JP2010150947A - 排気系部材の支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱とサポート部材を一体化して支柱とサポート部材の部品点数を低減することができるとともに、支柱とサポート部材の取付け作業の作業性を向上させることができ、屈曲部が股開き方向に変形するのを抑制しつつ、排気系部材の振動が車体に伝達されるのを抑制することができる排気系部材の支持構造を提供すること。
【解決手段】両端部が排気管28の下流部分28aおよびサブマフラー24の上流部分24aの内周面に取付けられて排気管28の下流部分28aおよびサブマフラー24の上流部分24aの内周面を連結し、ステー41の延在方向略中央部である分割ステー42、43の他端部42b、43bに、ボルト45およびナット46によってサポート部材44のベース部44aを取付け、サポート部材44の上端部44cをサポートゴム47を介して車体フレーム48に取付けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、排気系部材の支持構造に関し、特に、排気管やマフラー等の排気系部材がサポートゴムを介して車体に支持される排気系部材の支持構造に関する。
従来から自動車等の車両に備えられた排気管、触媒コンバータ、マフラー等の排気系部材を車体に支持するための支持構造としては、例えば、図7に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図7において、排気系は、内燃機関から排出される排気ガスの流れる方向に沿ってエキゾーストマニホールド1、触媒コンバータ2、メインマフラー3、サブマフラー4、テールパイプ5が順次配置されるとともに、各々が排気管6〜8によって接続されており、これらエキゾーストマニホールド1、触媒コンバータ2、メインマフラー3、サブマフラー4、テールパイプ5および排気管6〜8が排気系部材を構成している。
また、排気管7およびサブマフラー4にはそれぞれサポート部材9、10が取付けられており、このサポート部材9、10は、一端部が排気管7およびサブマフラー4に溶接によって取付けられているとともに、他端部が図示しないサポートゴムに挿通されている。
サポートゴムには車体から延出するサポート部材が挿通されており、排気管7およびサブマフラー4は、サポート部材9、10およびサポートゴムを介して車体に弾性的に支持されている。
このため、内燃機関のローリング、ピッチング等による振動あるいは悪路走行時における振動を排気系が受けたときに、サポート部材9、10および車体から延出するサポート部材の間に設けられたサポートゴムが排気系の振動を抑制することができる。
ところで、排気系のレイアウトによっては、図8に示すように、排気管の一部を屈曲させる必要が生じることがある(例えば、特許文献2参照)。図8において、内燃機関から排出される排気ガスの流れる方向に沿って触媒コンバータ11、メインマフラー12およびサブマフラー13およびテールパイプ14が順次配置されるとともに、各々が排気管15a、15b、16a、16bによって接続されており、これら触媒コンバータ11、メインマフラー12、サブマフラー13、テールパイプ14および排気管15a、15b、16a、16bが排気系部材を構成している。
また、排気管15bおよび排気管16aにはそれぞれサポート部材17a、17bが溶接により取付けられており、サポート部材17a、17bの他端部は、サポートゴム18に挿通されている。
このサポートゴム18には車体から延出する図示しないサポート部材が挿通されており、排気管15bおよび排気管16aは、それぞれサポート部材17a、17bおよびサポートゴム18を介して車体に弾性的に支持されている。
また、排気管16bは、排気系のレイアウトによって排気管16bが周辺部材と干渉を避ける等の理由により屈曲している。
このような構成を有する排気系部材の支持構造にあっては、排気管16aが屈曲しているため、排気系の振動に伴って排気管16bが股開きする方向に変形することが考えられる。このため、排気管16aおよびサブマフラー13の内周面を支柱であるステー19によって連結することにより、排気管16bが股開きするのを防止することが考えられる。
特開2001−221043号公報 特開平5−248236号公報
しかしながら、特許文献2に示すような排気系部材の支持構造にあっては、屈曲する排気管16bにステー19を設けた場合に、ステー19とサポート部材17とが別構成になるため、排気系部材の部品点数が増大してしまうとともに、ステー19とサポート部材17を排気管16aおよびメインマフラー12に個別に溶接する必要があり、排気系部材の製造作業の作業性が悪化してしまう。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、支柱とサポート部材を一体化して支柱とサポート部材の部品点数を低減することができるとともに、支柱とサポート部材の取付け作業の作業性を向上させることができ、屈曲部が股開き方向に変形するのを抑制しつつ、排気系部材の振動が車体に伝達されるのを抑制することができる排気系部材の支持構造を提供することを目的とする。
本発明に係る排気系部材の支持構造は、上記目的を達成するため、(1)内燃機関から排出された排気ガスが導入され、排気経路の一部が屈曲する屈曲部を有する排気系部材を車体に弾性的に支持する排気系部材の支持構造であって、両端部が前記屈曲部の内周面に取付けられて前記屈曲部の内周面を連結し、延在方向略中央部に取付け部が形成された支柱と、一端部が前記支柱の前記取付け部に取付けられ、他端部がサポートゴムを介して前記車体に連結されるサポート部材とを含んで構成されるものから構成されている。
この構成により、支柱の延在方向略中央部に設けられた取付け部にサポート部材の一端部が取付けられ、サポート部材の他端部がサポートゴムを介して車体に取付けられるので、支柱とサポート部材を一体化することができる。
このため、支柱の両端部を溶接等によって屈曲部の内周面に取付けることで、支柱およびサポート部材を排気系部材に取付けることができ、支柱とサポート部材の部品点数を低減することができるとともに、支柱とサポート部材の取付け作業の作業性を向上させることができる。
また、排気系部材が振動する場合には、支柱の延在方向略中央部が支柱の両端部の排気系部材の変位の節(中心)になることが考えられるので、支柱の延在方向略中央部から排気系部材に近くなる方向にサポート部材を取付けた場合には、支柱のサポート部材の取付け位置から離隔する方向の排気系部材が大きく変位してしまい、排気系部材の振動が車体に伝達され易くなってNV(ノイズ・アンド・バイブレーション)性能、すなわち、振動音および振動の抑制性能が低くなってしまうことが考えられる。
本発明では、支柱の延在方向略中央部にサポート部材の一端部を取付けたので、排気系部材が振動するときに、支柱のサポート部材の取付け位置から排気系部材の位置までの離隔を短くすることができ、排気系部材の変位を少なくすることができる。このため、排気系部材の振動を車体に伝達され難くして、NV性能が低下するのを防止することができる。
この結果、屈曲部が股開き方向に変形するのを抑制しつつ、排気系部材の振動が車体に伝達されるのを抑制することができる。
本発明によれば、支柱とサポート部材を一体化して支柱とサポート部材の部品点数を低減することができるとともに、支柱とサポート部材の取付け作業の作業性を向上させることができ、屈曲部が股開き方向に変形するのを抑制しつつ、排気系部材の振動が車体に伝達されるのを抑制することができる排気系部材の支持構造を提供することができる。
以下、本発明に係る排気系部材の支持構造の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図6は、排気系部材の支持構造の一実施の形態を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、排気系部材20は、内燃機関から排出される排気ガスの流れる方向に沿ってエキゾーストマニホールド21、触媒コンバータ22、メインマフラー23、サブマフラー24、テールパイプ25が順次配置されるとともに、各々が排気管26〜29によって接続されており、これらエキゾーストマニホールド21、触媒コンバータ22、メインマフラー23、サブマフラー24、テールパイプ25および排気管26〜29が排気系部材20を構成している。
エキゾーストマニホールド21は、公知のように内燃機関のシリンダヘッドに取付けられており、排気ボートから排出される排気ガスが導入されるものである。
また、排気管27にはサポート部材30が取付けられており、このサポート部材30は、一端部が排気管27に溶接によって取付けられているとともに、他端部が図示しないサポートゴムに挿通されている。このサポートゴムは、車体フレームから延出するサポート部材の先端部に挿通されるようになっている。
一方、排気管29は、図2に示すように屈曲しており、排気管28にボールジョイント31を介して接続されている。このボールジョイント31は自身が変形することにより、中心軸O周りに排気管28、29を回動自在に支持している。
図3は、ボールジョイント31の構成を示す図である。図3において、ボールジョイント31は、排気管28の下流端部が嵌合される円筒部材32を有しており、この円筒部材32の外周部にはフランジ33が設けられている。
また、ボールジョイント31は、排気管29の上流端部が嵌合される嵌合部34aおよび嵌合部34aから排気管28側に向かって外方に広がるように湾曲する湾曲部34bを有する円筒部材34を有しており、この円筒部材34の外周部にはフランジ35が設けられている。
また、円筒部材34の湾曲部34bの内周面には排気管28の外周面を取り囲むようにしてシールリング36が設けられており、円筒部材32および円筒部材34は、シールリング36を挟んで対向している。
また、フランジ33およびフランジ35は、ボルト38をフランジ35の挿通孔35aに挿通し、フランジ33側からナット39で締結することによって連結されており、フランジ35とボルト38のヘッドとの間にコイルスプリング37が圧縮された状態で装着されている。また、ボルト38はフランジ35の挿通孔35aに挿通されており、挿通孔35aとの間に隙間が形成されている。
したがって、コイルスプリング37の付勢力によりフランジ33とフランジ35とはシールリング36を挟み込む方向に付勢され、円筒部材34の湾曲部34bの内周面とシールリング36とが圧接される。
このような構成を有するボールジョイント31にあっては、シールリング36の外周面が円筒部材34の湾曲部34bの内周面と当接するため、シールリング36と湾曲部34bの内周面とが摺動することによってボルト38とフランジ部35の挿通孔35aの隙間の大きさに応じて円筒部材32および円筒部材34が摺動する。
このとき、ボールジョイント31は全体として中心軸Oを境にして図3の紙面の前後方向(図2のB1方向)に揺動するため、排気管28と排気管29とを相対的に揺動させるようになっている。
すなわち、ボールジョイント31が中心軸Oを境に図3の紙面の前後方向に揺動することにより、排気管28から排気管29に伝達される振動を吸収してサブマフラー24に内燃機関からの振動が伝達するのを抑制するようになっている。
このとき、ボールジョイント31の回動に伴って排気管28、29がボールジョイント31を境に図2中、B1方向に揺動するため、触媒コンバータ22およびメインマフラー23とサブマフラー24とを相対的に変位させるようになっている。
また、中心軸Oを境に円筒部材32および円筒部材34が摺動することに加えて、円筒部材32および円筒部材34の摺動時のシールリング36と湾曲部34bの摩擦やシールリング36自体の弾性変形、あるいはコイルスプリング37の弾性変形等により、内燃機関から排気管28、29を介してサブマフラー24に伝達される振動を吸収している。
また、屈曲する排気管29の下流側にサブマフラー24が取付けられているため、サブマフラー24は、車幅方向に延在するようになっている。本実施の形態では、エキゾーストマニホールド21、触媒コンバータ22、メインマフラー23、サブマフラー24、テールパイプ25および排気管26〜29からなる排気系部材20は、排気経路の一部である排気管29の部分において屈曲するようになっており、排気管29と、排気管28の下流部分28aと、サブマフラー24の上流部分24aとが屈曲部を構成している。
また、触媒コンバータ22およびメインマフラー23は、車両の前後方向に設置されており、サブマフラー24は、車両の幅方向(左右方向)に設置されている。
図4に示すように、屈曲部の内周面に対応する排気管28の下流部分28aの内周面とサブマフラー24の上流部分24aの内周面は、支柱としてのステー41によって連結されている。
ステー41は、丸棒からなる一対の分割ステー42、43から構成されており、分割ステー42の一端部42aが排気管28の下流部分28aに溶接によって接合され、分割ステー43の一端部43aがサブマフラー24の上流部分24aに溶接によって接合されている。
また、分割ステー42、43は、他端部42b、43bが板状に形成されることにより、上下方向に重ねられるようになっており、分割ステー42、43の他端部42b、43bにはそれぞれ一対のボルト挿通孔42c、43cが形成されている。分割ステー42の他端部42bの上面にはサポート部材44の一端部であるベース部44aが載置されており、このベース部44aには一対のボルト挿通孔44bが形成されている。
サポート部材44および分割ステー42、43は、ボルト挿通孔42c、43c、44bにボルト45が挿通され、このボルト45がナット46に螺合されることにより、ベース部44aおよび分割ステー43に分割ステー42が挟持されるように一体化される。
すなわち、ステー41の両端部が排気管28の下流部分28aの内周面とサブマフラー24の上流部分24aの内周面に溶接されており、分割ステー42、43の他端部42b、43bであるステー41の延在方向略中央部が取付け部を構成している。
図4、図5に示すように、サポート部材44の他端部である上端部44cは、サポートゴム47の挿通孔47aに挿通されており、このサポートゴム47は、楕円形状に形成され、挿通孔47aの上部に形成された挿通孔47bに車体としての車体フレーム48から延出するサポート部材49の先端部が挿通されている。なお、車体フレーム48としては、サイドメンバ、クロスメンバ、あるいはサイドメンバとクロスメンバ上に設けられたフレーム部材等がある。
また、図1に示すように、サポート部材30の先端部は、サポートゴム47と同一形状のサポートゴム47の挿通孔47aに挿通されており、このサポートゴム47の挿通孔47bにも車体フレーム48から延出するサポート部材49の先端部が挿通されている。
したがって、排気系部材20は、サポート部材30、44がサポートゴム47を介して車体フレーム48に弾性的に支持されている。
次に、作用を説明する。
このような構成を有する排気系部材20の支持構造にあっては、内燃機関からエキゾーストマニホールド21、排気管26、触媒コンバータ22、排気管27、メインマフラー23および排気管28、29を介してサブマフラー24に内燃機関のピッチング方向の振動が伝達されると、触媒コンバータ22およびメインマフラー23が車両の前後方向の軸Cが上下に傾斜するように変位する。
また、内燃機関からエキゾーストマニホールド21、排気管26、触媒コンバータ22、排気管27、メインマフラー23および排気管28、29を介してサブマフラー24に内燃機関のローリング方向の振動が伝達されると、触媒コンバータ22およびメインマフラー23が車両の前後方向の軸C周りに回動する。
図1に示すように、排気管28は、メインマフラー23から幅方向に延在し、ボールジョイント31を介して屈曲する排気管29に連結されるため、排気管28からボールジョイント31を介して排気管29に捩じれ方向の振動が伝達されることになり、ボールジョイント31の円筒部材32および円筒部材34が摺動することにより、排気管28と排気管29とを揺動させる。
実際には、ボールジョイント31が図3の中心軸O周りに矢印B1方向に揺動することにより、排気管28から排気管29に伝達される捩じれ方向の振動を緩和してサブマフラー24に内燃機関からの振動を伝達することになる。
このとき、排気管28に対する排気管29の回動によって排気管29に捩じれ方向に力が作用するため、サブマフラー24は、図2に示すように軸O1周りにM方向に回動するが、サポート部材44の上端部44cがサポートゴム47を介して車体フレーム48のサポート部材49に連結されているため、内燃機関の振動がサブマフラー24を介して車体フレーム48に伝達されてしまうのを抑制することができる。
また、サブマフラー24の共振振動や悪路走行時に、サブマフラー24が振動したときに、サブマフラー24の振動が車体フレーム48に伝達されてしまうことも抑制することができる。
また、本実施の形態では、排気管28の下流部分28aの内周面とサブマフラー24の上流部分24aの内周面がステー41によって連結されているため、サブマフラー24がM方向に揺動する際に、屈曲形状を有する排気管29が股開き方向に変形するのを抑制することができるとともに、分割ステー42、43が丸棒から構成されるので、サブマフラー24が軸O1周りにM方向に回動したときの分割ステー42、43の捩じれ方向の回動量を大きくすることができ、換言すれば、分割ステー42、43の捩じれ方向の回動を充分に許容することができる。このため、ボールジョイント31の回動を許容することができ、排気管28から排気管29に伝達される振動を緩和させることができる。
一方、サブマフラー24が振動する場合には、ステー41の延在方向略中央部である分割ステー42、43の他端部42a、42bが、排気管28およびサブマフラー24の変位の節(中心)になることが考えられる。
ここで、図6(a)に示すように、ステー41の延在方向略中央部O2から排気管28に近くなる方向にサポート部材44のベース部44aを取付けた場合には、ステー41のベース部44aの取付け位置から離隔する方向のサブマフラー24が上下方向に大きく変位してしまい、サブマフラー24の振動が車体フレーム48に伝達され易くなって、NV(ノイズ・アンド・バイブレーション)性能、すなわち、振動音および振動の抑制性能が低くなってしまうことが考えられる。
本実施の形態では、ステー41の延在方向略中央部にサポート部材44のベース部44aをボルト45およびナット46によって取付けたので、図6(b)に示すように、サブマフラー24が上下方向に振動するときに、ステー41のベース部44aの取付け位置からサブマフラー24の位置までの離隔を短くすることができ、排気管28およびサブマフラー24の変位を少なくすることができる。このため、サブマフラー24の振動を車体に伝達され難くして、NV性能が低下するのを防止することができる。
このように本実施の形態では、両端部が排気管28の下流部分28aおよびサブマフラー24の上流部分24aの内周面に取付けられて排気管28の下流部分28aおよびサブマフラー24の上流部分24aの内周面を連結し、ステー41の延在方向略中央部である分割ステー42、43の他端部42b、43bに、ボルト45およびナット46によってサポート部材44のベース部44aを取付け、サポート部材44の上端部44cをサポートゴム47を介して車体フレーム48に取付けたので、ステー41とサポート部材44とを一体化することができる。
このため、ステー41の両端部を溶接等によって排気管28の下流部分28aの内周面とサブマフラー24の上流部分24aの内周面に取付けることで、ステー41およびサポート部材44を排気管28およびサブマフラー24に取付けることができ、ステー41とサポート部材44の部品点数を低減することができるとともに、ステー41とサポート部材44の取付け作業の作業性を向上させることができる。
本実施の形態では、このような一体化されたステー41およびサポート部材44によって屈曲形状を有する排気管29が股開き方向に変形するのを抑制しつつ、排気系部材20の振動が車体フレーム48に伝達されるのを抑制することができる。
なお、本実施の形態では、排気管28の下流側と排気管29の上流側にボールジョイント31を介装しているが、このボールジョイント31は、無くてもよい。また、本実施の形態では、ステー41の延在方向略中央部にサポート部材44のベース部44aをボルト45およびナット46によって取付けているが、ボルト45およびナット46に代えて、ステー41の延在方向略中央部にサポート部材44のベース部44aを溶接によって接合してもよい。
また、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明に係る排気系部材の支持構造は、支柱とサポート部材を一体化して支柱とサポート部材の部品点数を低減することができるとともに、支柱とサポート部材の取付け作業の作業性を向上させることができ、屈曲部が股開き方向に変形するのを抑制しつつ、排気系部材の振動が車体に伝達されるのを抑制することができるという効果を有し、排気管やマフラー等の排気系部材がサポートゴムを介して車体に支持される排気系部材の支持構造等として有用である。
本発明に係る排気系部材の支持構造の一実施の形態を示す図であり、排気系部材の支持構造を備えた排気系部材の構成図である。 本発明に係る排気系部材の支持構造の一実施の形態を示す図であり、屈曲部および屈曲部の周囲の支持構造を示す図である。 本発明に係る排気系部材の支持構造および一実施の形態を示す図であり、図2のA−A方向矢視断面図である。 本発明に係る排気系部材の支持構造および一実施の形態を示す図であり、ステー、サポート部材およびサポートゴムの正面図である。 本発明に係る排気系部材の支持構造および一実施の形態を示す図であり、サポート部材およびサポートゴムの側面図である。 本発明に係る排気系部材の支持構造および一実施の形態を示す図であり、(a)は、ステーに対するサポート部材の取付け位置を変更した場合のサブマフラーと排気管の変位を示す図、(b)は、ステーに対するサポート部材の取付け位置を本実施の形態とした場合のサブマフラーと排気管の変位を示す図である。 従来の排気系部材の支持構造を備えた排気系部材の構成図である。 従来の他の構成の排気系部材の支持構造を備えた排気系部材の全体構成図である。
符号の説明
20 排気系部材
21 エキゾーストマニホールド(排気系部材)
22 触媒コンバータ(排気系部材)
23 メインマフラー(排気系部材)
24 サブマフラー(排気系部材)
25 テールパイプ(排気系部材)
26〜29 排気管(排気系部材)
41 ステー(支柱)
42b、43b 分割ステーの他端部(取付け部)
44 サポート部材
47 サポートゴム
48 車体フレーム(車体)

Claims (1)

  1. 内燃機関から排出された排気ガスが導入され、排気経路の一部が屈曲する屈曲部を有する排気系部材を車体に弾性的に支持する排気系部材の支持構造であって、
    両端部が前記屈曲部の内周面に取付けられて前記屈曲部の内周面を連結し、延在方向略中央部に取付け部が形成された支柱と、一端部が前記支柱の前記取付け部に取付けられ、他端部がサポートゴムを介して前記車体に連結されるサポート部材とを含んで構成されることを特徴とする排気系部材の支持構造。
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