JP2011002891A - 情報端末装置、入力制限方法およびプログラム - Google Patents
情報端末装置、入力制限方法およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011002891A JP2011002891A JP2009143336A JP2009143336A JP2011002891A JP 2011002891 A JP2011002891 A JP 2011002891A JP 2009143336 A JP2009143336 A JP 2009143336A JP 2009143336 A JP2009143336 A JP 2009143336A JP 2011002891 A JP2011002891 A JP 2011002891A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- touch panel
- input
- information terminal
- terminal device
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】ホールド機能を自動的にON状態とすることができる情報端末装置、入力制限方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、タッチパネルの所定の面積を超える、または所定の面積以上の面積に対しての入力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限部を備える。あるいは、タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、タッチパネルに対応して設けられる表示部に表示されるアイコンを含まないタッチパネルの部位からの入力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限部を備える。
【選択図】図1
【解決手段】タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、タッチパネルの所定の面積を超える、または所定の面積以上の面積に対しての入力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限部を備える。あるいは、タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、タッチパネルに対応して設けられる表示部に表示されるアイコンを含まないタッチパネルの部位からの入力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限部を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報端末装置、入力制限方法およびプログラムに関する。
タッチパネルによる操作部を有する情報端末装置は、本体において機械的スイッチまたはタッチパネル操作によるスイッチ(たとえば特許文献1参照)を用いたホールド機能を有する。
ここで、ホールド機能とは、ホールド機能がON状態の間は、情報端末装置の入力操作におけるホールド解除以外の入力操作を無効とするものである。このホールド機能は、特に携帯型の情報端末装置において有用な機能である。たとえば、鞄やポケットの中に携帯して用いる情報端末装置では、情報端末装置のタッチパネルが鞄やポケットの内側表面に触れてしまうことがあり、また、ユーザの移動に伴い、情報端末装置と同じ鞄やポケットに入っている他の物品などによってタッチパネルが圧迫されると情報端末装置に誤入力が行われてしまう。このような誤入力を回避するためにホールド機能は用いられる。
また、特許文献1の記載からも明らかなように、一般的に、ホールド機能は、ユーザの意志によりON/OFFするものである。すなわち、ユーザがホールド機能を有効にするスイッチをON状態に操作することによりホールド機能が有効になる。また、ユーザがホールド機能を有効にするスイッチをOFF状態に操作することによりホールド機能が解除される。
上述のようなホールド機能は、携帯型の情報端末装置にとって有用な機能である。しかしながら、従来、ホールド機能は、ユーザの意志によりON/OFFするものである。このため、ユーザがホールド機能をON状態にすることを忘れて情報端末装置をポケットや鞄に入れてしまうことも起こり得る。あるいは、ユーザがホールド機能をON状態に操作することの煩わしさから故意にホールド機能をON状態にせず情報端末装置をポケットや鞄に入れてしまう場合もある。
このような場合には、ユーザの移動に伴い、情報端末装置のタッチパネルが鞄やポケットの内側表面に触れてしまうことがあり、また、情報端末装置と同じ鞄やポケットに入っている他の物品などによってタッチパネルなどが圧迫され、情報端末装置に誤入力が行われてしまう場合がある。
本発明は、このような背景の下に行われたものであって、ホールド機能を自動的にON状態とすることができる情報端末装置、入力制限方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の1つの観点は、情報端末装置としての観点である。すなわち、本発明の情報端末装置は、タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、タッチパネルの所定の面積を超える、または所定の面積以上の面積に対しての入力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限部を備えるものである。
あるいは、本発明の情報端末装置は、タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、タッチパネルに対応して設けられる表示部に表示されるアイコンを含まないタッチパネルの部位からの入力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限部を備えるものである。
あるいは、本発明の情報端末装置は、タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、タッチパネルに対応して設けられる表示部に表示される2以上のアイコンに対応するタッチパネルの部位からの並列入力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限部を備えるものである。
あるいは、本発明の情報端末装置は、タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、タッチパネルに加えられる圧力を検出する圧力センサと、圧力センサが所定値以上、または所定値を超える値の圧力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限部と、を備えるものである。
さらに、入力制限部は、タッチパネルの入力の無効状態を解除する操作を行うためのタッチパネルの入力部位を少なくとも1ヶ所設けることが好ましい。
本発明の他の観点は、入力制限方法としての観点である。すなわち、本発明の入力制限方法は、タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置が行う操作部の入力制限方法において、タッチパネルの所定の面積を超える、または所定の面積以上の面積に対しての入力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限ステップを実行するものである。
あるいは、本発明の入力制限方法は、タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置が行う操作部の入力制限方法において、タッチパネルに対応して設けられる表示部に表示されるアイコンを含まないタッチパネルの部位からの入力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限ステップを実行するものである。
あるいは、本発明の入力制限方法は、タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置が行う操作部の入力制限方法において、タッチパネルに対応して設けられる表示部に表示される2以上のアイコンに対応するタッチパネルの部位からの並列入力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限ステップを実行するものである。
あるいは、本発明の入力制限方法は、タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置が行う操作部の入力制限方法において、タッチパネルに加えられる圧力を検出する圧力センサが所定値以上、または所定値を超える値の圧力を検出したときには、操作部への入力を特定できないと判断し、タッチパネルの入力を無効とする入力制限ステップを実行するものである。
さらに、入力制限ステップの処理として、タッチパネルの入力の無効状態を解除する操作を行うためにタッチパネルの少なくとも1ヶ所に設けられた入力部位が操作されるとタッチパネルの入力の無効状態を解除するステップを有することが好ましい。
本発明のさらに他の観点は、プログラムとしての観点である。すなわち、本発明のプログラムは、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、本発明の情報処理装置の入力制限部の機能を実現するものである。
本発明によれば、ホールド機能を自動的にON状態とすることができる。
(本発明の第1の実施の形態に係る情報端末装置1の構成について)
本発明の第1の実施の形態に係る情報端末装置1の構成について図1を参照して説明する。図1は、情報端末装置1のブロック構成図である。
本発明の第1の実施の形態に係る情報端末装置1の構成について図1を参照して説明する。図1は、情報端末装置1のブロック構成図である。
情報端末装置1は、通信部10、センサ部11、可搬型記憶媒体収容部12、一時記憶部13、音声コーデック部14、音声入力端子15、音声出力端子16、データ格納部17、LCD(Liquid Crystal Display)表示部18、ホールドスイッチ19、タッチパネル20および制御部21により構成されている。
通信部10は、情報端末装置1が無線LAN(Local
Area Network)などによる無線通信を行うためのインタフェースである。
Area Network)などによる無線通信を行うためのインタフェースである。
センサ部11は、情報端末装置1の周囲の明るさを検出してLCD表示部18またはタッチパネル20の照明をON/OFFするための照度センサや情報端末装置1の傾きを検出してLCD表示部18の表示の縦横を切替えるための加速度センサなどである。
可搬型記憶媒体収容部12は、フラッシュメモリなどから構成されるUSB(Universal Serial Bus)メモリやメモリカードなどの可搬型記憶媒体を収容し、これらの可搬型記憶媒体から一部記憶部13またはデータ格納部17へのデータの読出し、あるいは、一部記憶部13またはデータ格納部17からUSBメモリやメモリカードなどの可搬型記憶媒体へのデータの書込みを行うものである。
一時記憶部13は、情報端末装置1の内部で処理されるデータや可搬型記憶媒体収容部12を介して外部から取得したデータを一時的に記憶するものである。一時記憶部13は、たとえばDRAM(Dynamic Random Access Memory)により構成される。
音声コーデック部14は、音声入力端子15から入力される音声信号を符号化して制御部21へ入力すると共に、制御部21から出力される符号化された音声信号を復号して音声出力端子16から出力する。
音声入力端子15は、マイクロフォンからの出力や外部機器からの音声出力を入力させるための端子である。
音声出力端子16は、スピーカや外部機器に向かう音声信号を出力させるための端子である。
データ格納部17は、情報端末装置1の内部で処理されるデータや可搬型記憶媒体収容部12を介して外部から取得したデータを、一時記憶部13と比較して長期に格納できるメモリである。データ格納部17は、たとえばHDD(Hard Disc Drive)、Flashメモリまたはメモリカードなどで構成される。
LCD表示部18は、情報端末装置1から出力される画像情報やテキスト情報を表示するためのものである。なお、LCDは一例であり、LCDに代えてOEL(Organic Electro-Luminescence)その他の表示部材を用いてもよい。
ホールドスイッチ19は、情報端末装置1のホールド機能を手動によって設定または解除するためのスイッチである。図1のホールドスイッチ19は、機械的スイッチを想定している。なお、ホールドスイッチ19を設けずに、タッチパネル20にホールドスイッチ19に相当する入力部位を設けてもよい。
タッチパネル20は、請求項でいう操作部に相当し、ユーザが指などで触れることにより情報端末装置1に入力を行うためのものである。また、タッチパネル20は、LCD表示部18の表示画面上に設置される。これにより、ユーザは、LCD表示部18の表示画面上のアイコンに指などで触れることより、そのアイコンに対応して設けられたタッチパネル20の部位を介して情報端末装置1に入力を行うことができる。
さらに詳細に説明すると、タッチパネル20は、タッチパネル20にユーザが指などで触れると、制御部21がその触れた位置のX座標およびY座標を判定する。これにより、制御部21は、タッチパネル20上のタッチ位置を判定することができる。タッチパネル20の方式は、超音波表面弾性波方式、画像認識方式、抵抗膜方式、または静電容量方式などが知られているが、ここでは、これらの如何なる方式でもよいものとする。
制御部21は、請求項でいう入力制限部に相当し、情報端末装置1の各部を制御するための中央演算装置(CPU(Central Processing Unit)またはDSP(Digital
Signal Processor)など)である。
Signal Processor)など)である。
(情報端末装置1の外観について)
次に、情報端末装置1の外観について図2および図3を参照して説明する。図2は、情報端末装置1の外観を示す図である。図3は、情報端末装置1の外観を示す図であって、情報表示部30、アイコン31の表示例を示す図である。
次に、情報端末装置1の外観について図2および図3を参照して説明する。図2は、情報端末装置1の外観を示す図である。図3は、情報端末装置1の外観を示す図であって、情報表示部30、アイコン31の表示例を示す図である。
情報端末装置1は、図2に示すように、一対のLCD表示部18とタッチパネル20とが重なる配置となっている。図2の例では、LCD表示部18には、情報表示部30とアイコン31とが表示されている。また、機械的スイッチとしてホールドスイッチ19が設けられている。図2の例では、情報端末装置1の下部にある4つの機械的スイッチのうち右側をホールドスイッチ19としたが、その位置はいずれでもよい。
また、機械的スイッチとしてのホールドスイッチ19を設けずに、タッチパネル20の少なくとも1ヶ所の部位にホールドスイッチ19に相当する入力部位を設けてもよい。また、図2に示すものと別のスイッチ(たとえば情報端末装置1の上部、側部に配置されるスイッチ)をホールドスイッチとしてもよい。
情報端末装置1は、図3に示すように、情報表示部30に様々な情報を表示できる。図3の例では、情報表示部30に時刻情報が表示されている。また、情報端末装置1は、図3に示すように、アイコン31に様々な機能を設定できる。図3の例では、アイコン31に、「mail(電子メールの送受信機能など)」、「電話(電話の発着信機能など)」、「Internet(インターネットとの接続およびブラウジング機能など)」、「地図(ナビゲーション機能など)」、「履歴(発信履歴、着信履歴など)」、「設定(各種設定)」の機能が設定されている。また、残りのA〜Fのアイコン31については機能が未設定であり、ユーザの要求に応じて様々な機能が設定可能であるものとする。
(情報端末装置1の動作について)
次に、情報端末装置1の動作について図4および図5を参照して説明する。図4は、タッチパネル20の所定の面積を超える、または所定の面積以上の面積に対しての入力を検出したときには、タッチパネル20の入力を無効とする例を説明するための図である。また、図5は、制御部21の動作手順を示すフローチャートである。
次に、情報端末装置1の動作について図4および図5を参照して説明する。図4は、タッチパネル20の所定の面積を超える、または所定の面積以上の面積に対しての入力を検出したときには、タッチパネル20の入力を無効とする例を説明するための図である。また、図5は、制御部21の動作手順を示すフローチャートである。
図4の破線で囲まれた範囲40,41は、タッチパネル20に対して圧力が加わっている部位を示している。タッチパネル20がユーザの鞄やポケット内で、タッチパネル20の面積に対して比較的面積の広い物品などによって圧迫される際に、図4のような広い範囲40,41に圧力が加わる。
範囲40は、タッチパネル20の全体の面積に対して、たとえば20%以上の面積を有する。また、範囲41は、1つのアイコン31の面積に対して、たとえば1.3倍以上の面積を有する。図4では、範囲40,41を併せて図示したが、範囲40,41のいずれか一方のみであっても以下の説明は同じである。
制御部21の動作手順を図5のフローチャートに示す。
START:情報端末装置1の電源が投入されると、制御部21は、ステップS1の処理へ移行する。
ステップS1:制御部21は、タッチパネル20への入力があるか否かを判断する。すなわち、制御部21は、タッチパネル20への入力がある場合(ステップS1でYes)、ステップS2の処理へ移行する。一方、制御部21は、タッチパネル20への入力がない場合(ステップS1でNo)、ステップS1の処理を繰り返し実行する。
ステップS2:制御部21は、図4の範囲40,41のいずれか一方または範囲40,41の双方の面積の合計が所定の面積以下であるか否かを判断する。すなわち、制御部21は、範囲40,41のいずれか一方または範囲40,41の双方の面積の合計が所定の面積以下である場合(ステップS2でYes)、ステップS3の処理へ移行する。一方、制御部21は、範囲40,41のいずれか一方または範囲40,41の双方の面積の合計が所定の面積を超える場合(ステップS2でNo)、ステップS4の処理へ移行する。なお、ステップS2における「以下」を「未満」に置き換え「超える」を「以上」に置き換えてもよい。
ステップS3:制御部21は、タッチパネル20の入力操作を受入れて処理を終了する(END)。
ステップS4:制御部21は、タッチパネル20の入力操作を無効とし、ステップS5の処理へ移行する。
ステップS5:制御部21は、ホールド機能をON状態とし、処理を終了する(END)。
なお、範囲40は、タッチパネル20の全体の面積に対して20%以上の面積を有すると説明したが面積の値はこれに限定されない。すなわち、タッチパネル20の全体の面積に対し、どのようにしても必ず複数のアイコン31を含み、特定のアイコン31への操作であることが特定できない面積とすればよい。
同様に、範囲41は、1つのアイコン31の面積の1.3倍以上の面積を有すると説明したが面積の値はこれに限定されない。すなわち、範囲41の一部が1つのアイコン31を含めば、必ず他のアイコン31を含む面積とすればよい。なお、範囲41については、LCD表示部18にアイコン31が表示されていない範囲であってもよい。
(第1の実施の形態に係る効果について)
第1の実施の形態によれば、制御部21は、LCD表示部18に表示されているアイコン31の位置を認識する必要はなく、単に、圧力が加えられている範囲40または範囲41の面積のみを検出すればよい。
第1の実施の形態によれば、制御部21は、LCD表示部18に表示されているアイコン31の位置を認識する必要はなく、単に、圧力が加えられている範囲40または範囲41の面積のみを検出すればよい。
また、制御部21は、アイコン31の位置を認識する必要がないため、LCD表示部18にアイコン31が表示されていないタッチパネル20の部位に圧力が加えられた場合でも、その圧力が加えられている部位の面積を入力操作の無効およびホールド機能ONに係る判断材料とすることができる。
したがって、制御部21は、タッチパネル20の全域を検出対象とするため、誤入力の原因となる事象が発生したときにこれを速やかに検出できる。そのため、情報端末装置1は、自動的にホールド機能をONとして、上述のような入力を無効とすることができ、意図しない操作が実行されるのを防止可能となる。
(本発明の第2の実施の形態に係る情報端末装置1Aについて)
本発明の第2の実施の形態に係る情報端末装置1Aを図6および図7を参照して説明する。図6は、情報端末装置1Aの外観図であると共に、その動作を説明するための図である。図7は、情報端末装置1Aの制御部21A(不図示)の動作手順を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施の形態に係る情報端末装置1Aを図6および図7を参照して説明する。図6は、情報端末装置1Aの外観図であると共に、その動作を説明するための図である。図7は、情報端末装置1Aの制御部21A(不図示)の動作手順を示すフローチャートである。
なお、情報端末装置1Aの構成は、情報端末装置1の構成と同じである。よって、情報端末装置1Aの構成についての説明は省略する。ただし、制御部21Aの動作は制御部21の動作と異なる。
図6の破線で囲まれた範囲50,51,52は、タッチパネル20に対して圧力が加わった部位を示している。タッチパネル20がユーザの鞄やポケット内で、複数の比較的面積の狭い物品などによって圧迫される際に、図6のような複数の範囲50,51,52に圧力が加わる。範囲50は、LCD表示部18にアイコン31が全く表示されていないタッチパネル20の部位である。また、範囲51,52は、LCD表示部18にアイコン31が表示されていないタッチパネル20の部位を一部に含んでいる。
制御部21Aは、LCD表示部18に表示されるアイコン31を全く含まないタッチパネル20の部位の範囲50、またはLCD表示部18に表示されるアイコン31を一部に含むがアイコン31を含まない部位も含むタッチパネル20の部位の範囲51,52からの入力を検出したときには、タッチパネル20の入力を無効とする。すなわち、制御部21Aは、LCD表示部18に表示されるアイコン31に対応するタッチパネル20の部位を含まないタッチパネル20の部位からの入力を検出したときには、タッチパネル20の入力を無効とする。
制御部21Aの動作手順を図7のフローチャートを参照して説明する。なお、図5のフローチャートと同一の動作手順(START,ステップS1,S3,S4,S5)については説明を省略する。
ステップS10:制御部21Aは、LCD表示部18に表示されるアイコン31を含まないタッチパネル20の部位からの入力の有無を判断する。すなわち、制御部21Aは、LCD表示部18に表示されるアイコン31を含まないタッチパネル20の部位からの入力が無い場合(ステップS10でYes)、ステップS3の処理へ移行する。一方、制御部21Aは、LCD表示部18に表示されるアイコン31を含まないタッチパネル20の部位からの入力が有る場合(ステップS10でNo)、ステップS4の処理へ移行する。
このように、制御部21Aの動作では、LCD表示部18に表示されるアイコン31の位置を認識するところが、制御部21の動作と異なる。
(第2の実施の形態に係る効果について)
第2の実施の形態によれば、制御部21Aは、LCD表示部18に表示されるアイコン31の位置を認識し、LCD表示部18に表示されるアイコン31を含まないタッチパネル20の部位からの入力を入力操作の無効およびホールド機能ONに係る判断材料とする。
第2の実施の形態によれば、制御部21Aは、LCD表示部18に表示されるアイコン31の位置を認識し、LCD表示部18に表示されるアイコン31を含まないタッチパネル20の部位からの入力を入力操作の無効およびホールド機能ONに係る判断材料とする。
このため、制御部21Aは、LCD表示部18に表示されるアイコン31を含まないタッチパネル20の部位については、圧力が加えられる面積の大小によらず、入力操作の無効およびホールド機能ONに係る判断を行うことができる。これにより、制御部21Aは、誤入力の原因となる事象が発生したときに、これを速やかに検出できる。
(本発明の第3の実施の形態に係る情報端末装置1Bについて)
本発明の第3の実施の形態に係る情報端末装置1Bを図8および図9を参照して説明する。図8は、情報端末装置1Bの外観図であると共に、その動作を説明するための図である。図9は、情報端末装置1Bの制御部21B(不図示)の動作手順を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施の形態に係る情報端末装置1Bを図8および図9を参照して説明する。図8は、情報端末装置1Bの外観図であると共に、その動作を説明するための図である。図9は、情報端末装置1Bの制御部21B(不図示)の動作手順を示すフローチャートである。
なお、情報端末装置1Bの構成は、情報端末装置1の構成と同じである。よって、情報端末装置1Bの構成についての説明は省略する。ただし、制御部21Bの動作は制御部21の動作と異なる。
図8のアイコン31−1,31−2またはアイコン31−3,31−4は、並列入力が発生したタッチパネル20の部位に対応するアイコン31を示している。タッチパネル20がユーザの鞄やポケット内で、比較的面積の狭い物品などによって圧迫される際に、図8のような隣接するアイコン31−1,31−2に対応するタッチパネル20の部位が並行して操作されることがある。あるいは、タッチパネル20がユーザの鞄やポケット内で、複数の物品などによって圧迫される際に、離れた位置にあるアイコン31−3,31−4に対応するタッチパネル20の部位が並行して操作されることがある。あるいは、タッチパネル20がユーザの鞄やポケット内で、複数の物品などによって圧迫される際に、4つのアイコン31−1〜31−4に対応するタッチパネル20の部位が並行して操作されることがある。
また、通常のアイコン31に対応するタッチパネル20の部位の操作において、複数のアイコン31に対応するタッチパネル20の部位が並行して操作されることが無い場合には、アイコン31−1,31−2に対応するタッチパネル20の部位またはアイコン31−3,31−4に対応するタッチパネル20の部位がほぼ同じタイミングで操作される場合の他に、一方のアイコン(たとえば31−1)に対応するタッチパネル20の部位が操作されているときに、他方のアイコン(たとえば31−2)に対応するタッチパネル20の部位が遅れて操作されるような場合も制御部21Bにおける入力操作の無効およびホールド機能ONの判断材料としてよい。
また、通常のアイコン31に対応するタッチパネル20の部位の操作において、一方のアイコン31に対応するタッチパネル20の部位が操作されているときに、他方のアイコン31に対応するタッチパネル20の部位が操作されることが有る場合には、この通常操作と区別するために、2つのアイコン31に対応するタッチパネル20の部位がほぼ同じタイミングで操作される場合に限定して制御部21Bにおける入力操作の無効およびホールド機能ONの判断材料とすることが好ましい。
たとえば、シフトキーに相当するアイコン31に対応するタッチパネル20の部位を操作しながら他のキーに相当するアイコン31に対応するタッチパネル20の部位を操作するといったアイコン31に対応するタッチパネル20の部位の並行操作がある場合、制御部21Bは、2つのアイコン31に対応するタッチパネル20の部位がほぼ同じタイミングで操作された場合に限り、入力操作の無効およびホールド機能ONにする。なお、「ほぼ同時」とは、たとえば1つのアイコン31に対応するタッチパネル20の部位が操作されてから所定時間(たとえば0.5秒)以内に他のアイコン31に対応するタッチパネル20の部位が操作されるような場合を含むようにしてもよい。
このように、制御部21Bは、LCD表示部18に表示される2以上のアイコン31に対応するタッチパネル20の部位からの並列入力を検出したときには、タッチパネル20の入力を無効としてホールド機能をON状態にする。
制御部21Bの動作手順を図9のフローチャートを参照して説明する。なお、図5のフローチャートと同一の動作手順(START,ステップS1,S3,S4,S5)については説明を省略する。
ステップS20:制御部21Bは、複数のアイコン31に対応するタッチパネル20の部位からの並列入力があるか否かを判断する。すなわち、制御部21Bは、複数のアイコン31に対応するタッチパネル20の部位から並列入力が無い場合(ステップS20でYes)、ステップS3の処理へ移行する。一方、制御部21Bは、複数のアイコン31に対応するタッチパネル20の部位から並列入力が有る場合(ステップS20でNo)、ステップS4の処理へ移行する。
このように、制御部21Bの動作では、2つ以上のアイコン31に対応するタッチパネル20の部位の並列入力の有無を認識するところが、制御部21、21Aの動作と異なる。
(第3の実施の形態に係る効果について)
第3の実施の形態によれば、制御部21Bでは、単にアイコン31に対応するタッチパネル20の部位の並列入力を検出している。言い換えると、制御部21Bでは、アイコン31に対応するタッチパネル20の部位以外の部位についてのタッチパネル20の入力については無効としている。このように、アイコン31に対応するタッチパネル20の部位以外の部位についてのタッチパネル20の入力を無効とすることで、以下のような効果が生じる。
第3の実施の形態によれば、制御部21Bでは、単にアイコン31に対応するタッチパネル20の部位の並列入力を検出している。言い換えると、制御部21Bでは、アイコン31に対応するタッチパネル20の部位以外の部位についてのタッチパネル20の入力については無効としている。このように、アイコン31に対応するタッチパネル20の部位以外の部位についてのタッチパネル20の入力を無効とすることで、以下のような効果が生じる。
すなわち、タッチパネル20で誤入力が発生する直接の原因となる部位は、アイコン31に対応するタッチパネル20の部位のみである。よって、アイコン31に対応するタッチパネル20の部位以外に圧力が加わったとしてもそれは誤入力発生の直接の原因にはならない。したがって、制御部21Bは、アイコン31の並列入力に限定して入力操作の無効およびホールド機能ONを判断する。
これにより、制御部21Bは、誤入力とは無関係なタッチパネル20の部位を判断材料から排除できる。よって、制御部21Bは、無意味に入力操作の無効およびホールド機能ONになることを回避できる。
(本発明の第4の実施の形態に係る情報端末装置1Cについて)
本発明の第4の実施の形態に係る情報端末装置1Cを図10および図11を参照して説明する。図10は、情報端末装置1Cの要部構成図である。図11は、情報端末装置1Cの制御部21C(不図示)の動作手順を示すフローチャートである。
本発明の第4の実施の形態に係る情報端末装置1Cを図10および図11を参照して説明する。図10は、情報端末装置1Cの要部構成図である。図11は、情報端末装置1Cの制御部21C(不図示)の動作手順を示すフローチャートである。
情報端末装置1Cの構成は、図10に示すように、LCD表示部18の裏面に圧力センサ70,71を備えている。この圧力センサ70,71は、図1のセンサ部11に備えられているセンサの1つとすることができる。よって、情報端末装置1Cの構成については、情報端末装置1の構成と同じである。ただし、制御部21Cの動作は、制御部21の動作と異なる。
制御部21Cの動作手順を図11のフローチャートを参照して説明する。なお、図5のフローチャートと同一の動作手順(START,ステップS1,S3,S4,S5)については説明を省略する。
ステップS30:制御部21Cは、圧力センサ70,71の検出した圧力が所定値以下の圧力か否かを判断する。すなわち、制御部21Cは、圧力センサ70,71の検出した圧力が所定値以下の圧力である場合(ステップS30でYes)、ステップS3の処理へ移行する。一方、制御部21Cは、圧力センサ70,71の検出した圧力が所定値を超えている場合(ステップS30でNo)、ステップS4の処理へ移行する。なお、ステップS30における「以下」を「未満」に置き換え「超える」を「以上」に置き換えてもよい。
なお、上述した「圧力の所定値」とは、タッチパネル20に対してユーザの通常の操作による圧力を超える圧力の値である。また、ユーザの通常の操作による圧力を超える圧力の値をどの程度に設定するかは様々であるが、たとえばユーザがタッチパネル20に触れる場合、通常、人指し指一本で軽く触れる程度の圧力である。しかしながら、この圧力を少しでも超える圧力を上述の「所定値」に設定してしまうと、ごく僅かな圧力でもホールド機能がON状態となってしまい、これでは返ってユーザの利便性を損なう場合がある。よって、上述の「所定値」は比較的大きな値とすることが好ましい。
このように、制御部21Cの動作では、LCD表示部18の裏面に備えられた圧力センサ70,71の検出した圧力値に応じて入力操作の無効およびホールド機能ONにしている。
(第4の実施の形態に係る効果について)
第4の実施の形態によれば、制御部21Cは、タッチパネル20に対してユーザの通常の操作による圧力を超える圧力がかかったことを受けてホールド機能をON状態にすることができる。この際、制御部21Cは、アイコン31の位置やタッチパネル20に圧力が加えられる面積などには一切関わり無く、タッチパネル20に加えられる圧力値の大小のみを判断する。これにより、制御部21Cは、誤入力となる事象の発生を高い精度で判断することができる。
第4の実施の形態によれば、制御部21Cは、タッチパネル20に対してユーザの通常の操作による圧力を超える圧力がかかったことを受けてホールド機能をON状態にすることができる。この際、制御部21Cは、アイコン31の位置やタッチパネル20に圧力が加えられる面積などには一切関わり無く、タッチパネル20に加えられる圧力値の大小のみを判断する。これにより、制御部21Cは、誤入力となる事象の発生を高い精度で判断することができる。
(プログラムに係る実施の形態について)
情報端末装置1,1A,1B,1Cの制御部21,21A,21B,21Cは、所定のプログラムにより動作する汎用の情報処理装置(CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal
Processor)、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)など)によって構成されてもよい。例えば、汎用の情報処理装置は、メモリ、CPU、入出力ポートなどを有する。汎用の情報処理装置のCPUは、メモリなどから所定のプログラムとして制御プログラムを読み込んで実行する。これにより、汎用の情報処理装置には、情報端末装置1,1A,1B,1Cの制御部21,21A,21B,21Cの機能が実現される。また、その他の機能についてもソフトウェアにより実現可能な機能については汎用の情報処理装置とプログラムとによって実現することができる。
情報端末装置1,1A,1B,1Cの制御部21,21A,21B,21Cは、所定のプログラムにより動作する汎用の情報処理装置(CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal
Processor)、マイクロプロセッサ(マイクロコンピュータ)など)によって構成されてもよい。例えば、汎用の情報処理装置は、メモリ、CPU、入出力ポートなどを有する。汎用の情報処理装置のCPUは、メモリなどから所定のプログラムとして制御プログラムを読み込んで実行する。これにより、汎用の情報処理装置には、情報端末装置1,1A,1B,1Cの制御部21,21A,21B,21Cの機能が実現される。また、その他の機能についてもソフトウェアにより実現可能な機能については汎用の情報処理装置とプログラムとによって実現することができる。
なお、汎用の情報処理装置が実行する制御プログラムは、情報端末装置1,1A,1B,1Cの出荷前に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであっても、情報端末装置1,1A,1B,1Cの出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。また、制御プログラムの一部が、情報端末装置1,1A,1B,1Cの出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶されたものであってもよい。情報端末装置1,1A,1B,1Cの出荷後に、汎用の情報処理装置のメモリなどに記憶される制御プログラムは、例えば、CD−ROMなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶されているものをインストールしたものであっても、インターネットなどの伝送媒体を介してダウンロードしたものをインストールしたものであってもよい。
また、制御プログラムは、汎用の情報処理装置によって直接実行可能なものだけでなく、ハードディスクなどにインストールすることによって実行可能となるものも含む。また、圧縮されたり、暗号化されたりしたものも含む。
(プログラムに係る実施の形態の効果について)
このように、汎用の情報処理装置とプログラムによって情報端末装置1,1A,1B,1Cの機能を実現することにより、大量生産や仕様変更(または設計変更)に対して柔軟に対応可能となる。
このように、汎用の情報処理装置とプログラムによって情報端末装置1,1A,1B,1Cの機能を実現することにより、大量生産や仕様変更(または設計変更)に対して柔軟に対応可能となる。
(その他の実施の形態)
上述の実施の形態は、その要旨を逸脱しない限り、様々に変更が可能である。たとえば第1〜第4の実施の形態で説明した制御部21,21A,21B,21Cの機能を全て組み合わせて有する制御部21Dを備えるようにしてもよい。この場合、制御部21,21A,21B,21Cの機能のいずれかをユーザが要求に応じて切り替えるようにしてもよい。あるいは、制御部21,21A,21B,21Cの機能の組合せをユーザが要求に応じて設定できるようにしてもよい。
上述の実施の形態は、その要旨を逸脱しない限り、様々に変更が可能である。たとえば第1〜第4の実施の形態で説明した制御部21,21A,21B,21Cの機能を全て組み合わせて有する制御部21Dを備えるようにしてもよい。この場合、制御部21,21A,21B,21Cの機能のいずれかをユーザが要求に応じて切り替えるようにしてもよい。あるいは、制御部21,21A,21B,21Cの機能の組合せをユーザが要求に応じて設定できるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態で例示した情報端末装置1,1A,1B,1Cの外観についてはこれに限定されるものではない。すなわち、複数のアイコンを有するあらゆる情報端末装置において、上述した実施の形態の説明を適用することができる。
また、第2の実施の形態では、制御部21Aは、LCD表示部18に表示されるアイコン31に対応するタッチパネル20の部位を含まない部位からの入力を検出したときには、タッチパネル20の入力操作の無効およびホールド機能ONにするとして説明した。しかしながら、ユーザがアイコン31に対応するタッチパネル20の部位を操作する際に、ユーザの指が、アイコン31が表示されていない部分にもはみ出して操作してしまうことも有り得る。このような場合を想定し、第2の実施の形態においても第1の実施の形態と同様に、アイコン31を一部に含む範囲51,52については、アイコン31を含まない面積がどの程度であるかを制御部21Aの判断材料に加えてもよい。
また、第4の実施の形態では、圧力センサ70,71によって、タッチパネル20に加わる圧力を検出すると説明したが、これに代えて、LCD表示部18またはタッチパネル20の歪を検出する歪センサ(ロードセルなど)を備え、圧力の代わりに歪度合いを検出してもよい。
また、情報端末装置1A,1B,1Cはホールド機能を有するものとし、図5、図7、図9、図11のフローチャートでは、ステップS4で「入力操作無効」としてからステップS5で「ホールド機能ON」とした。
これに対し、情報端末装置1A,1B,1Cはホールド機能を有さず、ステップS5の「ホールド機能ON」の処理を行わないものとしてもよい。この場合、ステップS4の「入力操作無効」の処理が実行されたときには、情報端末装置1,1A,1B,1Cの電源スイッチをいったんOFF状態に操作し、その後、電源スイッチを再びON状態に操作する。これによってステップS4の「入力操作無効」の処理がリセットされる。これにより、ホールド機能を有さない情報端末装置1A,1B,1Cであっても電源スイッチのON/OFF操作によりホールド機能を有する場合と同様の操作を行うことができる。
1,1A,1B,1C…情報端末装置、10…通信部、11…センサ部、12…可搬型記憶媒体収容部、13…一時記憶部、14…音声コーデック部、15…音声入力端子、16…音声出力端子、17…データ格納部、18…LCD表示部、19…ホールドスイッチ、20…タッチパネル、21,21A,21B,21C…制御部(入力制限部)、30…情報表示部、31…アイコン、70,71…圧力センサ
Claims (7)
- タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、
上記タッチパネルの所定の面積を超える、または所定の面積以上の面積に対しての入力を検出したときには、上記操作部への入力を特定できないと判断し、上記タッチパネルの入力を無効とする入力制限部を備える、
ことを特徴とする情報端末装置。 - タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、
上記タッチパネルに対応して設けられる表示部に表示されるアイコンを含まない上記タッチパネルの部位からの入力を検出したときには、上記操作部への入力を特定できないと判断し、上記タッチパネルの入力を無効とする入力制限部を備える、
ことを特徴とする情報端末装置。 - タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、
上記タッチパネルに対応して設けられる表示部に表示される2以上のアイコンに対応する上記タッチパネルの部位からの並列入力を検出したときには、上記操作部への入力を特定できないと判断し、上記タッチパネルの入力を無効とする入力制限部を備える、
ことを特徴とする情報端末装置。 - タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置において、
上記タッチパネルに加えられる圧力を検出する圧力センサと、
上記圧力センサが所定値以上、または所定値を超える値の圧力を検出したときには、上記操作部への入力を特定できないと判断し、上記タッチパネルの入力を無効とする入力制限部と、
を備える、
ことを特徴とする情報端末装置。 - 請求項1から4のいずれか1項記載の情報端末装置において、
前記入力制限部は、前記タッチパネルの入力の無効状態を解除する操作を行うための前記タッチパネルの入力部位を少なくとも1ヶ所設ける、
ことを特徴とする情報端末装置。 - タッチパネルによる操作部を備える情報端末装置が行う上記操作部の入力制限方法において、
上記タッチパネルの所定の面積を超える、または所定の面積以上の面積に対しての入力を検出したときには、上記操作部への入力を特定できないと判断し、上記タッチパネルの入力を無効とする入力制限ステップを実行する、
ことを特徴とする入力制限方法。 - 情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
請求項1から5のいずれか1項記載の情報処理装置の前記入力制限部の機能を実現する、
ことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009143336A JP2011002891A (ja) | 2009-06-16 | 2009-06-16 | 情報端末装置、入力制限方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009143336A JP2011002891A (ja) | 2009-06-16 | 2009-06-16 | 情報端末装置、入力制限方法およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011002891A true JP2011002891A (ja) | 2011-01-06 |
Family
ID=43560819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009143336A Pending JP2011002891A (ja) | 2009-06-16 | 2009-06-16 | 情報端末装置、入力制限方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011002891A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012164274A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Dainippon Printing Co Ltd | コンピュータ装置、入力システム、及びプログラム |
JP2013045303A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Sharp Corp | 携帯型電子機器、携帯型電子機器の制御方法、制御プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2015215777A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 富士通株式会社 | 携帯端末装置、その動作制御プログラムおよびその動作制御方法 |
EP3054376A1 (en) | 2015-02-04 | 2016-08-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Electronic apparatus and control method of the same |
US10108257B2 (en) | 2015-05-13 | 2018-10-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Electronic device, control method thereof, and storage medium |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH028923A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-12 | Canon Inc | 座標入力装置 |
JPH06342336A (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-13 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
JPH07319608A (ja) * | 1994-05-30 | 1995-12-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 座標入力装置 |
JP2000349886A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-15 | Sharp Corp | 通信用端末装置 |
JP2000357044A (ja) * | 1999-06-14 | 2000-12-26 | Denso Corp | タッチパネル装置 |
JP2001344062A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Sharp Corp | 座標入力装置 |
JP2003058302A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-02-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯電子機器 |
JP2005115714A (ja) * | 2003-10-09 | 2005-04-28 | Noritz Corp | 表示操作装置 |
JP2008282206A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Denso Corp | タッチパネル装置、その制御方法、およびその制御プログラム |
-
2009
- 2009-06-16 JP JP2009143336A patent/JP2011002891A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH028923A (ja) * | 1988-06-28 | 1990-01-12 | Canon Inc | 座標入力装置 |
JPH06342336A (ja) * | 1993-06-01 | 1994-12-13 | Hitachi Ltd | 情報処理装置 |
JPH07319608A (ja) * | 1994-05-30 | 1995-12-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 座標入力装置 |
JP2000349886A (ja) * | 1999-06-03 | 2000-12-15 | Sharp Corp | 通信用端末装置 |
JP2000357044A (ja) * | 1999-06-14 | 2000-12-26 | Denso Corp | タッチパネル装置 |
JP2001344062A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-14 | Sharp Corp | 座標入力装置 |
JP2003058302A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-02-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯電子機器 |
JP2005115714A (ja) * | 2003-10-09 | 2005-04-28 | Noritz Corp | 表示操作装置 |
JP2008282206A (ja) * | 2007-05-10 | 2008-11-20 | Denso Corp | タッチパネル装置、その制御方法、およびその制御プログラム |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012164274A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Dainippon Printing Co Ltd | コンピュータ装置、入力システム、及びプログラム |
JP2013045303A (ja) * | 2011-08-24 | 2013-03-04 | Sharp Corp | 携帯型電子機器、携帯型電子機器の制御方法、制御プログラム、およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2015215777A (ja) * | 2014-05-12 | 2015-12-03 | 富士通株式会社 | 携帯端末装置、その動作制御プログラムおよびその動作制御方法 |
EP3054376A1 (en) | 2015-02-04 | 2016-08-10 | Canon Kabushiki Kaisha | Electronic apparatus and control method of the same |
US10216313B2 (en) | 2015-02-04 | 2019-02-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Electronic apparatus and control method of the same |
US10108257B2 (en) | 2015-05-13 | 2018-10-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Electronic device, control method thereof, and storage medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5922480B2 (ja) | 表示機能を備える携帯機器、プログラムおよび表示機能を備える携帯機器の制御方法 | |
US9600139B2 (en) | Electronic device and method for implementing user interfaces associated with touch screens | |
JP5669169B2 (ja) | 端末装置及びプログラム | |
US9733708B2 (en) | Electronic device, operation control method, and operation control program | |
US20120068948A1 (en) | Character Input Device and Portable Telephone | |
US9137353B2 (en) | Electronic device and display method employed in electronic device | |
JP2013218428A (ja) | 携帯型電子機器 | |
US20170199662A1 (en) | Touch operation method and apparatus for terminal | |
JP2012098828A (ja) | 電子機器の入力装置及び入力制御方法 | |
US10514796B2 (en) | Electronic apparatus | |
JP2010176337A (ja) | 入力装置 | |
WO2010035151A2 (en) | Two-thumb qwerty keyboard | |
JP2012216053A (ja) | 電子機器及び制御方法 | |
WO2012127792A1 (ja) | 情報端末、表示画面切り替えのための方法、及びそのプログラム | |
JP2011002891A (ja) | 情報端末装置、入力制限方法およびプログラム | |
JP5594652B2 (ja) | 携帯情報端末及びそのキー配置変更方法 | |
JP2014174742A (ja) | 携帯型電子機器およびその制御プログラム | |
JP5766083B2 (ja) | 携帯電子機器 | |
US20130278512A1 (en) | Touch sensitive electronic device with clipping function and clipping method | |
JP5658518B2 (ja) | 触感呈示装置及び触感呈示装置の制御方法 | |
JP6213467B2 (ja) | 端末装置、表示制御方法およびプログラム | |
CN107395910B (zh) | 一种来电通知方法及移动终端 | |
WO2012169188A1 (ja) | 情報機器及び表示制御方法 | |
WO2012137512A1 (ja) | 携帯端末 | |
KR102078208B1 (ko) | 터치 오 입력을 방지하는 전자 장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121205 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130402 |