JPH03239047A - コードレス電話装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、子局による通話が無線により行われるコード
レス電話に関するものである。

従来の技術 一般に、この種のコードレス電話においては、子局で通
話を始める場合に、子局で通話スイッチを「通話」に切
り換えるか、あるいは、子局を載置支持して電源の充電
を行えるようにしたベースから子局を取り出して充電器
からの接続を遮断することにより回線を捕捉するように
している。また、通話が終了すると、子局で通話スイッ
チを「切」またはｒ　Ｓ　ｔａｎｂｙＪ　　等に切り換
えるか、あるいは、子局を前記ベースに戻すことにより
回線を切断するようにしている。このような動作は、子
局と親局との間で電波を使用してコントロールするよう
になっている。一方、親局からの発振等は、一般的な電
話のかけかたと変ってはいない。

発明が解決しようとする課題 子局の操作ミス等により回線を切り忘れた場合、不要電
波の放出および回線の不必要な接続を長時間にわたって
継続させてしまうことがある。また、話中音やハウラー
音により通話が終了している判断もできるが、親局から
他の電話に電話をかけた場合、相手が電話を切っても話
中音が出ないし、ハウラー音もかならず入るとは限らな
いので、実際には通話は終了しているのにも拘らず子局
及び親局から不要な電波の送出が行われていたものであ
る。また、回線も切れずにいたため無駄な回線接続をし
てしまっていたものである。

課題を解決するための手段 請求項１記載の発明は、公衆回線に接続されるとともに
送信回路と受信回路とを備えた親局と、この親局の前記
送信回路と前記受信回路との間で無線による送受信でき
る送信回路と受信回路とを備えるとともに前記親局との
回線を断続する回線切り換え手段が設けられた子局と、
この子局の周囲雑音に対し特定のピーク信号を検出する
レベル検出手段と、ピーク信号のない状態の時間を計測
するタイマー回路と、このタイマー回路のタイムアツプ
時にその状態を報知する警告手段と、この警告手段の一
定時間の動作後に前記親局に対して電波の送出を停止さ
せる停止信号を発生する通話停止手段とにより構成した
。

また、請求項２の発明は、さらに、親局の周囲雑音に対
し特定のピーク信号を検出する親局レベル検出手段と、
通話停止手段による子局との通話停止後の親局での無通
話時間を計測する親局タイマー手段と、この親局タイマ
ー手段のタイムアツプ時にその状態を報知する親局警告
手段と、この親局警告手段の一定時間の動作後に外部回
線との接続を遮断する回線遮断手段とを付加した。

作用 請求項１記載の発明においては、周囲雑音に対して特定
のピーク信号が入らなければ音声信号が子局に入力され
ていないと判断し、この状態で通話スイッチが入ったま
まで回線捕捉状態であると、その通話スイッチの切り忘
れであるとし、タイマー回路がスタートされる。このタ
イマー回路が前以て設定された設定値に達するまで音声
信号が検出されなければ子局の警告手段が警告を発し、
それが一定時間続くと通話を子局から親局に切り換えて
子局の電波を止め、１通話分の周波数を明は渡す。その
ため、電波の有効利用が図れる。

また、請求項２記載の発明は、前述のように子局の回線
が遮断した後に、親局においてその周囲雑音に対して特
定のピーク信号が検出されなければ音声信号が入力され
ていないと判断してタイマー回路をスタートさせ、設定
された時間が経過すると親局の警報手段から警報音が発
生し、一定時間の経過後に自動的にその回線を遮断する
。

実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

まず、親局１と子局２とが設けられている。前記親局１
には、ＲＯＭ３およびＲＡＭ４が接続されたＣＰＵ５が
設けられている。二のＣＰＵ５には親局タイマー手段と
してのタイマー回路６とキーボード７とが接続されてい
る。また、前記ＣＰＵ５には、入出力ボート８が接続さ
れている。この入出力ボート８には、親局警告手段の一
部となるブザー９が接続されている。

一方、外部回線への接続端子１０にはラインリレー１１
を介在させてライントランス１２が接続されており、こ
のライントランス１２には、２線−４線変換回路１３及
び前記入出力ポート８が接続されている。この２線−４
線変換回路１３には、それぞれアンテナ１４が接続され
た送信回路１５と受信回路１６とが切換回路１７．１８
を介して接続されている。また、前記２線−４線変換回
路１３には、切換回路１９を介してスピーカ２０が接続
されている。さらに、前記送信回路１５と受信回路１６
とには、前記入出力ポート８が接続されている。また、
マイクロホン２１が設けられ、このマイクロホン２１は
前記切換回路１７．１８に接続されているとともに親局
レベル検出手段としてのレベル検出器２２に接続されて
いる。このレベル検出器２２は前記入出力ポート８に接
続されている。

つぎに、前記子局２は、ＲＯＭ２３及びＲＡＭ２４に接
続されたＣＰＵ２５を備えており、これらはタイマー回
路２６とキーボード２７と入出力ポート２８に接続され
ている。前記キーボード２７には通話スイッチ（図示せ
ず）が配設されている。前記入出力ポート２８には警告
手段の一部となるブザー２９が接続されているとともに
送信回路３０と受信回路３１とが接続されている。これ
らの送信回路３０と受信回路３１とには、それぞれアン
テナ３２が接続されている。また、前記送信回路３０に
は、マイクロホン３３とレベル検出手段としてのレベル
検出器３４とが接続され、このレベル検出器３４は前記
入出力ポート２８に接続されている。さらに、前記受信
回路３１には、スピーカ３５が接続されている。

このような構成において、子局２の動作状態は第３図に
示すように行われる。まず、通常の通話においては、音
声入力があるため、その動作状態を正常に継続し、その
子局２の通話スイッチを切るか、あるいは、図示しない
ベースに置くかするまで続く。そして、音声入力がない
状態においては、マイクロホン３３から周囲雑音のみが
入力され、タイマー回路２６がスタートする。それが電
話中であれば、予め設定したタイマー値に達すると、電
話の切り忘れと判断して警報手段としてのブザー２９か
ら警報音が発生する。この警報が設定された時間（秒）
より長く鳴っていると、ＣＰＵ２５は親局ｌに対してコ
マンドを送り、子局２より親局ｌに通話を切り換えて子
局２の通話チャンネルの周波数の送出を止める。そして
、タイマー回路２６をリセットする。

しかして、前述の動作中において、タイマー回路２６が
スタートした後に、子局２による通話が切られたときに
は、タイマー回路２６をリセットしてリターンする。ま
た、タイマー回路２６が動作開始した後であっても、音
声入力があった場合、又は、通話続行スイッチ（図示せ
ず）が押された時には、タイマー回路２６をリセットし
てリターンする。

つぎに、第４図に基づいて、親機１の動作について説明
する。すなわち、第４図に示すものは、第３図に示す状
態で子局２がその回線を切られた場合のものであり、親
機ｌ側での音声入力がない状態においては、マイクロホ
ン２１から周囲雑音のみが入力され、タイマー回路６が
スタートする。

それが電話中であれば、予め設定したタイマー値に達す
ると、電話の切り忘れと判断して警報手段としてのブザ
ー９から警報音が発生する。この警報が設定された時間
（秒）より長く鳴っていると、ＣＰＵ５はコマンドを発
生し、回線を切断する。

そして、タイマー回路６をリセットしてリターンする。

これにより、電波の有効利用と電話の不要な接続を避け
ることができる。

しかして、前述の動作中において、タイマー回路６がス
タートした後に、通話が切られたときには、タイマー回
路６をリセットしてリターンする。

また、タイマー回路６が動作開始した後であっても、音
声入力があった場合、又は、通話続行スイッチ（図示せ
ず）が押された時には、タイマー回路６をリセットして
リターンする。

発明の効果 本発明は上述のように、公衆回線に接続されるとともに
送信回路と受信回路とを備えた親局と、この親局の前記
送信回路と前記受信回路との間で無線による送受信でき
る送信回路と受信回路とを備えるとともに前記親局との
回線を断続する回線切り換え手段が設けられた子局と、
この子局の周囲雑音に対し特定のピーク信号を検出する
レベル検出手段と、ピーク信号のない状態の時間を計測
するタイマー回路と、このタイマー回路のタイムアツプ
時にその状態を報知する警告手段と、この警告手段の一
定時間の動作後に前記親局に対して電波の送出を停止さ
せる停止信号を発生する通話停止手段とにより構成し、
また、親局の周囲雑音に対し特定のピーク信号を検出す
る親局レベル検出手段と、通話停止手段による子局との
通話停止後の親局での無通話時間を計測する親局タイマ
ー手段と、この親局タイマー手段のタイムアツプ時にそ
の状態を報知する親局警告手段と、この親局警告手段の
一定時間の動作後に外部回線との接続を遮断する回線遮
断手段とを付加したので、子局により通話終了後に誤っ
て通話スイッチを切り忘れても、ある−室以上の無音状
態が検出されて自動的に子局より親局へ通信を移すこと
ができ、これにより、子局の通話の周波数の電波を開放
することができるため、電波の有効利用を図ることがで
き、また、親局に通話が移った際に、留守等で回線が接
続されたままであっても、ある一定時間の無音の状態を
検出すると回線を切断することができるため、不用意に
回線の誤接続が防止できると云う効果を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は子局の
回路図、第２図は親機の回路図、第３図は子局の動作状
態を示すフローチャート、第４図は親局の動作状態を示
すフローチャートである。 ｌ・・・親局、２・・・子局、６・・・親局タイマー手
段、９・・・親局警告手段、１５・・・送信回路、１６
・・・受信回路、２２・・・親局レベル検出手段、２６
・・・タイマー回路、３０・・・送信回路、３１・・・
受信回路、３４・・・レベル検出手段 Ｊ５，１　　図 ３ ■

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、公衆回線に接続されるとともに送信回路と受信回路
   とを備えた親局と、この親局の前記送信回路と前記受信
   回路との間で無線による送受信できる送信回路と受信回
   路とを備えるとともに前記親局との回線を断続する回線
   切り換え手段が設けられた子局と、この子局の周囲雑音
   に対し特定のピーク信号を検出するレベル検出手段と、
   ピーク信号のない状態の時間を計測するタイマー回路と
   、このタイマー回路のタイムアップ時にその状態を報知
   する警告手段と、この警告手段の一定時間の動作後に前
   記親局に対して電波の送出を停止させる停止信号を発生
   する通話停止手段とよりなることを特徴とするコードレ
   ス電話装置。 ２、親局の周囲雑音に対し特定のピーク信号を検出する
   親局レベル検出手段と、通話停止手段による子局との通
   話停止後の親局での無通話時間を計測する親局タイマー
   手段と、この親局タイマー手段のタイムアップ時にその
   状態を報知する親局警告手段と、この親局警告手段の一
   定時間の動作後に外部回線との接続を遮断する回線遮断
   手段とを設けたことを特徴とする請求項１記載のコード
   レス電話装置。