JP4935485B2 - 電子制御機器 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば機能設定毎に現在設定値の初期値を初期値メモリに記憶しておき、この初期値メモリに記憶中の初期値に基づき現在設定値を変更して現在設定値メモリに記憶し、この記憶中の現在設定値に基づき、各種制御動作を実行する、例えばFA(工場自動化)システムに使用される温度調節器、タイマカウンタやデジタルパネルメータ等の電子制御機器に関する。
図7は近年の電子制御機器として本出願人が提案した温度調節器内部の概略構成を示すブロック図である。
図7に示す温度調節器100としては、例えば制御盤の盤面にオンパネル構造で配置し、機能設定毎に、例えば工場出荷時に設定値の初期値を記憶した初期値メモリ101と、この初期値メモリ101に記憶中の機能設定毎の初期値に基づき、同機能設定の現在設定値を記憶する現在設定値メモリ102と、現在設定値メモリ102に記憶中の機能設定毎の現在設定値を表示する表示部103と、様々なコマンドを入力する操作部104と、初期値メモリ101及び現在設定値メモリ102をメモリ制御するメモリ制御部105と、表示部103を表示制御する表示制御部106と、この温度調節器100全体を制御する制御部107とを有し、制御部107は、操作部104の所定表示操作を検出する度に、現在設定値メモリ102に記憶中の機能設定毎の現在設定値を順次読み出し、この読み出した現在設定値の設定画面を、機能設定毎に表示部103に表示すると共に、この現在設定値メモリ102に記憶中の機能設定毎の現在設定値に基づき、各種機能動作を実行するものである(例えば非特許文献1参照)。
また、制御部107は、例えば機能設定Aの初期値を“1000”、機能設定Bの初期値を“1000”、機能設定Cの初期値を“1000”、機能設定Dの初期値を“1000”とした場合、初期設定時では、操作部104の所定表示操作を検出する度に、現在設定値メモリ102から機能設定毎の現在設定値を順次読み出し、この順次読み出した機能設定毎の現在設定値の設定画面、図8に示すように機能設定Aの現在設定値“1000”の設定画面(ステップS101)→機能設定Bの現在設定値“1000”の設定画面(ステップS102)→機能設定Cの現在設定値“1000”の設定画面(ステップS103)→機能設定Dの現在設定値“1000”の設定画面(ステップS104)→…といった具合に、表示制御部106を通じて機能設定毎の設定画面を表示部103に順次切替表示することになる。
また、制御部107は、複数の機能設定の内、例えば機能設定Aの現在設定値を変更する場合、操作部104の所定表示操作に応じて機能設定Aの設定画面を表示部103に表示し、この設定画面上で機能設定Aの現在設定値を“1000”から“1234”に変更し、この変更後の現在設定値を、メモリ制御部105を通じて機能設定Aの現在設定値として現在設定値メモリ102に記憶更新することになる。
さらに、制御部107は、例えば機能設定A及び機能設定Cの現在設定値を変更した場合、現在設定値メモリ102内に機能設定A及び機能設定Cの変更後の現在設定値を記憶更新していることになるため、操作部104の所定表示操作を検出する度に、現在設定値メモリ102から機能設定毎の現在設定値を順次読み出し、この順次読み出した機能設定の現在設定値の設定画面、図9に示すように機能設定Aの現在設定値“1234”の設定画面(ステップS111)→機能設定Bの現在設定値“1000”の設定画面(ステップS112)→機能設定Cの現在設定値“1200”の設定画面(ステップS113)→機能設定Dの現在設定値“1000”の設定画面(ステップS114)→…といった具合に、表示制御部106を通じて機能設定毎の設定画面を表示部103に順次切替表示することになる。
このような近年の温度調節器100によれば、複数の機能設定から任意の機能設定の現在設定値を設定画面上で変更する場合、機能設定毎に現在設定値を現在設定値メモリ102から順次読み出し、この順次読み出した機能設定毎の設定画面を表示部103に順次切替表示し、変更対象の機能設定の設定画面を表示した際に、この表示中の設定画面上で機能設定の現在設定値を変更し、この変更した現在設定値を現在設定値メモリ102に記憶更新するようにしたので、温度調節器100側のユーザは、現在設定値メモリ102に記憶中の機能設定毎の現在設定値を同機能設定の初期値に基づき変更することができる。
オムロン株式会社、"サーマックNEO形E5CN/E5CN−U/E5EN/E5AN/E5GN操作編"、[online]、平成18年6月、オムロン株式会社、[平成19年4月17日検索]、インターネット<URL:http://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/cat/e5cn_e5en_e5an_e5gn_2.pdf>
しかしながら、このような近年の温度調節器100においては、高機能化に伴って機能設定毎の初期値(現在設定値)の設定個数が増大していることから、図8に示すように機能設定Aの設定画面→機能設定Bの設定画面→機能設定Cの設定画面→…といった具合に機能設定毎に設定画面を切替表示する操作ステップも増大し、例えば初期値と異なる現在設定値に変更したことに伴うトラブルが発生した場合、どの機能設定の現在設定値を変更したか否かを機能設定毎に設定画面を切替表示することで確認することになるが、初期値と異なる現在設定値に変更した機能設定を確認する場合、設定画面上の現在設定値と初期値とをユーザ自身が見比べて確認する必要があるため、その確認作業は非常に手間がかかる。
また、温度調節器100に、例えばパソコン端末を接続し、同パソコン端末の端末画面上で機能設定毎の現在設定値を一覧表示することも考えられるが、初期値と異なる現在設定値に変更したことに伴うトラブルが発生した場合、どの機能設定の現在設定値を変更したか否かを確認するには、わざわざ温度調節器100にパソコン端末を接続する接続作業を要し、しかも、仮に機能設定毎の現在設定値を端末画面上で一覧表示できたとしても、初期値と異なる現在設定値に変更した機能設定を確認する場合、端末画面上で現在設定値と初期値とをユーザ自身が見比べて確認する必要があるため、その確認作業は非常に手間がかかる。
本発明は上記点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、特別な機器を要することなく、複数の機能設定から初期値(基準値)と異なる現在設定値に変更した機能設定を確認するユーザの作業負担を大幅に軽減することができる電子制御機器を提供することにある。
上記目的を達成するために本願請求項1記載の電子制御機器は、機能設定毎に基準値を記憶する基準値記憶手段と、この基準値記憶手段に記憶中の前記機能設定の基準値に基づき、同機能設定の現在設定値を記憶する現在設定値記憶手段と、前記現在設定値記憶手段に記憶中の前記機能設定の現在設定値を変更する現在設定値変更手段と、この現在設定値変更手段にて変更した前記機能設定の現在設定値を前記現在設定値記憶手段に記憶更新する記憶更新手段と、前記現在設定値記憶手段に記憶中の前記機能設定の現在設定値に基づき、制御動作を実行する制御手段とを有し、前記制御手段は、所定操作に応じて、前記現在設定値記憶手段に記憶中の前記機能設定の現在設定値を表示手段に表示する電子制御機器であって、前記現在設定値記憶手段に記憶中の前記機能設定の現在設定値を前記表示手段に表示する場合、同機能設定の基準値を前記基準値記憶手段から読み出し、この読み出した同機能設定の基準値と、同機能設定の現在設定値とを比較する比較手段と、この比較手段にて同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を報知する報知手段とを有して構成しており、加えて、前記制御手段が、第1所定操作に応じて、前記現在設定値記憶手段に記憶中の機能設定毎の現在設定値を順次読み出し、この読み出した現在設定値を前記表示手段に順次表示すると共に、第2所定操作に応じて、前記現在設定値記憶手段に記憶中の機能設定毎の現在設定値を前記表示手段に順次表示する際に、前記比較手段にて同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合にのみ、同機能設定の現在設定値を前記表示手段に順次表示するようにした。
従って、本願請求項1記載の電子制御機器によれば、前記現在設定値記憶手段に記憶中の前記機能設定の現在設定値を前記表示手段に表示する場合、同機能設定の基準値を前記基準値記憶手段から読み出し、この読み出した同機能設定の基準値と、同機能設定の現在設定値とを比較し、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を報知するようにしたので、電子制御機器側のユーザは、報知内容に基づき、特別な機器を要することなく、複数の機能設定から基準値と異なる現在設定値に変更した機能設定を確認する作業負担を大幅に軽減することができる。
また、本願請求項記載の電子制御機器によれば、1所定操作に応じて、前記現在設定値記憶手段に記憶中の機能設定毎の現在設定値を順次読み出し、この読み出した現在設定値を前記表示手段に順次表示すると共に、第2所定操作に応じて、前記現在設定値記憶手段に記憶中の機能設定毎の現在設定値を前記表示手段に順次表示する際に、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合にのみ、同機能設定の現在設定値を前記表示手段に順次表示するようにしたので、電子制御機器側のユーザは、第1所定操作に応じて機能設定毎の現在設定値を順次認識することができると共に、第2所定操作に応じて基準値と異なる現在設定値に変更した機能設定を容易に順次認識することができる。

また、本願請求項3記載の電子制御機器は、本願請求項1又は2記載の構成に加えて、前記報知手段は、前記比較手段にて前記機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を前記表示手段に識別表示させるようにした。
従って、本願請求項3記載の電子制御機器によれば、本願請求項1又は2記載の効果に加えて、前記機能設定の現在設定値が同機能設定値の基準値と異なる場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を表示手段に識別表示させるようにしたので、電子制御機器側のユーザは、表示手段の識別表示で、複数の機能設定から基準値と異なる現在設定値に変更した機能設定を確認する作業負担を大幅に軽減することができる。
また、本願請求項4記載の電子制御機器は、本願請求項3記載の構成に加えて、前記報知手段は、前記機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨をステータス表示で前記表示手段に識別表示させるようにした。
従って、本願請求項4記載の電子制御機器によれば、本願請求項3記載の効果に加えて、前記機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨をステータス表示で前記表示手段に識別表示させるようにしたので、電子制御機器側のユーザは、ステータス表示で、複数の機能設定から基準値と異なる現在設定値に変更した機能設定を確認する作業負担を大幅に軽減することができる。
また、本願請求項5記載の電子制御機器は、本願請求項3記載の構成に加えて、前記報知手段は、前記機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を表示色変化で前記表示手段に識別表示させるようにした。
従って、本願請求項5記載の電子制御機器によれば、本願請求項3記載の効果に加えて、前記機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を表示色変化で前記表示手段に識別表示させるようにしたので、電子制御機器側のユーザは、表示手段の表示色変化で、複数の機能設定から基準値と異なる現在設定値に変更した機能設定を確認する作業負担を大幅に軽減することができる。
また、本願請求項6記載の電子制御機器は、本願請求項1又は2記載の構成に加えて、前記報知手段は、前記比較手段にて前記機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を音響出力するようにした。
従って、本願請求項6記載の電子制御機器によれば、本願請求項1又は2記載の効果に加えて、前記機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を音響出力するようにしたので、電子制御機器側のユーザは、音響出力で、複数の機能設定から基準値と異なる現在設定値に変更した機能設定を確認する作業負担を大幅に軽減することができる。
上記のように構成された本発明の電子制御機器によれば、前記現在設定値記憶手段に記憶中の前記機能設定の現在設定値を前記表示手段に表示する場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を報知するようにしたので、電子制御機器側のユーザは、報知内容に基づき、特別な機器を要することなく、複数の機能設定から基準値と異なる現在設定値に変更した機能設定を確認する作業負担を大幅に軽減することができる。
以下、図面に基づいて本発明の電子制御機器に関わる実施の形態を示す温度調節器について説明する。図1は本実施の形態を示す温度調節器内部の概略構成を示すブロック図、図2は同温度調節器の正面図である。
図1に示す温度調節器1は、例えば図示せぬヒータの温度を検出し、この検出温度が目標温度となるようにヒータを温度制御する温度調節機能を備え、機能設定毎に初期値を記憶した初期値メモリ11と、この初期値メモリ11に記憶中の機能設定の初期値に基づき、同機能設定の現在設定値を記憶する現在設定値メモリ12と、様々な情報を表示する表示部13と、様々な情報を入力する操作部14と、初期値メモリ11及び現在設定値メモリ12をメモリ制御するメモリ制御部15と、表示部13を表示制御する表示制御部16と、この温度調節器1全体を制御する制御部17とを有している。
初期値メモリ11は、例えば工場出荷時に設定した機能設定毎の初期値を記憶した、例えば不揮発性メモリに相当するものである。
現在設定値メモリ12は、温度調節器1の運転時に使用する機能設定毎の現在設定値を記憶するランダムアクセスメモリに相当し、初期設定時では、初期値メモリ11に記憶中の機能設定毎の初期値を読み出し、この読み出した機能設定毎の初期値を現在設定値として記憶するものである。
制御部17は、温度調節機能の制御を司る温調制御部17Aと、操作部14を通じて現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定の現在設定値を変更する設定値変更部17Bと、操作部14を通じて現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定の現在設定値を表示部13に表示する場合、メモリ制御部15を通じて同機能設定の初期値を初期値メモリ11から読み出し、この読み出した機能設定の初期値と同機能設定の現在設定値とを比較する比較部17Cとを有している。
温調制御部17Aは、現在設定値メモリ12に記憶中の現在設定値に基づき、機能設定毎に各種制御動作を実行するものである。例えば機能設定がヒータの温度調節機能設定の場合、温調制御部17Aは、ヒータの検出温度が目標温度(現在設定値)となるようにヒータを駆動制御するものである。
制御部17は、操作部14を通じて現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定の現在設定値を順次読み出し、この読み出した機能設定毎の現在設定値を含む設定画面を表示部13に順次表示するものである。
制御部17は、機能設定毎の設定画面を表示部13に順次表示する場合、比較部17Cを通じて同機能設定に対応する初期値を初期値メモリ11から読み出し、この読み出した同機能設定の初期値と同機能設定の現在設定値とを比較し、同機能設定の現在設定値が機能設定の基準値と異なる場合、機能設定の現在設定値及び変更ステータスを含む設定画面を表示部13に表示するものである。
また、設定値変更部17Bは、機能設定毎の設定画面を表示部13に順次表示する場合、この表示部13に表示中の設定画面上の現在設定値を、操作部14を通じて変更し、メモリ制御部15を通じて、この変更した機能設定の現在設定値を現在設定値メモリ12に記憶更新するものである。
図2に示す温度調節器1の正面には、表示部13及び操作部14を配置し、操作部14は、設定レベルを切り替えるレベルキー14Aと、設定レベル内の各機能設定の設定画面を切り替えるモードキー14Bと、設定画面上で機能設定毎の現在設定値をアップ入力するアップキー14Cと、設定画面上で機能設定毎の現在設定値をダウン入力するダウンキー14Dとを有している。
レベルキー14Aは、各種運転レベルを変更するキー操作に相当し、各種運転レベルの内、機能設定毎の設定画面を表示する設定レベルを指定するものである。
モードキー14Bは、設定レベル内の複数の機能設定、例えばA機能設定→B機能設定→C機能設定→D機能設定→…の場合、同モードキー14Bのキー操作に応じて、図3に示すようにA機能設定の設定画面(ステップS1)→B機能設定の設定画面(ステップS2)→C機能設定の設定画面(ステップS3)→D機能設定の設定画面(ステップS4)…のように、機能設定毎に設定画面を表示部13に順次切替表示するキーに相当するものである。
アップキー14Cは、表示部13に表示中の設定画面上で機能設定の現在設定値の値をアップするキーに相当し、ダウンキー14Dは、表示部13に表示中の設定画面上で機能設定の現在設定値の値をダウンするキーに相当するものである。
制御部17は、通常設定レベル中のモードキー14Bのキー操作、すなわち第1表示操作を検出すると、メモリ制御部15を通じて、現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定の現在設定値を順次読み出し、この読み出した機能設定の現在設定値を含む設定画面を、表示制御部16を通じて表示部13に順次表示するものである。尚、通常設定レベルは、レベルキー14Aのキー操作で指定するものである。
制御部17は、モードキー14Bのキー操作に応じて現在設定値メモリ12から読み出した機能設定の現在設定値を読み出し、この機能設定の現在設定値を含む設定画面を表示部13に表示する際に、比較部17Cを通じて同機能設定の現在設定値が同機能設定の初期値と異なる場合、図3に示すように同機能設定の現在設定値51の他に変更ステータス52を含む設定画面(ステップS1参照)を表示部13に表示するものである。尚、図3のステップS1では、機能設定Aの初期値を“1000”とした場合、初期値変更後の現在設定値が“1234”であることから、現在設定値が初期値と異なるため、現在設定値51の他にステータス表示51を設定画面上に表示する例を示している。
また、制御部17は、比較部17Cを通じて同機能設定の現在設定値が同機能設定の初期値と同一の場合、現在設定値が初期値のままであると判断し、図3に示すように同機能設定の現在設定値51を含む設定画面(ステップS2参照)を表示部13に表示するものである。尚、図3のステップS2では、機能設定Bの初期値を“1000”とした場合、現在設定値が“1000”として初期値と同一であることから、現在設定値51を設定画面上に表示する例を示している。
また、制御部17の設定値変更部17Bは、任意の機能設定の現在設定値を含む設定画面を表示部13に表示中に、アップキー14C又はダウンキー14Dのキー操作、すなわち現在設定値変更操作を検出すると、同表示部13に表示中の現在設定値の値を変更した変更後の現在設定値の設定画面を表示部13に表示するものである。
さらに、制御部17は、変更後の現在設定値を表示部13に表示した後、再度、モードキー14Bのキー操作、すなわち変更確定操作を検出すると、メモリ制御部15を通じて、表示部13に表示中の変更後の現在設定値を現在設定値メモリ12に記憶更新した後、次の機能設定の現在設定値を現在設定値メモリ12から読み出し、この読み出した機能設定の現在設定値を含む設定画面を、表示制御部16を通じて表示部13に表示するものである。
また、制御部17は、特殊設定レベル中のモードキー14Bのキー操作、すなわち第2表示操作を検出すると、メモリ制御部15を通じて現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定の現在設定値を順次読み出し、この読み出した機能設定の現在設定値が初期値と異なる場合にのみ、同機能設定の設定画面を、表示制御部16を通じて表示部13に表示するものである。その結果、初期値と異なる現在設定値に関わる機能設定の設定画面のみを順次表示するものである。尚、特殊設定レベルは、レベルキー14Aのキー操作で指定するものである。
さらに、制御部17の設定値変更部17Bは、初期値と異なる現在設定値を含む設定画面を表示部13に表示中に、アップキー14C又はダウンキー14Dのキー操作、すなわち現在設定値変更操作を検出すると、同表示部13に表示中の設定画面上で現在設定値の値を変更した変更後の現在設定値を表示部13に表示するものである。
さらに、制御部17は、設定画面上で変更後の現在設定値を表示部13に表示した後、再度、モードキー14Bのキー操作、すなわち変更確定操作を検出すると、メモリ制御部15を通じて、表示部13に表示中の設定画面上の変更後の現在設定値を現在設定値メモリ12に記憶更新した後、次の機能設定の現在設定値を現在設定値メモリ12から読み出し、この読み出した現在設定値が初期値と異なる場合にのみ、同機能設定の設定画面を、表示制御部16を通じて表示部13に表示するものである。
尚、請求項記載の電子制御機器は温度調節器1、基準値記憶手段は初期値メモリ11、現在設定値記憶手段は現在設定値メモリ12、現在設定値変更手段は設定値変更部17B、記憶更新手段はメモリ制御部15、制御手段は制御部17、表示手段は表示部13、比較手段は比較部17C、報知手段は制御部17、表示制御部16及び表示部13に相当するものである。
次に本実施の形態を示す温度調節器1の動作について説明する。図4は本実施の形態に関わる第1現在設定値確認処理に関わる温度調節器1内の制御部17の処理動作を示すフローチャートである。
図4に示す第1現在設定値確認処理は、現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定の現在設定値を順次読み出し、この読み出した機能設定の現在設定値を含む設定画面を表示部13に表示する際に、同機能設定の現在設定値が初期値と異なる場合、同機能設定の現在設定値の他に変更ステータスを含む設定画面を表示部13に表示すると共に、同表示部13に表示中の設定画面上で機能設定の現在設定値を変更可能にした処理である。
図4において制御部17は、第1表示操作を検出したか否かを判定する(ステップS11)。尚、第1表示操作は、通常設定レベル中のモードキー14Bのキー操作に相当するものである。
制御部17は、第1表示操作を検出したのであれば、現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定の現在設定値を読み出し(ステップS12)、この読み出した現在設定値の機能設定に対応した初期値を初期値メモリ11から読み出し、この読み出した機能設定の初期値と、ステップS12にて読み出した同機能設定の現在設定値とを比較部17Cを通じて比較し(ステップS13)、同機能設定の現在設定値が初期値と異なるか否かを判定する(ステップS14)。
制御部17は、同機能設定の現在設定値が初期値と異なる場合、同機能設定の現在設定値51の他に変更ステータス52を含む設定画面(図3のステップS3参照)を表示部13に表示する(ステップS15)。尚、ユーザは、設定画面上の変更ステータス52で現在設定値が初期値と異なる機能設定であることを一目で認識することができる。
また、制御部17は、ステップS14にて機能設定の現在設定値が初期値と異ならない、すなわち同一の場合、同機能設定の現在設定値51を含む設定画面(図3のステップS4参照)を現在設定値通常表示として表示部13に表示する(ステップS16)。尚、ユーザは、設定画面上に変更ステータス52がないため、現在設定値が初期値のままの機能設定であることを一目で認識することができる。
また、制御部17は、ステップS15にて機能設定の現在設定値及び変更ステータスを含む設定画面を表示部13に表示した場合、又はステップS16にて機能設定の現在設定値を含む設定画面を表示部13に表示した場合、表示部13に現在表示中の設定画面上の機能設定の現在設定値に対する変更操作を検出したか否かを判定する(ステップS17)。尚、現在設定値変更操作は、アップキー14C又はダウンキー14Dのキー操作に相当するものである。
制御部17は、ステップS17にて表示部13に現在表示中の機能設定の現在設定値に対する変更操作を検出したのであれば、変更後の現在設定値を含む設定画面を表示部13に表示する(ステップS18)。尚、同設定画面を表示部13に表示する際に、変更後の現在設定値が初期値と異なる場合は現在設定値の他に変更ステータスを表示するようにしても良い。
制御部17は、ステップS17にて変更後の現在設定値を含む設定画面を表示部13に表示すると、設定画面上の変更後の現在設定値を確定する変更確定操作を検出したか否かを判定する(ステップS19)。尚、変更確定操作は、次の機能設定の現在設定値を含む設定画面を表示部13に切替表示するモードキー14Bのキー操作に相当するものである。
制御部17は、変更確定操作を検出すると、この設定画面上の変更後の機能設定の現在設定値を現在設定値メモリ12に更新し(ステップS20)、現在設定値メモリ12内に次の機能設定の現在設定値があるか否かを判定する(ステップS21)。
制御部17は、ステップS21にて次の機能設定の現在設定値がないと判定されると、現在設定値メモリ12内の全ての機能設定に関わる設定画面が表示されたものと判断し、この処理動作を終了する。
また、制御部17は、ステップS21にて次の機能設定の現在設定値があると判定されると、次の機能設定の現在設定値を現在設定値メモリ12から読み出すべく、ステップS12に移行する。
また、制御部17は、ステップS17にて表示部13に現在表示中の設定画面上の現在設定値に対する変更操作を検出したのでなければ、次の機能設定の設定画面の表示操作を検出したか否かを判定する(ステップS22)。尚、次の機能設定の設定画面の表示操作は、モードキー14Bのキー操作に相当するものである。
また、制御部17は、ステップS22にて次の機能設定の設定画面の表示操作を検出したのであれば、現在設定値メモリ12内に次の機能設定の現在設定値があるか否かを判定すべく、ステップS21に移行する。
また、制御部17は、ステップS22にて次の機能設定の設定画面の表示操作を検出したのでなければ、現在表示中の設定画面上の現在設定値の変更操作を監視すべく、ステップS17に移行する。
また、制御部17は、ステップS11にて第1表示操作を検出したのでなければ、この処理動作を終了する。
また、制御部17は、ステップS19にて変更確定操作を検出したのでなければ、現在表示中の設定画面上の現在設定値の変更操作を検出したか否かを監視すべく、ステップS17に移行する。
図4に示す第1現在設定値確認処理によれば、通常設定レベル中のモードキー14Bのキー操作を検出する度に、現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定の現在設定値を順次読み出し、この読み出した機能設定の現在設定値を含む設定画面を表示部13に順次表示するに際し、機能設定の現在設定値が初期値と異なる場合は同機能設定の現在設定値の他に変更ステータスを含む設定画面を表示部13に表示するようにしたので、温度調節器1側のユーザは、表示部13の設定画面上で機能設定毎の現在設定値を順次確認する際に、設定画面上の変更ステータスの有無で初期値を変更した現在設定値の機能設定を容易に確認することができる。
尚、図4に示す第1現在設定値確認処理においては、通常設定レベル中のモードキー14Bのキー操作を検出する度に、現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定の現在設定値を順次読み出し、この読み出した機能設定の現在設定値を含む設定画面を、初期値から変更後の現在設定値、初期値のままの現在設定値も含めて、全ての機能設定の設定画面を表示部13に順次表示するようにしたが、例えば機能設定が多く、初期値を変更した現在設定値の機能設定のみを確認したい場合、変更ステータスの有無に注目しながら、全機能設定の設定画面を順次確認する必要がある。
そこで、このような事態に対処する第2現在設定値確認処理について説明する。図5は第2現在設定値確認処理に関わる制御部17の処理動作を示すフローチャートである。
図5に示す第2現在設定値確認処理は、現在設定値メモリ12に記憶中の現在設定値に関わる全機能設定の設定画面を表示部13に順次表示するのではなく、現在設定値メモリ12に記憶中の全機能設定の現在設定値の内、初期値と異なる現在設定値に関わる機能設定の設定画面のみを表示部13に順次表示する処理である。
図5において制御部17は、第2表示操作を検出したか否かを判定する(ステップS31)。尚、第2表示操作は、特殊設定レベルでのモードキー14Bのキー操作に相当するものである。
制御部17は、第2表示操作を検出したのであれば、現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定の現在設定値を読み出し(ステップS32)、この読み出した現在設定値の機能設定に対応した初期値を初期値メモリ11から読み出し、この読み出した機能設定の初期値と、ステップS32にて読み出した現在設定値とを比較部17Cを通じて比較し(ステップS33)、同機能設定の現在設定値が初期値と異なるか否かを判定する(ステップS34)。
制御部17は、機能設定の現在設定値が初期値と異ならない場合、すなわち現在設定値が初期値と同一の場合、同機能設定の設定画面を表示する現在設定値通常表示を実行することなく、現在設定値メモリ12内に次の機能設定の現在設定値があるか否かを判定する(ステップS35)。
制御部17は、次の機能設定の現在設定値があると判定されると、次の機能設定の設定画面を表示する現在設定値通常表示を実行することなく、同機能設定の現在設定値を現在設定値メモリ12から読み出すべく、ステップS32に移行する。
また、制御部17は、ステップS34にて機能設定の現在設定値が初期値と異なる場合、同機能設定の現在設定値の他に変更ステータスを含む設定画面を表示部13に表示し(ステップS36)、現在表示中の設定画面上の現在設定値に対する変更操作を検出したか否かを判定する(ステップS37)。尚、変更操作は、アップキー14C又はダウンキー14Dのキー操作に相当するものである。
制御部17は、機能設定の現在設定値に対する変更操作を検出したのであれば、変更後の機能設定の現在設定値を含む設定画面を表示部13に表示する(ステップS38)。尚、同設定画面を表示部13に表示する際に、変更後の現在設定値が初期値と異なる場合は現在設定値の他に変更ステータスを表示するようにしても良い。
さらに、制御部17は、変更後の現在設定値の設定画面を表示部13に表示した後、設定画面上の変更後の機能設定の現在設定値を確定する変更確定操作を検出したか否かを判定する(ステップS39)。
制御部17は、設定画面上の変更後の現在設定値を確定する変更確定操作を検出したのであれば、変更後の機能設定の現在設定値を現在設定値メモリ12に更新し(ステップS40)、現在設定値メモリ12内に次の機能設定の現在設定値があるか否かを判定すべく、ステップS35に移行する。
また、制御部17は、ステップS37にて設定画面上の現在設定値に対する変更操作を検出したのでなければ、次の機能設定の設定画面を表示すべく、表示操作を検出したか否かを判定する(ステップS41)。尚、表示操作は、特殊設定レベル中のモードキー14Bのキー操作に相当するものである。
制御部17は、表示操作を検出したのであれば、現在設定値メモリ12内に次の機能設定の現在設定値があるか否かを判定すべく、ステップS35に移行する。
また、制御部17は、ステップS41にて表示操作を検出したのでなければ、現在表示中の設定画面上の現在設定値に対する変更操作を検出したか否かを監視すべく、ステップS37に移行する。
また、制御部17は、ステップS39にて設定画面上の変更後の現在設定値に対する変更確定操作を検出したのでなければ、現在表示中の設定画面上の現在設定値に対する変更操作を検出したか否かを判定すべく、ステップS37に移行する。
図5に示す第2現在設定値確認処理によれば、特殊設定レベル中のモードキー14Bのキー操作を検出する度に、現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定の現在設定値を順次読み出し、この読み出した現在設定値の内、初期値と異なる現在設定値に関わる機能設定の設定画面のみを表示部13に順次表示するようにしたので、温度調節器1側のユーザは、全機能設定の設定画面を順次表示するのではなく、図6に示すように機能設定Aの設定画面(ステップS51)→機能設定Bの設定画面(ステップS52)→機能設定Yの設定画面(ステップS53)→…といった具合に、初期値と異なる現在設定値に関わる機能設定の設定画面のみを表示部13に順次表示することになるため、初期値と異なる現在設定値の機能設定を迅速に確認することができる。
本実施の形態によれば、現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定毎の現在設定値を含む設定画面を表示部13に順次表示する場合、同機能設定の初期値を初期値メモリ11から読み出し、この読み出した同機能設定の初期値と、同機能設定の現在設定値とを比較し、同機能設定の現在設定値が同機能設定の初期値と異なる場合、同機能設定の現在設定値の他に変更ステータスを含む設定画面を表示部13に表示するようにしたので、温度調節器1側のユーザは、変更ステータスの有無に基づき、特別な機器を要することなく、複数の機能設定から初期値と異なる現在設定値に変更した機能設定を確認する作業負担を大幅に軽減することができる。
また、本実施の形態によれば、通常設定レベル中のモードキー14Bのキー操作を検出する度に、現在設定値メモリ12に記憶中の機能設定毎の現在設定値を順次読み出し、この読み出した現在設定値を含む設定画面を表示部13に順次表示すると共に、特殊設定レベル中のモードキー14Bのキー操作を検出する度に、機能設定毎の設定画面を表示部13に順次表示する際に、初期値と異なる現在設定値に関わる機能設定の設定画面のみを表示部13に順次表示するようにしたので、温度調節器1側のユーザは、通常設定レベル中のモードキー14Bのキー操作に応じて機能設定毎の現在設定値を順次認識することができると共に、特殊設定レベル中のモードキー14Bのキー操作に応じて初期値と異なる機能設定の現在設定値を迅速に認識することができる。
尚、上記実施の形態においては、機能設定毎に現在設定値が初期値と異なる場合、現在設定値51の他に変更ステータス52を含む設定画面を表示部13に表示するようにしたが、変更ステース52で識別表示するのではなく、例えば現在設定値を点滅表示して表示形態を変化させて識別表示、又は設定画面上の表示色を変化させて識別表示するようにしても良く、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、同様に、機能設定毎に現在設定値が初期値と異なる場合、現在設定値51の他に変更ステータス52を含む設定画面を表示部13に表示するようにしたが、変更ステータス52ではなく、ビープ音等で現在設定値が初期値と異なる旨を報知するようにしても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、上記実施の形態においては、基準値として工場出荷時に設定した初期値を例に上げて説明したが、例えばユーザが前回に設定した設定値を基準値とするようにしても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、上記実施の形態においては、電子制御機器として、例えばヒータ等の加熱温度を目標温度に温度制御する温度調節器1を例に挙げて説明したが、例えばFAシステムで使用されるタイマカウンタやデジタルパネルメータ等は勿論のこと、機能設定毎の初期値に基づき現在設定値を変更する機能を備えた電子制御機器全般に適用可能であることは言うまでもない。
本発明の電子制御機器によれば、現在設定値記憶手段に記憶中の機能設定の現在設定値を表示手段に表示する場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を報知するようにしたので、電子制御機器側のユーザは、報知内容に基づき、特別な機器を要することなく、複数の機能設定から基準値と異なる現在設定値に変更した機能設定を確認する作業負担を大幅に軽減することができるため、例えば機能設定数が極めて多い高機能化したFAシステムに使用する温度調節器等の電子制御機器に有用である。
本発明の電子制御機器に関わる実施の形態を示す温度調節器内部の概略構成を示すブロック図である。 本実施の形態を示す温度調節器の正面図である。 本実施の形態を示す温度調節器の各機能設定に関わる設定画面の遷移図である。 本実施の形態に関わる第1現在設定値確認処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。 本実施の形態に関わる第2現在設定値確認処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートである。 第2の現在設定値確認処理の各機能設定に関わる設定画面の遷移図である。 本出願人が考案した近年の温度調節器内部の概略構成を示すブロック図である。 同温度調節器の初期設定時の各機能設定に関わる設定画面の遷移図である。 同温度調節器の機能設定変更後の各機能設定に関わる設定画面の遷移図である。
符号の説明
1 温度調節器(電子制御機器)
11 初期値メモリ(基準値記憶手段)
12 現在設定値メモリ(現在設定値記憶手段)
13 表示部(表示手段、報知手段)
15 メモリ制御部(記憶更新手段)
16 表示制御部(報知手段)
17 制御部(制御手段、報知手段)
17B 設定値変更部(現在設定値変更手段)
17C 比較部(比較手段)

Claims (5)

  1. 機能設定毎に基準値を記憶する基準値記憶手段と、この基準値記憶手段に記憶中の前記機能設定の基準値に基づき、同機能設定の現在設定値を記憶する現在設定値記憶手段と、前記現在設定値記憶手段に記憶中の前記機能設定の現在設定値を変更する現在設定値変更手段と、この現在設定値変更手段にて変更した前記機能設定の現在設定値を前記現在設定値記憶手段に記憶更新する記憶更新手段と、前記現在設定値記憶手段に記憶中の前記機能設定の現在設定値に基づき、制御動作を実行する制御手段とを有し、前記制御手段は、所定操作に応じて、前記現在設定値記憶手段に記憶中の前記機能設定の現在設定値を表示手段に表示する電子制御機器であって、
    前記現在設定値記憶手段に記憶中の前記機能設定の現在設定値を前記表示手段に表示する場合、同機能設定の基準値を前記基準値記憶手段から読み出し、この読み出した同機能設定の基準値と、同機能設定の現在設定値とを比較する比較手段と、
    この比較手段にて同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を報知する報知手段とを有して構成しており、
    加えて、前記制御手段が、第1所定操作に応じて、前記現在設定値記憶手段に記憶中の機能設定毎の現在設定値を順次読み出し、この読み出した現在設定値を前記表示手段に順次表示すると共に、第2所定操作に応じて、前記現在設定値記憶手段に記憶中の機能設定毎の現在設定値を前記表示手段に順次表示する際に、前記比較手段にて同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合にのみ、同機能設定の現在設定値を前記表示手段に順次表示することを特徴とする子制御機器。
  2. 前記報知手段は、
    前記比較手段にて前記機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を前記表示手段に識別表示させることを特徴とする請求項1載の電子制御機器。
  3. 前記報知手段は、
    前記機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨をステータス表示で前記表示手段に識別表示させることを特徴とする請求項記載の電子制御機器。
  4. 前記報知手段は、
    前記機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を色変化で前記表示手段に識別表示させることを特徴とする請求項記載の電子制御機器。
  5. 前記報知手段は、
    前記比較手段にて前記機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる場合、同機能設定の現在設定値が同機能設定の基準値と異なる旨を音響出力することを特徴とする請求項1載の電子制御機器。
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