JP2001344062A - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JP2001344062A
JP2001344062A JP2000162727A JP2000162727A JP2001344062A JP 2001344062 A JP2001344062 A JP 2001344062A JP 2000162727 A JP2000162727 A JP 2000162727A JP 2000162727 A JP2000162727 A JP 2000162727A JP 2001344062 A JP2001344062 A JP 2001344062A
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input
tablet
reference voltage
input device
unit
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JP2000162727A
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Akira Yoshimura
晃 吉村
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タブレットに入力目的以外の複数の入力が同
時に発生した場合に、その複数同時入力を確実に検知し
て、無効なデータの誤入力を防止する。 【解決手段】 各抵抗膜11,12の配線に設けられた
スイッチSW1, SW2と、これらスイッチSW1, SW2とア
ース電位との間に接続された定抵抗15,16と、タブ
レット1の端子とスイッチSW1, SW2とをそれぞれ制御
する制御部2と、この制御部2により制御されたタブレ
ット1の端子およびスイッチSW1またはSW2のONによ
り有効となった抵抗回路からのアナログ信号を測定する
AD変換部3と、基準電圧を保持するメモリ部4と、入
力時にAD変換部3より得られた電圧とメモリ部4に保
持されている基準電圧とを比較する比較部5と、この比
較部5での比較結果により、タブレット1の入力が1点
のみの有効な入力であるか、複数同時入力の無効な入力
であるかを判断する処理部6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、ワードプロセッサ、および携帯情報端末などの
情報処理装置の入力装置として使用されている抵抗膜タ
ブレット方式の座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている抵抗膜タブレッ
ト方式の入力装置の場合、入力には、入力デバイスとし
てペンなどの付属物を使用し、その入力デバイスにより
抵抗膜のタブレットに圧力を加えることで入力を行って
いる。この場合、入力は、入力デバイスによる1点のみ
の入力が前提となっているため、入力デバイスでの入力
中に、タブレットに第2の圧力を加える要素、例えば、
タブレット上に落下物が落ちたなどが発生したことによ
る複数の同時入力に対しては、全く考慮されていなかっ
た。そのため、このような無効な入力が発生した場合に
は、本来入力したい位置とは異なった場所を、入力位置
として検出してしまうといった問題があった。
【0003】そこで、このような状態を回避する方法と
して、特開平10−11208号公報に記載の座標入力
装置が提案されている。この座標入力装置は、過去に入
力された点を元にして、次に入力されるであろう点を予
想し、その予想と、実際に次に入力された点の検出結果
とを比較して、異常と判断された場合にはその入力され
たデ―夕を排除するといった方法によって、誤入力を防
止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の座標入力装置では、過去に入力された点を元にし
て、次に入力されるであろう点を予想しているため、過
去に入力されたデータが存在しない場合には、入力が正
しいかどうか判断できないといった問題があった。
【0005】本発明はかかる問題点を解決すべく創案さ
れたもので、その目的は、タブレットに入力目的以外の
複数の入力が同時に発生した場合に、その複数同時入力
を確実に検知して、無効なデータの誤入力を防止し得る
座標入力装置を提供することにある。また、無効なデー
タをキャンセルし、有効なデータのみからキャンセルし
たデータの補正が可能な座標入力装置を提供することに
ある。さらに、配線切れや接触不良などの異常が発生し
た場合には、この異常を検知することのできる座標入力
装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、LCD等を表
示手段とし、その上に配置された上下2枚の抵抗膜から
なる抵抗膜タブレットを入力手段としたタブレット一体
型の座標入力装置において、図1に示す構成としてい
る。すなわち、タブレット1の一方の抵抗膜11の端子
11bから引き出された配線11b1、および他方の抵
抗膜12の端子12bから引き出された配線12b1の
それぞれに設けられたスイッチSW1,SW2と、これ
らスイッチSW1,SW2とアース電位(GND)との
間にそれぞれ接続された定抵抗15(XR3), 16
(YR3)と、タブレット1の端子11a,11b,1
2a,12bとスイッチSW1,SW2のON/OFF
とをそれぞれ制御する制御部2と、この制御部2により
制御されたタブレット1の端子およびスイッチSW1ま
たはSW2のONにより有効となった抵抗回路からのア
ナログ信号を測定するAD変換部3と、予め所定の操作
によりAD変換部3より得られた基準電圧を保持するメ
モリ部4と、入力時にAD変換部3より得られたデータ
とメモリ部4に保持されている基準電圧とを比較する比
較部5と、この比較部5での比較結果により、タブレッ
ト1の入力が1点のみの有効な入力であるか、複数同時
入力の無効な入力であるかを判断し、無効な入力である
と判断した場合には、入力位置検出を行わないように処
理する処理部6と、この処理部6での処理結果を位置情
報として表示するLCD等の表示部7とで構成されてい
る。
【0007】制御部2からは、タブレット1を構成する
各抵抗膜11,12の端子11a,11b,12a,1
2bとスイッチSW1,SW2とをそれぞれ制御するた
めの信号が出力されており、この信号を切替えることに
より、タブレット1の各抵抗膜11,12の端子11
a,11b,12a,12bに対して、Vcc電圧、GN
D電圧、Hi−Z( ハイインピーダンス) 状態に制御で
きるようになっている。また、スイッチSW1,SW2
をON/OFF制御することにより、スイッチSW1,
SW2とGNDとの間に接続された定抵抗15,16を
接続状態にしたり、切離状態にしたりすることができる
ようになっている。
【0008】このような構成において、タブレット1に
対して入力が無いとき、および1点のみの入力があると
きに、タブレット1とタブレット1の外側に取り付けら
れた任意の定抵抗15,16とで分圧された電圧をAD
変換部3で取得し、その取得した電圧を基準電圧とし
て、メモリ部4にあらかじめ記憶しておく。タブレット
1に対して入力が無い場合と、1点のみの入力がある場
合とでは、タブレット1の端子間の抵抗値は変化しない
ため、同じ値が得られる。このデータをあらかじめ記憶
しておくのは、タブレット1の各抵抗膜11,12の抵
抗値の誤差、および、タブレット1の外側に取り付けて
いる任意の定抵抗15,16の抵抗値の誤差などを考慮
し、その補正を行うためである。そして、実際の入力が
行われた際に生じたAD変換部3のデータと、あらかじ
めメモリ部4に記憶しておいたデータとを比較部5で比
較する。
【0009】一方、複数点(2点以上)が同時に入力さ
れている場合には、タブレット1の端子間の抵抗値が変
化する。これは、タブレット1を構成する上下2枚の抵
抗膜11,12が複数箇所で接触することにより、抵抗
が並列に接続されたと同じ状態となり、抵抗値が下がる
ためである。この抵抗値の変化により、AD変換部3に
入力される電圧も当然変化し、この電圧とメモリ部4に
記憶されている基準電圧とを比較部5で比較すると、デ
ータが異なるという結果が得られる。これにより、現
在、タブレット1への入力が複数同時に行われているこ
とを検知することができる。
【0010】上記の説明では、基準電圧をあらかじめ所
定の操作をすることにより求めてメモリ部4に記憶して
いるが、タブレット1の端子間の抵抗値や定抵抗15,
16の抵抗値などは、回路設計段階においてすでに決定
されているものなので、その値より基準電圧をあらかじ
め計算し、その計算結果をメモリ部4に記憶しておいて
もよい。
【0011】この場合、複数同時に入力が行われると、
正しい位置検出ができないため、処理部6によりその入
力を無効と判断しデータをキャンセルする。
【0012】また、この処理部6の判断機能を用いるこ
とにより、複数同時入力が行われている際には、入力位
置の検出を行わないようにする。または、その検出デー
タをキャンセルすることにより、有効な入力のみを取得
することができる。これにより、間違った位置を検出す
るのを防ぐことができる。また、有効な入力のみを集
め、使用者が期待している本来の入力に近いものに補正
することができる。
【0013】さらに、あらかじめ所定の操作によりメモ
リ部4に記憶するデータを取得した上記の方法と同様の
方法によって、入力されていないときの状態を測定し、
これと基準電圧とを比較する。タブレット1などの入力
装置に配線切れや接触不良などの異常が発生した場合に
は、このときに形成される抵抗回路の抵抗値が変化す
る。従って、このような状態が発生したときに、この測
定で取得した電圧と、あらかじめメモリ部4に記憶され
ている基準電圧とを比較すると、電圧値が異なるという
結果が得られる。この結果より、入力装置に異常が発生
したことを検知することができる。
【0014】このような処理を、電子機器のON時に行
うことにより、電子機器がONした際の入力装置の異常
検出装置として使用でき、また、このような処理を一定
時間間隔で行うことにより、その電子機器の入力装置に
異常がないかを常に監視することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の座標入力装置を
備えた電子機器の構成を示すブロック図であり、この構
成については、上記の課題を解決するための手段のとこ
ろですでに説明している。この電子機器は、例えばパー
ソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、および携帯情
報端末などで実現される。
【0016】タブレット1は、上下2枚の抵抗膜11,
12からなっており、使用者は、入力デバイスとしてペ
ンや指などを使用して、タブレット1の入力したい位置
に圧力を加えることにより、タブレット1の上下2枚の
抵抗膜11,12が接触し、その位置が入力される。表
示部7には、この入力された位置に、入力がされたこと
を示す表示が行われる。入力された表示が必要でない場
合には、表示部7に表示をする必要はない。また、表示
部7を省いてもよい。
【0017】使用者は、このタブレット1に入力する
際、1点のみの入力が前程となつているが、入力デバイ
スで入力を行う場合、タブレット1上に何か物が落下し
た、手のひらがタブレット1上に触れたなど、予期せぬ
事態により、複数の同時入力が発生する場合がある。こ
のような場合、入力された位置が正確に検出できないた
め、現在入力されているのが、1点であるか複数点であ
るかを判断する必要がある。
【0018】次に、本実施形態の座標入力装置を用いて
この複数同時入力を検出する方法について、図2および
図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0019】まず、タブレット1の基準電圧を得るため
の処理を、図2に示すフローチャート、図4に示すブロ
ック図、図5に示す状態説明図、図6および図7に示す
回路モデル図等を参照して説明する。
【0020】ここでは、図4に示すように、入力デバイ
スであるペン18により、l点だけの入力があった場合
を考える。なお、図4において、11aは抵抗膜11の
XH端子、11bは抵抗膜11のXL端子、12aは抵
抗膜12のYH端子、12bは抵抗膜12のYL端子で
ある。また、メモリ部4は、レジスタX(基準電圧XV
を記憶するメモリ)およびレジスタY(基準電圧XVを
記憶するメモリ)を含んでいる。
【0021】まず、ステップS1にて、X方向の基準電
圧XVを測定する。すなわち、制御部2の制御によりタ
ブレット1の4つの端子11a,11b,12a,12
b、およびスイッチSW1,SW2を、図5に示す状態
1のように設定する。すなわち、タブレット1のXH端
子をVccに設定し、その他の3つの端子XL,YH,Y
LをHi−Zに設定する。ここでVccは、決まった一定
の電圧であり、Hi−Zは、ハイインピーダンス状態
(OPEN状態)である。また、スイッチSW1がON
しており、XR3が有効になっている。また、スイッチ
SW2はOFFしており、YR3は切り離された無効状
態となっている。
【0022】XR3は、予め決められた任意の定抵抗で
ある。また、入力デバイスであるペン18の入力によっ
てタブレット1の上側の抵抗膜11と下側の抵抗膜12
とが接触するが、制御部2からの信号YH,YLがハイ
インピーダンス状態であるため、下側の抵抗膜12は影
響しない。よって、この状態を単純にすると図6に示す
ようになる。従って、XLを通してAD変換部3に伝え
られるX方向の基準電圧XVは、下式(1)で表され
る。
【0023】 XV=Vcc×XR3/(XR1+XR2+XR3) ・・・(1) また、タブレット1のX方向の抵抗値、すなわち、XH
端子とXL端子間の抵抗値を、XRとすると、下式
(2)が成立する。
【0024】XR=XR1+XR2 ・・・(2) 入力デバイスであるペン18による入力が無い場合であ
つても、制御部2を状態1に設定した場合には、1点の
みの入力時と同じとみなすことができ、そのときのXL
を通してAD変換部3に伝えられる電圧も、基準電圧X
Vと同じとなる。
【0025】次に、ステップS2に進み、この基準電圧
値XVをAD変換部3でデジタルデータに変換し、この
値をメモリ部4に記憶しておく。これを記憶しておくメ
モリはレジスタXである。
【0026】次に、ステップS3に進み、Y方向の基準
電圧YVを測定する。すなわち、制御部2の制御によ
り、タブレット1の4つの端子11a,11b,12
a,12b、およびスイッチSW1,SW2を、今度は
図5に示す状態2のように設定する。すなわち、状態1
と異なり、タブレット1のYH端子をVcc に設定し、
その他の3つの端子XH,XL,YLをHi−Zに設定
する。また、スイッチSW2がONしており、YR3が
有効になっている。また、スイッチSW1はOFFして
おり、XR3は切り離された無効状態となっている。こ
こで、ステップS1と同様に考え、この状態を単純にす
ると図7に示すようになる。従って、YLを通してAD
変換部3に伝えられるY方向の基準電圧YVは、下式
(3)で表される。
【0027】 YV=Vcc×YR3/(YR1+YR2+YR3) ・・・(3) また、タブレット1のY方向の抵抗値、すなわち、YH
端子とYL端子間の抵抗値を、YRとすると、下式
(4)が成立する。
【0028】YR= YRl+YR2 ・・・(4) 入力デバイスであるペン18による入力が無い場合であ
っても、制御部2を状態2に設定した場合には、1点の
みの入力時と同じとみなすことができ、そのときのYL
を通してAD変換部3に伝えられる電圧も、基準電圧Y
Vと同じとなる。
【0029】次に、ステップS4に進み、この基準電圧
値YVをAD変換部3でデジタルデータに変換し、この
値をメモリ部4に記憶しておく。これを記憶しておくメ
モリはレジスタYである。
【0030】以上の処理により、基準電圧をメモリ部4
に取り込む処理が終了する。
【0031】なお、ここでは、図2に示すフローチャー
トに従って基準電圧を取得したが、これを計算より求め
て、あらかじめメモリ部4に記憶しておくことも可能で
ある。すなわち、タブレット1の端子間(XHとXL
間、およびYHとYL間) の抵抗値は、使用するタブレ
ット1によって決まつている。また、任意の定抵抗1
5,16は、回路の設計者が決定することができる。ま
た、Vcc電圧も回路設計上決まった値となつているの
で、上記の式(1)に式(2)を代入し、また、式
(3)に式(4)を代入した式に、上記の定数を入力す
ると、X方向の基準電圧、およびY方向の基準電圧を計
算により求めることができる。これをレジスタX、レジ
スタYに記憶してもよい。
【0032】図2に示す手順に従って基準電圧を求めた
場合、この基準電圧を記憶するまでは、本発明の座標入
力装置を使用することができない。しかし、計算によっ
て求めた値をあらかじめメモリ部4に記憶しておけば、
すぐに本発明の座標入力装置を使用することができるの
で、この点では図2に示す処理で取得するよりも便利で
ある。しかし、実際には、使用するタブレット1の端子
間の抵抗値や任意の定抵抗15,16の抵抗値には誤差
があり、図2に示す処理で基準電圧を取得する場合に
は、その補正も兼ねることができるといった利点があ
る。
【0033】ここで、計算により基準電圧を取得した場
合と、図2に示す処理により基準電圧を取得した場合
の、長所と短所とを簡単にまとめておく。
【0034】計算により求めた基準電圧をメモリ部4に
記憶しておいた場合の長所は、図2に示す処理手順を踏
む必要が無いため、生産されたセットに対し、直に、本
発明の座標入力装置を使用できる点である。また、短所
は、タブレット1の抵抗値の誤差、任意の定抵抗15,
16の抵抗値の誤差など、回路上の誤差により位置検出
がずれる場合があるという点である。
【0035】一方、図2の処理手順にて基準電圧をメモ
リ部4に記憶する場合の長所は、タブレット1の抵抗値
の誤差、任意の定抵抗の抵抗値の誤差など、回路上の誤
差を補正することができる点である。また、短所は、図
2に示す処理手順にて基準電圧をメモリ部4に記憶する
までは、本発明の座標入力装置を使用することができな
いという点である。
【0036】このような長所、短所を考慮し、例えば、
これを組み合わせ、最初は、計算した値を基準電圧とし
て使用し、補正が必要な場合には、図2に示す処理を行
うことにより、補正した値を基準電圧として使用すると
いった使い方も考えられる。
【0037】次に、複数同時入力が行われているかどう
かの検出方法について、図3に示すフローチャート、お
よび図8ないし図13に示す各種入力状態の説明図を参
照して説明する。
【0038】ここでは、図8に示すように、入力デバイ
スである2本のペン18a,18bにより2個所同時に
入力された場合を考える。
【0039】まず、ステップS11にて、X方向の電圧
を測定する。上記のステップS1での基準電圧の測定時
と同じように、制御部2の制御によりタブレット1の4
つの端子11a,11b,12a,12b、およびスイ
ッチSW1,SW2を、図5に示す状態1のように設定
する。状態1は、X方向の基準電圧を測定した際の状態
と同じであり、XH端子をVccに設定し、XL,YH,
YLの3端子をHi−Zに設定する。また、スイッチS
W1をON状態にして、XR3を有効にし、スイッチS
W2をOFF状態にして、YR3を無効にした状態とす
る。よって、この状態を単純にすると図9に示すように
なる。
【0040】図8に示すように、タブレット1の上側の
抵抗膜11と下側の抵抗腹12とが2個所で接触してい
るため、H1で示す経路が発生し、2点が接続している
間に発生する下側の抵抗膜12の抵抗値XR7と、上側
の抵抗膜11の抵抗値XR5とが並列に接続されている
状態となる。よって、ペン18aとペン18bで入力さ
れている間の抵抗値Rは、下式(5)で表される。
【0041】 R=(XR5×XR7)/(XR5+XR7) ・・・(5) このRの抵抗値は、XR5より小さい値となる。また、
XR4+XR5+XR6=XRという式が成り立つ。
【0042】以上のことから、 XR4+R+XR6<XR ・・・(6) という関係が導かれる。
【0043】また、図8に示す状態を単純にすると図9
に示すように置き換えられるが、XR3は、基準電圧測
定時の抵抗と同じであり、式(6)が成り立つので、こ
のとき、AD変換部3に伝えられる電圧は、基準電圧よ
り高くなる。ここで、AD変換部3に伝えられる電圧を
XVAとする。
【0044】次に、ステップS12に進み、基準電圧X
Vと、今回得られた電圧XVAとを比較するが、上記結
果より、XV<XVAが成り立っているため、比較した
結果は「 異なる」 と判断され、ステップS16に進む。
そして、ステップS16において複数点の入力ありと判
断される。
【0045】図8に示す入力状態の場合は、ステップS
12での比較により、複数点の入力ありと判断される。
しかし、図10に示すように、Y方向に平行に複数点の
入力がある場合、すなわち、ペン18aと端子XHとの
距離J1、およびペン18bと端子XHとの距離J2が
同じ距離の場合、この状態を単純にすると図11に示す
ようになる。すなわち、ステップS12での比較時の回
路は図11に示すようになっている。そのため、下側の
抵抗膜12の抵抗値YR5は、このとき無視される回路
となり、また、XR8+XR9=XR(X方向のタブレ
ット端子間抵抗値)が成り立つことより、このときのA
D変換部3へ伝えられる電圧は、下式(7)のようにな
る。
【0046】 Vcc×XR3/(XR8+XR9+XR3) =Vcc×XR3(XR+XR3) ・・・(7) この式(7)は、基準電圧測定時と同じ式であり、基準
電圧と同じ値が得られる。その結果、ステップS12で
は、「同じ」と判断され、ステップS13に進むことに
なる。すなわち、2点入力しているにも関わらず、この
ステップS12では複数点の入力があるとは判断されな
い。
【0047】次に、ステップS13に進み、Y方向の電
圧を測定する。上記の基準電圧の測定時と同じように、
制御部2の制御によりタブレット1の4つの端子11
a,11b,12a,12b、およびスイッチSW1,
SW2を、図5に示す状態2のように設定する。状態2
は、Y方向の基準電圧を測定した際の状態と同じであ
り、YH端子をVccに設定し、YL,XH,XLの3端
子をHi−Zに設定する。また、スイッチSW2をON
状態にして、YR3を有効にし、スイッチSW1をOF
F状態にして、XR3を無効にした状態である。よっ
て、この状態を単純にすると図12に示すようになる。
【0048】すなわち、図12に示すように、抵抗YR
5と抵抗YR7とが並列に接続されている状態となり、
この状態は、図9のときと同じ状態となり、X方向、Y
方向の違いはあるが、AD変換部3へ伝えられる電圧
が、基準電圧とは異なることがわかる。そのため、ステ
ップS14での比較により、「異なる」という結果が得
られるので、ステップS16に進み、複数点の入力があ
ると判断される。
【0049】以上の処理(ステップS11〜ステップS
16)により、X方向、Y方向の両方を基準電圧と比較
することで、複数点の入力があるかどうかを確実に判断
することができる。なお、ステップS14の比較におい
ても、「同じ」と判断された場合には、ステップS15
に進み、1点のみの入力であると判断して、処理を終了
する。
【0050】なお、このような処理は、ペン入力が図1
3に示すような状態であっても同じである。この場合で
も、図8および図10に示す場合と同様に考えると、2
点の入力がある場合には、その2箇所で上下の抵抗膜1
1,12が接触し、タブレット1の端子間の抵抗値が変
化する。この変化により、図3に示す処理手順で複数点
の入力があるかどうかを判断することができる。
【0051】なお、上記の説明では、複数同時入力の例
として2点同時入力を示したが、3点以上の場合でも同
様であり、複数点の入力があるかどうかを判断すること
ができる。
【0052】次に、複数点入力による無効データのキヤ
ンセル方法について説明する。
【0053】一般に、タブレット1には、点が入力され
る場合と、線が入力される場合とがある。
【0054】点が入力されているときに複数点が入力さ
れた場合には、上記の図8ないし図13を用いて説明し
た方法により、複数点の入力ありと判断できるので、こ
の入力は無効な入力であるとすぐに判断し、入力位置検
出を行わない。また、使用者に、現在、複数点の入力が
行われており、有効な入力が行われていないことを表示
部7などを通して知らせることで、無効な状態を回避す
ることができる。
【0055】一方、線入力の場合、入力デバイスは、タ
ブレット1上に圧力を加えながら移動する。ここで、最
初から複数点の入力がある場合は、有効な初期入力点の
データを検出できないため、点入力と同じようにデータ
をキャンセルする。また、使用者に、現在、複数点の入
力が行われており、有効な入力が行われていないことを
知らせる。
【0056】また、線を入力している最中に複数点の入
力が行われた場合として、図14に示すような状態を考
える。図中のK1は、最初に入カデバイス(ペン等)に
より入力した位置であり、その後、時間とともに、K1
→K2→K3→K4→K5→K6とタブレット1上に圧
力を加えながら、入力デバイスが移動する。ここで、入
力K7は、本来入力中に想定していない第2の入力であ
る。これは、タブレット1の入力中に、不注意によりタ
ブレット1に触れてしまった指やタブレット1上への落
下物などにより発生した入力とする。
【0057】このような入力K7が、K3からK4の入
力中に発生した場合、上記したような複数点入力の検出
処理を実施しないと、その入力は、図15に示すような
入力状態となる。すなわち、本来は直線を引こうとして
いた線が中央部分で凹んだ線となり、本来引こうとした
図16に示す直線とは異なる結果が得られる。しかしな
がら、このような場合でも、図17に示すフローチャー
トに従ってタブレット1の検出を行うことにより、本来
期待している入力を得ることができる。
【0058】以下、図17に示すフローチャートに従
い、図14に示す入力を検出する処理動作について説明
する。
【0059】タブレット1上のK1において入力が発生
することで、図17に示す処理がスタートする。
【0060】まず、ステップS21において、複数点の
入力があるかどうかを判断する。このステップS21で
の判断の方法は、図3に示したフローチャートの処理を
実行することで行う。この場合、K1においては、複数
点の入力は発生していないので、ステップS22に進
み、入力座標値を検出する。そして、ステップS23に
おいて、この検出された入力座標値を元に入力位置の表
示を行った後、次のステップS24に進み、入力の終了
か否かを判断する。ここでは、線を入力しているので、
ステップS24の判断はNoとなり、ステップS21に
戻る。そして、次にK2の検出を、K1の場合と同様に
行って再びステップS21に戻り、次に、K3の検出に
移る。
【0061】このとき、K7とK3の入力が同時に発生
する状態となるため、ステップS21では複数点の入力
があると判断して、ステップS24にジャンプする。す
なわち、ステップS22およびステップS23が飛ばさ
れるので、K3の入力座標の検出および表示は行わな
い。次に、ステップS24からステップS21に戻っ
て、K4の検出に移るが、ここでも、K4とK7の入力
が同時に発生しているので、ステップS21からステッ
プS24にジャンプする。すなわち、ステップS22お
よびステップS23が飛ばされるので、K4の入力座標
の検出および表示は行わない。
【0062】次に、ステップS24からステップS21
に戻って、K5の検出に移る。K5の検出では、K7の
入力がないため、K1,K2の場合と同様に、ステップ
S22およびステップS23の処理が行われ、K5の入
力座標の検出および表示が行われる。この場合、K3お
よびK4のデータはないが、連続して入力が行われてい
るので、K2の位置からK5に対して直線が引かれるこ
とになる。
【0063】次に、再びステップS24からステップS
21に戻って、K6の検出に移る。K6の検出でも、K
7の入力がないため、K1,K2の場合と同様に、ステ
ップS22およびステップS23の処理が行われ、K6
の入力座標の検出および表示が行われる。この場合は、
K5の位置からK6に対して直線が引かれる。この後、
ステップS24までくると、次の入力がなくなるため、
処理は終了となる。
【0064】以上の処理により、有効な入力は、K1,
K2,K5,K6となり、この位置を線で結んだ結果、
表示部7には、図16のような直線が表示される。
【0065】このように、本発明によれば、複数点の同
時入力時の検出データをキャンセルできるだけでなく、
入力中にタブレット1上に落下物が落ちた場合などの入
カデータの補正を行うことも可能となる。
【0066】次に、入力装置に異常が発生した場合の検
出方法について説明する。
【0067】入力装置の異常状態として、配線の断線、
接触不良、外付け抵抗の外れ、スイッチの故障など考え
られるが、ここでは、抵抗XR3が外れた場合を例に挙
げて、図18に示すフローチャートに従って説明する。
【0068】タブレット1に入力が無いことを確認し
て、図18に示す処理をスタート する。
【0069】まず、ステップS31にて、X方向の電圧
を測定するが、XR3が外れている状態なので、そのと
きの回路構成を簡単に表すと図6のXR3が無い状態と
なり、AD変換部3には、電圧Vccがそのまま伝わる。
この電圧Vccが、ステップS32にて比較されると、そ
の結果は「異なる」となり、次のステップS36で異常
ありと判断される。
【0070】一方、XR3が外れておらず、YR3が外
れている場合には、ステップS32での判断が「同じ」
となるため、次のステップS33にて、Y方向の電圧を
測定する。この場合、YRが外れている状態なので、そ
のときの回路構成を簡単に表すと図7のYR3が無い状
態となり、AD変換部3には、電圧Vccがそのまま伝わ
る。この電圧Vccが、ステップS34にて比較される
と、その結果は「異なる」となり、次のステップS36
で異常ありと判断される。
【0071】なお、ステップS36での結果も「同じ」
となる場合には、ステップS35にて正常と判断され
る。
【0072】このように、不良が発生した場合には、図
18に示す処理によって異常を検出することができる。
ここでは、例としてXR3が外れた場合を説明したが、
配線の断線、接触不良、外付け抵抗の外れ、スイッチの
故障などのときにも、そのときに発生する電圧の変化に
より、図18に示す処理を行うことで、異常を検出する
ことができる。
【0073】なお、図18に示す処理を、電子機器のO
N時に行うと、その電子機器の立ち上げ時に異常がない
か確認する機能として使用することができる。その手順
を表したのが図19である。まず、ステップS41にて
電子機器がONすると、直ちに入力装置の異常検出(図
18に示す処理)を開始する。これがステップS42で
あり、異常ありと判断されると、ステップS44に進
み、電子機器は入力装置を停止させ、誤入力を防止す
る。なお、ステップS42にて正常と判断されると、ス
テップS43に進み、電子機器はそのまま使用状態に移
行する。
【0074】また、この処理を―定間隔で行うことによ
り、その電子機器の入力装置に異常がないかを常に監視
することができる。その手順を表したのが図20であ
る。一定間隔でこの処理を行う場合、―定時間待ちを行
う(ステップS51)。そして、一定時間が経過する
と、次にステップS52にて、現在、タブレット1に対
して入力が行われているかどうかを判断する。そして、
タブレット1に対して入力が行われている場合には、ス
テップS54に進んで、タブレット1の入力検出を行
い、次のステップS55にてその入力処理を終了する
と、再びステップS51に戻って、一定時間待ちとな
る。
【0075】一方、ステップS52にて入力が行われて
いないと判断された場合には、ステップS53に進み、
入力装置に異常が発生していないかどうかを確認する。
この確認処理は、図18に示した処理のことである。こ
こで、異常が発生していなければ、ステップS51に戻
って、再度、一定時間待ちとなる。このような処理(ス
テップS51〜ステップS55)を繰り返すことで、電
子機器の入力装置に異常がないかを常に監視することが
できる。そして、ステップS53において、入力装置に
異常が検出されると、ステップS56に進み、電子機器
は入力装置を停止させて、誤入力を防止する。
【0076】
【発明の効果】本発明の座標入力装置によれば、タブレ
ットに入力目的以外の複数の入力が同時に発生した場
合、その複数同時入力を確実に検知して無効であると判
断できるので、無効なデータの誤入力を防止することが
できる。また、無効なデータをキャンセルし、有効なデ
ータのみからキャンセルしたデータの補正を行うことが
できる。また、入力装置に異常が発生していないかを監
視することにより、配線切れや接触不良などの異常が発
生した場合には、これをいち早く検知して入力装置を停
止させることで、誤入力を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である座標入力装置を備えた
電子機器のブロック図である。
【図2】タブレット基準電圧を得るための処理を示すフ
ローチャートである。
【図3】複数点入力がされていないかを判断する処理を
示すフローチャートである。
【図4】1点入力されているときの入力装置の構成図で
ある。
【図5】制御部により制御されるタブレット端子、およ
びスイッチの状態を示す図表である。
【図6】図4におけるX方向基準電圧測定時の構成を単
純化した回路モデル図である。
【図7】図4におけるY方向基準電圧測定時の構成を単
純化した回路モデル図である。
【図8】2点(複数点)入力されているときの入力装置
の構成図である。
【図9】図8におけるX方向電圧測定時の構成を単純化
した回路モデル図である。
【図10】Y方向に平行な2点(複数点)が入力されて
いるときの入力装置の構成図である。
【図11】図10におけるX方向電圧測定時の構成を単
純化した回路モデル図である。
【図12】図10におけるY方向電圧測定時の構成を単
純化した回路モデル図である。
【図13】2点(複数点)が入力されているときの入力
装置の構成図である。
【図14】タブレットに線を入力しているときの状態を
示す説明図である。
【図15】図14に示す入力に基づいて、表示部に表示
された図形(本発明の補正なしの場合)を示す説明図で
ある。
【図16】図14に示す入力に基づいて、表示部に表示
された図形(本発明の補正ありの場合)を示す説明図で
ある。
【図17】線入力時に複数点入力データを補正する処理
を示すフローチャートである。
【図18】入力装置の異常検出処理を示すフローチャー
トである。
【図19】電子機器ON時に入力装置に異常が発生して
いないかを確認する処理を示すフローチャートである。
【図20】一定時間間隔で入力装置に異常が発生してい
ないかを確認する処理を示すフローチャートである
【符号の説明】
1 タブレット 2 制御部 3 AD変換部 4 メモリ部 5 比較部 6 処理部 7 表示部 11 抵抗膜 11a,11b,12a,12b 端子 11b1,12b1 配線 SW1,SW2 スイッチ 15,15 定抵抗 18,18a,18b ペン(入力デバイス)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LCD等を表示手段とし、その上に配置
    された上下2枚の抵抗膜からなる抵抗膜タブレットを入
    力手段としたタブレット一体型の座標入力装置におい
    て、 前記タブレットの一方の抵抗膜の端子から引き出された
    配線、および他方の抵抗膜の端子から引き出された配線
    のそれぞれに設けられたスイッチと、 これらスイッチとアース電位との間にそれぞれ接続され
    た定抵抗と、 前記タブレットの端子と前記スイッチとをそれぞれ制御
    する制御部と、 この制御部により制御されたタブレットの端子および前
    記スイッチのONにより有効となった抵抗回路からのア
    ナログ信号を測定するAD変換部と、 予め所定の操作により前記AD変換部より得られた基準
    電圧を保持するメモリ部と、 入力時に前記AD変換部より得られたデータと前記メモ
    リ部に保持されている基準電圧とを比較する比較部と、 この比較部での比較結果により、前記タブレットの入力
    が1点のみの有効な入力であるか、複数同時入力の無効
    な入力であるかを判断し、無効な入力であると判断した
    場合には、入力位置検出を行わないように処理する処理
    部とを備えたことを特徴とする座標入力装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリ部には、予め計算された基準
    電圧が保持されていることを特徴とする請求項1に記載
    の座標入力装置。
  3. 【請求項3】 前記処理部は、前記比較部での比較結果
    により、前記タブレットの入力が1点のみの有効な入力
    であるか、複数同時入力の無効な入力であるかを判断
    し、複数同時入力であると判断した場合の無効なデータ
    のみをキャンセルして、有効なデータから前記キャンセ
    ルしたデータ部分の補正を行うことを特徴とする請求項
    1または2に記載の座標入力装置。
  4. 【請求項4】 前記処理部は、前記配線の断線や前記タ
    ブレットの端子接続不良などの不良が発生したときに、
    その不良発生による回路の抵抗値の変化により、異常を
    検知することを特徴とする請求項1、2または3に記載
    の座標入力装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項4に記載の処理を、電源ON
    時に、または電源ON後に一定間隔で実行することを特
    徴とする座標入力装置。
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