帯部の長手方向中間部上辺を凸型に拡幅して形成された複数の腰帯部材を重ねて形成され、被介護者の腰部背面と接触する範囲に一又は複数の芯材が挟設されていることを特徴としている。
また、本発明に係る介護補助具は、前記巻帯部先端部及び前記腰帯部外面の少なくとも長手方向中間部に係止手段を備え、前記巻帯部先端部が前記腰帯部に係止されることを特徴としている。
また、本発明に係る介護補助具は、前記把持部が位置調節手段を備え、前記腰帯部上での設置位置が調節可能であることを特徴としている。
本発明に係る介護補助具によれば、介護者は、両手及び両腕の力のみに頼ることなく、自らの体重を利用して被介護者の身体を支持することが可能である。従って、介護者は安定した支持姿勢を無理なく保つことができるため、被介護者は身体の一部を局所的に圧迫されることがなくなり、両者の身体への負担を軽減することができる。
本発明に係る介護補助具によれば、把持部材が支持部材に回動自在に支持されているため、手首の自由度が増し、支持姿勢の変化に応じた力加減を容易に行うことができる。従って、介護者の身体への負担を軽減することができる。
本発明に係る介護補助具の腰帯部は、被介護者の腰部全体をサポートできるだけの帯幅を有しており、移動等の際に腰帯部に被介護者の体重がかかっても腰帯部にかかる力が分散される。そのため、腰帯部が身体に食い込まず、被介護者の腰部を局部的に圧迫することがない。特に、最も体重がかかる腰部背面のサポート面が最も広く形成されているため、介護者は楽に被介護者を支持することができる。
本発明に係る介護補助具の構成要素である巻帯部は、巻帯部の先端部に形成されている複数の挿通孔のうちの一に把持部を挿通し、先端部に備えられている係止手段によって腰帯部に係止され、被介護者に装着される。そのため、介護者が把持部を把持して被介護者の補助を行う際に、介護者の手がストッパーとなり、巻帯部が使用中に外れることがなく、安全性に優れている。
本発明に係る介護補助具によれば、介護者は、自身の身体的特徴(身長、体格、性別等)や経験の違いによることなく安定した支持姿勢で被介護者の移動等の補助を行うことができる。また、把持部の位置調節が可能なので、介護者にとってより最適な姿勢での補助が可能である。従って、介護者は、より安全に被介護者の補助を行うことができるので、被介護者の精神的な不安を取り除くことができる。
本発明に係る介護補助具は、コンパクトに折り畳むことが可能なので、保管性、及び携帯性に優れている。例えば、車いすのポケットや自動車等に常備しておくのに非常に便利である。
以下、本発明の介護補助具の実施形態及び使用例について、図面に基づいて説明する。
図1には本発明に係る実施形態の介護補助具1の表面図が、図2には本発明に係る実施形態の介護補助具1の裏面図がそれぞれ示されている。
図1及び図2に示されている実施形態に係る介護補助具1の補助具本体10は、被介護者の腰部背面に位置するように設けられた被介護者を支持するために介護者に把持される把持部13と、一方の内面端部に設けられた面ファスナー25(雄ファスナー)及び他方の外面端部に設けられた面ファスナーの雌ファスナー(図示されていない)とを備え、被介護者の腰部に巻き付けて腰周りを支持するための腰帯部11と、
把持部13を挿通させるために設けられた複数の挿通孔14をそれぞれの先端部に備え、被介護者の背後股下から大腿部付け根を経由し腰部背面まで巻き回して把持部13を挿通孔14の一に選択的に挿通させるために腰帯部11の下辺一部から下方に隣接して延出する2本の巻帯部12とで構成されており、2本の巻帯部12が、被介護者の股下で互いに交差するように装着される。
前記補助具本体10は、図1及び図2に示すように、腰帯部11と巻帯部12とで形成されている。腰帯部11及び巻帯部12は、厚手の生地で形成されており、少なくとも被介護者の体重がかかる腰部背面との接触面周辺は伸縮性のない又は伸縮性の少ない生地で形成されていることが好ましい。本実施形態の補助具本体10は、腰帯部11と巻帯部12との間に互いを接合するための継ぎ目を有さない連続する1つのパーツとして形成されているが、例えば、最初は分離されたパーツであった腰帯部11と巻帯部12とを接合して形成されたものであってもよい。また、本実施形態の補助具本体10のうち被介護者の臀部に接触する部分が、臀部の曲面に沿うような立体縫製(図示されていない)を施されたものであってもよい。
前記腰帯部11は、図1に示すように、被介護者の腰部に巻き付けて装着可能な長さを有する帯状部材から成るものであり、外面中央部に並べて把持部13が設けられている。また、図2に示すように、腰帯部11の長手方向両末端部のうちどちらか一方の内面に帯幅と同幅の面ファスナー25(雄ファスナー)を備えている。腰帯部11の長手方向中間部上辺は、一部が凸型に拡幅した形状に形成されており、腰帯部11の長手方向中間部下辺は、巻帯部12と連続している。腰帯部11は、長手方向中間部下辺から長手方向両末端部それぞれに向かって帯幅を拡幅して形成されている。図示されていないが、前記面ファスナー25及び後述する面ファスナー26(雄ファスナー)のどちらとでも接面して、これらを任意の位置に係止可能な面ファスナー(雌ファスナー)が、腰帯部11の外面全体又は外面の一部に備えられている。本実施形態の介護補助具1においては、面ファスナー25及び面ファスナー26には雄ファスナーが、腰帯部11の外面に備えられている面ファスナーには雌ファスナーが備えられているが、例えば、これらが雌雄逆に備えられていてもよい。即ち、面ファスナー25と面ファスナー26とが同種類の面ファスナーであって、腰帯部11の外面に備えられている面ファスナーがこれらと異なる種類の面ファスナーであればよい。
前記巻帯部12は、腰帯部11の長手方向中間部下辺から下方に隣接して延出するように左右に好ましくは八の字状に設けられており、先端部に複数の挿通孔14を有し、先端部に帯幅と同幅の面ファスナー26(雄ファスナー)を備えている帯状部材から成るものである。巻帯部12の根元は腰帯部11の下辺と連続しており、括れ部15が形成されている。巻帯部12の帯幅は、被介護者の股下で交差させて装着した時に被介護者の股関節の動きを妨げない程度の帯幅で形成されることが好ましい。巻帯部12は、少なくとも被介護者の股部背面側から股下で交差するように股部へ挿通し、股部前面から腰部側面に沿って把持部13まで誘導し得るだけの長さを有していなければならない。
前記把持部13については、図3、図4及び図5に基づいて後述するため、ここでは詳説しない。
前記挿通孔14は、巻帯部12の先端部に複数個形成されている帯部材を貫通する長方形の孔である。巻帯部12を腰帯部11に係止する際に把持部13と角度のずれが生じないようにするために、複数の挿通孔14のうちの一が、巻帯部12の帯幅と平行な方向に対して少し傾斜して形成され、これと並列に複数の挿通孔14が形成されている。挿通孔14は、少なくとも把持部13を挿通させることができるだけの大きさを有していなければならない。図示されていないが、例えば、巻帯部12が生地を材料としている場合には、挿通孔14の周囲はほつれ防止処理(パイピング補強等)を施されている方が好ましい。本実施形態の挿通孔14は長方形に形成されているが、本発明の介護補助具に設けられる挿通孔の形状は少なくとも把持部13が挿通可能であればよく、これに限定されるものではない。
本実施形態の介護補助具1によれば、腰帯部11が、巻帯部12との境界である長手方向中間部から長手方向両末端部それぞれに向かって帯幅を拡幅して形成されていること、及び巻帯部12の根元に括れ部15が形成されていることによって、装着の際、特に被介護者の臀部、股下部、大腿部周辺で補助具本体10同士が干渉する部分がなくなる。従って、装着時にごわつきが無く、被介護者の股関節の動作の妨げとならない。
本実施形態の介護補助具1によれば、腰帯部11の長手方向中間部上辺が凸型に形成されていることによって、被介護者の腰部に対するサポート面の面積が広くなる。従って、腰帯部11にかかる体重が分散され、腰帯部11が身体に食い込まない。介護者も楽に被介護者を支持することができる。
本実施形態の介護補助具1によれば、介護者は、把持部13を把持して被介護者の移動等の補助を行うため、互いの身体を密着させた状態で力を加えやすく、両手及び両腕の力のみに頼ることなく、自らの体重を利用して被介護者の移動等の補助を行うことができる。また、被介護者の身体の一部を必要以上に圧迫することがないので、移動等の際に痛みを伴うことはない。従って、両者の身体への負担を軽減することができる。
本実施形態の介護補助具1を構成する腰帯部11の長手方向両末端部のうちどちらか一方の内面に面ファスナー25(雄ファスナー)が、腰帯部11の外面に面ファスナーの雌ファスナー(図示されていない)が、それぞれ備えられていることで、被介護者のウエストサイズに合わせて装着位置が調節できるため、被介護者の体型等を問わず介護補助具1を被介護者に装着することができる。巻帯部12の先端部に面ファスナー26(雄ファスナー)が備えてられていることで、巻帯部12の余長部分を腰帯部11に係止させることができる。前記面ファスナー25及び前記面ファスナー26は、それぞれの帯幅と同幅であることが好ましく、これにより腰帯部11の外面に備えられている面ファスナーの雌ファスナー(図示されていない)との接触面積が広くなり、係止強度を強化することができる。
図3には本実施形態の介護補助具1に設置されている把持部13の拡大斜視図が、図4には本実施形態の介護補助具1に設置されている把持部13の拡大断面図が、図5には本実施形態の介護補助具に設置されている把持部13が後述する支軸41廻りに回動する様子とその際に加えられる力の方向を示す把持部13の側面図が示されている。これらの図に基づいて、本実施形態の介護補助具1に設置されている把持部13について説明する。
本発明の好ましい実施形態においては、図3及び図4に示されている把持部13は、介護者が被介護者を支える際に把持するための把持部材31と、把持部材31との連結部32を有する支持部材33と、支持部材33の下部に位置し腰帯部11の内面に設置される裏板34と、把持部材31を支持部材33に回動自在に軸支するための支軸41と、で構成されている。把持部材31の基部には軸受孔44が、連結部32には軸受孔45が、互いに対向するように形成されており、これらの軸受孔に支軸41を挿入して支持されることで、把持部材31は支持部材33に回動自在に軸支される。把持部13は、裏板34を、腰帯部11を構成する腰帯部材43を支持部材33と裏板34との間に挟み込むようにして支持部材33の裏面側に配置し、連結部材42によって支持部材33と裏板34とを連結することで腰帯部11に設置される。
前記把持部材31は、コの字型で形成されており、表面はウレタンスポンジやフェルト等を材料とする弾性部材あるいはクッション性を有する部材(図示されていない)で覆われていることが好ましい。また、把持部材31は、連結部32と対向する基部内側に軸受孔44が形成されている。本実施形態に係る把持部材31はコの字型で形成されているが、これに限定されるものではない。例えば、半円型や、指型付きの部材であってもよい。
前記支持部材33は、軸受孔45を有する2点の連結部32を備える、長手部分の長さが、少なくとも、コの字型に形成された前記把持部材31の3辺のうち軸受孔44を有さない1辺とほぼ同じ長さ、又はそれ以上の長さを有する板状の部材である。支持部材33の裏面は腰帯部材43との接触面となる。支持部材33の厚みは、少なくとも前記巻帯部12の厚みと比べて少しだけ厚い厚みを有していることが好ましい。連結部32を含む支持部材33は、一般的にはプラスチック等の熱可塑性樹脂を材料として形成されていることが多いが、本実施形態に係る連結部32を含む支持部材33の形状及び材料については、これに限定されるものではない。例えば、硬化ゴム等の材料で形成されていてもよい。
前記裏板34は、少なくとも前記支持部材33よりも大きい面積を有する、支持部材33と相似する形状の薄板状の部材である。裏板34の一方の面は被介護者の腰部背面との接触面であり、他方の面は腰帯部材43との接触面となる。裏板34は、一般的にはプラスチック等の熱可塑性樹脂を材料として形成されていることが多いが、本実施形態に係る裏板34の形状及び材料については、これに限定されるものではない。例えば、硬化ゴム等の材料で形成されていてもよい。
前記支軸41の径は、直径が軸受孔44及び軸受孔45の径よりも少しだけ小さい、把持部材31を支持部材33に回動自在に軸支するための円柱型の部材である。支軸41は耐久性を考慮すると金属製である方が好ましいが、これに限定されるものではない。
図5に示すように、上記説明のように腰帯部11に設置された前記把持部13は、矢印P方向に力を加えられることで支軸41廻りに把持部材31が回動する。矢印P方向に加えられた力は、矢印P1方向への力と矢印P2方向への力に分解することができる。矢印P1方向への力は把持部材31を支軸41廻りに回動させる力であり、矢印P2方向への力は被介護者の腰部を圧迫する力である。把持部材31は、把持部材31bに示される位置から把持部材31aに示される位置を通り、支軸41廻りに180度まで回動可能である。
なお、本実施形態の介護補助具1の構成要素である把持部は、把持部材が支持部材に回動自在に軸支又は枢支される、あらゆる構成を含むものであり、上記説明の構成に限定されるものではない。
本実施形態の把持部13によれば、把持部材31が支軸41廻りに回動自在であることによって、例えば、本実施形態の介護補助具1を被介護者が寝ている状態で、又は椅子等に着座している状態で装着する際に、把持部材31を図5に示される把持部材31bの位置まで倒して装着することができるので、装着の邪魔にならない。また、図5に示されているように、介護者が被介護者を支持するために把持部13に加えられる矢印P方向への力は、矢印P1方向への力と矢印P2方向への力とに分解されるが、把持部材31が回動することで、被介護者の腰部を圧迫する矢印P2方向の力を逃がすことができる。従って、本実施形態の介護補助具1を装着途中及び使用中に把持部13による被介護者の腰部への局所的な圧迫を軽減することができる。一方、介護者にとっては、把持部材31が回動することで手首の自由度が増し、支持姿勢の変化に応じた力加減を容易に行うことができる。従って、介護者の手への負担を軽減することができる。
本実施形態の把持部13は、上記説明のように設置されているため、把持部材31の基部2点を裏板34無しで直接固定する方法に比べて、被介護者の腰部との接触面積が広い。従って、被介護者の腰部と接触する部分にかかる力が他方向に分散されるため、固定箇所に体重がかかっても局部的な圧迫が軽減されるため、被介護者が不快感や痛みを伴うことはない。
本実施形態の把持部13は、把持部材31の表面が弾性部材またはクッション性を有する部材で覆われているため、被介護者の体重を支えることによって介護者の手が局所的に圧迫されることはない。
図6には本実施形態の介護補助具1の装着段階で腰帯部11のみを被介護者に装着した状態を示す背面図が、図7〜図10には本実施形態の介護補助具1が被介護者へ装着された状態を示す下面図、正面図、側面図、背面図がそれぞれ示されている。これらの図に基づいて、本実施形態の介護補助具1の装着方法について説明する。
まず、図6に示されているように、被介護者が寝ている状態で、又は椅子等に着座している状態で、把持部13が設置されている側の面が外側に位置するように介護補助具1を、被介護者の腰部背面に配置し、腰帯部11を被介護者の腰部に巻き付けて面ファスナー25(図示されていない)を係止して装着する。この時、巻帯部12は、被介護者の臀部から大腿部裏に沿って配置されており、腰帯部11に設置された把持部13が装着中に被介護者の腰部を圧迫することを防ぐために把持部13を腰帯部11の両端側に回動させておくとよい。
次に、図7に示されているように、巻帯部12を背面から被介護者の股部へ股下で左右交差するように挿通させる。この時、巻帯部12の根元であって、被介護者の臀部に位置する場所に逃げ部61が臀部に形成される。
前記逃げ部61は、巻帯部12が根元に括れ部15を有しているために形成されるものである。これによって、巻帯部12を股下で交差させる際に、巻帯部12がそれぞれ隣接する根元周辺で互いに干渉する部分がなくなるので、装着時及び動作時のごわつき感がなく、快適な装着感を得られる。また、交差した部分にかかる被介護者の体重をうまく逃がすことができる。
次に、図8に示されているように、被介護者の股下で左右交差するように挿通された巻帯部12は、左右交差したまま股下から前面まで移動し、更に、図7〜図9に示されているように、巻帯部12は、被介護者の腰部側面を包み込むように、腰部側面に沿って把持部13の設置位置まで誘導される。
最後に、図9及び図10に示されているように、2本の巻帯部12の先端部にそれぞれ形成されている複数の挿通孔14のうちの一に把持部13をそれぞれ挿通し、先端部に備えられている面ファスナー26によって巻帯部12の先端部が腰帯部11に係止されることによって介護補助具1が被介護者へ装着される。
本実施形態の介護補助具1の装着方法によれば、被介護者が寝ている状態であっても、車椅子等に着座している状態であっても、容易に被介護者への着脱が可能である。従って、本実施形態の介護補助具1を使用することによって、被介護者が移動等に必要な時間を短縮することができる。
本実施形態の介護補助具1の装着方法によれば、2本の巻帯部12を被介護者の股下で交差させて装着することで逃げ部61が形成される。従って、巻帯部12が交差した部分にかかる被介護者の体重を逃げ部61がうまく逃がすため、被介護者に局所的な痛みを与えることなく支持することができる。
本実施形態の介護補助具1の装着方法によれば、巻帯部12は、巻帯部12に形成されている挿通孔14に把持部13を挿通し、先端部を面ファスナー26によって腰帯部11に係止することで被介護者に装着される。従って、本実施形態の介護補助具1は、介護者が把持部13を把持して被介護者の補助を行うため、介護者の手がストッパーとなり、巻帯部12が使用中に外れることはないので、安全性に優れている。
図11には本実施形態の介護補助具1の使用例が示されている。同図に符号Aで示されているのは被介護者であり、符号Bで示されているのは介護者である。また、被介護者Aには本実施形態の介護補助具1が既に装着されている。
図11の左図に示されているように、被介護者Aは介護補助具1を装着された状態でベッド又は車椅子等(図示されていない)に着座している。被介護者Aは介護者Bの身体の一部に自らの手を置くことで、起立後の自らの身体を支える準備をしている。同図においては、被介護者Aは介護者Bの脇下から介護者の背面に腕を回しているが、本実施形態の介護補助具1の使用例はこれに限定されない。例えば、被介護者Aは介護者Bの両肩に自らの手を添えていてもよい。被介護者Aが自らの身体を支え易い位置に自らの手を配置することが重要である。
一方、介護者Bは被介護者Aと対面して腰を下ろし被介護者Aの側面から腰部背面まで腕を回し、介護補助具1に設置されている把持部13を把持している。この時、介護者Bは被介護者Aと自らとの身長差等を考慮して被介護者Aが自らの身体を支え易い手の配置を決めてもらうように配慮することが好ましい。
互いの支持位置が決定した後、介護者Bは、把持部13を支点として、図11の左図において介護者Bの背面に示されている矢印W方向に自らの体重を利用して力を加える。更に把持している把持部13を自らの身体に引き寄せるように矢印M方向にも力を加える。このようにして、介護者Bは、被介護者Aの立ち上りを補助する。この時、把持部13は腰帯部11の両端側に回動するため、被介護者の腰部に垂直な方向に加えられる力は他方向に分散される。
図11の右図には、上記説明のようにして立ち上った被介護者Aと被介護者Aを補助する介護者Bが示されている。同図に示されるとおり、被介護者Aと介護者Bの身体は対面して互いに密着している。被介護者Aは、自らの身体を支え易い位置にある介護者Bの身体の一部に手を置き、自らの身体を支えながらゆっくり移動する。
介護者Bは、被介護者Aの腰部及び臀部を包み込むように装着されている介護補助具1に設置されている把持部13を把持して被介護者Aを支持する。
本実施形態の介護補助具1によれば、介護者Bは、両手及び両腕の力にのみ頼ることなく自らの体重を利用して、被介護者Aの立ち上りの補助を行うことがでる。その際、把持部13に加えられる力は、把持部13が腰帯部11の両端側に回動することによって被介護者の腰部に垂直な方向に加えられる力が他方向に分散される。よって、両者の身体への負担が軽減される。
本実施形態の介護補助具1によれば、互いの身体を密着させて移動するため、被介護者Aにとっては、常に介護者Bの身体が近くにある状態となり、自らの身体を支え易い位置に手を配置することができる。よって、移動する際の安定感が増し、被介護者Aの移動に対しての精神的な不安を取り除くことができる。
本実施形態の介護補助具1によれば、移動にリフト等の機械を介さないため、被介護者Aは自らのペースに合わせて移動を行うことができる。
以上、本実施形態の介護補助具1について説明したが、本発明の介護補助具は本実施形態に限定されず、その他の形態でも実施することができる。
例えば、本発明の介護補助具を構成する把持部が、図12及び図13に示すような把持部であるような実施形態であってもよい。本実施形態の介護補助具に設置されている把持部110は、支持部材33が支軸113廻りに回動自在に設置されていることを特徴としている。なお、把持部以外の構成については、本実施形態の介護補助具の構成は前記介護補助具1の構成と同一である。
図12及び図13に示される把持部110のうち、把持部材31と、連結部32を含む支持部材33と、裏板34と、支軸41と、は上記説明の図3及び図4に示されている把持部13を構成するものと同一のものである。本実施形態の介護補助具に設置されている把持部110は、支持部材33と腰帯部材43との間に設置されるスペーサ115と、支持部材33、スペーサ115、及び裏板34を腰帯部材43に軸支するための連結手段111と、を更に含んだ構成で形成されている。図12及び図13に示されている把持部110は、上面に支持部材33が配置されたスペーサ115と裏板34とで腰帯部材43を挟み込み、スペーサ115、支持部材33、及び裏板34を連結手段111で連結することによって腰帯部11に支持部材33が支軸113廻りに回動自在に設置される。図示されていないが、裏板34は周囲を腰帯部材43に縫い付けられている。
スペーサ115は、一般的には、プラスチック等の熱可塑性樹脂を材料として形成される支持部材33と同形状又は支持部材33の形状と相似する形状の少なくとも巻帯部12の厚みよりも少しだけ厚い厚みを有する部材である。なお、スペーサ115の材料、形状、厚み等は、巻帯部12の厚みや挿通孔14の形状等に応じて変更されるものであり、これに限定されるものではない。
連結手段111は、連結部材112、支軸113、連結部材114、から成る、それぞれ直径及び高さの異なる3種類の円柱型の部材である。図12及び図13に示すように、まず、上から、支持部材33、スペーサ115、腰帯部材43、裏板34の順番になるようにこれらを配置する。次に、支持部材33の中心から垂直方向に支軸113を貫通させ、貫通した支軸113の両端と、連結部材111及び連結部材112とをそれぞれ連結することで、支持部材33が支軸113廻りに回動自在に軸支され、把持部110が腰帯部11に設置される。図示されていないが、支持部材33が回動する際にスペーサ115と干渉するのを防ぐために、連結部材112と支持部材33との間に、又は連結部材114と裏板34との間に僅かにクリアランスが設けられる。
なお、本実施形態の介護補助具の構成要素である把持部は、把持部材が、設置位置において、支持部材の重心を通り設置面に垂直な方向の軸廻りに回動自在に設置されるあらゆる構成を含むものであり、上記説明の構成に限定されるものではない。
本実施形態の把持部110は、連結手段111によって上記説明のように腰帯部11に設置されることによって、支軸113廻りに支持部材33が回動自在である。また、支持部材33と腰帯部材43との間にスペーサ115が設置されていることにより、把持部110を挿通孔14に挿通して巻帯部12を腰帯部11に係止した時、支持部材33が巻帯部12の厚みよりも高い位置に配置されるので、支軸113廻りに支持部材33が回動することを巻帯部12が妨げることはない。本実施形態の介護補助具を使用すると、被介護者を補助する際に介護補助具の把持部110を把持して被介護者を支持している介護者の手首の自由度が更に増し、効果的に支持姿勢の変化に応じた力加減ができるため、更に容易に補助を行うことができ、安全性も向上する。
図14及び図15に基づいて、他の実施形態の介護補助具について説明する。図14には、本実施形態の介護補助具の略正面図が、図15には図14に示されている本実施形態の介護補助具のX−X線に沿った断面図が、それぞれ示されている。なお、図14に示されている本実施形態の介護補助具の斜線で囲まれている部分以外の構成は前記介護補助具1の構成と同一であるため、説明に必要とされない構成の記載は省略する。
本実施形態の介護補助具は、補助具本体10のうち図14の斜線で示される範囲において図15で示されるように芯材140が2枚の腰帯部材43の間に挟設されていることを特徴としている。
芯材140には、一般的には、プラスチックのような樹脂材料や低反発ウレタンのような低反発材料等が使用されるが、本実施形態の介護補助具はこれに限定されるものではない。例えば、これらの異なる材料が同時に挟設されているような構成であってもよい。また、補助具本体10のうち芯材140が挟設されている図14の斜線部分は、他の部分と比べて厚みが大きくなるが、前記介護補助具1と同様に、巻帯部12の根元が括れ部15を有しているため、装着の妨げにはならない。
本実施形態の介護補助具によれば、被介護者の腰部及び臀部が芯材140を備えた部分で保護されているため、被介護者が移動中に転倒しても、芯材140が転倒時の衝撃を吸収し、被介護者に与えるダメージを軽減することができる。
また、本発明の介護補助具は、図16に示されているように、腰帯部11にスライドレール150を備える実施形態であってもよい。
本実施形態の介護補助具は、前記腰帯部11にスライドレール150を備えており、把持部(図示されていない)がスライドレール150に沿って移動可能かつ固定可能に設置されている。このようなスライドレール及びスライドレールに設置された把持部の移動及び固定に関する動作については当業者に知られているため、ここでは詳説しない。
本実施形態の介護補助具によれば、介護者の身体的特徴に合わせて把持部の設置位置が調節可能なので、介護者がより補助しやすい姿勢の選択肢を広げることができる。
以上、本発明の介護補助具の使用例については、上述のとおり、介護者が被介護者の移動等の補助を行う際においての使用例に基づいて説明してきたが、本発明の介護補助具は、その他の目的で使用することもできる。
例えば、災害発生時等において、被災した要救助者の救出に使用することもできる。災害発生時のような非常事態の際には、担架の数が要救助者の人数分に足りるほど十分に確保できる保証はない。しかし、本発明の介護補助具は、担架よりも持ち運びが容易でありコンパクトに収納可能なので、被災地へ一度に大量の搬入が可能である。また、着脱方法が容易なので誰でも手軽に使用可能である。従って、その場に居合わせた人であっても容易に救出の手助けを行うことができ、救出活動の効率化が図られるため、一人でも多くの要救助者を救出することに貢献できる。
他の使用例として、歩行訓練等のリハビリを行うために患者に装着される補助具としても使用することができる。例えば、理学療法士に適切な指導を受けた患者の家族が本発明の介護補助具を使用して、自宅でリハビリを行うことができるため、通院回数を減らすことができる。よって、リハビリを必要とする患者及び家族の通院に対する負担を軽減することができる。病院でリハビリを行う理学療法士にとっても、本発明の介護補助具を使用することによって、身体への負担を軽減することができる。
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づいて種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。同一の作用又は効果が生じる範囲内でいずれかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良く、また、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成した形態、または複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施してもよい。
本発明に係る実施形態の介護補助具を示す表面図である。 本発明に係る実施形態の介護補助具を示す裏面図である。 本発明に係る実施形態の介護補助具に設置されている把持部の拡大斜視図である。 本発明に係る実施形態の介護補助具に設置されている把持部の拡大断面図である。 本発明に係る実施形態の介護補助具に設置されている把持部が支軸廻りに回動する様子と、その際に加えられる力の方向を示す把持部の側面図である。 本発明に係る実施形態の介護補助具の装着段階で腰帯のみを被介護者に装着した状態を示す背面図である。 本発明に係る実施形態の介護補助具が被介護者へ装着された状態を示す下面図である。 本発明に係る実施形態の介護補助具が被介護者へ装着された状態を示す正面図である。 本発明に係る実施形態の介護補助具が被介護者へ装着された状態を示す側面図である。 本発明に係る実施形態の介護補助具が被介護者へ装着された状態を示す背面図である。 本発明に係る実施形態の介護補助具の使用例を示す側面図である。 本発明に係る他の実施形態の介護補助具に設置されている把持部の拡大斜視図である。 本発明に係る他の実施形態の介護補助具に設置されている把持部の拡大断面図である。 本発明に係る更に他の実施形態の介護補助具を示す表面図である。 本発明に係る更に他の実施形態の介護補助具を示す図14に示されているX−X線に沿った断面図である。 本発明に係るまた更に他の実施形態の介護補助具を示す表面図である。
符号の説明
1 介護補助具
10 補助具本体
11 腰帯部
12 巻帯部
13 把持部
14 挿通孔
15 括れ部
25 面ファスナー
26 面ファスナー
31 把持部材
31a 回動した把持部材
31b 回動した把持部材
32 連結部
33 支持部材
34 裏板
41 支軸
42 連結部材
43 腰帯部材
44 軸受孔
45 軸受孔
61 逃げ部
110 把持部
111 連結手段
112 連結部材
113 支軸
114 連結部材
115 スペーサ
140 芯材
150 スライドレール
A 被介護者
B 介護者
M 力を加える方向を示す矢印
P 加えられる力の方向を示す矢印
P1 分解された力の方向を示す矢印
P2 分解された力の方向を示す矢印
W 力を加える方向を示す矢印

Claims (6)

  1. 被介護者の立ち上がりや歩行等を補助するために被介護者に装着される介護補助具であって、
    被介護者の腰部背面に位置するように設けられた被介護者を支持するために介護者に把持される把持部と、一方の内面端部及び他方の外面端部に設けられた係止手段とを備え、被介護者の腰部に巻き付けて腰周りを支持するための腰帯部と、
    前記把持部を挿通させるために設けられた複数の挿通孔をそれぞれの先端部に備え、被介護者の背後股下から大腿部付け根を経由し腰部背面まで巻き回して前記把持部を前記挿通孔の一に選択的に挿通させるために前記腰帯部の下辺一部から下方に隣接して延出する2本の巻帯部と、から成り、
    前記2本の巻帯部が、被介護者の股下で互いに交差するように装着されることを特徴とする介護補助具。
  2. 前記把持部が、介護者が把持するための把持部材と、該把持部材を前記腰帯部に支持するための支持部材とを備えて成り、前記把持部材が前記支持部材に前記腰帯部の面方向と平行な軸廻りに回動自在に支持されていることを特徴とする、請求項1に記載の介護補助具。
  3. 前記把持部材が前記支持部材に前記腰帯部の面方向と垂直な軸廻りに回動自在に支持されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の介護補助具。
  4. 前記腰帯部が、該腰帯部の長手方向中間部上辺を凸型に拡幅して形成された複数の腰帯部材を重ねて形成され、被介護者の腰部背面と接触する範囲に一又は複数の芯材が挟設されていることを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の介護補助具。
  5. 前記巻帯部先端部及び前記腰帯部外面の少なくとも長手方向中間部に係止手段を備え、前記巻帯部先端部が前記腰帯部に係止されることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の介護補助具。
  6. 前記把持部が位置調節手段を備え、前記腰帯部上での設置位置が調節可能であることを特徴とする、請求項1から請求項5のいずれかに記載の介護補助具。

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