JPH10322152A - デジタルagc回路 - Google Patents

デジタルagc回路

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Publication number
JPH10322152A
JPH10322152A JP9128707A JP12870797A JPH10322152A JP H10322152 A JPH10322152 A JP H10322152A JP 9128707 A JP9128707 A JP 9128707A JP 12870797 A JP12870797 A JP 12870797A JP H10322152 A JPH10322152 A JP H10322152A
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JP
Japan
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circuit
level
gain
signal
output
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JP9128707A
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Inventor
Yuji Segawa
裕司 瀬川
Kunihiko Goto
邦彦 後藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L5/00Automatic control of voltage, current, or power
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/156Arrangements in which a continuous pulse train is transformed into a train having a desired pattern
    • H03K5/1565Arrangements in which a continuous pulse train is transformed into a train having a desired pattern the output pulses having a constant duty cycle
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/001Digital control of analog signals

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Nonlinear Science (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】アナログ回路を利用せずにAGC回路を構成し
て集積化を図る。 【解決手段】本AGC回路は、ゲインコントロール回路
50と、入力または出力信号の振幅を所定レベルと比較
し、比較レベルより小さい時に第一レベルになり、比較
レベルより大きい時に第二レベルになる制御信号を生成
する比較回路60,62と、制御信号のデューティ比に
応じた制御コードを生成するデューティ比検出回路80
とを有し、制御信号のデューティ比が所定の値に維持さ
れる様にゲインが制御される。入力または出力信号の振
幅が大きくなると、比較レベルを超える期間も長くなる
ことを利用して、制御信号のデューティ比が例えば50
%に維持される様にゲインを制御することで、振幅が所
望の値に増幅、維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AGC(Automate
d Gain Control) 回路に関し、特にデジタル化により集
積化に適したAGC回路に関する。
【0002】
【従来の技術】AGC回路は、ラジオ、携帯電話、自動
車電話及びコードレス電話等の携帯無線機器において、
例えば、受信した高周波信号をローカル周波数により中
間周波数の信号に落とし、その中間周波数信号を増幅し
て一定の振幅の信号にし、安定な復調を行う場合等に使
用される。即ち、AGC回路では、中間周波数信号の増
幅後の信号の振幅を監視し、その増幅後の出力の振幅が
一定になる様に増幅回路のゲインが制御される。
【0003】図9は、従来の一般的なAGC回路を示す
回路図である。この例では、ゲインがデジタル的に制御
される増幅回路10と、その出力Voutを整流する整
流回路20と、整流回路の出力Vaを平滑化する平滑回
路30と、その出力Vdを一定電圧Vcと比較するコン
パレータ36と、その出力VdにHレベルまたはLレベ
ルによりカウントアップまたはダウンするアップダウン
カウンタ回路38とを有する。アップダウンカウンタ回
路38のnビットの出力Dnに従って、増幅回路10の
フィードバック抵抗Rfの抵抗値が変更され、増幅回路
10のゲインG(=−Rf/Rin)が制御される。
【0004】図10は、図9の従来のAGC回路の特性
を示す波形図である。この図に示される通り、高周波の
入力信号Vinが増幅回路10にて増幅され、出力信号
Voutが生成される。この例では、増幅回路10は反
転アンプであり、入力抵抗Rinとフィードバック抵抗
Rfを有し、そのゲインGは上記した通り−Rf/Ri
nである。整流回路20は、コンパレータ22により増
幅回路の出力信号Voutが正電圧サイクルか負電圧サ
イクルかを判定し、正電圧サイクルのみスイッチ23に
より通過させる。そして、その通過した電圧Vaが、抵
抗32と容量34からなるフィルタを構成する平滑回路
30により積分され、直流電圧Vbに変換される。
【0005】直流電圧Vbは、出力信号Voutの平均
値に比例した直流電圧であり、コンパレータ36により
所定の一定電圧Vcと比較され、直流電圧Vbが低い間
はHレベルの出力Vdを出力し、直流電圧Vbが高い間
はLレベルの出力Vdを出力する。そのデジタル出力V
dのレベルに従って、アップダウンカウンタはアップカ
ウント動作またはダウンカウント動作を行う。例えば、
出力VdがHレベルの間は、アップカウント動作を行
い、増幅回路10のゲインが増加する様に出力Qnによ
りフィードバック抵抗Rfの値が調整される。逆に、出
力VdがLレベルの間は、ダウンカウント動作を行い、
増幅回路10のゲインが減少する様に出力Qnによりフ
ィードバック抵抗Rfの値が調整される。その結果、出
力信号Voutの振幅が一定になる様に、増幅回路のゲ
インがコントロールされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図9に示した従来のA
GC回路では、増幅後の出力信号の振幅を監視してその
ゲインを制御しているので、整流回路や平滑回路などの
アナログ回路を利用しなければならない。かかるアナロ
グ回路は、一般的にデジタル回路に比較して回路規模が
大きくなる傾向がある。
【0007】更に、平滑回路30の出力Vbには図10
に示される通り、比較電圧Vcの上下で振動するリップ
ルを有する。入力Vinが低周波数の場合は、その増幅
後の出力Voutも低周波数となり、上記したリップル
が大きくなる。それを防止するためには、ローパスフィ
ルタである平滑回路30のカットオフ周波数fc(=1
/2πRC)を下げる必要がある。ところが、カットオ
フ周波数fcを下げるためには抵抗32または容量34
の抵抗値または容量値を大きくする必要がある。
【0008】平滑回路30の抵抗値や容量値を大きくす
ると、第一にその回路が大型化し集積化の弊害になる。
また、第二に平滑回路30での充電と放電に時間を要
し、AGC回路自体の応答性が悪くなる。
【0009】従って、AGC回路の応答性を落とすこと
なく、集積化に適したAGC回路が望まれる。
【0010】そこで、本発明の目的は、集積化に適した
AGC回路を提供することにある。
【0011】更に、本発明の別の目的は、AGC回路の
応答性を落とすことなく、小規模回路で構成可能なAG
C回路を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
に、本発明のAGC回路は、入力信号が与えられ、該入
力信号を所定のゲインで増幅して出力信号を生成し、前
記ゲインが可変制御されるゲインコントロール回路と、
前記入力信号または出力信号の振幅を所定の比較レベル
と比較し、前記振幅が前記比較レベルより小さい時に第
一のレベルになり、前記振幅が前記比較レベルより大き
い時に第二のレベルになる制御信号を生成する比較回路
と、前記比較回路が生成する制御信号が供給され、該制
御信号のデューティ比に応じた制御コードを生成するデ
ューティ比検出回路とを有し、前記制御コードにより前
記ゲインコントロール回路のゲインが可変制御され、前
記制御信号のデューティ比が所定の値に維持される様に
前記ゲインが制御されることを特徴とする。
【0013】上記の入力信号または出力信号の振幅が大
きくなると、上記の比較レベルを超える期間も長くなる
ことを利用して、制御信号のデューティ比が例えば50
%に維持される様にゲインを可変制御することで、出力
信号の振幅が所望の値に増幅、維持される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の例に
ついて図面に従って説明する。しかしながら、かかる実
施の形態例が本発明の技術的範囲を限定するものではな
い。
【0015】図1は、本発明の実施の形態例のAGC回
路の概略的回路図である。また、図2は、その信号波形
図である。このAGC回路では、入力信号Vinがデジ
タル制御ゲインコントロール回路50で増幅され、出力
信号Voutが生成される。デジタル制御ゲインコント
ロール回路50は、そのゲインが制御コードDnにより
制御される増幅回路である。その出力信号Voutは、
コンパレータ60と62によりそれぞれ、正側の比較電
圧Vrh及び負側の比較電圧Vrlと比較される。コン
パレータ60,62の正相入力端子には、出力信号Vo
utが与えられ、負相入力端子には、正側の比較電圧V
rhと負側の比較電圧Vrlとがそれぞれ与えられる。
尚、コンパレータ60,62は、入力信号Vinを所定
の比較電圧と比較しても良い。入力の振幅に応じてゲイ
ンを調節することで、出力信号の振幅が所望値に制御さ
れるからである。
【0016】図2に示した通り、出力信号Voutのレ
ベルが、比較電圧VrhとVrlとの間にある間は、コ
ンパレータ60,62の出力A,Bは、それぞれLレベ
ル、Hレベルとなる。そして、論理回路70により信号
Cは、Hレベルになる。これに対して、出力信号Vou
tのレベルが、比較電圧Vrhより高くなると、コンパ
レータ60の出力AがHレベルとなる。また、出力信号
Voutのレベルが、もう一方の比較電圧Vrlより低
くなると、コンパレータ62の出力BがLレベルとな
る。そこで、論理回路70の論理を、C=/A+Bとす
ることにより、制御信号Cは、図2に示される通り、出
力信号Voutが比較電圧VrhとVrlとの間にある
時はHレベルに、出力信号Voutが比較電圧Vrhと
Vrlを超える期間はLレベルになる。このコンパレー
タの動作は、出力信号Voutの振幅が比較電圧を超え
ると出力CがLレベルになり、比較電圧以内では出力C
がHレベルになることと同等である。
【0017】デューティ比検出回路80は、制御信号C
のデューティ比を監視し、デューティ比が高い時は、出
力信号Voutの振幅が小さいことを意味し、制御コー
ドDnを変化させてゲインコントロール回路50のゲイ
ンを高くする。また、制御信号デューティ比が低い時
は、出力信号Voutの振幅が大きくなり過ぎているこ
とを意味し、制御コードDnを変化させてゲインコント
ロール回路50のゲインを低くする。そして、制御信号
Cのデューティ比が適正レベルにある時は、出力信号V
outの振幅が適切であることを意味し、制御コードD
nを一定にしてゲインコントロール回路50のゲインを
一定に保つ。
【0018】即ち、この実施の形態例の回路は、増幅後
の出力信号Voutの振幅が大きい時は、比較電圧Vr
hまたはVrlを超える時間が長い性質を利用して、そ
の時間を制御信号Cのデューティ比で監視することを基
本的な原理としている。そして、従来の様に整流回路や
平滑回路の如きアナログ回路を使用せずに、デジタル回
路によりゲインの制御を行う。従って、AGC回路の感
度を低下させずに集積化に適した回路を構成することが
できる。
【0019】図3は、図1のAGC回路のより具体的な
回路図である。図1の各部に対応する部分には同じ引用
番号を付けている。そして、図4は、その信号波形図で
ある。高周波の入力信号Vinが、入力容量C1を介し
て、増幅回路であるゲインコントロール回路50に供給
される。この回路の例では、ゲインコントロール回路5
0は、反転型の増幅回路(オペアンプ)52と54とを
有する。反転型の増幅回路52は、入力抵抗Rinとフ
ィードバック抵抗Rf1を有する。また、二段目の反転
型の増幅回路54は、入力抵抗R2とフィードバック抵
抗Rf2とを有する。これらのフィードバック抵抗Rf
1,Rf2は、ゲイン制御コードDnにより、その抵抗
値がデジタル的に可変制御される。フィードバック抵抗
Rf1,Rf2が可変制御されることで、それぞれのオ
ペアンプの入力インピーダンスは一定に保たれて、その
ゲインが可変制御される。
【0020】二段目のオペアンプ54の正相の入力端子
に、抵抗R3と容量C2からなるローパスフィルター5
6が設けられて、二段目のオペアンプ54の入力オフセ
ット電圧がキャンセルされる。
【0021】論理回路70は、上記した論理C=/A+
Bを生成するために、インバータ72及びANDゲート
74を有する。これらの論理回路は、例えばCMOS回
路により構成される。
【0022】デューティ比検出回路80は、図3に示さ
れる通り、例えば前段のアップダウンカウンタ82と、
後段のアップダウンカウンタ84を有する。前段のアッ
プダウンカウンタ82は、クロックCKがそのクロック
入力端子に供給され、制御信号Cの論理に応じてカウン
トアップまたはカウントダウン動作を行う。また、後段
のアップダウンカウンタ84は、前段のカウンタ82の
オーバーフロー信号OVFがそのクロック入力端子に供
給され、制御信号Cの論理に応じてカウントアップまた
はカウントダウン動作を行う。そして、後段のアップダ
ウンカウンタ84のnビットの出力Dnは、ゲインコン
トロール回路50のフィードバック抵抗Rf1,Rf2
を可変制御する。
【0023】本実施の形態例では、論理回路70の出力
である制御信号Cのデューティ比が50%になる様に制
御される。即ち、制御信号Cのデューティ比が50%の
時は、アップダウンカウンタ82のアップカウント数と
ダインカウント数とが同じになるので、オーバーフロー
またはダウンフローが発生せず、オーバーフロー出力O
VFは変化しない。その結果、後段のアップダウンカウ
ンタ84の出力が一定となり、制御コードDnは一定と
なり、フィードバック抵抗Rf1,Rf2は変化しな
い。そして、制御信号Cのデューティ比が50%から外
れると、アップダウンカウンタ84が、アップカウント
またはダウンカウントを行い、制御コードDnを変化さ
せゲインを可変制御する。そして、制御信号Cのデュー
ティ比が50%に近づく方向にゲインを可変制御する。
【0024】この様に、出力信号Voutは、比較電圧
Vrh、Vrlのレベルに応じた一定の振幅をもつ信号
に制御される。
【0025】図4に示した信号波形図に示した通り、出
力信号Voutの振幅が小さい間は、前段のアップダウ
ンカウンタ82がカウントアップ動作を続け、オーバー
フロー信号OVFが定期的に発生し、後段のアップダウ
ンカウンタ84がカウントアップ動作を行う。その結
果、ゲインコントロール回路50のゲインが増加する様
に制御される。そして、出力信号Voutが比較電圧V
rh、Vrlを超える様になると、制御信号Cのデュー
ティ比が50%に近づき、前段のアップダウンカウンタ
82はダウンカウントとアップカウントを交互に繰り返
し、オーバーフロー信号OVFは発生しない。その結
果、後段のアップダウンカウンタ84は、カウント動作
を行わずに、その出力Dnは一定に保たれ、ゲインも一
定に保たれる。
【0026】図5は、コンパレータ60,62の具体的
な回路例を示す図である。この例では、N型のトランジ
スタ101と102とがソース接続され、そのソース端
子にトランジスタ105から定電流が供給される。P型
トランジスタ103,104は負荷回路を構成する。ト
ランジスタ101のゲートには入力Vinが、また、ト
ランジスタ102のゲートにはレファレンス電圧Vre
fが与えられる。従って、コンパレータ60,62の例
では、正相の入力端子がVin側に負相の入力端子がV
ref側となる。トランジスタ101と102の差動回
路の出力が、P型トランジスタ106とN型トランジス
タ107の増幅段で増幅され、P型トランジスタ108
とN型トランジスタ109からなるCMOSインバータ
を介して、出力OUTが生成される。V1,V2は、バ
イアス電圧である。
【0027】尚、図5のコンパレータ回路において、最
終段のインバータ回路108,109を除くと、オペア
ンプ52,54が構成可能である。
【0028】図6は、アップダウンカウンタ82,84
の回路例を示す図である。この例は、2ビットのカウン
タ例である。D型フリップフロップ85と86を有し、
それぞれの非反転出力Q0,Q1のEOR論理をとるE
ORゲート87、その出力とアップダウン制御端子U/
DとのENOR論理をとるENORゲート88を有す
る。ENORゲート88の出力は、フリップフロップ8
6のD入力端子に与えられる。更に、両フリップフロッ
プ85と86の非反転出力Q0とQ1のOR論理が、O
Rゲート89により生成され、オーバーフロー出力OV
Fを生成する。
【0029】下位ビット側のフリップフロップ85は、
反転出力/QがD入力に与えられているので、クロック
CKにより、その出力Q0は、交互にHレベル、Lレベ
ルと変化する。このアップダウンカウンタの動作を説明
するために、最初に、出力D0,D1が共にLレベル
(論理0)とする。EORゲートの出力n1はLレベ
ル、そして、ENORゲートの出力n2は、制御信号C
がHレベルとすると、Lレベルの状態である。
【0030】そして、第一のクロックCKにより、フリ
ップフロップ85の出力Q0はHレベルになる。しか
し、出力n2がLレベルであるので、フリップフロップ
86の出力Q1はLレベルのままである。そして、出力
Q0がHレベル、出力Q1がLレベルであるので、EO
Rゲート87の出力n1はHレベルに変化する。したが
って、ENORゲート88の出力n2もHレベル変化す
る。
【0031】そこで、第二のクロックCKにより、フリ
ップフロップ85の出力Q0はLレベルになる。また、
出力n2がHレベルになっているので、フリップフロッ
プ86の出力Q1はHレベルになる。そして、出力Q0
がLレベル、出力Q1がHレベルであるので、EORゲ
ート87の出力n1はHレベルのままで変化しない。し
たがって、ENORゲート88の出力n2もHレベルの
まま変化しない。
【0032】第三のクロックCKにより、フリップフロ
ップ85の出力Q0はHレベルになる。また、出力n2
がHレベルのままであるので、フリップフロップ86の
出力Q1もHレベルのままである。そして、出力Q0が
Hレベル、出力Q1がHレベルであるので、EORゲー
ト87の出力n1はLレベルに変化する。したがって、
ENORゲート88の出力n2もLレベルに変化する。
【0033】そして、第四のクロックCKにより、フリ
ップフロップ85と86の出力Q0、Q1は共にLレベ
ルに戻る。この時、NORゲート89の出力がHレベル
となり、オーバーフロー出力OVFがHレベルとなる。
【0034】制御信号CがLレベルの時は、ダウンカウ
ント動作を行い、4つ目のクロックCKに応答してオー
バーフロー出力OVFがHレベルとなる。以上、4クロ
ックの周期でカウントアップまたはカウントダウン動作
を行う。
【0035】図6に示したアップダウンカウンタが、図
3の初段のカウンタ82として利用される場合は、オー
バーフロー出力が後段のアップダウンカウンタ84に与
えられる。また、図6に示したアップダウンカウンタ
が、後段のアップダウンカウンタ84に利用される場合
は、フリップフロップ85,86の出力Q0,Q1が、
制御コードD0,D1として、ゲインコントロール回路
50に与えられる。
【0036】図7は、デューティ比検出回路80の他の
例を示す図である。この例では、4ビットのアップダウ
ンカウンタ82と、その上位の2ビットを制御信号Cの
立ち上がりでラッチするフリップフロップ84a,84
bとを有する。制御信号Cのレベルに応じて、アップダ
ウンカウンタ82はカウントアップまたはカウントダウ
ンし、その上位の2ビットがラッチされて、制御コード
D0,D1として、ゲインコントロール回路50に与え
られる。
【0037】図8は、ゲインコントロール回路50のオ
ペアンプ52,54のフィードバック抵抗Rfの具体的
回路例を示す図である。また、図9は、制御コードとゲ
インとの関係を示す図表である。
【0038】図8に示される通り、デューティ比検出回
路80からの制御コードD0,D1が、デコーダ回路5
8でデコードされ、そのデコード出力がフィードバック
抵抗群Rfの各スイッチS1〜S4に与えられる。デコ
ーダ回路58は、一般的なデコード回路であり、2つの
インバータにより制御コードD0,D1の反転信号を生
成し、4つの組み合わせが4個のNORゲートによりデ
コードされる。
【0039】フィードバック抵抗群Rfのそれぞれの抵
抗R1〜R4は、例えば図示される抵抗値に設定され
る。制御コードD0,D1の組み合わせに対する、スイ
ッチS1〜S4のオンとオフ、及びその時のゲイン(R
f/Ro)が、図9の図表に示される。制御コードD
0,D1が(0,0)の場合は、スイッチS1がオンと
なり、フィードバック抵抗Rfは抵抗R1となる。した
がって、その時のゲインは、0dBである。
【0040】制御コードD0,D1が(0,1)の場合
は、スイッチS2がオンとなり、フィードバック抵抗R
fはR1+R2となる。したがって、その時のゲイン
は、+10dBとなる。
【0041】同様に、制御コードD0,D1が(1,
0)の場合は、スイッチS3がオンとなり、フィードバ
ック抵抗RfはR1+R2+R3となる。したがって、
その時のゲインは、+20dBとなる。更に、制御コー
ドD0,D1が(1,1)の場合は、スイッチS4がオ
ンとなり、フィードバック抵抗RfはR1+R2+R3
+R4となる。したがって、その時のゲインは、+30
dBとなる。
【0042】この様に、フィードバック抵抗の値が対数
的に等価になる様に与えられると、反転型のオペアンプ
のゲインは、例えば10dBステップで切り替えられ
る。したがって、広いレンジにわたり均等にゲインコン
トロール回路のゲインが割り当てられる。
【0043】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ゲ
インコントロール回路の出力信号Voutの振幅を監視
し、出力信号Voutの振幅が所定の比較レベルより大
きい期間と小さい期間との比が所定の値、例えば実施例
では50%、になる様にゲインコントロール回路のゲイ
ンを制御する。したがって、従来例のような整流回路や
平滑回路などのアナログ回路を必要としない。本発明の
AGC回路は、基本的にデジタル回路で構成することが
できるので、集積化に適している。その結果、携帯用の
無線機等で受信回路等をワンチップ化する場合に有効で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例のAGC回路の概略的回
路図である。
【図2】図1の信号波形図である。
【図3】AGC回路のより具体的な回路図である。
【図4】図3の信号波形図である。
【図5】コンパレータ60,62の具体的な回路例を示
す図である。
【図6】アップダウンカウンタ82,84の回路例を示
す図である。
【図7】デューティ比検出回路80の他の例を示す図で
ある。
【図8】ゲインコントロール回路のオペアンプ52,5
4のフィードバック抵抗Rfの具体的回路例を示す図で
ある。
【図9】制御コードとゲインとの関係を示す図表であ
る。
【図10】一般的なAGC回路を示す回路図である。
【図11】図9の従来のAGC回路の特性を示す波形図
である。
【符号の説明】
50 ゲインコントロール回路 60,62 比較回路、コンパレータ 70 論理回路 80 デューティ比検出回路 Dn 制御コード C 制御信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号が与えられ、該入力信号を所定の
    ゲインで増幅して出力信号を生成し、前記ゲインが可変
    制御されるゲインコントロール回路と、 前記入力信号または出力信号の振幅を所定の比較レベル
    と比較し、前記振幅が前記比較レベルより小さい時に第
    一のレベルになり、前記振幅が前記比較レベルより大き
    い時に第二のレベルになる制御信号を生成する比較回路
    と、 前記比較回路が生成する制御信号が供給され、該制御信
    号のデューティ比に応じた制御コードを生成するデュー
    ティ比検出回路とを有し、 前記制御コードにより前記ゲインコントロール回路のゲ
    インが可変制御され、前記制御信号のデューティ比が所
    定の値に維持される様に前記ゲインが制御されることを
    特徴とするAGC回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記ゲインコントロール回路は、入力抵抗とフィードバ
    ック抵抗を有する反転型のオペアンプ回路を有し、前記
    制御コードに従って前記フィードバック抵抗値が選択さ
    れることを特徴とするAGC回路。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記比較回路は、前記入力信号または出力信号と第一の
    比較レベルとを比較する第一のコンパレータと、前記入
    力信号または出力信号と第二の比較レベルとを比較する
    第二のコンパレータとを有し、前記第一の比較レベルは
    第二比較レベルより高く、 前記比較回路は、更に、前記制御信号を、前記入力信号
    または出力信号のレベルが前記第一及び第二の比較レベ
    ルの内側にある時に前記第一のレベルにし、外側にある
    時に前記第二のレベルにする論理回路を有することを特
    徴とするAGC回路。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記デューティ比検出回路は、前記制御信号の第一のレ
    ベルによりアップまたはダウンの一方にカウントし、前
    記制御信号の第二のレベルにより前記アップまたはダウ
    ンの他方にカウントするアップダウンカウンタを有し、
    前記アップダウンカウンタの出力により前記制御コード
    が生成されることを特徴とするAGC回路。
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