JP4929155B2 - N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドの改善された調製方法 - Google Patents

N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドの改善された調製方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4929155B2
JP4929155B2 JP2007505212A JP2007505212A JP4929155B2 JP 4929155 B2 JP4929155 B2 JP 4929155B2 JP 2007505212 A JP2007505212 A JP 2007505212A JP 2007505212 A JP2007505212 A JP 2007505212A JP 4929155 B2 JP4929155 B2 JP 4929155B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
triazolopyrimidin
mol
reaction
formula
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007505212A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007530587A (ja
Inventor
ハミルトン,クリストファー,トーマス
Original Assignee
ダウ アグロサイエンシィズ エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダウ アグロサイエンシィズ エルエルシー filed Critical ダウ アグロサイエンシィズ エルエルシー
Publication of JP2007530587A publication Critical patent/JP2007530587A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4929155B2 publication Critical patent/JP4929155B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/04Ortho-condensed systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

本発明は、N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミド化合物を形成するための、芳香族スルホニルクロリド化合物とN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物との反応における触媒としてのN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)スルフィルイミン化合物の使用に関連する。より具体的には、本発明は、3−ピコリンまたは3,5−ルチジンがスルフィルイミン触媒によるカップリングにおける塩基として使用される改善された方法に関する。
近年、一連のN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドが有益な除草剤であることが見出されている。例えば、米国特許第5,858,924号、同第6,518,222号および同第6,559,101号を参照のこと。芳香族スルホニルクロリド化合物とN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物との反応による、一般にはトリアゾロピリミジンスルホンアミドの調製、具体的にはN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドの調製は、反応が遅く、かつ、収率が悪く、また、収率は原料中の不純物に影響されやすいために、典型的には、不満足な結果をもたらしている。米国特許第5,177,206号は、ピリジン塩基とジメチルスルホキシドとの混合物が多くの場合には改善されたカップリング結果をもたらしたことを教示している。米国特許第5,973,148号は、芳香族第三級アミン塩基の存在下での様々なスルフィルイミンもまた特定の場合においてこのカップリングを促進させることを教示している。それにもかかわらず、芳香族スルホニルクロリド化合物が1つの置換基または特に2つのオルト置換基を有するN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドの調製は、立体的な脱活性化作用のために、また、置換基が富電子性であるときにはオルト置換基の電子的な脱活性化作用のために、多くの場合、特に満足できるものでない。芳香族窒素複素環が、様々なスルホンアミドを形成させるための、多くのスルホニルクロリド化合物とアミンとの反応を触媒することが長い間知られているとしても、N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドをより容易に、かつ、改善された収率で得る方法が望ましい。
今回、3−ピコリンまたは3,5−ルチジンを塩基として使用することにより、N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドを形成するための、芳香族スルホニルクロリドとN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物とのスルフィルイミン触媒による反応が大きく改善されることが見出されている。この効果は、比較的反応性のない芳香族スルホニルクロリド化合物および/または比較的反応性のない芳香族アミン化合物を伴うそのような反応において特に著しい。より速い反応速度、低下したスルフィルイミン量、および改善された収率が得られる。
本発明は、下記の式IのN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミド:

(式中、
XはCHまたはNを表す;
YはCZまたはNを表し、ただし、XまたはYの1つはNである;
WはHまたはORを表し、ただし、YがCZを表すとき、WはHを表す;
ZはORを表す;
RはCHまたはCHCHを表す;
Arは下記を表す:

(式中、
AおよびBは独立して、H、ハロ、CF、RまたはORを表す;
Dは、H、ハロまたはRを表す;
EおよびGはSまたはCBを表し、ただし、EまたはGの1つはSである;かつ
は、C〜Cアルキル、C〜CアルケニルまたはC〜Cアルキニルを表し、ただし、これらはそれぞれが、2個までのクロロ置換基、ブロモ置換基もしくはC〜Cアルキル置換基、または、最大可能数までのフルオロ置換基を場合により有する))
を調製するための改善された方法であって、
下記の式のスルホニルクロリド化合物:
ArSOCl
(式中、Arは上記のように定義される)
を、下記の式のアミン化合物:

(式中、R、X、YおよびWは上記のように定義される)
と、芳香族第三級アミン塩基、不活性な溶媒、および触媒量の下記の式のN−アリールスルフィルイミン化合物:

(式中、
R、X、YおよびWは上記のように定義される;
はCHまたはCHCHを表す;かつ
はRを表し、または、RおよびRは一緒になってテトラメチレンを表す)またはその塩の存在下で化合させることを含み、
改善が、3−ピコリンまたは3,5−ルチジンを芳香族第三級アミン塩基として使用することを含む方法
に関する。
スルフィルイミン化合物におけるN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)基は、N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物と同一であるように選択されることが非常に好ましい。
3−ピコリンまたは3,5−ルチジンを塩基として選択することにより、より大きな収率が、化学量論的比率のアミンおよびスルホニルクロリドが使用されるときにもたらされ、より速い反応時間がもたらされ、より低い温度での転換が可能になり、より少ないスルフィルイミン触媒が必要となり、かつ、塩基の当量に関する経済性が改善される。これらの特性の重要な結果は、反応が、原料の性状、不活性物質の存在、および溶媒の選択をはじめとする、より広い範囲の条件のもとにおいて良好な収率で行われ得ることである。
本発明において使用される触媒的N−アリールスルフィルイミン化合物は、下記の式A:
または、代わりに、
下記の式B:
によって表すことができ、半極性の窒素−イオウ結合を有することによって特徴づけられる。この結合は二重結合として示すことができ、この場合、そのイオウ原子は式Aでのように四価であり、または、単結合として示すことができ、この場合、式Bでのように、その窒素原子は負に荷電し、かつ、そのイオウ原子は正に荷電している。そのような結合を有する化合物は、多くの場合、イリドとして示される。このような化合物は、様々な共鳴形態で、例えば、負荷電がトリアゾロピリミジン系の他の窒素原子に存在し得る共鳴形態で描かれる場合があることを理解しなければならない。簡略化のために、本発明のスルフィルイミン化合物は、式Aの構造を有する化合物であるとして本明細書中では示され、この場合、これらの化合物は、式Bの構造またはその共鳴形態を有するとして示される化合物と同じであることが理解される。スルフィルイミン化合物はまた、酸(例えば、HClまたはHBrなど)とのその塩として調製され、単離され、また、用いられ得る。
イオウ原子上の置換基はR2およびR3であり、この場合、R2はメチルまたはエチルを表しかつ、R3はR2を表し、あるいは、R2およびR3は一緒になってテトラメチレンを表す。R2およびR3がともにメチルを表すそのような化合物が一般に好ましい。
本明細書中で使用される用語のアルキル、アルケニルおよびアルキニル(ハロアルキルおよびアルコキシでのように修飾されている場合を含む)には、直鎖、分枝鎖および環状の基が含まれる。従って、典型的なアルキル基は、メチル、エチル、1−メチルエチル、プロピル、1,1−ジメチルエチルおよびシクロプロピルである。メチルおよびエチルが多くの場合には好ましい。アルキル基は、本明細書中では、ノルマル(n)、イソ(i)、第二級(s)または第三級(t)として示される場合がある。最大可能数までのフルオロ置換基を有する典型的なアルキルには、トリフルオロメチル、モノフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチルおよび2,2−ジフルオロエチルなどが含まれ、トリフルオロメチルおよび2,2−ジフルオロエチルが多くの場合には好ましい。用語ハロゲンには、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素が含まれる。
式AのN−アリールスルフィルイミン化合物は、この分野で知られているいくつかの一般的な方法によって調製することができる。Chemical Reviews, 77, 409-435(1977); Synthesis, 165-185(1981); Journal of Organic Chemistry, 552-555(1982); and Russian Chemical Reviews, 59, 819-831(1990), ならびに、それらに引用される参考文献に記載される方法を、日常的な適合化のみを伴って使用することができる。
1つの調製方法では、下記の式のスルホキシド化合物:
(式中、R2およびR3は以前に定義された通りである)
と、下記の式のN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物:
(式中、R、X、YおよびWは以前に定義された通りである)
および活性化剤(例えば、三酸化イオウ、2−スルホ安息香酸環状無水物、無水トリフルオロ酢酸、ホスゲン、オキサリルクロリド、あるいは、脂肪族スルホニルクロリドまたは芳香族スルホニルクロリドなど)との反応が伴う。反応混合物が塩基(例えば、第三級芳香族アミンなど)により処理されて、プロセスが完了する。このプロセスは、一般には、有機溶媒(例えば、ジクロロメタンなど)中において、約−70℃から約20℃の間の温度で行われる。例えば、N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物、スルホキシド化合物および第三級芳香族アミンの混合物が反応溶媒中で一緒にされ、所望の反応温度に冷却され、その後、活性化剤化合物が加えられる。その後、混合物は、反応を完了させるために、温度における調節をときどき伴って1時間〜12時間撹拌される。N−アリールスルフィルイミン化合物生成物を、多くの場合、反応混合物からの直接のろ過によってその塩形態で回収することができ、または、従来の手段によって単離および精製することができる。スルフィルイミン生成物を反応混合物から回収することは必ずしも常に必要ないが、この混合物を触媒量で、N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物、芳香族スルホニルクロリド、および、さらなる3−ピコリンまたは3,5−ルチジンと一緒にして、所望のスルホンアミド生成物を生じさせることは多くの場合に好都合である。
あるいは、式AのN−アリールスルフィルイミン化合物は、式R2−S−R3のスルフィド化合物と、N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物および塩素または臭素との反応によって調製することができる。このプロセスは、一般には、有機溶媒(例えば、ジクロロメタンまたはアセトニトリルなど)中において約−30℃〜約20℃の間の温度で行われる。典型的には、溶媒におけるスルフィド化合物の溶液が調製され、所望の反応温度に冷却される。約1モル当量の塩素または臭素が加えられる。短い反応期間の後、N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物が加えられ、混合物が、最初の温度よりも高くすることができる指定された温度範囲で1時間〜12時間撹拌される。指定された温度範囲はアミン基質により変化し、通常、約−30℃〜約20℃の範囲に含まれる。N−アリールスルフィルイミン生成物が有機溶媒におけるその塩酸塩または臭化水素酸塩のスラリーとして形成され、そして、N−アリールスルフィルイミン生成物は、前記の方法について記載されたように、ろ過によって回収することができ、または、スルフィルイミン反応混合物をカップリング反応混合物とそのまま一緒にすることによって使用することができる。
代わりの調製方法では、塩素化剤または臭素化剤(例えば、N−クロロスクシンイミドまたはN−ブロモスクシンイミドなど)を塩素または臭素の代わりに使用することが伴う。従って、N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物およびアルキルスルフィドが有機溶媒(例えば、メチレンクロリドおよびアセトニトリルなど)において一緒にされ、所望の反応温度(通常的には約−30℃〜約20℃の間)に冷却される。塩素化剤が、温度をアミン基質により変化する所望の範囲で保つために一定の速度で、典型的には、有機溶媒(例えば、メチレンクロリドおよびアセトニトリルなど)における溶液として加えられる。N−アリールスルフィルイミンが、典型的には反応混合物のろ過によって単離することができるその塩酸塩または臭化水素酸塩として形成される。
記載された方法のすべてにおいて、N−アリールスルフィルイミン生成物は、典型的には、ある量(1〜50%)の未反応の出発アミンを含有する。これは化合物の成績に影響しない。だが、組成は、用いる物質量を選択するときには考慮する必要がある。
式AのN−アリールスルフィルイミン化合物は、下記の式IのN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミド:
(式中、
XはCHまたはNを表す;
YはCZまたはNを表し、ただし、XまたはYの1つはNである;
WはHまたはORを表し、ただし、YがCZを表すとき、WはHを表す;
ZはORを表す;
RはCH3またはCH2CH3を表す;
Arは下記を表す:
(式中、
AおよびBは独立して、H、ハロ、CF3、RまたはOR1を表す;
Dは、H、ハロまたはRを表す;
EおよびGはSまたはCBを表し、ただし、EまたはGの1つはSである;かつ
1は、C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルまたはC3〜C4アルキニルを表し、ただし、これらはそれぞれが、2個までのクロロ置換基、ブロモ置換基もしくはC1〜C4アルキル置換基、または、最大可能数までのフルオロ置換基を場合により有する))
を、下記の式のスルホニルクロリド化合物:
ArSO2Cl
(式中、Arは上記のように定義される)
と、下記の式のN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物:
(式中、R、X、YおよびWは上記のように定義される)
との反応によって調製する際の触媒または活性化剤として有用である。
改善されたプロセスは、3−ピコリンまたは3,5−ルチジンおよび添加された触媒量の下記の式AのN−アリールスルフィルイミン化合物(またはその塩)の存在下、芳香族スルホニルクロリド化合物をN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物と接触させることによって行われる:
(式中、R、X、Y、W、R2およびR3は本明細書中上記で定義された通りである)。
反応剤および触媒を接触させるための知られている方法はどれも使用することができる。例えば、スルホニルクロリド化合物、モル当量のN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物、4モル当量〜6モル当量もしくはそれ以上の3−ピコリンまたは1モル当量〜4モル当量もしくはそれ以上の3,5−ルチジン、および、触媒効果量の(1モルパーセント〜10モルパーセント)のN−アリールスルフィルイミン化合物(またはその塩)が有機溶媒中で一緒にされる。わずかに過剰のスルホニルクロリドを有することがときには好ましく、だが、化学量論的に等しい量が、両試薬の効率を最大にするために典型的には使用される。これらの試薬は任意の順序で一緒にすることができる。N−アリールスルフィルイミン触媒を容器で調製し、かつ、N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物、芳香族スルホニルクロリド、3−ピコリンまたは3,5−ルチジン、およびさらなる反応溶媒をそれに加えることがしばしば好ましい。N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物をN−アリールスルフィルイミン触媒の調製時に存在させることができる。すなわち、過剰のN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミンをN−アリールスルフィルイミン触媒の調製において使用することができ、また、過剰量をこのプロセスにおけるN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン反応剤のすべてまたは一部として用いることができる。所望するN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドが、得られた反応液において調製される。N−アリールスルフィルイミンを、芳香族スルホニルクロリド、N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物およびスルホキシド(最も好ましくは、ジメチルスルホキシド)を3−ピコリンまたは3,5−ルチジンおよび不活性な溶媒の存在下で反応することによってその場で形成させることは、多くの場合、非常に好ましい。
式AのN−アリールスルフィルイミン化合物の触媒効果的な量は日常的な実験によってそれぞれのN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミド調製物について容易に決定することができる。ほとんどの場合、芳香族スルホニルクロリド化合物の量の約1モルパーセントから約10モルパーセントの間の量が用いられ、より好ましくは、芳香族スルホニルクロリド化合物の量の約1モルパーセントから約6モルパーセントの間の量が用いられる。
本発明の方法(プロセス)は、一般には、約−20℃から約65℃の間の温度で行われる。下限は、反応が非常に遅くなり、非常に低い温度では実用的でなくなるためであり、また、上限は、N−アリールスルフィルイミン触媒が不安定になり、分解/副反応が高い温度では増大するためである。およそ室温から約50℃の間の温度が多くの場合には好ましい。反応器における圧力は重要でないと考えられる。大気に近い圧力が一般には好ましい。連続かつ効果的な撹拌が通常、有益である。2時間〜約24時間の反応期間が、プロセスを完了させるために典型的である。反応は、一般には、本質的に無水条件のもとで行われる。
そのようなプロセスのために好適である溶媒は、芳香族スルホニルクロリド化合物、N−アリールスルフィルイミン化合物およびアリールアミン化合物が少なくともある程度の溶解性を有し、かつ、用いられる試薬に関して不活性である有機溶媒である。好適な溶媒には、アセトニトリル、プロピオニトリル、ベンゾニトリル、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、トルエンおよびクロロベンゼンなどが含まれる。十分な有機溶媒が、反応混合物の撹拌を容易にし、かつ、それにより、均質性を達成し、また、試薬間の良好な接触を促進させるために用いられる。
反応において用いられる3−ピコリンまたは3,5−ルチジンの量は、芳香族スルホニルクロリドの量に関して化学量論的から、6倍過剰量またはさらにより大きな過剰量までの範囲であり得る。実際、過剰な3−ピコリンまたは3,5−ルチジンが溶媒として効果的に使用され得る。しかしながら、他の溶媒の添加および酸性化が、典型的には、生成物を都合良く回収するために必要とされる。
式IのN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドは、酸性水相の添加、および、それに続く、生成物固体のろ過または溶媒抽出;あるいは、好適な有機溶媒の添加、および、生成物固体のろ過;あるいは、反応固体の直接的なろ過、および、それに続く、望ましくない成分を除くための固体の処理による手順をはじめとする標準的な手順によって、プロセス媒体から回収することができる。回収で得られる生成物は、一般に、標準的な手順によって、例えば、再結晶などによって精製することができる。
芳香族スルホニルクロリド化合物およびN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アミン化合物はこの分野で知られているか、または、この分野で開示された方法の日常的な適合化によって調製することができる。
下記の実施例は、本発明を例示するために提供される。
別途言及されない限り、下記の反応は、乾燥溶媒および窒素雰囲気を使用する無水条件のもとで操作され、また、3−ピコリンおよび3,5−ルチジンの塩基は使用前にモレキュラーシーブにより乾燥された。3,5−ルチジンは、高純度の市販品形態(99%)として、また、工業規格品(90%〜95%)(残りが主に様々なアルキルピリジン(例えば、他のルチジン異性体など)から構成される)として、その両方で使用された。実用的な目的のために、工業用物質は、100%である「かのように」使用された。報告されたすべてのアッセイはHPLCによるものであり、別途言及されない限り、純粋な標準品との比較に基づく重量%である。出発物質の量は、別途記されない限り、有効体のグラム数として報告される。
2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−(5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン−2−イル)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミドの調製
2−アミノ−5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(5.6g、0.029mol)をジクロロメタン(100mL)中で撹拌し、メチルスルフィド(1.9g、0.031mol)を加えた。混合物を−25℃に冷却し、N−クロロスクシンイミド(4.2g、0.031mol)を含むアセトニトリル(40mL)における溶液を、内部温度を−22℃〜−28℃で保ちながら1時間かけて反応スラリーに加えた。添加が完了したとき、反応液を数時間かけて室温に加温した。新しいスラリーをろ過し、固体をアセトニトリルにより洗浄した(40mLで2回)。固体を真空オーブンで乾燥して、7.7gのN−(5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン−2−イル)−S,S−ジメチルスルフィルイミン塩酸塩を明るい黄褐色の固体として得た(m.p.、170〜174℃)。この物質はHPLCにより面積比で95%純粋であり、残りは出発物質のアミンであった。
上記で得られたスルフィルイミン塩(0.3g、0.001mol)、2−アミノ−5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(3.5g、0.018mol)および2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(5.8g、0.018mol)を、3−ピコリン(11g、0.12mol)およびアセトニトリル(50mL)において一緒にした。スラリーを撹拌し、48℃で20時間加熱した。その後、混合物を30℃に冷却し、15%硫酸(100mL)に注いだ。得られたスラリーを1時間撹拌して、ろ過し、固体を水で洗浄した。真空下において55℃で乾燥した後、7.8gの生成物を白色の固体として得た。アッセイは97wt%であった(87%の収率)。
2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−(5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン−2−イル)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミドの調製
メチルスルフィド(0.34g、0.0055mol)を含むアセトニトリル(40mL)における溶液を−25℃に冷却した。冷却された溶液に、アセトニトリルにおける塩素の新しく調製された17wt%冷溶液(2.4g、0.0057mol)を数分かけて加えた。依然として冷たい間に、1.1gの2−アミノ−5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(1.1g、0.0056mol)および3−ピコリン(0.95g、0.010mol)を加えた。混合物を8℃に加温した。3−ピコリン(48g、0.52mol)、2−アミノ−5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(18.4g、0.094mol)、および2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(32.5g、0.10mol)をこの順に反応器に加えた。混合物を撹拌し、約40℃で24時間加熱し、次いで室温で48時間加熱した。反応スラリーを、アセトニトリル(600mL)および水(100mL)の添加によって溶液に変換した。溶液をHPLCによって生成物についてアッセイし、42gを含有することが明らかにされた(スルホニルクロリドから86%の収率(溶液中))。
N−(5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン−2−イル)−2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−スルホンアミドの調製
2−アミノ−5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(98g、0.50mol)および147gの2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−スルホニルクロリド(147g、0.53mol、1.06当量)を3,5−ルチジン(370mL)において一緒にした。10分後、1.4gのジメチルスルホキシド(DMSO、1.4g、0.018mol)を加え、生じた発熱により、反応温度が30分間〜45分間にわたって52℃に上昇し、その後、混合物は室温にゆっくり戻った。4時間後、反応スラリーをろ過し、ケークをトルエン(200mL)で洗浄した。固体を、アセトニトリル(250mL)および2N HCl(400mL)の混合物とともに粉砕した。室温で45分間撹拌した後、固体をろ過し、水(100mL)で洗浄し、真空下で乾燥して、197gの生成物を固体として得た。アッセイは97.6wt%であった(アミンから88%の収率;スルホニルクロリドから83%の収率)。
N−(5,7−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル)−2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−スルホンアミドの調製
2−アミノ−5,7−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(9.8g、0.050mol)およびN−(5,7−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル)−S,S−ジメチルスルフィルイミン塩酸塩(1.5g、0.005mol)の固体を2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−スルホニルクロリド(14g、0.051mol)とアセトニトリル(40ml)において一緒にした。3,5−ルチジン(31g、93%工業用)を加え、混合物を室温で22時間撹拌した。混合物を42℃に加温し、3N HCl(65mL)で処理し、その後、混合物を1.5時間かけて室温に冷却した。固体をろ過によって集め、水:アセトニトリルの2:1(v/v)溶液(20mL)により洗浄し、真空下において60℃で乾燥して、18gの生成物を得た。アッセイは94wt%であった(78%の収率)。
N−(5,7−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル)−2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−スルホンアミドの調製
2−アミノ−5,7−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン(59g、0.30mol)を、アセトニトリル(210mL)および3,5−ルチジン(120g、93%工業用)において2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−スルホニルクロリド(86g、0.31mol、1.03当量)と一緒にした。DMSO(1.3g、0.017mol)を加え、混合物を室温で12時間撹拌した。その後、混合物を4N HCl(310mL)で処理し、その後、混合物を25℃でさらに2時間撹拌し、次いで10℃に冷却した。固体をろ過によって集め、水:アセトニトリルの2:1(v/v)溶液(160mL)で洗浄し、95%エタノールで洗浄し(80mLで2回)、真空下において100℃で乾燥して、112gの生成物を得た。アッセイは98wt%であった(アミンから84%の収率;スルホニルクロリドから82%の収率)。
N−(5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン−2−イル)−2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−スルホンアミドの調製
2−アミノ−5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(19.5g、0.10mol)および2−メトキシ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−スルホニルクロリド(27.5g、0.10mol)をアセトニトリル(35ml)において一緒にした。これに、3,5−ルチジン(32g、0.30mol)を加え、続いてDMSO(0.23g、0.0030mol)を加えた。反応スラリーを周囲温度で17時間撹拌しているとき、わずかな発熱が最初の数時間で認められた(約30℃になった)。その後、混合物を40℃に加温し、2N HCl(140mL)で処理した。新しいスラリーを、室温に冷却しながら1時間撹拌した。固体をろ過によって単離し、水で洗浄し、真空下で乾燥して、38gの生成物を固体として得た。アッセイは97wt%であった(85%の収率)。
2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−(5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン−2−イル)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミドの調製
2−アミノ−5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(19.5g、0.10mol)および2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(32.5g、0.10mol)をアセトニトリル(45mL)および3,5−ルチジン(17g、93%工業用、〜0.16mol)において室温で一緒にした。10分後、DMSO(0.20g、0.0026mol)を加え、反応スラリーを室温で24時間撹拌した。その後、混合物を48℃に加温し、2N HCl(100mL)を30分かけて加えることによって酸性化した。その間、温度が〜38℃に低下した。暖かい混合物を1時間撹拌し、その後、10℃に冷却した。析出した固体をろ過し、水(30mL)で洗浄し、メタノール(75mL)で洗浄し、真空下で乾燥して、44gの生成物を明るい黄褐色の固体として得た。アッセイは98wt%であった(89%の収率)。
2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−(5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン−2−イル)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミドの調製
2−アミノ−5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(39g、0.20mol)および2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(65g、0.20mol)をアセトニトリル(100mL)および3−ピコリン(95g、1.0mol)において室温で一緒にした。30分後、DMSO(0.60g、0.0077mol)を加え、反応スラリーを〜44℃で4時間加熱した。その時、さらに38gの3−ピコリンを加えた。反応液を約44℃でさらに16時間加熱した。その後、混合物を50℃に加温し、3N HCl(430mL)を30分かけて加えることによって酸性化した。その間、温度が〜37℃に低下した。新しいスラリーを30分かけて室温に冷却した。析出した固体をろ過し、水(150mL)で洗浄し、エタノール(200mL)で洗浄し、真空下で乾燥して、81gの生成物を明るい黄褐色の固体として得た。アッセイは97wt%であった(81%の収率)。
2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−(5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン−2−イル)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミドの調製
2−アミノ−5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(7.8g、0.040mol)および2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(13g、0.040mol)を3,5−ルチジン(31g、0.29mol、7.2当量)において一緒にした。スラリーをメチルスルホキシド(0.040g、0.0005mol、0.012当量)で処理し、周囲温度で8.5時間撹拌した。反応スラリーをろ過し、湿ったケーク固体を15%硫酸(80mL)およびアセトニトリル(20mL)の混合物においてスラリーにした。混合物を25分間撹拌し、その後、ろ過し、固体を水で洗浄した。真空下において55℃で乾燥した後、18gの生成物を白色の固体として得た。アッセイは97.4wt%であった(91%の収率)。
2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−N−(5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン−2−イル)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミドの調製
2−アミノ−5,8−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン(7.8g、0.040mol)および2−(2,2−ジフルオロエトキシ)−6−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホニルクロリド(13g、0.040mol)を3,5−ルチジン(31g、0.29mol)において一緒にした。スラリーをDMSO(0.040g、0.012当量)で処理し、周囲条件で8.5時間撹拌した。最初の数時間で認められた温度のわずかな上昇は反応の発熱から生じていた。反応スラリーをろ過し、湿ったケーク固体を別の容器に移し、15%硫酸(80mL)およびアセトニトリル(20mL)の混合物においてスラリーにした。混合物を25分間撹拌し、その後、ろ過し、固体を水で洗浄した。真空下において55℃で乾燥した後、18gの生成物を白色の固体として得た。アッセイは97wt%であった(90%の収率)。

Claims (3)

  1. 下記の式IのN−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミド:
    (式中、
    XはCHまたはNを表す;
    YはCZまたはNを表し、ただし、XまたはYの1つはNである;
    WはHまたはORを表し、ただし、YがCZを表すとき、WはHを表す;
    ZはORを表す;
    RはCH3またはCH2CH3を表す;
    Arは下記を表す:
    (式中、
    AおよびBは独立して、H、ハロ、CF3、RまたはOR1を表す;
    Dは、H、ハロまたはRを表す;
    EおよびGはSまたはCBを表し、ただし、EまたはGの1つはSである;かつ
    1は、C1〜C4アルキル、C3〜C4アルケニルまたはC3〜C4アルキニルを表し、ただし、これらはそれぞれが、2個までのクロロ置換基、ブロモ置換基もしくはC1〜C4アルキル置換基、または、最大可能数までのフルオロ置換基を場合により有する))
    を調製するための改善された方法であって、
    下記の式のスルホニルクロリド化合物:
    ArSO2Cl
    (式中、Arは上記のように定義される)
    を、下記の式のアミン化合物:
    (式中、R、X、YおよびWは上記のように定義される)
    と、芳香族第三級アミン塩基および触媒量の下記の式のN−アリールスルフィルイミン化合物:
    (式中、
    R、X、YおよびWは上記のように定義される;
    2はCH3またはCH2CH3を表す;かつ
    3はR2を表し、または、R2およびR3は一緒になってテトラメチレンを表す)またはその塩の存在下で化合させることを含み、改善が、3−ピコリンまたは3,5−ルチジンを芳香族第三級アミン塩基として使用することを含む、方法。
  2. 2およびR3はそれぞれがCH3である、請求項1に記載の方法。
  3. N−アリールスルフィルイミン化合物がHCl塩またはHBr塩の形態である、請求項1に記載の方法。
JP2007505212A 2004-03-26 2005-03-24 N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドの改善された調製方法 Active JP4929155B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US55702204P 2004-03-26 2004-03-26
US60/557,022 2004-03-26
PCT/US2005/009964 WO2005097793A1 (en) 2004-03-26 2005-03-24 An improved process for the preparation of n-([1,2,4]triazolopyrimidin-2-yl)aryl sulfonamides

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007530587A JP2007530587A (ja) 2007-11-01
JP4929155B2 true JP4929155B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=34963841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007505212A Active JP4929155B2 (ja) 2004-03-26 2005-03-24 N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドの改善された調製方法

Country Status (16)

Country Link
US (1) US7339058B2 (ja)
EP (1) EP1735309B1 (ja)
JP (1) JP4929155B2 (ja)
KR (1) KR101111014B1 (ja)
CN (1) CN100509812C (ja)
AT (1) ATE451370T1 (ja)
AU (1) AU2005230862B2 (ja)
BR (1) BRPI0509273B8 (ja)
CA (1) CA2558245C (ja)
DE (1) DE602005018182D1 (ja)
DK (1) DK1735309T3 (ja)
IL (1) IL178032A (ja)
MX (1) MXPA06010913A (ja)
TW (1) TWI337183B (ja)
WO (1) WO2005097793A1 (ja)
ZA (1) ZA200606604B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103044431A (zh) * 2012-10-22 2013-04-17 中国药科大学 制备五氟磺草胺的新方法
CN103319489B (zh) * 2013-07-12 2015-04-08 黑龙江大学 三唑并嘧啶磺酰胺化合物及合成方法和应用
CN104341326A (zh) * 2013-08-08 2015-02-11 天津诺维康生物技术有限公司 2-取代基-6-三氟甲基苯磺酰氯的制备方法
CN107406450B (zh) * 2015-03-10 2019-06-04 泸州东方农化有限公司 一种制备高纯度磺胺化合物的方法及其中间体
CN105294515B (zh) * 2015-11-13 2017-10-10 天津现代职业技术学院 2‑(2’,2’‑二氟乙氧基)‑6‑三氟甲基苯磺酰氯的制备方法
CN105399746B (zh) * 2015-12-28 2017-11-07 黑龙江凯奥科技开发有限公司 三唑并嘧啶磺酰胺化合物、含有该化合物的组合物及其应用
GB2555635B (en) * 2016-11-07 2022-04-13 Rotam Agrochem Int Co Ltd A novel form of penoxsulam, a process for its preparation and use of the same
CN108892671B (zh) * 2018-08-20 2021-04-20 常州沃腾化工科技有限公司 一种啶磺草胺的制备方法
CN108707109A (zh) * 2018-08-29 2018-10-26 常州沃腾化工科技有限公司 一种2-甲氧基-4-三氟甲基吡啶-3-磺酰氯的制备方法
EP3902786B1 (en) * 2018-12-27 2022-12-14 Corteva Agriscience LLC Preparation of sulfonamide herbicide process intermediates
CN113272277A (zh) 2018-12-27 2021-08-17 科迪华农业科技有限责任公司 磺酰胺除草剂方法中间体的制备
CN110698363B (zh) * 2019-01-28 2022-02-01 杭州师范大学 一种2-(2,2-二氟乙氧基)-6-(三氟甲基)苯磺酰氯的合成方法
CN110563735B (zh) * 2019-09-27 2022-03-29 江苏好收成韦恩农化股份有限公司 制备双氟磺草胺的方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000501431A (ja) * 1996-09-24 2000-02-08 ダウ・アグロサイエンス・エル・エル・シー N―([1,2,4]トリアゾロアジニル)ベンゼンスルホンアミド及びピリジンスルホンアミド化合物及び除草剤としてのそれらの利用
JP2001504471A (ja) * 1996-11-13 2001-04-03 ダウ・アグロサイエンス・エル・エル・シー N―アリールスルフィルイミン化合物及びn―アリールアリールスルホンアミド化合物の製造における触媒としてのその利用

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5177206A (en) 1991-10-08 1993-01-05 Dowelanco Process for the preparation of substituted N-(aryl)-1,2,4-triazolopyrimidine-2-sulfonamides
JP3911236B2 (ja) * 2000-11-03 2007-05-09 ダウ・アグロサイエンス・エル・エル・シー N−(5,7−ジメトキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミド化合物及び除草剤としてのそれらの使用
KR20040004427A (ko) * 2000-11-03 2004-01-13 다우 아그로사이언시즈 엘엘씨 제초제로서의 ν-([1,2,4]트리아졸로아지닐)티오펜설폰아미드 화합물

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000501431A (ja) * 1996-09-24 2000-02-08 ダウ・アグロサイエンス・エル・エル・シー N―([1,2,4]トリアゾロアジニル)ベンゼンスルホンアミド及びピリジンスルホンアミド化合物及び除草剤としてのそれらの利用
JP2001504471A (ja) * 1996-11-13 2001-04-03 ダウ・アグロサイエンス・エル・エル・シー N―アリールスルフィルイミン化合物及びn―アリールアリールスルホンアミド化合物の製造における触媒としてのその利用

Also Published As

Publication number Publication date
TWI337183B (en) 2011-02-11
AU2005230862A1 (en) 2005-10-20
CA2558245A1 (en) 2005-10-20
KR20070014135A (ko) 2007-01-31
IL178032A (en) 2013-11-28
ZA200606604B (en) 2008-01-30
WO2005097793A1 (en) 2005-10-20
CN100509812C (zh) 2009-07-08
JP2007530587A (ja) 2007-11-01
ATE451370T1 (de) 2009-12-15
US20050215570A1 (en) 2005-09-29
EP1735309B1 (en) 2009-12-09
CA2558245C (en) 2012-01-03
BRPI0509273B1 (pt) 2015-12-22
DK1735309T3 (da) 2010-04-06
US7339058B2 (en) 2008-03-04
BRPI0509273A (pt) 2007-09-04
MXPA06010913A (es) 2006-12-15
EP1735309A1 (en) 2006-12-27
DE602005018182D1 (de) 2010-01-21
KR101111014B1 (ko) 2012-02-13
CN1930164A (zh) 2007-03-14
IL178032A0 (en) 2006-12-31
BRPI0509273B8 (pt) 2022-06-28
TW200536842A (en) 2005-11-16
AU2005230862B2 (en) 2010-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4929155B2 (ja) N−([1,2,4]トリアゾロピリミジン−2−イル)アリールスルホンアミドの改善された調製方法
JP4295827B2 (ja) N―アリールスルフィルイミン化合物及びn―アリールアリールスルホンアミド化合物の製造における触媒としてのその利用
CN1989111B (zh) 生产3-苯基(硫代)尿嘧啶和二硫代尿嘧啶的方法
JP5465672B2 (ja) スルホン酸ジアミドの製法
US7169952B2 (en) Process to prepare sulfonamides
US20240132459A1 (en) Process and intermediates for the preparation of certain nematicidal sulfonamides
JP3743518B2 (ja) 5−アルコキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン−2(3H)−チオン化合物、ならびに2,2’−ジチオビス(5−アルコキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン)及び2−クロロスルホニル−5−アルコキシ[1,2,4]トリアゾロ[1,5−c]ピリミジン化合物の製造におけるそれらの利用
TWI338002B (en) Halosulfonylbenzoyl halides, processes for their preparation and their use for preparing substituted phenylsulfonylureas
JP2018511606A (ja) 2−チオフェンカルボニルクロリドを調製するためのプロセス
EP0899262B1 (en) Process for the preparation of heteroarylcarboxylic amides and esters
JP3516064B2 (ja) 2−アルコキシ−4−ヒドラジノピリミジン化合物及び5−アルコキシ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−c]ピリミジン−3(2H)−チオン化合物の製造におけるそれらの利用
AU2006312801A1 (en) Styrylsulfonamides, their manufacture and use as pharmaceutical agents
JP4780263B2 (ja) フタルイソイミド誘導体の製造方法
TW528744B (en) Process for the preparation of benzonitrile compounds
RU2241710C1 (ru) Способ получения замещенных пиридо[1,2-а][1,3]бензимидазолов
KR870000246B1 (ko) 벤질릭 할라이드 유도체의 제조방법
WO2004103979A1 (ja) N-(2-アミノ-4,6-ジクロロピリミジン-5-イル)ホルムアミドの製造方法
JPH0759549B2 (ja) ベンゼンスルホンアミド類の製造方法
JPH04145060A (ja) ベンゼンスルホンアミド化合物の改良された製造法
JP2001151753A (ja) ピリジン誘導体の製造方法
JPH08157434A (ja) N−(2−ヒドロキシエチル)−3−(4−ニトロフェニル)プロピオンアミドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110920

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120213

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4929155

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250