JP2001113392A - 熱切断加工機における板材搬入搬出装置 - Google Patents

熱切断加工機における板材搬入搬出装置

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JP2001113392A
JP2001113392A JP29286299A JP29286299A JP2001113392A JP 2001113392 A JP2001113392 A JP 2001113392A JP 29286299 A JP29286299 A JP 29286299A JP 29286299 A JP29286299 A JP 29286299A JP 2001113392 A JP2001113392 A JP 2001113392A
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JP29286299A
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Yuji Araki
優二 荒木
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素材の供給、加工済み素材の搬出、製品とス
ケルトンとの分離、および製品の倉庫収納までを連続自
動運転可能な熱切断加工機における板材搬入搬出装置の
提供。 【解決手段】 熱切断加工機の加工テーブル19を立体
倉庫11最下段のパレット収納棚9L内へ進退自在に設
け、該最下段のパレット収納棚内の素材パレット5上の
素材Wおよび前記加工テーブル上の加工済み素材W’の
周辺部を吸着把持可能な吸着手段39を設け、該加工テ
ーブル上の素材の下方へ進退自在かつ昇降自在なフォー
ク51と、前記最下段のパレット収納棚内へ進退自在な
製品パレット35とを前記最下段のパレット収納棚に隣
接して設け、該製品パレットまたは素材パレットを昇降
保持可能な走行リフタ35を前記隣接位置と前記最下段
のパレット収納棚位置との間を移動自在に設け、前記素
材パレットの下へ進退自在のスクラップボックス36を
設けた熱切断加工機における板材搬入搬出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱切断加工機におけ
る板材搬入搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱切断加工機における板材搬入搬
出装置として、例えば、実公平4−3741号公報に
は、2軸光軸移動タイプのレーザ加工機(1)の加工ス
テーション(S)の両側に、パレットの搬送装置(3
3,35)を設けた例が開示されている。
【0003】上述の板材搬入搬出装置は、一側のパレッ
トの搬送装置(33)のパレット(9)にワーク(W)
を載置の後、加工ステーション(S)に搬入し、レーザ
加工機(1)でレーザ加工を実施している間に、他側の
パレットパレットの搬送装置(35)で加工ステーショ
ン(S)から搬出したパレット(9)上の製品を作業者
が取り出して、新たなワークWを載置するという段取り
を行うものである。
【0004】この板材搬入搬出装置によって、レーザ加
工機へのワークの供給および製品の搬出が自動化され、
またレーザ加工機の稼働率を向上させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の如き従来のレー
ザ加工に対する機板材搬入搬出装置においては、素材の
搬入と製品の搬出とを自動化し、また加工中に次の素材
搬入の段取りを実施することによりレーザ加工機の稼働
率を向上させる大きな効果があった。
【0006】しかし、作業者には、加工ステーション
(S)か搬出したパレット(9)上の素材から製品部分
とスケルトン(骨格残材)とを分離するという面倒な作
業が残っており、素材の搬入から製品の搬出および製品
とスケルトンの分別までの完全自動化とはなっていな
い。
【0007】本発明は上述の如き問題を解決するために
成されたものであり、本発明の課題は、素材の供給、加
工済み素材の搬出、加工済み素材から製品とスケルトン
(骨格残材)との分離、および分離した製品の倉庫収納
までの一連の工程が連続自動運転可能な熱切断加工機に
おける板材搬入搬出装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として請求項1に記載の熱切断加工機における板材搬入
搬出装置は、軌道上を移動可能な加工テーブルを備えた
熱切断加工機を多段立体倉庫に隣接して設け、前記熱切
断加工機の加工テーブルを前記多段立体倉庫最下段のパ
レット収納棚内へ進退自在に設け、前記最下段のパレッ
ト収納棚内へ搬入した素材パレット上の素材および前記
最下段のパレット収納棚内へ移動した前記加工テーブル
上の加工済み素材の周辺部を吸着把持可能な吸着手段を
昇降自在に設け、前記加工テーブルの素材支持面下方へ
進退自在かつ昇降自在なフォークと、前記最下段のパレ
ット収納棚内へ進退自在な製品パレットとを前記最下段
のパレット収納棚に隣接して設け、該製品パレットまた
は素材パレットを昇降保持可能な走行リフタを前記隣接
位置と前記最下段のパレット収納棚位置との間を移動自
在に設けると共に、前記最下段のパレット収納棚に搬入
した素材パレットの下方空間へスクラップボックスを進
退自在に設けたことを要旨とするものである。
【0009】請求項2に記載の熱切断加工機における板
材搬入搬出装置は、請求項1に記載の熱切断加工機にお
ける板材搬入搬出装置において、前記吸着手段は、吸着
パッドを格子状に配列してなる吸着手段において、前記
吸着パッドの一部を複数種の定尺素材の四辺または2辺
に対応する位置に配列し、該一部の吸着パッドを定尺素
材の種類に応じて個別に吸着制御可能に設けたことを要
旨とするものである。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0010】図1〜図4は本発明に係る熱切断加工機に
おける板材搬入搬出装置の説明図である。なお、図1は
板材搬入搬出装置1の正面図、図2および図3は図1の
右側面図と上面図である。
【0011】図1、図3に示すように、熱切断加工機と
してのレーザ加工機3の右側(図1、図3において右
側)には、板金材などの板状の素材Wを積載した素材パ
レット5を収納する収納棚9Wおよび製品Pを積載した
製品パレット7を収納する収納棚9Pを複数段備えた多
段立体倉庫11が設置してある。
【0012】前記レーザ加工機3は、いわゆる2軸光軸
移動タイプのレーザ加工機であって、レーザ加工機本体
13の前側に基台15を設け、この基台15上部のレー
ザ加工ステーションS1に素材Wを支持する多数のスキ
ッド板17を適当な間隔で配置したレーザ加工テーブル
19が配置してある。
【0013】上述のレーザ加工テーブル19は、レーザ
加工ステーションS1と、後に詳述する多段立体倉庫1
1の板材供給搬出ステーションS2との間に敷設した軌
道21上を走行自在に設けてある。なお、レーザ加工テ
ーブル19のサイズは前記多段立体倉庫11の素材パレ
ット5(または製品パレット7)とほぼ同サイズに設け
てあり、NC制御装置(図示省略)の制御の下に両ステ
ーション(S1、S2)間を往復自在に設けてある。
【0014】レーザ加工テーブル19の上方空間には、
レーザ加工機3からY軸方向(図3の上下方向)に水平
に延伸するアーム23が設けてある。このアーム23は
X軸方向(図3の左右方向)に移動位置決め自在に設け
てあり、さらにアーム23にはY軸方向に移動位置決め
自在、かつZ軸方向に昇降自在のレーザ加工ヘッド25
が設けてある。なおアーム23およびレーザ加工ヘッド
25の移動位置決め手段は公知であり、かつ本発明の要
旨に係わらないのでその説明を省略する。
【0015】上記構成のレーザ加工機3において、レー
ザ加工テーブル19のスキッド板17上に載置された素
材Wに対して、レーザ加工ヘッド25をX軸方向および
Y軸方向に移動すると同時にレーザ発振器(図示省略)
からのレーザビームを集光照射することにより所望のレ
ーザ加工を行うことができる。
【0016】さて、図1、図2に示すように、前記多段
立体倉庫11の最下段のパレット収容棚9Lには、素材
パレット5が軌道27上に移動可能に配置してある。こ
の軌道27は前記レーザ加工機3のY軸に平行に、かつ
最下段のパレット収容棚9L右方の製品パレット待避ス
テーションS3まで延伸して設けてあり、また、後述す
る多段立体倉庫11のエレベータ上に設けた軌道29に
接続可能である。
【0017】なお、上述の製品パレット待避ステーショ
ンS3は、多段立体倉庫11のエレベータ41と反対側
の位置に隣接して設けてある。また、軌道27および軌
道29は、前記レーザ加工テーブル19が走行する軌道
21に直交する方向に設けてある。
【0018】素材パレット5および製品パレット7に
は、前記軌道27および軌道29を走行するための走行
用の車輪31が設けてある。また、前記最下段のパレッ
ト収容棚9Lに素材パレット5が在るときには、製品パ
レット7は製品パレット待避ステーションS3に在る。
【0019】図2によく示されているように、前記最下
段のパレット収容棚9Lの下方には、前記軌道27に平
行な軌道33が製品パレット待避ステーションS3から
多段立体倉庫11のエレベータ41の下方位置まで延伸
して設けてある。
【0020】軌道33上には、素材パレット5または製
品パレット7を昇降させる車輪34を備えた自走式走行
リフタ35と自走式のスクラップボックス36とが移動
自在に設けてある。なお、スクラップボックス36は、
前記最下段のパレット収容棚9Lに配置された素材パレ
ット5の下と、前記エレベータ41の下との間を移動自
在であり、常時は素材パレット5の下方に位置してい
る。
【0021】前記最下段のパレット収容棚9Lに位置す
る素材パレット5または製品パレット7の上方空間に
は、枠組構造体38にバキュームパットまたはマグネッ
トなどの吸着パッド37を格子状に配列した吸着手段3
9が図示省略のシリンダにより昇降自在に設けてある。
【0022】図4は、上述の吸着パッド37の配列を示
したものであり、吸着パッド37の位置を4行6列の行
列Aij(i=1,2,3,4、j=1,2,…,6)で表して
ある。
【0023】例えば、3’×6’(914mm×1,829mm)の
定尺材のエリア内には、Aij(i=2,3,4,j=1,2,
3,4)の成分(A21,A22,A23,A24,A31,A32,
A33,A34,A41,A42,A43,A44)が含まれ、4’
×8’(1,219mm×2,438mm)の定尺材のエリア内には、
Aij(i=1,2,3,4、j=1,2,…,6 )の全成分が
含まれている。
【0024】上述の如く配列した吸着パッド37は、個
別に吸着操作を制御できる様に設けてあり、例えば、
3’×6’の定尺材全体を吸着把持する場合には、Aij
(i=1,2,3,4、j=1,2,…,6)の内、i=2,
3,4,、j=1,2,3,4 に位置する吸着パッド37(A
21,A22,A23,A24,A31,A32,A33,A34,A4
1,A42,A43,A44)のみを作動させる。
【0025】また、3’×6’定尺材において4辺の周
辺部のみを吸着把持したい場合には、上述の3’×6’
定尺材全体を吸着把持する場合において、A32,A33を
オフにすることにより内部(周辺部以外)を吸着しない
様にできる。また、2辺の周辺部のみを吸着把持させる
こともできる。
【0026】次に、4’×8’の定尺材全体を吸着把持
する場合には、Aij(i=1,2,3,4、j=1,2,…,
6)の全吸着パッド37を作動させる。また、4’×
8’定尺材において、4辺の周辺部のみを吸着把持した
い場合には、全吸着パッド37の内、A22,A23,A2
4,A25,およびA32,A33,A34,A35,をオフにす
ることにより内部(周辺部以外)を吸着しない様にでき
る。また、2辺の周辺部のみを吸着把持させることもで
きる。
【0027】なお、上述の定尺材以外の不定形の素材に
おいても、素材の形状に対応する位置の吸着パッド37
を使用することにより、効率的な吸着を行うことが可能
である。
【0028】前記最下段のパレット収容棚9Lに位置す
る素材パレット5(または製品パレット7)と吸着手段
39の間の空間には、前記レーザ加工テーブル19が出
入する板材供給搬出ステーションS2が設けてある。
【0029】なお、板材供給搬出ステーションS2と
は、素材パレット5からレーザ加工テーブル19へ素材
を供給する操作、加工済み素材W’から製品Pとスケル
トン(骨格残材)Sとを分離する操作、および分離した
製品Pとスケルトン(骨格残材)Sの搬出操作等を行う
ステーションを意味するものとする。
【0030】図2、図3によく示されるように、前記多
段立体倉庫11には、各段の収容棚9(W、P)に収納
した素材パレット5または製品パレット7を所望の棚へ
出し入れ可能な公知のエレベータ41が設けてある。
【0031】上述のエレベータ41は、前記製品パレッ
ト待避ステーションS3と反対側の側面(図2の左側)
に設けてある。また、図示省略のウインチなどの駆動手
段により、多段立体倉庫11の収容棚9(W、P)に沿
って上下動自在に設けてあり、かつ、素材パレット5や
製品パレット7に係脱自在のフックを備えた自走式のト
ラバーサ43がガイドレール45に沿ってY軸方向(図
2の左右方向、図3では上下方向)へ進退自在に設けて
ある。
【0032】製品パレット待避ステーションS3の上方
にはローダ47が設けてある。ローダ47は、前記レー
ザ加工機3のY軸と平行に、かつ水平に設けた2本のロ
ーダレール49に懸垂されており、図示省略の駆動手段
によって、板材供給搬出ステーションS2に位置するレ
ーザ加工テーブル19に対して接近離反自在に設けてあ
る。
【0033】ローダ47には、板材供給搬出ステーショ
ンS2に位置するレーザ加工テーブル19側に歯先を向
けたフォーク51がほぼ水平に設けてあり、またこのフ
ォーク51は図示省略のシリンダにより昇降自在に設け
てある。
【0034】なお、フォーク51の歯は、前記レーザ加
工テーブル19のスキッド板17の間に入る幅に設けて
あり、かつスキッド板17の配列ピッチに対してと半ピ
ッチずらして設けてある。また、フォーク51の昇降動
作は、レーザ加工テーブル19の素材支持面WLを中心
に適宜な上下ストロークが可能に設けてある。
【0035】上述のフォーク51の歯の長さは、レーザ
加工テーブル19のY軸方向の長さにほぼ等しく設けて
あり、ローダ47が製品パレット待避ステーションS3
の右端(図2において右端)に後退したとき、フォーク
51はレーザ加工テーブル19上から離脱可能となって
いる。
【0036】なお、本発明の板材搬入搬出装置が対象と
する熱切断加工機には、上述の実施の形態におけるレー
ザ加工機に代えて、例えば、プラズマ切断加工機を当て
ることもできる。
【0037】次に、上記構成の板材搬入搬出装置の動作
について、図5〜図14を参照しながら説明する。な
お、動作説明は素材Wのサイズが4’×8’(1,219mm
×2,438mm)の定尺材を扱う場合を例に説明する。
【0038】まず、これから加工する素材Wを積載した
素材パレット5を多段立体倉庫11の収納棚9Wからエ
レベータ41を使用して最下段のパレット収容棚9Lに
搬入し(図5の[1])、続いて吸着手段39を下降
(図5の[2])させて、素材パレット5から一番上の
素材Wを全吸着パッド37を作動させて吸着把持して持
ち上げ、素材パレット5上方空間に待機(図6の
[3])させると共に、素材パレット5をエレベータ4
1上へ待避(図6の[4])させる。
【0039】なお、上述の[1]〜[4]の動作中、製
品パレット7、走行リフタ35およびフォーク51は製
品パレット待避ステーションS3に、スクラップボック
ス36は最下段のパレット収容棚9Lへ搬入した素材パ
レット5の下に位置しており、レーザ加工機3では、こ
れから説明する工程によって先に搬入された素材Wが加
工中である。
【0040】次に、先に搬入した素材Wのレーザ加工が
完了したら、レーザ加工テーブル19を吸着手段39の
下方の板材供給搬出ステーションS2へ移動(図7の
[5])させ、続いて、ローダ47を作動させ、フォー
ク51をレーザ加工テーブル19のスキッド板17に支
持された加工済み素材W’の下に挿入(図8の[6])
し、若干上方に持ち上げて加工済み素材W’をすくい上
げる(図8の[7])。
【0041】なお、動作[6]に先立ち、フォーク51
の上面がレーザ加工テーブル19の素材支持面WLより
若干下降した状態にしてある。
【0042】続いて、フォーク51を前述の製品パレッ
ト待避ステーションS3に戻す(図9の[8])。その
後、レーザ加工テーブル19の上方空間に待機していた
吸着手段39の吸着パッド37を開放して、吸着してい
た素材Wをレーザ加工テーブル19上に載置(図9の
[9])する。次いで、レーザ加工テーブル19をレー
ザ加工機3のレーザ加工ステーションS1に戻し、レー
ザ加工を開始(図9の[10])する。
【0043】次いで、レーザ加工テーブル19をレーザ
加工ステーションS1に戻した後、加工済み素材W’を
素材支持面WLの若干上方の高さに保持した前記フォー
ク51を板材供給搬出ステーションS2に移動させる
(図10の[11])。続いて、スクラップボックス3
6をエレベータ41の下方に移動させる(図10の[1
2])と共に、走行リフタ35を上昇作動させて、製品
パレット7を持ち上げて製品パレット待避ステーション
S3から板材供給搬出ステーションS2に移動(図10
の[13])させる。
【0044】次いで、吸着手段39を下降させ、フォー
ク51上に保持している加工済み素材W’の周辺部(ス
ケルトン部分)のみを吸着パッド37に吸着把持(図1
1の[14])すると共に、製品パレット7を積載した
最上層の製品Pがフォーク51の直下に位置するように
上昇(図11の[15])させる。
【0045】なお、加工済み素材W’の周辺部(スケル
トン)のみを吸着把持する場合には、4行6列の格子状
に配列した吸着手段39の全吸着パッド37の内、A2
2,A23,A24,A25,およびA32,A33,A34,A3
5,に位置する吸着パッド37をオフにすることによ
り、加工済み素材W’の内側(製品部分)を吸着把持し
ない様にできる。
【0046】上述の状態において、フォーク51を後退
(図12の[16])させると、加工済み素材W’から
切断加工した製品Pのみが分離して下の製品パレット7
の上に落下積載される。このとき製品Pは、その外周が
スケルトンSの内周の厚み部分により止められるため、
フォーク51と共に持ち去られることはなく、フォーク
51が待避すると、製品Pは製品パレット7の上に垂直
に落下する。
【0047】最後に、製品パレット7とスクラップボッ
クス36とを元の位置に戻してから(図13の[17]
[18])、吸着手段39をスクラップボックス36の
直上まで下降(図13の[19])させ、吸着パッド3
7をオフにして、加工済み素材W’の周辺部(スケルト
ン部分)の吸着把持を開放して、スケルトンSをスクラ
ップボックス36内に落下させた後、元の位置まで上昇
させる(図14の[20])。
【0048】以後、次の加工用の素材を供給する場合、
動作[1]から動作[20]を繰り返す。
【0049】なお、素材パレット5をエレベータ41に
より、多段立体倉庫11の上部の空棚9Wへ返納した
後、製品パレット7を最下段のパレット収容棚9Lに移
動すれば、エレベータ41により多段立体倉庫11の上
部の空棚9Pへ収納することができる。
【0050】
【発明の効果】請求項1または請求項2の発明によれ
ば、素材の供給、加工済み素材の搬出、加工済み素材か
ら製品とスケルトン(骨格残材)との分離、および分離
した製品の倉庫収納までの一連の工程が連続自動運転可
能となる。
【0051】また、製品のみがパレットに集積できるの
で、次の工程へパレットをそのまま搬送することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材搬
入搬出装置の説明図(正面図)。
【図2】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材搬
入搬出装置の説明図(図1の右側面図)。
【図3】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材搬
入搬出装置の説明図(図1の上面図)。
【図4】本発明に係わる吸着手段の吸着パッドの配列お
よび吸着把持動作を説明する図。
【図5】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材搬
入搬出装置の動作説明図。
【図6】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材搬
入搬出装置の動作説明図。
【図7】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材搬
入搬出装置の動作説明図。
【図8】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材搬
入搬出装置の動作説明図。
【図9】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材搬
入搬出装置の動作説明図。
【図10】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材
搬入搬出装置の動作説明図。
【図11】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材
搬入搬出装置の動作説明図。
【図12】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材
搬入搬出装置の動作説明図。
【図13】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材
搬入搬出装置の動作説明図。
【図14】本発明に係わる熱切断加工装置に対する板材
搬入搬出装置の動作説明図。
【符号の説明】
1 板材搬入搬出装置 3 レーザ加工機 5 素材パレット 7 製品パレット 9L 最下段のパレット収容棚 9P、9W 収納棚 11 多段立体倉庫 13 レーザ加工機本体 15 基台 17 スキッド板 19 レーザ加工テーブル 21、27、29、33 軌道 23 アーム 25 レーザ加工ヘッド 31、34 車輪 35 走行リフタ 36 スクラップボックス 37 吸着パッド 38 枠組構造体 39 吸着手段 41 エレベータ 43 トラバーサ 45 ガイドレール 47 ローダ 49 ローダレール 51 フォーク P 製品 S スケルトン(骨格残材) S1 レーザ加工ステーション S2 板材供給搬出ステーション S3 製品パレット待避ステーション W 素材 W’ 加工済み素材 WL 素材支持面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道上を移動可能な加工テーブルを備え
    た熱切断加工機を多段立体倉庫に隣接して設け、前記熱
    切断加工機の加工テーブルを前記多段立体倉庫最下段の
    パレット収納棚内へ進退自在に設け、前記最下段のパレ
    ット収納棚内へ搬入した素材パレット上の素材および前
    記最下段のパレット収納棚内へ移動した前記加工テーブ
    ル上の加工済み素材の周辺部を吸着把持可能な吸着手段
    を昇降自在に設け、前記加工テーブルの素材支持面下方
    へ進退自在かつ昇降自在なフォークと、前記最下段のパ
    レット収納棚内へ進退自在な製品パレットとを前記最下
    段のパレット収納棚に隣接して設け、該製品パレットま
    たは素材パレットを昇降保持可能な走行リフタを前記隣
    接位置と前記最下段のパレット収納棚位置との間を移動
    自在に設けると共に、前記最下段のパレット収納棚に搬
    入した素材パレットの下方空間へスクラップボックスを
    進退自在に設けたことを特徴とする熱切断加工機におけ
    る板材搬入搬出装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着手段は、吸着パッドを格子状に
    配列してなる吸着手段において、前記吸着パッドの一部
    を複数種の定尺素材の四辺または2辺に対応する位置に
    配列し、該一部の吸着パッドを定尺素材の種類に応じて
    個別に吸着制御可能に設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の熱切断加工機における板材搬入搬出装置。
JP29286299A 1999-10-14 1999-10-14 熱切断加工機における板材搬入搬出装置 Pending JP2001113392A (ja)

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