JP2020175789A - テールパイプブラケット - Google Patents

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一久 関根
Kazuhisa Sekine
一久 関根
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Abstract

【課題】様々な方向の応力に耐えることができるテールパイプブラケットを提供する。【解決手段】車両のシャシフレーム3にテールパイプ7を固定するためのテールパイプブラケット1は、テールパイプ7に取り付けられるパイプ側取付部1bと、シャシフレーム3に取り付けられるフレーム側取付部1aと、パイプ側取付部1bおよびフレーム側取付部1aを繋ぐとともに、捻れた帯状に形成された捻り部1cとを備えている。捻り部1cによって、様々な方向の応力が吸収される。【選択図】図2

Description

本開示は、車両のシャシフレームにテールパイプを固定するためのテールパイプブラケットに関する。
一般に、エンジンを搭載した車両には、エンジンの排気を外部に排出するテールパイプが設けられる。テールパイプは、ブラケット(テールパイプブラケット)を介して車両のシャシフレームに固定される場合がある。例えば特許文献1には、このようなブラケットに相当する構成として、シャシフレームのサイドメンバに上端が取り付けられたL金具と、L金具の下部に上部が取り付けられるとともにテールパイプを挟むクランプとで構成された吊下部材が開示されている。
特開2003-129823号公報
ところで、シャシフレームには、前後方向および左右方向のいずれに対しても斜めに延びる傾斜部(拡幅部)が設けられることがある。また、テールパイプは、例えば他部材とのレイアウトの関係上、シャシフレームの傾斜部にブラケットを介して固定される場合がある。この場合、ブラケットはシャシフレームから様々な方向の応力を受けるが、特許文献1に記載されるL金具のように単純な構造のブラケットでは、様々な方向の応力に耐えられない虞がある。
本開示は、前述したような課題に鑑み創案されたものであり、様々な方向の応力に耐えることができるテールパイプブラケットを提供することを目的の一つとする。
ここで開示するテールパイプブラケットは、車両のシャシフレームにテールパイプを固定するためのものであって、前記テールパイプに取り付けられるパイプ側取付部と、前記シャシフレームに取り付けられるフレーム側取付部と、前記パイプ側取付部および前記フレーム側取付部を繋ぐとともに、捻れた帯状に形成された捻り部と、を備えている。
このように、捻れた帯状の捻り部がテールパイプブラケットに設けられることで、シャシフレームからテールパイプブラケットに様々な方向の応力が伝達される場合であっても、捻り部によって様々な方向の応力が吸収される。
本開示のテールパイプブラケットによれば、様々な方向の応力に耐えることができる。
実施形態としてのテールパイプブラケットが適用された車両の要部の模式的な上面図である。 図1のテールパイプブラケットおよびその周辺の斜視図(図1のX方向矢視図)である。
図面を参照して、実施形態としてのテールパイプブラケットについて説明する。以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。本実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。また、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることができる。
[1.構成]
本実施形態のテールパイプブラケット1(以下、単に「ブラケット1」という)は、図1に示す車両2に適用されている。以下、車両2の前進方向を前方とし、前方を向いた状態を基準にして左右を定め、前後方向および左右方向のいずれにも直交する方向を上下方向とする。なお、車両2は、例えばミキサー車などのトラックである。
車両2には、前後方向に延びる二つのシャシフレーム3が設けられる。二つのシャシフレーム3は、互いに左右方向に離隔して配置される。各シャシフレーム3は、前後方向に沿ってまっすぐに延びる後部3aと、後部3aの前端から前方かつ左右方向の外方へ向かって斜めに延びる傾斜部3bと、傾斜部3bの前端から前方へ向かってまっすぐに(前後方向に沿って)延びる前部3cとを有する。
したがって、二つのシャシフレーム3では、前部3c同士の間隔(左右方向の距離)が、後部3a同士の間隔(左右方向の距離)よりも大きくなっている。各々の傾斜部3bは、後部3a同士の間隔に対して前部3c同士の間隔を拡大する部位であることから、「拡幅部」とも呼ばれる。なお、傾斜部3bは、前後方向および左右方向のいずれに対しても傾斜して延びる部位である。
車両2には、駆動源としてのエンジン4と、エンジン4の排気を浄化する排気浄化装置5と、エンジン4を動作させるための燃料を貯留するタンク6とが搭載される。本実施形態では、エンジン4が二つのシャシフレーム3の前部3c間に配置されている。また、排気浄化装置5は、右のシャシフレーム3の後部3aよりも右方に配置され、タンク6は、左のシャシフレーム3の後部3aよりも左方に配置されている。
排気浄化装置5には、車両2の外部に排気を排出するテールパイプ7が接続される。本実施形態のテールパイプ7は、排気浄化装置5から流出した排気をタンク6よりも前方において車両2の左方へ向けて排出するように構成される。具体的には、テールパイプ7は、排気浄化装置5の後端部から左方へ延びる上流部7aと、上流部7aの左端から左斜め前方へ延びる中流部7bと、中流部7bの前端から左方へ延びる下流部7cとを有する。
テールパイプ7は、シャシフレーム3の下方に配置される。テールパイプ7は、上面視において、上流部7aと中流部7bとの境界部(屈曲部)7dが右のシャシフレーム3の後部3aと重なり、中流部7bと下流部7cとの境界部(屈曲部)7eが左のシャシフレーム3の傾斜部3bと重なるように設けられる。以下、上流部7aと中流部7bとの境界部7dを「上流屈曲部7d」ともいい、中流部7bと下流部7cとの境界部7eを「下流屈曲部7e」ともいう。
テールパイプ7は、上流部7aのうち、上流屈曲部7dの近傍の部分が図示しないブラケットを介して右のシャシフレーム3の後部3aに固定される。また、テールパイプ7は、中流部7bのうち、下流屈曲部7eの近傍の部分がブラケット1を介して左のシャシフレーム3の傾斜部3bに固定される。図2に示すように、ブラケット1は、左のシャシフレーム3の傾斜部3bから吊り下がるように設けられた板部材である。ブラケット1は、例えば鋼板が折り曲げ加工されることで形成される。なお、図2では、ブラケット1を見やすくするためにタンク6を省略している。
本実施形態のブラケット1は、その上端部1aおよび下端部1bがいずれも平板状に形成されているとともに、上端部1aおよび下端部1bを繋ぐ中間部1cが捻れた帯状に形成されている。ブラケット1において、上端部1aは、シャシフレーム3に取り付けられるフレーム側取付部として機能し、下端部1bは、テールパイプ7に取り付けられるパイプ側取付部として機能する。また、ブラケット1において、中間部1cは、シャシフレーム3から伝達される様々な方向の応力を吸収する捻り部として機能する。
ブラケット1の上端部1aは、左のシャシフレーム3の傾斜部3bにおける外側面(左右方向の外方を向く表面)に当接配置され、二つのボルト11でこのシャシフレーム3に取り付けられている。一方、ブラケット1の下端部1bは、テールパイプ7の中流部7bに外嵌された環状のクランプ8を介してテールパイプ7に取り付けられている。なお、クランプ8は、ボルト12により、テールパイプ7の中流部7bの外周を囲んだ状態に固定されているとともに、他のボルト13により、ブラケット1の下端部1bに取り付けられている。
本実施形態のブラケット1の中間部1cは、上下方向に延びる仮想的な軸Cまわりに略180°捻れた形状である。したがって、ブラケット1において、上端部1aの外側面(左右方向の外方を向く表面)を下方へ辿っていくと、下端部1bの内側面(左右方向の内方を向く表面)に到達する。
ブラケット1は、このように中間部1cが捻れているため、中間部1cが捻れていない場合(例えば、中間部1cが上端部1aおよび下端部1bをまっすぐに繋ぐ平板状である場合)と比べて、体積および表面積が拡大されている。これにより、ブラケット1は、強度および剛性が高められている。
[2.作用および効果]
前述したブラケット1は、シャシフレーム3に取り付けられる上端部1aとテールパイプ7に取り付けられる下端部1bとを繋ぐ中間部1cが捻れた帯状に形成されているため、中間部1cで様々な方向の応力を吸収できる。したがって、ブラケット1によれば、様々な方向の応力に耐えることができる。
また、ブラケット1は、中間部1cが捻れていることで、例えば中間部1cが平板状である場合と比べて、体積および表面積が拡大されるため、強度および剛性を高めることができる。ブラケット1では、これらにより応力集中が緩和されるため、破損を回避しやすくすることができる。
なお、シャシフレーム3の傾斜部3bは前後方向および左右方向に対して傾斜して延びているため、ブラケット1の上端部1aが傾斜部3bに取り付けられる場合、ブラケット1はシャシフレーム3から様々な方向の応力を受けるが、本実施形態のブラケット1によれば、前述したように中間部1cが捻れていることで様々な方向の応力に耐えられるため、上端部1aが傾斜部3bに取り付けられる場合であっても、テールパイプ7をシャシフレーム3に安定して固定できる。
[3.変形例]
前述したブラケット1の形状および配置は一例である。ブラケット1は、上端部1aおよび下端部1bが平板状でなくてもよいし、中間部1cの捻れ角が略180°でなくてもよい。なお、ブラケット1の中間部1cの捻れ角は、テールパイプ7とシャシフレーム3との位置関係に応じて適宜設定されればよい。また、ブラケット1は、上端部1aがシャシフレーム3の傾斜部3b以外の部位に取り付けられてもよいし、下端部1bがテールパイプ7の中流部7b以外の部位に取り付けられてもよい。さらに、ブラケット1は、下端部1bが前述したクランプ8を介さずにテールパイプ7に直接取り付けられてもよい。
前述したテールパイプ7の形状および配置も一例である。テールパイプ7の形状および配置は、排気浄化装置5の位置や、車両2に設けられる他部材(例えばタンク6)の位置等に応じて適宜設定されればよい。
なお、前述した実施形態では、テールパイプ7を左のシャシフレーム3に固定するためのブラケット1を例示したが、ブラケット1は、テールパイプ7を右のシャシフレーム3に固定する場合も同様に適用可能である。この場合も、ブラケット1によれば、シャシフレーム3から伝達される様々な方向の応力に耐えることができる。
1 ブラケット(テールパイプブラケット)
1a 上端部(フレーム側取付部)
1b 下端部(パイプ側取付部)
1c 中間部(捻り部)
2 車両
3 シャシフレーム
3a 後部
3b 傾斜部
3c 前部
4 エンジン
5 排気浄化装置
6 タンク
7 テールパイプ
7a 上流部
7b 中流部
7c 下流部
7d 上流屈曲部
7e 下流屈曲部
8 クランプ
11〜13 ボルト
C 軸

Claims (1)

  1. 車両のシャシフレームにテールパイプを固定するためのテールパイプブラケットであって、
    前記テールパイプに取り付けられるパイプ側取付部と、
    前記シャシフレームに取り付けられるフレーム側取付部と、
    前記パイプ側取付部および前記フレーム側取付部を繋ぐとともに、捻れた帯状に形成された捻り部と、を備えている
    ことを特徴とするテールパイプブラケット。
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