JP4925005B2 - 工作機械のカバー構造体 - Google Patents
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Description
そこで、従来、前記カバー構造体として、テーブルの中央の前面側を覆う中央カバー部と、テーブルの左側面側を覆う左カバー部と、テーブルの右側面側を覆う右カバー部とに3分割可能に構成し、工作機械の搬送時には、中央カバー部のみをベッドに取り付けたままとし、左カバー部と右カバー部とをベッドから取り外して、横幅寸法を工作機械幅と同じにし、トレーラー等の運搬車両によって、その荷台からはみ出すことなく搬送することができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、請求項1に係る工作機械のカバー構造体は、工作機械のベッドに固定して立設された左右一対の支持枠の上端部間に上部ビームを掛け渡して形成された門型のシャッターフレームに、扉を開閉自在に装着してなり、工作機械のテーブルの前面側を覆う前面シャッターと、前記シャッターフレームの両側および前記ベッドの少なくとも一方に支持されて前記テーブルの左右側面側を覆う左側面パネルおよび右側面パネルとを備えたカバー構造体であって、前記左右側面パネルが、それぞれ、上部側面パネルと下部側面パネルとからなり、該下部側面パネルを前記シャッターフレームおよび前記ベッドの少なくとも一方に支持され、前記上部側面パネルを下部側面パネルに対してその上部に載置されて着脱可能に連結されており、また、前記シャッターフレームの各支持枠が下部支持枠に上部支持枠をヒンジによって連結されてなり、各上部支持枠が、前記上部ビームを伴って前記テーブルの前後方向に沿う垂直面内において下部支持枠に対して起倒可能に設けられていることを特徴としている。
すなわち、請求項1に係る工作機械のカバー構造体によれば、左右側面パネルの上部側面パネルを下部側面パネルから分離すると共に、前面シャッターにおけるシャッターフレームの上部支持枠を下部支持枠に対して倒すことにより、門型のシャッターフレームの高さを低くすることができるので、前記左右側面パネルや前面シャッターの高さが高い場合であっても、高さの制限を受けることなく、前記側面パネルの主要部や前面シャッターを工作機械に取り付けた状態で容易に搬送することができる。これにより、工作機械の搬送に際して、工作機械から分離するカバー構造体の構成部材の個数を減らして工作機械の分解、再組立に要する手間を低減し、梱包ミスや組立間違いを減少させることができる。また、門型のシャッターフレームは、上部支持枠を下部支持枠に対して倒した場合でも、上部ビームが一対の支持枠を相互に連結した状態に保つので、前記上部ビームが工作機械に取り付けた状態で搬送されるカバー構造体に対する出荷固定具の機能を果たし、荷造専用の出荷固定具を用意することなく、工作機械と一緒に搬送されるカバー構造体の剛性を搬送に耐えるものとすることができる。
図1〜図4は本発明の一実施の形態に係る工作機械のカバー構造体1を示す。このカバー構造体1は、例えば、ベッド2の前側上面にX軸方向(図1,図3で左右方向、図2で紙面に垂直な方向)に移動自在に設けられたテーブル3と、前記ベッド2の後側上面にZ軸方向(図2で左右方向、図3で上下方向)に移動自在に設けられたコラム4と、該コラムの前面にY軸方向(図1、図2で上下方向)に移動自在に支持された主軸ヘッド5と、前記コラム4の横に設置された工具マガジン6から前記主軸ヘッド5の主軸5aとの間で工具Tを工具交換アーム7によって交換する工具交換装置ATC等とを備えた横型のマシニングセンタである工作機械8の前記テーブル3の周囲を覆うように設備されている。
なお、前記下部支持枠9a,9aの上部に垂直状に起立した上部支持枠9b,9bは、図5に示すように、それらの下端部が、前記ヒンジ19,19の反対側において、ボルトBにより下部支持枠9a,9aの上端部に着脱自在に連結されるようになっている。
さらに、前記各下部支持枠9a,9aの上端部の対向面側には、該下部支持枠9a,9a内に収納した各扉12a,12bを下部支持枠9a,9aに固定する固定金具23がボルトで着脱し得るようになっており、また、前記各下部支持枠9a,9aにおけるテーブル3の後面側(コラム4側)を向く面の上方位置には、テーブル3の後面側に倒した前記上部支持枠9b,9bを固定するための固定ブラケット24がボルトで固定されている。
また、前記天板15b3の前記右側の支持枠9の上端部に対応する角部には、前記前面シャッター13の各扉12a,12bが上方に突き出すことを可能とすると共に前記各扉12a,12bの昇降用のモータ22を収容するための切欠凹部15b5が設けられている。
このようにして、前記前面シャッター13および前記左右側面パネル14,15の各下部側面パネル14a,15aだけを前記ベッド2に取り付けた状態にすることにより、最大荷造高さを低くして工作機械8を高さの制限を受けることなく搬送することができる。工作機械8から分離した前記カバー構造体1のうちの左右の上部側面パネル14b,15b、左右側面扉パネル16,17は、それぞれ個別に洗浄、梱包して搬送する。
2 ベッド
3 テーブル
4 コラム
7 工具交換アーム
8 工作機械
9 支持枠
9a 下部支持枠
9b 上部支持枠
10 上部ビーム
11 シャッターフレーム
12a,12b 扉
13 前面シャッター
14,15 左右側面パネル
16,17 左右側面扉パネル
18 上面パネル
19 ヒンジ
23 固定金具
24 固定ブラケット
Claims (4)
- 工作機械のベッドに固定して立設された左右一対の支持枠の上端部間に上部ビームを掛け渡して形成された門型のシャッターフレームに、扉を開閉自在に装着してなり、工作機械のテーブルの前面側を覆う前面シャッターと、前記シャッターフレームの両側および前記ベッドの少なくとも一方に支持されて前記テーブルの左右側面側を覆う左側面パネルおよび右側面パネルとを備えたカバー構造体であって、
前記左右側面パネルは、それぞれ、上部側面パネルと下部側面パネルとからなり、該下部側面パネルが前記シャッターフレームおよび前記ベッドの少なくとも一方に支持され、前記上部側面パネルが下部側面パネルに対してその上部に載置されて着脱可能に連結されており、また、前記シャッターフレームの各支持枠が下部支持枠に上部支持枠をヒンジによって連結されてなり、各上部支持枠が、前記上部ビームを伴って前記テーブルの前後方向に沿う垂直面内において下部支持枠に対して起倒可能に設けられていることを特徴とする工作機械のカバー構造体。 - 前記各上部支持枠は、テーブルの後面側へ向けて倒されて下部支持枠に平行に沿った状態とされ、先端部を下部支持枠に固定されるようになっていることを特徴とする請求項1に記載の工作機械のカバー構造体。
- 前記前面シャッターには、シャッターフレームの各支持枠に設けられた案内レールに沿って、複数の扉が上下方向に開閉可能に設けられ、該各扉は前記上部支持枠を倒す際に前記下部支持枠内に収納可能とされていることを特徴とする請求項1または2に記載の工作機械のカバー構造体。
- 前記テーブルの後面側には、前記ベッド上に設けられたコラムとテーブルとの間の両外側領域を覆う一対の側面扉パネルが、前記ベッドおよびコラムの少なくとも一方の両側に着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の工作機械のカバー構造体。
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