JP4926275B2 - トランジスタスナップバック保護を組み込むレベルシフタ回路 - Google Patents

トランジスタスナップバック保護を組み込むレベルシフタ回路 Download PDF

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Description

本発明は、低電圧領域入力信号に応答して高電圧領域出力信号を発生するためのレベルシフタ回路に関する。
信号を低電圧領域から高電圧領域に変換するために一般にレベルシフタ回路が使用されている。例えば、VDDなどの低電圧電源電圧(例えば、1.5ボルト)によって電力が供給される回路によって論理信号が発生され、したがって、論理信号は、一般にVDDおよび接地に対応する出力レベルを有する。しかし、プログラム可能なメモリ素子などの多くの回路が、読み出しモードにおいてよりもプログラミングモードおよび消去モードにおいて、内部信号のためにより高い電圧を利用する。そのような素子は、3〜10ボルト以上の内部電源電圧を使用することが多く、VPPとして知られている。従って、これらのローレベル論理信号のレベルシフトされた「バージョン」を発生させることは有用であり、レベルシフトされた信号は、VPPおよび接地の出力レベルを有して、特に、操作のプログラミングモードおよび消去モードの間に、様々なスイッチ回路ノード上に適切な電圧を供給する。
半導体素子がより小さくなってきているので、様々な素子に安全に印加され得る電圧が低減してきている。例えば、非導通N−チャンネルMOSFETトランジスタ(つまり、「オフ」NMOSトランジスタ)のドレイン端子からソース端子に安全に印加され得る最大電圧は、絶縁破壊電圧としてよく知られている。しかし、そのようなトランジスタが導通である場合、ドレイン端子からソース端子に安全に印加され得る最大電圧は、絶縁破壊電圧より低電圧であることが多い。そのような電圧は、「スナップバック」電圧として知られ、それはそのような条件を受けた場合のトランジスタのI−V曲線の外観に由来する。
スナップバックの懸念は、レベルシフタ回路において達成可能な操作電圧を制限することが多く、そのようなレベルシフタ回路においてかなりの信頼性の懸念をもたらし得る。スナップバックの問題は、ホールがトラップされる感受性より電子が酸化物にトラップされる感受性および表面トラップの感受性が大きいために、PMOS素子よりNMOS素子においてより厄介である。スナップバックは、素子の突発的な故障を引き起こす可能性があり、したがって、そのような素子を組み込む回路の故障を引き起こす可能性がある。その結果、スナップバックの問題は、レベルシフタ回路の出力ノードなどの高電圧ノードを放電するために使用されるサブ回路において生じる可能性がより高い。
ここで図1を参照すると、スナップバック保護レベルシフタ100が示されている。論理信号DINが、ノード102上を伝達され、このレベルシフタ100のための入力信号である。この入力信号は、「データ」信号に相当する必要はないが、アドレス信号、デコードされたアドレス信号またはプリデコードされたアドレス信号、制御信号などの任意の論理信号、またはその信号レベルとして、低電圧領域のための2つの論理状態の1つを一般に有する任意の他の論理信号とすることができる。インバータ103、105、107、108および109は、すべて、この低電圧領域に属し、VDD(ノード143)および接地(ノード140)によって電力を供給され、したがって、ノード104、106、128および129上で発生された信号は、各々、「VDDレベル」信号である(つまり、VDDの「ハイ」レベルおよび接地の「ロー」レベルを有する)。これらの低電圧インバータ103、105、107、108および109は、300〜600mVの標準的なしきい値電圧(VT )を有する低電圧トランジスタで実装され、素子は、高電圧ノードへの接続に適切ではない。
第2の電源VPPが、ノード145上を伝達される。そのような電源は、外部電源から供給されてもよく、または全回路(例えば、FLASHメモリ素子または他のプログラム可能なメモリ素子)の内部で発生され得る。さらに、VPPノード145上を伝達される電圧は、操作モードに応じて変化し得る。例えば、読み出しモードでのVPP電圧の大きさは、書き込みモード、プログラミングモード、または消去モードにおいてよりもはるかに低くなり得る(例えば、3ボルト)。後の説明のために、本願の出願人は、VPP電圧を、標準NMOSトランジスタ用のスナップバック電圧を軽く超える高電圧(例えば、プログラミングモード用などの10ボルト)であると仮定する。
相補XQ、Q出力ノード114、115が、クロスカップル型PMOSトランジスタ120、121によってVPPに結合され、マッチング放電回路によって接地に結合されている。XQ出力ノード114は、ネイティブトランジスタ122、130、132、およびインバータ103内の出力プルダウントランジスタによって放電され、すべてが以下に記載されている。同様に、Q出力ノード115は、ネイティブトランジスタ123、131、133、およびインバータ105内の出力プルダウントランジスタによって放電される。そのようなネイティブトランジスタは、通常、0ボルトに近いしきい値電圧を有する。
高電圧NMOS素子がいくつかの半導体プロセスにおいて利用可能とされ得る。しかし、10ボルトの操作に適切な高電圧素子が、そのゲート(例えば、1.2ボルトの低い)上のVDDレベル信号が、かろうじてそのような素子をオンする十分に高いしきい値電圧(例えば、VT =600〜1200mV)をおそらく必要とする。
この回路の操作を理解するために、DIN信号がハイ(つまり、VDD)、したがって、Q出力ノード115もハイ(つまり、VPP)、XQ出力ノード114がロー(つまり、接地)と最初に仮定する。次に、DINノードが、ハイレベルからローレベルに(つまり、VDDから接地に)変化すると仮定する。意図する操作は、明らかに、Q出力ノード115の電圧を接地の状態に至らせ、XQ出力ノード114の電圧をVPPの状態に至らせることである。DINが接地の状態で、ノード128は接地の状態にされ、トランジスタ130はオフされ、XQ出力ノード114は、トランジスタ120のゲートに結合されたQ出力ノード115上での低下電圧によってオンされる場合、PMOSトランジスタ120によって自由にハイに駆動される(以下に詳細に記載する)。
DINが接地の状態で、ノード106も接地に駆動され、ノード129は、インバータ109によってハイ(つまり、VDD)に駆動される。しかし、トランジスタ131は、スナップバックに対して非常に感知するので、トランジスタ131のゲート−ソース電圧が非常にゆっくり生成するように、ノード129の立ち上がり時間が意図的に遅くされ、したがって、トランジスタ131は、非常にゆっくりオンし、それにより、トランジスタ131のゲート−ソース電圧がスナップバック状態を引き起こす電圧に達する前に、ノード127を放電する(つまり、トランジスタ131上のドレイン−ソース電圧を低減する)。そのように意図的に遅くすることは、所定の半導体プロセスのための通常の「最小長」のトランジスタより長い電気的長さを有するインバータ109においてトランジスタを使用することにより達成され得る。レベルシフトダイオード123は、ノード127上の電圧をQ出力ノード115の電圧より小さい値に低減して、そうでなければトランジスタ131に印加される電圧を低減するために設けられている。ノード129の電圧が上昇し続け、ノード127の電圧が下降し続けるので、トランジスタ133は、最終的にオンして、レベルシフトダイオード123をバイパスし、Q出力ノード115からトランジスタ133、トランジスタ131およびインバータ105のプルダウントランジスタを介して接地に放電経路をもたらす。この放電経路は、ダイオードドロップによって接地に「乗る」ローレベルをもたらすことなく、Q出力ノード115を接地に十分に駆動するのに適切である。
Q出力115は放電されているので、Q出力ノード115の電圧が、PMOSトランジスタ120がオンするように少なくともPMOSしきい値電圧(VT )によって低減されるまで、PMOSプルアップトランジスタ121は、最初に十分にオンのままであり、相補XQ出力ノード114を充電し、PMOSトランジスタ121をオフし、それにより、放電経路がQ出力ノード115を完全に放電することを可能にするとともに、待機電力損失のない休止状態を達成する。そのような意図的に弱いプルダウン経路は、対応するプルアップ経路も弱められなければならないことを必要とする。言い換えれば、放電経路が弱められる場合、出力ノード上の電圧が少なくともPMOSしきい値電圧によって低減されることができるなら、プルアップ経路も弱められなければならない。
充電(つまり、プルアップ)経路および放電(つまり、プルダウン)経路の両方における弱い駆動強度は、そのようなレベルシフタ回路を介して遅延を増大させ、したがって、回路性能を低減する。さらに、レベルシフタ回路内の様々なトランジスタは、所定の出力負荷のための大きさでなければならない。その結果、標準でないサイズのレベルシフタ回路が、レベルシフタ回路の信頼性を危険にさらすことなく、可変出力容量ローディングと共に使用され得る。
そのようなスナップバックの懸念を避ける設計に対して、当該技術分野において相当な努力が注がれ、それによって、簡単な論理構造のように思えるものを完成させるために、異常に高い複雑性を有する回路をもたらすことがある。それにもかかわらず、そのようなレベルシフタ回路における改良は常に有益である。
第1の電圧領域に対応する入力信号をレベルシフトして、出力信号またはより高い第2の電圧領域に対応する一対の相補出力信号を発生する改善されたレベルシフタ回路が開示される。高電圧出力ノード用の放電回路内のスナップバック感知素子は、スナップバック感知素子と直列の電圧シフタ回路によって保護されて、出力ノード上のローディングに関係なく、最高出力電圧での高容量出力ノードにおいてさえ、感知素子への電圧を制限する。これは、出力ローディングに応じて、正確なトランジスタサイジングを必要とすることなく達成されて、あるトランジスタがどれくらい速く十分にオンされるかを注意深く制御し得る。電圧シフタ回路は、次いでバイパスされて、低電源レールに十分に達する出力ローレベルをもたらす。
1つの態様では、本発明は、例示的な実施形態で、(a)第1の相補出力ノードおよび第2の相補出力ノードを、第1の電圧供給ノードにそれぞれ結合するための第1の負荷素子および第2の負荷素子と、(b)第1の相補出力ノードおよび第2の相補出力ノードを、第2の電圧供給ノードにそれぞれ結合するための第1の駆動回路および第2の駆動回路と、を備え、第1の駆動回路および第2の駆動回路の各々は、(1)それぞれの出力ノードとそれぞれの中間ノードとの間で結合された電圧シフタ回路と、(2)それぞれの出力ノードとそれぞれの中間ノードの間で結合されたバイパス回路と、(3)入力信号に応答し、それぞれの中間ノードと第2の電圧供給ノードとの間で結合されたスイッチング回路と、をそれぞれ備え、(4)電圧シフタ回路は、十分に大きな電圧降下をもたらして、最大電圧に等しいそれぞれの出力ノードの電圧が第1の電圧供給ノードに操作可能に結合され、およびスイッチング回路が入力信号に応じて十分にイネーブルされるために、それぞれの中間ノードの電圧が、スイッチング回路内の任意の素子の最大スナップバック電圧を超えないことを確実にするレベルシフタ回路を提供する。
他の態様では、本発明は、第1の電圧領域に対応する入力信号をレベルシフトして、第1の電圧領域より大きさが大きい第2の電圧領域に対応する第1の相補出力信号および第2の相補出力信号を発生する方法を提供し、第1の相補出力信号および第2の相補出力信号は、それぞれの第1の出力ノードおよび第2の出力ノード上を伝達される。例示的な実施形態では、この方法は、第1の電圧領域の第1の状態から第2の状態への入力信号の変化に応じて、第1のスイッチ素子と直列に第1の電圧シフタ回路を備える第1の電流経路を通って第2の電圧供給ノードに第1の出力ノードを結合して、第2の電圧供給ノード電圧の方に出力ノードの電圧を部分的に駆動するステップであって、第1の電圧シフタ回路は、十分に大きな電圧降下をもたらして、第1の出力ノードの電圧が第2の電圧領域の最大電圧に等しく、第1のスイッチ素子が十分にイネーブルされるために、第1のスイッチ素子にかかる電圧がその最大スナップバック電圧を超えないことを確実にするステップと、次いで、第1のスイッチ素子と直列に第1のバイパス素子を備えるが第1の電圧シフタ回路を除外する第2の電流経路を通って第2の電圧供給ノードに第1の出力ノードを結合して、第2の電圧供給ノード電圧に第1の出力ノードの電圧を十分に駆動するステップと、第1の電圧供給ノードに第2の出力ノードを結合して、第1の電圧供給ノード上を伝達される電圧に第2の出力ノードの電圧を実質的に駆動するステップと、を含む。
いくつかの態様における本発明は、メモリアレイを有する集積回路を含む集積回路内の実装、そのような回路を操作するための方法、そのような回路を組み込むシステム、およびそのような回路のコンピュータ読取可能媒体エンコーディングに特に適切であり、すべてが本願明細書により詳細に記載され、添付の特許請求の範囲で説明されている。基板上に形成された3次元メモリアレイを有するものを含めて、種々様々のそのような集積回路、特に、プログラム可能なメモリアレイを組み込む集積回路が考慮される。
前述した説明は概要であって、したがって必要に応じて詳細の単純化、一般化、および省略を包含する。したがって、当業者は、前述した概要が単に例示であること、およびこの発明をいかなる方法でも限定するようには意図されないことを認識するべきである。さらに、本願明細書に記載される発明の態様は、単独でまたは組み合わせて使用されることが考慮される。本発明の他の態様、特徴および利点が、もっぱら特許請求の範囲によって規定され、以下に記載される詳細な説明から明らかになり得る。
添付の図面を参照することによって、本発明はよりよく理解され、その多くの目的、特徴および利点が当業者に明らかになる。
異なる図面における同じ参照記号の使用は、類似または同一の要素を表す。
先行技術とラベル付けされたレベルシフタ回路の概略図である。 本発明のいくつかの実施形態によるレベルシフタ回路の概略図である。 図2に表されたレベルシフタ回路のスイッチング挙動を説明する波形図である。 本発明のいくつかの実施形態によるレベルシフタ回路のブロック図である。 本発明のいくつかの実施形態によるレベルシフタ回路の概略図である。 本発明のいくつかの実施形態によるレベルシフタ回路の概略図である。
ここで図2を参照すると、意図的に弱いプルダウン経路を必要としないレベルシフタ回路が示されているが、出力負荷から独立してスナップバックの影響から保護される。既に述べたように、論理信号DINが、ノード102上を伝達され、低電圧インバータ103によって反転されて、ノード104上にVDDレベル制御信号を発生し、低電圧インバータ105によって反転されて、ノード106上にVDDレベル制御信号を発生する。インバータ103、105は、VDD電圧領域(つまり、低電圧領域)に属するとして見られ、ノード102上を伝達される入力信号DINおよびノード104、106上を伝達される制御信号は、VDDおよび接地にそれぞれ対応するハイレベルおよびローレベルを有するVDD領域(つまり、低電圧領域)信号として見ることができる。
相補XQ、Q出力ノード114、115は、クロスカップル型PMOSトランジスタ120、121によってVPPに結合され、一般にマッチング放電回路によって接地に接合されている。XQ出力ノード114は、ネイティブトランジスタ122、124、152、154およびインバータ103内の低電圧出力プルダウントランジスタによって放電される。同様に、Q出力ノード115は、ネイティブトランジスタ123、125、153、155およびインバータ105内の低電圧出力プルダウントランジスタによって放電される。VPP電圧は、最大電圧領域に対応し、ノードXQ、Q上を伝達される出力信号は、VPPおよび接地にそれぞれ対応するハイレベルおよびローレベルを有するVPP領域(つまり、高電圧領域)信号として見ることができる。
再度、DIN信号がハイ、Q出力ノード115がハイ(つまり、VPP)、XQ出力ノード114がロー(つまり、接地)と最初に仮定する。ノード102上のDIN信号が、ハイレベルからローレベルに変わる場合、ノード104はVDDに駆動され、ノード106は接地の状態にさせられる。したがって、トランジスタ152はオフされ、XQ出力ノード114は、PMOSトランジスタ120のゲートに結合されたQ出力ノード115上の低下電圧によってPMOSトランジスタ120がオンされる場合、PMOSトランジスタ120によって自由にハイに駆動される。
トランジスタ153は、ノード104上の上昇電圧がノード106上の降下電圧を超える場合、オンされる。しかし、トランジスタ123、125は、ノード127上の最大電圧を低減する電圧シフタ回路を形成し、トランジスタ153は、図1に示されるレベルシフタ回路100における放電トランジスタ131より速くオンされ得る。そのため、放電経路をオンする際に意図的遅延を導入する必要はないので、最小長さのトランジスタが、放電経路(例えば、インバータ103、105)を駆動する様々なトランジスタにおいて使用され得る。
ノード127の電圧が降下すると、トランジスタ155は、最終的にオンし、レベルシフトダイオード123、125をバイパスし、Q出力ノード115からトランジスタ155、トランジスタ153、インバータ105のプルダウントランジスタを介して接地に放電経路をもたらす。この放電経路は、Q出力ノード115を接地に十分に駆動するのに適切である。
クロスカップル型PMOS負荷120、121の操作は、既に述べられたように図1に記載されている。しかし、放電経路は、はるかに強い経路として実装され得るので、比の作用は、より容易になる(つまり、放電経路は、より容易にプルアップトランジスタ121の導通を乗り越え、トランジスタ120上に−VTゲート−ソース電圧を発生することができる)。プルダウン経路がより強固であるので、対応するプルアップ経路もより強固であり得る。これは、レベルシフタ回路を介してより短い遅延をもたらし、したがって、回路性能を向上する。さらに、様々なトランジスタは、所定の出力負荷のための大きさに正確にされる必要はなく、その結果、標準の大きさのレベルシフタ回路は、レベルシフタ回路の正確な操作および信頼性を危険にさらすことなく、変動出力容量ローディングと共に使用され得る。
プルダウン経路が強くなるための大きさとされ、低電圧素子が非常に強いので、ノード106は、接地に強固にプルダウンする。その結果、トランジスタ153のゲート−ソース電圧は、VDDと等しく、トランジスタ153を介して最大電流を可能とする。3つのプルダウン素子(つまり、トランジスタ123、125、153)は、すべて飽和であるので、トランジスタ123および125のためのゲート−ソース電圧も、VDDに等しい(ボディ効果によるさらなるVTを加え、3つのトランジスタ123、125、131がすべて同じサイズであると仮定する)。ノード127がVDD未満となるまで、バイパス回路(つまり、トランジスタ155)はイネーブルされず、その点で、トランジスタ155のゲート−ソース電圧は約0(つまり、そのVT)である。したがって、こうしたときのQ出力ノード115の電圧は、約3*VDD以下にすぎず、そこで、最初にオンされた場合、トランジスタ155にかかる最大VDSは、2*VDD以下にすぎない(前述したボディ効果により若干高いと思われるが)。
トランジスタ123、125によって(同様に、XQ放電経路のトランジスタ122、124によって)形成された電圧シフタ回路は、様々な他の構造および素子を使用して実装され得る。例えば、PMOSダイオード、高電圧NMOSまたはPMOSトランジスタ、抵抗、または電流が流れる場合、電圧降下をもたらす任意の他の適切な構造が、代わりに使用され得る。電圧降下は、抵抗の場合ならそうであろうが、電圧シフタ回路で一定である必要はない。他の実施形態では、各電圧シフタ回路は、1つのダイオード、3つのダイオードなどの他の数の直列ダイオードを含み得る。
注目に値すべきなのは、図2に示されるレベルシフタ回路150を介した伝搬遅延は、図1に示されるレベルシフタ回路100を介した遅延よりはるかに小さい。さらに、レベルシフタ回路150は、レベルシフタ回路100より3つ少ないインバータを有する。しかし、レベルシフタ回路150は、その出力への容量負荷に応じて注意深くスケールされる必要はない。これらは、すべてこの回路の有用な利点である。
図3は、図2に示されるレベルシフタ回路のための例示的な波形を表し、VDD電圧1.5ボルトおよびVPP電圧10ボルトで作動する。この操作は、「速いPMOS/遅いNMOS」プロセスコーナーを示し、プルダウン経路のNMOSトランジスタがスイッチングの間にPMOS負荷トランジスタを超えることをより困難にさせ、他のプロセスコーナーよりスナップバックの影響に対してより影響されやすいと思われる。注目すべきは、トランジスタ153は、約22nsでオンし、約22.8nsでVDD(実際に、約1,200mV)に近いゲート−ソース電圧を生成する。そのときまでに、ノード127の電圧は、約5.5ボルトまで降下し、したがって、トランジスタ153にかかるドレイン−ソース電圧は、既に約5.5ボルト未満に降下している。例示的な半導体プロセスに関して、ネイティブトランジスタ用の名目上のスナップバック電圧(VDS)は、約6.5ボルトであり、VGSがVDDに等しいと仮定する(例えば、1.5V)。電圧シフタ回路(トランジスタ123、127)は、十分に大きな電圧降下をもたらして、Q出力ノード115の電圧がVPP電圧に等しいために、トランジスタ153にかかる電圧が、その最大スナップバック電圧を超えることができないことを確実にする。
さらに、注目すべきなのは、ノード127の電圧がノード104の電圧未満に降下する場合、バイパストランジスタ155は、約28nsでオンする。そのときまでに、Q出力ノード115の電圧は約4.5ボルトに降下し、したがって、トランジスタ155にかかるドレイン−ソース電圧は約3.0ボルトである。電圧シフタ回路(トランジスタ123、127)は、十分に小さな電圧降下をもたらして、トランジスタ155にかかる電圧は、オンされる場合、その最大スナップバック電圧を超えることができないことを確実にする。
ここで図4を参照すると、ブロック図200が表され、本発明によるあるレベルシフタの実施形態を説明する。入力論理信号INPUTが、ノード201上を伝達され、一対の相互排他的駆動回路(例えば、放電経路)202、203に結合されている。相補XOUTPUT、OUTPUTノード214、215が、それぞれ、クロスカップル型負荷素子(本願明細書では、PMOSトランジスタ216、217として示される)によってVPPに結合され、相互排他的駆動回路202、203によって接地にそれぞれ接合されている。トランジスタ216、217に対するソース接続およびドレイン接続の両方において破線によって示すように、他の素子は、そのような負荷回路(つまり、トランジスタ216、217は、それら自身直接VPPおよびノード214、215に結合される必要はない)に含まれ得る。
OUTPUTノード215のための駆動回路203は、INPUT信号が高い場合、イネーブルされる入力制御スイッチ回路209と直列にともに結合されたバイパス回路205と平行に電圧シフタ回路207を備える。最初に、OUTPUTノード215は、電圧シフタ回路207、および入力制御スイッチ回路209を通る電流フローによって放電される。中間ノード211が安全な電圧に達した後、バイパス回路205は、CONTROL2信号によってイネーブルされ、OUTPUTノード215は、バイパス回路205および入力制御スイッチ回路209を通る電流フローによって接地に十分に放電される。バイパス回路205にかかる電圧が、電圧シフタ回路207にかかる電圧の大きさ未満に減少する場合、電圧シフタ回路207を通る電流フローは止まり、OUTPUTノード215は、バイパス回路205および入力制御スイッチ回路209によってもっぱら放電される。
相補XOUTOUTノード214のための放電経路202は、INPUT信号が低い場合(その入力上の反転「バブル」に留意するべきである)、イネーブルされる入力制御スイッチ回路208と直列にともに結合されたバイパス回路204(CONTROL1信号に応答する)と平行に電圧シフタ回路206を備える。操作は、明らかな極性変化を除いて、放電経路203の操作と同一である。
ここで図5を参照すると、他のレベルシフタ回路250が示されている。Q出力ノード115のための放電経路は、電圧シフタ回路(ネイティブトランジスタ123、125)、バイパス回路(ネイティブトランジスタ257)、および入力制御スイッチ回路(インバータ103、105を介してDINによって制御される増強トランジスタ255)を備える。この場合、接地への電流経路は、インバータ105を流れない。XQ出力ノード114のための放電経路は、電圧シフタ回路(ネイティブトランジスタ122、124)、バイパス回路(ネイティブトランジスタ256)、および入力制御スイッチ回路(インバータ103を介してDINによって制御される増強トランジスタ254)を備える。既に述べたように、クロスカップル型PMOSトランジスタ120、121は、XQ、Q出力ノード114、115のためのそれぞれの負荷素子として機能する。この実施形態は、最低VDD電圧が最高増強モードしきい値電圧より十分に大きい場合、有用であり、その結果、ノード104上のVDDレベル信号は、常にトランジスタ254をオンすることができる(同様に、ノード106上のVDDレベル信号は、常にトランジスタ255をオンすることができる)。
ここで図6を参照すると、他のレベルシフタ回路300が示され、図2に示されるものと類似しているが、バイアス電圧が2つのバイパス回路のための制御電圧の機能を果たす。Q出力ノード115のための放電経路は、電圧シフタ回路(トランジスタ123、125)、バイパス回路(そのゲート端子に結合されたバイアス電圧を有するトランジスタ307)、および入力制御スイッチ回路(トランジスタ305およびインバータ105)を備える。XQ出力ノード114のための放電経路は、電圧シフタ回路(トランジスタ122、124)、バイパス回路(そのゲート端子に結合されたバイアス電圧を有するトランジスタ306)、および入力制御スイッチ回路(トランジスタ304およびインバータ103)を備える。既に述べたように、クロスカップル型PMOSトランジスタ120、121は、XQ、Q出力ノード114、115のためのそれぞれの負荷素子としての機能を果たす。トランジスタ306、307のゲートに結合されたバイアス電圧は、都合よくVDDに選択され、または、中間ノード302、303の適切な電圧で、バイパス回路のオンへの転換を達成するために、他のより高いまたはより低いDC電圧に選択され得る。
例示的な実施形態では、レベルシフタ回路は、(a)第1の電圧を操作可能に受けるための第1の電圧供給ノードと、(b)第2の電圧を操作可能に受けるための第2の電圧供給ノードと、(c)第1の電圧に第1の相補出力ノードおよび第2の相補出力ノードをそれぞれ結合するための第1の負荷素子および第2の負荷素子と、(d)第2の電圧に第1の相補出力ノードおよび第2の相補出力ノードをそれぞれ結合するための第1の駆動回路および第2の駆動回路と、を備え、第1の駆動回路および第2の駆動回路の各々は、(1)それぞれの出力ノードの電圧に対して、ある大きさだけ第2の電圧のほうにレベルシフトされる電圧をそれぞれの中間ノード上に供給するための電圧シフト手段と、(2)第2の電圧にそれぞれの中間ノードを結合するために、入力信号に応答するスイッチ手段と、(3)それぞれの中間ノードに、その結果、第2の電圧に、それぞれの出力ノードを結合するためのバイパス手段と、をそれぞれ備え、(4)第1の電圧でのそれぞれの出力ノードおよびスイッチ手段が入力信号に応じて十分にイネーブルされるために、それぞれの中間ノードのレベルシフトされた電圧は、スイッチ手段内の任意の素子の最大スナップバック電圧だけ、第2の電圧と異なるようにある大きさが選択される。
他の例示的な実施形態では、レベルシフタ回路は、(a)第1の電圧供給ノードおよび第2の電圧供給ノードと、(b)第1の相補出力ノードおよび第2の相補出力ノードと、(c)第1の中間ノードおよび第2の中間ノードと、(d)第1の出力ノードおよび第2の出力ノードと第1の電圧供給ノードとの間でそれぞれ結合された第1のクロスカップル型負荷素子および第2のクロスカップル型負荷素子と、(e)第1の出力ノードおよび第2の出力ノードと第1の中間ノードおよび第2の中間ノードとの間でそれぞれ結合された第1の電圧シフタ回路および第2の電圧シフタ回路と、(f)第1の出力ノードおよび第2の出力ノードと第1の中間ノードおよび第2の中間ノードとの間でそれぞれ結合された第1のバイパストランジスタおよび第2のバイパストランジスタと、(g)第1の中間ノードおよび第2の中間ノードと第2の電圧供給ノードとの間でそれぞれ結合された第1のクロスカップル型スイッチトランジスタおよび第2のクロスカップル型スイッチトランジスタと、を備える。
レベルシフタ回路を組み込む製品を作製する方法も考慮される。例示的な実施形態では、この方法は、(a)第1の電圧供給ノードに第1の相補出力ノードおよび第2の相補出力ノードをそれぞれ結合するために第1の負荷素子および第2の負荷素子を形成するステップと、(b)第2の電圧供給ノードに第1の出力ノードおよび第2の出力ノードをそれぞれ結合するための第1の相互排他的駆動回路および第2の相互排他的駆動回路を形成し、第1の駆動回路および第2の駆動回路の各々は、それぞれ、(1)それぞれの出力ノードとそれぞれの中間ノードとの間で結合された電圧シフタ回路と、(2)それぞれの出力ノードとそれぞれの中間ノードとの間で結合されたバイパス回路と、(3)入力信号に応答し、それぞれの中間ノードと第2の電圧供給ノードとの間で結合されたスイッチング回路と、を備え、(4)電圧シフタ回路は、十分に大きな電圧降下をもたらして、最大電圧に等しいそれぞれの出力ノードの電圧が第1の電圧供給ノードに操作可能に結合され、およびスイッチング回路が入力信号に応じて十分にイネーブルされるために、それぞれの中間ノードの電圧が、スイッチング回路内の任意の素子の最大スナップバック電圧を超えないことを確実にする。
本願明細書で使用するように、電圧供給ノードは、電圧の外部発生源に、または分圧器、チャージポンプまたは他の昇圧回路などの回路、DC−DCコンバータ回路、または他の回路によって使用可能な電圧源を発生するための任意の他の回路によって内部発生電圧に結合され得る。そのようなノードも、電源ノードと記載され得る。接地基準ノード(つまり、VSS、「接地」)も、電圧供給ノードと記載され得る。
XQ、Q出力ノードなどの出力ノードは、便宜上、そういうものとして本願明細書に記載され得るが、もちろん、受信回路に「出力」として実際に伝達される前に、さらにバッファされ得る。さらに、そのようなXQ、Q出力ノードの両方(および/またはその任意のバッファされたバージョン)は、単一の極性「出力」を有するレベルシフタ回路が望ましい場合が多くあるので、実際に任意の受信回路に伝達される必要はない。
本願明細書で使用するように、結合は、直接または間接を意味する。トランジスタ、スイッチング回路、または他の切り替え可能な電流経路は、そのような素子または構造を制御する1つ以上の制御信号が、それらの十分な許可電圧または信号レベルに実質的に達した場合に十分にイネーブルされるとして見ることができる。電圧シフタ回路(電圧シフタ「ブロック」と称することが多い)は、所定の電流が流れるために電圧降下をもたらす任意の回路構造によって実装され得る。そのような電圧降下は、実質的に、電流フロー(つまり、「完全なバッテリ」)の任意の大きさに関する定電圧降下であり得るが、そのようなものは必要ではない。実際には、電圧降下の大きさは、低い電流値で減少し、特に、電流の任意の範囲に関する定電圧降下となり得ない。例として、直列の1つ以上のダイオード接続トランジスタ、直列の1つ以上の物理的ダイオード、直列の1つ以上の抵抗、そのような構造の並列の組み合わせなどが挙げられる。本願明細書で使用するように、2つの相互排他的駆動回路(例えば、相互排他的放電経路)は、短い時間のオーバーラップを含むことができ、その間そのような回路の両方は部分的にまたは十分に導通であるが、定常状態では、そのような回路(例えば、経路)の1つは導通であり、他方は非導通である。
本願明細書に記載されたある実施形態によって考慮されるように、N−チャンネル「ネイティブ」トランジスタは、高電圧NMOSトランジスタと同一に形成され得るが、そのような高電圧素子が受けるチャネルインプラントを受けてそのような高電圧素子のより高いしきい値電圧を設定することはない。好ましい実施形態では、そのようなネイティブトランジスタは、0ボルト(例えば、VT =−200mV〜+200mV)の名目上のしきい値電圧を有する。本願明細書に記載された回路は、周知の半導体製造技術を使用して形成され得る。
接地基準電源に対して正の電圧を有する実施形態が本願明細書に記載される一方で、接地基準電源に対して負の電圧を有する、または正の電圧および負の電圧の両方を有する他の実施形態が具体的に考慮される。例えば、NMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタを交換し、信号および電源電圧の極性を反転することによって達成された、説明された実施形態のための「Dual」回路も考慮される。
本願明細書で使用される一般的な用語に関して、回路内の様々な信号およびノードを含む回路の操作について記載する場合、いくつかの表現のうちのいずれかを同様に良好に使用され得ることが当業者に認識される。任意の種類の信号、ロジック信号またはより一般的なアナログ信号は、回路内のノードの電圧レベル(またはいくつかの回路技術、電流レベルに関して)の物理的形態をとる。ワイヤまたはバス上を伝達される信号について考えることは正しい。例えば、「回路10の出力が、VDDに向けてノード11の電圧を駆動し、したがってノード11上を伝達される信号OUTをアサートする」として、特定の回路操作を記載してもよい。これは、多少厄介な表現にもかかわらず正確である。したがって、そのような回路操作を、「回路10は、ノード11をハイに駆動する」および「ノード11は、回路10によってハイにされる」、「回路10は、OUT信号をハイに引く」および「回路10は、OUTをハイに駆動する」と同様に記載することは当業者にとって周知である。特に、図の概略図が、対応する回路ブロックおよびノード名と様々な信号名を明白に関連付けているので、回路操作について記載するためのそのような簡単な表現は、回路操作の詳細を表現するのにより効率的である。便宜上、さもなければ、CLK信号を伝達する無名ノードは、CLKノードと称せられ得る。同様に、「ハイに引く」、「ハイに駆動する」および「充電する」などの表現は、表現「ローに引く」「ローに駆動する」および「放電する」のように、別段区別されなければ一般に同意語である。これらのより簡潔な記述的な表現の使用は、開示の明瞭性および教示を向上すると考えられる。これらおよび他の同様の表現の各々は、共通回路操作について記載するために取り替え可能に使用することができ、微妙な推論がこの記載内で様々な使用法で読まれるべきでないことは当業者によって認識されるべきである。
第1の電流処理端末(または電流搬送端子)と第2の電流処理端末との間の電流の流れを制御する制御端末を有するとして、トランジスタが概念化され得る。制御端末に関する適切な条件は、第1の電流処理端末から/第1の電流処理端末に、および第2の電流処理端末(第1および第2の電流処理端末の代表的な操作電圧用)に/第2の電流処理端末から電流を流す。バイポーラトランジスタでは、第1の電流処理端末はエミッタと考えられ、制御端末はベースと考えられ、第2の電流処理端末はコレクタと考えられる。第1の電流処理端末と第2の電流処理端末との間の電流の流れを制御する制御端末を有するとして、MOS型トランジスタが同様に概念化され得る。ドレイン、ゲートおよびソースを有するとして、MOS型トランジスタがしばしば検討されるが、ほとんどのそのような素子では、ドレインはソースと交換可能である。これは、トランジスタのレイアウトおよび半導体処理が対称的(一般に、バイポーラトランジスタの場合でない)であるからである。N−チャンネルMOS型トランジスタについて、高電圧で通常存在する電流処理端末は、慣習的にドレインと呼ばれる。低電圧で通常存在する電流処理端末は、慣習的にソースと呼ばれる。したがって、ゲート上の十分に高い電圧(ソース電圧に対して)は、ドレインからソースに電流を流す(ドレインおよびソースのそれぞれの電圧が異なる条件で)。増強モードN−チャネル素子のために、(ボディ効果を含む)しきい値電圧より大きい正のゲート−ソース電圧が十分である。N−チャンネルMOS素子方程式で称せられるソース電圧は、単に、どちらの電流処理端末が時間内の任意の所定の時点で低電圧を有するかを指す。例えば、双方向CMOS移送ゲートのN−チャネル素子の「ソース」は、移送ゲートのどの側が低電圧にあるかに依存する。ほとんどのN−チャンネルMOS型トランジスタのこの対称性を反映すると、制御端末はゲートと考えられ、第1の電流処理端末は「ドレイン/ソース」と称され、第2の電流処理端末は「ソース/ドレイン」と称される。そのような記載は、ドレイン電圧とソース電圧との間の極性およびドレインとソースとの間の電流の流れの方向がそのような用語によって意味されないので、P−チャンネルMOS型トランジスタに等しく有効である。あるいは、2つが別個ではなく交換可能であるという暗黙の理解によって、1つの電流処理端末が任意に「ドレイン」と考えられる一方で、他方は「ソース」と考えられる。
電源に関して、回路に電力を供給するために使用される単一の正の電源電圧(例えば、2.5ボルトの電源)が、しばしば「VDD」電源と名づけられる。集積回路では、トランジスタおよび他の回路素子は、VDD端子またはVDDノードに実際に接続され、次いで、VDD電源に操作可能に接続される。「VDDに結合された」または「VDDに接続された」などの表現の口語用法は、「VDDノードに接続された」を意味すると理解され、それは、次いで、集積回路の使用の間に実際にVDD電源電圧を受けるように一般に操作可能に接続される。
そのような単一の電源回路のための参照電圧は、しばしば、「VSS」と呼ばれる。トランジスタおよび他の回路素子は、VSS端子またはVSSノードに実際に接続され、次いで、集積回路の使用の間にVSS電源に操作可能に接続される。しばしば、VSS端子は、接地参照電位、または単に「接地」に接続される。特定のトランジスタまたは回路によって「接地される」ノードについての記載(別段の定義がない限り)は、トランジスタまたは回路によって、「ローに引かれる」または「接地に引かれる」ことと同じことを意味する。
本願明細書のブロック図は、ブロックを接続する単一ノードの用語を用いて記載されてもよい。にもかかわらず、文脈によって必要とされるときに、そのような「ノード」が差分信号を伝えるための1対のノードを実際に表し、またはいくつかの関連付けられた信号を運ぶため、またはデジタルワードを形成する複数の信号を運ぶための複数の別個のワイヤ(例えば、バス)を表し得ることが認識されるべきである。
回路および物理構造が一般に推定される一方で、近代的な半導体設計および製造において、物理構造および回路は、結果としての製造された半導体集積回路におけるのと同様に、続く設計、試験または製造段階で使用するのに適したコンピュータ読取可能な記述的な形式で具体化され得ることを十分認識するべきである。したがって、従来の回路または構造に向けられた特許請求の範囲は、その特定の言語と一致して、それが媒体で具体化されるか、または対応する回路および/または構造の製造、試験、もしくは設計変更を可能にする適切な読み出し設備と組み合わされるかにかかわらず、コンピュータ読取可能エンコードおよびその表現上で読み出され得る。本発明は、すべて本願明細書に記載され、添付の特許請求の範囲に規定されるように、回路、関連する動作方法、そのような回路を製造するための関連する方法、そのような回路および方法のコンピュータ読取可能媒体エンコードを含むよう考慮される。本願明細書に用いられるように、コンピュータ読取可能媒体は、少なくともディスク、テープまたは他の磁気的、光学的、半導体(例えば、フラッシュメモリカード、ROM)、または電子的媒体およびネットワーク媒体、ワイヤ線媒体、ワイヤレス媒体もしくは他の通信媒体を含む。回路のエンコードは、回路概略情報、物理的レイアウト情報、挙動シミュレーション情報、および/または回路がそれによって表現されたり通信されたりし得る他のエンコードを含んでいてもよい。
前述した詳細な説明は、本発明の多くの可能な実現例のうちのいくつかのみを説明した。このため、この詳細な説明は、限定としてではなく例示として意図されるべきである。本願明細書に開示された実施形態の変形および修正は、本発明の範囲および精神から逸脱することなく本願明細書に述べられた記載に基づいてなされ得る。さらに、前述した実施形態は、さまざまな組み合わせでも、単独でも、同様に用いられるように特に考慮される。本発明の範囲を規定するように意図されるのは、すべての等価物を含む添付の特許請求の範囲のみである。したがって、本願明細書に記載されない他の実施形態、変形、および改善が本発明の範囲から必ずしも排除されるものではない。

Claims (15)

  1. レベルシフタ回路であって、
    第1の相補出力ノードおよび第2の相補出力ノードを、第1の電圧供給ノードにそれぞれ結合するための第1の負荷素子および第2の負荷素子と、
    前記第1の相補出力ノードおよび第2の相補出力ノードを、第2の電圧供給ノードにそれぞれ結合するための第1の駆動回路および第2の駆動回路と、を備え、
    前記第1の駆動回路および第2の駆動回路の各々は、
    それぞれの出力ノードとそれぞれの中間ノードとの間で結合された電圧シフタ回路と、
    それぞれの出力ノードとそれぞれの中間ノードとの間で結合されたバイパス回路と、
    入力信号に応答し、それぞれの中間ノードと前記第2の電圧供給ノードとの間で結合されたスイッチング回路と、をそれぞれ備え、
    前記電圧シフタ回路は、十分に大きな電圧降下をもたらして、最大電圧に等しいそれぞれの出力ノードの電圧が前記第1の電圧供給ノードに操作可能に結合され、および前記スイッチング回路が入力信号に応じて十分にイネーブルされるために、それぞれの中間ノードの電圧が、前記スイッチング回路内の任意の素子の最大スナップバック電圧を超えないことを確実にするレベルシフタ回路。
  2. 請求項1記載の回路において、
    前記第1の駆動回路および第2の駆動回路の各々が備えるそれぞれの電圧シフタ回路は、十分に低い大きさの電圧降下をもたらして、第1のバイパス回路および第2のバイパス回路に印加された電圧が、導通の場合に、前記第1のバイパス回路および第2のバイパス回路内の任意の素子の最大スナップバック電圧を超えることができないことを確実にする回路。
  3. 請求項1記載の回路において、
    前記第1の駆動回路のスイッチング回路は、第1の制御ノードに結合されたソース端子を有し、第2の制御ノードに結合されたゲート端子を有する第1のスイッチトランジスタを備え、
    前記第2の駆動回路のスイッチング回路は、前記第2の制御ノードに結合されたソース端子を有し、前記第1の制御ノードに結合されたゲート端子を有する第2のスイッチトランジスタを備える回路。
  4. 請求項3記載の回路において、
    入力信号に応答し、前記第1の制御ノードに結合された出力を有する第1の反転回路と、
    前記第1の制御ノードに結合された入力を有し、前記第2の制御ノードに結合された出力を有する第2の反転回路と、をさらに備え、
    前記第1の反転回路および第2の反転回路は、第3の電圧供給ノードおよび前記第2の電圧供給ノードに結合された低電圧回路を備え、前記第3の電圧供給ノードは、前記第1の電圧供給ノードによって受ける電圧より実質的に小さい電圧を操作可能に受ける回路。
  5. 請求項4記載の回路において、
    前記第1の駆動回路のバイパス回路は、前記第2の制御ノードに結合されたゲート端子を有する第1のバイパストランジスタを備え、
    前記第2の駆動回路のバイパス回路は、前記第1の制御ノードに結合されたゲート端子を有する第2のバイパストランジスタを備える回路。
  6. 請求項4記載の回路において、
    第1のバイパストランジスタおよび第2のバイパストランジスタのそれぞれのゲート端子に結合されたバイアス電圧ノードをさらに備える回路。
  7. 請求項5記載の回路において、
    前記第1の負荷素子および第2の負荷素子は、前記第1の出力ノードおよび第2の出力ノードと前記第1の電圧供給ノードとの間でそれぞれ結合されたクロスカップル型負荷素子を含む回路。
  8. 請求項1〜7のいずれか記載の回路において、
    前記第1の駆動回路および第2の駆動回路の各々が備えるそれぞれのスイッチング回路は、公称、約0ボルトのしきい値電圧を有する高電圧ネイティブトランジスタをそれぞれ備える回路。
  9. 請求項1〜8のいずれか記載の回路において、
    前記第1の駆動回路および第2の駆動回路の各々が備えるそれぞれの電圧シフタ回路は、複数の直列接続された高電圧ネイティブトランジスタをそれぞれ備える回路。
  10. 第1の電圧領域に対応する入力信号をレベルシフトして、前記第1の電圧領域より大きさが大きい第2の電圧領域に対応する第1の相補出力信号および第2の相補出力信号を発生する方法であって、前記第1の相補出力信号および第2の相補出力信号がそれぞれの第1の出力ノードおよび第2の出力ノード上を伝達される方法において、
    前記第1の電圧領域の第1の状態から第2の状態への入力信号の変化に応じて、
    前記第1の出力ノードを、第1のスイッチ素子と直列に第1の電圧シフタ回路を備える第1の電流経路を通って第2の電圧供給ノードに結合して、第2の電圧供給ノード電圧のほうに前記出力ノードの電圧を部分的に駆動するステップであって、前記第1の電圧シフタ回路は、十分に大きな電圧降下をもたらして、前記第1の出力ノードの電圧が前記第2の電圧領域の最大電圧に等しく、前記第1のスイッチ素子が十分にイネーブルされるために、前記第1のスイッチ素子にかかる電圧がその最大スナップバック電圧を超えないことを確実にするステップと、
    次いで、前記第1の出力ノードを、前記第1のスイッチ素子と直列に第1のバイパス素子を備えるが前記第1の電圧シフタ回路を除外する第2の電流経路を通って前記第2の電圧供給ノードに結合して、前記第2の電圧供給ノード電圧に前記第1の出力ノードの電圧を十分に駆動するステップと、
    前記第2の出力ノードを第1の電圧供給ノードに結合して、前記第2の出力ノードの電圧を前記第1の電圧供給ノード上を伝達される電圧に実質的に駆動するステップと、
    を含む方法。
  11. 請求項10記載の方法において、
    前記第1の電圧シフタ回路は、十分に小さな電圧降下をもたらして、第1のバイパス回路に印加された電圧が、導通の場合に、前記第1のバイパス回路内の任意の素子の最大スナップバック電圧を超えることができないことを確実にする方法。
  12. 請求項10記載の方法において、
    入力信号に応答して、前記第1の電圧領域において第1の相補制御信号および第2の相補制御信号を発生するステップと、
    前記第1のスイッチ素子のソース端子に前記第1の制御信号を結合するステップと、
    前記第1のスイッチ素子のゲート端子に前記第2の制御信号を結合するステップと、
    をさらに含む方法。
  13. 請求項12記載の方法において、
    前記第2の電流経路は、前記第1のスイッチ素子と前記第2の電圧供給ノードとの間で結合された前記第1の電圧領域に属する論理回路の出力素子をさらに備える方法。
  14. 請求項13記載の方法において、
    第1のバイパス素子のゲート端子にバイアス電圧を結合するステップをさらに含む方法。
  15. 請求項13記載の方法において、
    前記第1のスイッチ素子のゲート端子および第1のバイパス素子のゲート端子の両方に同じ制御信号を結合するステップをさらに含む方法。
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