JP2012098828A - 電子機器の入力装置及び入力制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】静電容量方式のタッチセンサが採用された電子機器用の入力装置において、タッチセンサの検知感度を適切に変更可能とする。
【解決手段】入力装置10のデータ処理部4において、入力操作が行われているとの判定が未確定の時点で、タッチセンサ7の検知感度を任意に設定する。そして、設定された検知感度に基づき、検知情報に係る入力値から入力操作の有無を判別し、その結果入力操作が行われているとの判定をした場合に、入力操作の検知情報に対応する出力情報を、制御回路部2から電子機器6に対して出力する。又、タッチセンサ7に設定されている検知感度を、検知情報に係る入力値の大きさに応じて更新する。データ処理部4は、タッチセンサ7の検知感度の変更要求が、検知感度の変更禁止キーに係るものであるか否かを判断し、否と判断された場合に、タッチセンサ7の検知感度を変更する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器のための入力装置、及び、その入力装置の入力制御方法に関するものである。
従来、LCD(液晶表示装置)やCRT等の表示装置を備えた電子機器のための入力装置として、その表示装置の画面上に配置され、画面に表示される文字、数字及びその他の記号(図形、像等からなるアイコンと称される絵記号等を含む。複数の記号で1つの記号をなすものも含む。)を、その表面側から透かして見ながら所望の文字、数字及びその他の記号(以下、本説明において「所定の記号」という。)の位置を指等でタッチし、その記号位置に応じた情報を生成して出力する装置(以下、このような入力装置をタッチパネルともいう)が広く普及している(例えば、特許文献1参照)。
例えば、銀行等の現金自動預け払い機やカーナビゲータ等の電子機器においては、タッチパネル式ディスプレーが以前から普及しており、又携帯情報端末、電子辞書等の小型の電子機器でも盛んに使われるようになっている。
一方、タッチパネルを用いて、必ずしもLCDやCRT等の表示装置が併設されていない入力装置を実現する提案も種々なされており、例えば、本出願人は、先に、表示装置としての機能が要求されないキーボード装置であって、かつ、タッチパネル式ディスプレーと同様に、最上面に位置する入力操作面が平坦面とされたキーボード装置を提案している(特許文献2参照)。
又、タッチパネルを用いた入力装置は、キーボード装置のような非常に多様な操作部を有するもののみならず、例えば、家電製品や住宅用機器等の操作部等にも、従来のキーキャップを備える形式の入力装置に代えて広く用いられている(特許文献3参照)。
特開2005−317041号公報 特願2009−253938号明細書 特開2007−208682号公報
さて、特許文献2記載のキーボード装置や、特許文献3記載の家電製品ないし住宅用機器等の操作部のような入力装置は、平坦な入力操作面を実現するにあたり、静電容量方式のタッチセンサを採用することで、高感度の入力検知を可能とするものであり、いずれも、入力操作面が平坦面とされたことから、清掃がし易くなって汚れが固着し難くなり、見栄えが向上する上に、清潔な状態を保つことができ、機能性と美観とを高度に兼ね備えたものとなる。
一方、静電容量方式のタッチセンサは、検知される静電容量の変化を拠り所として、操作の有無の判断をするものであることから、従来の、キーキャップを備える形式の入力装置のごとく、キーキャップを打鍵することによる変位を受けて、入力を検知する入力装置には無い、特有の課題を抱えるものとなっている。
例えば、その製造時においては、タッチセンサ毎の特性や、部品精度に起因する検知感度のばらつき等に起因して、図4に示されるように、キー毎のタッチセンサの検出量(ここでは静電容量に関する検出値)にばらつきが生じることがある。図4の例では、タッチセンサの検出量は、キーNo.3に係るタッチセンサが一番大きく、キーNo.2に係るタッチセンサが一番小さく、キーNo.1に係るタッチセンサが中間値となっているが、このようなケースにおいて、入力操作の有無を判断するための、タッチセンサの検知感度を統一閾値で規定してしまうと、キーNo.2の入力操作を検知することが不可能となることから、入力装置の出荷前にタッチセンサの検知感度に係る閾値を調整しておくことが必要となる。
又、入力装置の出荷後においても、操作者の癖等により、タッチセンサ毎の検出量が、図4に示されるようなばらつきを生じることがある。更に、入力装置の置かれた環境の変化の影響、例えば、温度や湿度の変化による部品の変形等が生じることを受けて、同様のばらつきを生じることもある。従って、出荷前に設定されたタッチセンサの検知感度(デフォルト状態)を、操作者の嗜好や環境変化に起因する感度の変動に応じて、事後的に変更できることとすれば、入力装置の使い勝手を大きく向上させることが可能となる。一方、タッチセンサの検知感度の変更を無制限に許容すると、変更操作の結果、入力操作に対する静電容量の変化が不足して入力操作が受け付けられず、意図した操作をすることが出来なくなることも懸念される。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、静電容量方式のタッチセンサが採用された電子機器用の入力装置において、その信頼性を損なうことなく、タッチセンサの検知感度を適切に変更可能とすることにある。
(発明の態様)
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(1)電子機器の入力装置であって、平坦な入力操作面及び該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式の複数のタッチセンサを備える操作部と、該操作部から入力される前記入力操作の検知情報に対応する出力情報を、前記入力操作が行われているとの判定の下で、前記電子機器に対して出力する制御回路部とを備え、該制御回路部は、前記入力操作が行われているとの判定が未確定の時点で、タッチセンサの検知感度を任意に設定可能であり、設定された検知感度に基づき、前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別し、その結果前記入力操作が行われているとの判定をした場合に、前記タッチセンサに設定されている前記検知感度を、前記検知情報に係る入力値の大きさに応じて更新する入力装置(請求項1)。
本項に記載の入力装置は、制御回路部における、入力操作の有無の判定が未確定の時点において、タッチセンサの検知感度を任意に設定し、設定された検知感度に基づき、検知情報に係る入力値の大きさから入力操作の有無を判別することで、タッチセンサの静電容量の検出値にばらつきが生じる要因が存在したとしても、これを予め最適の検知感度に調整した状態で、入力操作の有無を判別するものである。そして、その結果入力操作が行われているとの判定をした場合に、タッチセンサに設定されている検知感度を、検知情報に係る入力値の大きさに応じて更新することで、随時、入力操作が行われているか否かの判定に最適の検知感度に調整するものである。
なお、本説明において「検知感度を切り替える」とは、例えば、静電容量方式のタッチセンサにより得られる「検出量のゲイン」を変更する手法や、検知情報に係る入力値の大きさに基づき入力操作の有無の判定を行なう際の「閾値」を変更する手法等が含まれる。
(2)上記(1)項において、前記制御回路部は、前記複数のタッチセンサ毎に検知感度を個別設定可能であり、個別設定した検知感度に基づき、前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別し、その結果前記入力操作が行われているとの判定をした場合に、前記タッチセンサ毎に個別設定した前記検知感度を、前記検知情報に係る入力値の大きさに応じて、前記タッチセンサ毎に更新する入力装置(請求項2)。
本項に記載の入力装置は、複数のタッチセンサ毎に検知感度を個別設定することで、タッチセンサの静電容量の検出値にばらつきが生じる要因が存在したとしても、これを、タッチセンサ毎に予め最適の検知感度に調整した状態で、入力操作の有無を判別するものである。そして、その結果入力操作が行われているとの判定をした場合に、タッチセンサ毎に個別設定されている検知感度を、検知情報に係る入力値の大きさに応じて、タッチセンサ毎に更新することで、随時、入力操作が行われているか否かの判定に最適の検知感度に調整するものである。
(3)上記(1)又は(2)項において、前記制御回路部は、前記複数のタッチセンサのうち、任意のタッチセンサについての検知感度の設定要求を無効とする入力装置(請求項3)。
本項に記載の入力装置は、複数のタッチセンサのうち、任意のタッチセンサについての検知感度の設定要求を無効とすることで、検知感度を事後的に変更することに適さないタッチセンサ、例えば、検知感度を変更してしまうと、返って操作性を損なうようなキーに係るタッチセンサについては、検知感度の設定要求を無効とすることとしたものである。なお、検知感度の設定要求を無効とするキーとしては、例えば、入力装置の全てのタッチセンサの検知感度の基準値を、画一的に変更する機能が与えられたキー等が該当する。
(4)上記(1)から(3)項において、前記制御回路部は、前記複数のタッチセンサの感度設定に係る情報を、前記入力操作の検知情報に係る入力値の大きさに関連付けて予め定義するテーブルを有すると共に、前記入力操作が行われているとの判定をした場合の、その判定に係る入力操作の検知情報を記憶する記憶部と、前記入力操作が行われていると判定した場合の、その判定に係るタッチセンサに設定された検知感度を、前記テーブルに予め定義された感度設定に係る情報から、前記記憶部に記憶された検知情報に係る入力値の大きさに応じた値を選択して更新するデータ処理部とを備える入力装置(請求項4)。
本項に記載の入力装置は、タッチセンサへの入力操作の有無を設定された所定の検知感度に基づいて判別し、その結果入力操作が行われているとの判定をした場合に、記憶部に、その判定に係る入力操作の検知情報を逐次記憶させる。そして、データ処理部において、タッチセンサに設定された所定の検知感度を、記憶部に記憶された検知情報に係る入力値の大きさに応じて、記憶部のテーブルに予め定義された感度設定に係る情報から、前記記憶部に記憶された検知情報に係る入力値の大きさに応じた値を選択して更新することで、随時、入力操作が行われているか否かの判定に最適の検知感度に調整するものである。
(5)上記(4)項において、前記データ処理部は、前記入力操作の検知情報に係る入力値が、所定の大きさに達したとき、前記入力操作が行われているとの判定を行い、前記制御回路部を介して、前記入力操作の検知情報に対応する出力情報を、前記電子機器に対して出力する入力装置(請求項5)。
本項に記載の入力装置は、入力操作が行われているか否かの判定に最適の検知感度に調整された状態で、データ処理部において、入力操作の検知情報に係る入力値が、所定の大きさに達したとき、入力操作が行われているとの判定を行い、制御回路部を介して、入力操作の検知情報に対応する出力情報を、電子機器に対して出力するものである。
(6)上記(1)から(5)項において、前記複数のタッチセンサにより検知される入力操作の検知情報であるアナログ値をA/D変換して、デジタル値として前記制御回路部へと出力する入力情報検出回路を備え、前記制御回路部は、前記タッチセンサに設定された検知感度を、前記デジタル値の大きさに応じて更新する入力装置(請求項6)。
本項に記載の入力装置は、複数のタッチセンサにより検知される入力操作の検知情報であるアナログ値をA/D変換して、以後、デジタル値に基づき、タッチセンサに設定された検知感度に変更して、入力操作が行われているか否かの判定を行なうことで、ノイズの影響を排除した検知感度の設定、入力操作の有無の判定を行なうものである。
(7)平坦な入力操作面及び該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式の複数のタッチセンサを備える操作部と、該操作部から入力される前記入力操作の検知情報に対応する出力情報を、前記入力操作が行われているとの判定の下で、電子機器に対して出力する制御回路部とを備える、前記電子機器の入力装置の入力制御方法であって、
前記入力操作が行われているとの判定が未確定の時点で、タッチセンサの検知感度を任意に設定するステップと、設定された検知感度に基づき、前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別し、その結果前記入力操作が行われているとの判定をした場合に、前記タッチセンサに設定されている前記検知感度を、前記検知情報に係る入力値の大きさに応じて更新するステップとを含む入力制御方法(請求項7)。
(8)上記(7)項の、前記タッチセンサの検知感度を任意に設定するステップにおいて、前記複数のタッチセンサ毎に検知感度を個別設定し、
前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別するステップにおいて、個別設定した前記検知感度に基づき、前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別し、その結果前記入力操作が行われているとの判定をした場合に、前記タッチセンサ毎に個別設定した前記検知感度を、前記検知情報に係る入力値の大きさに応じて、前記タッチセンサ毎に更新する入力制御方法(請求項8)。
(9)上記(7)(8)項の、前記タッチセンサの検知感度を任意に設定するステップにおいて、前記複数のタッチセンサのうち、任意のタッチセンサについての検知感度の設定要求を無効とするステップを含む入力制御方法(請求項9)。
(10)上記(7)から(9)項において、前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別するステップにおいて、前記入力操作の検知情報に係る入力値が、所定の大きさに達したとき、前記入力操作が行われているとの判定を行い、前記制御回路部を介して、前記入力操作の検知情報に対応する出力情報を、前記電子機器に対して出力する入力制御方法(請求項10)。
(11)上記(7)から(10)項において、前記複数のタッチセンサにより検知される入力操作の検知情報であるアナログ値をA/D変換し、デジタル値として前記制御回路部へと出力するステップと、前記タッチセンサに設定された検知感度を、前記デジタル値の大きさに応じて更新するステップとを含む入力制御方法(請求項11)。
そして、上記(7)から(11)項に記載の入力制御方法は、上記ステップを実行することにより、各々、上記(1)から(6)項の入力装置に対応する作用効果を奏するものである。
本発明はこのように構成したので、静電容量方式のタッチセンサが採用された電子機器用の入力装置において、その信頼性を損なうことなく、タッチセンサの検知感度を、適切に変更することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る入力装置の要部を示すブロック図である。 図1に示される入力装置における、電子機器の入力装置の入力制御方法を示すフローチャートであり、(a)はタッチセンサに設定される検知感度の初期設定に関するものであり、(b)はタッチセンサに設定される検知感度の個別設定に関するものである。 図1に示される実施形態における、電子機器の入力装置のタッチセンサに設定される、検知感度の設定例を示す説明図である。 従来の静電容量方式のタッチセンサを備える入力装置において、タッチセンサの検出量のばらつきに起因する問題点を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。以下の説明において、従来技術と同一部分若しくは相当する部分については、同一符号で示し、詳しい説明を省略する。又、以下の説明における「上」、「下」の方向は、本説明における入力装置を平置きした状態での、上下方向を意味する。
図1に示すように、本発明の実施の形態における入力装置10は、電子機器6用の入力装置であって、平坦な入力操作面(図示は省略する)及び入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式のタッチセンサ7を備える操作部1と、操作部1からの入力操作の検知情報が入力される制御回路部2とを備えている。
ここで、本実施形態における入力装置10では、入力操作面上に、それぞれ、従来の入力装置のキーキャップに対応する複数の区画が設けられており、タッチセンサ7は、各々の区画毎に設けられることで、各区画がキースイッチとして機能するものとなっている。従って、本入力装置10の操作者は、入力操作面上の各キースイッチを指等により触れることで、入力操作を実行するものである。なお、各タッチセンサ7は、例えば、各々の区画の直下に配置されるように、入力操作面の下部に配置される基板上に設けられるものであれば良い。
又、操作部1は、対応するタッチセンサ7に生じる静電容量の変化を検出して、その検知情報を制御回路部2に出力する、入力情報検出回路3を備えている。更に、入力装置10において、制御回路部2は、その機能ブロックとして、記憶部5及びデータ処理部4を含んでいる。
ここで、記憶部5は、タッチセンサ7の感度設定に係る情報を定義するテーブルを有するものである。記憶部5のテーブルに定義された感度設定に係る情報とは、具体的には、タッチセンサ7毎に静電容量の検出値に対応付けて予め設定された、入力操作の有無の判断に最適の検知感度である。例えば、タッチセンサ7毎に、操作者によって確実に入力操作された場合に得られる静電容量の検出値を100%とした場合に、それから何%減の範囲内の検出値については入力操作が有ると扱われるように、予め設定されるものである。
データ処理部4は、検知情報に係る入力値の大きさが所定値に達した時点で、タッチセンサ7の検知感度を、記憶部5のテーブルに定義された感度設定に係る情報に基づき、予め設定された他の検知感度に切り替えるものである。そして、切り替え後の検知感度に基づき、検知情報に係る入力値の大きさから入力操作の有無を判別する。データ処理部4において、入力操作が行われているとの判定が行なわれる場合には、制御回路部2は、操作部1から入力される入力操作の検知情報に対応する出力情報を、電子機器6に対して出力する。
又、データ処理部4は、入力操作が行われているとの判定をした場合に、記憶部5に、その判定に係る入力操作の検知情報を逐次記憶させる。そして、タッチセンサ7に設定された所定の検知感度を、記憶部5に記憶された検知情報に係る入力値の大きさに応じて、記憶部5のテーブルに予め定義されたタッチセンサ7の感度設定に係る情報から、記憶部5に記憶された検知情報に係る入力値の大きさに応じた値を選択して、更新するものである。更に、データ処理部4は、タッチセンサ7の検知感度の変更要求が、後述する、検知感度の変更禁止キー(閾値変更禁止キー)に係るものであるか否かを、判断するものである。
なお、入力装置10において、制御回路部2は、中央演算処理装置、メモリ、入出力回路等を備えた周知のマイクロコンピュータシステムとして構成されるものであっても良い。その際、制御回路部2がその構成要素として備える記憶部5及びデータ処理部4は、本説明における機能を果たす限り、任意のハードウェア又はソフトウェア、更にはその組み合わせにより実装することが出来る。
更に、必要に応じ、タッチセンサ7により検知される入力操作の検知情報であるアナログ値をA/D変換して、デジタル値として制御回路部2へと出力する入力情報検出回路3(図1では、操作部1に含むものとして例示)を備えることとしても良い。この場合には、制御回路部2は、タッチセンサ7に設定された検知感度を、デジタル値の大きさに応じて更新するものとなる。
次に、図2、図3を参照しながら、これら各機能ブロックの機能と共に、本実施形態における入力装置の入力制御方法について説明する。
以下の説明において、「検知感度を切り替える」ための手法として、操作部1から入力される入力操作の検知情報に係る入力値の大きさに基づき、入力操作の有無の判定を行なう際に、データ処理部4において判断基準となる「閾値」を変更する場合を例に挙げて説明する。
本実施形態における入力装置10の入力制御方法は、概略的には、データ処理部4において、入力操作が行われているとの判定が未確定の時点で、タッチセンサ7の検知感度を任意に設定するステップと、設定された検知感度に基づき、検知情報に係る入力値の大きさから入力操作の有無を判別し、その結果入力操作が行われているとの判定をした場合に、タッチセンサ7に設定されている検知感度を、検知情報に係る入力値の大きさに応じて更新するステップとを含むものである。又、タッチセンサ7に設定される検知感度の初期設定と、その後の個別設定とが可能である。
タッチセンサ7に設定される検知感度の初期設定は、図2(a)に示される手順となる。
S100:まず、統一された閾値を全てのキーに係るタッチセンサ7へ設定する。この際の操作は、例えば操作者がタッチセンサ7を介して入力することにより行なうものである。なお、この時点での、各キーに係るタッチセンサ7の検出量(静電容量に関する検出値)と、統一閾値との関係は、図4と同様の関係にある。
S110:続いて、個別の閾値を持ちたいキーに係るタッチセンサ7の、入力操作の有無の判定に係る個別の閾値を、追加設定する。
このときの、各キーに係るタッチセンサ7の検出量と、個別の閾値との関係は、通常は、各キーに係るタッチセンサ7の検出量の大小に応じて、個別の閾値の大小も決定されるものである。例えば、図3に例示されるように、タッチセンサの検出量は、大きな順からキーNo.3、キーNo.1、キーNo.2となっており、各キーの個別閾値も、大きな順からキーNo.3、キーNo.1、キーNo.2と設定されている。又、図3の例では、各個別閾値は、各キーの検出量の半分程度の値に設定されている。
なお、「個別の閾値を持ちたいキーに係るタッチセンサ」とは、例えば、それ自体の特性が他のタッチセンサに対して特異なものや、そのキーに与えられた機能上、一般キーに対して異なる閾値を与えた方が好ましいもの等が挙げられる。
S120:データ処理部4は、検知情報に係る入力値の大きさから入力操作の有無の判定時に、記憶部5のテーブルから、判定に係るキーのタッチセンサ7に設定された個別閾値を呼び出し、その結果入力操作が行われているとの判定をした場合にのみ、入力操作の検知情報に対応する出力情報を、制御回路部2から電子機器6に対して出力する。
又、入力操作が行われているとの判定をした場合には、記憶部5に、判定に係るタッチセンサ7の検出量を逐次記憶させる。そして、データ処理部4において、そのタッチセンサ7に設定されている閾値を、記憶部5に記憶されたタッチセンサ7の検出量に応じて、更新する。更新後の閾値についても、例えば、図3に例示されているように、検出量の半分程度の値に設定される。
なお、入力操作の有無の判定方法については、一般に行われるように、各キーに係るタッチセンサ7の検出量と、各タッチセンサ7に設定された閾値との比較によるものであり、詳しい説明は省略するが、データ処理部4は、入力操作の検知情報に係る入力値が、所定の大きさ(そのタッチセンサ7に設定された閾値)に達したとき、入力操作が行われているとの判定を行うものである。
一方、タッチセンサ7に設定される検知感度の個別設定は、図2(b)に示される手順となる。この、検知感度の個別設定は、図2(a)に示される手順により、検知感度の初期設定が既になされていることが前提となる。
S200:個別の閾値を持ちたいキーに係るタッチセンサ7について、入力操作の有無の判定に係る個別の閾値の変更要求を行なう。
この際の操作は、操作者がタッチセンサ7を介して入力することにより行なうものである。そして、データ処理部4は、タッチセンサ7に既に設定される検知感度に基づき入力操作の有無を判断し、入力操作有りとの判断の下で、個別の閾値の変更要求を受理する。
S210:データ処理部4では、個別の閾値の変更要求を受理したタッチセンサ7に係るキーが、閾値変更禁止キーか否かを判断する。
ここで、「閾値変更禁止キー」とは、そのキーに与えられた機能上、初期設定と異なる閾値を与えることが不適切なキーである。具体例としては、全てのキーに係るタッチセンサ7の入力操作の有無の判定に係る閾値を画一的に変更する機能が与えられたキーが挙げられる。この、閾値の画一的な変更機能が与えられたキーについては、変更操作の結果、それ自体の入力操作に対する静電容量の変化が不足して入力操作が受け付けられず、閾値の変更操作自体が不可能となることが懸念されるからである。
S220:上記S210において、個別の閾値の変更要求を受理したタッチセンサ7に係るキーが、閾値変更禁止キーであると判断された場合には(Yes)、データ処理部4は、一旦受理した閾値の変更要求を無効とする。
S230:上記S210において、個別の閾値の変更要求を受理したタッチセンサ7に係るキーが、閾値変更禁止キーではないと判断された場合には(No)、データ処理部4は、受理した閾値の変更要求に応じて、閾値を変更する。
この閾値変更の際には、データ処理部4は、記憶部5のテーブルに定義された感度設定に係る情報に基づき、予め設定された他の検知感度に切り替えるものである。
S240:データ処理部4は、検知情報に係る入力値の大きさから入力操作の有無を判別する際に、記憶部5のテーブルから、判定に係るキーに設定された閾値(初期設定の閾値又は個別閾値)を呼び出し、その結果入力操作が行われているとの判定をした場合にのみ、入力操作の検知情報に対応する出力情報を、制御回路部2から電子機器6に対して出力する。
又、入力操作が行われているとの判定をした場合には、記憶部5に、判定に係るタッチセンサ7の検出量を逐次記憶させる。そして、データ処理部4において、そのタッチセンサ7に設定されている閾値を、記憶されたタッチセンサ7の検出量に応じて、更新する。更新後の閾値は、例えば、図3に例示されているように、検出量の半分程度の値に設定される。
さて、上記構成をなす、本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能である。
まず、本実施形態に係る入力装置10は、制御回路部2における、入力操作の有無の判定が未確定の時点において、タッチセンサ7の検知感度(閾値)を任意に設定し(図2(a)のS100、S110、図2(b)のS200、S230)、設定された検知感度(閾値)に基づき、検知情報に係る入力値の大きさから入力操作の有無を判別することで、タッチセンサ7の検出量にばらつきが生じる要因が存在したとしても、これを予め最適の検知感度(閾値)に調整した状態で、入力操作の有無を判別するものである。そして、その結果入力操作が行われているとの判定をした場合に、タッチセンサ7に設定されている検知感度(閾値)を、検知情報に係る入力値の大きさに応じて更新することで、随時、入力操作が行われているか否かの判定に最適の検知感度(閾値)に調整することができる。
しかも、本実施形態に係る入力装置10は、複数のタッチセンサ7毎に検知感度(閾値)を個別設定することで(図3)、タッチセンサ7の検出量にばらつきが生じる要因が存在したとしても、これを、タッチセンサ7毎に予め最適の検知感度に調整した状態で、入力操作の有無を判別するものである。そして、その結果入力操作が行われているとの判定をした場合に、タッチセンサ7毎に個別設定されている検知感度を、検知情報に係る入力値の大きさに応じて、タッチセンサ7毎に更新することで、随時、入力操作が行われているか否かの判定に最適の検知感度に調整することが可能となる。
又、本実施形態に係る入力装置10は、複数のタッチセンサ7のうち、任意のタッチセンサ7についての検知感度の設定要求を無効とすることで(図2(b)のS210、S220)、検知感度を事後的に変更することに適さないタッチセンサについては、検知感度の設定を変更してしまうことにより生じる不具合を回避することが出来る。
又、入力操作の有無を設定された所定の検知感度に基づいて判別し(図2(a)のS120、図2(b)のS240)、その結果入力操作が行われているとの判定をした場合に、記憶部5に、その判定に係る入力操作の検知情報を逐次記憶させる。そして、データ処理部4において、タッチセンサ7に設定された所定の検知感度(閾値)を、記憶部5に記憶された検知情報に係る入力値の大きさに応じて、記憶部5のテーブルに予め定義された感度設定に係る情報から、記憶部5に記憶された検知情報に係る入力値の大きさに応じた値(閾値)を選択して更新することで、随時、入力操作が行われているか否かの判定に最適の検知感度(閾値)に調整することが可能である。
なお、入力操作が行われているか否かの判定は、最適の検知感度(閾値)に調整された状態で(図2(a)のS120、図2(b)のS240)、データ処理部4において、入力操作の検知情報に係る入力値が所定の大きさに達したとき、入力操作が行われているとの判定を行い、制御回路部2を介して、入力操作の検知情報に対応する出力情報を、電子機器6に対して出力するものである。
更に、本実施形態に係る入力装置10は、複数のタッチセンサ7により検知される入力操作の検知情報であるアナログ値をA/D変換して、以後、デジタル値に基づき、タッチセンサに設定された検知感度を変更して、入力操作が行われているか否かの判定を行なうことで、ノイズの影響を排除した検知感度の設定、入力操作の有無の判定を行なうことが可能となる。
以上の説明において、「検知感度を切り替える」ための手法として、操作部1から入力される入力操作の検知情報に係る入力値の大きさに基づき、入力操作の有無の判定を行なう際に、データ処理部4において判断基準となる「閾値」を変更する場合を例に挙げて説明したが、これに代えて、タッチセンサ7により得られる「検出量のゲイン」を変更することにより、「検知感度を切り替える」こととしても良い。この場合には、「検知感度を切り替える」際に、図1に示された入力装置10の、制御回路部2に含まれる記憶部5のテーブルに定義されたゲイン調整を行なうための情報に基づき、入力情報検出回路3に対しゲイン変更指令が出力されることで、上記と同様の作用効果を得ることが可能となる。
1:操作部、2:制御回路部、3:入力情報検出回路、4:データ処理部、5:記憶部、6:電子機器、7:タッチセンサ、10:入力装置

Claims (11)

  1. 電子機器の入力装置であって、平坦な入力操作面及び該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式の複数のタッチセンサを備える操作部と、該操作部から入力される前記入力操作の検知情報に対応する出力情報を、前記入力操作が行われているとの判定の下で、前記電子機器に対して出力する制御回路部とを備え、
    該制御回路部は、前記入力操作が行われているとの判定が未確定の時点で、タッチセンサの検知感度を任意に設定可能であり、設定された検知感度に基づき、前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別し、その結果前記入力操作が行われているとの判定をした場合に、前記タッチセンサに設定されている前記検知感度を、前記検知情報に係る入力値の大きさに応じて更新することを特徴とする入力装置。
  2. 前記制御回路部は、前記複数のタッチセンサ毎に検知感度を個別設定可能であり、個別設定した検知感度に基づき、前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別し、その結果前記入力操作が行われているとの判定をした場合に、前記タッチセンサ毎に個別設定した前記検知感度を、前記検知情報に係る入力値の大きさに応じて、前記タッチセンサ毎に更新することを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 前記制御回路部は、前記複数のタッチセンサのうち、任意のタッチセンサについての検知感度の設定要求を無効とすることを特徴とする請求項1又は2記載の入力装置。
  4. 前記制御回路部は、前記複数のタッチセンサの感度設定に係る情報を、前記入力操作の検知情報に係る入力値の大きさに関連付けて予め定義するテーブルを有すると共に、前記入力操作が行われているとの判定をした場合の、その判定に係る入力操作の検知情報を記憶する記憶部と、
    前記入力操作が行われていると判定した場合の、その判定に係るタッチセンサに設定された検知感度を、前記テーブルに予め定義された感度設定に係る情報から、前記記憶部に記憶された検知情報に係る入力値の大きさに応じた値を選択して更新するデータ処理部とを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の入力装置。
  5. 前記データ処理部は、前記入力操作の検知情報に係る入力値が、所定の大きさに達したとき、前記入力操作が行われているとの判定を行い、前記制御回路部を介して、前記入力操作の検知情報に対応する出力情報を、前記電子機器に対して出力することを特徴とする請求項4記載の入力装置。
  6. 前記複数のタッチセンサにより検知される入力操作の検知情報であるアナログ値をA/D変換して、デジタル値として前記制御回路部へと出力する入力情報検出回路を備え、前記制御回路部は、前記タッチセンサに設定された検知感度を、前記デジタル値の大きさに応じて更新することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の入力装置。
  7. 平坦な入力操作面及び該入力操作面に対する入力操作を検知する静電容量方式の複数のタッチセンサを備える操作部と、該操作部から入力される前記入力操作の検知情報に対応する出力情報を、前記入力操作が行われているとの判定の下で、電子機器に対して出力する制御回路部とを備える、前記電子機器の入力装置の入力制御方法であって、
    前記入力操作が行われているとの判定が未確定の時点で、タッチセンサの検知感度を任意に設定するステップと、設定された検知感度に基づき、前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別し、その結果前記入力操作が行われているとの判定をした場合に、前記タッチセンサに設定されている前記検知感度を、前記検知情報に係る入力値の大きさに応じて更新するステップとを含むことを特徴とする入力制御方法。
  8. 前記タッチセンサの検知感度を任意に設定するステップにおいて、前記複数のタッチセンサ毎に検知感度を個別設定し、
    前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別するステップにおいて、個別設定した前記検知感度に基づき、前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別し、その結果前記入力操作が行われているとの判定をした場合に、前記タッチセンサ毎に個別設定した前記検知感度を、前記検知情報に係る入力値の大きさに応じて、前記タッチセンサ毎に更新することを特徴とする請求項7記載の入力制御方法。
  9. 前記タッチセンサの検知感度を任意に設定するステップにおいて、前記複数のタッチセンサのうち、任意のタッチセンサについての検知感度の設定要求を無効とするステップを含むことを特徴とする請求項7又は8記載の入力制御方法。
  10. 前記検知情報に係る入力値の大きさから前記入力操作の有無を判別するステップにおいて、前記入力操作の検知情報に係る入力値が、所定の大きさに達したとき、前記入力操作が行われているとの判定を行い、前記制御回路部を介して、前記入力操作の検知情報に対応する出力情報を、前記電子機器に対して出力することを特徴とする請求項7から9のいずれか1項記載の入力制御方法。
  11. 前記複数のタッチセンサにより検知される入力操作の検知情報であるアナログ値をA/D変換し、デジタル値として前記制御回路部へと出力するステップと、前記タッチセンサに設定された検知感度を、前記デジタル値の大きさに応じて更新するステップとを含むことを特徴とする請求項7から10のいずれか1項記載の入力制御方法。
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