JP4927170B2 - プログラマブル利得増幅器用の利得調節 - Google Patents

プログラマブル利得増幅器用の利得調節 Download PDF

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Description

本開示は、大略、電子回路に関するものである。更に詳細には、本開示はプログラマブル利得増幅器と関連する利得を調節する技術に関するものである。
多くの電子システムは、基本的なアナログビルディングブロックとしてプログラマブル利得増幅器を使用する。従来のプログラマブル利得増幅器(800)の1例を図8に例示してある。プログラマブル利得増幅器800は、オペアンプ(AMP)と、3個の抵抗(R81−R83)と、2個のスイッチ(S81−S82)とを包含している。該オペアンプは、非反転入力端子(INP)と、反転入力端子(INM)と、出力端子(AOUT)とを包含している。スイッチS81はAOUTとノードN81との間に接続されている。スイッチS82はAOUTとノードN82との間に接続されている。抵抗R81はノードN81とINMとの間に接続されている。抵抗R82はノードN82とINMとの間に接続されている。抵抗R83はINMと回路接地(GND)との間に接続されている。
動作において、オペアンプAMPは、非反転入力(INP)において入力信号(例えば、IN)を受け取り、且つ利得スケーリング係数(X)に従って該入力信号に関連している出力信号(例えば、OUT)を出力端子(AOUT)に供給する。この利得スケーリング係数(X)は、出力(OUT)と反転入力(INM)との間のフィードバック経路におけるインピーダンスによって決定される。
スイッチS81及びS82は、利得スケーリング係数(X)を調節するためにフィードバックコンポーネント(抵抗R81及びR82)の選択を変化させるために配置されている。その選択されるフィードバックコンポーネントは、スイッチS81が閉である場合には抵抗R81であり、一方その選択されるフィードバックコンポーネントは、スイッチS82が閉である場合に抵抗R82である。入力信号(IN)と出力信号(OUT)との間の関係は、以下の如くにしてフィードバックコンポーネントとスイッチとによって決定され、即ち、OUT=IN×(1+X)であり、尚、Xはフィードバックコンポーネントによって決定される。1例においては、スイッチS1が閉であり且つスイッチS2が開である場合にはX=R81/R83である。別の例においては、スイッチS2が閉であり且つスイッチS1が開である場合にはX=R82/R83である。
種々の実施例について図面を参照して詳細に説明するが、同様の参照番号は幾つかの図面にわたり同様の部品及び組立体を表している。種々の実施例に対する参照は本発明の範囲を制限するものではなく、本発明の範囲は特許請求の範囲によってのみ制限されるものである。更に、本明細書において記載される全ての例は制限的なものであることを意図したものではなく、特許請求の範囲に記載される発明に対する多くの可能な実施例の幾つかを記載するに過ぎないものである。
本明細書及び図面にわたり、以下の用語は、その文脈が明らかにそうでないことを示すもので無い限り、少なくともここにおいて明示的に関連している意味を取るものである。以下に識別する意味はその用語を制限することを意図したものではなく、単にその用語の使用に対する例示を与えるに過ぎないものである。「或る(a)」、「或る(an)」及び「該(the)」の意味は単数及び複数の両方に対する参照を包含する場合がある。「内(in)」の意味は、「内(in)」及び「上(on)」を包含する場合がある。「接続された」という用語は、直接的な電気的、電磁気的、機械的、論理的、又は、何らかの電気的、機械的、論理的又はその他のそれらの間の媒介物無しでの、接続されている品目間のその他の接続を意味する場合がある。「回路」という用語は、単一のコンポーネント、又は能動的及び/又は受動的、個別的又は集積化されているかに拘わらずに、所望の機能を与えるために一体的に結合されている複数個のコンポーネントのことを意味する場合がある。「信号」という用語は、少なくとも一つの電流、電圧、電荷、データ、又はその他のこの様な識別可能な量のことを意味する場合がある。
簡単に述べれば、本開示は、大略、プログラマブル利得増幅器(PGA)における利得調節をトリミングする装置及び方法に関するものである。
例示的PGA回路は、利得調節回路と、利得選択回路とを包含しており、それらは両者共増幅器の出力に結合されている。該利得選択回路は、該増幅器へのフィードバックを完結し、一方該利得調節回路は、該利得選択回路の利得をブーストさせるか又はカットすべく配設されている。該利得調節回路は、PGA回路の全体的な利得に対するトリム調節として構成することが可能であり、その場合には、例えばルックアップテーブルから、各利得設定に対して異なるトリム調節をマップさせることが可能である。その他の例示的実現例においては、該PGA回路は、デューティサイクル又はパルス幅、デルタ・シグマなどのその他の変調技術に従って種々の利得設定の間で全体的な利得をブレンドさせるような変調スキームを使用して複数の利得設定の間で周期的にスイッチすることが可能である。更に別の実現例においては、該変調スキームは、PGA回路の全体的な利得に関して時間平均効果を利用すべく構成することが可能である。
例示的プログラマブル利得増幅器回路を例示した概略図。 例示的プログラマブル利得増幅器回路を例示した概略図。 例示的プログラマブル利得増幅器回路に対する利得エラー効果を例示したグラフ図。 別の例示的プログラマブル利得増幅器回路における例示的調節可能抵抗トポロジーを例示した概略図。 例示的プログラマブル利得増幅器回路用の例示的調節可能抵抗トポロジーを例示した概略図。 例示的プログラマブル利得増幅器回路用の例示的調節可能抵抗トポロジーを例示した概略図。 更に別の例示的プログラマブル利得増幅器回路における更に別の例示的調節可能抵抗トポロジーを例示した概略図。 変調トポロジーを使用する例示的プログラマブル利得増幅器回路を例示した概略図。 変調トポロジーを使用する例示的プログラマブル利得増幅器回路を例示した概略図。 変調トポロジーを使用する例示的プログラマブル利得増幅器回路を例示した概略図。 別の変調トポロジーを使用する例示的プログラマブル利得増幅器回路を例示した概略図。 別の変調トポロジーを使用する例示的プログラマブル利得増幅器回路を例示した概略図。 別の変調トポロジーを使用する例示的プログラマブル利得増幅器回路を例示した概略図。 全て本開示の側面に従って配置されているプログラマブル利得増幅器回路における利得調節を識別及び/又は設定する方法を例示したフローチャート。 従来のプログラマブル利得増幅器回路の概略図。
精密信号利得を必要とする適用例においては、モノリシック増幅器がしばしば使用される。これらの増幅器は、全体的な信号利得を制御するために薄膜抵抗等の抵抗フィードバック分圧器要素を通常使用する。正確なフィードバック比を得るための手段が講じられるが、抵抗不整合は顕著な全体的な増幅器利得エラーとなる場合がある。抵抗比を乱す条件の例は、処理関連差及び動作条件差の両方を包含している。例示的な処理差は、二三の例を挙げれば、シート抵抗(シートロー)、ドーピング濃度、寄生容量、寄生抵抗、寄生インダクタンス、及び寄生漏洩における処理勾配及び変動を包含している。例示的な動作条件関連差は、二三の例を挙げれば、抵抗間の温度差(熱勾配)、及び抵抗間の動作電圧差(電圧係数効果)を包含している。
薄膜抵抗の連続的なレーザトリムは、過去において、抵抗不整合から発生する利得エラーを補正するために使用されていた。しかしながら、テスト時間、テスト装置、レーザトリミング装置、及びその他の製造コスト等の多様な製造コストが、この様なトリミング技術コストを多くの市場に対して法外なものとさせる場合がある。マイクロ電子回路(IC)をトリミングするプロセスも回路内に擾乱を発生させる場合があり、そのことは、トリミングの正確度を制限するか、又はトリミングを実施するために必要な時間を拡張させる(コストも増加させる)。
トリミングの正確度を減少させるその他の製造ストレスが発生する場合がある。レーザトリミングは、典型的に、ウエハをダイと呼ばれる多数の部品へダイシングする前に、半導体ウエハに関して実施される。例示的な半導体処理ステップは、ウエハのダイシング、エポキシー、又は、多分、共晶アタッチメントでのパッケージ内へのダイの取り付け、ダイ上のパッドのリードフレームへのボンディング、パッケージのフォーミング及びシーリング、等を包含している。これらの半導体処理ステップの各々は、ダイストレス(例えば、表面張力、剪断、曲げ、マイクロクラッキング等)を発生する場合があり、それはフィードバック要素の全体的な値を変化させる場合があり、従って、ウエハトリム後の利得正確度に直接的に影響を与える場合がある。
本開示は、上述した問題及びその他の各々を考慮し且つデジタル手段を具備するプログラマブル増幅器回路における利得をトリミング及び/又は調節する手段を提供する。該デジタル手段は、利得設定がプログラマブル利得増幅器に対して選択される場合に選択された利得設定に対する利得トリムを調節する手段を包含することが可能である。該利得トリムは、所望の全体的な利得が達成されるように、所定の量に従って利得をブースト又はカットするために使用することが可能である。該デジタル手段は、一つ又はそれ以上のデジタル制御信号に応答してプログラマブル利得増幅器の全体的な利得を調節するために適合されている回路から構成することが可能である。各デジタル制御信号は、例えば、ウエハと関連しているピン又はパッドから、デジタル信号(単数又は複数)を受け取り且つ別のデジタル信号(単数又は複数)を発生するデコーダ論理回路から、及びアナログ入力信号を受け取り且つ一つ又はそれ以上のデジタル制御信号を発生するアナログ・デジタル変換器から、などの任意の数の入力手段によって与えることが可能である。デジタル利得調節及びトリミングの適用は、回路内キャリブレーション方法を包含する、正確な信号増幅に対する機会の数を増加させる。
幾つかの例において記載するように、オペアンプ回路は、入力信号を受け取る形態とされている非反転入力端子と、フィードバック信号を受け取る形態とされている反転入力端子と、プログラマブル利得増幅器回路に対する出力信号を供給する形態とされている出力端子とを包含している。利得選択回路が、該出力端子と第1中間端子との間の第1抵抗、該第1中間端子と該反転入力端子との間の第2抵抗、及び該反転入力端子と基準端子との間の第3抵抗を具備する第1可変抵抗回路として配置されている。該第2抵抗及び第3抵抗と関連する値は、利得選択制御信号に応答して変化させることが可能である。利得調節回路が、該出力端子と第2中間端子との間の第4抵抗、及び該第2中間端子と基準端子との間の第5抵抗を具備する第2可変抵抗回路として配置されている。該第1中間端子は、該第2中間端子へ結合させることが可能であり、且つ該第4抵抗及び第5抵抗と関連している値は利得トリム設定制御信号に応答して変化させることが可能である。プログラマブル利得増幅器回路を調節可能に制御することが可能であるように、ユーザによって開始される利得設定に応答して利得選択制御信号及び利得トリム設定制御信号を供給するために制御回路を配置させることが可能である。
幾つかの付加的な例においては、利得調節回路は、該出力端子と基準端子との間に結合されている直列結合されたタップ型抵抗アレイとして実現することが可能である。該直列結合されたタップ型抵抗アレイは、タップ点のアレイ間に結合されている抵抗値シリーズのアレイを包含しており、その場合に、該タップ点のアレイの内の一つは利得トリム設定制御信号に応答して選択することが可能である。その選択されたタップ点は、該第2中間端子へ結合させることが可能である。該直列結合されたタップ型抵抗アレイは、整合型(matched)抵抗アレイ、二進重み付け型アレイ、線形スケール型アレイ、対数スケール型アレイ、又は任意の重み付け型アレイ、の内のいずれか一つとして配置させることが可能である。
更なる例において、該利得調節回路は、各々が該タップ点のアレイの対応する一つに結合されている複数個のマルチプレクサ入力端子を具備するマルチプレクサ回路として実現することが可能である。そのマルチプレクサ出力端子は、該マルチプレクサ回路が該複数個のマルチプレクサ入力端子の内の一つを利得トリム設定制御信号に応答してマルチプレクサ出力端子へ結合させるために配置されているように、該第2中間端子へ結合させることが可能である。
該利得調節回路は、幾つかの例においては、抵抗の並列アレイとして実現することが可能である。該抵抗の並列アレイ内の各抵抗は、該第2中間端子へ結合されている第1抵抗端子、及び利得トリム設定制御信号に応答して基準端子と出力端子との一方へ選択的に結合される第2抵抗端子、を包含している。該並列アレイ内の抵抗は、整合型(matched)抵抗アレイ、二進重み付け型アレイ、線形スケール型アレイ、対数スケール型アレイ、又は任意重み付け型アレイ、の内のいずれか一つとして構成することが可能である。
該利得調節回路は、更に、複数個のスイッチ回路で実現することが可能である。該複数個のスイッチ回路からの各スイッチは、基準端子と結合されている第1スイッチ端子と、出力端子へ結合されている第2スイッチ端子と、該抵抗の並列アレイ内の抵抗の内の対応する一つの第2抵抗端子と結合されている第3スイッチ端子とを包含している。各スイッチ回路に対する該第3スイッチ端子は、利得トリム設定制御回路に応答して、第1スイッチ端子と第2スイッチ端子との内の一方へ選択的に結合させることが可能である。
該利得調節回路は、又、幾つかの例においては、利得トリム設定制御回路に応答してR−2Rラダー回路の夫々の入力へ基準端子及び出力端子の内の一つを選択的に結合させる構成とされているR−2R抵抗ラダー構成として実現させることが可能である。
更に説明するように、該利得選択回路は、出力端子と基準端子との間に結合されている直列結合されているタップ型抵抗アレイとして構成することが可能である。該直列結合されているタップ型抵抗アレイは、タップ点のアレイ間に直列結合されている抵抗値のアレイとすることが可能であり、その場合に、タップ点のアレイの一つが利得選択制御信号に応答して選択される。その選択されたタップ点は、反転入力端子へ結合させることが可能である。該直列結合されているタップ型抵抗アレイは、整合型(matched)抵抗アレイ、二進重み付け型アレイ、線形スケール型アレイ、対数スケール型アレイ、又は任意重み付け型アレイの内のいずれか一つとして構成することが可能である。
該利得選択回路は、又、抵抗の並列アレイとして実現することが可能である。該抵抗の並列アレイ内の各抵抗は、第1中間端子へ結合されている第1抵抗端子と、利得選択制御信号に応答して基準端子と反転入力端子との一方へ選択的に結合される第2抵抗端子とを包含している。該並列アレイ内の抵抗は、整合型(matched)抵抗アレイ、二進重み付け型アレイ、線形スケール型アレイ、対数スケール型アレイ、又は任意重み付け型アレイの内のいずれか一つとして構成することが可能である。
幾つかの例においては、該利得選択回路は、利得トリム設定制御信号に応答してR−2Rラダー回路の夫々の入力へ基準端子及び反転入力端子の内の一つを選択的に結合させる構成とされているR−2R抵抗ラダー構成とすることが可能である。
更に詳細に説明するように、第1中間端子と第2中間端子との間にスパン抵抗回路を結合させることが可能である。
幾つかの例においては、利得トリム設定制御信号は、レジスタ、ラッチ、ルックアップテーブル(LUT)、ヒューズマップ、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、及びプログラマブルロジックアレイ(PLA)の内の一つによって与えられるマルチビット二進制御ワードとすることが可能である。幾つかのその他の例においては、利得トリム設定制御信号は、又、シリアルインターフェース及びパラレルインターフェースの内の一つを介して外部的にアクセスされるトリムテーブルから検索することが可能である。幾つかの更なる例においては、センサー回路を、該回路と関連する動作条件における変化に応答して、利得設定制御信号又は利得トリム設定制御信号のいずれかを変化させる構成とすることが可能である。該動作条件は、幾つかの例においては、電圧、電流、又は動作温度の内の一つに対応することが可能である。
幾つかの更なる例においては、該利得調節回路は、更に、該出力端子と第3中間端子との間の第6抵抗、及び該第3中間端子と基準端子との間の第7抵抗を具備する第3可変抵抗回路を包含することが可能である。該第1中間端子は該第3中間端子へ結合させることが可能であり、且つ該第6抵抗及び第7抵抗と関連する値は、粗利得トリム設定制御信号に応答して変化させることが可能である。この様な例において、該利得トリム設定制御信号は微利得制御と関連させることが可能である。
プログラマブル利得増幅器回路の一つの詳細な例においては、該プログラマブル利得増幅器回路は、オペアンプ回路と、利得調節回路と、利得選択回路と、スパン抵抗回路と、制御回路とを包含している。該オペアンプ回路は、入力信号を受け取る形態とされている非反転入力端子と、フィードバック信号を受け取る形態とされている反転入力端子と、出力信号を供給する形態とされている出力端子とを包含している。該利得調節回路は、第1デジタル制御型ポテンシオメータ回路、第2デジタル制御型ポテンシオメータ回路、第3デジタル制御型ポテンシオメータ回路を包含している。該第1デジタル制御型ポテンシオメータは基準端子と共通ノードとの間に結合されている。該第2デジタル制御型ポテンシオメータは該共通ノードと出力ノードとの間に結合されている。該第1デジタル制御型ポテンシオメータは第1ワイパー端子を包含しており、且つ該第2デジタル制御型ポテンシオメータは第2ワイパー端子を包含している。該第3デジタル制御型ポテンシオメータは、該第1ワイパー端子と該第2ワイパー端子との間に結合されている。該第3デジタル制御型ポテンシオメータは、第1中間ノードへ結合されている第3ワイパー端子を包含している。該第1、第2、第3デジタル制御型ポテンシオメータのワイパー位置は、利得トリム設定制御信号に応答して変化させることが可能である。該利得選択回路は、該出力端子と第2中間端子との間の第1抵抗値、該第2中間端子と該反転入力端子との間の第2抵抗値、及び該反転入力端子と基準端子との間の第3抵抗値を具備している第4デジタル制御型ポテンシオメータ回路として構成することが可能である。該第2抵抗値と該第3抵抗値との間のジャンクション即ち連結部は該第4デジタル制御型ポテンシオメータの第4ワイパー位置に対応しており、且つ該第4ワイパー位置は利得選択制御信号に応答して変化させることが可能である。該スパン抵抗回路は、該第1中間端子と該第2中間端子との間に結合されている。該制御回路は、ユーザによって開始される利得設定に応答して、利得選択制御信号及び利得トリム設定制御信号を供給する構成とすることが可能である。
別の詳細な例においては、入力信号を受け取り且つそれに応答して出力信号を供給するプログラマブル利得増幅器回路における利得トリム設定を決定するための方法を提供することが可能である。該プログラマブル利得増幅器は、ユーザによって開始される利得設定に対応する調節可能な利得を持っている。その説明した方法は、該プログラマブル利得増幅器と関連する各利得設定を選択することを包含しており、その場合に、該プログラマブル利得増幅器は、オペアンプ、利得設定回路、利得調節回路、及びスパン抵抗回路を包含しており、該利得設定回路は該オペアンプの出力と基準端子との間に結合されている第1デジタル制御型ポテンシオメータであり、該利得調節回路は該オペアンプの出力と基準端子との間に結合されている第2デジタル制御型ポテンシオメータであり、該第1デジタル制御型ポテンシオメータの第1ワイパー端子は該オペアンプの非反転入力へ結合されており、該第2デジタル制御型ポテンシオメータの第2ワイパー端子は該スパン抵抗回路を介して該第1デジタル制御型ポテンシオメータにおける中間点へ結合されている。各選択された利得設定に対して、本方法は、プログラマブル利得増幅器の理想的な利得がIDEAL_GAIN=1+RF/RA、(尚RA及びRFは選択された利得設定に応答して第1デジタル制御型ポテンシオメータのワイパー位置によって決定される)によって与えられるように選択された利得設定に応答してプログラマブル利得増幅器回路をコンフィギャー(configure)即ち形態特定し、選択された利得設定に対して該プログラマブル利得増幅器と関連する各トリム設定を選択し、該プログラマブル利得増幅器の全体的な利得がブーストされるか又はカットされるかのいずれかであるように第2ワイパー位置を移動させることによって該選択されたトリム設定に応答して該プログラマブル利得増幅器をコンフィギャー即ち形態特定し、且つ各トリム設定に対して該プログラマブル利得増幅器と関連する利得エラーを評価する構成とされている。本方法は、更に、評価される利得エラーから最小利得エラーを識別すること、及び該選択された利得設定に対する最小利得エラーと関連するトリム設定を格納すること、を包含している。
上述した例及び詳細は、以下の詳細な開示及び添付の図面に鑑み一層明らかなものとなる。
トリム型利得増幅器
図1Aは、本開示の少なくとも一つの側面に従って構成されている例示的プログラマブル利得増幅器回路(100)を例示する概略図である。プログラマブル利得増幅器回路100は、利得調節回路(X1)、利得選択回路(X2)、オペアンプ(AMP,X3)、抵抗(RSPAN,X4)、制御回路(X5)、及びオプションのルックアップテーブル(X6)を包含している。幾つかの実現例においては、抵抗X4は実効的に0Ωの抵抗であるワイヤで置換させることが可能である。
オペアンプ(X3)は、非反転入力端子(INP)、反転入力端子(INM)、及び出力端子(AOUT)を包含している。利得調節回路(X1)は、AOUTと基準端子(REF)との間に結合されている。利得選択回路もAOUTと基準端子(REF)との間に結合されている。抵抗(X4)は、利得調節回路(X1)内の第1タップ点端子と利得選択回路(X2)内の第2タップ点端子との間に結合されている。該制御回路は、入力信号(例えば、GAIN ADJ、CALIBRATE、等)を受け取り且つ第1制御信号(GAIN TRIM SETTING)を利得調節回路(X1)へ供給し且つ第2制御信号(GAIN SELECT)を利得選択回路(X2)へ供給する構成とされている。オプションとして、制御回路(X5)は、第1及び第2制御信号と関連する前に決定した値を格納及び/又は検索するためにルックアップテーブル(X6)と相互作用を行う構成とされている。
基準端子(REF)は、基準電圧(例えば、VREF)をプログラマブル利得増幅器回路(100)へ結合させる形態とされている。該基準電圧は、例えば、0V、高電源電圧(例えば、VDD)、低電源電圧(例えば、VSS)、中間電源電圧(例えば、[VDD−VSS]/2)、等の任意の適宜の接地基準電圧(GND)とすることが可能である。
利得調節回路(X1)は、ワイパー位置が抵抗X4の片側へ結合されている可変タップ点に対応するポテンシオメータに類似した形態とされている。利得調節回路(X1)と関連する全抵抗は、RBOOST及びRCUTに対応する2つの抵抗値の和である。RBOOST及びRCUTと関連する特定の抵抗値は、ポテンシオメータ上のワイパー位置を調節するのに類似して所望のタップ点を達成することが可能であるように第1制御信号(GAIN TRIM SETTING)に応答して可変である。利得調節回路(X1)は、一つ又はそれ以上のデジタル制御信号として実現することが可能な第1制御信号(GAIN TRIM SETTING)に応答するように構成されている。
利得選択回路(X2)もポテンシオメータにおける固定タップ点が抵抗X4の他端へ結合されており且つポテンシオメータにおける可変タップ点がオペアンプ回路(X3)の反転入力端子(INM)へ結合されているポテンシオメータに類似した形態とされている。該可変タップ点はポテンシオメータ上のワイパー位置に類似している。利得選択回路(X2)と関連している全抵抗値は、RA及びRFに対応する2つの抵抗値の和である。RA及びRFに関連している特定の抵抗値は、ポテンシオメータ上のワイパー位置を調節するのと類似して可変タップ点を達成することが可能であるように、第2制御信号(GAIN SELECT)に応答して可変である。利得選択回路(X2)は一つ又はそれ以上のデジタル制御信号として実現することが可能な第2制御信号(GAIN TRIM SETTING)に応答するように構成されている。
入力信号(IN)はオペアンプ(X3)の非反転入力端子(INP)へ結合される。プログラマブル利得増幅器回路(100)に対する出力信号(OUT)はオペアンプ(AOUT)の出力に対応している。利得選択回路(X2)は非反転増幅器におけるフィードバック回路に類似して動作され、その場合に、反転入力端子(INM)が2個の抵抗(RA及びRF)の間のフィードバック点(FB)として動作される。利得選択回路(X2)は、プログラマブル増幅器回路(100)に対する所望の利得設定を達成するために第2制御信号(GAIN SELECT)に応答して該2個の抵抗(RA及びRF)と関連する値を調節する。該所望の利得は式OUT=IN×(1+RF/RA)によって決定される。
利得調節回路(X1)は、所望の量だけ利得をブースト即ち増加又はカット即ち減少させることによって選択された利得設定(即ち、GAIN=1+RF/RA)からプログラマブル利得増幅器回路(100)の全体的利得を修正するために利得選択回路(X2)と協働すべく構成されている。利得選択回路(X2)と関連する抵抗値は、利得調節回路(X1)の抵抗値とほぼ並列している。理想的利得におけるブースト及びカットの量は抵抗値RBOOST及びRCUTによって決定される。ワイパー位置がCUT方向に移動されると、抵抗値RCUTは値を減少させ、一方RBOOSTは同時的に値を増加させる。ワイパー位置がBOOST方向に移動されると、RBOOSTが値を減少させ且つRCUTが値を増加させる。RBOOSTに対するより低い抵抗値がRAに対する実効的抵抗値を減少させるようにRBOOSTはRAと実効的に並列である。従って、RAに対する実効値を減少させることはプログラマブル利得増幅器回路(100)に対する利得を増加させることが理解される。同様に、RAに対する実効値における増加はプログラマブル利得増幅器回路(100)に対する利得を減少させることとなる。
制御回路(X5)は、ユーザによって所望の利得設定が選択される場合に(例えば、信号GAIN ADJを介して)、利得調節回路(X1)及び利得選択回路(X2)への制御信号を変化させる構成とされている。所望の利得設定が選択されると、利得設定に対するワイパー位置が第1制御信号(GAIN SELECT)を介して選択される。利得調節も第2制御信号(GAIN TRIM SETTING)を介して行われ、従って、プログラマブル利得増幅器回路(100)の全体的な利得は、正確な全体的利得を達成するためにブースト又はカットされる。各利得設定は、GAIN SELECT及びGAIN TRIM SETTINGに対する制御信号の対とされた組に対応する異なる所定のトリム量を有することが可能である。該トリム量は、図7に関して後述するように、キャリブレーションシーケンス期間中に決定することが可能である。制御回路(X5)は、プログラマブル利得増幅器回路(100)がテスト中である場合などのキャリブレーションモードにおいて、且つプログラマブル利得増幅器(100)がユーザによって動作されている場合の非キャリブレーションモードにおいて動作するように構成することが可能である。
プログラマブル利得増幅器回路(100)の全体的な利得のトリミングと関連する調節は、ヒューズマップ、ダイナミックメモリ、フラッシュメモリ、リードオンリメモリ(ROM)、又は後に検索するために値を格納するために使用することが可能な何らかのその他の格納手段などのルックアップテーブル(X6)内に格納することが可能である。選択した利得に対するトリミング調節と関連する範囲は、部分的に、RSPAN,RBOOST,RCUTと関連する値に依存する。1例においては、選択された利得は、10%だけブーストさせるか又は10%だけカットさせることが可能である。別の例においては、選択された利得は、10%だけブーストさせることが可能であるか、又は5%だけカットさせることが可能である。利得調節の所望の量が達成されるようにその他の量も意図したものである。利得設定間のトリミングは、以下に記載する種々の回路及び方法を検討した後に更に理解することが可能である。
図1Bは本開示の少なくとも一つの側面に従って構成されている別の例示的プログラマブル利得増幅器回路(110)を例示した概略図である。プログラマブル利得増幅器回路110は、利得調節回路(X10)、利得選択回路(X2)、オペアンプ(AMP,X2),及び抵抗(RSPAN,X4)を包含している。図1Bにおいて、図1Aからの利得調節回路(X1)は、前述したのと同一の原理に基づいて動作する別の利得調節回路(X10)と置換されている。付加的な制御回路及びオプションのルックアップテーブルは図示していないが、前述したように意図されているものである。
利得調節回路(X10)は、利得を所望の量だけブースト又はカットすることによって選択した利得設定(即ち、GAIN=1+RF/RA)からプログラマブル利得増幅器回路(110)の全体的な利得を修正するために利得選択回路(X2)と協働する構成とされている。利得選択回路(X2)と関連する抵抗値は、利得調節回路(X10)の抵抗値とほぼ並列的である。図1Bの場合には、理想的な利得におけるブースト及びカットの量はRBOOST及びRCUTに対する実効的な抵抗値によって決定される。然しながら、RBOOST及びRCUTに対する実効的な抵抗値は、3個の可変抵抗回路(X11,X12,X13)によって決定される。
利得選択回路(X10)は出力端子(AOUT)と基準端子(REF)との間に結合されており、その場合にノードN1は基準端子(REF)に対応しており且つノードN2は出力端子(AOUT)に対応している。可変抵抗回路X11及びX12は、例示したように、ノードN1とN2との間に直列結合されている。可変抵抗回路X11及びX12は、夫々、ノードN4及びN5に結合されている調節可能なワイパー位置を包含している。可変抵抗回路X13は、ノードN4とN5との間に結合されており、且つノードN3に結合されている調節可能なワイパー位置を包含している。ノードN3は、利得選択回路(X10)を利得選択回路(X2)へ結合させる抵抗(RSPAN,X4)に対応している。
動作において、可変抵抗回路X11−X13は、図1Aに例示したようなRBOOST及びRCUTに対する実効的な抵抗値を与える構成とされている。ノードN1に関してノードN3を見る抵抗値はRBOOSTに対する実効的な抵抗値に対応しており、一方、ノードN2に関してノードN3を見る抵抗値はRCUTに対する実効的な抵抗値に対応している。図1Aと図1Bとの間の関係を反映させるために、可変抵抗回路X11はRBOOST’として記号を付してあり、且つ可変抵抗回路X12はRCUTとして記号を付してある。
可変抵抗回路X12に対するワイパー位置がCUT’方向に移動されると、RCUTに対する実効的な抵抗値は減少し、一方、RBOOSTは同時的に値が増加する。可変抵抗回路X11に対するワイパー位置がBOOST’方向に移動されると、RBOOSTに対する実効的な抵抗値は減少し、RCUTに対する実効的な抵抗値は増加する。可変抵抗回路X13に対するワイパー位置もRCUT’又はRBOOST’へ向けて移動させてRCUT及びRBOOSTに対する実効的な抵抗値を同様に調節することが可能である。
RBOOSTの実効的な抵抗値は、抵抗RAに関して並列的形態にあり、一方、RCUTの実効的な抵抗値は抵抗RFに関して並列的形態にある。RAに対する減少する実効的な値は利得における増加となり、一方、RAに対する増加する実効的な値はプログラマブル増幅器回路(110)に対する利得における減少となる。RFに対する減少する実効的な値は利得に減少させ、一方、RFに対する増加する実効的な値はプログラマブル利得増幅器回路(110)に対する利得において増加させる。
図1Cは、図1Bに記載したような例示的なプログラマブル利得増幅器回路に対する利得エラー効果を例示したグラフ(120)である。
図1Cにおける利得エラーは、所望の利得設定と製造された回路において達成される実際の利得設定との間の差として決定される。幾つかの例において、該利得エラーは、利得調節回路(例えば、X1又はX10)から実効的な利得設定を増加させることによって減少させることが可能であり、一方、その他の例においては、該利得エラーは該実効的な利得設定を減少させることによって減少させることが可能である。更に、該利得エラーの勾配も利得調節回路(例えば、X10)に対する設定を変化させることによって変化させることが可能である。
図1Bに例示されているように、可変抵抗回路X11は少なくとも3個の例示的なワイパー位置(A1,A2,A3)を包含しており、一方、可変抵抗回路X12は少なくとも別の3個のワイパー位置(B1,B2,B3)を包含している。ノードN1とN4との間の実効的な抵抗値は、ワイパー位置A3において最も低く、ワイパー位置A2において一層高く、且つワイパー位置A1において最も高い。ノードN5とN2との間の実効的な抵抗値は、ワイパー位置B1において最も低く、ワイパー位置B2において一層高く、ワイパー位置B3において最も高い。
図1Cの場合には、図1Bの利得調節回路X1の利得調節設定は位置の対、A3とB3,A2とB1,A1とB2に対応するワイパー設定を有している。ワイパー位置対A3とB3に対する利得エラーは、m1に対応する勾配を有している。この例の場合、全体的な利得エラーにおける減少はワイパー位置対A1とB2とが選択される場合に発生し、その場合に、その全体的な勾配はほぼm1に留まる。ワイパー位置対A1とB2とからワイパー位置対A2とB1とへ変化させると、例示されているように、全体的な勾配はm1からm2へ減少することとなる。図1B及び1Cにより例示されているように、ワイパー位置設定を可変抵抗回路X11及びX12間の共通ノードへ一層近くに移動させると、利得エラー勾配の減少により反映されるように、全体的な利得調節範囲における減少となる。同様に、ワイパー位置を該共通ノードから更に離すように移動させると、利得エラー勾配の増加によって反映されるように、全体的な利得調節範囲における増加となる。ノードN1へ向けてワイパー位置を共に移動させることは、同様の勾配を維持したまま全体的な利得調節をブーストへ向けて移動させる傾向となる。
デジタル調節型抵抗回路
図2は本開示の少なくとも一つの側面に従って構成されている別の例示的プログラマブル利得増幅器回路における例示的調節可能抵抗トポロジー(200)を例示した概略図である。調節可能抵抗トポロジー200は、N直列結合型抵抗(RS1−RSN)のアレイと、マルチプレクサ回路(MUX,X21)とを包含している。例示的ラッチ回路(X22),ルックアップテーブル(X23)及び制御回路(X24)も図2中に例示されている。
抵抗RS1−RSNはREFとOUTとの間に直列結合されている。抵抗RS1はREFとノードP1との間に結合されている。抵抗RS2はノードP1とノードP2との間に結合されている。抵抗RSN−1はノードPN−2とノードPN−1との間に結合されている。抵抗RSNはノードPN−1とPNとの間に結合されており、そこでPNはOUTへ結合されている。ノードP1乃至PNはマルチプレクサ回路X21へ結合されている。マルチプレクサ回路(X21)は制御信号(例えば、GAIN TRIM SETTING)に応答して、ノードP1乃至PNの内の一つを抵抗RSPANへ結合させる。マルチプレクサ回路(X21)は、デジタル的に制御されるポテンシオメータに対して必要な機能を与えるために抵抗(RS1−RSN)のアレイと協働すべく構成されている。
マルチプレクサ回路(X21)は制御型スイッチ(S1−SN)のアレイとして例示されており、その場合に、各スイッチはノードP1乃至PNの内の夫々の一つを抵抗RSPANへ結合させる構成とされている。該スイッチのアレイは、該マルチプレクサによって与えられる機能の例を与えることを意図したものである。この様な機能は、トランジスタ、伝達ゲート、論理回路、及び本開示の精神から逸脱することなしにマルチプレクサ機能性を与える構成とされているその他の回路によって与えることが可能である。
任意の数の抵抗及びスイッチを使用して所望数のタップ点及び所望範囲の調節可能性を達成することが可能である。該抵抗と関連する値は、所望の細かさを達成するために選択することが可能である。1例においては、等しい値の抵抗が選択される。別の例においては、各抵抗は二進スケーリング(例えば、1X,2X,4X等)に従って先行する抵抗に関連付けられている。更に別の例においては、各抵抗は線形スケーリング係数に従って先行する抵抗と関連付けられている。更に別の例においては、各抵抗は対数スケーリング係数に従って先行する抵抗に関連付けられている。その他の任意に割当てられる値も所望により選択することが可能である。
一つの例においては、該マルチプレクサ回路は、ラッチX22によって与えられるGAIN TRIM SETTING制御信号によって制御される。ラッチ22は制御回路(X24)からの制御信号を介してセット又はクリアさせることが可能である。該設定信号がアサート即ち活性化されると、ラッチ22はルックアップテーブルX23によって与えられる値(LUT Setting)を格納し、それは、又、信号READ,WRITE,ADDR,DATA,EN等を介しての制御回路(X24)によって制御される。
例示的なルックアップテーブル(X23)は、プログラマブルリードオンリメモリ、又は何等かのその他のプログラマブル格納手段として実現することが可能である。各アドレス(ADDR)は、プログラマブル利得増幅器回路に対する特定の利得設定と関連付けることが可能である。ADDRがルックアップテーブルへアクセスするために使用される場合(例えば、ADDRがレディである場合にREAD及びEN信号をアサートする)、ルックアップテーブル設定値が関連する利得設定に対して検索される。幾らかの実現例においては、WRITE信号及びEN信号がアサートされた場合にADDRと関連する値を格納するために、DATAを使用してルックアップテーブル(X23)内に値を格納させることが可能である。該記載した例は、ルックアップテーブルの非制限的な例であることを意図したものであり、且つ二三の例を挙げると、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、プログラマブルロジックアレイ(PLA)などの多くのその他の例も意図しているものである。
例示的な制御回路(X24)は、集積回路と関連する一つ又はそれ以上のパッドから入力信号(例えば、IN1,IN2等)を受け取るべく適合させることが可能である。該パッドは、ウエハプロービング技術を使用して、パッケージされた集積回路と関連するピンを使用して、又は何等かのその他のメカニズムを介して、アクセスすることが可能である。制御回路X24によって受け取られる信号(例えば、D1,D2等)は、利得/トリム設定をテストし、キャリブレーションデータを格納し、且つプログラマブル利得増幅器回路を動作させるために必要な制御信号を与えるために処理される。モード制御機能ブロックを、プログラマブル利得増幅器回路に対する動作モードを識別し且つ選択するために使用することが可能である。例示的なモードは、ユーザが手作業により利得及びトリム値を選択することが可能なテストモード、ユーザが利得設定に対するトリム値と関連する設定を格納することが可能な格納モード、及び前に格納したキャリブレーショントリム値を使用してユーザがプログラマブル利得増幅器回路の利得をプログラムすることが可能な動作モードを包含している。ルックアップテーブル(X3)へアクセスするための値を与えるためにアドレスレジスタを使用することが可能である。ルックアップテーブル(X3)内に格納するために値を与えるためにデータレジスタを使用することが可能である。テストモードがイネーブルされると、該制御回路は、プログラマブル利得増幅器回路内の夫々の利得設定に対する各トリム設定を選択するために使用することが可能である。
図3Aは、本開示の少なくとも一つの側面に従って構成されている更に別の例示的プログラマブル利得増幅器回路における別の例示的調節可能抵抗トポロジー(300)を例示した概略図である。調節可能抵抗トポロジー300は、N個の並列形態の抵抗(RP1−RPN)のアレイとマルチプレクサ/セレクタ回路とを包含している。例示的レジスタ回路(X31)が図2における利得トリム設定制御信号を格納するラッチ手段に対して例示されている。
抵抗RP1−RPNは並列形態で配列されており、各抵抗は、抵抗RSPANへ共通接続されている第1端子を包含している。該マルチプレクサ/セレクタ回路は、ノードP1−PNにおいて各抵抗に対する第2端子へ結合されている。該マルチプレクサ/セレクタ回路は、2個のノード、即ちREFに対応する一つのノードとOUTに対応する別のノード、の内の一つへ各抵抗を選択的に結合させる構成とされている。
該マルチプレクサ/セレクタ回路は、スイッチング回路S1−SNとして例示されており、各スイッチング回路は抵抗RP1−RPNの夫々の一つと関連付けられている。各スイッチング回路は2位置スイッチとして例示されているが、該回路はトランジスタ、伝達ゲート、デジタルロジック、及び所望の機能性を与える形態とされている任意のその他の回路として実現することが可能な機能的例示として意図したものである。該スイッチング回路は制御信号(例えば、GAIN TRIM SETTING)に応答して各ノード(P1乃至PN)をREF又はOUTのいずれかに独立的に結合させる。該マルチプレクサ/セレクタ回路は、デジタル的に制御されるポテンシオメータに対する必要な機能を与えるために抵抗(RS1−RSN)のアレイと協働する構成とされている。
任意数の抵抗及びスイッチを使用して所望範囲を具備する所望数の調節を達成することが可能である。該抵抗と関連する値は、所望の細かさを達成するために選択することが可能である。1例においては、等しい値の抵抗が選択される。別の例においては、各抵抗は二進スケーリング(例えば、1X,2X,4X等)に従って先行する抵抗と関連付けられている。更に別の例においては、各抵抗は、線形スケーリング係数に従って先行する抵抗と関連付けられている。更に別の例においては、各抵抗は対数スケーリング係数に従って先行する抵抗と関連付けられている。その他の任意に割当てられた値も所望により選択することが可能である。
図3Bは本開示の少なくとも一つの側面に従って構成されている別の例示的プログラマブル利得増幅器回路における更に別の例示的調節可能抵抗トポロジー(310)を例示した概略図である。調節可能抵抗トポロジー310はR−2R抵抗ラダー回路であり、マルチプレクサ/セレクタ回路によって選択される4個の選択可能なノード(P1−P4)を包含している。例示的レジスタ回路(X31)も利得トリム設定制御信号を格納するラッチ手段に対して例示されている。
図3Aと同様に、該マルチプレクサ/セレクタ回路は、2個のノード、即ちREFに対応する一つのノード(N1)及びOUTに対応する別のノード(N2)、の内の一つへ該抵抗ラダー回路から各選択可能なノード(P1−P4)を選択的に結合させる構成とされている。該マルチプレクサ/セレクタ回路は、スイッチング回路S1−SNとして例示されており、各スイッチング回路は該抵抗ラダー回路内の抵抗の内の夫々の一つと関連付けられている。該スイッチング回路は該制御信号(例えば、GAIN TRIM SETTING)に応答して、各ノード(P1乃至PN)をREF又はOUTのいずれかへ独立的に結合させる。
該R−2R抵抗ラダー回路は、抵抗RSPANへ共通結合されているノード(N3)を包含している。値2Rの抵抗が、以下のノード対、即ちN3とP4,N33とP3,N32とP2、N31とP1、N30とN1、N30とN2、の各対の間に結合されている。値Rの抵抗が以下のノード対、即ちN3とN33、N33とN32,N32とN31、N31とN30、の各対の間に結合されている。4ビットR−2Rラダーとして例示されているが、当業者により理解されるように、任意のその他の数のビットの分解能を使用することが可能である。
該R−2Rラダー回路は、利得トリム設定信号に応答してノードN1とN2との間の点P1−P4を選択的にスイッチさせる構成とされている。ノードN30へ見る実効抵抗は、2R‖2Rとして表記される2R及び2Rの並列結合であり、それはRの値と等価である。ノードN31へ見る実効抵抗は、R+RN30として表記されるようにノードN30へ見る抵抗と直列した値Rの結合に対応しており、それは2Rの値と等価である。このプロセスはノードN3へ見る抵抗まで続き、それもまた2Rの値と等価である。
説明した図の各々は所望の機能性を与えるために結合させることが可能である。二三の例を挙げると、付加的なモード制御回路、直列制御信号、並列制御信号、内部的にアクセスされるトリムテーブル、外部的にアクセスされるトリムテーブル、を包含する任意の数の可能性を与えるために付加的な例も意図しているものである。
図4は、本開示の少なくとも一つの側面に従って構成されている更に別の例示的プログラマブル利得増幅器回路における更に別の例示的調節可能抵抗トポロジー(400)を例示した概略図である。抵抗トポロジー400は、微利得調節回路(X41)、粗利得調節回路(X42)、利得選択回路(X43)、3個の抵抗(X44−X46)、及びオペアンプ回路(X47)を包含している。幾つかの実現例においては、抵抗X44及び/又はX45は、実効的に0Ωの抵抗値を有するワイヤによって置換させることが可能である。幾つかのその他の実現例においては、抵抗X46が、図1A又は図1Bに例示されているように、利得選択回路(X43)と結合される。
オペアンプ(X47)は、非反転入力端子(INP)、反転入力端子(INM)、出力端子(AOUT)を包含している。該粗利得調節回路(X42)及び微調節回路(X41)はAOUTと基準端子(REF)との間に結合されている。該利得選択回路もAOUT(抵抗X46を介して)と基準端子(REF)との間に結合されている。抵抗X44は微利得調節回路(X41)における第1微調節タップ点端子と、利得選択回路(X42)及び抵抗X46の間のタップ点との間に結合されている。抵抗X45は粗利得調節回路(X42)内の粗調節タップ点端子と利得選択回路(X42)及び抵抗X46の間のタップ点との間に結合されている。
基準端子(REF)は、基準電圧(例えば、VREF)をプログラマブル利得増幅器回路(100)へ結合させる形態とされている。該基準電圧は、例えば、0V、高電源電圧(例えば、VDD)、低電源電圧(例えば、VSS)、中間電源電圧(例えば、[VDD−VSS]/2)等の任意の適宜の接地基準電圧(GND)とすることが可能である。
図4に例示した例は図1A及び図1Bの例と実質的に同様であるが、利得調節回路が粗及び微調節手段を包含している点が修正されている。該利得選択回路(X43)はポテンシオメータに類似した形態とされており、該ポテンシオメータにおける可変タップ点はオペアンプ回路(X47)の反転入力端子(INM)へ結合されてフィードバック信号(FB)を与えている。入力信号(IN)がオペアンプ(X47)の非反転入力端子(INP)へ結合される。
微利得調節回路(X41)、粗利得調節回路(X42)、及び利得選択回路(X43)は全て前述したものと同様のデジタル的に制御されるポテンシオメータとして動作する形態とされている。微調節回路(X41)のワイパーは第1制御信号(FINE GAIN TRIM SELECT)に応答して調節され、一方、粗利得調節回路(X42)のワイパー及び利得選択回路(X43)のワイパーは第2及び第3制御信号(COARSE GAIN TRIM SELECT,GAIN SELECT)に応答して調節される。1例においては、微利得調節回路(X41)は直列形態抵抗のアレイとして実現され、一方、粗利得調節回路(X43)は並列形態抵抗のアレイとして実現される。その他の例も意図されており、調節可能な抵抗回路の全てが互いに異なるトポロジーであるか又は互いに同一のトポロジーとすることが可能である。
変調型利得調節
図5Aは本開示の少なくとも一つの側面に従う変調トポロジーを使用する別の例示的プログラマブル利得増幅器回路(500)を例示した概略図である。プログラマブル利得増幅器回路500は、第1及び第2利得設定回路(X51、X52)、スイッチング回路(SW,X53)、制御論理回路(X54)、オプションのルックアップテーブル(X55)、オプションのセンサー回路(X56)、オプションの抵抗(R)、及びオペアンプ回路(X59)を包含している。該センサー回路は、これらに制限されるものではないが、温度センサー(X57)、電圧センサー(X58)等の任意の多様なセンサーのものとすることが可能である。
オペアンプ回路(X59)は、非反転入力端子(INP)、反転入力端子(INM)、出力端子(AOUT)を包含している。第1利得設定回路(X51)は、スイッチング回路(X53)の第1端子と、オペアンプ(X59)の出力端子(AOUT)との間に結合されている。第2利得設定回路(X52)は、スイッチング回路(X53)の第2端子と、オペアンプ(X59)の出力(AOUT)との間に結合されている。スイッチング回路(X53)は、又、オプションの抵抗Rを介してオペアンプの反転入力端(INM)へ結合されている第3端子を包含している。
動作において、該スイッチング回路は、該第1及び第2端子の内の一つを該スイッチング回路(X53)の第3端子へ結合させる構成とされている。該第1端子が該第3端子へ結合されると、プログラマブル利得増幅器回路(500)の全体的な利得は第1利得設定回路(X51)によって与えられる利得設定に対応する。該第2端子が該第3端子へ結合されると、プログラマブル利得増幅器回路(500)の全体的な利得は、第2利得設定回路(X52)によって与えられる利得設定に対応する。第1利得設定回路(X51)からの利得と第2利得設定回路(X52)からの利得との間での所望のブレンドが達成されるように、制御論理回路(X54)は該スイッチング回路へ利得制御信号を供給する構成とされている。利得制御信号と関連するパルス幅(又はシグマ・デルタ変調等の時間平均型オーバーサンプリング変調スキームの場合におけるように平均パルス密度)を変調させることにより、該利得間の任意の所望のブレンドを達成することが可能である。該オプションのルックアップテーブルは、トリムされた利得と関連している値を検索するために使用することが可能である。この例の場合には、該トリムされた値はデューティサイクル設定に対応している。
1例において、第1利得設定回路(X51)は、1.5の利得を与える構成とされており、且つ第2利得設定回路(X52)は2.5の利得を与える構成とされている。デューティサイクルが0%に設定される場合には、全体的な利得は単に1.5である。同様に、デューティサイクルが100%に設定される場合には、全体的な利得は単に2.5である。然しながら、デューティサイクルが50%に設定される場合には、プログラマブル利得増幅器回路(500)の全体的な利得は2.0に対応する。0%と100%との間でデューティサイクルを変化させることによって、利得を1.5と2.5と間で効果的に調節させることが可能である。単に第1及び第2利得設定間で変調のデューティサイクルを変化させることによって、何ら付加的な回路修正無しで、広い範囲の調節を行うことが可能である。
幾つかの例においては、該制御論理回路は、センサー回路(X56)から供給される電圧、電流、動作温度などをモニタすることなどによって、該回路と関連する動作条件を評価する構成とすることが可能である。該変調に対する種々の変化は、動的に測定される動作条件に基づいて制御論理回路(X54)によって行うことが可能である。この様に、プログラマブル利得増幅器回路(500)の利得は、注意深く制御することが可能である。幾つかの場合においては、モニターされる動作条件の内の一つが所定のスレッシュホールドを超えて変化する場合に該変調技術に対して変更させることが望ましい場合がある。
図5Bは、本開示の少なくとも一つの側面に従う変調技術を使用する更に別の例示的プログラマブル利得増幅器回路(510)を例示した概略図である。プログラマブル利得増幅器回路510は、第1及び第2利得設定回路(X51B,X52B)、及びオペアンプ回路(X59)を包含しており、図5Aに類似して構成されている。各利得設定回路は、スイッチング回路(SW,X53)、オプションの抵抗(RA,RB)、及び2個の利得設定回路(X51B,X52B)を包含している。
第1利得設定回路(X51B)は、利得設定回路1及び2を包含しており、それらは、夫々、G1及びG2の対応する利得値を有している。第2利得設定回路(X52B)は、利得設定回路3及び4を包含しており、それらは、夫々、G3及びG4の対応する利得値を有している。各利得設定回路は、利得制御信号(s)に応答して、それらの夫々のスイッチング回路(X53)及びオプションの抵抗(R)を介してノードINMとAOUTとの間に選択的に結合される。
動作において、該スイッチング回路は、図5Aについて説明したのと実質的に同様の態様で、オペアンプ回路(X59)のフィードバックループ内に利得設定回路の一つ又はそれ以上を選択的に結合させる構成とされている。利得制御信号(s)と関連するパルス幅は使用可能な利得(G1−G4)の間の任意の所望のブレンドを達成することが可能である。又、各利得設定回路は、周波数補償された利得調節を達成することが望まれる場合のように、所望の周波数依存性利得を有するように構成することが可能である。
1例においては、利得G1とG3とが−1.0%の利得エラー調節を達成するために一緒に選択され、−0.5%の利得エラー調節を達成するために利得G1とG4とが一緒に選択され、+0.5%の利得エラー調節を達成するために利得G2とG3とが一緒に選択され、且つ+1.0%の利得エラー調節を達成するために利得G2とG4とが一緒に選択される。
図5Cは本開示の少なくとも一つの側面に従う変調トポロジーを使用する更に別の例示的プログラマブル利得増幅器回路(520)を例示した概略図である。プログラマブル利得増幅器回路520は、4個の利得設定回路(N1−N4)、オペアンプ回路(X59)、スイッチング回路(SW,X53C)、及びオプションの抵抗(R)を包含している。
第1利得設定回路(N1)は、G1の利得値を有しており、一方第2、第3及び第4利得設定回路(N2−N3)は、夫々、G2,G3,G4の対応する利得値を有している。各利得設定回路は、利得制御信号に応答して、スイッチング回路(X53C)及びオプションの抵抗(R)を介してノードINMとAOUTとの間に選択的に結合される。各利得設定(G1−G4)は、オプションとして、異なる周波数依存性利得特性を有することが可能である。
動作において、スイッチング回路(X53C)は、図5Aについて説明したのと実質的に同一の態様で、オペアンプ回路(X59)のフィードバックループ内に利得設定回路(N1−N4)の内の一つを選択的に結合させる構成とされている。該利得制御信号と関連するパルス幅は、使用可能な利得(G1−G4)の間の任意の所望のブレンドを達成することが可能である。例えば、利得設定回路N1は時間t1において選択され、利得設定回路N2は時間t2において選択され、利得設定回路N3は時間t3において選択され、且つ利得設定回路N4は時間t4において選択される。
利得設定パターンが繰り返す場合の各利得設定が或る期間(例えば、T)にわたりアクティブ/非アクティブである時間量を変化させることによって所望の利得設定を達成することが可能である。1例においては、時間t1,t2,t3,t4は各選択用利得設定に対して等しいアクティブ時間で時間において互いに離隔されており、従って、全体的な利得はG1,G2,G3,G4の平均に対応する。即ち、等しい時間に対して利得設定G1及びG3のみが使用され、従って、全体的な利得はG1とG3との平均である。更に別の例においては、各利得設定は、異なる時間量に対して使用され、従って、各利得設定は繰り返される利得設定の間の全期間の等しくない百分率に対して適用される。デルタ・シグマ変調などのオーバーサンプリング時間平均型変調スキームを使用することも可能である。
図6Aは、本開示の少なくとも一つの側面に従う更に別の変調トポロジーを使用する更に別の例示的プログラマブル利得増幅器回路(600)を例示した概略図である。プログラマブル利得増幅器回路600は、オペアンプ回路(X61)、デジタル制御型ポテンシオメータ(X62)、スイッチング回路(X63)、第1コンデンサ回路(C1,X64)、第2コンデンサ回路(C2,X65)、オプションの抵抗回路(R,X66)、及び制御回路(X67)を包含している。該制御回路(X67)は、変調器(X68)及び制御回路(X69)に対する機能ブロックを包含している。
オペアンプ回路(X61)は、非反転入力端子(INP)、反転入力端子(INM)、及び出力端子(AOUT)を包含している。デジタル制御型ポテンシオメータ(X62)は、オペアンプ回路(X61)の出力端子(AOUT)と基準電位(REF)との間に結合されており、且つ又固定タップ点及び可変タップ点を包含している。該固定タップ点は、コンデンサ回路(X64,X65)及び抵抗回路(R)の第1端子へ結合されている。第1コンデンサ回路(X64)の第2端子は基準電位(REF)へ結合されており、一方、第2コンデンサ回路(X65)の第2端子はオペアンプ回路(X61)の出力端子(AOUT)へ結合されている。スイッチング回路(X63)の第1端子は基準電位(REF)へ結合されている。スイッチング回路(X63)の第2端子はオペアンプ回路(X61)の出力(AOUT)へ結合されている。スイッチング回路(X63)は、又、オプションの抵抗回路(R)の第2端子へ結合されている第3端子を包含している。
動作において、スイッチング回路(X63)は、該第1及び第2端子の内の一つをスイッチング回路(X63)の第3端子へ結合させる構成とされている。該第1端子が該第3端子へ結合されると、プログラマブル利得増幅器回路(600)の全体的な利得は第1利得設定に対応する。該第2端子が該第3端子へ結合されると、プログラマブル利得増幅器回路(600)の全体的な利得は第2利得設定に対応する。制御論理回路(X67)は、デジタル制御型ポテンシオメータ(X62)によって与えられるフィードバックを調節するために利得選択制御信号を与える構成とされている。制御論理回路(X67)は、更に、スイッチング回路(X63)を変調することと関連するパルス幅を調節するために利得トリム制御信号を与える構成とされている。
図6Bは、図6Aについて説明したのと同様の変調トポロジーを使用する別の例示的プログラマブル利得増幅器回路(610)を例示した概略図である。図6Aからのプログラマブル利得増幅器回路600と同様に、プログラマブル利得増幅器回路610は、オペアンプ回路(X61)、デジタル制御型ポテンシオメータ(X62)、スイッチング回路(X63)、第1コンデンサ回路(C1,X64)、第2コンデンサ回路(C2,X65)、及びオプションの抵抗回路(R,X66)を包含している。
プログラマブル利得増幅器回路610は、更に、調節可能抵抗回路(X68B,RC2)、及びオプションの抵抗(X67B,RC1)を包含している。調節可能抵抗回路X68Bは、夫々、基準電位(REF)及びオペアンプ(X61)の出力に対応するノードN1及びN2の間に結合されている。調節可能抵抗回路(X68B)用のワイパー端子はノードN3へ結合されており、それは、オプションの抵抗RC1(X67B)を介してコンデンサC1及びC2の間の共通ノードに対応している。
調節可能スイッチング回路(X63)の動作は、図6Aについて先に説明したものと同じである。然しながら、調節可能抵抗回路(X68B)は、例えば、図1A及び図1Bによって前に説明したものと同様に、デジタル制御型ポテンシオメータ(X62)の全体的な利得を変化させる粗利得調節回路として動作すべく構成されている。その動作特徴は、コンデンサ(C1及びC2)によって平滑化される時間平均された利得を提供する。
図6Cは、図6A及び図6Bについて説明したものと同様の変調トポロジーを使用する別の例示的プログラマブル利得増幅器回路(620)を例示した概略図である。プログラマブル利得増幅器回路600と同様に、プログラマブル利得増幅器回路620は、オペアンプ回路(X61)、デジタル制御型ポテンシオメータ(X62)、スイッチング回路(X63)、第1コンデンサ回路(C1,X64)、第2コンデンサ回路(C2,X65)、オプションの抵抗回路(R1,X66)、及び制御回路(X67)を包含している。
プログラマブル利得増幅器回路610は更に第2スイッチング回路(X68C)及び抵抗(X67C,R2)を包含している。スイッチング回路X68は、抵抗R2を介してノードN1,N2,N3へ結合されているコンタクト端子を包含している。ノードN1は基準電位(REF)に対応しており、一方、ノードN2はオペアンプ(X61)の出力に対応している。ノードN3はコンデンサC1とC2との間の共通ノードに対応している。
調節可能スイッチング回路(X63)の動作は、図6A及び図6Bについて前に説明したものと同じである。然しながら、スイッチング回路(X68C)は、例えば、図1A及び図1Bによって前に説明したものと同様にデジタル制御型ポテンシオメータ(X62)の全体的な利得を変化させる粗利得調節回路として抵抗R2と共に動作する構成とされている。その動作特徴は、コンデンサ(C1及びC2)によって平滑化された時間平均された利得を与える。抵抗R1及びR2は、該スイッチング動作によって与えられる調節量が該2個のスイッチング回路(X63及びX68C)に対して異なるものであるように異なる値のものとすることが可能である。
本開示を読んだ当業者によって理解されるように、図5A,5B,5C,6A,6B,6Cからのスイッチング回路(X53、X53C,X63,X68C)の変調は、プログラマブル利得増幅器回路(600)に対する広い範囲の利得トリミング特徴を与えるために、デルタ・シグマ変調技術又はその他の時間平均型変調スキームと同様の態様で与えることが可能である。
図6A,6B,6Cのプログラマブル利得増幅器回路(600,610,620)は、又、図5Aからのオプションのセンサー回路(X56)を包含することが可能であり、その場合に、該センサー回路は、これらに制限されるものではないが、温度センサー(X57)、電圧センサー(X58)等の任意の多様なセンサーを包含することが可能である。例えばこの様な実現例の場合に、該制御論理回路は、該回路と関連する種々の動作条件を評価し(例えば、電圧、電流、動作温度等をモニタして)、且つ動的に測定された動作条件に基づいて該変調に対して種々の変化を行わせる構成とすることが可能である。この様に、プログラマブル利得増幅器回路(600,610,620)の利得は、注意深く制御することが可能である。幾つかの例においては、モニターされる動作条件の内の一つが所定のスレッシュホールドを超えて変化する場合に、その変調技術を変化させることが所望される場合がある。
利得選択/トリミングの流れ
図7は、本開示の少なくとも一つの側面に従って構成されたプログラマブル利得増幅器回路における利得調節を識別及び/又は設定するフローチャート(700)である。該プログラマブル利得増幅器回路は上の図1−6に記載したような及びそれと同様に構成されているその他の回路に対応している。
説明したシステム/回路は、決定ブロック705において現在の動作モードを評価する構成とされている。現在の動作モードがテストモードに対応する場合には、プロセスはブロック705からブロック710へ流れ、そこで、本システムは各利得設定の正確度をテストするために次に使用可能な利得設定(例えば、利得設定1、利得設定2等)へサイクル動作する。次の利得設定が選択された後に、本システムプロセスはブロック715へ流れ、そこで、次に使用可能なトリム設定(例えば、利得トリム設定1、利得トリム設定2等)が選択される。処理はブロック720へ継続して行われ、そこで、現在の利得/トリム設定と関連する利得エラーが評価される。決定ブロック725において、本システムは、更にトリム設定を評価するか否かを判別する。付加的なトリム設定を評価すべき場合には、処理はブロック715へ戻る。そうでない場合には、処理はブロック730へ流れ、そこで、最小利得エラーでのトリム設定がその利得設定に対して識別される。ブロック735において、その識別されたトリム設定は格納されるか又はログ即ち記録される。決定ブロック740において、本システムは、付加的な利得設定をテストすべきか否かを判別する。付加的な利得設定をテストすべき場合には、処理はブロック710へ進行する。そうでない場合には、テストモードの処理はブロック795において終了する。
識別された「最良の」使用可能なトリム設定は、前に説明したようなトリムマップ又はルックアップテーブル(LUT)内の値として格納することが可能である。トリムマップは、プログラマブル利得増幅器回路と同一のダイ上(例えば、ヒューズリンクテーブル、非揮発性メモリアレイ、又は何等かのその他のマッピングメカニズム)、マルチチップモジュール内の別のダイ上、又はルックアップテーブル情報をプログラマブル利得増幅器回路へ通信する構成とされている別個のマイクロ電子回路内に、実現させることが可能である。
テストモードが非アクティブであると、処理は決定ブロック705から決定ブロック745へ流れ、そこで、選択されたモードが評価されて利得調節(又は通常動作)モードがアクティブであるか否かを判別する。利得調節モードがアクティブである場合には、処理は決定ブロック745からブロック745へ継続し、そこで、トリムマップがアクセスされる。ブロック760へ移行すると、トリムマップに基づいてトリム設定が選択される。ブロック765へ移行すると、利得及びトリム設定を使用して適宜の制御信号を発生し及び/又はレジスタ等のラッチ手段内にラッチされる。処理はブロック795において終了する。
テストモードが非アクティブであり且つ調節利得モードが非アクティブである場合には、処理は決定ブロック745からブロック750へ流れ、そこで、付加的なモードを処理することが可能である。1例においては、該回路は「プログラム利得/トリムモード」において動作され、その場合に、トリムマップは外部的に供給されたテーブル(例えば、ROM,EPROM,EEPROM,LUT,NVM等)によって供給することが可能な別個の組の値からロードされる。別の例においては、該回路は、「ランモード」で動作され、その場合には、利得及びトリム設定は変更することは不可能である。更に別の例においては、該回路は、「プログラム利得モード」で動作され、その場合には、トリムマップ及び利得設定が、図7について説明したのと同様にトリム設定及び増幅器利得を調節するために選択される。その他のモードも意図されており且つ本開示の範囲内のものであると考えられる。テストモード及び利得調節/通常動作モードのみが使用可能である実現例の場合には、決定ブロック745及び処理ブロック750は取除くことが可能である。
本発明を種々の例示的実施例について説明したが、ここにおいて説明した構成、特徴、及び方法ステップにおける変形を本発明の精神及び範囲を逸脱すること無しに行うことが可能である。例えば、種々のコンポーネントの位置決めは変化させることが可能である。個々のコンポーネント及びコンポーネントの配置は当該技術において知られているように置換させることが可能である。本発明の多くの実施例は本発明の精神及び範囲から逸脱すること無しに構成することが可能なものであるから、本発明は特許請求の範囲に記載されている通りである。

Claims (20)

  1. 入力信号を受け取り且つユーザが開始させた利得設定に対応する調節可能な利得で出力信号を供給するプログラマブル利得増幅器回路において、
    該入力信号を受け取る形態とされている非反転入力端子と、フィードバック信号を受け取る形態とされている反転入力端子と、該出力信号を供給する形態とされている出力端子とを包含しているオペアンプ回路、
    該出力端子と第1中間端子との間の第1抵抗と、該第1中間端子と該反転入力端子との間の第2抵抗と、該反転入力端子と基準端子との間の第3抵抗とを具備しており、該第2抵抗及び該第3抵抗と関連する値が利得選択制御信号に応答して変化される第1可変抵抗回路として構成されている利得選択回路、
    該出力端子と第2中間端子との間の第4抵抗と、該第2中間端子と該基準端子との間の第5抵抗とを具備しており、該第4抵抗及び該第5抵抗と関連する値が利得トリム設定制御信号に応答して変化され、該第1中間端子が該第2中間端子へ結合されている第2可変抵抗回路として構成されている利得調節回路、及び
    該ユーザによって開始された利得設定に応答して該利得選択制御信号及び該利得トリム設定制御信号を供給する構成とされている制御回路、
    を有しているプログラマブル利得増幅器回路。
  2. 請求項1において、該利得調節回路が、該出力端子と該基準端子との間に結合されている直列結合されたタップ型抵抗アレイを有しており、該直列結合されたタップ型抵抗アレイは、タップ点のアレイ間に直列結合されている抵抗値のアレイを有しており、該タップ点のアレイの内の一つは該利得トリム設定制御信号に応答して選択され、且つ該選択されるタップ点は該第2中間端子へ結合されるプログラマブル利得増幅器回路。
  3. 請求項2において、該直列結合されたタップ型抵抗アレイは、等しい値の抵抗からなるアレイ、二進重み付け型アレイ、線形スケール型アレイ、対数スケール型アレイ、及び任意重み付け型アレイの内の一つとして構成されているプログラマブル利得増幅器回路。
  4. 請求項2において、該利得調節回路は、更に、各々が該タップ点のアレイの対応する一つへ結合されている複数個のマルチプレクサ入力端子と、該第2中間端子へ結合されているマルチプレクサ出力端子とを具備しているマルチプレクサ回路を有しており、該マルチプレクサ回路は該利得トリム設定制御信号に応答して該複数個のマルチプレクサ入力端子の内の一つを該マルチプレクサ出力端子へ結合させる構成とされているプログラマブル利得増幅器回路。
  5. 請求項1において、該利得調節回路は、抵抗の並列アレイを有しており、該抵抗の並列アレイにおける各抵抗は、該第2中間端子へ結合されている第1抵抗端子と、該利得トリム設定制御信号に応答して該基準端子及び該出力端子の内の一つへ選択的に結合される第2抵抗端子とを包含しているプログラマブル利得増幅器回路。
  6. 請求項5において、該並列アレイ内の抵抗は、等しい値の抵抗からなるアレイ、二進重み付け型アレイ、線形スケール型アレイ、対数スケール型アレイ、及び任意重み付け型アレイ、の内の一つとして構成されているプログラマブル利得増幅器回路。
  7. 請求項5において、該利得調節回路は、更に、複数個のスイッチ回路を有しており、各スイッチ回路は、該基準端子へ結合されている第1スイッチ端子と、該出力端子へ結合されている第2スイッチ端子と、該抵抗の並列アレイ内の抵抗の内の対応する一つの第2抵抗端子へ結合されている第3スイッチ端子とを包含しており、各スイッチ回路の第3スイッチ端子は該利得トリム設定制御信号に応答して該第1スイッチ端子及び該第2スイッチ端子の内の一つへ選択的に結合されるプログラマブル利得増幅器回路。
  8. 請求項1において、該利得調節回路はR−2R抵抗ラダー構成を有しており、それは、該利得トリム設定制御信号に応答して該基準端子及び該出力端子の内の一つを該R−2Rラダー回路の夫々の入力へ選択的に結合させる構成とされているプログラマブル利得増幅器回路。
  9. 請求項1において、該利得選択回路は、該出力端子と該基準端子との間に結合されている直列結合されたタップ型抵抗アレイを有しており、該直列結合されたタップ型抵抗アレイはタップ点のアレイ間に直列結合されている抵抗値のアレイを有しており、該タップ点のアレイの内の一つが該利得選択制御信号に応答して選択され、且つ該選択されたタップ点が該反転入力端子へ結合されるプログラマブル利得増幅器回路。
  10. 請求項9において、該直列結合されているタップ型抵抗アレイが、等しい値の抵抗からなるアレイ、二進重み付け型アレイ、線形スケール型アレイ、対数スケール型アレイ、及び任意重み付け型アレイの内の一つとして構成されているプログラマブル利得増幅器回路。
  11. 請求項1において、該利得選択回路は抵抗の並列アレイを有しており、該抵抗の並列アレイにおける各抵抗は、該第1中間端子へ結合されている第1抵抗端子と、該利得選択制御信号に応答して該基準端子及び該反転入力端子の内の一つへ選択的に結合される第2抵抗端子とを包含しているプログラマブル利得増幅器回路。
  12. 請求項11において、該並列アレイにおける抵抗が、等しい値の抵抗からなるアレイ、二進重み付け型アレイ、線形スケール型アレイ、対数スケール型アレイ、及び任意重み付け型アレイの内の一つとして構成されているプログラマブル利得増幅器回路。
  13. 請求項1において、該利得選択回路はR−2R抵抗ラダー構成を有しており、それは該利得トリム設定制御信号に応答して該R−2Rラダー回路の夫々の入力へ該基準端子及び該反転入力端子の内の一つを選択的に結合させる構成とされているプログラマブル利得増幅器回路。
  14. 請求項1において、更に、該第1中間端子と該第2中間端子との間に結合されているスパン抵抗回路を有しているプログラマブル利得増幅器回路。
  15. 請求項1において、該利得トリム設定制御信号は、レジスタ、ラッチ、ルックアップテーブル(LUT)、ヒューズマップ、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、及びプログラマブルロジックアレイ(PLA)の内の一つによって与えられるマルチビット二進制御ワードであるプログラマブル利得増幅器回路。
  16. 請求項1において、該利得トリム設定制御信号は、シリアルインターフェース及びパラレルインターフェースの内の一つを介して外部的にアクセスされるトリムテーブルから検索されるプログラマブル利得増幅器回路。
  17. 請求項1において、更に、該回路と関連する動作条件における変化に応答して該利得設定制御信号又は該利得トリム設定制御信号のいずれかを変化させる構成とされているセンサー回路を有しており、該動作条件が電圧、電流、及び動作温度の内の一つに対応しているプログラマブル利得増幅器回路。
  18. 請求項1において、該利得調節回路は、更に、該出力端子と第中間端子との間の第6抵抗と、該第3中間端子と該基準端子との間の第7抵抗とを具備する第3可変抵抗回路を有しており、該第1中間端子は該第3中間端子へ結合されており、該第6抵抗及び該第7抵抗と関連する値は粗利得トリム設定制御信号に応答して変化され、且つ該利得トリム設定制御信号は微利得制御と関連しているプログラマブル利得増幅器回路。
  19. 入力信号を受け取り且つユーザによって開始された利得設定に対応する調節可能な利得で出力信号を供給するプログラマブル利得増幅器回路において、
    該入力信号を受け取る形態とされている非反転入力端子と、フィードバック信号を受け取る形態とされている反転入力端子と、該出力信号を供給する形態とされている出力端子とを包含しているオペアンプ回路、
    第1デジタル制御型ポテンシオメータ回路と、第2デジタル制御型ポテンシオメータ回路と、第3デジタル制御型ポテンシオメータ回路とを有している利得調節回路であって、該第1デジタル制御型ポテンシオメータ回路が基準端子と共通ノードとの間に結合されており、該第2デジタル制御型ポテンシオメータ回路が該共通ノードと該出力端子との間に結合されており、該第1デジタル制御型ポテンシオメータ回路が第1ワイパー端子を包含しており且つ該第2デジタル制御型ポテンシオメータ回路が第2ワイパー端子を包含しており、該第3デジタル制御型ポテンシオメータ回路が該第1ワイパー端子と該第2ワイパー端子との間に結合されており、該第3デジタル制御型ポテンシオメータ回路が第1中間端子へ結合されている第3ワイパー端子を包含しており、該第1、第2、第3デジタル制御型ポテンシオメータ回路のワイパー位置は利得トリム設定制御信号に応答して変化される利得調節回路、
    該出力端子と第2中間端子との間の第1抵抗値と、該第2中間端子と該反転入力端子との間の第2抵抗値と、該反転入力端子と該基準端子との間の第3抵抗値とを具備している第4デジタル制御型ポテンシオメータ回路として構成されている利得選択回路であって、該第2抵抗値と該第3抵抗値との間のジャンクションが該第4デジタル制御型ポテンシオメータ回路の第4ワイパー位置に対応しており、該第4ワイパー位置が利得選択制御信号に応答して変化される利得選択回路、
    該第1中間端子と該第2中間端子との間に結合されているスパン抵抗回路、及び
    該ユーザにより開始される利得設定に応答して該利得選択制御信号及び該利得トリム設定制御信号を供給する構成とされている制御回路、
    を有しているプログラマブル利得増幅器回路。
  20. 入力信号を受け取り且つそれに応答して出力信号を供給しユーザにより開始される利得設定に対応する調節可能な利得を持っているプログラマブル利得増幅器回路における利得トリム設定を決定する方法において、
    該プログラマブル利得増幅器回路と関連する各利得設定を選択し、該プログラマブル利得増幅器回路は、オペアンプと、利得設定回路と、利得調節回路と、スパン抵抗回路とを包含しており、該利得設定回路は該オペアンプの出力と基準端子との間に結合されている第1デジタル制御型ポテンシオメータであり、該利得調節回路は該オペアンプの出力と該基準端子との間に結合されている第2デジタル制御型ポテンシオメータであり、該第1デジタル制御型ポテンシオメータの第1ワイパー端子は該オペアンプの非反転入力へ結合されており、該第2デジタル制御型ポテンシオメータの第2ワイパー端子は該スパン抵抗回路を介して該第1デジタル制御型ポテンシオメータにおける中間点へ結合されており、
    各選択された利得設定に対して、
    RFは該オペアンプの出力と該中間点との間の第1抵抗を表し、RAは該中間点と該オペアンプの反転入力との間の第2抵抗を表し、且つRA及びRFは該選択された利得設定に応答して該第1デジタル制御型ポテンシオメータのワイパー位置によって決定されるものであるとして、該プログラマブル利得増幅器回路の理想利得がIDEAL_GAIN=1+RF/RAによって与えられるように該選択された利得設定に応答して該プログラマブル利得増幅器回路を形態特定し、
    該選択した利得設定に対して該プログラマブル利得増幅器回路と関連する各トリム設定を選択し、
    該プログラマブル利得増幅器の全体的な利得がブーストされるか又はカットされるかのいずれかであるように該第2デジタル制御型ポテンシオメータの第2ワイパー位置を移動させることにより該選択されたトリム設定に応答して該プログラマブル利得増幅器回路を形態特定し、
    各トリム設定に対して該プログラマブル利得増幅器回路と関連する利得エラーを評価し、
    該評価された利得エラーから最小利得エラーを識別し、
    該選択された利得設定に対する最小利得エラーと関連する該トリム設定を格納する、
    ことを包含している方法。
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