JPH1110261A - ワーク搬出入方法およびその装置 - Google Patents

ワーク搬出入方法およびその装置

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JPH1110261A
JPH1110261A JP17243897A JP17243897A JPH1110261A JP H1110261 A JPH1110261 A JP H1110261A JP 17243897 A JP17243897 A JP 17243897A JP 17243897 A JP17243897 A JP 17243897A JP H1110261 A JPH1110261 A JP H1110261A
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work
conveyor
plate
product
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JP17243897A
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Inventor
Takeshi Takahashi
武 高橋
Hiroshi Onari
弘史 大成
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークを複数の板材加工機へ効率よく搬入・
搬出して生産効率を向上すると共に設備投資効率を向上
し得るワーク搬出入装置を提供する。 【解決手段】 ワーク搬入ステーション27に載置され
た素材パレット25に積載されている板材又は半製品の
ワークWを1枚取りして素材コンベア15上に載置す
る。素材コンベア15上に載置されたワークWを前記素
材コンベア15のワーク搬送ラインに隣接して設けられ
た複数の板材加工機1へ搬送する。前記素材コンベア1
5上のワークWは連続的に搬送されても、複数の各板材
加工機1に対応する複数のマテハン装置53により持ち
上げられて各々対応する板材加工機1へ搬入されて加工
され、加工された製品は再び前記マテハン装置53によ
り持ち上げられて製品コンベア21に載置され搬出され
るので、ワークWの待ち時間が短くなり、生産効率が向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク搬出入方法
およびその装置に関し、特にプレスブレーキ等のベンダ
やパンチプレス等の複数の板材加工機へ効率よくワーク
を搬入・搬出して素材パレット上に積載されたワークを
効率よく板材加工し生産効率を向上し得るワーク搬出入
方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワーク搬出入装置101において
は、図8に示されているように例えばプレスブレーキ等
のベンダなどの板材加工機103へワークWを搬入する
ために、板材加工機103の手前にパイプローラコンベ
ア等のコンベア装置105が設けられ、このコンベア装
置105のワーク搬送方向の前後には他の同様な加工前
のワークWを搬入するためのワーク搬入用コンベア10
7と製品を搬出するための製品コンベア109が設けら
れている。ワーク搬送方向の後方側のワーク搬入用コン
ベア107に隣接する位置には、板材又は半製品のワー
クWを積載した素材パレット113を載置するワーク搬
入ステーション111が設けられており、ワーク搬送方
向の前方側のコンベア装置は前記板材加工機103で折
曲げ加工された製品を搬出するための製品コンベア10
9である。
【0003】前記ワーク搬入ステーション111には前
記素材パレット113が台車115上に載置されて運ば
れてくる。このワーク搬入ステーション111の素材パ
レット113上のワークWは一枚取り装置117により
1枚ずつピックアップされてワーク搬入用コンベア10
7に載置される。
【0004】ワークWはワーク搬入用コンベア107上
を搬送されて板材加工機103の手前のコンベア装置1
05へ搬送されると、このワークWはマテハン装置11
9により持ち上げられて前記板材加工機103へ搬入さ
れ、折曲げ加工される。この折曲げ加工された製品は再
び前記マテハン装置119により持ち上げられて前記コ
ンベア装置105へ載置され、次のワークWが搬送され
るのを待っている。前記コンベア装置105へ載置され
たワークWは製品コンベア109で搬出され、作業者に
より取り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のワー
ク搬出入装置101においては、製品加工のタクトタイ
ムが長くなると周辺装置の一枚取り装置117やコンベ
ア装置105が稼働していない時間が相対的に増加し、
生産効率が低下するという問題点があった。
【0006】1台の板材加工機103に対する周辺装置
の設置面積が大きいので設備投資効率が低くなるという
問題点があった。
【0007】本発明は叙上の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、素材パレット上に積載された
ワークを複数の板材加工機へ効率よく搬入・搬出して効
率よく板材加工し生産効率を向上すると共に設備投資効
率を向上し得るワーク搬出入方法およびその装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のワーク搬出入方法は、ワー
ク搬入ステーションに載置された素材パレット上に積載
されている板材又は半製品のワークを1枚取りして素材
コンベア上に載置し、この素材コンベア上に載置された
ワークを前記素材コンベアのワーク搬送ラインに隣接し
て設けられた複数の板材加工機の位置へ搬送し、前記複
数の各板材加工機に対応する複数のマテハン装置により
前記素材コンベア上のワークを持ち上げて各々対応する
板材加工機へ搬入すると共にこの各板材加工機で加工さ
れた製品を製品コンベアに載置して搬出してなることを
特徴とするものである。
【0009】したがって、素材コンベア上に搬送される
ワークは複数の板材加工機に対応する複数のマテハン装
置により効率よく各対応する板材加工機へ搬入・加工・
搬出される。例えば素材コンベア上のワークは1つのマ
テハン装置で持ち上げられて対応する1つの板材加工機
へ搬入し加工され、この加工された製品が製品コンベア
へ搬出されている間に、素材コンベア上の他のワークは
他のマテハン装置で持ち上げられて対応する他の板材加
工機へ搬入され加工されるので、素材コンベア上にワー
クを連続的に載置し搬送しても、効率よく板材加工され
る。
【0010】したがって、ワークの待ち時間が短くなる
ので、素材パレット上のワークの搬入から搬出までの1
つの製品加工のタクトタイムが短くなると共に生産効率
及び設備投資効率が向上する。
【0011】請求項2によるこの発明のワーク搬出入装
置は、一列に並べた複数の板材加工機と、前記複数の板
材加工機の近くへワークを搬送すべく直線状のワーク搬
送ライン上に設けた素材コンベアと、この素材コンベア
のワーク搬送方向の後方端側に隣接して設けられて板材
又は半製品のワークを積載した素材パレットを載置する
ワーク搬入ステーションと、このワーク搬入ステーショ
ンの素材パレット上に積載されているワークを1枚取り
して前記素材コンベア上に載置する一枚取りローダと、
前記複数の各板材加工機で加工された製品を搬出する製
品コンベアと、前記複数の各板材加工機に対応して設け
られると共に前記素材コンベアで搬送されたワークを吸
着する吸着装置を備えると共にこの吸着装置で吸着した
ワークを持ち上げて前記対応する各板材加工機へ搬入す
ると共にこの板材加工機で加工された製品を前記製品コ
ンベアに載置して搬出する複数のマテハン装置と、から
構成してなることを特徴とするものである。
【0012】したがって、請求項1記載の作用とほぼ同
様であり、複数の板材加工機を一列に並べたので、素材
コンベア上のワークは効率よく確実に複数の各板材加工
機へ搬送される。また、複数の板材加工機に対応する複
数のマテハン装置を設け、素材コンベアと製品コンベア
を別々に設けたので、素材コンベア上に搬送されるワー
クは複数の各マテハン装置に対応する複数の各板材加工
機へ効率よく搬入・加工・搬出される。
【0013】素材コンベア上のワークは1つのマテハン
装置で持ち上げられて対応する1つの板材加工機へ搬入
・加工・搬出されている間に、素材コンベア上の他のワ
ークは他のマテハン装置で持ち上げられて対応する他の
板材加工機へ搬入・加工・搬出されるので、素材コンベ
ア上にワークを連続的に載置し搬送しても、効率よく板
材加工される。
【0014】したがって、ワークの待ち時間が短くなる
ので、素材パレット上のワークの搬入から搬出までの1
つの製品加工のタクトタイムが短くなると共に生産効率
及び設備投資効率が向上する。
【0015】請求項3によるこの発明のワーク搬出入装
置は、請求項2記載のワーク搬出入装置において、前記
素材コンベアを前記各板材加工機に対応して複数の短尺
の素材コンベアで構成し、この複数の短尺の素材コンベ
アを同一のワーク搬送ライン上に一列に設けてなること
を特徴とするものである。
【0016】したがって、複数の短尺の素材コンベアを
複数の各板材加工機に対応して設けたとしても、前記複
数の短尺の素材コンベアを同一のワーク搬送ライン上に
一列に設けられるので、ワーク搬送ラインのワーク搬送
方向後方側から供給されたワークは複数の各板材加工機
へ確実に搬送される。
【0017】請求項4によるこの発明のワーク搬出入装
置は、請求項2又は3記載のワーク搬出入装置におい
て、前記素材コンベアをワーク搬送方向の一側に向かっ
て下方に傾斜して設けると共に前記素材コンベアの一側
にワークの一側縁を摺動可能な突当て部を設け、前記複
数の各板材加工機の近くで素材コンベア上のワークを位
置決めして停止すべく素材コンベアの上面に出没自在な
ワークストッパを設けてなることを特徴とするものであ
る。
【0018】したがって、素材コンベア上のワークは重
力の作用で自然にワーク搬送方向の一側に向かって移動
し、ワークの一側縁が突当て部に摺動しながら搬送され
る。しかも出没自在なワークストッパにより所望の板材
加工機の近くで停止されるので、ワークの位置決めが行
われ、対応するマテハン装置により前記板材加工機へ確
実に搬入・加工・搬出される。
【0019】請求項5によるこの発明のワーク搬出入装
置は、請求項2,3又は4記載のワーク搬出入装置にお
いて、前記製品コンベアを前記複数のマテハン装置の間
に設けると共に前記素材コンベアのワーク搬送方向に対
してほぼ直交する方向に設けてなることを特徴とするも
のである。
【0020】したがって、各板材加工機で加工された製
品は各対応するマテハン装置により近くの製品コンベア
へ載置され搬出される。
【0021】請求項6によるこの発明のワーク搬出入装
置は、請求項2、3又は4記載のワーク搬出入装置にお
いて、前記素材コンベアと製品コンベアとを並行に設け
てなることを特徴とするものである。
【0022】したがって、素材コンベアと製品コンベア
とが並行に設けられることにより、素材コンベアから板
材加工機へワークを搬入する距離と板材加工機から製品
コンベアへ製品を搬出する距離とが短くなるので、マテ
ハン装置による搬入・搬出を効率よく行える。
【0023】請求項7によるこの発明のワーク搬出入装
置は、板材又は半製品のワークを積載した素材パレット
を載置するワーク搬入ステーションと、このワーク搬入
ステーションに隣接して設けられてワークを搬送するワ
ーク搬入用コンベアと、前記ワーク搬入ステーションの
素材パレット上に積載されているワークを1枚取りして
前記ワーク搬入用コンベア上へ載置する一枚取りローダ
と、前記ワーク搬入用コンベアのワーク搬送方向前方に
設けられて板材加工機の近くへワークを搬送する第1素
材コンベアと、この第1素材コンベアと前記ワーク搬入
用コンベアとの間に設けられ、前記ワーク搬入用コンベ
ア及び第1素材コンベアのワーク搬送方向に対してほぼ
直交してワークを搬送すべく旋回自在な可動素材コンベ
アと、この旋回された可動素材コンベアに連結可能に配
置されると共に他の板材加工機の近くへワークを搬送す
る第2素材コンベアと、前記複数の各板材加工機で加工
された製品を搬出する製品コンベアと、前記複数の各板
材加工機に対応して設けられると共に前記第1、第2素
材コンベアで搬送されたワークを吸着する吸着装置を備
えると共にこの吸着装置で吸着したワークを持ち上げて
前記対応する各板材加工機へ搬入すると共にこの板材加
工機で加工された製品を前記製品コンベアに載置して搬
出する複数のマテハン装置と、から構成してなることを
特徴とするものである。
【0024】したがって、請求項1記載の作用とほぼ同
様であり、前記ワーク搬入用コンベアと第1素材コンベ
アとの間に旋回自在な可動素材コンベアを設けたので、
この可動素材コンベアの旋回動作により、ワーク搬入用
コンベアに載置・搬送されるワークは第1素材コンベア
と第2素材コンベアのいずれかへ切り換えて搬送され、
第1、第2素材コンベアのワーク搬送ラインに配置され
た複数の各板材加工機へ効率よく確実に搬送される。ま
た、複数の板材加工機に対応する複数のマテハン装置を
設け、素材コンベアと製品コンベアを別々に設けたの
で、第1、第2素材コンベア上に搬送されるワークは複
数の各マテハン装置に対応する複数の各板材加工機へ効
率よく搬入・加工・搬出される。
【0025】第1、第2素材コンベア上のワークは1つ
のマテハン装置で持ち上げられて対応する1つの板材加
工機へ搬入・加工・搬出されている間に、素材コンベア
上の他のワークは他のマテハン装置で持ち上げられて対
応する他の板材加工機へ搬入・加工・搬出されるので、
素材コンベア上にワークを連続的に載置し搬送しても、
効率よく板材加工されるので、ワークの待ち時間が短く
なり、素材パレット上のワークの搬入から搬出までの1
つの製品加工のタクトタイムが短くなると共に生産効率
及び設備投資効率が向上する。
【0026】請求項8によるこの発明のワーク搬出入装
置は、請求項7記載のワーク搬出入装置において、前記
第1、第2素材コンベアの各ワーク搬送ラインに複数の
板材加工機を設けてなることを特徴とするものである。
【0027】したがって、エリアに応じて複数の板材加
工機を配置する場合、前記複数の各板材加工機を第1、
第2素材コンベアの各ワーク搬送ラインに設けることが
でき、しかもワークは前記複数の各板材加工機へ確実に
搬送される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明のワーク搬出入方法
およびその装置の実施の形態について図面を参照して説
明する。
【0029】図1及び図3を参照するに、本実施の形態
に係わる板材加工機としては一般的な曲げ機械としての
プレスブレーキ1が用いられている。このプレスブレー
キ1は図3に示されているようにパンチ3とダイ5から
なる金型が上部テーブル7と下部テーブル9の金型装着
部11に装着されている。折曲げ加工されるべきワーク
Wが上部テーブル7に装着されたパンチ3と下部テーブ
ル9に装着されたダイ5との間に位置決めされ、下部テ
ーブル9が例えば昇降駆動シリンダ13により上昇して
前記パンチ3とダイ5の協働でワークWが折曲げ加工さ
れる。
【0030】図1を参照するに、上記の複数台のプレス
ブレーキ1が一列に並べられており、本実施の形態では
図1において左側から順に4台の第1〜第4プレスブレ
ーキ1a〜1dが設けられている。プレスブレーキ1は
2、3台でもあるいは4台以上でもよく、特に限定され
ない。
【0031】前記複数の各プレスブレーキ1の手前(図
1において下方)にはワークWを搬送する素材コンベア
15が設けられており、合計4つの第1〜第4素材コン
ベア15a〜15dが設置されている。これらの4つの
第1〜第4素材コンベア15a〜15dはワーク搬送方
向が同一のワーク搬送ライン上に一列に設けられてお
り、ワークWは前記4つの第1〜第4素材コンベア15
a〜15d上をワーク搬送方向(図1において左側から
右側の方向)へスムーズに搬送されるよう構成されてい
る。なお、各素材コンベア15は図3に示されているよ
うにコンベア駆動モータ17にギヤ機構19を介して一
方向へ回転駆動される。
【0032】また、前記複数の各プレスブレーキ1の近
くには各プレスブレーキ1で加工された製品を搬出する
ための製品コンベア21が設けられており、図1におい
ては第1と第2プレスブレーキ1a,1bの間に位置し
て第1製品コンベア21aが設けられ、第3と第4プレ
スブレーキ1c,1dの間に位置して第2製品コンベア
21bが設けられている。
【0033】前述した第1素材コンベア15aのワーク
搬送方向後方側(図1において左側)には、同一のワー
ク搬送ライン上に位置するワーク搬入用コンベア23が
設けられており、このワーク搬入用コンベア23の両側
方に隣接する位置には、板材又は切欠きや穴明け等の加
工が施された半製品等のワークWを積載した素材パレッ
ト25a,25bを載置するワーク搬入ステーション2
7が設けられている。
【0034】ワーク搬入ステーション27には、床面上
に設けたレール29が図1において左方向へ延伸して設
けられており、このレール29上を走行する台車31
a,31bに素材パレット25a,25bが載置されて
ワーク搬入ステーション27へ搬送される。
【0035】前記ワーク搬入ステーション27の上方に
は、図1及び図2に示されているように素材パレット2
5a,25bに積載されたワークWを一枚取りして前記
ワーク搬入用コンベア23に載置する一枚取りローダ3
3が設けられている。
【0036】より詳しくは、前記一枚取りローダ33は
図2に示されているように2つのワーク搬入ステーショ
ン27の上方にローダレール35が水平に跨設され、こ
のローダレール35にローダ37が往復動自在に設けら
れている。このローダ37にはモータ39が装着されて
おり、このモータ39によって回転されるピニオン41
がローダレール35に設けたラック43に噛合されてい
る。従って、ローダ37はモータ39が正逆回転するこ
とにより、ローダレール35に沿ってX軸方向に往復動
される。
【0037】また、前記ローダ37の下部には、ワーク
Wを吸着する吸着装置45が設けられている。この吸着
装置45はローダ37の下部に上下シリンダ47を介し
てストレッチ49が上下動自在に設けられ、このストレ
ッチ49に複数の吸着パッド51が垂設されている。
【0038】したがって、台車31の上の素材パレット
25a,25bに積載されたワークWの最上部の1枚の
ワークWが上下シリンダ47の作動により下降する吸着
パッド51により吸着されて、上下シリンダ47の作動
により吸着パッド51が上昇して下側の他のワークWか
ら分離され、この分離されたワークWはローダ37によ
りワーク搬入用コンベア23上へ移送される。再び上下
シリンダ47がワーク搬入用コンベア23の近くまで下
降してワークWが吸着パッド51から解放されてワーク
搬入用コンベア23上へ載置される。
【0039】なお、前述した実施の形態ではワーク搬入
用コンベア23の両側方に隣接する位置に2つの素材パ
レットを載置可能なワーク搬入ステーション27を設け
たが、一側方に1つの素材パレットを載置可能なワーク
搬入ステーション27を設けてもよい。
【0040】また、図1を参照するに、複数のマテハン
装置53が前記複数のプレスブレーキ1に対応して配設
されている。本実施の形態では、各第1〜第4素材コン
ベア15a〜15dを挟んで前記複数の各第1〜第4プ
レスブレーキ1a〜1dに対向する位置(図1において
各第1〜第4素材コンベア15a〜15dの下方側)に
第1〜第4マテハン装置53a〜53dが設けられてい
る。
【0041】より詳しくは、各マテハン装置53は図3
に示されているように床上に支柱55が設けられ、この
支柱55の上端には上下および左右方向に旋回自在なア
ーム57が設けられ、このアーム57は当該アーム57
の軸線方向に伸縮自在に設けられている。前記アーム5
7の先端には垂下桿59を介してワークWを吸着する吸
着装置61が設けられている。この吸着装置61は前記
垂下桿59の下端にストレッチ63が設けられ、このス
トレッチ63に複数の吸着パッド65が垂設されてい
る。
【0042】上記の構成により、例えば図1において上
方側のワーク搬入ステーション27には半製品Aが積載
された素材パレット25aが台車31a上に載置され、
図1において下方側のワーク搬入ステーション27には
半製品Bが積載された素材パレット25bが台車31b
上に載置されている。
【0043】前記半製品Aは第1又は第2プレスブレー
キ1a,1bで加工されるもので、前記半製品Bは第3
又は第4プレスブレーキ1c,1dで加工されるもので
ある。
【0044】一枚取りローダ33のローダ37がローダ
レール35を走行し、素材パレット25aの上方で吸着
パッド51が下降し、この吸着パッド51により素材パ
レット25a上の半製品Aが吸着パッド51により吸着
されて上昇して下側の他の半製品Aから分離される。こ
の分離された半製品Aはローダ37によりワーク搬入用
コンベア23上へ移送され、再び吸着パッド51が下降
して半製品Aがワーク搬入用コンベア23上へ載置され
る。
【0045】素材パレット25b上の半製品Bは、上記
の半製品Aのときと同様の作用で一枚取りローダ33の
吸着パッド51により吸着されワーク搬入用コンベア2
3上へ移送・載置される。
【0046】前述した半製品Aはワーク搬入用コンベア
23により第1素材コンベア15aへ搬送されると、第
1マテハン装置53aのアーム57が旋回して半製品A
が吸着装置61の吸着パッド65で吸着され持ち上げら
れる。前記アーム57が伸長して半製品Aが第1プレス
ブレーキ1aへ搬入され、折曲げ加工される。この第1
プレスブレーキ1aで加工された製品Aは第1マテハン
装置53aのアーム57の先端の吸着装置61の吸着パ
ッド65で吸着され持ち上げられ、次いで前記アーム5
7が旋回して前記吸着パッド65で吸着されている製品
Aが第1製品コンベア21a上に載置されて搬出され
る。
【0047】この間に、前述した半製品Bはワーク搬入
用コンベア23より第1及び第2素材コンベア15a,
15bを経て第3素材コンベア15cへ搬送されると、
第3マテハン装置53cのアーム57が旋回して前記半
製品Bが吸着装置61で持ち上げられて第3プレスブレ
ーキ1cへ搬入され折曲げ加工される。この第3プレス
ブレーキ1cで加工された製品Bは第3マテハン装置5
3cのアーム57の先端の吸着装置61の吸着パッド6
5で吸着され持ち上げられ、次いで前記アーム57が旋
回して前記吸着パッド65で吸着されている製品Bが第
2製品コンベア21b上に載置されて搬出される。
【0048】この間に、次の半製品A及び次の半製品B
は前述した半製品A及び半製品Bと同様に一枚取りロー
ダ33によりワーク搬入用コンベア23へ順に載置され
る。次の半製品Aはワーク搬入用コンベア23より搬送
され、第2素材コンベア15b上で第2マテハン装置5
3bにより第2プレスブレーキ1bへ搬入・折曲げ加工
され、製品Aが第1製品コンベア21aにより搬出され
る。次の半製品Bはワーク搬入用コンベア23より搬送
され、第4素材コンベア15d上で第4マテハン装置5
3dにより第4プレスブレーキ1dへ搬入・折曲げ加工
され、製品Bが第2製品コンベア21bにより搬出され
る。
【0049】以上のように各半製品A及び半製品Bがワ
ーク搬入用コンベア23より各第1〜第4素材コンベア
15a〜15dへ連続的に搬送されても複数の各第1〜
第4プレスブレーキ1a〜1dに対応する複数の各第1
〜第4マテハン装置53a〜53dにより効率よく各対
応する第1〜第4プレスブレーキ1a〜1dへ搬入・加
工・搬出される。
【0050】したがって、各半製品のワークWの待ち時
間が短くなるので、素材パレット25上のワークWの搬
入から搬出までの1つの製品加工のタクトタイムが短く
なると共に生産効率が向上する。
【0051】なお、ワーク搬入ステーション27に載置
するものが板材あるいは半製品の別に係わらず、またワ
ーク搬入ステーション27が1つあるいは2つであるこ
とに係わらず同様の作用、効果が得られる。
【0052】なお、前述した第1〜第4素材コンベア1
5a〜15dに換えて1つの長尺の素材コンベア15を
設けることもできるが、前述した実施の形態のように複
数の短尺の素材コンベア15で構成したとしても、この
複数の短尺の素材コンベア15を同一のワーク搬送ライ
ン上に一列に設けられるので、ワーク搬送ラインのワー
ク搬送方向後方側のワーク搬入用コンベア23から供給
されたワークWは複数の各プレスブレーキ1へ確実に搬
送される。
【0053】また、本発明のワーク搬出入装置の他の実
施の形態の例としては、図4に示されているように前述
した図1における素材コンベア15と同様な素材コンベ
ア67に対して製品コンベア69を並行して設けること
もできる。このときは、各第1〜第4マテハン装置53
a〜53dは素材コンベア67と製品コンベア69とを
挟んで各第1〜第4プレスブレーキ1a〜1dに対して
対向する位置に設けることができる。
【0054】なお、前記素材コンベア67としては1つ
の長尺の素材コンベアを設けることもできるが、前述し
た実施の形態の第1〜第4素材コンベア15a〜15d
のように複数の短尺の素材コンベアで構成してもよい。
【0055】以上の構成から、素材コンベア67と製品
コンベア69とが並行に設けられることにより、各マテ
ハン装置53のアーム57が移動して素材コンベア67
から対応する各プレスブレーキ1へワークWを搬入する
距離と各プレスブレーキ1から製品コンベア69へ製品
を搬出する距離とが短くなる。しかもアーム57はほと
んど旋回せずにアーム57の移動方向が一方向であるの
で、マテハン装置53による搬入・搬出が効率よく行な
われる。
【0056】また、本発明のワークW搬出入装置の他の
実施の形態としては、図5及び図6に示されているよう
に素材コンベア71はワーク搬送方向の一側に向かって
下方(図5,図6において右方)に傾斜して設けられ、
前記素材コンベア71の一側にワークWの一側縁を摺動
可能な突当て部73が設けられている。しかも、前記複
数の各第1〜第4プレスブレーキ1a〜1dの近くで素
材コンベア71上のワークWを停止するために、素材コ
ンベア71の上面に出没自在なワークストッパ75が各
第1〜第4プレスブレーキ1a〜1dに対応する位置に
設けられている。
【0057】上記構成から、素材コンベア71上のワー
クWは重力の作用で自然にワーク搬送方向の一側に向か
って移動し、ワークWの一側縁が突当て部73に摺接し
ながら搬送される。しかも素材コンベア71の上面に出
没自在なワークストッパ75により所望のプレスブレー
キ1の近くで停止されるので、ワークWの位置決めが行
われ、対応するマテハン装置53によりプレスブレーキ
1へ確実に搬入・加工・搬出される。
【0058】また、本発明のワークW搬出入装置の他の
実施の形態としては、図7に示されているようにワーク
搬入ステーション27及びワーク搬入用コンベア23及
び一枚取りローダ33は前述した図1の場合と同様であ
る。
【0059】前記ワーク搬入用コンベア23のワーク搬
送方向の前方には、可動素材コンベア77が旋回軸79
を中心にして前記ワーク搬入用コンベア23のワーク搬
送方向に対してほぼ90°の角度に旋回自在に設けられ
ている。この可動素材コンベア77が前記ワーク搬入用
コンベア23のワーク搬送方向と同一のワーク搬送ライ
ンに位置しているときに、前記可動素材コンベア77の
ワーク搬送方向の前方には同一のワーク搬送ライン上に
位置する第1素材コンベア81aが設けられている。こ
の第1素材コンベア81aを挟んで第1プレスブレーキ
1aと第1マテハン装置53aが対向して設けられてい
る。
【0060】前記可動素材コンベア77が前記ワーク搬
入用コンベア23のワーク搬送方向に対してほぼ90°
の角度に旋回されたときに、前記可動素材コンベア77
のワーク搬送方向前方には同一のワーク搬送ライン上に
位置する第2素材コンベア81bが設けられている。こ
の第2素材コンベア81bを挟んで第2プレスブレーキ
1bと第2マテハン装置53bが対向して設けられてい
る。
【0061】なお、前記第1、第2マテハン装置53
a,53bの近くには前記各第1、第2プレスブレーキ
1a,1bで加工された製品を搬出する製品コンベア
(図示省略)が設けられている。
【0062】上記構成から、ワーク搬入用コンベア23
に載置・搬送されるワークWは、前記可動素材コンベア
77の旋回動作により、第1素材コンベア81aと第2
素材コンベア81bのいずれかへ切り換えて搬送され、
第1、第2素材コンベア81a,81bのワーク搬送ラ
インに配置された複数の各プレスブレーキ1へ効率よく
確実に搬送される。他の作用、効果については前述した
図1のワーク搬出入装置と同様であり、第1、第2素材
コンベア81a,81b上にワークWが連続的に搬送さ
れても効率よく板材加工されるので、ワークWの待ち時
間が短くなり、各素材パレット上のワークWの搬入から
搬出までの1つの製品加工のタクトタイムが短くなると
共に生産効率が向上する。
【0063】なお、前記第1、第2素材コンベア81
a,81bの各ワーク搬送ラインには複数の板材加工機
を設けることもできる。これにより、エリアに応じて複
数の板材加工機を配置する場合、前記複数の各板材加工
機を第1、第2素材コンベア81a,81bの各ワーク
搬送ラインに設けることができる。
【0064】なお、この発明は前述した発明の実施の形
態の例に限定されることなく、適宜な変更を行うことに
よりその他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態では板材加工機としてベンダ等の曲げ機械を例にとっ
て説明したがパンチプレスその他の板材加工機であって
も構わない。
【0065】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態から理解
されるように、請求項1の発明によれば、複数の板材加
工機に対応する複数のマテハン装置により素材コンベア
上に搬送されるワークを効率よく各対応する板材加工機
へ搬入・加工・搬出できる。例えば素材コンベア上のワ
ークは1つのマテハン装置で持ち上げられて対応する1
つの板材加工機へ搬入し加工され、この加工された製品
が製品コンベアへ搬出されている間に、素材コンベア上
の他のワークは他のマテハン装置で持ち上げられて対応
する他の板材加工機へ搬入され加工されるので、素材コ
ンベア上にワークを連続的に載置し搬送しても、効率よ
く板材加工できる。
【0066】したがって、ワークの待ち時間が短くなる
ので、素材パレット上のワークの搬入から搬出までの1
つの製品加工のタクトタイムを短くできると共に生産効
率を向上できる。
【0067】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果とほぼ同様であり、複数の板材加工機を一列に並べ
たので、素材コンベア上のワークを効率よく確実に複数
の各板材加工機へ搬送できる。また、複数の板材加工機
に対応する複数のマテハン装置を設け、素材コンベアと
製品コンベアを別々に設けたので、素材コンベア上に搬
送されるワークを複数の各マテハン装置に対応する複数
の各板材加工機へ効率よく搬入・加工・搬出できる。
【0068】素材コンベア上のワークは1つのマテハン
装置で持ち上げられて対応する1つの板材加工機へ搬入
・加工・搬出されている間に、素材コンベア上の他のワ
ークは他のマテハン装置で持ち上げられて対応する他の
板材加工機へ搬入・加工・搬出されるので、素材コンベ
ア上にワークを連続的に載置し搬送しても、効率よく板
材加工できる。したがって、ワークの待ち時間が短くな
るので、素材パレット上のワークの搬入から搬出までの
1つの製品加工のタクトタイムを短くできると共に生産
効率を向上できる。
【0069】請求項3の発明によれば、複数の短尺の素
材コンベアを複数の各板材加工機に対応して設けたとし
ても、前記複数の短尺の素材コンベアを同一のワーク搬
送ライン上に一列に設けられるので、ワーク搬送ライン
のワーク搬送方向後方側から供給されたワークを複数の
各板材加工機へ確実に搬送できる。
【0070】請求項4の発明によれば、素材コンベア上
のワークは重力の作用で自然にワーク搬送方向の一側に
向かって移動し、ワークの一側縁が突当て部に摺動しな
がら搬送される。しかも出没自在なワークストッパによ
り所望の板材加工機の近くで停止されるので、ワークの
位置決めを行なうことができ、対応するマテハン装置に
より前記板材加工機へ確実に搬入・加工・搬出できる。
【0071】請求項5の発明によれば、各板材加工機で
加工された製品をマテハン装置により近くの製品コンベ
アへ容易に載置して搬出できる。
【0072】請求項6の発明によれば、素材コンベアと
製品コンベアとが並行に設けられることにより、素材コ
ンベアから板材加工機へワークを搬入する距離と板材加
工機から製品コンベアへ製品を搬出する距離とが短くな
るので、マテハン装置による搬入・搬出を効率よく行な
うことができる。
【0073】請求項7の発明によれば、請求項1記載の
効果とほぼ同様であり、前記ワーク搬入用コンベアと第
1素材コンベアとの間に旋回自在な可動素材コンベアを
設けたので、この可動素材コンベアの旋回動作により、
ワーク搬入用コンベアに載置・搬送されるワークを第1
素材コンベアと第2素材コンベアのいずれかへ切り換え
て搬送でき、第1、第2素材コンベアのワーク搬送ライ
ンに配置された複数の各板材加工機へ効率よく確実に搬
送できる。
【0074】また、複数の板材加工機に対応する複数の
マテハン装置を設け、素材コンベアと製品コンベアを別
々に設けたので、第1、第2素材コンベア上に搬送され
るワークを複数の各マテハン装置に対応する複数の各板
材加工機へ効率よく搬入・加工・搬出できる。
【0075】第1、第2素材コンベア上のワークは1つ
のマテハン装置で持ち上げられて対応する1つの板材加
工機へ搬入・加工・搬出されている間に、素材コンベア
上の他のワークは他のマテハン装置で持ち上げられて対
応する他の板材加工機へ搬入・加工・搬出されるので、
素材コンベア上にワークを連続的に載置し搬送しても、
効率よく板材加工できる。したがって、ワークの待ち時
間を短くでき、素材パレット上のワークの搬入から搬出
までの1つの製品加工のタクトタイムを短くできると共
に生産効率を向上できる。
【0076】請求項8の発明によれば、エリアに応じて
複数の板材加工機を配置する場合、前記複数の各板材加
工機を第1、第2素材コンベアの各ワーク搬送ラインに
設けることができ、しかもワークを前記複数の各板材加
工機へ確実に搬送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の例を示すもので、ワーク
搬出入装置の平面図である。
【図2】図1の矢視II−II線の断面図である。
【図3】図1の矢視III−III線の断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態の例を示すもので、ワ
ーク搬出入装置の平面図である。
【図5】本発明の実施の形態の例を示すもので、ワーク
搬出入装置の特に素材コンベアの平面図である。
【図6】図5の素材コンベアの正面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態の例を示すもので、ワ
ーク搬出入装置の平面図である。
【図8】従来例のワーク搬出入装置の平面図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ 1a,1b,1c,1d 第1〜第4プレスブレーキ 15 素材コンベア 15a,15b,15c,15d 第1〜第4素材コン
ベア 21 製品コンベア 21a,21b 第1、第2製品コンベア 23 ワーク搬入用コンベア 25 素材パレット 27 ワーク搬入ステーション 33 一枚取りローダ 45 吸着装置 51 吸着パッド 53 マテハン装置 53a,53b,53c,54d 第1〜第4マテハン
装置 73 突当て部 75 ワークストッパ 77 可動素材コンベア 81a 第1素材コンベア 81b 第2素材コンベア

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク搬入ステーションに載置された素
    材パレット上に積載されている板材又は半製品のワーク
    を1枚取りして素材コンベア上に載置し、この素材コン
    ベア上に載置されたワークを前記素材コンベアのワーク
    搬送ラインに隣接して設けられた複数の板材加工機の位
    置へ搬送し、前記複数の各板材加工機に対応する複数の
    マテハン装置により前記素材コンベア上のワークを持ち
    上げて各々対応する板材加工機へ搬入すると共にこの各
    板材加工機で加工された製品を製品コンベアに載置して
    搬出してなることを特徴とするワーク搬出入方法。
  2. 【請求項2】 一列に並べた複数の板材加工機と、 前記複数の板材加工機の近くへワークを搬送すべく直線
    状のワーク搬送ライン上に設けた素材コンベアと、 この素材コンベアのワーク搬送方向の後方端側に隣接し
    て設けられて板材又は半製品のワークを積載した素材パ
    レットを載置するワーク搬入ステーションと、 このワーク搬入ステーションの素材パレット上に積載さ
    れているワークを1枚取りして前記素材コンベア上に載
    置する一枚取りローダと、 前記複数の各板材加工機で加工された製品を搬出する製
    品コンベアと、 前記複数の各板材加工機に対応して設けられると共に前
    記素材コンベアで搬送されたワークを吸着する吸着装置
    を備えると共にこの吸着装置で吸着したワークを持ち上
    げて前記対応する各板材加工機へ搬入すると共にこの板
    材加工機で加工された製品を前記製品コンベアに載置し
    て搬出する複数のマテハン装置と、から構成してなるこ
    とを特徴とするワーク搬出入装置。
  3. 【請求項3】 前記素材コンベアを前記各板材加工機に
    対応して複数の短尺の素材コンベアで構成し、この複数
    の短尺の素材コンベアを同一のワーク搬送ライン上に一
    列に設けてなることを特徴とする請求項2記載のワーク
    搬出入装置。
  4. 【請求項4】 前記素材コンベアをワーク搬送方向の一
    側に向かって下方に傾斜して設けると共に前記素材コン
    ベアの一側にワークの一側縁を摺動可能な突当て部を設
    け、前記複数の各板材加工機の近くで素材コンベア上の
    ワークを位置決めして停止すべく素材コンベアの上面に
    出没自在なワークストッパを設けてなることを特徴とす
    る請求項2又は3記載のワーク搬出入装置。
  5. 【請求項5】 前記製品コンベアを前記複数のマテハン
    装置の間に設けると共に前記素材コンベアのワーク搬送
    方向に対してほぼ直交する方向に設けてなることを特徴
    とする請求項2,3又は4記載のワーク搬出入装置。
  6. 【請求項6】 前記素材コンベアと製品コンベアを並行
    に設けてなることを特徴とする請求項2、3又は4記載
    のワーク搬出入装置。
  7. 【請求項7】 板材又は半製品のワークを積載した素材
    パレットを載置するワーク搬入ステーションと、 このワーク搬入ステーションに隣接して設けられてワー
    クを搬送するワーク搬入用コンベアと、 前記ワーク搬入ステーションの素材パレット上に積載さ
    れているワークを1枚取りして前記ワーク搬入用コンベ
    ア上へ載置する一枚取りローダと、 前記ワーク搬入用コンベアのワーク搬送方向前方に設け
    られて板材加工機の近くへワークを搬送する第1素材コ
    ンベアと、 この第1素材コンベアと前記ワーク搬入用コンベアとの
    間に設けられ、前記ワーク搬入用コンベア及び第1素材
    コンベアのワーク搬送方向に対してほぼ直交してワーク
    を搬送すべく旋回自在な可動素材コンベアと、 この旋回された可動素材コンベアに連結可能に配置され
    ると共に他の板材加工機の近くへワークを搬送する第2
    素材コンベアと、 前記複数の各板材加工機で加工された製品を搬出する製
    品コンベアと、 前記複数の各板材加工機に対応して設けられると共に前
    記第1、第2素材コンベアで搬送されたワークを吸着す
    る吸着装置を備えると共にこの吸着装置で吸着したワー
    クを持ち上げて前記対応する各板材加工機へ搬入すると
    共にこの板材加工機で加工された製品を前記製品コンベ
    アに載置して搬出する複数のマテハン装置と、から構成
    してなることを特徴とするワーク搬出入装置。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2素材コンベアの各ワーク
    搬送ラインに複数の板材加工機を設けてなることを特徴
    とする請求項7記載のワーク搬出入装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103272959A (zh) * 2013-05-27 2013-09-04 嘉善永鑫紧固件有限公司 冲床安全自动接件装置
CN105562542A (zh) * 2014-10-24 2016-05-11 汉达精密电子(昆山)有限公司 冲床接料分料结构
CN107685099A (zh) * 2017-11-03 2018-02-13 盐城工学院 自动给料冲床生产线
CN115023401A (zh) * 2020-02-04 2022-09-06 平田机工株式会社 自动仓库单元以及自动仓库设备

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