JP2015215777A - 携帯端末装置、その動作制御プログラムおよびその動作制御方法 - Google Patents

携帯端末装置、その動作制御プログラムおよびその動作制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末装置に対する接触状態から接触意図を判断して、利用者に対する熱の影響を抑えるとともに、機能部品や電力の負荷軽減を図る。
【解決手段】携帯端末装置2は、センサ8、タイマ10と、制御部12を備える。センサは、外装側に配置された外装部品4、タッチパネル、背面ケースに対する利用者の接触状態を監視する。タイマは、経過時間を計時する。制御部は、センサの監視情報に基づき、外装部品4、タッチパネル、背面ケースに対する接触範囲が設定値より広く、一定時間継続して接触している場合に、動作中の機能部品14、実行中のアプリケーションプログラムを停止させる。
【選択図】図1

Description

本開示の技術は、携帯端末装置への利用者の入力操作または携帯端末装置への接触状態に応じた動作制御に関する。
携帯端末装置は、多機能化や処理の高速度化に伴い、処理動作中の内部部品の温度が高くなっている。携帯端末装置は、薄型化や軽量化のために外装部材が薄くなっているほか、タッチパネルなど、部品に利用者が直接接触して操作を行うものがあり、内部部品の熱が装置の表面側に伝わり易くなっている傾向にある。
また、携帯端末装置には、たとえば通話やWEBサイトの閲覧のほか、電子書籍の閲覧やゲームなど、長時間に亘って利用されるアプリケーションプログラムがある。利用者は、これらのアプリケーションプログラムを利用する場合、携帯端末装置を長時間把持した状態となる。そのため、携帯端末装置では、内部部品の発熱による影響を利用者に与えないようにする必要がある。
このような部品温度の上昇に関し、複数の温度閾値を設定し、利用者が一定時間以上接触した場合にこの閾値を変更して、検出温度と閾値とに基づいて動作制御を行うものがある(例えば、特許文献1)。また、検出した温度が閾値以上の場合、警告報知をし、動作中の処理を制限するものがある(例えば、特許文献2)。
特開2010−124246号公報 特開2007−43422号公報
ところで、アプリケーションプログラムが起動中の携帯端末装置では、たとえば利用者の生体部位がタッチパネルに接触したことや筐体に傾きが生じたことなどを入力操作として検出し、その操作に応じて処理が実行されるものがある。このような入力操作は、利用者の意図しないタッチパネルへの接触や、意図せずに生じる筐体の変位量が検出されることで行われる場合がある。つまり、携帯端末装置は、たとえば鞄や衣服のポケット内に収納された状態で、利用者の生体部位の接触や変位が生じる場合がある。また、携帯端末装置は、机等に放置された状態で利用者が接触するほか、アプリケーションプログラムを利用中に眠ってしまった利用者の生体部位が接触する場合がある。
このような利用者の意図しない操作では、タッチパネルなどに対して接触した状態が継続することがある。このとき携帯端末装置は、たとえば継続して入力操作が行われていると判断し、その操作に応じた処理動作を繰り返し実行することになり、この繰り返し処理が機能部品への負荷を増大させることで発熱が進むことになる。
また、携帯端末装置では、機能部品が高速処理を要するアプリケーションプログラムの実行中や充電中などの場合にも内部の発熱温度が高くなる。このような発熱状態の携帯端末装置に対して利用者の体の同じ部分が長時間接触するとことで、無意識に熱の影響を受けることになり好ましくない。携帯端末装置では、利用者が意図せずに筐体やその他の外装側の部品へ接触している場合、利用者に対して接触状態を知らせたり、無意識の接触を止めさせるのは困難である。
また、携帯端末装置では、入力操作や筐体などへの接触が利用者の意図したものか否かを直接判断することは困難であり、たとえば発熱に対する安全性を上げるために、実行中の機能を制限させるほか確認処理を行うのでは入力に対する応答性を妨げるなど、利便性を低下させるという課題がある。
そこで、本開示の技術の目的は、上記課題に鑑み、携帯端末装置に対する接触状態から接触意図を判断して、利用者に対する熱の影響を抑えることにある。
斯かる課題の開示や示唆はなく、特許文献1、2に開示された構成では斯かる課題を解決することができない。
上記目的を達成するため、本開示の技術の一側面は、センサと、タイマと、制御部を備える。センサは、外装側に配置された部品に対する利用者の接触状態を監視する。タイマは、経過時間を計時する。制御部は、前記センサの監視情報に基づき、前記部品に対する接触範囲が設定値より広く、一定時間継続して接触している場合、動作中の機能部品、実行中のアプリケーションプログラムを停止させる。
本開示の技術によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 利用者の接触状態から意図した入力操作か否かを判断して機能部品やアプリケーションプログラムを停止させるので、携帯端末装置の内部温度に関わらず利用者に対して発熱の影響を回避させることができる。
(2) 入力操作が意図したものか否かの判断精度を向上させることで、機能部品やアプリケーションプログラムの停止について、利用者に対して携帯端末装置の利便性を低下させない。
(3) 意図しない操作を継続させないことで無駄な電力消費を抑えるとともに、機能部品の発熱負荷を抑えることができる。
第1の実施の形態に係る携帯端末装置の構成例を示す図である。 携帯端末装置の動作制御処理例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る携帯端末装置の外観構成例を示す図である。 タッチパネルに対する利用者の手の接触状態の一例を示す図である。 携帯端末装置のハードウェアの一例を示す図である。 携帯端末装置のハードウェア構成例および給電回路の一例を示す図である。 携帯端末装置の動作制御処理例を示すフローチャートである。 タッチパネルに対する利用者の接触面積を示す図である。 タッチパネルに対する接触中心とその周囲の接触状態を示す図である。 第3の実施の形態に係る携帯端末装置の処理の一例を示す図である。 通話利用の状態を示す図である。 携帯端末装置の動作制御処理例を示すフローチャートである。 第4の実施の形態に係る携帯端末装置を示す図である。 図13のA−A線部分断面を示す図である。 携帯端末装置の処理の一例を示す図である。 携帯端末装置の動作制御処理例を示すフローチャートである。 第5の実施の形態に係る携帯端末装置の背面側を示す図である。 携帯端末装置に対する利用者の接触状態例を示す図である。 携帯端末装置のハードウェア構成例および給電回路の一例を示す図である。 携帯端末装置の動作制御処理例を示すフローチャートである。 他の実施の形態に係る携帯端末装置の停止指示情報テーブルの一例を示す図である。 他の実施の形態に係る携帯端末装置の接触位置の状態例を示す図である。 利用者の接触位置と機能部品の設置位置との距離の算出結果を示す図である。 携帯端末装置の動作制御処理例を示すフローチャートである。
〔第1の実施の形態〕
本開示の技術の第1の実施形態について、図1を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態に係る携帯端末装置の構成例を示している。図1の携帯端末装置2は、本開示の携帯端末装置の一例である。
この携帯端末装置2は、たとえば図1に示すように前面側や背面側の一部、または全面に外装部品4を備えている。外装部品4は、本開示の部品の一例であって、たとえば携帯端末装置2の外装を形成する筐体もしくは、筐体の一部から露出されて携帯端末装置2の外装側に配置された表示部品や入力操作部品などで形成される。外装部品4は、利用者6の指や手、またはその他の生体部位に接触状態となる。携帯端末装置2は、たとえば携帯電話機やスマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、携帯ゲーム機などの情報処理装置で形成される。この携帯端末装置2は、センサ8、タイマ10、制御部12、機能部品14などを備えており、音声通話機能、インターネットを介したデータ通信機能、メール機能のほか、音楽・映像再生機能やゲームなどが実行される。
センサ8は、外装部品4に対する利用者6の接触状態を監視する手段の一例であり、たとえば接触による電気的な変化や接触圧力を検出する接触センサで形成される。またセンサ8は、たとえば表示画像を表示させる外装部品4と組み合わせたタッチパネルを形成してもよい。そのほか、センサ8は、たとえば外装部品4に対し、携帯端末装置2の内側に配置されるものに限られず、外装部品4の外部表面側に設置されてもよい。
タイマ10は、計時手段の一例であり、携帯端末装置2の動作制御において、外装部品4に対する利用者の接触状態の経過時間などを計時する。
制御部12は、携帯端末装置2の動作制御手段の一例であり、たとえばコンピュータを構成部品であるメモリ16を備え、このメモリ16で各種アプリケーションプログラム18を実行することで、携帯端末装置2の機能部品14の動作制御や各機能を実行させる。また、制御部12は、センサ8からの監視情報により、外装部品4に対する利用者6の接触状態に基づいて携帯端末装置2の利用状態に応じた動作制御を行う。
制御部12では、携帯端末装置2の利用状態として、外装部品4に対する把持や接触操作が利用者6の意図した操作か否かを判断する。携帯端末装置2の利用状態は、たとえば外装部品4に対する利用者6の接触範囲が所定の広さであって、その接触が一定時間継続して接触しているか否かに基づいて判断する。そして、制御部12は、利用者の意図しない操作であると判断した場合、動作制御処理として、動作中の機能部品14や実行中のアプリケーションプログラム18を停止させる。
機能部品14は、携帯端末装置2に搭載された部品の一例であり、駆動動作に応じて発熱することで、携帯端末装置2の筐体などの外装部品4を加熱する熱源である。携帯端末装置2を利用する利用者6は、駆動負荷の増大に応じた機能部品14の発熱により、表面の温度が上昇した外装部品4を通じて熱の影響を受ける。
<携帯端末装置2の動作制御処理について>
図2は、携帯端末装置の動作制御処理例を示している。この動作制御処理は、本開示の携帯端末装置2の動作制御プログラムまたは動作制御方法の一例を示している。図2に示す動作制御処理について、処理内容や処理手順はこれに限られない。
動作制御処理には、接触状態の監視処理、利用状態の判断処理、機能の制限処理が含まれる。携帯端末装置2では、利用者の接触を示す監視情報を取得する(S1)。また、取得した監視情報に基づき、所定の接触状態が継続される時間を計時する(S2)。
制御部12では、携帯端末装置2の利用状態判断として(S3)、センサ8で検出した監視情報に基づき、利用者6の意図した操作(接触)か否かを推定し判断する(S4)。この推定判断では、たとえば外装部品4に対する利用者6の接触範囲の大きさや、接触状態の経過時間に基づいて判断する。意図しない操作であった場合(S4のYES)、機能部品14や特定のアプリケーションプログラム18の停止処理に移行する(S5)。また、携帯端末装置2は、検出した監視情報の判断により意図しない操作ではないと判断した場合(S4のNO)、携帯端末装置2で実行中の表示機能やWEBサイトの表示などを維持させた状態にし、利用状態の監視処理を継続する。
〔第1の実施の形態の効果〕
斯かる構成によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 利用者6の接触状態から意図した入力操作か否かを判断して機能部品14やアプリケーションプログラム18を停止させるので、携帯端末装置2の内部温度に関わらず利用者2に対する発熱の影響を回避させることができる。
(2) 接触広さと、その経過時間との組み合わせにより、入力操作が意図したものか否かの判断精度を向上させることで、利用者6に対して携帯端末装置2の利便性を低下させない。
(3) 意図しない操作を継続させないことで無駄な電力消費を抑えるとともに、機能部品14の発熱負荷を抑えることができる。
〔第2の実施の形態〕
図3は、第2の実施の形態に係る携帯端末装置の外観構成例を示している。
携帯端末装置20は、たとえば側面側と背面部分がケース22で覆われ、前面側の一面にタッチパネル24が露出して形成されている。ケース22は、たとえば樹脂材料で形成され、携帯端末装置20を形成する機能部品やコンピュータ部品などの周囲を覆っている。
タッチパネル24は、本開示の外装部品およびセンサの一例であり、携帯端末装置20の利用者の指などを接触させ、その接触位置や接触範囲、押圧力などを検出して入力操作が行われる。タッチパネル24は、たとえば表面側に複数のタッチセンサが配置されており、接触した利用者6の指との間に形成された電気回路による静電容量の変化を検出して接触位置を把握する静電容量式を利用すればよい。
携帯端末装置20は、ケース22の内部側であって、タッチパネル24の配置位置に合わせて表示部28が収納されており、タッチパネル24を透過して画像を表示させる。この表示部28は、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)ユニットなどで形成される。そのほか携帯端末装置20には、音声通話に利用するレシーバ30やメールの着信などを通知する通知表示部32、通話時に利用者が近接したことを検出する近接センサ34などが搭載されている。表示部28やレシーバ30、通知表示部32は、本開示の機能部品の一例である。
<タッチパネル24に対する利用者6の接触状態について>
携帯端末装置20は、たとえば図4に示すように、利用者6が表示部28に表示された画像に対して指などでタッチパネル24に接触して操作する。タッチパネル24は、図示しないセンサによって指の接触位置を検出する。携帯端末装置20の制御部40(図5)では、タッチパネル24の監視情報に基づき、接触面積を算出するとともに、接触位置に応じて表示画面の内容に対する操作処理を行う。
また、タッチパネル24は、たとえば利用者6が意図せずに接触した場合にも接触入力操作を検出する。意図しない接触入力は、たとえば携帯端末装置20を利用中に眠った場合や、鞄や衣服のポケットに携帯端末装置20をしまった場合に、無意識で体の一部がタッチパネル24に触ることで生じる。このような接触入力では、指先のみで接触する場合は少なく、たとえば掌の面や、腕、または複数本の指などにより、広い範囲(面積)で、かつ長時間接触する傾向にある。
<携帯端末装置20の構成例について>
図5は、携帯端末装置のハードウェアの一例を示している。
携帯端末装置20は、コンピュータで形成された制御部40を基準に、各機能部品が接続され、制御部40からの指示によって動作制御が行われる。携帯端末装置20には、たとえば図5に示すように、制御部40、タッチパネル制御回路42、表示制御回路46、操作キー50、音声入出力回路52、タイマ60、給電ユニット62、モデム64、RF(Radio Frequency)部66を備えている。
制御部40は、本開示の制御部の一例であり、携帯端末装置20の全体の制御処理を行うとともに、利用者の接触による意図しない入力操作に対して携帯端末装置20の機能を制限して発熱を低減または停止させる動作制御を行う。制御部40は、たとえばコンピュータを構成するプロセッサ70、メモリ72、I/O(Input/Output)78を備えている。
プロセッサ70は、コンピュータの演算手段の一例であり、RAM(Random Access Memory)76に格納されたプログラムを演算することで、携帯端末装置20の動作制御を実行する。
メモリ72は、記憶部の一例であり、たとえばROM(Read Only Memory)74やRAM76などで形成される。ROM74は、携帯端末装置20を動作させるOS(Operating System)やアプリケーションプログラムのほか、新たに取得したプログラムや検出したデータなどを格納する。ROM74は、たとえば不揮発性メモリであって、HDD(Hard Disk Drive)、またはSSD(Solid State Drive)やフラッシュメモリなどの半導体メモリで形成される。RAM76は、プロセッサ70によるプログラムの演算処理を行う作業領域を構成する。
タッチパネル制御回路42は、タッチパネル24に対する給電制御やタッチセンサが検出した静電容量変化などを監視する本開示のセンサの一例である。タッチパネル制御回路42は、検出した接触位置などを含む監視情報を制御部40に送信する。
表示制御回路46は、表示部28に対する給電制御のほか、表示画像の生成および切替えなどの制御を行う手段であって、携帯端末装置20の機能部品の一例である。
操作キー50は、携帯端末装置20の入力手段の一例であり、たとえばタッチパネル24以外に搭載された物理的な操作キーで形成される。操作キー50は、たとえばキーボードや携帯端末装置20に設定されたプログラムのショートカットキー、音量などを調整する音量キーなどが含まれる。
音声入出力回路52は、音声通話信号や音声データの再生、または録音処理を行う機能部品の一例であり、たとえばレシーバ30およびマイクロフォン54が接続されている。
タイマ60は、携帯端末装置20の動作制御の意図しない操作の判断において、入力操作状態の経過時間を計時する手段の一例である。タイマ60は、たとえば独立して形成されるほか、各機能部品の制御回路や制御部40に組み込まれたウォッチドックタイマで形成してもよい。
給電ユニット62は、携帯端末装置20に対する給電手段の一例であり、たとえばバッテリや外部の商用電源からの給電を制御する給電制御部などが含まれる。携帯端末装置20は、たとえば図6に示すように、給電ユニット62が給電回路80を通じて各機能部に給電している。この給電回路80には、たとえば給電する各機能部品との間に図示しないスイッチ回路を設けてもよく、または給電ユニット62と各機能部品との間に給電対象を切替える給電制御部を設けてもよい。そして携帯端末装置20は、意図しない操作に対し、特定の給電回路80を切断することで機能部品に対する動作制御を行ってもよい。また給電回路80は、たとえば外部の商用電源に接続させて充電させる充電制御IC(Integrated Circuit)などで形成された充電回路を備える。
モデム64およびRF部66は、無線通信手段の一例であり、アンテナ68を通じて音声通話信号や無線データ通信の送受信を行う。このモデム64およびRF部66、アンテナ68は、本開示の機能部品の一例である。モデム64は、送受信するデータについて、アナログ信号とデジタル信号とに変調または復調させる手段の一例である。RF部66は、送信するデータを搬送波にのせるために変調するとともに、受信したデータを搬送周波数から復調させる手段の一例である。
<携帯端末装置20の動作制御処理例について>
図7は、携帯端末装置の動作制御処理例を示している。この動作制御は、本開示の携帯端末装置の動作制御方法または動作制御プログラムの一例であって、処理内容または処理手順がこれに限られるものではない。
携帯端末装置20の動作制御処理(F1)では、たとえばセンサによる利用者6の接触状態の検出、接触状態について意図した操作か否かの判断、および機能部品またはプログラムの停止処理が含まれる。
動作制御処理は、たとえば携帯端末装置20に対する入力操作が可能な動作状態のときに行われる(S11)。携帯端末装置20は、たとえば一定時間操作が行われない場合には、サスペンド(Suspend)状態、すなわち省電力モードに移行する場合があり、このサスペンド状態では携帯端末装置20の動作が停止状態になるので、動作制御を行うことができなくなる。この携帯端末装置20の動作制御処理は、たとえば特定の機能部品が動作中の場合や、アプリケーションプログラムの利用中に意図しない接触操作がある場合に停止処理に利用される。
具体例として、携帯端末装置20は、たとえば充電処理を行いながらオンラインゲームなどのアプリケーションプログラムを実行中に、タッチパネル24上に利用者6の手が接触した状態となっている。利用者6は、携帯端末装置20を利用中に睡眠状態となっており、アプリケーションプログラムの動作状態が維持されるとともに、タッチパネル24に対して連続的な入力操作が行われている。
制御部40は、タッチパネル制御回路42の監視情報に基づき、第1の計時処理として、タッチパネル24への接触開始からの接触時間をタイマ60に計時させる(S12)。制御部40は、この第1の計時時間T1が、規定時間としてたとえば連続して10〔秒〕以上経過したか否かを判断する(S13)。接触状態が10〔秒〕以上継続した場合(S13のYES)、意図しない操作か否かの判断に移行し、第2の計時処理として新たに経過時間の監視を開始する(S14)。
<意図しない接触操作の判断処理について>
制御部40では、意図しない接触操作の第1の判断基準として、利用者6による接触範囲を判断する。そこで制御部40は、たとえばタッチパネル24に対する利用者6の接触面積を算出し(S15)、その接触面積がタッチパネル24の総面積に対して、所定の範囲としてたとえば5〔%〕以上の広さか否かを判断する(S16)。タッチパネル24は、意図した操作である場合、たとえば1または複数本の指先のみが接触するため、その接触範囲は大きくなることはない。しかし、意図しない接触操作では、たとえば図8に示すように、掌の面やその他の生体部位の広い範囲が接触する場合が多い。このような広い範囲で接触すると、利用者6は、機能部品の動作による発熱温度による影響を受けやすくなる。
制御部40は、たとえば予めタッチパネル24の有効操作領域の総面積情報A1をROM74などに格納しておく。そして制御部40は、たとえばタッチパネル制御回路42からの監視情報として、接触により生じる静電容量変化の合計値や接触検知により流れる電力量に基づいて接触面積Axを取得する。または制御部40は、たとえば接触位置の座標情報に対して積分処理を行って接触面積Axを算出してもよい。そして、制御部40は、総面積情報A1に対する接触面積Axの割合を算出すればよい。
制御部40は、接触面積がタッチパネル24の総面積の所定値として、たとえば5〔%〕以上の場合(S16のYES)、意図しない接触操作の第2の判断基準として、接触部分の中心からの半径nがたとえば5〔mm〕以内の範囲の接触状態を判断する(S17)。携帯端末装置20は、たとえば一定以上の接触面積での接触状態であっても、利用者6が一定の箇所に留まらず、移動する場合には、発熱による影響が少なくなる傾向にある。また、絵画のアプリなどで広い範囲に一回の操作で着色させるなどの操作を行う場合には、接触範囲が広くても、意図した操作となる。そこで、この動作制御では、広い接触面積を維持しつつ、略一定の範囲内で接触状態が維持される場合を監視する。
接触状態の監視は、たとえば図9に示すように接触部分から接触中心Otを設定し、タッチパネル24の検出結果から、その接触中心Otの周囲の接触状態を判断する。接触中心Otは、たとえば利用者6の掌のうち、最初に接触状態を検出した位置や押圧の強い位置に設定してもよく、または接触部分の座標情報から中心位置を算出してもよい。
制御部40は、接触中心Otから半径nの範囲内の接触状態を監視し、接触状態を確認した場合(S18のYES)、第2の計時時間T2として、たとえば5〔分〕が経過したかを判断する(S19)。制御部40は、5分以上接触状態が継続する場合(S19のYES)、利用者6が意図せずに接触操作を行っていると判断し、起動しているアプリケーションプログラム18の停止や、携帯端末装置20の機能部品を停止させる(S20)。この停止処理では、たとえば、プロセッサ70からの指示により、RAM76で実行中のアプリケーションプログラム18の読込みを停止させるほか、給電ユニット62の停止や給電回路80切断処理を実行すればよい。
この停止処理では、たとえば動作制御の直前に利用されていたゲームアプリの停止、通信機能の停止、さらに、表示部28の消灯、給電ユニット62への充電処理の停止などを行う。この通信機能の停止では、たとえばモデム64やRF部66に対する給電を停止させる場合のほか、通話やメールの受信を維持するために、継続中の通信を終了させてもよい。
また、意図しない接触操作の判断において、接触面積Axが総面積情報A1の5〔%〕未満の場合(S16のNO)や、接触状態が接触中心Otから変位している場合(S18のNO)、タッチパネル制御回路42の監視結果に基づき、接触状態が維持されているか否かを判断する(S21)。接触状態が維持されている場合(S21のYES)、S14に戻る。接触状態が維持されていない場合(S21のNO)、動作制御処理の終了または引き続き接触監視処理を継続する。
なお、携帯端末装置20は、たとえば一定時間の入力操作が行われない場合、タッチパネル24に対する入力操作をオフにするものがあるが、この場合には、サスペンド状態と判断せず、本開示の動作制御処理を実行すればよい。すなわち、携帯端末装置20は、たとえば充電処理を行う場合、給電ユニット62であるバッテリやその周辺部分が高温となる。この場合、携帯端末装置20に対して利用者6が意図せずに長時間接触したした場合、この熱による影響を受ける可能性がある。そこで、携帯端末装置20では、たとえば入力操作のみがオフとなっている場合でも、タッチパネル制御回路42の接触検出機能を動作させておき、利用者6の意図しない接触を監視すればよい。
〔第2の実施の形態の効果〕
斯かる構成によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 利用者6の接触状態から意図した入力操作か否かを判断して特定の機能部品やアプリケーションプログラム18を停止させるので、携帯端末装置20の内部温度に関わらず利用者6に対する発熱の影響を回避させることができる。
(2) 接触面積と、経過時間および接触位置の変化に基づいて接触状態を判断することで、意図した接触操作か否かの判断精度を向上させることができ、利用者6に対して携帯端末装置20の利便性を低下させない。
(3) 意図しない操作を継続させないことで無駄な電力消費を抑えるとともに、機能部品の発熱負荷を低減させて、携帯端末装置20の表面温度を低下させることができる。
(4) 接触状態の監視に基づいて発熱原因の動作を停止させることで、利用者6に対する発熱の影響を抑えることができる。すなわち、携帯端末装置20の内部温度について閾値温度が設定されていたとしても、利用者6の体質や体調などにより熱の影響の受け方が異なる場合がある。また、携帯端末装置20は、連続操作があっても急激に温度が上昇しない場合には、利用者6が接触状態に気が付かない可能性があるとともに、利用者6がその温度になれてしまい、無意識に長時間、発熱部分に接触してしまう可能性がある。これに対しこの動作制御では、内部温度によらないため接触状態に対して迅速に対応できる。
〔第3の実施の形態〕
図10は、第3の実施の携帯に係る携帯端末装置の処理の一例を示している。図10に示す処理内容は一例である。
図10に示す携帯端末装置20の動作制御処理では、たとえば既述の意図した接触操作の判断に加え、利用者6が通話機能を利用していたか否かに応じて動作制御処理を行う。携帯端末装置20は、たとえばタッチパネル24の検出結果に基づいて利用者6の接触状態の監視処理90を行う。制御部40では、接触状態の監視処理90に基づいて意図しない人体の接触判定処理92を行い、この判定に基づいて携帯端末装置20の機能部品の動作状態の維持94、または機能部品の停止判断に移行する。
この停止判断では、通話状態の監視処理95とともに、機能OFFの予告告知音処理96を行う。携帯端末装置20による通話では、たとえば図11に示すように、利用者6がケース22の同じ位置を手6Aで長時間にわたって把持するほか、タッチパネル24を顔6Bに接触させて利用する。そのため、通話機能を利用した携帯端末装置20では、接触範囲や経過時間、接触中心の判断に加え、通話機能の利用状態を判断する必要がある。
携帯端末装置20では、たとえば近接センサ34により通話中に利用者6が接近した場合には、タッチパネル24をオフにする処理が行われる。この携帯端末装置20では、利用者の顔6Bに接触したタッチパネル24を通じて熱の影響を与えるのを防止するため、たとえばタッチパネル24およびタッチパネル制御回路42について接触状態の監視機能を維持させる。
携帯端末装置20では、たとえば機能OFFの予告に対して一定時間の経過後に利用者6からの応答が無い場合には、通話機能を利用していないと判断し、各機能のOFF処理98を行う。
<通話状態の確認を含む携帯端末装置20の動作制御について>
図12は、携帯端末装置の動作制御処理の一例を示している。
動作制御処理では、携帯端末装置20が動作状態の場合(S31)、タッチパネル24が利用者6の接触を検出すると、タイマ60によって第1の計時処理を開始する(S32)。この接触状態が連続して所定時間として、たとえば10〔秒〕以上経過した場合(S33のYES)、制御部40は、通話機能の動作状態を判断する(S34)。通話機能の動作状態は、たとえばモデム64やRF部66の通話用音声信号の生成処理の実行などに基づいて判断するほか、通話用のアプリケーションプログラムの実行状態を監視してもよい。
制御部40は、通話機能が動作中の場合(S34のYES)、音声通信機能の利用状態の判断として、近接センサ34の検出情報を取得し(S35)、利用者の顔6Bの近接状態を検出したか否かを判断する(S36)。この動作制御では、たとえば音声通話機能が動作中の場合であっても、ヘッドセットやスピーカを利用した場合など、利用者の顔6Bなどが近接していない利用状態の場合(S36のNO)には、既述のタッチパネル24への接触範囲や接触中心を判断すればよい。この動作制御のS43〜S50に示す処理は、既述のS14〜S21に示す処理と同様であり、説明を省略する。
制御部40は、近接センサ34の検出結果により近接状態であると判断する場合(S36のYES)、通話状態の確認処理に移行する。制御部40は、タイマ60により第3の計時処理を開始させ(S37)、タッチパネル24に対する接触面積を判断する(S38)。制御部40は、接触面積Axがタッチパネル24の総面積情報A1に対して、所定の範囲としてたとえば5〔%〕以上の広さである場合(S38のYES)、通話が継続中か否かを判断する。
制御部40は、たとえば第3の計時により、たとえば10〔分〕が経過した時に、モデム64を監視し、送話音声レートが所定の値として、たとえば5〔%〕以下か否かを判断する(S39)。送話音声レートが低い場合は、たとえば携帯端末装置20の利用者6が音声を発せず、通信状態が維持されている可能性がある。
この場合、たとえば利用者6が携帯端末装置20の通話中の姿勢のまま眠っている可能性がある。そこで、制御部40は、音声通話機能の利用確認処理として、機能OFFを予告する告知音による確認処理を行う。この確認処理では、たとえば所定の入力操作として、レシーバ30からボリュームキーを1回押下するようにアナウンスが出力される。このアナウンスは、たとえば1分毎に3回出力される(S40)。
制御部40は、通話機能の利用状態の確認により所定の入力操作が行われた場合(S41のYES)、少なくとも通話機能を維持させ(S42)、入力操作が無い場合(S41のNO)、起動しているアプリや機能部品を停止させる(S49)。
制御部40は、接触面積Axがタッチパネル24の総面積情報A1に対して、所定の範囲の広さがない場合(S38のNO)、または送話音声レートが所定の値以上の場合(S39のNO)、通話を継続させる(S42)。
斯かる構成によれば、携帯端末装置20に対して意図しない接触状態が継続した場合でも、通話利用中の場合には、通話監視の結果に基づいて、少なくとも通話機能が維持されるので、利用中の機能が強制遮断されるのを回避できる。また、入力操作の要求によって通話機能の利用状態を確認することで、意図しない操作の推定精度を上げることができ、電力消費の削減を図ることができる。
〔第4の実施の形態〕
図13は、第4の実施の形態に係る携帯端末装置を示している。
この携帯端末装置110では、外装側に配置された部品に対する接触状態について、利用者の接触圧力を監視して動作制御を行う。発熱した携帯端末装置110から発する熱から受ける影響は、外装部品に対して強く接触している場合の方が強い傾向にある。そこで、携帯端末装置110では、意図しない接触であって一定以上の圧力で接触状態の場合に、機能部品の停止やアプリケーションプログラムの処理の停止を行う。
携帯端末装置110は、たとえば図13に示すように、外装側に露出したタッチパネル24の背面側に複数の圧力センサ112を備えている。この圧力センサ112は、本開示のセンサの一例であって、タッチパネル24に加えられる接触操作の押圧力を検出する。圧力センサ112は、たとえば図14に示すように、ケース22の内部でタッチパネル24に接触して設置され、押圧によるタッチパネルの変位量や変形量を検出して押圧力を監視する圧電素子や歪みゲージなどで形成される。
携帯端末装置110の動作制御では、たとえば図15に示すように、圧力センサ112による接触状態の監視処理120の結果に基づいて意図しない人体の接触判定処理122を行う。制御部40では、この接触圧力を含む人体接触判定により、意図しない接触による操作ではないと判断した場合、携帯端末装置110の動作状態の維持124を行い、また、意図しない接触と判定した場合は、各機能のOFF処理126を行う。
<動作制御処理について>
図16は、接触圧力の監視処理を含む携帯端末装置の動作制御処理の一例を示している。図16に示す処理について、各ステップの処理内容、処理手順は一例である。
動作制御処理では、たとえば携帯端末装置110が動作状態の場合であって(S61)、圧力センサ112からの監視情報から、利用者6による接触操作が設定圧力値以上であると判断した場合(S62)、接触監視処理に移行する。この接触監視処理であるS63〜S72は、既述のS12〜S21と同様に行えばよく、詳細な説明を省略する。
これにより、携帯端末装置110では、タッチパネル24などの操作対象に対して、一定時間で同じような範囲に所定以上の押圧力がかかっている場合、意図的に操作していない人体の接触状態と判断して機能部品やプログラムの動作処理を停止させる。
なお、この実施の形態では、動作制御処理において、接触圧力の大きさと、利用者6の接触状態を判断する場合を示したが、これに限られない。制御部40は、接触圧力の大きさ監視処理とともに、上記実施の形態に示す音声通話機能の利用状態監視処理を組み合わせてもよい。
斯かる構成によれば、携帯端末装置110に対する利用者6の接触状態から意図した接触操作か否かを判断して機能の動作制限を行うことで、利用者に対する熱の影響を抑える、または回避させることができ、安全性を高めることができる。携帯端末装置110では、発熱する内部の機能部品に向けてタッチパネルなどを強く押圧させないことで、タッチパネル24などに対する熱変形などの影響を回避させることができる。
〔第5の実施の形態〕
図17は、第5の実施の形態に係る携帯端末装置の背面側の構成例を示している。
この携帯端末装置130は、たとえば背面側に、側面側のケースと一体化し、または分離可能な背面ケース132が設置される。この背面ケース132には、たとえば背面ケース132の表面側または背面ケース132の内壁面側に、一定の広さで形成されたセンサ134を備えている。このセンサ134は、本開示のセンサの一例であり、背面ケース132に対する利用者6の接触状態を監視する。センサ134は、たとえば利用者6の生体部位の接触を電気的に検出する静電センサや接触による押圧力を検出する圧力センサなどで形成される。
また携帯端末装置130には、たとえば背面側にカメラモジュール136、赤外線通信用ポート138、指紋認証用のセンサ140、フラッシュ機能142などが配置される。これらの部品は、本開示の機能部品の一例であり、携帯端末装置130の動作制御において、機能停止処理の対象になる場合がある。このカメラモジュール136などは、たとえば一部を背面ケース132の平面部分から外部に突出させている。そのためセンサ134は、たとえばこれらの露出した部品を避けて配置してもよい。
携帯端末装置130は、背面側に対する利用者6の意図しない接触状態を監視し、動作制御を行う。携帯端末装置130では、たとえば図18に示すように、背面ケース132の内側であって、広い範囲にバッテリ144を搭載している場合がある。このバッテリ144は、既述の給電ユニット62の一例であって、バッテリ下の発熱部品が動作している場合には、発熱状態となる。そこで、携帯端末装置130では、発熱状態の部品の近傍に対して、利用者6の意図しない接触状態が長時間継続するのを回避させる。
この動作制御処理では、たとえば背面ケース132が利用者6側の方向に向いている場合であって、利用者6が携帯端末装置130を把持していない状態での接触を監視し、機能部品などの停止処理を行う。具体的には、利用者6は、たとえば充電しながらオンラインゲームなどを利用した状態で眠ってしまい、加熱された背面ケース132が利用者の方向として上向きになっており、その一部に顔や手など体が接触した状態を想定する。
このような利用状態を判断するため、携帯端末装置130には、たとえば図19に示すように、センサ回路133を介してセンサ134が接続されるとともに、加速度センサ150を備えている。加速度センサ150は、携帯端末装置130の向きや傾きを検出する手段の一例である。この加速度センサ150は、たとえば携帯端末装置130の表示画面の向きの切替などに利用される加速度センサやジャイロスコープなどの角速度センサを利用してもよい。
<動作制御処理について>
図20は、背面ケースへの接触状態に対する動作制御処理例を示している。
動作制御処理は、たとえば携帯端末装置130が動作状態の場合であって(S81)、センサ134の検出により背面ケース132に対する接触状態が開始される(S82)と動作制御処理を開始する。制御部40は、背面ケース132やセンサ134を含むセットのリア面、すなわち携帯端末装置130の背面が利用者6に向けて上向きとなっているか否かを判断する(S83)。制御部40は、加速度センサ150の監視情報に基づき、リア面が上向きとなっていると判断した場合(S83のYES)、タイマ60による計時を開始する(S84)。
制御部40は、加速度センサ150の監視情報を利用し、携帯端末装置130の水平度を算出する(S85)。そして算出した水平度が基準値である初回検出時の水平度に対する所定値として、たとえば±5〔%〕以内かを判断する(S86)。この判断処理は、携帯端末装置130の利用状態として、たとえば利用者が寝た状態で携帯端末装置130を利用している場合と区別している。
制御部40は、携帯端末装置130の水平度が所定値の範囲内の場合(S86のYES)、背面ケース132に対する利用者の意図しない接触状態の監視処理に移行する。図20のS87〜S93に示す処理は、既述のS15〜S21と同様であり、詳細な説明を省略する。また、制御部40は、加速度センサ150の監視情報に基づき、リア面が上向きとなっていないと判断した場合(S82のNO)や、携帯端末装置130の水平度が基準値未満の場合(S86のNO)、繰り返し携帯端末装置130が動作状態か否かを監視する。
なお、この実施の形態では、加速度センサ150の検出情報に基づき、携帯端末装置130が上向きに置かれた状態で利用者6が接触する場合に動作制御する場合を示したが、これに限られない。制御部40は、たとえば加速度センサ150の検出情報に対して、傾斜の閾値を変化させることで、利用者6が充電中の携帯端末装置130の背面側を把持するなどの接触状態が継続していることを監視し、動作制御を行ってもよい。
また、携帯端末装置130では、たとえば背面ケース132への接触状態の監視処理とともに、音声通話機能の利用中か否かの判断を行ってもよい。さらに、動作制御処理では、たとえばセンサ134に対する押圧力を判断してもよい。
斯かる構成によれば、携帯端末装置130の利用状態に応じて、利用者6が高温となった背面ケース132への意図しない接触状態を回避させることができる。
以上説明した実施の形態について、変形例を以下に列挙する。
(1) 上記実施の形態では、動作制御処理として、携帯端末装置20は、意図しない接触または操作と判断した場合に、機能部品やアプリケーションプログラムの停止処理を行うことを示した。制御部40は、たとえばこの停止させる機能部品やアプリケーションプログラムについて、予め優先順位を設定し、その一部のみを停止させてもよい。制御部40は、たとえば図21に示すように、メモリ72内に格納された停止指示情報テーブル160に基づいて、動作制御処理を行ってもよい。
この停止指示情報テーブル160には、たとえば停止させる対象について、優先順位情報162とその対象情報164が格納されている。停止対象の優先順位は、たとえば携帯端末装置20内で動作や処理の負荷が大きいものや発熱温度が高くなるものの優先度を高く設定してもよい。またこの優先度の設定では、携帯端末装置20を動作させるのに必要な機能部品については低く設定されている。動作制御処理では、たとえば列挙された機能部品やアプリケーションプログラムの一部または全部について、優先度順に停止させてもよい。
斯かる構成によれば、携帯端末装置20は、利用者に対する熱の影響を低減させ、かつ機能部品への負荷低減とともに、最低限の機能を維持させることで、利用者の意図した操作が行われた場合に、処理の応答性を維持させることができる。
(2) 上記実施の形態では、ケース22やタッチパネル24または背面ケース132に対する意図しない接触または操作の位置に関わらず、携帯端末装置20の機能部品やアプリケーションプログラムを停止させたが、これに限られない。動作制御処理では、たとえば利用者の意図しない接触または操作の位置に応じて、停止させる、または停止させない機能部品やアプリケーションプログラムを決定してもよい。
携帯端末装置20では、たとえば図22に示すように、生体部位の接触中心Otおよびその周囲の一定範囲Wに対し、内部の機能部品170、172、174の配置位置が異なり、発熱した場合でも、利用者に対する影響量が異なる。そこで、この動作制御処理では、たとえば接触中心Otと各機能部品170、172、174との距離を算出し、接触中心Otから近い機能部品を停止させ、遠い機能部品は停止させない。
接触中心Otに対する距離の算出には、たとえばタッチパネル24などのセンサに対して設定された座標情報を利用すればよい。すなわち、接触中心Otの座標をpc(xc、yc)、機能部品170の座標をp1(x1、y1)、機能部品172の座標p2を(x2、y2)、機能部品174の座標をp3(x3、y3)と設定する。座標が設定される機能部品は、たとえば主要な発熱デバイスとして、アプリケーションプロセッサや電源IC、パワーアンプ、充電ICなどが含まれる。
そして、制御部40では、接触中心Otと各機能部品までのそれぞれの距離L1、L2、L3について、座標上の距離を算出すればよい。各機能部品の設置位置座標は、たとえばメモリ72に格納されている。検出された接触中心Otおよび機能部品の距離算出では、たとえば図23に示すように接触位置に対する離間距離算出テーブル180が生成される。この離間距離算出テーブル180には、たとえば位置情報として、接触中心Otの座標情報182や、機能部品の座標情報および接触中心Otまでの算出距離Lの情報184が含まれる。制御部40は、設定された離間距離算出テーブル180を参照して動作制御処理を行えばよい。
<動作制御処理について>
図24は、接触中心に対する離間距離に応じて停止対象を設定する動作制御処理の一例を示している。
この動作制御では、たとえば接触状態の判断処理が行われ(S101)、利用者による意図しない接触または操作か否かの判断が行われる。この接触状態の判断では、既述の動作制御処理F1(図7)を行えばよい。制御部40は、意図しない接触状態であると判断した場合、接触位置情報を抽出し(S102)、機能部品の配置位置情報を読み出し(S103)、接触中心Otと機能部品との距離を算出する(S104)。この算出値は、離間距離算出テーブル180に格納される。
制御部40は、停止させる機能部品の選定処理として、各機能部品が接触中心Otから一定範囲W以上離間しているか否かの判断を行う(S105)。そして動作制御処理では、一定範囲W以上離間している機能部品(S105のYES)について動作を維持させ(S106)、一定範囲W内の機能部品(S105のNO)について動作停止処理を行う(S107)。
なお、この動作制御は、たとえば携帯端末装置20の全ての機能部品について、距離の算出に基づいて機能の停止または動作維持の選別を行ってもよく、または距離に関わらず、意図しない接触または操作の場合、必ず停止させる機能部品を設定してもよい。また、この選定処理では、たとえば接触状態の判断処理を契機にタイマ60による計時を行い、所定時間としてたとえば5分間の間に一定範囲Wに入った機能部品か否かを判断してもよい。つまり、利用者6の接触位置の変位などを想定して一定範囲Wの判定を行ってもよい。
具体例として、以下の処理を行えばよい。
A)、所定時間の間にアプリケーションプロセッサまたは電源ICまたはパワーアンプが一定範囲Wの範囲内にあり、また充電ICが一定範囲W外の場合、ゲームアプリ、通信機能部品および表示部28を停止させるが、充電は維持させる。
B)、所定時間の間に充電ICが一定範囲W内にあり、アプリケーションプロセッサと電源IC、パワーアンプが設定距離W以上離間している場合、充電機能は停止させるが、他の機能部品は動作を維持させる。
C)、所定時間の間にアプリケーションプロセッサや電源IC、パワーアンプ、充電ICが常時一定範囲W以上離間していた場合、これらの機能部品は動作を維持させる。
D)、所定時間の間にアプリケーションプロセッサや電源IC、パワーアンプ、充電ICが常に一定範囲W内にある場合、ゲームアプリ、通信機能、表示部28および充電を停止させる。
斯かる構成によれば、利用者の接触位置に対する各機能部品の配置位置を把握することで、接触位置に応じて携帯端末装置20の各機能を選択的に維持でき、全ての機能部品を一律に停止させる場合に比較して利便性を損なうことがない。
(3) 上記実施の形態では、接触圧力が設定圧力値以上の場合であって、所定値以上の接触範囲が一定時間継続した場合に、意図しない接触と判断したがこれに限られない。制御部40は、たとえば接触範囲と接触時間によって意図しない接触か否かを判断するとともに、取得した接触圧力の監視情報に基づき、押圧力が大きい場合には、接触状態の判断時間を短縮させてもよい。また、制御部40は、接触圧力の大きさに応じて、停止させる機能部品およびアプリケーションプログラムの数を増減させてもよい。
(4) 上記実施の形態では、加速度センサ150を利用して部品の向きおよび傾斜方向を監視する場合について、背面ケース132への意図しない接触または操作を監視する場合を示したがこれに限られない。携帯端末装置130は、たとえば前面側に配置されたタッチパネル24やその他の部品に対する意図しない接触または操作を監視する場合にも、加速度センサ150の検出結果により、監視対象の向きや傾斜状態を判断してもよい。
これにより、携帯端末装置110では、利用者6に対して熱の影響を与えやすい状態での接触に対して迅速に動作制御処理できるほか、より接触温度を低減させることができるので、安全性を高められる。
次に、以上述べた実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。本開示の技術に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本開示の技術が限定されるものではない。
(付記1)外装側に配置された部品に対する利用者の接触状態を監視するセンサと、
経過時間を計時するタイマと、
前記センサの監視情報に基づき、前記部品に対する接触範囲が設定値より広く、一定時間継続して接触している場合、動作中の機能部品、実行中のアプリケーションプログラムを停止させる制御部と、
を備えることを特徴とする携帯端末装置。
(付記2)前記制御部は、前記センサの監視情報に基づき前記部品に対する前記利用者の接触面積を算出し、該接触面積が前記設定値以上か否かを判断することを特徴とする付記1に記載の携帯端末装置。
(付記3)前記制御部は、前記センサの監視情報に基づいて前記部品への接触中心を設定し、利用者の接触位置が該接触中心から設定範囲内に維持されていることを監視して前記接触範囲を判断するとともに、前記タイマからの計時情報により該設定範囲内の接触継続時間を監視することを特徴とする付記1または付記2に記載の携帯端末装置。
(付記4)前記制御部には、動作を停止させる前記機能部品または前記アプリケーションプログラムが設定され、利用者の接触状態の判断結果に応じて前記機能部品への給電を停止させ、または特定のアプリケーションプログラムの読込みを停止させることを特徴とする付記1ないし付記3のいずれか1つに記載の携帯端末装置。
(付記5)さらに、前記部品に対する利用者の接近状態を監視する近接センサを備え、
前記制御部は、音声通話機能の動作状態および前記近接センサの監視情報に基づいて、前記音声通話機能の利用状態を判断し、音声通話機能の利用に対して特定の入力操作を要求し、その入力操作が行われた場合、少なくとも前記音声通話機能の動作を維持させることを特徴とする付記1ないし付記4のいずれか1つに記載の携帯端末装置。
(付記6)前記部品は、画像を表示するとともに利用者の接触により入力操作が行われるタッチパネルで形成され、
前記センサは、前記タッチパネルに対する接触位置情報を検出する接触センサで形成され、該接触位置情報を利用して、前記機能部品に対する利用者の接触状態を監視することを特徴とする付記1ないし付記5のいずれか1つに記載の携帯端末装置。
(付記7)前記センサは、前記部品に対する利用者の接触圧力を監視する圧力センサで形成され、
前記制御部は、前記圧力センサの検出結果により、前記部品に対する接触圧力が一定値以上の場合、接触状態であると判断することを特徴とする付記1ないし付記5のいずれか1つに記載の携帯端末装置。
(付記8)前記センサは、前記部品外装側に設置された静電センサで形成されることを特徴とする付記1ないし付記6のいずれか1つに記載の携帯端末装置。
(付記9)さらに、前記部品の向きおよび傾斜状態を監視する加速度センサを備え、
前記制御部は、前記部品の外装面が利用者側に向いており、その傾斜が所定値以上の場合、動作中の前記機能部品、実行中のアプリケーションプログラムの動作を維持させることを特徴とする、付記1ないし付記6のいずれか1つに記載の携帯端末装置。
(付記10)さらに、前記機能部品の設置位置情報を記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、設定した接触中心の位置と記憶された前記機能部品の設置位置情報とから停止させる前記機能部品を選択することを特徴とする付記2ないし付記9のいずれか1つに記載の携帯端末装置。
(付記11)コンピュータに実行させる携帯端末装置の動作制御プログラムであって、
外装側に配置された部品に対する利用者の接触状態の監視情報を取得し、
該監視情報に基づき、前記部品に対する接触範囲が設定値より広く、一定時間継続して接触している場合、動作中の機能部品、実行中のアプリケーションプログラムを停止させる処理を前記コンピュータに実行させる携帯端末装置の動作制御プログラム。
(付記12)前記監視情報に基づき、前記部品に対する前記利用者の接触面積を算出し、
該接触面積が前記設定値以上か否かを判断する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記11に記載の携帯端末装置の動作制御プログラム。
(付記13)外装側に配置された部品に対する利用者の接触状態をセンサで監視する処理と、
経過時間を計時する処理と、
前記センサの監視情報に基づき、前記部品に対する接触範囲が設定値より広く、一定時間継続して接触している場合、動作中の機能部品、実行中のアプリケーションプログラムを制御部が停止させる処理と、
を含むことを特徴とする携帯端末装置の動作制御方法。
以上、本開示の構成の好ましい実施形態などについて説明した。しかし、本開示の技術は上記実施の形態の記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または明細書に開示された技術の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論である。そして斯かる変形や変更が本開示の技術に含まれることは言うまでもない。
2、20、110、130 携帯端末装置
4 外装部品
6 利用者
8、134 センサ
10、60 タイマ
12、40 制御部
14、170、172、174 機能部品
16 メモリ
18 アプリケーションプログラム
22 ケース
24 タッチパネル
28 表示部
30 レシーバ
34 近接センサ
42 タッチパネル制御回路
46 表示制御回路
50 操作キー
52 音声入出力回路
62 給電ユニット
64 モデム
66 RF部
70 プロセッサ
72 メモリ
80 給電回路
90 接触状態の監視処理
92 意図しない人体の接触判定処理
94 動作状態の維持
95 通話状態の監視処理
96 機能OFFの予告ポップアップ処理
98 各機能のOFF処理
112 圧力センサ
120 圧力センサ112による接触状態の監視処理
122 意図しない人体の接触判定処理
124 動作状態の維持処理
126 各機能のOFF処理
132 背面ケース
133 センサ回路
144 バッテリ
150 加速度センサ
160 停止指示情報テーブル
180 離間距離算出テーブル

Claims (5)

  1. 外装側に配置された部品に対する利用者の接触状態を監視するセンサと、
    経過時間を計時するタイマと、
    前記センサの監視情報に基づき、前記部品に対する接触範囲が設定値より広く、一定時間継続して接触している場合、動作中の機能部品、実行中のアプリケーションプログラムを停止させる制御部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記制御部は、前記センサの監視情報に基づき前記部品に対する前記利用者の接触面積を算出し、該接触面積が前記設定値以上か否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. さらに、前記部品に対する利用者の接近状態を監視する近接センサを備え、
    前記制御部は、音声通話機能の動作状態および前記近接センサの監視情報に基づいて、前記音声通話機能の利用状態を判断し、音声通話機能の利用に対して特定の入力操作を要求し、その入力操作が行われた場合、少なくとも前記音声通話機能の動作を維持させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. コンピュータに実行させる携帯端末装置の動作制御プログラムであって、
    外装側に配置された部品に対する利用者の接触状態の監視情報を取得し、
    該監視情報に基づき、前記部品に対する接触範囲が設定値より広く、一定時間継続して接触している場合、動作中の機能部品、実行中のアプリケーションプログラムを停止させる処理を前記コンピュータに実行させる携帯端末装置の動作制御プログラム。
  5. 外装側に配置された部品に対する利用者の接触状態をセンサで監視する処理と、
    経過時間を計時する処理と、
    前記センサの監視情報に基づき、前記部品に対する接触範囲が設定値より広く、一定時間継続して接触している場合、動作中の機能部品、実行中のアプリケーションプログラムを制御部が停止させる処理と、
    を含むことを特徴とする携帯端末装置の動作制御方法。


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