JP6063660B2 - 保護板載置方法及び同方法に使用する製品搬出装置 - Google Patents

保護板載置方法及び同方法に使用する製品搬出装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えばタレットパンチプレスなどのごときパンチプレスやレーザ切断加工機などの板材加工機によって加工された板状の製品を、前記板材加工機から搬出して製品集積部に集積するときに、製品集積部における製品上に、例えば段ボールなどのごとき保護板を載置する方法及び同方法に使用する製品搬出装置に関する。
従来、例えばパンチプレスやレーザ切断加工機などの板材加工機によって加工された板状の製品を前記板材加工機から搬出して、製品集積部に集積するとき、重ね合せによる傷を防止するために、製品集積部に搬出した板状の製品上に、例えば段ボールなどのごとき保護板を載置することが行われることがあった。
ところで、板材加工機における一側には、板材加工機に対して板状のワークの搬入、加工された製品の搬出を行う搬入、搬出装置が配置される。そして、この搬入、搬出装置によって、板材加工機に対しての板材の搬入、製品の搬出が自動的に行われている。そこで、上記搬入、搬出装置によって段ボールなどのごとき保護材を、製品集積部の製品上へ自動的に移送し載置することも考えられる。なお、板材加工機に対して板材の搬入、製品の搬出を行う搬入、搬出装置には、板状のワークを載置したパレットや製品を載置した製品パレットを出入自在なパレット収納棚を複数段備え、かつ各パレット収納棚に対してパレットの出入を行うエレベータ装置を上下動自在に備えた形式の装置もある。
特開2010−214420号公報 特開2001−122437号公報
前記特許文献1には、板材加工機に対して当該板材加工機の一側方から板状のワークの供給を行い、板材加工機によって加工された製品を前記一側方へ搬出する形式の搬入搬出装置が記載されていると共に、板材加工機の一側方からワークの供給を行い、板材加工機の他側方へ製品の搬出を行う形式の搬入搬出装置が記載されている。しかし、搬出した製品に対して保護板を載置することに関する記載はない。
前記特許文献2には、コイルから切断されたシートを、シートパイリング装置において積層するとき、パレット上に段ボール、保護板を敷設した後、複数枚の製品(ブリキシート)を積層し、最上部に段ボールを載置することが記載されている。しかし、各製品の間に段ボールを介在させることの記載はない。
ところで、前述したように、搬入搬出装置を利用して、製品集積部へ製品が集積される毎に保護板を自動的に製品上へ移送し載置しようとするとする場合、製品集積部の面積に対応した保護板及び当該保護板の集積部が必要である。したがって、保護板集積部から保護板を1枚取りして製品集積部へ移送するための1枚取り移送装置が必要であり、構成が複雑化すると共に、保護板集積部が必要であり、省スペース化を図る上において問題がある。
また、パレットを出入自在なパレット収納棚を複数段備えると共にエレベータ装置を備えた構成においては、素材パレット上に積層してある板状のワークの1枚取りを行う1枚取り装置を、保護板の1枚取りにも使用することになる。この場合、素材パレットと、保護板を積層したパレットとを、パレット収納棚から交互に取り出して、前記1枚取り装置に対応した位置へ交互に位置決めし、板材加工機へ供給するワークの1枚取りと、板材加工機において加工された製品上へ載置する保護板の1枚取りとを交互に行うことになる。
したがって、1枚取り装置の位置に対するパレットを入れ替えるための動作時間が長くなり、板材加工機の稼働率を低下することがある。
本発明は、前述のごとき従来の問題に鑑みてなされたもので、板材加工機によって加工された板状の製品上に保護板を載置する方法であって、前記板材加工機によって加工された製品を製品集積部へ搬出自在な製品搬出手段によって製品を前記製品集積部へ搬出した後、前記製品搬出手段の移動経路に対応して配置した保護板集積部から、前記製品集積部へ搬出された製品上へ前記製品搬出手段によって数枚の保護板を搬送し、前記製品集積部へ搬出され、かつ互いに隣接して配置された複数の製品に亘って、前記保護板集積部から複数の保護板を個別に搬送して載置することを特徴とするものである。
また、前記保護板載置方法において、前記製品集積部へ搬出して配置された製品の搬送方向であるX軸方向の配置範囲に対応して保護板の必要枚数を求め、この求められた枚数の保護板を、前記配置範囲における基準位置を基準として配置することを特徴とするものである。
また、前記保護板載置方法において、前記製品搬出手段の移動経路に対応して配置した保護板集積部から、前記製品集積部へ搬出された前記製品上へ前記製品搬出手段によって適数枚の保護板を搬送載置する際、製品サイズ又は製品配置範囲に対応して予め設定されている適数枚の保護板を、前記製品上へ搬送載置することを特徴とするものである。
また、板材加工機によって加工された板状の製品を搬出する製品搬出装置であって、前記板材加工機から製品集積部へ製品を搬出するために往復動自在に備えられた製品搬出手段を備えると共に、前記製品集積部の製品上へ搬送される複数の保護板を積層して備えた保護板供給部を、前記製品搬出手段の移動経路に対応して備え、当該保護板供給部の最上部の保護板を吸着自在な保護板吸着手段を、前記製品搬出手段に備え、前記製品集積部に配置された製品のX軸方向の寸法又はX軸方向の配置範囲、前記保護板のX軸方向の寸法、複数の保護板を配置するときの各保護板間のX軸方向の間隔寸法、前記保護板に対する製品のX軸方向への許容突出寸法に基づいて、前記保護板の必要枚数及び配置位置を演算する演算手段と、当該演算手段の演算結果に基づいて前記製品搬出手段に動作指令を出力するための動作指令出力手段と、を備えていることを特徴とするものである。
また、前記製品搬出装置において、前記保護板供給部は、前記製品搬出手段の移動範囲の下方位置であって、前記板材加工機と前記製品集積部との間、又は前記製品集積部を間にして前記板材加工機の反対側に備えられていることを特徴とするするものである。
また、前記製品搬出装置において、前記製品搬出手段は、製品を搬送するための製品吸着搬送部と保護板を搬送するための保護板搬送部とを別個に備えていることを特徴とするものである。
また、前記製品搬出装置において、前記製品搬出手段による製品搬出動作及び保護板搬送動作を制御する搬送動作制御手段を備えており、この搬送動作制御手段は、前記製品集積部へ搬出された製品のX軸方向の製品サイズ又はX軸方向の配置範囲に対応して前記製品上へ配置すべき保護板の枚数を予め記憶した保護板枚数メモリと、製品サイズ又はX軸方向の配置範囲に対応して前記保護板枚数メモリを検索する検索手段と、当該検索手段によって検索された適数枚の保護板の配置位置を演算するための演算手段と、前記演算手段の演算結果に基いて前記製品搬出手段に動作指令を出力するための動作指令出力手段と、を備えていることを特徴とするものである。
本発明によれば、板材加工機において加工された製品を製品集積部へ搬出するための搬出手段によって、保護板供給部から製品集積部の製品上へ保護板を移送し載置することができる。また、省スペース化を図ることができる。
本発明の実施形態に係る板材加工機と製品搬出装置と保護板集積部との関係を概念的、概略的に示した正面説明図である。 本発明の実施形態に係る板材加工機と製品搬出装置と保護板集積部との関係を概念的、概略的に示した平面説明図である。 製品搬出手段の全体的構成を概念的、概略的に示した斜視説明図である。 製品搬出手段の全体的構成を概念的、概略的に示した斜視説明図である。 製品搬出手段の全体的構成を概念的、概略的に示した斜視説明図である。 製品集積部に整列配置した製品上に保護板を載置する構成を概念的、概略的に示す作用説明図である。 X軸方向の配置範囲に配置した複数の製品上に保護板を配置した説明図である。 機能ブロック図である。 製品の大きさに対応して複数の保護板を配置した配置例を示す説明図である。 機能ブロック図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明するに、板材加工機1としての、例えばタレットパンチプレスなどのごときパンチプレスやレーザ切断加工機は周知の構成である。また、前記板材加工機1に対して板状のワークを供給し、前記板材加工機1において加工された板状の製品を製品集積部へ搬出する製品の搬入搬出装置3も既によく知られた構成である。
ところで、板材加工機1に対して板状のワークの搬入を行うワーク搬入装置を板材加工機の一側方に配置し、板材加工機1において加工された製品の搬出を行う製品搬出装置を板材加工機の他側方に別個に配置する構成もある。しかし、板材加工機1において加工された製品を板材加工機1から搬出する機能に着目すれば、前記搬入搬出装置3も他側方に別個に配置した製品搬出装置も同一機能を奏するものである。したがって、以後の説明においては、前記搬入搬出装置3は一種の製品搬出装置を構成するものとして説明する。
ところで、図1、2に例示した板材加工機1としてのパンチプレスの構成は公知であるから、パンチプレスの構成についての詳細な説明は省略する。また、前記製品搬出装置(搬入搬出装置)3の全体的構成は、例えば前記特許文献1に記載されているように公知の構成であるが、理解を容易にするために、概略的に説明する。前記製品搬出装置3は、既によく知られているように、板材加工機1によって加工された板状の製品を集積する製品集積部5を備えており、この製品集積部5の上方位置から前記板材加工機1におけるテーブル1Tの上方位置に亘ってX軸方向に長いガイドレール7が備えられている。このガイドレール7は、前記板材加工機1から前記製品集積部5へ製品を搬出する製品搬出手段9が往復移動する移動経路を構成するものである。
前記板材加工機1において加工された製品を、前記製品搬出手段9によって前記製品集積部5へ搬出して集積すると、製品の下面に生じたバリなどによって既に集積されている製品の表面(上面)に微小な傷等を与えることがある。したがって、製品集積部5に搬出された製品上に、例えば段ボールなどの保護板を載置した後に、次の新しい製品を載置することが行われている。このように、製品集積部5上の製品上に保護板を載置する場合、従来は前記製品集積部5上の製品を全体的に覆うべく大きな保護板を集積しておくための大スペースが必要であると共に、集積してある保護板を1枚取りするための1枚取り装置が必要であった。
そこで、本実施形態においては、前記板材加工機1と製品搬出装置3との間の中間位置11A又は前記製品集積部5を間にして前記板材加工機1の反対側の位置11Bには、前記製品集積部5のX軸方向の寸法よりもX軸方向の寸法が小さな複数の保護板13を集積した保護板集積部15を備えている。前記保護板集積部15は、前記製品搬出手段9が往復移動する移動経路に対応した下方位置に配置してある。より詳細には、前記保護板集積部15は、前記中間位置11A又は前記反対側の位置11Bの一方又は両方において上下動可能かつ移動可能なリフターテーブルなどのごとき支持テーブル17によって構成してある。
前記支持テーブル17において、例えば流体圧シリンダなどのごとき上下動用アクチュエータの作動によって上下動可能な昇降テーブル19上には、例えば段ボールなどのごとき前記保護板13が複数枚積載してある。そして、前記昇降テーブル19は、最上部の保護板13を、例えば光学センサ等のごとき適宜のセンサによって検出することにより、最上部の保護板13の高さ位置を常に一定高さ位置に保持すべく、制御手段(図示省略)の制御の下に高さ位置の調節が行われるものである。ここで、前記保護板13のX軸方向の寸法は前記製品集積部5のX軸方向の寸法よりも小さなものであり、前記製品集積部5において製品を集積する全面積の数分の1の大きさである。したがって、保護板集積部15のX軸方向の寸法は、製品集積部5のX軸方向の寸法に比較して小さなものであり、省スペース化を図ることができるものである。
前記製品搬出装置3における前記製品搬出手段9は、前記板材加工機1において加工された製品を前記製品集積部5へ搬出する機能と、前記保護板集積部15に集積されている保護板13を製品集積部5に搬出された製品上へ搬送載置する機能とを有するものであって、次のように構成してある。すなわち、図3に概念的、概略的に示すように、前記製品搬出手段9は、H形鋼から構成されている前記ガイドレール7における下部フランジ7Fに往復動自在に案内支持される移動フレーム21を備えている。
前記移動フレーム21には、前記下部フランジ7Fを上下から転動自在に挟持する複数対の挟持ローラ23が回転自在に備えられていると共に、前記下部フランジ7Fを水平方向から転動自在に挟持する複数対の挟持ローラ25が回転自在に備えられている。さらに、前記移動フレーム21には、当該移動フレーム21をガイドレール7に沿って移動し位置決めするサーボモータMが備えられている。そして、このサーボモータMの出力軸に連動連結して備えられたピニオン27は、前記ガイドレール7に沿って備えられたラック(図示省略)に噛合してある。したがって、前記サーボモータMを制御装置(図示省略)の制御の下に回転制御することにより、前記移動フレーム21をガイドレール7に沿ってX軸方向に往復移動することができると共に、所望位置に位置決めすることができるものである。
前記移動フレーム21の前記板材加工機1側には、例えば流体圧シリンダなどのごとき上下動用アクチュエータ29(図5参照)によって上下動される昇降フレーム31が上下動可能に備えられている。そして、この昇降フレーム31には、前記板材加工機1におけるテーブル1T上における製品を吸着保持自在な複数のバキュームパッドなどのごとき吸着保持手段33が備えられている。また、前記昇降フレーム31のY軸方向の一側には、ワークの原点位置決めを行うための原点位置決め装置34が備えられている。
すなわち、前記昇降フレーム31におけるY軸方向の一側には、X、Y軸方向に対して傾斜した方向へ往復動自在な流体圧シリンダなどからなる原点位置決め用アクチュエータ35(図5参照)が備えられており、この原点位置決め用アクチュエータ35によって往復動される往復作動部材37には、ワークの端縁付近を吸着自在な複数のバキュームパッド39が備えられている。
前記原点位置決め装置34は、板材加工機1におけるテーブル1T上へ搬入されたワークの端縁付近をバキュームパッド39によって吸着し、X、Y軸方向に対して傾斜方向へ引き寄せること、又は押圧移動することにより、ワークの一辺を、前記板材加工機1に備えられ、Y軸方向の原点位置に位置するワーククランプ1C(図2参照)に当接されると共に、前記一辺に対して直交する他辺を、X軸方向の原点位置においてテーブル1Tに出没自在に備えられた位置決めピンPに当接させて、板材加工機1のテーブル1T上においてワークの原点位置決めを行う作用をなすものである。
前記移動フレーム21において前記板材加工機1から離れた側には、前記昇降フレーム31と対向した形態に支持フレーム41が備えられている。そして、この支持フレーム41には、前記保護板集積部15に集積されている最上部の前記保護板13を吸着自在なバキュームパッド43が流体圧シリンダ等の上下動用アクチュエータによって上下動可能に備えられている。また、前記支持フレーム41には、保護板13の吸着を行うと共に前記原点位置決め装置34と同様に機能するバキュームパッド45(図5参照)が備えられている。
すなわち、前記支持フレーム41におけるY軸方向の一側に備えたブラケット47には流体圧シリンダなどのごとき上下動用アクチュエータ49が備えられており、この上下動用アクチュエータ49によって上下動されるピストンロッドなどのごとき上下作動部材(図示省略)には、前記原点位置決め用アクチュエータ35と同様に、X、Y軸方向に傾斜した往復動用アクチュエータ51が備えられている。そして、この往復動用アクチュエータ51によって往復動される往復作動部材53に前記バキュームパッド45が備えられている。
したがって、前記バキュームパッド45は、前記バキュームパッド43と協働して保護板13を吸着することができると共に、前記原点位置決め装置34によってワークの原点位置決めを行うとき、例えばワークが大きい場合には、X,Y軸方向に傾斜した方向へワークを移動するために補助的に使用することができるものである。
前記支持フレーム41において、前記昇降フレーム31と対向したX軸方向の対向面には上下方向のガイド部材55(図4参照)が備えられており、このガイド部材55には、流体圧シリンダなどのごとき上下動用アクチュエータ(図示省略)によって上下動されるところのY軸方向に長い昇降ビーム57が上下動可能に備えられている。そして、この昇降ビーム57には複数のワーククランプ59がY軸方向に適宜間隔に備えられている。
上記ワーククランプ59は、従来の一般的な搬入搬出装置3と同様に、前記製品集積部5の位置に、製品集積用パレット(図示省略)に代えてワーク供給パレット(図示省略)を位置決めして、板材加工機1に対して板状のワークの供給を行うときに、ワークの一端縁をクランプしてワークの供給を行うと共に、前記ワーククランプ59は、前記製品集積部5の位置にスケルトン用パレット(図示省略)を位置決めしたときには、前記板材加工機1上のスケルトンの一端縁をクランプして板材加工機1から搬出する作用を行うものである。
なお、板材加工機1の一側に搬入搬出装置3を配置し、この搬入搬出装置3に往復動自在に備えたワーククランプ59によって、板材加工機1に対してワークの供給を行うと共に、板材加工機1上のスケルトンの搬出を行う構成は、既によく知られた構成であるから、ワーククランプ59によってワークの供給、スケルトンの搬出を行う構成についての詳細な説明は省略する。
さて、以上のごとき構成において、板材加工機1において板状のワークに打抜き加工などの加工が行われ、板状の大きなワークから適宜形状寸法の製品WB(図6参照)が切断分離される。そして、製品WBが切断分離されると、図6に概念的、概略的に示すように、製品集積部5に位置決めされている製品集積用パレット61上に、製品搬出手段9によって製品WBの搬出が行われる。そして、前記製品集積用パレット61上に複数の製品WBが適宜に配置される。
上述のように、前記製品集積用パレット61上に複数の製品WBが載置されると、前記製品搬出手段9に備えたバキュームパッド43によって、保護板集積部15から製品集積用パレット61上へ保護板13を吸着搬送することが繰り返される。この際、前記保護板13は、前記製品集積用パレット61に比較して小さなものであるから、製品集積用パレット61上に適宜に整列配置されている複数の製品WBに亘って載置されるものである。
上述のように、製品集積用パレット61上へ複数の製品WBを整列配置することと、複数の製品WBに亘って複数の保護板13を載置することとを交互に繰り返すことにより、前記製品集積用パレット61上に、製品WBに擦り傷等を付与することなく複数層に積層することができるものである。
前述のごとき説明から理解されるように、保護板集積部15は、板材加工機1から製品集積部5へ製品WBの搬出(搬送)を行う製品搬出手段9の移動経路に対応した位置に配置されており、かつ保護板集積部15には、製品集積部5に配置される製品集積用パレット61に比較して小面積の保護板13が積層されているものである。したがって、前記製品集積部5から製品搬出手段9が退避した退避位置に対応した反対側の位置11Bに保護板13を載置した支持テーブル17を配置した構成とすることができ、省スペース化を図ることができるものである。
そして、板材加工機1上から製品集積部5へ製品WBの搬出を行う製品搬出手段9を、保護板集積部15から製品集積部5における製品WB上へ保護板13を搬送するための搬送手段に兼用するものであるから、全体的構成の簡素化を図ることができるものである。
ところで、前記説明においては、前記反対側の位置11Bであって、前記製品搬出手段9が製品集積部5から退避する退避位置に対応した位置に保護板集積部15を配置した構成の場合について説明した。しかし、保護板集積部15は、前記中間位置11A、すなわち、板材加工機1においてワークの打抜き加工などの加工を行っているときに、切断分離された製品WBを搬出するために製品搬出手段9が待機している待機位置に対応して配置することも可能である。
なお、保護板集積部15は、前記中間位置11A又は前記反対側の位置11Bの少なくとも一方に配置しても、また中間位置11Aと反対側の位置11Bの両方に配置してもよいものである。位置11A,11Bの両方に保護板集積部15を配置した構成においてはより多くの保護板13を予め集積しておくことができ、補充回数を少なくすることができる。
ところで、パンチプレスやレーザ加工機などの板材加工機においては、板状のワークとして定尺材の大きなワークをそのまま製品とする場合や、大きなワークから適宜大きさの製品を切断分離する場合もある。また、適宜大きさの端材をワークとして使用する場合がある。上記いずれの場合であっても、板材加工機によって適宜形状、寸法の製品を切断加工するものであるから、切断加工された製品の形状、寸法及び板材加工機上における位置は、前記板材加工機においては既知である。
そして、前記吸着保持手段33によって、ワークから切断分離された製品を吸着保持して板材加工機から搬出する場合、前記吸着保持手段33による製品の吸着位置は既知である。また、適数の製品を、製品集積部5に位置決めされた製品集積用パレット61上へ搬送配置するときの、各製品の配置位置は、予め定めてあるので、製品搬出装置3の制御装置(図示省略)において既知である。したがって、図7に示すように、製品集積用パレット61上に複数の製品WBを配置したときのX軸方向の配置範囲(配置領域)Cは、各製品WBの形状、寸法及び配置位置に基づいて容易に求めることができる。
前述のごとく製品集積用パレット61上に適数の製品WBを載置配置した後に、前記製品WB上に適数枚の保護板13を配置するために、前記製品搬出装置3における前記製品搬出手段9による保護板13の搬送動作を制御するための搬送動作制御装置63(図8参照)が備えられている。この搬送動作制御装置63は、例えばコンピュータから構成してあって、CPU65、入力手段67、固有値メモリ69、演算手段71及び動作指令出力手段73が備えられている。
前記入力手段67からは、製品WBの製品情報及び製品集積用パレット61上に各製品WBを配置するための集積範囲情報が入力される。前記製品情報は、各製品WBの形状、寸法であり、前記集積範囲情報は、各製品WBを配置するX軸方向の範囲である。
前記固有値メモリ69には、前記保護板13のX軸方向の幅寸法D、複数の保護板13をX軸方向に適宜間隔で配置するときの間隔寸法E、前記保護板13から各製品WBがX軸方向へ突出する場合の許容突出寸法F及び各製品WBを配置するときの基準位置Gが格納されている。前記基準位置Gは、前記製品集積用パレット61のX軸方向の予め設定されている一端側の基準位置、他端側の基準位置及びセンター基準位置などである。
前記演算手段71は、前記入力手段67から配置すべき各製品WBの製品情報及び集積範囲情報X1,X2が入力されると、集積範囲(配置範囲)C(C=X2−X1)内に各製品WBを配置するための演算処理(ネスティング処理)を行う。そして、このネスティング処理演算結果と、前記固有値メモリ69に格納されている保護板13の幅寸法D、各保護板13の間隔寸法E、許容突出寸法Fに基づいて、必要な保護板13の枚数Bが演算される。ここで、図7を参照すると、C=2F+B・D+E(B−1)の式に基づいて保護板13の枚数が演算される。保護板13の枚数を演算する際、小数点以下は切り捨てる。なお、C≦2F+Dのときには、保護板13の枚数は1枚になるものである。
上述のように、演算手段71によって保護板13の枚数が演算されると、前記集積範囲Cに対して保護板13を配置するために、前記動作指令出力手段73から製品搬出手段9へ動作指令が出力される。そして、前記製品搬出手段9の動作によって、配置範囲(集積範囲)に配置されている各製品WB上に保護板13の搬送、載置が演算結果のとおりに行われることになる。
なお、製品集積用パレット61上に、図9(A),(B)に示すように、製品WBの搬送方向であるX軸方向の幅寸法が比較的大きな製品WBを集積するような場合には、製品集積用パレット61のX軸方向の中心CLに対して製品WBの同方向の中心が一致するようにセンター振分け的に搬送し載置することがある。この場合、製品WBのサイズに対応して製品WBの下又は上に搬送載置する保護板13もセンター振分け的に配置することが望ましいものである。
上述のように、製品集積用パレット61上に製品WBを搬送しセンター振分け的に載置し、かつ製品WBの大きさに対応して適数枚の保護板13をセンター振分け的に配置するために、前記製品搬出装置3における前記製品搬出手段9による製品WBの搬出動作及び保護板13の搬送動作を制御するための搬送動作制御手段(搬送動作制御装置)75(図10参照)を備える。この搬送動作制御装置75はコンピュータから構成してあって、CPU77、RAM79、ROM81及び入力手段83を備えている。
さらに、前記搬送動作制御装置75は、前記製品集積用パレット61のX軸方向の中心位置を予め格納した中心位置メモリ85を備えると共に、大きな製品WBの製品サイズに対応して当該製品WB上へ配置すべき保護板13の枚数を予め格納(記憶)した保護板枚数メモリ87を備えている。この保護板枚数メモリ87は、製品WBのX軸方向の寸法がAmm〜Bmmの場合は1枚、Bmm+1mm〜Cmmの場合は2枚、Cmm+1mm〜Dmmの場合は3枚、Dmm+1mm〜Emmの場合は4枚、Emm+1mm〜Fmmの場合は5枚などのように、製品WBの寸法又は製品WBの配置範囲Cに対応して配置すべき保護板13の枚数が予め格納してある。なお、複数枚の保護板13を配置する場合の、各保護板13のスペース寸法Sは予め一定に設定してあり、スペースメモリ89に格納されている。なお、このスペースメモリ89には、前記保護板13のX軸方向の寸法値Dも格納されている。
また、前記搬送動作制御装置75には、前記入力手段83から入力された製品WBのX軸方向の製品サイズ又は配置範囲に対応して前記保護板枚数メモリ87を検索する検索手段91が備えられていると共に、演算手段93が備えられている。この演算手段93は、前記製品WBの製品サイズ又は配置範囲に対応して、当該製品WB又は配置範囲のX軸方向の中心位置を製品集積用パレット61の中心CLに一致させるべく、製品WBの搬送位置を演算する機能と、前記検索手段91によって検索した複数の保護板13を等間隔Sでもってセンター振分け的に配置する位置を演算する機能とを有するものである。さらに、前記搬送動作制御装置75には、前記演算手段93の演算結果に基いて前記製品搬出手段9に対して動作指令を出力するための動作指令出力手段95が備えられている。
以上のごとき構成において、板材加工機1においてX軸方向の幅寸法が大きな製品WBの加工が行われ、板材加工機1における制御装置(図示省略)から入力手段83を介して搬送動作制御装置75へ製品WBのX軸方向の製品サイズ又は配置範囲が入力されると、製品WB又は配置範囲のX軸方向の中心位置が演算手段93によって演算される。そして、中心位置メモリ85に格納されている製品集積用パレット61のX軸方向の中心位置と製品WB又は配置範囲の中心位置とを一致させるべく、板材加工機1上から製品集積用パレット61上へ搬送し載置するときの搬送位置が演算手段93によって演算される。
また、前述のごとく、製品WBのX軸方向の製品サイズが入力されると、前記検索手段91によって保護板枚数メモリ87の検索が行われ、製品WBの製品サイズ又は配置範囲に対応した保護板13の枚数が検索される。そして、検索した保護板13の枚数をスペース寸法Sでもって等間隔に、かつセンター振分け的に配置する各保護板13の搬送配置位置が、保護板13のX軸方向の寸法Dを参照して演算手段93によって演算される。なお、保護板13の枚数が1枚の場合には、製品集積用パレット61の中心位置に保護板13の中心が一致するように配置位置が演算されるものである。
前述のように、製品集積用パレット61に対する製品WBの搬送載置位置及び保護板13の搬送載置位置が演算されると、この演算結果のとおりに製品WBを搬送し載置すると共に保護板13を搬送し載置すべく前記動作指令出力手段95から製品搬出手段9へ動作指令が出力される。そして、前記製品搬出手段9の動作によって、製品WB及び保護板13の搬送、載置が演算結果のとおりに行われるものである。
以上のごとき説明より理解されるように、保護板13のX軸方向の幅寸法が小さい場合であっても、製品WBの大きさ又は配置範囲に対応して保護板13を適数枚配置することができる。したがって、保護板13を予め集積しておくための保護板集積部15の占有面積を抑制することができ、省スペース化を図ることができるものである。
1 板材加工機
3 搬入搬出装置(製品搬出装置)
5 製品集積部
7 ガイドレール
9 製品搬出手段
11A 中間位置
11B 反対側の位置
13 保護板
15 保護板集積部
17 支持テーブル
19 昇降テーブル
21 移動フレーム
33 吸着保持手段
34 原点位置決め装置
39,43,45 バキュームパッド
57 昇降ビーム
59 ワーククランプ
61 製品集積用パレット
63,75 搬送動作制御手段(搬送動作制御装置)

Claims (7)

  1. 板材加工機によって加工された板状の製品上に保護板を載置する方法であって、前記板材加工機によって加工された製品を製品集積部へ搬出自在な製品搬出手段によって製品を前記製品集積部へ搬出した後、前記製品搬出手段の移動経路に対応して配置した保護板集積部から、前記製品集積部へ搬出された製品上へ前記製品搬出手段によって適数枚の保護板を搬送し、前記製品集積部へ搬出され、かつ互いに隣接して配置された複数の製品に亘って、前記保護板集積部から複数の保護板を個別に搬送して載置することを特徴とする保護板載置方法。
  2. 請求項1に記載の保護板載置方法において、前記製品集積部へ搬出して配置された製品の搬送方向であるX軸方向の配置範囲に対応して保護板の必要枚数を求め、この求められた枚数の保護板を、前記配置範囲における基準位置を基準として配置することを特徴とする保護板載置方法。
  3. 請求項1又は2に記載の保護板載置方法において、前記製品搬出手段の移動経路に対応して配置した保護板集積部から、前記製品集積部へ搬出された前記製品上へ前記製品搬出手段によって適数枚の保護板を搬送載置する際、製品サイズ又は製品配置範囲に対応して予め設定されている適数枚の保護板を、前記製品上へ搬送載置することを特徴とする保護板載置方法。
  4. 板材加工機によって加工された板状の製品を搬出する製品搬出装置であって、前記板材加工機から製品集積部へ製品を搬出するために往復動自在に備えられた製品搬出手段を備えると共に、前記製品集積部の製品上へ搬送される複数の保護板を積層して備えた保護板供給部を、前記製品搬出手段の移動経路に対応して備え、当該保護板供給部の最上部の保護板を吸着自在な保護板吸着手段を、前記製品搬出手段に備え、前記製品集積部に配置された製品のX軸方向の寸法又はX軸方向の配置範囲、前記保護板のX軸方向の寸法、複数の保護板を配置するときの各保護板間のX軸方向の間隔寸法、前記保護板に対する製品のX軸方向への許容突出寸法に基づいて、前記保護板の必要枚数及び配置位置を演算する演算手段と、当該演算手段の演算結果に基づいて前記製品搬出手段に動作指令を出力するための動作指令出力手段と、を備えていることを特徴とする製品搬出装置。
  5. 請求項4に記載の製品搬出装置において、前記保護板供給部は、前記製品搬出手段の移動範囲の下方位置であって、前記板材加工機と前記製品集積部との間、又は前記製品集積部を間にして前記板材加工機の反対側に備えられていることを特徴とする製品搬出装置。
  6. 請求項4又は5に記載の製品搬出装置において、前記製品搬出手段は、製品を搬送するための製品吸着搬送部と保護板を搬送するための保護板搬送部とを別個に備えていることを特徴とする製品搬出装置。
  7. 請求項4,5又は6に記載の製品搬出装置において、前記製品搬出手段による製品搬出動作及び保護板搬送動作を制御する搬送動作制御手段を備えており、この搬送動作制御手段は、前記製品集積部へ搬出された製品のX軸方向の製品サイズ又はX軸方向の配置範囲に対応して前記製品上へ配置すべき保護板の枚数を予め記憶した保護板枚数メモリと、製品サイズ又はX軸方向の配置範囲に対応して前記保護板枚数メモリを検索する検索手段と、当該検索手段によって検索された適数枚の保護板の配置位置を演算するための演算手段と、前記演算手段の演算結果に基いて前記製品搬出手段に動作指令を出力するための動作指令出力手段と、を備えていることを特徴とする製品搬出装置。
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