JP2012049839A - 携帯電話 - Google Patents

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【課題】 実際は通話状態が続いているが、ユーザは通話状態が終わったと勘違いしている状況をより正確に検知して、通話状態を終了させるための操作をユーザに促すよう報知する通信装置を提供する。
【解決手段】 携帯電話は、被検出物が近接したことを検出するための近接検出部と、通話状態を終了させるよう報知するための報知部と、通話状態中に、近接していた被検出物が近接しなくなったことを前記近接検出部が検出し、前記被検出物が近接しなくなったことを検出したときにカウントを開始する時間カウント部と、被検出物の近接を前記近接検出部が検出しないまま所定時間経過したことを検出した場合、前記報知部により前記通話状態を終了させるよう報知させる報知制御部と、を具備する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、通話状態を終了させるための操作を促すよう報知する携帯電話に関する。
携帯電話は、通話に使用する電力消費量が多く、電力消費量の低減化が近年検討されている。
例えば、特許文献1には、ユーザが通話終了操作を忘れて通話料金を課金されないよう、通話開始後、所定の時間経過後に通話を終了するようユーザに報知する携帯電話が記載されている。
特開2004−297539号公報
しかし、特許文献1に記載の携帯電話機の場合、通話終了時間があらかじめ決められており、ユーザが通話状態を維持したい場合でも通話を終了させる意思がない場合でも通話を終了するよう報知させる不利益があった。
本発明の目的は、実際は通話状態が続いているが、ユーザは通話状態が終わったと勘違いしている状況をより正確に検知して、通話状態を終了させるための操作をユーザに促すよう報知する通信装置を提供することにある。
本発明の一実施形態にかかる携帯電話は、被検出物が近接したことを検出するための近接検出部と、通話状態を終了させるよう報知するための報知部と、通話状態中に、近接していた被検出物が近接しなくなったことを前記近接検出部が検出し、前記被検出物が近接しなくなったことを検出したときにカウントを開始する時間カウント部と、被検出物の近接を前記近接検出部が検出しないまま所定時間経過したことを検出した場合、前記報知部により前記通話状態を終了させるよう報知させる報知制御部と、を具備する。
前記携帯電話は、操作するための操作部をさらに具備し、前記制御部は、前記所定時間内に、被検出物が近接したことを前記近接検出部が検出していないが前記操作部に対して操作がなされたことを検出した際、前記制御部は、前記時間のカウントを停止するよう前記時間カウント部を制御することが好ましい。
前記制御部は、前記時間のカウントを停止するよう前記時間カウント部を制御した後に前記操作部に対して操作がなされたことを検出しなくなった場合、前記時間のカウントを再開することが好ましい。
前記携帯電話は、前記携帯端末の移動を検出する移動検出部をさらに具備し、前記被検出物が近接しなくなってから前記所定時間内に被検出物が近接したことを検出しても、前記移動検出部が、前記被検出部の近接検出の際に前記携帯電話が移動したことを検出しない場合、前記制御部は、前記時間のカウントを停止させないよう前記時間カウント部を制御することが好ましい。
本実施形態にかかる携帯電話は、まだ通話状態が維持されているが、ユーザは通話状態が終了したと勘違いしている状況を正確に検知し、ユーザに対して通話状態を終了するよう報知する。これにより電力消費量を削減することができる。
本発明の実施の形態の一例を示す携帯電話100の外観斜視図である。 本発明の実施の形態の一例を示す携帯電話100のブロック構成図である。 図2の制御部108を詳細に示したブロック構成図である。 報知に関するプログラムの一実施形態を示すフローチャート図である。 報知画面を示す携帯電話100の外観斜視図である。 報知に関するプログラムの一実施形態を示すフローチャートの部分拡大図である。 報知に関するプログラムの一実施形態を示すフローチャートの部分拡大図である。
本発明の一実施形態にかかる携帯電話を説明する。
〔構成〕
本発明の一実施形態にかかる携帯電話とは、外部と通信できる端末装置であればよく、携帯電話の他にPHS(Personal Handy-phone System)等が挙げられる。
以下に、携帯電話100の構成について説明する。
図1は、携帯電話100の外観斜視図である。なお、図1においては一例として表示画面102にタッチパネルを有するストレートタイプの携帯電話100を示す。タッチパネルには、例えば、静電容量方式、抵抗膜方式、光学式、超音波表面弾性波方式、赤外線遮光方式、電磁誘導方式、画像認識方式など種々の方式がある。
なお、携帯電話の具体例として、前述のようにストレートタイプの携帯電話100を示しているが、他に、折り畳み型、スライド型などの携帯電話であってもかまわない。
図1に示す携帯電話100の外観には、近接センサ101、表示画面102、ランプ103、受話口(レシーバー)104、送話口(マイク)105、操作ボタンとして通話ボタン106aおよび終話ボタン106bが備えられている。また、携帯電話100の内部には、加速度センサ109が備えられている。
表示画面102は、携帯電話100に備えられた機能を実現するために各種情報107を表示する。各種情報107としては、例えば、図1に示すような電波状態表示107a、電池残量107b、日付表示107cおよび時刻表示107dが挙げられる。各種情報107としては他に、機能メニュー、アドレス帳、電話の着信履歴、発信履歴、メールの送信履歴および受信履歴、データフォルダに保存された文字データおよび画像データなども含まれる。表示画面102としては例えば、液晶表示画面、有機EL(ELECTRO LUMINESCENCE)表示画面、プラズマ表示画面、電子ペーパーなどが挙げられる。表示画面102が液晶表示画面の場合、表示画面102のバックライトを発光させて各種情報107を表示する。また、表示画面102が有機EL表示画面の場合、表示画面102の発光体を発光させて各種情報107を表示する。
図1の場合、表示画面102には、タッチパネル入力部が含まれる。なお、タッチパネ
ル入力部は、状況に応じて表示画面102の一部に現れる。
なお、本発明において「操作部」とは、前述の操作ボタンの他、前述のようにタッチパネル入力部を携帯電話100が有する場合、タッチパネル入力部も操作部に含めることとする。
近接センサ101は、たとえば、静電容量式の近接センサである。近接センサ101は、被検出物(ユーザの耳など)が近接することにより静電容量が増加し、静電容量が閾値を越えると、検出信号を出力する。なお、近接センサ101は、静電容量式の近接センサに限られず、たとえば、超音波式や誘導形の近接センサであっても良い。
加速度センサ109は、例えば3軸加速度センサであり、図1のX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向の3方向に生じる加速度を検出するように配されている。加速度センサ109は、検出した加速度に応じた加速度信号を図2の制御部108へ出力する。なお、加速度センサ109の設置場所は、携帯電話100の移動を検出できれば、携帯電話100の内部の場所は限定されない。
ランプ103は、電話の着信中であること、不在着信が存在することなどの電話の着信情報、または、新着メールを受信したこと、未読メールが存在することなどのメールの受信情報を、また、その他の情報を、外部に対して発光することによりユーザへ報知することができる。ランプ103としては、例えば、LEDランプなどが挙げられる。ランプ103は、点灯、点滅など光を発してユーザに報知する。
受話口104は、後述する制御部108からの制御信号によって外部に音を出力する機能を有する。受話口104は例えば、通話相手側の音声を出力することができる。
送話口105としては例えばマイクなどが挙げられ、音声などの外部からの音を入力する機能を有する。送話口105は、入力された音をアナログ信号としてA/Dコンバータに出力する。
通話ボタン106a、終話ボタン106bなどの操作ボタンは、ユーザからの操作の入力を受け付ける。操作ボタンが受け付けたユーザからの操作は、信号として制御部108に入力される。図1の操作ボタン106の場合、それが押圧されることで用いられる。
図1には図示していないが、携帯電話100には、報知部としてスピーカが挙げられる。スピーカは、メロディ、呼び出し音などにより、電話の着信情報、メールの受信情報、またはその他の情報などをユーザに報知できる。スピーカの位置は特に限定されず、例えば、携帯電話100の表面、側面または裏面に設けられる。
また、報知部としては他に振動部が挙げられる。振動部は、制御部108からの制御信号によって機械的振動を生じる。振動部は、例えば、モーターなどから構成され、電話の着信情報、メールの受信情報、またはその他の情報などを機械的振動によってユーザへ報知する。
図2は、携帯電話100のブロック構成図である。
ROM(READ ONLY MEMORY)110は、携帯電話100に備えられた各種処理を実行するためのプログラム、データなどを記憶する。
RAM(RANDOM ACCESS MEMORY)111は、制御部108からア
クセス可能であり、制御部108が各種処理を実行するための一時記憶領域(バッファ領域とも呼ぶ)として利用される。
例えば、被検出部が近接センサ101に近接しなくなったと検出された時点からの所定時間経過後に報知をおこなうことをユーザが設定した場合、RAMにその所定時間が記憶される。なお、前記所定時間としては、例えば30〜60秒に設定されてもよい。
無線回路112は、アンテナ113から入力された所定の高周波信号に復調処理及び復号処理を施してデジタルの音声信号へと変換する。また、制御部108から入力されたデジタルの音声信号には符号化処理及び変調処理を施して、高周波信号に変換する。そして、無線回路112は高周波信号をアンテナ113へ出力する。
アンテナ113は、所定の周波数帯域を受信して高周波信号として無線回路112に出力する。また無線回路112より出力された高周波信号を所定の周波数帯域の信号として出力する。
制御部108は、携帯電話100に備えられたソフトウェアおよびハードウェアを制御する。例えば、制御部108は、表示画面102におけるタッチパネル入力部、操作ボタン106、など、ユーザにより受け付けた入力操作を検知して、携帯電話100に備えられた各種機能を実行する。また、制御部108は、ROM110またはRAM111と協働して携帯電話100に記憶されたプログラムを実行する。
制御部108としては、例えば、制御用CPUなどが挙げられる。
図3には、図2における制御部108を具体的に示す。図3に示すように制御部108には、加速度判別部114、近接判別部115、時間カウント部116、所定時間判別部117、報知手段制御部118が設けられる。
加速度判別部114は、加速度センサ109により検出された携帯電話100の加速度を伴う動きが所定のしきい値以上であるかどうかを検出する。加速度判別部114は、加速度センサ109からの3軸方向の加速度信号を取得する。携帯電話100が移動した場合、移動し始めの段階において、3軸方向の加速度のうちの少なくとも何れか1つが大きく変化する。加速度判別部114は、何れかの加速度の変化が予め定めたしきい値を越えると、携帯電話100が移動したと判定する。このとき、携帯電話100がわずかに動く程度であれば移動したと判定されないよう、しきい値が設定される。なお、携帯電話100の「移動」は、携帯電話100を傾ける動作も含まれる。
近接判別部115は、例えば、近接センサ101が静電容量方式の場合、被検出物(ユーザの耳など)が近接センサ101に近接することにより静電容量が増加した際、静電容量がしきい値を超えるかどうかを判別し、超えたと判別したとき検出信号を出力する。
時間カウント部116は、ある事象が検出された時点からの時間をカウントする。例えば、「4分後にアラーム設定する」とユーザにより設定された場合、アラーム設定された時点から時間カウント部116は時間のカウントを始める。また、「報知を始めてから2分後に通話を終了させる」とユーザにより設定された場合、アラームなどの報知を始めた時点から時間カウント部116は時間のカウントを始める。他に、「近接していた被検出物が近接しなくなってから2分後に報知を行なう」とユーザにより設定された場合、近接していた被検出物が近接しなくなった時点から時間カウント部116は時間のカウントを行なう。
所定時間判別部117は、時間カウント部116においてカウントした時間が所定時間に到達したかどうかを判別する。
報知手段制御部118は、携帯電話100が有する報知部を制御する。報知部としては、例えば、表示画面102、ランプ103、スピーカ(不図示)、振動部(不図示)などが挙げられる。例えば、ユーザにより設定された所定時間を経過したと所定時間判別部117が判別したとき、報知手段制御部118は報知部を制御する。
以上のように、タッチパネル入力部を有する携帯電話100の例をもとにして説明したが、タッチパネル入力部のかわりにキー入力部を有する携帯電話100であってもよい。
〔動作処理〕
次に、電話をかけた際の携帯電話100の制御処理を実行するプログラムの一実施形態について図4を用いて説明する。なお、携帯電話100としては、図1に示すようなストレートタイプであり、タッチパネルを備えたものを例に挙げる。
(第1実施形態)
ステップS1において、相手側に発信すると、相手側がその発信を受け付けた際に携帯電話100は、そのテレフォンサービスと通話状態になる(ステップS2)。なお、通話状態における相手側は、この場合、テレフォンサービスであるが、通話状態における相手側は人の場合も含む。
その後、携帯電話100がユーザの耳などの被検出物と近接したことを近接センサ101が検出する(ステップS3)。
終話ボタンを押すなどの終話操作が行なわれたかどうかを検出する(ステップS4)。なお、終話操作とは、この場合、終話ボタン106bを押下することであるが、本発明ではこの行為に限定されない。
終話操作が行なわれたと携帯電話100が検出した場合(ステップS4:YES)、通話状態が終了する(ステップS5)。
一方、終話操作が行なわれたと携帯電話100が検出しなかった場合(ステップS4:NO)、近接センサ101に被検出物が近接しなくなったかどうかを検出する(ステップS6)。
被検出物が近接しなくなったと検出された場合(ステップS6:YES)、近接しなくなったと検出された時点からの時間のカウントを始める(ステップS7)。
一方、被検出物が近接しなくなったと検出されなかった場合(ステップS6:NO)、フローは再びステップS4に移行して、終話操作が行なわれたかどうかを検出する。
ステップS7の後、近接しなくなったと検出された時点から、所定時間を経過したかどうかを検出する(ステップS8)。
所定時間を経過したと検出された場合(ステップS8:YES)、近接しなくなったと検出された時点からの時間のカウントを終了し(ステップS9)、終話操作がなされていないことを報知し(ステップS10)、その報知時間のカウントを開始する(ステップS11)。なお、報知の方法としては、例えば、図5のように、表示画面102に「終話ボタンが押されていません」など表示してもよい。また、携帯電話100のスピーカ(不図
示)から警告音を鳴らしてもよいし、携帯電話100を振動させてもよい。他に、ランプ103を特定の発光色により点灯させてもよいし、ランプ103を特定の点滅パターンにより点滅させてもよい。なお、これらの報知の方法は組み合わせて用いてもよい。
ステップS11の後、終話操作があったかどうかを検出する(ステップS12)。終話操作があったと検出された場合(ステップS12:YES)、報知時間のカウントを終了し、前記報知と通話状態を終了する(ステップS13)。
一方、終話操作があったと検出されなかった場合(ステップS12:NO)、被検出物が近接しなくなった状態から被検出物が近接した状態に変化したかどうかを検出する(ステップS14)。そして、被検出物が近接した状態に変化したと検出した場合(ステップS14:YES)、終話操作なしと報知することを終了し、報知時間のカウントを終了する(ステップS14)。そしてフローは再びステップS4に移行して、終話操作が行なわれたかどうかを検出する。例えば、ユーザがまだ通話状態を維持したいが何らかの理由によりしばらく耳から携帯電話100を遠ざけていた場合、ステップS10にて報知がなされてしまう。しかし、ユーザがまだ通話状態を維持したい場合に、このステップS13のように、耳に携帯電話100をすぐに近づけることにより報知を終了させて通話状態を維持することができる。
また、図4のフローは、ユーザがテレフォンサービスと通話状態である例を示しているが、例えば、ユーザが人と通話している場合に、何らかの理由により耳から携帯電話100を離している場合にも、ユーザが携帯電話100を耳に再び近づけることで、前記報知を終了させることができ、警告音、振動音など報知のための音が相手側に伝わることをすぐに防止することができる。
一方、被検出物が近接した状態に変化したと検出しなかった場合(ステップS14:NO)、報知時間のカウントが所定時間を経過したかどうかを検出する(ステップS16)。なお、ここでいう所定時間とは、報知を止めるまでの時間をいい、ユーザにより設定させる。
報知時間のカウントが所定時間を経過したことを検出した場合(ステップS16:YES)、フローは前述のステップS13に移行し、報知時間のカウントを終了し、前記報知と通話状態を終了する。
一方、報知時間のカウントが所定時間を経過したことを検出しなかった場合(ステップS16:NO)、フローは再びステップS12に移行して、終話操作があるかどうかを検出する。
再びステップS8を説明する。近接しなくなったと検出された時点から、所定時間を経過したと検出されなかった場合(ステップS8:NO)、被検出物が近接しなくなった状態から被検出物が近接した状態に変化したかどうかを検出する(ステップS17)。そして、被検出物が近接した状態に変化したと検出した場合(ステップS17:YES)、近接しなくなったと検出された時点からの時間のカウントを終了し(ステップS18)、フローは再びステップS4に移行して、終話操作が行なわれたかどうかを検出する。
一方、被検出物が近接した状態に変化したと検出しなかった場合(ステップS17:NO)、フローは再びステップS8に移行して、ステップS7にて近接しなくなったと検出されて時間カウントが開始した時点から、所定時間を経過したかどうかを検出する。
(第2実施形態)
次に、プログラムの別の一実施形態として図6に第2実施形態を示す。なお、図4で示した第1実施形態と、以下の点が異なる以外は図4で示すフローと同様である。
ステップS17にて被検出物が近接した状態に変化したと検出しなかった場合(ステップS17:NO)、図4では、フローは再びステップS8に移行したが、図6では、操作ボタン106または表示画面102のタッチパネル入力部が操作されたかどうかを検出する(ステップS19)。
操作ボタン106または表示画面102のタッチパネル入力部が操作されたことを検出した場合(ステップS19:YES)、前記操作が検出されている間、近接しなくなったと検出された時点からの時間のカウントを停止させる(ステップS20)。そして、ステップS21にて操作が終了したと検出された場合(ステップS21:YES)、時間のカウントを再開し(ステップS22)、フローは再びステップS8に移行して、近接しなくなったと検出された時点から、所定時間を経過したかどうかを検出する。一方、ステップS21にて操作が終了したと検出されなかった場合(ステップS21:NO)、フローは再びステップS21に移行する。
上述のステップをフローに含めることで、例えば、通話中に携帯電話100を操作するためにユーザが携帯電話100を耳などから離した場合、前記時間のカウントが停止する。そのため、ユーザが終話したつもりがないときに終話操作するとの報知誤って行なわないように制御できる。
ここで、具体的に時間のカウントについて説明する。近接しなくなったと検出された時点から、終話操作がないことを報知するまでの所定時間を、20秒と設定した場合を例に挙げる。
ステップS17にて操作ボタン106または表示画面102のタッチパネル入力部が操作されたことを検出した時点でカウントされた時間が「15秒」であった場合、それらが操作されている間、時間は「15秒」のままでカウントを停止する。そして、それらの操作が終了したことをステップS19にて検出してから、ステップS20にて時間「15秒」からカウントを再開する。
なお、カウントを再開する際に、時間「15秒」のカウントを「0秒」にリセットしてもよい。この場合、操作が検出されなくなった時点が近接しなくなったと検出された時点とみなされる。
(第3実施形態)
次に、プログラムの別の一実施形態として図7に第3実施形態を示す。なお、図4で示した第1実施形態と、以下の点が異なる以外は図4で示すフローと同様である。
ステップS17にて被検出物が近接した状態に変化したと検出した場合(ステップS17:YES)、図4では、フローはステップS18にて、近接しなくなったと検出された時点からの時間のカウントを終了したが、図7では、近接した状態に変化する直前に携帯電話100が移動したかどうかを検出する(ステップS23)。近接した状態に変化する直前に携帯電話100が移動したことを検出した場合(ステップS23:YES)、フローはステップS18に進み、近接しなくなったと検出された時点からの時間のカウントを終了する。
一方、近接した状態に変化する直前に携帯電話100が移動したことを検出しなかった場合(ステップS23:NO)、フローはステップS8に再度移行し、近接しなくなった
と検出された時点からカウントしていた時間のカウントを引き続き行なう。
ここで、以下に具体的な説明を行なう。近接しなくなったと検出された時点から、終話操作がないことを報知するまでの所定時間を、20秒と設定した場合を例に挙げる。
ステップS17にて近接に変化した後、ステップS23にて近接に変化する直前に移動があると検出されなかった場合(ステップS23:NO)、近接しなくなったと検出された時点からステップS17にて近接に変化した時点までカウントされた時間が「15秒」であったとする。図4に示したフローでは、近接に変化したことを検出するとステップS18にて時間のカウントを終了しているが、この場合は時間のカウントは終了せずにカウントは継続する。
このように、ステップS23が存在することで以下のような効果が得られる。
ユーザが終話したと勘違いして携帯電話100を耳から話した後、例えば、近接センサ101上に、何か物により覆われた場合、携帯電話100は、近接していない状態から近接した状態に変化したと誤って検出する場合がある。そこで、ステップS23のように、近接していない状態から近接した状態に変化する直前に、例えば、加速度センサ109などによって携帯電話100が移動したことが検出することで、近接センサ101上に何か物により覆われた場合など、誤った検出を除去することができ、ユーザが耳などに再び携帯電話100を近づけたことをより正確に検出できる。
なお、以下に上述のフローには記載していない、相手側が通話を切った場合について説明する。
例えば、通話相手が通話を切った場合、どのフローの段階においても通話状態が終了する。さらに、通話相手が通話を切る前に、時間のカウントがなされている場合は時間カウントも終了させる。また、通話相手が通話を切る前に、報知がなされている場合は報知も終了させる。
100 携帯電話
101 近接センサ
102 表示画面
103 ランプ
104 受話口
105 送話口
106a 通話ボタン
106b 終話ボタン
107a 電波状態表示
107b 電池残量
107c 日付表示
107d 時刻表示
107e 報知表示
108 制御部
109 加速度センサ
110 ROM
111 RAM
112 無線回路
113 アンテナ
114 加速度判別部
115 近接判別部
116 時間カウント部
117 所定時間判別部
118 報知手段制御部

Claims (4)

  1. 被検出物が近接したことを検出するための近接検出部と、
    通話状態を終了させるよう報知するための報知部と、
    通話状態中に、近接していた被検出物が近接しなくなったことを前記近接検出部が検出し、前記被検出物が近接しなくなったことを検出したときにカウントを開始する時間カウント部と、
    被検出物の近接を前記近接検出部が検出しないまま所定時間経過したことを検出した場合、前記報知部により前記通話状態を終了させるよう報知させる報知制御部と、
    を具備する携帯電話。
  2. 携帯電話を操作するための操作部をさらに具備し、
    前記制御部は、前記所定時間内に、被検出物が近接したことを前記近接検出部が検出していないが前記操作部に対して操作がなされたことを検出した際、
    前記制御部は、前記時間のカウントを停止するよう前記時間カウント部を制御する請求項1記載の携帯電話。
  3. 前記制御部は、前記時間のカウントを停止するよう前記時間カウント部を制御した後に前記操作部に対して操作がなされたことを検出しなくなった場合、前記時間のカウントを再開する請求項2記載の携帯電話。
  4. 前記携帯端末の移動を検出する移動検出部をさらに具備し、
    前記被検出物が近接しなくなってから所定時間内に被検出物が近接したことを検出しても、前記移動検出部が、被検出部の近接検出の際に前記携帯電話が移動したことを検出しない場合、
    前記制御部は、前記時間のカウントを停止させないよう前記時間カウント部を制御する請求項1乃至3のいずれか記載の携帯電話。
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