JP4931968B2 - メダルセレクタ及び遊技機 - Google Patents
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Description
また、スロットマシン等の遊技機用のメダルセレクタは、所定の径を有する正規メダルのみによって遊技を行うことを可能にするため、正規メダルよりも小径のメダル(以下、小径メダル)を排除する機構を備える必要がある。特許文献1に記載されたメダルセレクターユニット60では、メダルキャンセル装置63に備わる鉄板67の下部に設けられた開口部(特許文献1の図3参照)が小径メダルを排出する役割を担っているものと考えられる。この場合、メダルセレクターユニット60において小径メダルは、通過メダル検出器64で検出された後、投入メダル検出器62で検出される前に、メダルキャンセル装置63の部分で排出されることになるので、スロットマシン10では、次の正規メダルを投入しない限りいつまでも投入メダル検出器62からの投入メダル検出信号待ちの状態になり、スタートスイッチ32の無効状態が続いてしまう。このような欠点を補う手段としてタイマーを設けてスタートスイッチ32の無効時間を制限するといったことが考えられるが、そのためにはある程度の容量の制御プログラムを遊技機内に組み込まなければならない。また、通過メダル検出器64よりも上流に小径メダルの排出機構を移設することも考えられるが、いずれにせよ特許文献1に記載されたメダルセレクターユニット60は、設計上の制限が多いものとなっている。
このように本発明によれば、メダルの飲み込みを改善することが可能なメダルセレクタを提供することができる。
この構成によれば、所定の直径のメダルより小さい小径メダルは、メダルの上端部が支持部によって支持されないことに加え、接触部材によって切欠部方向に押されるので、切欠部において斜めに傾く。このためメダル通路の途中で小径メダルを傾けて通路外に排出することができる。このように第2検知部は、メダルの飲み込みを防ぐ役割の他に、小径メダルをメダル通路の途中で排出する手段としても機能する。
このような構成にすると、接触部材は、流れてくるメダルに対してスムーズに接触することができるので、メダルを止めて詰まらせてしまうことがない。
このような構成にすると、接触部材のうち、他の部分よりもメダルの進行方向と直交する高さ方向の幅が大きい部分で、クレマンゴト器具等の細長い異物を検知することができる。このように第2検知部は、メダルの飲み込みを防ぐ役割の他に、ゴト等の不正行為を検知する手段としても機能する。
また、前記接触部材(56)の前記高さ方向の幅が全体的に幅広であった場合はメダルとの接触が多い分だけ摩擦が増大してメダル詰まりの恐れが高まるが、一部のみが幅広であることで余分な摩擦増大を防ぐことができる。
この場合、遊技の開始が許可されると投入メダルの計数が無効になる遊技機では、メダルセレクタからの制御信号によって指示される期間において、遊技の開始が指示されてもその開始を許可しないようにすればよいので、メダルの飲み込みを防ぐための制御構成を簡素化できる。
この場合も、遊技の開始が許可されると投入メダルの計数が無効になる遊技機では、メダルセレクタからの制御信号によって指示される期間において、遊技の開始が指示されてもその開始を許可しないようにすればよいので、メダルの飲み込みを防ぐための制御構成を簡素化できる。また、第1検知部の検知範囲の下流端を投入メダルの計数位置とする場合においてもメダルの飲み込みを防ぐことができる。
この構成によれば、第1検知部の検知範囲の下流端をメダルの計数位置とする場合においてもメダルの飲み込みを防ぐことができる。
以上の構成であっても上述した遊技機の場合と同様に、遊技の開始が指示されたときに第1検知部の検知範囲(メダルの計数位置)の直前にメダルが2連続で連なって流れていても、それら2つのメダルを飲み込むことなく投入メダルとして計数することができる。また、遊技機では、メダルセレクタからの制御信号によって指示される期間において、遊技の開始が指示されてもその開始を許可しないようにすればよいので、メダルの飲み込みを防ぐための制御構成を簡素化できる。
この構成によれば、第2検知部がメダル等の通過物を検知していない状態であるにも係らず第1検知部がメダルを検知した場合に、糸吊りやゴト等の不正行為が行われていると判断してこれを報知することができる。このように第2検知部は、メダルの飲み込みを防ぐ役割の他に、糸吊りやゴト等の不正行為を検知する手段としても機能する。
この構成によれば、第2検知部がメダル等の通過物があると検知している状態が所定時間以上続いた場合に、メダルセレクタ内でメダルの詰まりが発生した、又はゴト等の不正行為が行われていると判断してこれを報知することができる。このように第2検知部は、メダルの飲み込みを防ぐ役割の他に、メダルの詰まりや、ゴト等の不正行為を検知する手段としても機能する。
なお、以下の実施形態では本発明に係るメダルセレクタをスロットマシンに適用した場合について説明する。
図1は、スロットマシン1の外観を示す斜視図である。
スロットマシン1は、前面が開口した箱状の本体2と、本体2の前面に配置した前面扉3を備える。本体2と前面扉3は、片側で蝶番により固定され開閉できるようになっている。前面扉3は、遊技者によって操作されるボタン類が配置された操作部OPと、リール可変表示装置RLの図柄を視認させるためのリール窓20や遊技に関する情報が表示される表示器類が配置されたパネル表示部DPと、液晶表示器30や電飾装置が配置された演出表示部TPと、受皿部BPを備える。
9個分の図柄が表示される位置を、それぞれ左リールR1の上段表示位置(U1)、左リールR1の中段表示位置(M1)、左リールR1の下段表示位置(D1)、中リールR2の上段表示位置(U2)、中リールR2の中段表示位置(M2)、中リールR2の下段表示位置(D2)、右リールR3の上段表示位置(U3)、右リールR3の中段表示位置(M3)、右リールR3の下段表示位置(D3)と言う。また、リール窓20上には、水平方向の入賞ラインL1(M1−M2−M3)、L2(U1−U2−U3)、及びL3(D1−D2−D3)と、斜め方向の入賞ラインL4(U1−M2−D3)及びL5(D1−M2−U3)が定められている。
(1)投入ベット処理
スロットマシン1では、メダル投入口10にメダルを投入することで遊技を行うことが可能になる。1枚目のメダルの投入で入賞ラインを1本(L1)選択して有効化し、2枚目のメダルの投入で入賞ラインをさらに2本(L2、L3)選択して有効化し、3枚目のメダルの投入で入賞ラインをさらに2本(L4、L5)選択して有効化する。このようにメダルを投入して入賞ラインを有効化することを投入ベット操作と言う。
投入ベット操作によって総ての入賞ラインL1〜L5を有効化した後、遊技者がさらにメダルを投入すると、クレジットとして50枚分までメダルを貯留装置に貯留することができる。貯留したメダルの枚数が50枚に到達した後、遊技者がさらにメダルを投入した場合、投入したメダルはメダル受皿40に戻される。なお、貯留装置とは、遊技を行うために投入されたメダルや入賞により払い出されたメダルをクレジットとして電気的又は磁気的に記憶できる装置のことである。
投入ベット操作の他に、貯留装置に貯留されたクレジットを使用して遊技を開始することができる。この場合、遊技者はベットボタン11a〜11cを操作する。1枚ベットボタン11aが押下された場合は入賞ラインを1本(L1)選択して有効化し、2枚ベットボタン11bが押下された場合は入賞ラインを3本(L1、L2、L3)選択して有効化し、3枚ベットボタン11cが押下された場合は入賞ラインを5本(L1〜L5)選択して有効化する。このようにベットボタン11a〜11cを操作して入賞ラインを有効化することを貯留ベット操作と言う。また、貯留ベット操作と投入ベット操作を合わせて単にベット操作と言う。
遊技者がスタートレバー12を操作するとリールR1〜R3が回転し始め、所定の加速期間を経て全てのリールR1〜R3の回転が一定速度に到達した後、遊技者がストップボタン13a〜13cのそれぞれを押下すると、押下したストップボタンに対応するリールの回転が停止する。全てのリールR1〜R3の回転が停止したときに、有効化された入賞ライン上にあらかじめ定められた図柄の組み合わせが揃うと入賞となり、図柄の組み合わせ(役)ごとに定められた遊技価値が付与される。付与される遊技価値がメダルの配当である場合、メダルはまず貯留装置にクレジットとして貯留される。
(5)配当払出処理
配当を付与する過程で、貯留されたメダルの枚数が50枚に到達した場合は、残りのメダルをメダル受皿40に払い出す。
図3及び図4は、メダルセレクタ50の外観を示す斜視図である。
メダルセレクタ50は前面扉3の裏面に取り付けられている。図3に示すようにメダルセレクタ50の上面左端には、メダル投入口10から投入されたメダルをメダルセレクタ50内に受け入れるための入口50aが設けられている。また、メダルセレクタ50の右側面下部には出口50bが設けられている。メダルセレクタ50は、大別すると、図中手前側のトップAssy50cと、図中奥側のベースAssy50dに区分される。なお、Assyとは、複数の部品を組み合わせた集合部品(ユニット)のことである。また、トップAssy50cとベースAssy50dは、蝶番部50eによって片側が固定され、図4に示すように開閉することができる。このように開閉可能な機構とすることで、メダルセレクタ50の点検や保守を簡単に行えるようにしている。また、このように開閉可能な機構とすることで、メダル詰まりが発生した場合でも、詰まったメダルを容易に取り除くことができる。
トップAssy50cとベースAssy50dとの境界面には、入口50aと出口50bをつなぐ下り傾斜したメダル通路50fが形成されている。投入されたメダルは、自重によって入口50aから出口50bに向けてメダル通路50fを通過する。メダル通路50fの側面には、メダルとの摩擦を減らすため複数の溝が形成されている。また、メダル通路50fの一部の区間は、可動自在なメダルガイドレール51によって構成されている。なお、51aはメダルガイドレール51の上端部である。また、メダルガイドレール51の下側部分には、メダルをメダル受皿40に返却するための排出口50gが設けられている。この排出口50gは、スロットマシン1のメダル払出口40aに連通している。
トップAssy50cには、ベースAssy50d側に設けられたメダルガイドレール51の位置や、メダルの通過を阻止する阻止部材55の位置を切り替えるためのブロッカーが設けられている。このブロッカーの構成部品として、ソレノイド52と、アマチュア53(可動片)と、復帰バネと、レバー54と、阻止部材55がトップAssy50cに設けられている。なお、ソレノイド52、アマチュア53及び復帰バネからなる組み合わせを「フラッパーソレノイド」と称することがあり、復帰バネは一般的なフラッパーソレノイドと同様に図6の符号SP1の付近に設けられている。ブロッカーは、アマチュア53の先端部53aによってメダルガイドレール51を動かし、メダル通路50fを取込状態と返却状態に切り替えることができる。また、ブロッカーは、アマチュア53の先端部53b及びレバー54よって阻止部材55を動かし、阻止部材55の先端部をメダル通路50f内に突出させたり、メダル通路50f内から退避させることができる。
また、トップAssy50cには保護カバー50hが取り付けられている。この保護カバー50hは、ソレノイド52が高温になることから主に火傷防止のために取り付けられている。保護カバー50hは、耐熱性及び透過性の高い材料で形成され、トップAssy50cの内部を目視可能である。このため目視による点検が簡単に行える。また、保護カバー50hは、ネジSCによってトップAssy50cの本体に固定される。なお、図6では図示を省略しているが、図7に示すようにネジ留めされた部分にはさらに封印用の保護キャップがカシメ留めされる。これにより保護キャップや保護カバー50hを壊さない限り、トップAssy50cに対して不正な細工ができないようになっている。
ベースAssy50dには、メダルガイドレール51と、メダルガイドレール51に付勢力を与えるためのバネSP3と、メダルガイドレール51を回動自在に支持するための軸AX2が設けられている。また、ベースAssy50dには、メダルを計数するためのメダルセンサユニット58が設けられている。このメダルセンサユニット58には、2つのメダルセンサ58a,58bが備わる。本実施形態においてメダルセンサ58a,58bはフォトインタラプタである。本実施形態におけるメダルセンサユニット58は本発明の第1検知部の好適な実施形態であるが、1つ或いは3つ以上のメダルセンサから構成されるものであってもよく、また、メダルセンサとしてフォトリフレクタ等の非接触型センサを用いてもよい(変形例は後述)。
また、ベースAssy50dには保護カバー50iが取り付けられている。保護カバー50iは、透過性の高い材料で形成され、ベースAssy50dの内部を目視可能である。このため目視による点検が簡単に行える。また、保護カバー50iは、ネジSCによってベースAssy50dの本体に固定され、ネジ留めされた部分にはさらに封印用の保護キャップCAがカシメ留めされる。この保護カバー50iは、ゴト対策のために取り付けられており、保護キャップCAや保護カバー50iを壊さない限り、メダルセンサユニット58に対して不正な細工ができないようになっている。また、万一、メダルセンサユニット58に対して不正な細工が行われた場合は、保護キャップCAや保護カバー50iが壊されていることになるので、不正行為の発見も容易である。
図8(A)は、トップAssy50c側から見たときのメダル通路50fの側面図である。メダル通路50fにおいてメダルの進行方向と直交する高さ方向の幅hは、正規のメダルMの直径とほぼ同じである。また、メダル通路50fのうちベースAssy50d側の側面の一部には切欠部50kが設けられている。この切欠部50kは、正規のメダルMより直径が小さい小径メダル(非正規のメダル)の上端部を図中奥側に傾かせるためのものである。また、テンショナー56のうちメダルと接触する先端部56aは、メダルの進行方向に沿って所定の長さを有する。また、テンショナー56の先端部56aの一部と、切欠部50kの一部は、メダル通路50fを挟んで対向している。また、ガイドレール51の一部はメダルMの上端部を支持するための支持部51cを形成しており、ソレノイド52が励磁されているときはガイドレール51の支持部51cが切欠部50kの上部に位置してメダルMを支持する。
まず、図9(A)は、ソレノイド52が励磁されており、かつメダルが通過していない場合を示す断面図である。ソレノイド52が励磁されると、アマチュア53は図中右方向に移動する。この場合、アマチュア53の先端部53aがメダルガイドレール51の上端部51aを図中右方向に押し込む。このためメダルガイドレール51は、軸AX2の中心を支点にして図中時計方向に回動する。従って、メダルガイドレール51の下端部51bによってメダル通路50fの下端部分が形成される。また、テンショナー56は、軸AX1の中心を支点にして回動可能であるが、図6に示したバネSP2によってその先端部56aが図中右方向に付勢されており、メダル等の通過物が存在しない場合は同図(A)に示す位置をとる。なお、テンショナー56には、ゴト器具等の通過を検知又は阻止するための板状部材56bが取り付けられている。この板状部材56bは、メダル通路50fにおける高さ方向の幅が先端部56aよりも大きく、クレマンゴト器具等の細長い異物の通過を検知又は阻止しやすいようになっている。
ソレノイド52が励磁から非励磁に切り替えられると、アマチュア53は、復帰バネSP1からの付勢力により図中左方向に移動する。この場合、アマチュア53の先端部53aがメダルガイドレール51の上端部51aから離れる。メダルガイドレール51には、図7に示したバネSP3からの付勢力が与えられている。このためメダルガイドレール51は、アマチュア53の先端部53aが離れると、軸AX2の中心を支点にして図中反時計方向に回動する。また、メダルガイドレール51の下端部51bがセレクタベース59の上端部によって係止されるため、メダルガイドレール51は同図(C)に示す位置をとる。この場合、メダルガイドレール51の下端部51bは、メダル通路50fから離れているため、メダル通路50fの下端部分が形成されない状態となる。従って、ソレノイド52が非励磁の場合、投入された総てのメダルMは、メダルガイドレール51の部分まで到達すると、排出口50gに落下してメダル受皿40に返却される。
テンショナー56は、先端部56aがメダルM等の通過物と接触していない場合、あるいは接触していても先端部56aの上流部分のごく僅かな範囲でしか通過物と接触していない場合、図10(A)に示す位置をとる。また、テンショナー56は、先端部56aが通過物によってトップAssy50c側に押し込まれると、図10(B)に示す位置をとる。センサ57は、テンショナー56の回動位置によって通過物の有無を検知する。このセンサ57は、後述する図16にも示すように、テンショナー56の位置が図10(A)である期間においてHiレベルとなり、テンショナー56の位置が図10(B)である期間においてLowレベルとなる検知信号1を出力する。このようにセンサ57は、通過物が存在する場合にLowレベルとなる検知信号1を出力する。
なお、図11(A)は図10(A)に対応しており、図11(B)は図10(B)に対応している。図11(A)及び図11(B)に示すように、メダルセンサ58aは、メダルガイドレール51によって構成される区間SE内の下流側に位置する。また、メダルセンサ58bは区間SEよりも下流に位置する。また、区間SE内には切欠部50kが設けられている。この切欠部50kと対向するようにテンショナー56が設けられているが、テンショナー56の先端部56aのうち上流側の端部は、切欠部50kの上流端や区間SEよりもさらに上流に位置する。また、テンショナー56の先端部56aのうち下流側の端部は、切欠部50の下流端や区間SEの下流端よりも上流に位置する。また、テンショナー56や切欠部50kは、メダルセンサ58a,58bよりも上流に位置する。
検知範囲RD1は、センサ57によってメダルM等の通過物を検知可能な範囲であり、センサ57からの検知信号1がLowレベルになる区間である。この検知範囲RD1の上流端は、センサ57のON位置、すなわちメダルMの通過に伴ってセンサ57からの検知信号1がHiレベルからLowレベルに切り替わる位置である。また、検知範囲RD1の下流端は、センサ57のOFF位置、すなわちメダルMの通過に伴ってセンサ57からの検知信号1がLowレベルからHiレベルに切り替わる位置である。
同図において、“ON位置(57)”は、センサ57のON位置であって、センサ57の検知範囲RD1の上流端である。また、“ON位置(58a)”は、メダルセンサ58aのON位置であって、メダルセンサ58a,58bの検知範囲RD2の上流端である。また、“OFF位置(58b)”は、メダルセンサ58bのOFF位置であって、メダルセンサ58a,58bの検知範囲RD2の下流端である。なお、詳細については後述するが、本実施形態に係るスロットマシン1では、メダルセンサ58bのOFF位置にメダルが到達し、メダルセンサ58bからの検知信号3がLowレベルからHiレベルに切り替わったタイミングで、投入メダルの枚数をカウントアップする。つまり、メダルセンサ58bのOFF位置が投入メダルのカウント位置になる。
図14は、スロットマシン1の電気的構成を示すブロック図である。
スロットマシン1は、遊技の主たる制御を行うメイン制御基板100Aと、液晶表示器30の表示制御を行う表示制御基板100Bと、LED類や効果音の制御を行う電飾制御基板100Cを備える。メイン制御基板100Aは、CPU(Central Processing Unit)101と、クロック発生回路a102と、クロック発生回路b103と、ROM(Read-Only Memory)104と、RAM(Random-Access Memory)105と、データ送出回路106と、入出力ポート107を備える。なお、CPU101としてROMやRAMを内蔵しているものを採用することができる。その場合には、外付けのROM104、RAM105は不要となる。
メイン制御基板100AのCPU101は、3つのリールR1〜R3を用いて行われる遊技の全般を制御する。また、CPU101は、メダルセンサ58a,58bからの検知信号2,3に基づいて、投入メダルの計数処理を行う。図16に正規のメダルがメダル通路50fを最後まで通過した場合のセンサ57及びメダルセンサ58a,58bの信号波形を示す。CPU101は、メダルセンサ58aからの検知信号2がLowレベルからHiレベルに切り替わった後、メダルセンサ58bからの検知信号3がLowレベルからHiレベルに切り替わると、検知信号3がLowレベルからHiレベルに切り替わったタイミングTaで、投入メダルの枚数をカウントアップ(+1)する。また、CPU101は、このようにして新たなメダルの投入を検知すると、投入ベット処理や投入クレジット処理を行う。なお、検知信号3がHiレベルからLowレベルに切り替わったタイミングで、投入メダルの枚数をカウントアップする構成であってもよい。
メイン制御基板100AのCPU101は、スロットマシン1の主電源が投入されると初期化処理を行った後、図17〜図20に示す処理を実行する。
<5−1:1遊技の処理の流れ>
図17は、1遊技の処理の流れを示すフローチャートである。
なお、同図に示す1遊技の処理は、ベット操作(投入ベット操作又は貯留ベット操作)が行われたことを検知すると実行される。
ステップS12:CPU101は、始動許可フラグをクリアする。始動許可フラグは、リールR1〜R3の始動(回動開始)を許可するか否かを定めるものであり、後述する始動制御処理(図20)のステップS53でセットされる。
なお、始動許可フラグは、遊技開始前の設定処理の一環として、上述したステップS12でクリアされている。しかしながら、始動許可フラグをセットする始動制御処理(図20)は、1遊技の処理と並行して行われる後述する割込処理(図18)のサブルーチンである。このため始動確認がNGとなって待機している間に、始動制御処理(図20)によって始動許可フラグがセットされることになる。
図18は、割込処理の流れを示すフローチャートである。
なお、同図に示す割込処理は、クロック発生回路b103から出力されるINTR信号に基づいて所定時間(例えば1.4896ミリ秒)ごとに実行される。従って、割込処理は、図17に示した1遊技の処理中においても極めて短い時間間隔で何度も実行されることになる。
ステップS22:CPU101は、後述する入力情報処理(図19)を行う。この入力情報処理によってスタートレバー無効フラグがセットされる。スタートレバー無効フラグは、スタートレバー12への操作を無効な操作として受け付けないようにするか否かを定めるものである。
ステップS24:CPU101は、投入メダル読取処理を行う。この投入メダル読取処理の中で、投入メダルの計数処理が行われる。CPU101は、投入メダルの計数処理において、例えば、図16に“Ta”として示したタイミングで、投入メダルの枚数をカウントアップする。なお、投入メダルの計数処理は、始動許可フラグがセットされてから非入賞であると判定されるまで、あるいは始動許可フラグがセットされてから入賞した賞に応じた遊技価値が付与されるまで、無効化される。
ステップS26:CPU101は、貯留メダル投入処理を行う。ここでは、ベット操作指示信号111a〜111cに基づいて貯留ベット操作が行われたか否かを判定する。
ステップS27:CPU101は、CPU101は、後述する始動制御処理(図20)を行う。この始動制御処理によって始動許可フラグがセットされる。
ステップS29:CPU101は、メダル払出処理を行う。ここでは、遊技価値付与処理で付与される遊技価値がメダルの配当である場合に、配当をクレジットとして貯留装置に貯留する。また、配当を付与する過程でクレジットが上限値(50枚)に到達した場合は、メダル払出装置を駆動して残りのメダルをメダル受皿40に払い出す。
ステップS31:CPU101は出力ポート処理を行う。ここでは、ソレノイド52、各種モータ及び各種LEDを駆動するための信号を入出力ポート107に出力する。この出力ポート処理によって、例えばソレノイド52を駆動するための駆動制御信号が出力される。
ステップS32:CPU101は、コマンド送信処理を行う。ここでは、表示制御基板100B及び電飾制御基板100Cに対して各種コマンドを送信する。このコマンド送信処理によって、例えば不正検出信号や異常検出信号が送信される。
また、CPU101は、ステップS32までの処理を終えると割込処理を終了する。
図19は、入力情報処理の流れを示すフローチャートである。
なお、同図に示す入力情報処理は、図18に示した割込処理においてステップS22に処理が移行したことに伴い実行される。
ステップS42:CPU101は、センサ系入力情報を生成する。ここでは、入力ポート処理(割込処理のステップS21)の処理結果に基づいて、各種センサの検知結果を示すセンサ系入力情報を生成する。このステップS42に示す処理によって、センサ57からの検知信号1がLowレベル(通過物あり)とHiレベル(通過物なし)のいずれであるのかを示す情報が生成される。また、メダルセンサ58aからの検知信号2がLowレベル(メダルあり)とHiレベル(メダルなし)のいずれであるのかを示す情報が生成される。また、メダルセンサ58bからの検知信号3がLowレベル(メダルあり)とHiレベル(メダルなし)のいずれであるのかを示す情報が生成される。
ステップS45:CPU101は、スタートレバー無効フラグをクリアする。
このステップS43〜S45に示す処理により、スタートレバー無効期間になるとスタートレバー無効フラグがセットされ、スタートレバー無効期間が終わるとスタートレバー無効フラグがクリアされる。
また、CPU101は、ステップS44又はS45に示す処理を終えると、図18に示した割込処理のステップS23に移行する。
図20は、始動制御処理の流れを示すフローチャートである。
なお、同図に示す始動制御処理は、図18に示した割込処理においてステップS27に処理が移行したことに伴い実行される。
ステップS52:CPU101は、入力開放チェックを行う。ここでは、スタートレバー無効フラグがセットされている場合に、入力開放チェックがNGとなる。この場合は、始動制御処理を終了し、図18に示した割込処理のステップS28に移行する。一方、スタートレバー無効フラグがセットされていない場合は、入力開放チェックがOKとなり、ステップS53に進む。
ステップS53:CPU101は、始動許可フラグをセットする。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下の変形が可能である。また、以下に示す2以上の変形を適宜組み合わせることもできる。
上述した実施形態では、メダルガイドレール51によって構成される区間SE内の下流側にメダルセンサ58aを設けた場合について説明したが、メダルセンサ58aとメダルセンサ58bの両方を区間SEより下流に設けてもよい。また、メダルセンサ58aとメダルセンサ58bの両方を区間SE内の下流側に設けてもよい。また、メダルセンサ58a,58bは、非接触型のセンサに限らず接触型のセンサであってもよい。
上述した実施形態では、糸吊りやクレマンゴト等の不正行為を防ぐためメダルセンサを2個備えた構成を例示したが、メダルセンサの個数は1個であってもよいし、3個以上であってもよい。
また、例えばメダルセンサとしてメダルセンサ58aのみを備え、図21に示すように、メダルセンサ58aからの検知信号2がHiレベルからLowレベルに切り替わったタイミングTcで投入メダルの枚数をカウントアップする場合(すなわち、メダルセンサ58aのON位置を投入メダルのカウント位置とする場合)、スタートレバー無効期間は、センサ57からの検知信号1がLowレベルの期間とすることができる。この場合、メイン制御基板100AのCPU101は、検知信号1がLowレベルの期間において、スタートレバー12が操作されても始動許可フラグをセットしないようにすればよい。
メダルセレクタ50内でスタートレバー12の操作を無効にする期間を示す無効信号を生成し、これをスロットマシン1に出力する構成としてもよい。図22は、メダルセレクタ50内の制御回路で生成される無効信号CTLについて説明するための図である。
なお、制御回路は、メダルセレクタ50においてトップAssy50cとベースAssy50dのいずれに内蔵されていてもよいが、この制御回路には、センサ57からの検知信号1と、メダルセンサ58aからの検知信号2と、メダルセンサ58bからの検知信号3が供給される。制御回路では、同図に示すように、検知信号1がLowレベルになると検知信号1〜3の全てがHiレベルになるまで、その信号レベルがLowとなる無効信号CTLを生成する。つまり、制御回路は、検知信号1〜3のうち1以上の信号がLowレベルの場合は、全ての信号がHiレベルになるまで、無効信号CTLの信号レベルをLowにする。この場合、無効信号CTLの信号レベルがLowとなる期間が、スタートレバー無効期間になる。また、このようにして制御回路で生成された無効信号CTLは、検知信号1〜3と共にスロットマシン1のメイン制御100Aに供給される。この場合、メイン制御100AのCPU101は、検知信号1〜3の信号波形を監視せずとも、メダルセレクタ50からの無効信号CTLがLowレベルの期間において、スタートレバー12が操作されても始動許可フラグをセットしないようにすればよい。
また、上述した変形例2で説明したように、メダルセンサとしてメダルセンサ58aのみを備え、このメダルセンサ58aのON位置を投入メダルのカウント位置とする場合、制御回路は、センサ57からの検知信号1がLowレベルになる期間において、無効信号CTLの信号レベルをLowとすればよい。
第2検知部は、接触型のセンサ(センサ57+テンショナー56)ではなく、非接触型のセンサであってもよい。例えば、フォトリフレクタやフォトインタラプタ等の光学センサを、メダル通路50fの側面にメダルの進行方向に沿って複数並べてもよい。また、メダル通路50fの側面に、メダルの進行方向に沿って横長の検知範囲を有する1つの光学センサを配置してもよい。また、アクチュエータが組み込まれたフォトセンサを第2検知部として用いてもよい。
上述した実施形態では、可動ガイド部材として、直立した状態にあるメダルの上端部と下端部の両方を支持するメダルガイドレール51を例示したが、可動ガイド部材は、直立した状態にあるメダルの下端部のみを支持するものであってもよい。また、可動ガイド部材は、例えば、特開平8−24434号公報に記載された可動ガイド板51のように、コイン通路14の上側の幅を調整し、直立した状態にあるコインの上端部分のみを支持するものであってもよい。また、メダルを直立させた状態ではなく、やや斜めに傾かせた状態で下流に通過させるメダル通路の場合は、メダルが下流に通過できるようメダルの側面部分を支持する可動ガイド部材とすることもできる。
上述した実施形態では、機械式のリールを備えたスロットマシンに本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、液晶表示パネル等のディスプレイにリールの画像を表示するビデオリール式のスロットマシンにも適用可能である。この場合、ビデオリール式のスロットマシンでは、各ビデオリールにおける所定数の図柄があらかじめ定められた順序で一巡するように図柄の可変表示を制御する。また、本発明はスロットマシンに限定されず、メダルを投入することで遊技を行うことが可能になる各種の遊技機に適用可能である。
Claims (14)
- 所定の直径のメダルが自重によって移動し上流から下流に向けて通過可能なメダル通路と、
前記メダル通路の一部の区間において前記所定の直径のメダルが当該区間を通過することができるように当該所定の直径のメダルを支持可能であり、前記区間を通過する前記所定の直径のメダルを支持するための支持位置と、前記区間においてメダルを前記メダル通路から排出するための排出位置とに移動可能な可動ガイド部材と、
前記メダル通路において前記区間より下流又は前記区間内の下流側でメダルの有無を検知する第1検知部と、
前記メダル通路において前記第1検知部の検知範囲より上流で通過物の有無を検知する第2検知部とを備え、
前記所定の直径のメダルの通過に伴い、前記第2検知部の検知結果が通過物ありから通過物なしになる前に前記第1検知部の検知結果がメダルなしからメダルありになるように、前記第2検知部の検知範囲における下流端の位置及び前記第1検知部の検知範囲における上流端の位置が定められ、
前記第2検知部の検知範囲の上流端は、少なくとも、前記メダル通路における前記所定の直径のメダルの最大通過速度と、前記可動ガイド部材を前記支持位置から前記排出位置に移動するのに要する時間との積で定まる距離だけ前記区間の下流端より上流に位置する
ことを特徴とするメダルセレクタ。 - 前記第2検知部の検知範囲における下流端と、前記第1検知部の検知範囲における上流端との距離は、前記所定の直径未満である
ことを特徴とする請求項1に記載のメダルセレクタ。 - 前記メダル通路の一方の側面には、前記所定の直径のメダルの上端部を支持するための支持部と、前記メダル通路における前記支持部の下側部分を切り欠いた切欠部とが設けられており、
前記第2検知部は、
当該第2検知部の検知範囲において通過物と接触し、通過物が接触すると前記メダル通路の他方の側面方向に押し込まれると共に接触中の通過物に対して前記一方の側面方向に押力を与える接触部材と、
前記接触部材の位置に基づいて通過物の有無を検知するセンサとを備え、
少なくとも前記接触部材の一部と前記切欠部の一部が前記メダル通路を挟んで対向している
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のメダルセレクタ。 - 前記接触部材のうち上流部分では、通過物が接触する接触面と、当該接触面に対向する前記一方の側面との距離が、下流に向かうほど小さい
ことを特徴とする請求項3に記載のメダルセレクタ。 - 前記接触部材の一部は、通過するメダルの進行方向と直交する高さ方向の幅が前記接触部材の他の部分より大きい
ことを特徴とする請求項3又は4に記載のメダルセレクタ。 - 前記第2検知部の検知結果が通過物ありの場合は、当該検知結果が通過物なしになるまで、当該メダルセレクタを備えた遊技機に対して遊技の開始を許可しないよう指示する制御信号を出力する制御部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載のメダルセレクタ。 - 前記第1検知部の検知結果がメダルありの場合、又は前記第2検知部の検知結果が通過物ありの場合は、前記第1検知部と前記第2検知部の両方の検知結果がなしになるまで、当該メダルセレクタを備えた遊技機に対して遊技の開始を許可しないよう指示する制御信号を出力する制御部をさらに備える
ことを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載のメダルセレクタ。 - メダルを投入するための投入口と、
請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載されたメダルセレクタと、
前記メダル通路の途中で排出されたメダルを返却するための返却口と、
遊技の開始を指示する開始指示手段と、
前記開始指示手段が遊技の開始を指示すると、前記第2検知部の検知結果に基づいて遊技の開始を許可するか否かを決定する決定手段と、
遊技が開始された後、所定の条件が成立すると遊技を終了する遊技終了手段と、
前記第1検知部の検知結果に基づいて前記所定の直径のメダルを計数する計数手段とを備え、
前記計数手段は、前記決定手段が遊技の開始を許可してから前記所定の条件が成立するまでの期間において前記メダルの計数を行わず、
前記決定手段は、前記第2検知部の検知結果が通過物ありの場合は、当該検知結果が通過物なしになるまで、前記開始指示手段が遊技の開始を指示しても遊技の開始を許可しない
ことを特徴とする遊技機。 - 前記決定手段は、
前記開始指示手段が遊技の開始を指示すると、前記第1検知部の検知結果と前記第2検知部の検知結果に基づいて遊技の開始を許可するか否かを決定し、
前記第1検知部の検知結果がメダルありの場合、又は前記第2検知部の検知結果が通過物ありの場合は、前記第1検知部と前記第2検知部の両方の検知結果がなしになるまで、前記開始指示手段が遊技の開始を指示しても遊技の開始を許可しない
ことを特徴とする請求項8に記載の遊技機。 - メダルを投入するための投入口と、
請求項6又は7に記載されたメダルセレクタと、
前記メダル通路の途中で排出されたメダルを返却するための返却口と、
遊技の開始を指示する開始指示手段と、
前記開始指示手段が遊技の開始を指示すると、前記制御信号に基づいて遊技の開始を許可するか否かを決定する決定手段と、
遊技が開始された後、所定の条件が成立すると遊技を終了する遊技終了手段と、
前記第1検知部の検知結果に基づいて前記所定の直径のメダルを計数する計数手段とを備え、
前記計数手段は、前記決定手段が遊技の開始を許可してから前記所定の条件が成立するまでの期間において前記メダルの計数を行わず、
前記決定手段は、前記制御信号が遊技の開始を許可しないよう指示している期間中は、前記開始指示手段が遊技の開始を指示しても遊技の開始を許可しない
ことを特徴とする遊技機。 - メダルを投入するための投入口と、
請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載されたメダルセレクタと、
前記メダル通路の途中で排出されたメダルを返却するための返却口と、
各々が複数種類の図柄を巡回的に可変表示する複数の表示列と、
前記複数の表示列の各々について図柄が表示される位置として一又は複数の表示位置が設けられており、
前記複数の表示列ごとに特定した表示位置の組を入賞ラインとして有効化させることを指示するための第1操作子と、
前記複数の表示列の可変表示の開始を指示するための第2操作子と、
前記複数の表示列の各々に対応して設けられ、対応する表示列の可変表示の停止を指示するための複数の第3操作子と、
前記第1操作子の操作に応じて入賞ラインを有効化させる処理が終了した後、前記第2操作子が操作されたことを検知すると、前記第2検知部の検知結果に基づいて前記複数の表示列の可変表示の開始を許可するか否かを決定する決定手段と、
前記決定手段が前記可変表示の開始を許可すると、前記複数の表示列を可変表示させ、前記複数の表示列の全てが一定の速度で可変表示している状態で前記複数の第3操作子の各々が操作されたことを検知すると、対応する表示列の可変表示を停止させる可変表示制御手段と、
前記複数の表示列の全ての可変表示が停止した状態において、有効化された入賞ライン上の図柄の並びを検知し、いずれかの賞に入賞したか否かを判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段がいずれかの賞に入賞したと判定した場合、入賞した賞に応じた遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
前記第1検知部の検知結果に基づいて前記所定の直径のメダルを計数する計数手段とを備え、
前記計数手段は、前記決定手段が前記可変表示の開始を許可してから前記入賞判定手段が非入賞と判定するまでの期間、又は前記決定手段が前記可変表示の開始を許可してから前記遊技価値付与手段が遊技価値を付与するまでの期間において、前記メダルの計数を行わず、
前記決定手段は、前記第2検知部の検知結果が通過物ありの場合は、当該検知結果が通過物なしになるまで、前記第2操作子が操作されたことを検知しても前記可変表示の開始を許可しない
ことを特徴とする遊技機。 - メダルを投入するための投入口と、
請求項6又は7に記載されたメダルセレクタと、
前記メダル通路の途中で排出されたメダルを返却するための返却口と、
各々が複数種類の図柄を巡回的に可変表示する複数の表示列と、
前記複数の表示列の各々について図柄が表示される位置として一又は複数の表示位置が設けられており、
前記複数の表示列ごとに特定した表示位置の組を入賞ラインとして有効化させることを指示するための第1操作子と、
前記複数の表示列の可変表示の開始を指示するための第2操作子と、
前記複数の表示列の各々に対応して設けられ、対応する表示列の可変表示の停止を指示するための複数の第3操作子と、
前記第1操作子の操作に応じて入賞ラインを有効化させる処理が終了した後、前記第2操作子が操作されたことを検知すると、前記制御信号に基づいて遊技の開始を許可するか否かを決定する決定手段と、
前記決定手段が前記可変表示の開始を許可すると、前記複数の表示列を可変表示させ、前記複数の表示列の全てが一定の速度で可変表示している状態で前記複数の第3操作子の各々が操作されたことを検知すると、対応する表示列の可変表示を停止させる可変表示制御手段と、
前記複数の表示列の全ての可変表示が停止した状態において、有効化された入賞ライン上の図柄の並びを検知し、いずれかの賞に入賞したか否かを判定する入賞判定手段と、
前記入賞判定手段がいずれかの賞に入賞したと判定した場合、入賞した賞に応じた遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、
前記第1検知部の検知結果に基づいて前記所定の直径のメダルを計数する計数手段とを備え、
前記計数手段は、前記決定手段が前記可変表示の開始を許可してから前記入賞判定手段が非入賞と判定するまでの期間、又は前記決定手段が前記可変表示の開始を許可してから前記遊技価値付与手段が遊技価値を付与するまでの期間において、前記メダルの計数を行わず、
前記決定手段は、前記制御信号が遊技の開始を許可しないよう指示している期間中は、前記第2操作子が操作されたことを検知しても遊技の開始を許可しない
ことを特徴とする遊技機。 - 前記第1検知部の検知結果がメダルなしからメダルありに変化したときに前記第2検知部の検知結果が通過物なしの場合は、不正行為が行われていることを報知する報知手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項8乃至12のうちいずれか一項に記載の遊技機。 - 前記第2検知部の検知結果が所定時間以上にわたって通過物ありに維持された場合は、前記メダルセレクタ内でメダルが詰まったこと、又は不正行為が行われていることを報知する報知手段をさらに備える
ことを特徴とする請求項8乃至13のうちいずれか一項に記載の遊技機。
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