JP4923752B2 - 板材加工搬送システム - Google Patents
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Description
また、従来、素材板材の搬入に際し、板材載置部に積載された板材を吸着パッドで吸着して持ち上げるときに、油の付着等によって2枚重なり状態で吸着されることがある。その対策として、積載された最上段の板材の角部を吸着パッドで吸着して捲り上げ、吸着パッドの昇降を繰り返して板材に波打ちを生じさせた後、1枚の板材の全体を吸着して持ち上げることが行われている。一枚分離のより確実のために、積載状態の板材の側端面に磁気フロータを接触させ、積載された最上段の板材とその下との板材との重なり面を同磁極に磁化させ、磁気反発力で板材に浮き上がり力を生じさせたり、また一部が捲り上げられた板材とその下の板材との間にエアーを吹き込む等の処置を行うこともある。
このため、搬入,搬出のために板材加工機を停止させる時間が長くなり、板材加工機のサイクルタイムが長くなっている。
この発明の他の目的は、素材搬入時の一枚分離の確認を行いながら、板材加工のサイクルタイムを短縮できるようにすることである。
この発明のさらに他の目的は、サイクルタイム短縮のための仮置き台を設けながら、設置面積の増大が回避できるようにすることである。
この発明のさらに他の目的は、1台の板材搬送装置で素材板材および製品板材の搬送を兼用しながら、素材搬入のための板材加工機の停止時間を短くでき、板材加工のサイクルタイムを短縮できる板材加工搬送システムの運転方法を提供することである。
前記板材載置部(2)は、素材板材(W1)を積載可能な素材板材積載部(21)と、素材板材(W1)を一時的に置くための仮置き台(58)とを有し、
前記制御装置(65)は、板材加工機(1)による加工中に、素材板材積載部(21)に積載されている素材板材(W1)から一枚だけ持ち上げて前記仮置き台(58)に置くように、前記板材搬送装置(3)を制御する板材搬入前準備手段(67)を有するものとする。
この場合、持ち上げられた板材(W1)が一枚であることを一枚分離確認装置(59)で確認するため、誤って2枚重なり状態で搬送されて支障が生じることを避けられる。この場合に、板材加工機(1)による加工中に一枚分離の確認を行うため、一枚分離の確認を行いながら、サイクルタイムが長くなることが回避できる。
仮置き台(58)を、このように素材パレット(21a)および製品パレット(22a)の可動領域内に設置した場合、仮置き台(58)の設置のために床面積を増大する必要がない。そのため、仮置き台(58)の設置のための床面積の増大が回避できる。
この運転方法によると、板材加工機(1)による加工中に、素材板材積載部(21)に積載されている素材板材(W1)を一枚だけ持ち上げて前記仮置き台(58)に置き、製品板材(W2)の搬出の後、前記仮置き台(58)に置かれている素材板材(W1)を板材加工機(1)に搬入する。このため、素材搬入のための板材加工機(1)の停止時間は、最終の板材製品(W2)の搬出の後、仮置き台(58)から素材板材(W1)を板材加工機(1)へ搬送するだけの時間で済む。このように、1台の板材搬送装置(3)で素材板材(W1)および製品板材(W2)の搬送を兼用しながら、素材搬入のための板材加工機(1)の停止時間を短くでき、板材加工のサイクルタイムを短縮することができる。
前記板材搬送装置または前記素材板材積載部に、この素材板材積載部から前記板材搬送装置により持ち上げられた板材が一枚であることを確認する一枚分離確認装置を設け、前記板材搬入前準備手段は、前記一枚分離確認装置により一枚であることを確認した後、その持ち上げられた板材を前記仮置き台に置くように前記板材搬送装置を制御するものとした場合は、素材搬入時の一枚分離の確認を行いながら、板材加工のサイクルタイムを短縮することができる。
この板材加工機1は、タレットパンチプレスからなり、加工部6は、上下一対のタレット13と、このタレット13の円周方向複数箇所に保持されたパンチ金型(図示せず)を所定のパンチ位置Pで叩くパンチ駆動機構(図示せず)とで主に構成される。
一枚分離確認装置59は、例えば図7(F)に示すように、開閉自在に設けられた一対のアーム59aの先端の接触子59bにより素材板材W1を上下に挟み、一対のアーム59aの開き角度を検出する手段(図示せず)を設け、一対のアーム59aの開き度を設定値と比較して、挟み込んだ素材板材W1が一枚であるか、または2枚以上であるかを検出する装置である。
すなわち、図5に示すように、板材搬送装置3による前回の素材板材W1の板材加工機1への搬入が完了すると、板材加工機1では板材加工を開始し、板材搬送装置3では、ステップS1の動作として、板材搬送装置3の走行体27を素材板材積載部21上へ戻す動作を行った後、ステップS2の一枚持ち上げ準備動作から、ステップS3の1枚の持ち上げ、ステップS4の一枚分離確認、ステップS5の仮置き台58への載置までの動作である搬入前準備動作を行う。
なお、板材搬送装置3は、加工後、製品板材W2を搬出してから素材板材W1を搬入する必要があるため、素材板材W1を1枚分離してそのまま素材板材W1の搬入を待機できない。このため、1枚分離後に仮置き台58への載置を行う。これらにより、この板材加工搬送システムによると、効率良く板材加工を行うことができる。
2…板材載置部
3…板材搬送装置
5…テーブル
6…加工部
7…板材送り装置
21…素材板材積載部
22…製品板材積載部
21a…素材パレット
22a…製品パレット
25…固定台
26…可動台
27…走行体
28…把持手段
33…パッド取付フレーム
34…昇降装置
35…吸着パッド
51…磁気フロータ
58…仮置き台
59…一枚分離確認装置
60…システム制御手段
61…板材加工機制御手段
62…搬送系制御手段
65…搬送制御装置
66…板材載置部制御装置
67…板材搬入前準備手段
68…搬出制御手段
69…搬入制御手段
W…板材
W1…素材板材
W2…製品板材
Claims (4)
- 板材に加工を施す板材加工機と、この板材加工機の側方に設けられ板材を載置する板材載置部と、これら板材加工機と板材載置部との間を往復走行して板材加工機に対する素材板材の搬入および製品板材の搬出を行う板材搬送装置と、この板材搬送装置を制御する制御装置とを備え、
前記板材載置部は、素材板材を積載可能な素材板材積載部と、素材板材を一時的に置くための仮置き台とを有し、
前記制御装置は、板材加工機による加工中に、素材板材積載部に積載されている素材板材から素材板材を一枚だけ持ち上げて前記仮置き台に置くように、前記板材搬送装置を制御する板材搬入前準備手段を有するものとした板材加工搬送システム。 - 前記板材搬送装置または前記素材板材積載部に、この素材板材積載部から前記板材搬送装置により持ち上げられた板材が一枚であることを確認する一枚分離確認装置を設け、前記板材搬入前準備手段は、前記一枚分離確認装置により一枚であることを確認した後、その持ち上げられた板材を前記仮置き台に置くように前記板材搬送装置を制御するものとした請求項1記載の板材加工搬送システム。
- 前記板材載置部は、前記素材板材積載部を構成する素材パレット、および製品板材を積載する製品パレットを有し、これら素材パレットおよび製品パレットは、所定の可動領域内で、互いに干渉することなくそれぞれ水平方向の位置が変更可能に設置され、前記仮置き台は、これら素材パレットおよび製品パレットの可動領域内でこれら素材パレットおよび製品パレットよりも下方に設置した請求項1または請求項2記載の板材加工搬送システム。
- 板材に加工を施す板材加工機と、この板材加工機の側方に設けられ板材を載置する板材載置部と、これら板材加工機と板材載置部との間を往復走行して板材加工機に対する素材板材の搬入および製品板材の搬出を行う板材搬送装置とを備え、前記板材載置部は、素材板材を積載可能な素材板材積載部と、素材板材を一時的に置くための仮置き台とを有する板材加工搬送システムの運転方法であって、
前記板材加工機による素材板材の加工中に、前記板材搬送装置により、素材板材積載部に積載されている素材板材から一枚だけ持ち上げて前記仮置き台に置き、前記板材加工機により加工された板材である製品板材の搬出の後、前記仮置き台に置かれている素材板材を板材加工機に搬入することを特徴とする板材加工搬送システムの運転方法。
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