JP5951390B2 - 携帯端末装置、プログラムおよび携帯端末装置の制御方法 - Google Patents

携帯端末装置、プログラムおよび携帯端末装置の制御方法 Download PDF

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本発明は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレットPC(Tablet PC)、電子書籍端末等の携帯端末装置に関する。また、本発明は、かかる携帯端末装置に用いて好適なプログラムおよび制御方法に関する。
従来、携帯電話機には、いわゆるマナーモードなど、ユーザの設定操作により、電話の着信があっても、携帯電話機から着信音が出力されなくなる機能が備えられている。
ところで、事故等の緊急事態が発生し、ユーザが、警察、消防等の緊急通報先に電話をかけた場合、緊急通報先からユーザに折り返し電話がかけられる場合がある。ところが、緊急連絡先へ電話をかけた際に携帯電話機が音による着信の報知を制限するマナーモードに設定されている場合、緊急通報先から折り返し電話がかけられたときに、着信音が鳴らないため、ユーザが着信に気付かない虞がある。
そこで、携帯電話機において、送信側の携帯電話機からのパスワードや暗証番号の入力に基づいて着信側の携帯電話機のマナーモードを解除するような構成が採られ得る(たとえば、特許文献1参照)。
特開2004−282651号公報
しかしながら、上記の構成では、パスワード等を事前に知らされていない送信側の携帯電話機からは受信側の携帯電話機のマナーモードを解除することができない。よって、上記の構成は、緊急通報先からの着信等、重要な着信に対して、ユーザが十分に応答できる構成とは言い難い。
そこで、本発明は、特定の相手先からの着信にユーザが十分に応答できることを可能とする携帯端末装置、プログラムおよび携帯端末装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る携帯端末装置は、他の機器との通信を行う通信部と、報知動作を行う報知部と、前記通信部へ着信があった際の前記報知部による着信報知を制御する報知制御部と、前記携帯端末装置に対する電源のオン・オフ制御を行う電源制御部と、を備える。ここで、前記報知制御部は、前記通信部から特定の通信先へ発信が行われたことに基づいて、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べてユーザに対する認識効果の高い着信報知を前記報知部により行うための報知制御を実行する。さらに、前記電源制御部は、前記報知制御が実行された後に前記電源をオフするオフ操作がなされても前記電源をオフしない、または、前記オフ操作なされると前記電源を一旦オフした後に再び前記電源をオンする。
本態様に係る携帯端末装置において、前記報知部は、音により着信を報知し、前記報知制御部は、前記特定の送信先への発信が行われる前に前記報知部による着信音の鳴動を制限する制限モードが設定されていた場合、前記報知制御として、前記制限モードを解除す
るような構成とされ得る。
制限モードは、たとえば、着信音を鳴らさずに携帯端末装置を振動させるマナーモード、着信音を鳴らさずに着信履歴を記録するドライブモード(公共モード)である。
本態様に係る携帯端末装置において、前記報知部は、音により着信を報知し、前記報知制御部は、前記報知制御として、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べて前記報知部による着信音が大きくなるように着信音量を変更するような構成とされ得る。
本態様に係る携帯端末装置において、前記報知部は、音により着信を報知し、前記報知制御部は、前記報知制御として、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べてユーザに対する認識効果の高い種類の着信音となるように着信音の種類を変更するような構成とされ得る。
本態様に係る携帯端末装置において、前記報知部は、複数の出力先を含み得る。この場合、前記報知制御部は、前記報知制御として、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べて多くの前記出力先から着信音を出力するための制御を行う。
本態様に係る携帯端末装置において、前記報知制御部は、前記報知制御を実行した後、実行から所定時間が経過すると、または、ユーザにより所定の操作がなされると、着信報知に係る設定状態を前記特定の通信先への発信が行われる前の設定状態に戻すような構成とされ得る。
本態様に係る携帯端末装置において、前記報知制御部は、前記報知制御が実行された後に通話が開始された場合に、通話開始から所定時間が経過すると前記報知部により報知を行うような構成とされ得る。
本発明の第2の態様に係るプログラムは、他の機器との通信を行う通信部と、報知動作を行う報知部と、を備え、前記通信部への着信時に前記報知部により着信報知を行う携帯端末装置のコンピュータに、前記通信部から特定の通信先へ発信が行われたか否かを判定する機能と、前記特定の通信先へ発信が行われたことに基づいて、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べてユーザに対する認識効果の高い着信報知を前記報知部により行うための報知制御を実行する機能と、前記報知制御が実行された後に前記携帯端末装置の電源をオフするオフ操作がなされても前記電源をオフしない、または、前記オフ操作なされると前記電源を一旦オフした後に再び前記電源をオンする機能と、実行させる
本発明の第3の態様は、他の機器との通信を行う通信部と、報知動作を行う報知部と、を備え、前記通信部への着信時に前記報知部により着信報知を行う携帯端末装置の制御方法に関する。本態様に係る制御方法は、前記通信部から特定の通信先へ発信が行われたか否かを判定するステップと、前記特定の通信先へ発信が行われたことに基づいて、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べてユーザに対する認識効果の高い着信報知を前記報知部により行うための報知制御を実行するステップと、前記報知制御が実行された後に前記携帯端末装置の電源をオフするオフ操作がなされても前記電源をオフしない、または、前記オフ操作なされると前記電源を一旦オフした後に再び前記電源をオンするステップと、を含む。
本発明によれば、特定の相手先からの着信にユーザが十分に応答できることを可能とする携帯端末装置、プログラムおよび携帯端末装置の制御方法を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施形態の説明によりさらに明らかとなろう。
ただし、以下の実施形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
実施形態に係る、携帯電話機の構成を示す図である。 実施形態に係る、携帯電話機の全体構成を示すブロック図である。 実施形態に係る、電話の着信報知が行われる場合の着信報知処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る、緊急着信モード設定処理について説明するための図である。 実施形態に係る、緊急着信モード解除処理について説明するための図である。 実施形態に係る、携帯電話機の電源が投入されている状態において実行される電源制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 変更例1に係る、緊急着信モード設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 変更例2に係る、緊急着信モード設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 変更例3に係る、通話時警告処理の処理手順を示すフローチャートである。 変更例4に係る、緊急着信モード設定処理について説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、携帯電話機1の構成を示す図である。図1(a)および(b)は、それぞれ、携帯電話機1の正面図および背面図である。
以下、説明の便宜上、図1に示すように、キャビネット2の長手方向を上下方向と定義し、キャビネット2の短手方向を左右方向と定義する。
携帯電話機1は、キャビネット2と、表示面3と、マイクロフォン4と、通話スピーカ5と、キー操作部6と、電源キー7と、外部スピーカ8とを備えている。
キャビネット2は、正面から見て、ほぼ長方形状を有する。キャビネット2の正面に、後述する表示部13の表示面3が配されている。表示面3には、各種の画像(画面)が表示される。
キャビネット2の内部には、下端部にマイクロフォン4が配されており、上端部に通話スピーカ5が配されている。マイクロフォン4には、キャビネット2の正面に形成されたマイク孔4aを通じて音声が入力される。マイクロフォン4は、入力した音に応じた電気信号を生成する。通話スピーカ5からは、音声が出力される。出力された音声は、キャビネット2の正面に形成された出力孔5aを通じて外部に放出される。
キャビネット2の正面には、キー操作部6および電源キー7が設けられている。キー操作部6は、複数の操作キーから構成されている。各操作キーには、実行中のプログラムを操作するための各種の機能が割り当てられる。携帯電話機1の電源がオフされた状態で電源キー7が押されると、携帯電話機1に電源が投入される。携帯電話機1に電源が投入された状態で電源キー7が押されると、携帯電話機1の電源がオフする。
キャビネット2の内部には、外部スピーカ8が配されている。キャビネット2の背面には、外部スピーカ8に対応する出力孔8aが形成されている。外部スピーカ8から出力された音(音声、報知音等)は、出力孔8aを通じて外部に放出される。
図2は、携帯電話機1の全体構成を示すブロック図である。携帯電話機1は、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、タッチ検出部14と、音声入力部15と、音声出力部16と、音声処理部17と、キー入力部18と、通信部19と、振動発生部20を備えている。
記憶部12は、ROM、RAM、外部メモリー等から構成される。記憶部12には、各種のプログラムが記憶されている。記憶部12に記憶されるプログラムは、携帯電話機1の各部を制御するための制御プログラムの他、各種アプリケーション(たとえば、電話、電子メール、地図、ゲーム、スケジュール管理、等)を含む。プログラムは、メーカによって携帯電話機1の製造時に記憶部12に記憶される他、ユーザによって通信網や記憶媒体を介して記憶部12に記憶される。
さらに、記憶部12には、重要連絡先テーブル12aが記憶されている。重要連絡先テーブル12aには、たとえば、警察の通信指令センターの電話番号(110番)、災害救急情報センターの電話番号(119番)、ロードサービスの電話番号等、緊急時の連絡先(緊急連絡先)の電話番号が登録されている。さらに、重要連絡先テーブル12aには、緊急連絡先のメールアドレスが登録されている。緊急連絡先の電話番号およびメールアドレスは、所定の設定画面を用いたユーザの登録操作により、重要連絡先テーブル12aに登録される。重要連絡先テーブル12aに登録された緊急連絡先の電話番号およびメールアドレスへの発信が、後述する緊急着信モードが設定されるためのトリガーとなる。
記憶部12には、プログラムの実行の際、一時的に利用または生成されるデータを記憶するワーキング領域も含まれる。
制御部11は、CPU等から構成されている。制御部11は、プログラムに従って、携帯電話機1を構成する各部(記憶部12、表示部13、タッチ検出部14、音声入力部15、音声出力部16、音声処理部17、キー入力部18、通信部19、振動発生部20等)を制御する。
表示部13は、液晶ディスプレイ等から構成される。表示部13は、制御部11からの制御信号と画像信号に基づき、表示面3に画像(画面)を表示する。表示部13は、液晶ディスプレイに限らず、有機ELディスプレイ等、他の表示装置から構成されてもよい。
タッチ検出部14は、表示面3への指の接触を検出するタッチパネル等から構成されている。タッチパネルは、透明なシート状に形成され、表示面3上を覆いキャビネット2の正面に配される。タッチパネルは、静電容量式、超音波式、感圧式、抵抗膜式、光検知式等、各種方式のタッチパネルであってよい。
タッチ検出部14は、前記表示面3へのユーザによるタッチを検出する。即ち、タッチ検出部14は、指が触れた表示面3上の位置を入力位置として検出し、検出した入力位置に応じた位置信号を制御部11へ出力する。
ユーザは、表示面3に指を触れることにより各種のタッチ操作を行うことができる。タッチ操作の種類として、タップ操作、フリック操作、スライド操作等が挙げられる。タップ操作は、表示面3に指を接触させた後、短時間のうちに離す操作である。フリック操作は、表示面3を指で任意の方向に弾く操作である。スライド操作は、表示面3に指を接触させたまま任意の方向へ移動させる操作である。
たとえば、入力位置が検出された後、予め定めた第1時間以内に入力位置が検出されな
くなった場合、制御部11によりタップ操作がなされたと判定される。入力位置が検出された後、予め定めた第2時間以内に予め定めた第1距離以上入力位置が移動し、入力位置が検出されなくなった場合、制御部11によりフリック操作がなされたと判定される。入力位置が検出された後、予め定めた第2距離以上入力位置が移動すると、制御部11によりスライド操作がなされたと判定される。
音声入力部15は、マイクロフォン4等から構成される。音声入力部15は、マイクロフォン4からの電気信号を音声処理部17へ出力する。
音声出力部16は、通話スピーカ5および外部スピーカ8を含む。音声出力部16には、音声処理部17からの電気信号が入力され、通話スピーカ5または外部スピーカ8から音(音声、報知音等)が出力される。
さらに、音声出力部16は、有線出力部16aおよび無線出力部16bを含む。有線出力部16aは、出力端子を有し、出力端子に接続されたイヤーフォンやスピーカに音声処理部17からの電気信号を送信する。これにより、イヤーフォンやスピーカから音が出力される。無線出力部16bは、近距離無線用の通信回路を有し、音声処理部17からの電気信号を近距離無線通信のための無線信号に変換し、変換した無線信号をワイヤレスのイヤーフォンやスピーカに送信する。これにより、ワイヤレスのイヤーフォンやスピーカから音が出力される。
音声処理部17は、音声入力部15からの電気信号にA/D変換等を施し、変換後のデジタルの音声信号を制御部11へ出力する。音声処理部17は、制御部11からのデジタルの音声信号にデコード処理およびD/A変換等を施し、変換後の電気信号を音声出力部16に出力する。
キー入力部18は、キー操作部6の各操作キーが押下されたときに、押下された操作キーに応じた信号を制御部11へ出力する。
通信部19は、通話や通信を行うため、信号を変換するための回路、電波を送受信するアンテナ等を備える。通信部19は、制御部11から入力される通話や通信のための信号を無線信号に変換し、変換された無線信号を、アンテナを介して基地局や他の通信装置等の通信先へ送信する。さらに、通信部19は、アンテナを介して受信した無線信号を制御部11が利用できる形式の信号へ変換し、変換された信号を制御部11へ出力する。
振動発生部20は、バイブレータおよびバイブレータの駆動回路を含み、バイブレータの振動をキャビネット2に伝達してキャビネット2を振動させる。
制御部11は、報知制御部21および電源制御部22を含む。
報知制御部21は、他の機器から通信部19へ電話や電子メールの着信があったときに、音声出力部16および振動発生部20により行われる着信報知を制御する。報知制御部21は、後述する着信報知処理、緊急着信モード設定処理および緊急着信モード解除処理を実行する。
電源制御部22は、電源キー7に対する操作に基づいて携帯電話機1の電源をオン・オフする制御を行う。電源制御部22は、後述する電源制御処理を実行する。
さて、電話や電子メールの着信があると、着信報知がなされ、着信中であることがユーザに知らされる。
図3は、電話の着信報知が行われる場合の着信報知処理の処理手順を示すフローチャートである。
報知制御部21は、着信があったか否かを監視する(S101)。報知制御部21は、着信があった場合(S101:YES)、ドライブモードが設定されているか否か、およびマナーモード(公共モード)が設定されているか否かを判定する(S102、S103)。
ドライブモードおよびマナーモードは、ユーザによる所定の操作がなされると、報知制御部21により設定、または解除される。たとえば、ドライブモードが解除されている状態において、キー操作部6の一つの操作キーを長押しする操作がなされると、ドライブモードが設定される。ドライブモードが設定されている状態において、ドライブモードを設定する操作キーと同じ操作キーを長押しする操作がなされると、ドライブモードが解除される。また、マナーモードが解除されている状態において、ドライブモードに割り当てられた操作キーとは異なる操作キーを長押しする操作がなされると、マナーモードが設定される。マナーモードが設定されている状態において、マナーモードを設定する操作キーと同じ操作キーを長押しする操作がなされると、マナーモードが解除される。
ドライブモードは、運転中であるなど、現在、電話に出ることができないときに設定される。マナーモードは、着信音を鳴動させると周囲の迷惑になるときに設定される。
ドライブモードに設定されている場合(S102:YES)、報知制御部21は、着信音による着信報知を行わずに、着信履歴として、着信日時、電話番号等を記憶部12に記憶する(S104)。さらに、報知制御部21は、現在、電話に出られない旨のメッセージを送信側の機器に返信する(S105)。
一方、マナーモードに設定されている場合(S103:YES)、報知制御部21は、着信音による着信報知を行わずに、振動発生部20を動作させて、振動による着信報知を行う(S106)。
ドライブモードおよびマナーモードの何れにも設定されていない場合(S102:NO、S103:NO)、報知制御部21は、着信音による着信報知を行う(S107)。
着信音の種類および音量は、所定の設定画面を用いて予めユーザにより設定される。報知制御部21は、設定された種類の着信音を設定された音量で出力する。
報知制御部21は、有線出力部16aおよび無線出力部16bへのイヤーフォン等の接続状況に応じて設定された出力先から着信音を出力させる。たとえば、有線出力部16aおよび無線出力部16bへのイヤーフォン等の接続がない場合には、外部スピーカ8から着信音が出力される。このとき、通話スピーカ5からは着信音が出力されず、有線出力部16aおよび無線出力部16bからも着信音、即ち、着信音に対応する電気信号が出力されない。一方、有線出力部16aおよび無線出力部16bへのイヤーフォン等の接続がある場合には、接続されたイヤーフォン等から着信音が出力される。このとき、通話スピーカ5および外部スピーカ8からは着信音が出力されない。
報知制御部21は、通話開始の操作がなされるか(S108:YES)、着信が中止されると(S109:YES)、着信報知を停止し(S110)、処理を終了する。
事故等、緊急事態に遭遇した際に、ユーザが、携帯電話機1から110番、119番等
の緊急連絡先へ通報し、その後に、緊急連絡先、あるいは、緊急連絡先に関連する相手先から電話がかかってくる場合がある。このとき、携帯電話機1にドライブモードまたはマナーモードが設定されたままになっていると、着信音が鳴らないため、ユーザが、緊急連絡先等からの着信に気付かない虞がある。また、ドライブモードまたはマナーモードが設定されておらず、着信音が鳴らされた場合であっても、周囲が騒がしい場合には、着信音がユーザに十分届かず、ユーザが緊急連絡先等からの着信に気付かない虞がある。
そこで、本実施の形態の携帯電話機1は、緊急連絡先からの着信など、重大な着信にユーザが気付かない事態となることを防止するための機能を備える。以下、かかる機能について説明する。
図4は、緊急着信モード設定処理について説明するための図である。図4(a)は、緊急着信モード設定処理の処理手順を示すフローチャートである。図4(b)は、緊急着信モードの設定に基づく画面の表示例を示す図である。
報知制御部21は、通信部19から他の機器への発信があると、発信先が重要連絡先テーブル12aに登録された緊急連絡先であるか否か判定する(S201)。
発信先が重要連絡先テーブル12aに登録された緊急連絡先への発信である場合(S201:YES)、報知制御部21は、緊急着信モードに設定する(S202)。たとえば、緊急着信モードに割り当てられたフラグを、設定状態であることを示す「1」に設定する。
次に、報知制御部21は、ドライブモードが設定されているか否か、およびマナーモードが設定されているか否かを判定する(S203、S204)。報知制御部21は、ドライブモードに設定されている場合には(S203:YES)、ドライブモードを解除し(S205)、マナーモードに設定されている場合には(S204:YES)、マナーモードを解除する(S206)。
次に、報知制御部21は、着信音量が最大音量に設定されているか否かを判定する(S207)。報知制御部21は、着信音量が最大音量でなければ(S207:NO)、着信音量を最大音量に変更する(S208)。
次に、報知制御部21は、緊急着信モードが設定されたことに示す報知画面を表示面3に表示する(S209)。たとえば、マナーモードが解除されるとともに、着信音量が最大音量に変更された場合、図4(b)に示すように、緊急着信モードの設定、マナーモードの解除および着信音量の変更を報知するメッセージが報知画面上に現れる。報知制御部21は、一定時間が経過すると報知画面を閉じて報知画面が表示される前の画面を表示面3に表示する。また、図4(b)に示すように、報知画面他、各画面に設けられるピクト領域101には、緊急着信モードに設定されていることを示す通知アイコン102が表示される。
こうして、緊急着信モード設定処理が実行されることにより、ユーザによって以前に設定されていたドライブモードまたはマナーモードが自動的に解除される。また、着信音量が最大音量にされる。よって、緊急連絡先への発信が行われた後に着信があった場合には、緊急連絡先への発信前にドライブモードまたはマナーモードに設定されていたとしても、図3に示す着信報知処理が実行されることによって、外部スピーカ8等、所定の出力先から着信音が最大音量で出力される。
したがって、緊急連絡先や緊急連絡先に関連する相手先からの着信にユーザが気付かな
いという事態を生じにくくすることができる。
なお、緊急着信モードに設定されている間は、ユーザによってドライブモードまたはマナーモードに設定する操作がなされても、これら操作は無効とされ、報知制御部21により、ドライブモードまたはマナーモードに設定されない。
また、携帯電話機1は、LEDなどの発光素子により構成される発光部を備える。報知制御部21は、緊急着信モードに設定されている間、重要連絡先テーブル12aに登録された緊急連絡先から着信があると、重要連絡先テーブル12aに登録されていない相手先とは異なる発光態様により発光部を発光させる。異なる発光態様としては、たとえば、発光色の変更や発光パターンの変更などが挙げられる。このような構成により、ユーザは、緊急連絡先等の重要な相手先からの電話と他の相手先からの電話とを区別できる。
図5は、緊急着信モード解除処理について説明するための図である。図5(a)は、緊急着信モード解除処理の処理手順を示すフローチャートである。図5(b)は、緊急着信モードの解除に基づく画面の表示例を示す図である。
緊急着信モード設定処理が終了すると、緊急着信モード解除処理が開始される。報知制御部21は、緊急着信モードを解除するための操作、たとえば、キー操作部6の解除操作に割り当てられた操作キーを長押しする操作がなされたか否かを判定する(S301)。さらに、報知制御部21は、緊急着信モードに設定されてから、予め設定された解除時間が経過したか否かを判定する(S302)。解除時間は、その時間が経過した後には、緊急連絡先への発信の原因となった緊急事態に関して、緊急連絡先等から電話がかかることがないような時間(たとえば、数時間〜十数時間程度)に設定され得る。
解除操作がなされた場合(S301:YES)、または、解除時間が経過した場合(S302:YES)、報知制御部21は、緊急着信モードを解除する(S303)。たとえば、緊急着信モードに割り当てられたフラグを、解除状態であることを示す「0」に設定する。
次に、報知制御部21は、ドライブモード、マナーモードおよび着信音量を、緊急着信モードが設定される前、即ち、重要連絡先テーブル12aに登録された緊急連絡先への発信がなされる前の設定状態へ戻す(S304)。緊急着信モードが設定される前にドライブモードまたはマナーモードが設定されていれば、ドライブモードまたはマナーモードが再び設定される。
次に、報知制御部21は、緊急着信モードが解除されたことに示す報知画面を表示面3に表示する(S305)。たとえば、マナーモードが再び設定されるとともに、着信音量が元の設定音量に変更された場合、図5(b)に示すように、緊急着信モードの解除、マナーモードの設定および着信音量の変更を報知するメッセージが報知画面上に現れる。報知制御部21は、一定時間が経過すると報知画面を閉じて報知画面が表示される前の画面を表示面3に表示する。また、図5(b)に示すように、報知画面他、各画面のピクト領域101から通知アイコン102が消去される。
こうして、緊急着信モードが解除されると、解除後に着信があった場合、緊急連絡先への発信前にドライブモードまたはマナーモードに設定されていれば、図3に示す着信報知処理が実行されることによって、着信音が出力されることなく、ドライブモード設定に従った処理(S104、S105)、またはマナーモード設定に従った処理(S106)が実行される。
このように、緊急着信モード設定処理が実行された後に、解除操作がなされるか、または、解除時間が経過すると、着信報知の設定状態、即ち、ドライブモード、マナーモードおよび着信音量の設定状態が、重要連絡先テーブル12aに登録された緊急連絡先への発信がなされる前の状態に戻るので、ユーザは、逐一、着信報知の設定状態を元に戻す操作を行う必要がない。よって、携帯電話機1に対するユーザの利便性が向上する。
図6は、携帯電話機1の電源が投入されている状態において実行される電源制御処理の処理手順を示すフローチャートである。図6(a)は、電源制御処理の第1の例を示し、図6(b)は、電源制御処理の第2の例を示す。
まず、第1の例に係る電源制御処理について、図6(a)のフローチャートに従い説明する。
電源制御部22は、電源をオフする操作、即ち、電源キー7が押下されたか否かを監視する(S401)。電源をオフする操作がなされると(S401:YES)、電源制御部22は、緊急着信モードに設定されているか否かを判定する(S402)。
電源制御部22は、緊急着信モードに設定されていないと判定すると(S402:NO)、携帯電話機1の電源をオフする(S403)。一方、電源制御部22は、緊急着信モードに設定されていると判定すると(S402:YES)、携帯電話機1の電源をオフせず、表示部13を消灯する(S404)。
第1の例によれば、緊急連絡先への発信の後に、電源をオフする操作がなされても、電源がオフしないので、緊急連絡先や緊急連絡先に関連する相手先から電話が受けられなくなることを防止できる。さらに、表示部13が消灯するので、電力消費を抑制できる。
次に、第2の例に係る電源制御処理について、図6(b)のフローチャートに従い説明する。
電源制御部22は、電源をオフする操作がなされると(S411:YES)、電源携帯電話機1の電源をオフする(S412)。このとき、制御部11への電力供給は継続される。
次に、電源制御部22は、緊急着信モードに設定されているか否かを判定する(S413)。電源制御部22は、緊急着信モードに設定されていないと判定すると(S413:NO)、処理を終了する。携帯電話機1の電源はオフされたままとなる。
一方、電源制御部22は、緊急着信モードに設定されていると判定すると(S413:YES)、時間のカウントを開始し(S414)、カウントした時間が所定時間に到達すると(S415:YES)、携帯電話機1の電源をオンする(S416)。
第2の例によれば、緊急連絡先への発信の後に、電源をオフする操作がなされた場合、携帯電話機1の電源が一旦オフするが、その後復帰する。よって、緊急連絡先や緊急連絡先に関連する相手先から電話が受けられなくなること防止できる。
<変更例1>
図7は、変更例1に係る、緊急着信モード設定処理の処理手順を示すフローチャートである。図7には、上記実施の形態の緊急着信モード設定処理(図4(a)参照)に対して追加された処理(S210、S211)を含む一部の処理のみが示されている。
本変更例では、重要連絡先テーブル12aに登録された緊急連絡先への発信に基づいて、着信音量が変更されるだけではなく、着信音の種類が変更される。
報知制御部21は、着信音量を変更すると(S208)、次に、現在設定されている着信音の種類が、規定の種類よりもユーザに対して認識効果の低い種類であるか否かを判定する(S210)。たとえば、報知制御部21は、現在設定されている着信音から全ての無音期間を検出し、トータルした無音期間が所定期間より長い場合に、規定の種類よりも認識効果の低い種類であると判定する。
報知制御部21は、規定の種類よりも認識効果の低い種類であると判定すると(S210:YES)、着信音の種類を規定の種類に変更する(S211)。
本変更例によれば、緊急着信モードが設定されることにより、着信音が、ユーザに対して認識効果の高い種類の着信音に変更される。よって、緊急連絡先や緊急連絡先に関連する相手先からの着信にユーザが気付かないという事態を、より一層生じにくくすることができる。
<変更例2>
図8は、変更例2に係る、緊急着信モード設定処理の処理手順を示すフローチャートである。図8には、上記実施の形態の緊急着信モード設定処理(図4(a)参照)に対して追加された処理(S212)を含む一部の処理のみが示されている。
本変更例において、報知制御部21は、着信音量を変更すると(S208)、次に、着信音の出力先を、通話スピーカ5、外部スピーカ8、有線出力部16aおよび無線出力部16bの全ての出力先に設定する。これにより、図3に示す着信報知処理が実行されると、通話スピーカ5、外部スピーカ8並びに有線出力部16aおよび無線出力部16bに接続されたイヤーフォン等から着信音が出力される。
なお、上記のように、着信音の出力先が全ての出力先に設定される構成とされることが、最も望ましい。しかしながら、着信音の出力先は、上記のように全ての出力先に設定されずとも、少なくとも緊急着信モードに設定される前に設定されていた出力先より多くの出力先に設定される構成とされれば良い。
本変更例の構成によれば、緊急着信モードに設定される前より多くの出力先から着信音が報知される。よって、緊急連絡先や緊急連絡先に関連する相手先からの着信にユーザが気付かないという事態を、より一層生じにくくすることができる。
なお、上記のように、着信音の出力先が全ての出力先に設定される構成とされることが、最も望ましい。しかしながら、着信音の出力先は、必ずしも全ての出力先に設定されずとも良く、少なくとも緊急着信モードに設定される前に設定されていた出力先より多くの出力先に設定される構成とされれば、上記の効果を奏することが可能となる。
さらに、本変更例の構成は、変更例1の構成に適用することもできる。
<変更例3>
図9は、変更例3に係る、通話時警告処理の処理手順を示すフローチャートである。緊急着信モードが設定された場合に、以下に説明する通話時警告処理が報知制御部21によって実行される。
報知制御部21は、通信部19からの発信または通信部19への受信に続いて通話が開
始されたか否かを監視する(S501)。通話が開始されると、報知制御部21は、時間のカウントを開始し(S502)、カウントした時間が所定時間(たとえば、数分程度の時間)に到達したか否かを判定する(S503)。カウントした時間が所定時間に到達すると(S503:YES)、報知制御部21は、通話スピーカ5、あるいは、有線出力部16aまたは無線出力部16bに繋がっているイヤーフォン等から警告音を出力する(S504)。
本変更例の構成によれば、緊急連絡先への連絡された後は、一件の電話が長くなると警告音が鳴らされるので、ユーザは短い電話を心がけることができる。よって、現在の電話が長引くことにより、他の重要な電話が受けられなくなることを防止できる。
<変更例4>
図10は、変更例4に係る、緊急着信モード設定処理について説明するための図である。図10(a)は第1の例を示し、図10(b)は第2の例を示す。
第1の例では、報知制御部21は、図4(a)のステップS209の処理により、図10(a)に示すような、着信音をオフするためのオフボタン103が配された報知画面を表示面3に表示する。
ユーザによりオフボタン103に対するタップ操作がなされると、報知制御部21は、着信音をオフに設定する。これにより、着信時に着信音が出力されなくなる。
このような構成とすれば、ユーザは、着信音が鳴動されては困る状況にある場合に、着信音を鳴動させないようにすることができる。
オフボタン103に対するタップ操作がなされた場合には、着信時に振動発生部20が動作し、振動による着報知が行われる構成とされても良い。
第2の例では、報知制御部21は、図4(a)のステップS209の処理により、図10(b)に示すような、着信音量の変更を解除するための解除ボタン104が配された報知画面を表示面3に表示する。
ユーザにより解除ボタン104に対するタップ操作がなされると、報知制御部21は、着信音量の変更を解除し、着信音量を、緊急着信モードに設定される前に設定されていた音量に戻す。これにより、着信時には、最大音量ではなく、緊急着信モードに設定される前に設定されていた音量で着信音が出力される。
このような構成とすれば、ユーザは、大きな着信音が鳴動されては困る状況にある場合に、着信音を大きく鳴動させないようにすることができる。
第1の例および第2の例の他、たとえば、予め設定された小さな着信音量に変更するための変更ボタンが、報知画面に配される構成とされても良い。
<その他>
以上、本発明の実施の形態および変更例について説明したが、本発明は、上記実施の形態等によって何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施の形態も、上記以外に種々の変更が可能である。
たとえば、上記実施の形態では、緊急着信モード設定処理において、ドライブモードを解除する処理(S203、S205)、マナーモードを解除する処理(S204、S20
6)および着信音量を変更する処理(S207、S208)が実行される。また、変更例1では、これらの処理に加えて、着信音の種類を変更する処理(S210、S211)が実行される。しかしながら、必ずしも、このような構成とされる必要はなく、ドライブモードを解除する処理、マナーモードを解除する処理、着信音量を変更する処理および着信音の種類を変更する処理のうち少なくとも一つの処理を含む緊急着信モード設定処理が実行される構成とされれば良い。
さらに、上記実施の形態では、緊急着信モード設定処理において、着信音量が最大音量に変更される。しかしながら、これに限らず、たとえば、現在設定されている音量よりも所定レベルだけ大きな音量に変更される構成とされても良い。
さらに、上記実施の形態では、重要連絡先テーブル12aに緊急連絡先の電話番号や電子メールアドレスが登録されている。しかしながら、これに限らず、着信報知の認識効果を高める処理、即ち、ドライブモードおよびマナーモードを解除する処理、並びに着信音量を大きくする処理を行うためのトリガーとなる連絡先として適当であるとユーザが考える、あらゆる連絡先の電話番号やメールアドレスが重要連絡先テーブル12aに登録されても良い。
さらに、上記実施の形態では、マナーモードに設定された場合、着信音に替えて振動による報知がなされる。しかしながら、これに限らず、たとえば、マナーモードに設定された場合、マナーモード用の着信音量として設定された小さな着信音量で着信音が出力されるような構成とされても良い。この場合、緊急着信モードが設定されたときに、マナーモードが解除されるのではなく、マナーモード用の着信音量より大きな着信音量で着信音が報知されるような構成とされても良い。
さらに、上記実施の形態では、緊急着信モード解除処理において、解除操作の有無と制限時間の経過の有無との双方が判定されているが、解除操作の有無および制限時間の経過の有無うち、少なくとも一つが判定されれば良い。
さらに、上記実施の形態では、図6(a)に示す電源制御処理において、緊急着信モードに設定されていると、表示部13が消灯される。しかしながら、表示部13は必ずしも消灯されなくて良い。
さらに、上記変更例3の構成において、通話中に重要連絡先テーブル12aに登録された緊急連絡先から着信があった場合、報知制御部21により、緊急連絡先からの割込着信が、重要連絡先テーブル12aに登録されていない相手先からの割込着信とは異なる態様にて報知されてもよい。異なる報知態様として、報知音量を大きくする、報知音の種類を異ならせるなどの態様を挙げることができる。このようにすれば、ユーザは、緊急連絡先等の重要な相手先からの割込着信と他の相手先からの割込着信とを区別できる。
本発明は、携帯電話機に限られず、PDA(Personal DigitalAssistant)、タブレットPC(Tablet PC)、電子書籍端末等の各種の携帯端末装置に適用可能である。
この他、本発明の実施形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
5 通話スピーカ(出力先)
6 外部スピーカ(出力先)
11 制御部
16 音声出力部(報知部)
16a 有線出力部(出力先)
16b 無線出力部(出力先)
19 通信部
21 報知制御部
22 電源制御部

Claims (9)

  1. 携帯端末装置において、
    他の機器との通信を行う通信部と、
    報知動作を行う報知部と、
    前記通信部へ着信があった際の前記報知部による着信報知を制御する報知制御部と、
    前記携帯端末装置に対する電源のオン・オフ制御を行う電源制御部と、を備え、
    前記報知制御部は、前記通信部から特定の通信先へ発信が行われたことに基づいて、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べてユーザに対する認識効果の高い着信報知を前記報知部により行うための報知制御を実行し、
    前記電源制御部は、前記報知制御が実行された後に前記電源をオフするオフ操作がなされても前記電源をオフしない、または、前記オフ操作なされると前記電源を一旦オフした後に再び前記電源をオンする、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 請求項1に記載の携帯端末装置において、
    前記報知部は、音により着信を報知し、
    前記報知制御部は、前記特定の送信先への発信が行われる前に前記報知部による着信音の鳴動を制限する制限モードが設定されていた場合、前記報知制御として、前記制限モードを解除する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  3. 請求項に記載の携帯端末装置において、
    前記報知部は、音により着信を報知し、
    前記報知制御部は、前記報知制御として、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べて前記報知部による着信音が大きくなるように着信音量を変更する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  4. 請求項に記載の携帯端末装置において、
    前記報知部は、音により着信を報知し、
    前記報知制御部は、前記報知制御として、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べてユーザに対する認識効果の高い種類の着信音となるように着信音の種類を変更する、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  5. 請求項2ないし4の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記報知部は、複数の出力先を含み、
    前記報知制御部は、前記報知制御として、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べて多くの前記出力先から着信音を出力するための制御を行う、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  6. 請求項ないし5の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    記報知制御部は、前記報知制御を実行した後、実行から所定時間が経過すると、または、ユーザにより所定の操作がなされると、着信報知に係る設定状態を前記特定の通信先への発信が行われる前の設定状態に戻す、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  7. 請求項ないし6の何れか一項に記載の携帯端末装置において、
    前記報知制御部は、前記報知制御が実行された後に通話が開始された場合に、通話開始から所定時間が経過すると前記報知部により報知を行う、
    ことを特徴とする携帯端末装置。
  8. 他の機器との通信を行う通信部と、報知動作を行う報知部と、を備え、前記通信部への着信時に前記報知部により着信報知を行う携帯端末装置のコンピュータに、
    前記通信部から特定の通信先へ発信が行われたか否かを判定する機能と、
    前記特定の通信先へ発信が行われたことに基づいて、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べてユーザに対する認識効果の高い着信報知を前記報知部により行うための報知制御を実行する機能と、
    前記報知制御が実行された後に前記携帯端末装置の電源をオフするオフ操作がなされても前記電源をオフしない、または、前記オフ操作なされると前記電源を一旦オフした後に再び前記電源をオンする機能と、
    を実行させるプログラム。
  9. 他の機器との通信を行う通信部と、報知動作を行う報知部と、を備え、前記通信部への着信時に前記報知部により着信報知を行う携帯端末装置の制御方法であって、
    前記通信部から特定の通信先へ発信が行われたか否かを判定するステップと、
    前記特定の通信先へ発信が行われたことに基づいて、前記特定の通信先への発信が行われる前に比べてユーザに対する認識効果の高い着信報知を前記報知部により行うための報知制御を実行するステップと、
    前記報知制御が実行された後に前記携帯端末装置の電源をオフするオフ操作がなされても前記電源をオフしない、または、前記オフ操作なされると前記電源を一旦オフした後に再び前記電源をオンするステップと、
    を含む制御方法。
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