JP4935849B2 - 排気管構造 - Google Patents

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本発明は、車体の床下において並行に配索される2本の排気管を含む排気管構造に関する。
たとえば、特許文献1において、複数のマフラを有する排気装置の軽量化を図るとともに、排気装置に起因する騒音や振動を軽減するようにした、技術が提案されている。
この特許文献1に記載の車両における排気装置支持構造では、エンジンにエキゾーストマニホールド及びフレキシブルジョイントを介して接続された排気装置は、第1、第2、第3及び第4の排気管 、排気ガス浄化触媒、前部サブマフラ、メインマフラ及び後部サブマフラから構成され、それらはリジッドに一体化される。メインフレームにゴムブッシュマウントを介して弾性支持したサブフレームに、メインマフラが固定手段を介して固着される。排気ガス浄化触媒、前部サブマフラ及び後部サブマフラは、吊下支持手段によって上下動を規制され且つ前後動を許容された状態で支持される。
また、特許文献2において、部品点数を削減しつつ、排気系の振動による整流板の破損を防止することができると共に、組み付け作業性を高めることができるようにした、技術が提案されている。
この特許文献2に記載のデュアルマフラ相互間の連結構造は、併設された2系統の排気管にそれぞれセンタマフラが介装された構造の排気系において、両センタマフラの底面側相互間に架け渡した状態で両センタマフラ相互間の隙間を閉塞する薄い整流板が溶接固定され、これら整流板は、その後端縁部に板材の折り返しによる重ね部が形成されている。
さらに、特許文献3において、下流側の排気管部の振動を抑制するようにした技術が提案されている。
この特許文献3に記載の排気管構造は、メインマフラを有し、内燃機関の排気孔に接続される第1の排気管部と、第1の排気管部の下流に接続される曲管の第2の排気管部と、内燃機関と第1の排気管部とを揺動自在に接続する第1のボールジョイントと、第1の排気管部と第2の排気管部とを揺動自在に接続する第2のボールジョイントと、第1の排気管部をシャシに懸架する第1の懸架部材と、第2の排気管部をシャシに懸架する第2の懸架部材とを備える。第1の排気管部の重心と第1の懸架部材を構成する3部材を結ぶ多角形の重心とがほぼ一致する。第2のボールジョイントの設置位置から第2の排気管部の重心を通過する延長線上に第2の懸架部材を構成する一方の部材が設けられる。延長線上にない第2の排気管部の部位を第2の懸架部材を構成する他方の部材が懸架する。
特開平8−170527号公報 特開2005−282530号公報 特開2007−132205号公報
ところで、排気系は、マフラや触媒といった質量要素を持っている。これらの質量は、振動の腹となり車両を揺する。
エンジンの振動による車両振動は、車室内の固有周波数と共振してこもり音となり、圧迫感を伴う。この車両振動の低減策として、ダイナミックダンパの設置やサポート部材の点数の追加で対処しているが、重量増となっているのが実情である。
これは、(1)車両の室内のユーティリティを優先すること、(2)燃料タンク及びサスペンションメンバ等の床下部品の配置箇所が決まっていること、並びに(3)排ガス規制を遵守する必要があることの制約を触媒とマフラとの配置に受けるからである。
本発明は、上記の実情に鑑みなされたもので、車室内のこもり音を低減し得る排気管構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明者は、排気管を車体の床下に配索する際に、2本の排気管を縦列と横列に連続してエンジンとマフラとの間に配置すればよいのではないかと着想した。
この着想に基づく具体的な発明は、以下の通りである。
本発明に係る排気管構造は、車体の床下において並行に配索される2本の排気管を含む排気管構造であって、各排気管は、それぞれ、その排気ガス流上流部にサブマフラを備え、両排気管は、その排気ガス流下流部に共通の又は個別のメインマフラを備え、各サブマフラ付近の排気管が前記車体の床下に対して上下に配置されて縦列部が構成され、縦列部とメインマフラとの間の排気管が前記車体の床下に対して左右に配置されて横列部が構成され、横列部の振動の腹になり易い部位には、これらを前記車体の床下に取り付けるためのサポート部材が備えられている。
なお、前記横列部の縦振動の腹になり易い部位は、前記縦列部近傍である。
上記構成において、内燃機関に近い排気管上流部を縦列配置とすることで、剛性を高め縦振動に強い構造とすると共に、横列部の縦列部近傍にサポート部材を設けることで、剛性の低い横列部を振動の腹になり難くしたので、排気管構造の縦振動を抑制し、車内のこもり音を低減することができる。
ところで、上記排気管構造においては、メインマフラの軽量化を図り、さらに振動低減に配慮することが好ましい。
そこで、上記排気管構造では、前記メインマフラは、チタンを素材として製作されている。
本発明によると、車室内のこもり音を低減できる排気管構造の提供が可能となる。
本発明の実施の形態に係る排気管構造のレイアウト図である。 同排気管構造の斜視図である。 同排気管構造の平面図である。 同排気管構造の側面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る排気管構造のレイアウト図である。また、図2は同排気管構造の斜視図、図3は同排気管構造の平面図、図4は同排気管構造の側面図である。
図1〜図4を参照して、本実施の形態の排気管構造は、車体の床下において並行に配索される2本の排気管1,2を含む。
第1及び第2の排気管1,2は、それぞれ、その排気ガス流上流部にサブマフラ31,32を備えている。また、これらの両排気管1,2は、その排気ガス流下流部に共通のメインマフラ5を備えている。
第1及び第2のサブマフラ31,32付近の第1及び第2の排気管1,2が車体の床下に対して上下に配置されて縦列部4が構成されている。この縦列部4とメインマフラ5との間の第1及び第2の排気管1,2が車体の床下に対して左右に配置されて横列部6が構成されている。
すなわち、第1の排気管1は、縦列部4を構成する第1の縦列パイプ11と、横列部6を構成する第1の横列パイプ12とを備え、第1の縦列パイプ11の排気ガス流下流端に第1の横列パイプ12の排気ガス流上流端が接続されて成る。一方、第2の排気管2は、縦列部4を構成する第2の縦列パイプ21と、横列部6を構成する第2の横列パイプ22とを備え、第2の縦列パイプ21の排気ガス流下流端に第2の横列パイプ22の排気ガス流上流端が接続されて成る。
第1の縦列パイプ11のほぼ中央部には、第1のサブマフラ31が設けられており、この第1の縦列パイプ11の排気ガス流上流端に第1の触媒71が接続されている。第1の触媒71は、図1に示す第1のエキゾーストマニホールド81の集合部に接続される。同様に、第2の縦列パイプ21のほぼ中央部には、第2のサブマフラ32が設けられており、この第2の縦列パイプ21の排気ガス流上流端に第2の触媒72が接続されている。第2の触媒72は、図1に示す第2のエキゾーストマニホールド82の集合部に接続される。
第1及び第2の横列パイプ12,22の排気ガス流下流端は、横列一体成形パイプ9を介して共通のメインマフラ5に接続されている。
横列部6の振動の腹になり易い部位、すなわち横列部6の縦列部4近傍(サブマフラ31,32近傍)には、第1及び第2の横列パイプ12,22をそれぞれ車体の床下に取り付けるための第1のサポート部材101,102が備えられている。
メインマフラ5は、チタンを素材として製作されている。このメインマフラ5の左右両端部には、当該メインマフラ5を車体の床下に取り付けるための第2のサポート部材111,112が備えられている。
以上の説明から明らかな通り、本実施の形態では、内燃機関(エキゾーストマニホールド81,82)に近い排気管1,2の上流部を縦列配置とすることで、剛性を高め縦振動に強い構造とすると共に、横列部6の縦列部4近傍(サブマフラ31,32近傍)に第1のサポート部材101,102を設けることで、剛性の低い横列部6を振動の腹になり難くしている。そのため、排気管構造の縦振動を抑制し、車内のこもり音を低減することができる。
また、本実施の形態では、メインマフラ5をチタン製作としているので、メインマフラ5の質量がほぼ2/5〜1/3となり、横列部6に掛かる負担が軽減し、第1のサポート部材101,102からの振動入力が低減される。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態においては、両排気管の排気ガス流下流部に共通のメインマフラを備えた例について記載した。しかし、本発明はそのような構成には限定されない。両排気管の排気ガス流下流部に個別のメインマフラを備える構成としても、同様の作用・効果を奏する。
その他、本明細書に添付の特許請求の範囲内での種々の設計変更及び修正を加え得ることは勿論である。
1,2排気管
11,12 縦列パイプ
12,22 横列パイプ
31,32 サブマフラ
4 縦列部
5 メインマフラ
6 横列部
101,102 サポート部材

Claims (3)

  1. 車体の床下において並行に配索される2本の排気管を含む排気管構造であって、
    各排気管は、それぞれ、その排気ガス流上流部にサブマフラを備え、
    両排気管は、その排気ガス流下流部に共通の又は個別のメインマフラを備え、
    各サブマフラ付近の排気管が前記車体の床下に対して上下に配置されて縦列部が構成され、
    縦列部とメインマフラとの間の排気管が前記車体の床下に対して左右に配置されて横列部が構成され、
    横列部の振動の腹になり易い部位には、これらを前記車体の床下に取り付けるためのサポート部材が備えられていることを特徴とする排気管構造。
  2. 請求項1に記載の排気管構造において、
    前記横列部の縦振動の腹になり易い部位は、前記縦列部近傍であることを特徴とする排気管構造。
  3. 請求項1又は2に記載の排気管構造において、
    前記メインマフラは、チタンを素材として製作されていることを特徴とする排気管構造。
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